無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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主文。控訴人らの控訴をいずれも棄却する。控訴費用は控訴人らの負担とする。

12月議会が閉会するのを待っていたかのように、一昨日(12月21日)午後1時10分、東京高裁424号法廷で一つの裁判の判決がありました。

私の旧ブログへの読者の書き込みが自分たちの名誉棄損に当たり、それを放置したお前を訴える、という裁判。被告は私、原告は矢野・朝木議員であり、今年6月29日に東京地裁立川支部で原告敗訴の判決が下り、両氏がこれを不服として控訴していたものです。
1審の際にさせていただいたご報告はコチラです。

控訴審判決「第3 当裁判所の判断」では、1点を加える他は原判決(1審)の通りであるからこれを引用する、とし、司法は今回もまた彼らの主張を全面的に斥ける決定を行いました。

両氏はどんなに負けても最高裁まで続けることが圧倒的に多いので、まだ数か月は終わりということにはならないだろうと思います。しかし、憲法上の疑義でも生じない限り、裁判所が彼らの上告を取り扱う可能性は小さいと考えられます。思えば4年余り、3件抱えることになった裁判による争いはこれをもって実質的に幕を下ろすことになると思われます。
ただ、この裁判もそうでしたが、え?そんなところからそんな視点で裁判を起こすのか!?と絶句するようなことをこれまで重ねてきた彼らですので、油断はできません。

10月4日に一度だけ開かれた今回の控訴審の弁論の場で、裁判長が第一声「お互いに議員ですよね。議会でおやりになればいいんじゃないでしょうか?」と言われた通り、そろそろ本来のフィールドでの仕事に没頭しませんか、という気分です。

これまでご支援くださった皆さま、本当にありがとうございました。

それでは、短いですが判決をスキャンアップいたします。




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【2011/12/23 12:10】 | 裁判日記
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私の以前のブログに読者の方から寄せられたコメントをめぐって、矢野穂積・朝木直子両市議に一昨年11月に名誉棄損で訴えられた裁判の判決が、一昨日(29日)に東京地裁立川支部407号法廷で言い渡されました。

「主文
原告らの請求をいずれも棄却する。
訴訟費用は原告らの負担とする。」

市川正巳裁判長の声が響きわたりました。

これまで心配してくださり、エールを送ってくださった皆さん、どうもありがとうございました。
これまでの数多の例を見る限り、彼らは負けようがなんだろうが3審(最高裁)までやり続けるようですし、そうすることで人々の記憶から薄れていくことを狙っているかのようです。
残念ながらまだまだ終わりは見えませんが、ひと区切りついたことは間違いありません。
本当にありがとうございました。

それでは39ページに及ぶ判決文のうち、主文が書かれている1ページ目と、裁判所の判断が示されている26ページ以降について、画像と文章を掲載いたします。

尚、請願を提出した市民の方と、当時紹介議員になった薄井さんと私が、同じく矢野・朝木両市議から名誉棄損で訴えられた通称「請願つぶし裁判」は、最高裁が彼らの上告を受理しないことを正式決定したため、彼らの敗訴が確定いたしました。あわせて、ご支援、ご心配いただいた皆々様にお礼申し上げます。

では、私が被告の裁判、判決書です。
判決文1ページ目

27ページ 第3 当裁判所の判断

28ページ

29ページ

30ページ

31ページ

32ページ

33ページ

34ページ

35ページ


第3 当裁判所の判断
1 争点(1)ア(被告ブログ掲示板へのプロバイダ責任制限法の適用の有無)について
 (1) プロバイダ責任制限法2条3号にいう特定電気通信役務提供者とは、特定電気通信設備を設置又は所有している者である必要はなく、特定電気通信設備を他人の通信のように使用させていれば足りると解される。
 (2) 争いのない事実等(2)によれば、被告は特定電気通信役務提供者に当たるから、原告らは、本件たまこ投稿及び本件メープル投稿について、本件ブログ掲示板の開設者である被告に対し、名誉毀損による損害賠償を求めるためには、プロバイダ責任制限法の要件の該当性を主張しなければならない。
 (3) 原告らは、(a)当該情報の送信を防止するための措置を採り、かつ、(b)発信者情報を開示する対応を採ることができることが、プロバイダ責任制限法が適用されるために必要である旨主張する。
 しかし、特定電気通信役務提供者であるために、これらの対応を採ることができることが要件であると解することはできない(「…という対応をとることが可能な場合があるため…」(乙1の5頁14行参照))。
 仮に、これらの対応を採ることが要件であると解しても、被告ブログ掲示板においても、本件ペガサス投稿におけるように投稿を削除する方法により、上記(a)の送信防止措置を採ることができると認められるし、IPアドレスの開示(争いのない事実等(2)ウ)により、上記(b)の発信者情報の開示をすることができる。
 したがって、原告のこの点の主張は、採用することができない。

2 争点(1)イ(本件ペガサス修正投稿へのプロバイダ責任制限法の適用の有無)について
 (1) 本件ペガサス修正投稿は、被告が「ペガサス」とのハンドルネームを使用する者の投稿を修正した上、被告の名で被告ブログ掲示板に掲載したものであるが(争いのない事実等(3)エ(ア))、弁論の全趣旨によれば、被告がそのような修正をしたのは、本件ペガサス投稿中に存在した差別的用語の部分(「一読しただけで」に続く部分)を削除するためであったことが認められる。
 (2) 被告が差別的用語の部分を削除するために、本件ペガサス修正投稿の形にした旨を淡々と説明しただけであれば、本件ペガサス修正投稿をもって、プロバイダ責任制限法3条1項ただし書(「当該関係役務提供者が当該権利を侵害した情報の発信者である場合」)には当たらないと解することに困難はない。
 本件では、被告が「お気持ちはわかりすぎるほどわかるつもりです。」と付け加えた点が、本件ペガサス修正投稿をプロバイダ責任制限法3条1項ただし書に該当させる可能性を生じさせる。しかし、本件ペガサス修正投稿全体を一般の読者の普通の注意と読み方により読めば、「お気持ちはわかりすぎるほどわかるつもりです。」との部分は、飽くまで削除した差別的用語の部分について述べているものであり、サイコパスを追加した部分について述べたものとは受けとめられないものと認められる。
 (3) したがって、本件ペガサス修正投稿は、本件ペガサス投稿の差別的用語の部分を削除するためにそのような形態を採ったものであり、プロバイダ責任制限法3条1項の適用上、被告ブログ掲示板の管理者である被告が発信者となる場合には当たらないというべきである。

3 争点(3)(プロバイダ責任制限法3条1項の要件充足の有無)について
 (1) 本件たまこ投稿
 ア 本件たまこ投稿(争いのない事実等(3)イ)は、原告らがパーソナリティ障害等の障害を有するとの事実を表明するものと認められる。
 イ この点につき、被告は、原告らの人間像につき、中傷的に投稿者の意見を述べているにすぎない旨主張する。
 確かに、パーソナリティ障害は、「基本的には病気でなく障害である」「個々人の持っている「性格と呼ばれる特徴」が先鋭化し(たもの)」「人格障害は一種の「性格」であるとも言える」(争いのない事実等(7)ア)と捉えられていることからすると、性格を論評することとパーソナリティ障害等であることを指摘することとの間には、さほど差がないのではないかとも考えられるが、パーソナリティ障害は、精神病ではないとはいえ、精神医学で取り扱われ、治療の対象となっているものであるから(同(7)ア)、その指摘が名誉毀損となるか否かの観点からは、やはり病気の一種であり、その指摘は事実の表明と認めるべきである。
 (2) 本件メープル投稿
 本件メープル投稿は、本件たまこ投稿のパーソナリティ障害等との指摘に同意し、さらに、「草の根の人たちは、病気なんです。」と付言しているが(争いのない事実等(3)ウ)、上記(1)で説示した精神医学におけるパーソナリティ障害等の取扱いを考慮すると、上記「病気」の付加は、原告らが病気の一種であるパーソナリティ障害等を有するとの事実を表明したものと認めるべきである。
 (3) 本件ペガサス修正投稿
 本件ペガサス修正投稿は、本件たまこ投稿のパーソナリティ障害等との指摘に同意し、さらに、「たまこさんが挙げておられる心理学上の分類に「サイコパス」も追加させてください。」と付言しているが(争いのない事実等(3)エ)、サイコパスが人格障害とほぼ同義と解されていること(同(7)オ)からすると、本件たまこ投稿と同様に、原告らがパーソナリティ障害等を有するとの事実を表明するものと認められる。
 (4) プロバイダ責任制限法3条1項1号又は2号該当性
 ア(ア) 原告らは、本件3投稿は、投稿内容自体から、当該特定電気通信による情報の流通によって他人の権利が侵害されていることを「知っていたとき」(同法3条1項1号)又は「知ることができたと認めるに足りる相当の理由があるとき」(同項2号)に該当する旨主張する。
 (イ)しかしながら、プロバイダ責任制限法3条1項の適用に当たっては、名誉毀損における真実性及び相当性についても、損害賠償の請求者において、当該特定電気通信役務提供者が真実性及び相当性が存在しないことを知っていたか(1号)、知ることができたと認めるに足りる相当の理由があること(2号)を立証する必要があると解される(したがって、投稿者自身は、真実性又は相当性の立証ができないために敗訴する場合でも、特定電気通信役務提供者は同法3条1項1号又は2号の要件を満たさないとして勝訴することは、当然あり得る。)。
 被告ブログ掲示板の管理者である被告につき、同法3条1項1号又は2号に該当する事由があったと認めることはできない。かえって、後記イ~オに説示するとおり、原告らにはパーソナリティ障害等であることを疑わせるそれなりの言動及び行動があったものであるから、被告が本件3投稿を削除した平成21年11月20日までに(争いのない事実等(5))、同法3条1項1号又は2号の要件が満たされたものと認めることは、到底できない。
 イ(ア)証拠(乙25~33)及び弁論の全趣旨によれば、原告らは、次のとおり、東村山市民新聞、東村山市民新聞インターネット版及び多摩レイクサイドFM等で、被告及び薄井議員や他の同僚議員等の批判を繰り返し行ってきたことが認められる。
〔1〕東村山市民新聞No84 1997年6月(乙25)
 「飛んで火に入る夏の虫?」「『真犯人の指紋のついたTシャツのビニールカバーを保管もしないで、なぜ物的証拠もなしに朝木議員をTシャツ万引きの犯人扱いしたの』と指摘した本紙を女洋品店店主が提訴。本人尋問ができ、逆に手間省け。」
〔2〕東村山新聞No118 2001年2月(乙26)
 「…95年7月16日夜に、暴漢に襲われて前歯をおるなどの重傷を負った事件で…創価より裁判官はこの事実をわざと無視。」
 「『この人ほんとに議員?』」「…公明党所属の山川昌子市議。…質問に立って、いきなり『常勤特別職は何人いるのか?』と発言した。…これを知らなかった山川市議は、何と六年目の市議だ。」
〔3〕東村山新聞No148 2006年9月(乙27)
 「…佐藤真和・東村山市議に公選法違反の疑惑が発覚した。…二五日、市民オンブズマンが日野市の自宅前で次娘と一緒に買い物を終え、レジ袋を両手に提げた佐藤『市議』を直撃、本人に確認したところ『週に半分は東村山に行っている』と事実を認めた。」
〔4〕東村山新聞No152 2006年10月(乙28)
 「他市の行政に口出しするまえに、公選法の違反の責任とって辞職を」「『出稼ぎ』市議の無責任ぶり」
〔5〕東村山新聞No153 2006年12月(乙29)
 「地方議員は選挙区内で生活していなければ詐偽登録罪で失職なのです。」「公選法違反容疑の佐藤市議、進退極まる!」
〔6〕東村山新聞No154 2007年1月(乙30)
 「…佐藤市議、自分の公選法違反容疑…が深まっている中、市長そして与党・公明との関係という新たな疑惑が噴出した格好だ。」
〔7〕東村山市民新聞No155 2007年2月(乙31)
 「佐藤まさたか『市議』に、一般市民から痛烈な批判」「『佐藤さん、ウソをついてはいけません』」
〔8〕東村山市民新聞No165 2010年6月(乙32)
 「市議の任期開始後も、ネット上に超セクハラ満載の動画に実名で登場」「『薄井(市議)はエロキャスター』裁判所も断定!」「現市長支持の『セクハラ市議』をかばった現市長、またも汚点」
〔9〕多摩レイクサイドFM 2006年12月6日放送(乙33)
 「佐藤真和市議が、えー、公選法違反となることを知りながらですね、えー、あえて、えー、日野市に住んでいるにもかかわらず、生活しているにもかかわらず、家族4人の生活があったにもかかわらず、えー、日野市じゃなくて、えー、東村山市からですね、の市議会議員に立候補したという、まさに公選法違反そのものにあたると思いますが…早く辞職することを潔い態度をとることをおすすめしたいと思います。」
 (イ)原告らが、昭和63年12月から平成22年7月までの間において、争点(2)の被告の主張エ(イ)〔1〕~〔20〕のとおり、同僚議員、その支持者、裁判官、I事件の被告、T事件の原告等を批判していることは、原告らにおいて明らかに争わないからこれを自白したものとみなす。
 これらの批判にどの程度根拠があったかについては、後記ウで検討する一部を除き、本件訴訟では十分な証拠が提出されていないが、その批判に当たり使用された文言及び回数については、例えば「ピーマン議員」「アホキピーマン」「心身症」「失語症」「ハエ男」「足の長さが足りなくて」「常軌を超える偏執」「偏執症?!」のように、口汚く(一部は、差別的でさえある。)、激烈であり、執拗であるとの批判が当てはまるものである。
 ウ(ア)原告らが当事者となった訴訟事件で、同被告の主張エ(ウ)a~dの判決(手を結ぶ市民のニュース事件第一審判決、超党派でつくる新聞事件第一審判決、I事件第一審判決、T事件控訴審判決)がされ、それらの判決は確定したことは、当事者間に争いがない。
 (イ)これらの判決の中で、手を結ぶ市民のニュース事件第一審判決は、「原告矢野は物事を自分本位に解釈する、また、自分の憶測を理屈づけるとの論評及び本訴記事4の一人の異常と思える人間との論評の前提となる事実は相応の根拠があるということができる。」「原告矢野は訴訟を計画し、これをもって時には脅し、執拗なまでに実行するとの論評の前提となる事実は相応の根拠がある」「そして、パラノイアに関する論評は、上記各論評を前提にしたものであることからすると、表現自体はやや穏当さを欠くものであるが、当該論評の前提たる事実もまた相応の根拠があると認められる。」と判示した。
 エ(ア)他方、同原告らの主張エ(エ)の判決(第1次月刊タイムス事件第一審判決、第1次月刊タイムス事件控訴審判決、東村山の闇事件控訴審判決)がされ、それらの判決は確定したことは、当事者間に争いがない。
 (イ)第1次月刊タイムス事件第一審判決は、I事件第一審判決が指摘するとおり、原告矢野が証拠による裏付けがいささか弱いような事案であるにもかかわらず、訴えを提起したことがあったことは認めたが、昭和50年以降、数十件もの損害賠償請求や住民監査請求の訴えを提起し、勝訴したものもあることを認定し、結局、原告矢野がさしたる法律的根拠もなく民事訴訟を提起する人物であるとの事実は認められないと判断した。
 (ウ)a 第1次月刊タイムス事件控訴審判決は、原告矢野がさしたる根拠もなく訴訟を提起する人物であると信じたことに相当の理由があったか否かを検討し、〔1〕当該事件における被告が挙げるI事件、〔2〕超党派でつくる新聞事件における被告の尋問結果、〔3〕T事件におけるTに対する原告矢野の言動についての原告Tの本人尋問結果は、いずれも平成10年から12年にかけて行われたものであり、問題となった雑誌が出版された平成8年よりも後であるから、当該事件の被告らの相当性判断の基礎とはなり得ないと判断した。
 b しかし、平成19年にされた本件3投稿を問題とする本件訴訟においては、上記3つの根拠は、相当性判断の根拠として使用できるものである。
 (エ)a 東村山の闇事件控訴審判決は、明代死亡事件について、原告らがその著作物でした本件各記述中にはやや過激な表現も含まれているが、その内容はあくまでそれなりの根拠を示して警察及び捜査の責任者であった千葉副署長の捜査や広報のあり方を批判するというものであったのであるから、これが人身攻撃に当たり、意見ないし論評の域を逸脱したものとは認められないというべきであるとして、原告らに対する請求を棄却した。
 b 原告らは、東村山の闇事件控訴審判決はT事件控訴審判決の判旨を否定している旨主張するが、「控訴人ら(注・原告ら)において、本件窃盗被疑事件について明代が犯人でないことをうかがわせる証拠があると信ずるについて相当の理由がないとはいえない」として、警察の捜査や広報のあり方についての批判が名誉毀損にならないこと(東村山の闇事件控訴審判決)から直ちに、私人である「被控訴人(注・T)が創価学会や公明党と共謀の上、本件万引き事件をねつ造して故明代を罪に陥れようとしたとの事実」を「真実と信ずるについて相当の理由があった」ことにはならないものであるから(T事件控訴審判決)、上記原告らの主張は理由がない。
 オ(ア)意見ないし論評を表明する自由が民主主義社会において不可欠な表現の自由の根幹を構成するものであり、不法行為法上違法とならないことと、不法行為法上は違法ではない意見を表明した者が公選の公務員としてふさわしいか否かを判断するために、そのような意見表明がどの程度の根拠を有してされたか、その際の表現方法が過激なものかについて論評することは、別問題である。
 (イ)a この観点から上記イ~エの事実を検討すると、原告らの言動及び行動には、監査請求等による成果など馴れ合いに陥りがちな地方自治体の運営に市民の視点から活を入れるものがあったと評価できるものがあるが(前記エ(イ)及び甲9の1・2)、I事件の提訴、Tに対する攻撃など根拠が不十分なままされたものも混在していたものである。公選の公務員としての適格性を有するか否かを判断するに当たっては、不当な訴訟上の請求の存在は、それが多くの訴訟上の請求の全部ではない場合であっても、当然批判の対象となるものである。
 b また、他者に対する批判につき正当な根拠を有する場合であったとしても、表現方法における口汚さ、過激さ及び執拗さは、公選の公務員としての適格性を判断するに当たって当然考慮されるべき事項であるが、原告らには、表現方法の点で、厳しい批判を受けてもやむをえない点があったものである。


4 差止請求について
 争いのない事実等(5)のとおり、被告は、被告ブログ掲示板から本件3投稿を削除したが、この削除が本件訴訟が係属したため一時的にされたものであり、本件訴訟の結果次第では再び掲載されるおそれがあるとの事情も認められないから、本件3投稿の削除(送信防止)を求める原告らの請求は、この観点からも理由がない。

5 結論
 以上によれば、原告らの請求は、いずれも理由がないから棄却することし、主文のとおり判決する。



東京地方裁判所立川支部民事第3部
裁判官 市川正巳


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【2011/07/01 15:42】 | 裁判日記
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選挙を控えたちょうど4年前の今頃、矢野・朝木議員らによって「公選法違反」「詐偽登録罪」「越境通勤市議」「出稼ぎ市議」などと繰り返し攻撃、宣伝され、4月の当選後も「当選取り消し裁判」などを起されました。
朝木議員は当時家族が暮らしていた日野のマンションに早朝や深夜にカメラ片手にしょっちゅう張り込み、ベランダの洗濯物の写真を撮られたり、電気メーターを調べられたり。
まだ小学生だった次女などは怖くて家から出るのをいやがるようにもなりました。

その後、彼らの請求は棄却され、私の当選は確定。
あまりの陰湿な攻撃を許せず、私は平成20年6月4日に彼らと宣伝媒体である多摩レイクサイドFM理事長を名誉毀損で提訴しました。

あれから2年半。
1月24日に判決言い渡しがあり、私の請求は棄却されました。

要旨を言えば、
1.矢野・朝木らが「佐藤の生活の本拠は東村山市内になかった」等とした主張を認めるに足りる証拠はないので、矢野・朝木の行為が違法性を欠くということはできない。
2.しかし、矢野・朝木らがそう信じたことには相当の理由があるというべきである。
3.市議会議員の公選法違反に関するものだから、公益を図る目的であったと認められる。


ということでした。
彼らの主張に真実性はない。
しかしそう信じたことは仕方ない。
市議に対する公選法違反という主張だから公益性がある。

正直言って、「そう信じたことは仕方ない」という点については言いたいことがあります。
私の家族にまで及んだ彼らの執拗な個人攻撃については、今でも断じて許し難いと思っています。
過去にも彼らは様々な形で、対象者を精神的に追い込むということを重ねてきてますので、なおさらです。

しかし、あれから4年。
怖い思いをした娘たちも私も、前を向いて一日一日生きています。
やるべきことは山ほどあり、傷ついた思いを抱えていた娘たちも今では「あんな人たちを相手にするだけ時間とエネルギーの無駄だよ」と笑って話すほどに成長しました。

過去の一瞬や一時に向かって何年も十何年も焦点を当て続けて徹底的に争う、などということは、普通の人間にはできないことだということも、裁判を起こしてみてよくわかりました。
裁判を通じて学んだことも山ほどありますし、出会えた人たちも大勢います。

おかげさまで私は様々な次のステージで多くの方たちと頑張らせてもらっています。

彼らの行状を許したわけではありませんが、この件については、いったん矛を収めよう。
そう結論を出しました。

支えてくださった方たちの中には、控訴をして徹底的に闘うべきだ、ひっくりかえせる余地はかなりある、と言って励ましてくださる方もいらっしゃり、申し訳なく思っています。

ここまで支えてくださった皆さま、どうもありがとうございました。
さ、次、次、という心境ですので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


それでは、判決文には実際どう書いてあるのか。
お時間のある方はぜひ読んでみてください。



27ページ及ぶ判決文後半に裁判所としての判断が出てきます。
19ページ「第3.争点に対する判断」「3.真実性と相当性」では、以下のように書かれています。
私として一番異論があるのは、実は本筋のところ以上に、最後の最後に出てくる「被告らが原告に対して個人的な害意を抱いているとは認められない」というところです。害意以外、何があるのか…(苦笑)
では、長くなりますが、ご覧いただければ幸いです。



(1)真実性について

ア.被告ら(※矢野・朝木・理事長)は、平成15年1月17日の本件転入届の時点で、原告の生活の本拠は東村山市内にはなかったと主張するが、これを認めるに足りる証拠ははない。
かえって、上記認定の事実経過のとおり、原告(※佐藤)は、妻と2人の娘とともに、従前は日野市のジュネス賢105号室で生活していたところ、平成11年に東村山市の本件保育所の非常勤職員となり、平成13年ころには正職員となったが、平成14年ころ、妻との間で別居を前提とした話し合いをする状況となり、他方、その頃から東村山市の保育所問題に関する住民運動に関わるようになって、本件保育所の施設長である土屋と相談の上、もともと本件保育所の園舎の一部建て替えのために賃借していたサンシティハイツ2の101を生活の本拠とするようになり、以後も東村山市内を転居しながら市議会議員を務めていたが、妻子が骨折した際や、子供らに対する父親としての義務を果たすために、妻子が居住する日野氏の居宅にも、PTA活動など必要な際には戻るという生活を続けていたものであり、19年選挙の際の原告の住所が東村山市にあったことは東村山市選挙管理委員会の調査においても認定されて裁判上も確定しており、平成22年3月30日からは原告は東村山市廻田町の現住所で妻子と同居していることが認められる。

イ.これに対し、被告らは、原告の生活の本拠が東村山市内になかった根拠として上記第2の2(2)ア(ア)ないし(サ)のとおり主張するが、(ア)は上記認定のとおり本件転入届には合理的理由があるから理由がない。
(イ)の違法に本件保育所が賃貸していたサンシティハイツ2の101に居住したと主張する点は、住所かどうかは客観的に生活の本拠たる実態を具備しているか否かにより決せられることであるから、当該場所を個人の住居として使用することが保育所の運営に関する行政法規に適合するかどうかということとは基本的には無関係であり、そもそも本件保育所は、東京都が要綱により独自の基準を定めている認証保育所(認可外)であって、建物そのたの規模構造等を変更しようとする場合における変更届の提出は法令上義務付けられているものではないから(弁論の全趣旨)、この点の被告らの主張にも理由がない。

また、(ウ)及び(オ)については上記事実経過の(5)、(6)に認定したとおりであり、その他(カ)ないし(サ)の、原告がNTTの電話帳に日野市多摩平の住所付きで電話番号を掲載していたこと、東村山選挙管理委員会の調査の際、サンシティハイツ2の101に家財調度があることが確認されず、同室の南側に原告の政治活動用の看板があり、洗濯機は使用されておらず、出入り口ドア及び集合ポストに表札がなかったこと、サンシティハイツ2の101の電気の使用量がわずかであったこと等、原告の生活状況に関する主張の主な部分は、妻子と別居中の原告が妻子のけがや子供らの関係で必要な際に日野市内の妻子のもとに戻っていることがあったという上記認定に沿うものであり、本件転入届当時、原告の生活の本拠が東村山市内になかったことを積極的に根拠付けるものではない。

ウ.以上のとおり、本件転入届の際、原告の生活の本拠が東村山市内になかったことは、被告矢野及び朝木が表明した意見ないし論評の前提となる事実の重要な部分であるところ、これを認めるに足り証拠はないから、被告らの行為が違法性を欠くということはできない。


(2)相当性について

ア.本件転入届の際、原告の生活の本拠が東村山市内になかったとは認められないことは上述したとおりであるが、本件転入届は、平成15年4月27日に執行された15年選挙の選挙権及び被選挙権を得るための要件である3か月前から引き続き東村山市内に住居を有している要件を満たすためには10日しか余裕がない平成15年1月17日にされたものである上に、転入先はそれまで原告が日野市内から通勤をしていた当時の原告の勤務先である本件保育園の園舎の一部であったサンシティハイツ2の101であり、外形的に明らかなこれらの事実だけからすれば、本件転入届の時期と転入先は不自然なものと言わざるを得ず、被告矢野及び被告朝木において、原告が、15年選挙の被選挙権を得るために東村山市内に居住の実態がないにもかかわらず本件転入届に及んだのではないかという疑念を抱くことには合理的な理由がある。
 その後の被告らの調査においても、その根拠として被告らが主張する上記第2の2(2)ア(ア)ないし(サ)の事実のうち、(ア)と(イ)は上述したとおり理由がないが、(ウ)と(オ)は上記事実経過の(5)、(6)のとおり認められ、(カ)ないし(サ)についても、少なくとも外的的事実についてはそれぞれ証拠上の根拠があることが認められる((カ)については乙17、(キ)については乙4、11の10、14、(ク)については乙21、(ケ)については乙4、22の1・2、(コ)については甲35、45、乙3、27、28の1ないし3、(サ)については乙19の1ないし4、乙27)。
 他方、本件転入届当時、サンシティハイツ2の101が原告の生活の本拠を具備していたことについて、積極的にこれを裏付ける客観的証拠もなく、原告も、別居の理由が夫婦の問題という原告のプライバシーに属する問題であったこともあって、19年選挙に関する裁決取消訴訟において平成20年3月21日に行われた本人尋問(乙1)及びこれに先だって提出された陳述書(甲37)に至るまでその詳細を明らかにしてこなかったことからすれば、被告らが疑念を抱き続けたことには合理的な理由がある。
 以上によれば、本件では、被告矢野及び被告朝木において、本件転入届の際、原告の生活の本拠が東村山市内になかったと信じることにつき、相当の理由があったというべきである。

イ.そして、上記第3の2で認定した事実を摘示した法的見解の表明は、現職の東村山市議会議員である原告の公選法違反に関するものであるから、公共の利害に関係するものといえる。
 また、上記のような本件記事、本件サイト記事及び本件発言の内容は、被告矢野及び被告朝木が原告と同じ現職の東村山市議会議員であること及び被告らが原告に対して個人的な害意を抱いているとは認められないことからすれば、本件記事、本件サイト記事及び本件発言は専ら公益を図る目的であったと認められる。

ウ.さらに、本件記事、本件サイト及び本件発言は、原告に対する人身攻撃に及ぶなど意見ないし論評の域を逸脱したものとまでは認められない。

エ.したがって、本件記事、本件サイト及び本件発言による名誉棄損については、被告矢野及び被告朝木の故意又は過失は否定され、不法行為は成立しないというべきである。

4.結論
 よって、その余の点については判断するまでもなく、原告の請求はいずれも理由がないから棄却する。


東京地方裁判所立川支部民事第2部
裁判長裁判官 佐藤道明
裁判官 高宮園美
裁判官 南雲大輔




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【2011/02/19 13:59】 | 裁判日記
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これまでご報告してきたように、私自身が直接関わっている裁判は現在3件です。

平成19年9月に、請願者の市民と薄井市議とともに、矢野&朝木両市議から訴えられた、いわゆる「請願つぶし裁判」では、「被告」。
20年6月に、公選法違反・詐偽登録・詐偽投票罪だと大騒ぎしてくれた矢野&朝木市議を訴えた裁判では、「原告」。
さらに昨年11月に、2年半も前の私のブログに投稿された矢野&朝木市議に関するコメントを放置したのは名誉毀損だと、両氏から訴えられた裁判では、もちろん「被告」。

ところが、これらを「オモテ」の裁判だとすると、「ウラ」の裁判がこの間いくつかありました。
それは、私自身は被告でも原告でもないものの、佐藤に関することだと別の対象を相手取って矢野&朝木市議が裁判を起こす、というケースです。

私は当事者ではないので、いつ起こされて、いつ終わったのかがわからず、これはこれで困ったものです。


古くは、19年4月の佐藤の市議選当選は無効だから取り消せ!と申し出て、取り消しに応じなかった市選管の決定を取り消さなかった東京都選挙管理委員会を訴えたもの。
これは提訴から約1年半後に最高裁判所が彼らの訴えを退けて確定しましたが、私は「参加人」という形で東京高裁の証人席に立ちました。
また、佐藤の選挙人名簿登録を取り消せ!と、いつもの二人が市選管を訴えたという裁判もありました。詳細はよく掴んでいませんが、もちろん彼らの訴えが退けられて終わっています。

そして昨年4月。また彼らが市選管を相手取って裁判を起こしたと聞きました。
今度はどんな屁理屈ですか?と思わず選管に聞いてしまいましたが…、佐藤を東村山市の選挙人名簿に掲載しているのは誤りだ!と異議を申し立てたのに却下したのは許さん!という趣旨だったようです。相手は東村山市選挙管理委員長。

当事者でない私には結果が伝えられるものではありませんし、矢野・朝木両市議は、自分たちが負けた裁判についてはほとんど伝えないのが常ですから、すっかり忘れていたのですが…。

市選管に確認したところ、平成21年(行ウ)第108号として東京地裁で扱われていたこの事件は、昨年7月17日に彼らの訴えを「却下」。
これを不服とした上告についても、最高裁が11月19日に「却下」決定をして確定した、とのこと。

裁判の書証には、以前の当選無効裁判で使った「玄関先やベランダに干してある洗濯物の写真」や「電話帳のコピー」などをまたも使い回して提出していたようです。

彼らの品性を疑わせるに十分なこれらの書証は、おそらくまた他の裁判で出してくるものと思われますが、いったいいつまでこんなことを続けるつもりなのでしょう…。
悲しく侘しい人生だと思うのは私だけでしょうか。




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【2010/02/03 23:55】 | 裁判日記
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昨日の証人尋問。

あの能弁な矢野穂積市議でも、弁護士の問いにまっすぐ答えられずに薄笑いを浮かべ、裁判官の問いにしどろもどろになるんですね。

憲法16条に定めらた国民の権利として平穏に請願をしただけで、公職にある人物から被告にされた会社員のZENさん。本当にお疲れ様でした、と申し上げたい気持ちでいっぱいです。

請願者としていきなり訴えられるという理不尽極まりない扱いを受けたにも関わらず、大変落ちついておられ、ソープだヘルスだと何のためなのかさっぱりわからない原告弁護人の問いに対しても、自分の言葉で堂々と答えておられる姿には、同じ被告席に座りながら胸が熱くなりました。
と同時に、議会における開かれた議論に委ねた市民が、議会人によってその機会を奪われ、裁判所の証人として立たされていることに、吐き気にも近い猛烈な怒りがこみ上げてきました。




自分のサイトに削除要請やら謝罪要求を書いたことをもってして事足りる、とする矢野氏の主張に対して、裁判官は「自己満足」という言葉を用いて疑問を呈していました。
矢野氏らが、ネット上の匿名性への批判を展開しながら、実名を明かして請願を提出した市民をいきなり法廷へ引きずり出したことに対しても、だったらどうして議会でやらなかったのか?と問うた裁判長。

判決は、3月17日の13時10分に404号法廷で言い渡されることになりました。

「自分がやるのはいいけれど、他人にやられたら許さない」という矢野・朝木両氏の基本姿勢にどういう判断が示されるのでしょうか。
落ち着いて結果を待ちたいと思っています。

なお、私が新たに彼らから訴えられた裁判は、3羽の雀さんや柳原滋雄さんが報じてくださっている通りです。
どうして私から何もまだ発信していないのに、彼らの主張がわかってしまうのでしょう?

届いた訴状は相変わらず同じ表現が何度も出てきて読みづらいものなのでアップする気になりませんが、私の以前のブログの記事「2007年6月27日に思う」内のコメントをあげつらって、佐藤は名誉棄損の内容を放置した、市民新聞サイト上で削除や謝罪要請をしたのに無視した、等と主張しています。

昨日の私への尋問内容は、案の定、この裁判を前提としたものと感じました。
12月に第1回がありましたが、実質的なスタートは1月25日(月)13時10分からとなります。

ホームゲームのように落ち着いて楽しげな彼らには敵うはずもありませんが、アウェイはアウェイなりに勉強になりますし、無駄な経験は一つもないな、と思うこの頃です。



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【2010/01/14 23:09】 | 裁判日記
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明日は午後1時半から、東京地裁立川支部404号法廷で証人尋問があります。

2007年9月に矢野・朝木議員によって、請願を提出した市民と、紹介議員となった薄井議員と私がいきなり訴えられた、通称「請願つぶし裁判」です。

詳細については、薄井議員がご自身の分のみならず、「請願人」「佐藤」「矢野議員」の3名の陳述書を含めて既に伝えてくださっています。ぜひご覧いただけたらと思います。



私が申し上げたいことは陳述書にある通りであり、委員会で請願文を朗読したら委員会も同罪だ、という趣旨の文書を提出したり、議場において請願人の実名を大声で呼んで「そのうち会うことになるからなぁ!」などと言い放った矢野議員の言動は私には恫喝同様に思えますし、議会人の風上にも置けないものだと考えています。
また、自らは薄井議員にあたかも犯罪容疑があるかのような内容の請願の紹介議員に次々なりながら、自らに対する疑義に対しては裁判に持ち込み、平然と一般市民を訴えてきた感覚も許されるものではないと考えています。

同時に、この裁判の訴状をいくら読んでも、私がなぜ訴えられたのかが未だに不明です。

前回の弁論準備でも、誰を証人とするかについて協議をした際に、裁判長は「請願人、薄井さん、矢野さんで…」と言いかけたのですが、「佐藤さんは?」と原告側弁護士が食い下がったので、「では…」となったいきさつがあります。矢野議員らは、最も訴因として明示できていない私に対する証人申請の理由を最も長く書き記してきました。

それも、最近になってようやく意図が見えてきたように思っています。

報告が遅くなりましたが、昨年11月下旬、私のもとに、矢野・朝木両市議から新たな訴状が届きました。
2年半も前の私のブログ上に書き込まれたコメントを放置したことは名誉棄損にあたる、として、300万円の損害賠償を求めてきたのです。詳細はまた記したいと思っています。


矢野・朝木氏は裁判のために裁判を使う、と彼らと相まみえた方たちから幾度も聞いてきましたが、ああコレだな、と思っています。



どうしてこんな輩にいつまでも関わるのか?とよく聞かれます。無視すればいい、と。
裁判所で会う両氏は、まるで水を得た魚のようにいきいき見えます。
好きで関わりたい人は一人もいないだろうと思います。

それでも、彼らによって苦しめられ、人生が大きく変わってしまった方を私も幾人も存じ上げています。
東村山という小さなまちの小さな問題かもしれませんが、根はきわめて深く、「民主主義汚染」という著書が意味するところも極めて重いと改めて考えています。


明日の裁判は、全国議長会が注目していると聞いたことがあります。
請願を提出した市民が議員から訴えられるなどということは、恐らく前例がないからです。

さて、どんな尋問になるのでしょうか…。
矢野議員が何を語るのかも注目されます。

ところで、なぜ薄井議員が原告の裁判でもそうでしたが、きっかけだと自認しているはずの朝木議員が登場しないのでしょう?一人では立てないのでしょうか?まったく不思議な話です。




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【2010/01/12 23:50】 | 裁判日記
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昼12時が12月議会一般質問の事前通告締切でしたので、いつもながらの綱渡り&滑り込み人生。
今回の柱は大きく2つとしました。
「第4次総合計画策定について」と「子育て支援・保育行政が直面する課題について」です。



「第4次総合計画策定について」

1.現在の進捗状況について概略をご説明願いたい。

2.社会的要因の変化にどう対応するのか
 
①10年後の人口、財政規模、高齢化率等をどのように見込んでいるのか。

②道路交通センサスの大幅な下方修正が明らかになった。40年以上前に計画された各都市計画道路の見直し作業が必須になってくるのではないか。総体として、低成長・縮小均衡型の持続可能な社会を想定した計画づくりが望まれるのではないか。考え方を伺いたい。

③審議会活性化への手応えは現場にあるか。市民委員からはどのような意見が出されているか。本年3月の予算委員会で市長は「計画策定に当たっては、市民参加と、その策定のプロセスを重視していきたい」と述べ、所管は「当市の特性をとらえて、他市の計画の模倣にならないような取り組み姿勢を重視していきたい」「より多くの市民参加を取り入れていく」と述べている。具体的にどのような展開を図っていくのか。


「子育て支援・保育行政が直面する課題について」 

1.総合的かつ迅速に進めよ、保育園待機児の解消。最近の答弁を前提に問う。

①東京都が掲げる待機児童解消策を、数値目標を含めて具体的に説明願いたい。18年度以降、待機児童の割合が特に減少した自治体はどこか。特に増えた(減らない)自治体はどこか。それぞれの主要因は何か。

②東村山市としてはこの間、どのような取り組みを、どのような場で具体的に進めてきたのか。待機児童の率はどう推移しているのか。年齢別の待機児童数の推移はどうか。

③保育機関の類型ごとに18年度当初と現時点での箇所数・保育実施(受入れ)人数合計の変化、今後の拡充策について明らかにしていただきたい。また、受入れ人数が拡大しない要因があれば、それぞれについて示していただきたい。
・認可保育園…公立/私立
・認証保育所…A型/B型
・保育室
・家庭福祉員(保育ママ)
・認可保育園における一時保育
・認定子ども園
 
④(仮称)第九保育園計画についての現状、今後の見通しについて、開設経費、年間予算規模を含めて説明を願いたい。また、市はどのような立場で開設準備に関わっているのか。

⑤認証保育所の新規開設に対しては、当市においては保育室からの移行優先を理由として認証保育所の新規開設が行われていない。東京都が認証保育所制度を立ち上げた最大の目的は何か。また、当市の姿勢は国の方針、都の制度趣旨等と照らしてどのように考えているのか。

⑥認証保育所、保育室各園の定員充足率(年間平均)について、最近3年間の実績を明らかにしていただきたい。「15請願第5号」採択から4年半が経過しても行政として取り組まない理由は何か。

⑦家庭福祉員(保育ママ)制度が、第3次行革後期実施計画において「待機児の状況を踏まえて、制度のあり方を検討する」とあり、「22年度実施」とされている。主旨(意図)を具体的に説明いただきたい。

⑧非正規雇用・不安定労働の急増、離婚、父子家庭の増加等、社会情勢の変化をふまえ、「保育の実施基準指数」の見直しを検討すべき時期に来ているのではないか。

⑨市長に改めて伺う。本年9月議会の質問に対して市長は「財政が危機的な状況の中で待機児解消を図っていかなければならない当市としては、公設民営保育園についても、指定管理者制度など民間活力導入は、今後の運営形態の中で有力な選択肢の一つと考えている」という答弁を繰り返しされていた。財政難、待機児童解消、指定管理者制度という三要素の関係を説明願いたい。

⑩市長に問う。「待機児解消は市の基本方針」と前市政時代から一貫して掲げていながら、この5年間は全く進展がなく、23年度に先延ばしとなった(仮称)第九保育園開設まで無策でいくことは客観的情勢からして許されないのではないか。市長として年次目標を明示し、毎年少しずつでも減少させていくための取り組みを具体化させるべきと考えるが、見解を伺いたい。


2.保育園における指定管理者制度について

市長は9月議会において「指定管理者制度は、民間のさまざまなノウハウや専門性を生かして、官よりも低いコストで、多様で高いサービスを提供するもの」「保育の分野においても、そういった利点を生かしながら待機児解消を図るとともに、高い保育サービスを実施していくことが考えられる」と述べており、この通りだとすると良いこと尽くめということになる。一方で、「保育園の管理・運営に対して、公と民がお互いに責任を持ちながら役割を担っていくことが肝要である」とも述べている。そこで伺う。

①公共の施設において指定管理者制度を採用することのメリット、デメリットと考えている主な点を改めて明確にしていただきたい。

②公設公営保育園が民設民営や公設民営よりも優れている点は何か。

③指定管理者制度を採用すると、公設公営保育園よりもなぜコストが低くなるのか。どこに関するコストをどれだけ抑えられるのか。100名の公設公営園を指定管理者による公設民営園にした場合を想定し、具体的に説明願いたい。また、今回の選定審査評価項目の③「効率的な管理運営及び経費の削減が達成されるか」における差は、どのような要素によるものなのか。「今後の検討項目」として「当市の負担軽減ができるか」とあるが、市としては何をどうすることで可能になると考えているのか。

④指定管理者制度を採用すると、なぜ「多様で高いサービス」が提供できると考えているのか。「民間の創意工夫」を最大限発揮してもらうために、行政として肝要なことは何なのか。

⑤9月議会議決以降の動き、今後の見通しについて説明願いたい。最大の課題ともいえる評価(モニタリング)の仕組みについては、その後どう検討し、どのような見通しを持っているのか。

⑥保育園における継続性についての課題をどう受け止めているか。事業者の変更があっても、子どもや保護者に不安を与えないことは可能だと考えているのか。

⑦公募をするかどうかの判断が極めて重要になってくるが、どのような仕組みと手続を経て、いつ、どこで判断をするのか。


3.りんごっこ保育園問題について

①個人立認可保育園りんごっこ保育園のNPO法人立化について、9月議会以降の経過、状況を明らかにしていただきたい。NPO法人として正式に成立しているのか確認のうえお答えいただきたい。また、NPO法人立化の目的と、それにより何が大きく変わるのか。利用者にとってのメリットはあるのか。

②依然として保護者が送迎時に園内には入れない問題について、国と東京都の見解を確認し、それぞれ明らかにしていただきたい。

③入園申請に合わせるように、いきいきプラザ1回で保育フェアが開かれていたが、園の紹介展示を含めて当該園が参加していなかったようだが、事情を説明願いたい。

④他園への転園を切望しながら未だに叶わない保護者はどうすれば助かるのか。市長としてその方法について、具体的にお答えいただきたい。


4.セーフティネット機能の整備について

①夜間保育、病後児保育、緊急一時保育、一時預り、ショートステイ等はなぜ手がつけられないのか。進まない要因を明らかにしていた上で、取り組みの見通しを伺いたい。

②夫(妻)との死別、DVによる転入、急な離婚、破産・解雇等による経済的困窮等、緊急性の高い事情を抱えた方には、どのような対応をしているのか。公立保育園を中心に数名の受入枠を用意しておくべきと考えるが、どうか。

③子育て総合支援センターの運営に充てられている補助金は、どのような趣旨、メニューのものであり、21年度はそれぞれどれくらいを見込んでいるのか説明願いたい。急務となっているセーフティネット整備のために、施設を複合的に有効利用することを検討するべきではないのか。




また今日は、午後4時から請願裁判がありましたので、薄井議員ともども八王子へ出向きました。
あちら(原告)は矢野・朝木両議員と弁護士。
こちら<被告)から準備書面7と乙号証38&39号を出し、あちらからは準備書面5が出されたのですが、裁判長からは「事実の摘示なのか論評なのかという点で双方必ずしも噛みあっていないわけですが、どちらかの見方に合わせなければならないというものでもないですし、裁判所がどちらとするか、あるいは第三の判断をするのか、ということになりますね」
「可能な範囲で(被告の主張に)反論があれば原告の方で出してください。被告は陳述書を準備しているということですのでそれを」
ということになり、次回の日程調整に入りました。
私が原告の名誉毀損裁判もそうですが、あちらの弁護士がほとんど都合がつかない方のようで、ずるずると先へ延びてしまうのは困ったものです。結局、法廷が空いている日が一日も合致しなかったので、1月28日<水>午後3時から、弁論準備手続きという形で書記官室で行うこととなりました。そのため傍聴はできないことになりました。


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【2008/11/26 22:18】 | 裁判日記
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昨日アップした私の訴状は全文でしたので、途中で読むのをやめた方も多いかと思います。すみませんでした。

これまでの経過を簡単にまとめておこうと思います。


6月4日に提出した私の訴状(証拠:甲1号から23号)に対して矢野被告・朝木被告らは、7月28日付で「答弁書」を出してきました
この日、被告らは誰も出廷しなかったのはその折に書いた通りです。

第1回弁論だった7月28日、裁判官からは私に対して「FM放送の反訳のもとになっている音声があったら提出してください」とあり、私は9月15日付で録音テープを提出しました(甲24号)。
次回期日は、被告側代理人から9月22日を希望すると言ってきているがどうか?と聞かれたのですぐに承諾しました。

そして2回目の弁論だった9月22日、被告らから「第1準備書面」が出されました(書面内に証拠番号はあるものの、証拠の提出はなし)※全文は近日中に掲載します。
この日は裁判官からは、被告らの「第1準備書面」に対して、原告(佐藤)は認否と反論を提出するよう求められました。同時に被告らに対しては、それが提出されることを待つということでなく、抗弁を主張するように指示がありました。
そして次回期日の調整をしたのですが、ことごとく被告らが「差し支え(都合が悪い)」ということで、11月17日(今日)となりました。そのため裁判官からは「だいぶ先になるので、原告・被告とも10月いっぱいをめどに提出してください」と言われました。

私は、慣れない作業ですのでかなり苦戦しましたが、被告らの「第1準備書面」に対する認否と反論を記した「準備書面1」を作成し、11月9日に被告側代理人と裁判所へFAXで送付しました。これには、被告らが東京都選管を相手取って東京高裁で今年4月30日に敗れた判決(都選管が佐藤の当選を取り消さなかったことは間違っていない)を甲26号証として合わせて提出しました。

「これ(原告準備書面1)を待つということでなく…」と裁判官から言われたにも関わらず、被告らから「第2準備書面」が私のもとにFAXで届いたのは11月14日午後5時50分のことでした。尚、これと合わせて送られてきた「証拠説明書」には、甲1号~甲3号、乙1号~乙7号というよくわからない番号が付いていました。


そして今日が第3回口頭弁論で、おおよそ次のような感じでした。

まず、木下裁判長から「被告から準備書面2が(直前に)出されていますが、乙6号は出されていなかったわけですから、原告は釈明するまでもないと思うのですが。」
乙6号とは、被告らが「認証保育所のスペースを目的外に使用することは原則として認められない」とする都の担当者のFAXを証拠として出してきたものです。
高裁判決(4月30日)後の6月に都に求めて出させたもののようです。
しかし、高裁の判決では、「居住の実態(本拠)が実際にどこにあったか」が争点であり、「佐藤の生活の本拠は一貫して東村山にあった」と結論付けました。
被告らは、そこに住むことはルール上で認められないから生活の本拠はなかった、という主張でいくつもりのようですが、裁判官は「でも高裁では居住権があるということになってますよね」と一言。
それでも被告側代理人(福間弁護士)が、それは下級審の判断としてですから原告がその点をどう考えているのか釈明を、等と述べたので、裁判長から私に対しては、乙6号についてどう考えるかについて出すように指示があり、被告に対しては、反論、抗弁を出すように指示がありました。
裁判官が「それともこれ以上はないということですか?」と聞くと、
福間弁護士は隣に座る矢野・朝木両被告と相談しながら、「いえ、ありますが、乙6号証に対する原告の釈明は…」と。
すると裁判長は、「ですから、被告はそれ(被告の主張)を前提にして、原告の釈明を待たずに主張してもらえますかね?次回までに出してください。進みませんからね。」

というようなやり取りがありました。

裁判官から「次回は準備手続きにします」と伝えられ、次回日程の協議になったのですが、12月中はことごとく被告側の「差し支え」ということで、1月15日(木)午後1時15分からとなりました。
裁判官「次回はだいぶ先になるので、被告の主張は12月19日までに出してください。原告は乙6号証については早めに、被告の主張に対するものはそれを待って次回まででいいですよ。」

以上で終了となりました。裁判がどういう状況にあるのかは、私は弁護士をつけずに闘っているのでよくわかりませんが、裁判官が審理を早く進めようという意思をはっきり出していたことは素人目にもわかりました。

尚、次回は書記官室で、ということなので傍聴はしていただけません。
はるばる応援に駆けつけてくださった皆さん、今日も本当にありがとうございました。


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【2008/11/17 23:22】 | 裁判日記
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明日は午後1時10分から、6月4日に私が矢野穂積・朝木直子両市議と多摩レイクサイドFM代表者を提訴した「名誉棄損裁判」の第3回弁論です。
前回(第2回・9月22日)の報告を落としていたことに今頃気がつきました。また、訴状は薄井市議がアップしてくださっていますが私自身はしておらず、その後の準備書面等も掲載をしていませんでした。当然報告しなければいけない事ですので、遅ればせながら順次アップしていきます。3羽の雀さん、ご指摘ありがとうございました。それにしても、東村山の矢野・朝木問題を欠かすことなく徹底的に追及されている姿には毎日ただただ感服しています。

では、少し長くなりますが、私の訴状全文を掲載します。




           訴  状

                        平成20年6月4日

東京地方裁判所八王子支部民事部 御中

原  告   佐 藤 真 和
被  告   矢 野 穂 積   
被  告   朝 木 直 子
被  告   特定非営利活動法人多摩レイクサイドFM 代表者 理事長

損害賠償等請求事件
訴訟物の価額   1020万円
貼用印紙額   5万3000円


請 求 の 趣 旨

1 被告矢野穂積及び被告朝木直子は原告に対し、連帯して金800万円及び平成18年9月26日から支払い済みまで年5分の割合による金員を支払え。
2 被告特定非営利活動法人多摩レイクサイドFM及び被告矢野穂積は原告に対し、連帯して金200万円及び平成18年12月6日から支払い済みまで年5分の割合による金員を支払え。
3 被告矢野穂積及び被告朝木直子は原告に対し、インターネットホームページ「東村山市民新聞」トップページにおいて、別紙1記載の謝罪広告を別紙2記載の条件にて1週間掲示せよ。
4 被告特定非営利活動法人多摩レイクサイドFM及び被告矢野穂積は、原告に対し、別紙3記載の謝罪広告を別紙4記載の条件にて3日間放送せよ。
5 訴訟費用は被告らの負担とする。
 との判決及び上記第1項ないし第2項について仮執行宣言を求める。


請 求 の 原 因

第1 当事者
1 原告
  原告は平成15年1月17日、自らの家庭の事情と職務上の必要性から、東村山市内に単身転居した。その後、保育所関係者などの市民から推挙され、同年4月27日に執行された東村山市議会議員選挙に立候補し当選、平成19年4月22日に執行された東村山市議会議員選挙に再び立候補し2回目の当選をし、現在、東村山市議会において一人会派「希望の空」の市議会議員として活動している者である。

2 被告矢野穂積
  被告矢野穂積(以下、「被告矢野」という)は、議会内会派「草の根市民クラブ」(被告矢野及び被告朝木直子の2名で構成。以下、両名を「両被告」といい、被告朝木直子を「被告朝木」という)に所属する現職の東村山市議会議員であり、両被告の政治宣伝紙「東村山市民新聞」及びインターネット版「東村山市民新聞」の発行人である。
なお、上記「東村山市民新聞」は東村山市内や東村山市役所内で配布されるなど不特定多数に配布されており、インターネット版「東村山市民新聞」には不特定多数がアクセスできる。

3 被告朝木直子
  被告朝木は議会内会派「草の根市民クラブ」に所属する現職の東村山市議会議員であり、上記紙版「東村山市民新聞」及びインターネット版「東村山市民新聞」の編集人である。

4 被告特定非営利活動法人多摩レイクサイドFM
  被告特定非営利活動法人多摩レイクサイドFM(旧称「特定非営利活動法人ひがしむらやまFM」・理事長岡部透=以下、「被告FM」という)は、平成16年6月に総務大臣から無線局免許を付与された不特定多数が聴取できるコミュニティFM放送局であり、東村山市を中心に周辺8市を放送エリアとしている。
  なお、被告矢野は被告FMの監事であるとともに番組「ニュースワイド多摩」のパーソナリティを務めており、被告朝木は被告FMの事務局長兼番組制作部長である。


第2 本件提訴に至る事情

1 被告らは平成19年4月22日に執行された市議会議員選挙の約半年前である平成18年9月以降、ビラや放送によって原告について突然、〈公選法違反〉〈詐欺登録罪の疑惑〉などのネガティブキャンペーンを開始した。そして矢野、朝木両被告は選挙執行直後、東村山市選挙管理委員会(以下、「市選管」という)に対して「原告は東村山市内に生活実態がなく原告の当選は無効である」との異議を申し立てた。同年7月に市選管がこれを棄却したところ、両被告は東京都選挙管理委員会(以下、「都選管」という)に同様の異議を申し立てたが、都選管も同年10月にこれを棄却。両被告はこの裁決を不服として同年11月、都選管を相手取り裁決取消を求めて東京高等裁判所に提訴した。しかし平成20年4月30日、東京高裁は都選管の主張を容れ、「原告の生活の本拠は一貫して東村山市内にある」と判断し、両被告の異議申立を棄却した都選管の裁決は正当であると認定する判決を言い渡した。

2 原告の妻と2人の娘は日野市内で生活し、原告とは所謂別居という形態にあるが、原告は現在でも必要に応じ不定期(週に2日程度)に妻子のもとへ出向くことがある。この事実については、平成15年4月の初当選以来、原告の周辺のみならず多くの同僚議員や議会事務局職員も承知していたものであるし、議会においても何ら問題とされたことはない。

3 被告朝木及び訴外石田敏雄が原告の妻子が住む日野市内のマンションと原告が住む東村山市内の自宅の2箇所に対し深夜・早朝に及ぶ張り込みを行なっていることに原告が気づいたのは、平成18年9月25日午後9時頃、妻が骨折したために食事の支度に日野へ戻った原告の前に、訴外石田が突然現れたことによる。この直後から、被告らは〈前代未聞の「越境市議」!! 佐藤市議、日野市内で生活〉〈公選法違反・詐欺登録罪の疑惑〉と記載したビラを多数、東村山市内のみならず原告の妻子が住む日野市内のマンション周辺にも数回配布した。この結果、原告の妻子は被告朝木らのストーカーまがいの行動に怯え、また原告は「犯罪者の市議」のレッテルを貼られたあげく、選挙管理委員会から事情聴取を受けるなど、本来なら全く必要のないエネルギーと時間を浪費させられるなど不本意な議員活動を送ることを余儀なくされた。

4 さらに両被告は、異議申立に対する審議や裁判の途中においても、ビラ(東村山市民新聞)、インターネットホームページ、FMラジオを使い「原告が公選法の詐欺登録罪・詐欺投票罪を犯した」との虚偽事実の宣伝を執拗に続けたのみならず、平成20年4月30日の高裁判決後も、判決を無視し、両被告が運営するインターネット上のホームページ「東村山市民新聞」で「原告が公選法の詐欺登録罪・詐欺投票罪を犯した」との記事を掲載し続けている。


第3 不法行為

1 紙版「東村山市民新聞」による名誉毀損

(1)両被告は両被告の政治宣伝ビラ「東村山市民新聞」第147号(平成18年9月26日付)~同第160号(平成20年4月15日付)(第151号を除く=別表1~13=甲1~甲13)において、原告について、
〈前代未聞の「越境市議」!! 佐藤市議、日野市内で生活〉
〈公選法違反・詐欺登録罪の疑惑〉
などとの見出しのもと(第154号は本文のみ)、
〈長期間、調査を続けていた、清瀬市民オンブズマンと東村山市民オンブズマンは、佐藤まさたか「市議」に、公選法違反・詐欺登録罪(236条)の疑いが強いとして事実の公表に踏み切った。〉(第147号=別表1=甲1)
〈市議会議員は、その市に生活していないと立候補することができない。この公選法の規定は誰でも知っている常識だが、佐藤真和・東村山市議に公選法違反の疑惑が発覚した。〉(第148号=別表2=甲2)
〈野口町の保育所「空飛ぶ三輪車」の職員で日野市から通勤している佐藤真和「市議」は、……03年4月の市議選公示ぴったり3ヶ月前の1月、日野市から保育所隣のワンルームに住民登録だけは移した。〉(第149号=別表3=甲3)
〈日野の3LDKで平然と家族4人で暮らしていましたが、ばれた後は、野口町のワンルームで暮らしているかのような偽装までして、逃げ隠れの生活です。〉(第152号=甲5)
などとする記事を掲載した(別表1~13には、表現は異なるが同趣旨の文言が並んでいる=以下、紙版「東村山市民新聞」の記載を「本件各記事」という)

(2)公職選挙法9条2項、10条1項5号、2項によれば、市町村議会の議員の選挙権及び被選挙権は、選挙の期日を基準として、引き続き3ヶ月以上その市町村の区域内に住所を有するもので一定の年齢以上の者がこれを取得すると規定しており、同法99条は「当選人は、その選挙の期日後において被選挙権を有しなくなったときは、当選を失う。」と定めている。したがって、本件各記事にある〈前代未聞の「越境市議」!! 佐藤市議、日野市内で生活〉〈公選法違反・詐欺登録罪の疑惑〉の見出しは、原告が〈日野市内で生活〉と断定することによって「原告は東村山市内に住んでいない=住所を有しない」(「越境市議」も同趣旨)から公選法9条が規定する地方議会議員の要件を欠く存在であると断定するものであるのみならず、〈詐欺登録罪〉の見出しと合わせ読めば、一般読者が上記見出しから「原告が東村山市に居住実体がないことを自覚していながらその事実を隠してあたかも東村山市に居住実体があるかのように偽装し、違法に東村山市議の地位を得た」との意味に理解することは明らかである。

(3)さらに、
〈長期間、調査を続けていた、清瀬市民オンブズマンと東村山市民オンブズマンは、佐藤まさたか「市議」に、公選法違反・詐欺登録罪(236条)の疑いが強いとして事実の公表に踏み切った。〉(147号=別表1)
とする記載は原告に〈公選法違反・詐欺登録罪の疑惑〉があるかのように強調するものであり、また、
〈市議会議員は、その市に生活していないと立候補することができない。この公選法の規定は誰でも知っている常識だが、佐藤真和・東村山市議に公選法違反の疑惑が発覚した。〉(第148号=別表2)
〈野口町の保育所「空飛ぶ三輪車」の職員で日野市から通勤している佐藤真和「市議」は、……03年4月の市議選公示ぴったり3ヶ月前の1月、日野市から保育所隣のワンルームに住民登録だけは移した。〉(第149号=別表3)
〈日野の3LDKで平然と家族4人で暮らしていましたが、ばれた後は、野口町のワンルームで暮らしているかのような偽装までして、逃げ隠れの生活です。〉(第152号 =別表5)
など別表1~13の本件各記事は、上記(1)の〈前代未聞の「越境市議」!! 佐藤市議、日野市内で生活〉〈公選法違反・詐欺登録罪の疑惑〉との見出しの趣旨を読者に対して具体的に提示するものである。

(4)よって本件各記事はいずれもそれぞれ、原告が公選法9条が規定する地方議会議員の要件を欠く存在であるのみならず、原告が東村山市に居住実体がないことを自覚していながらその事実を隠してあたかも東村山市に居住実体があるかのように偽装しているとの虚偽の事実を摘示し、一般読者に対して原告が違法に東村山市議の地位を得ているかのような印象を与えるものであり、原告の東村山市議としての社会的評価及び信用を著しく低下させたものである。 

2 インターネット「東村山市民新聞」による名誉毀損

(1)両被告は平成19年2月22日、23日の両日、インターネット版「東村山市民新聞」トップページに、
〈佐藤まさたか「越境通勤市議!!」〉
と掲示した上、
〈地方自治など知るもんか! 前代未聞の「越境通勤市議」〉
〈ついに発覚した公選法違反詐欺登録・詐欺投票疑惑!〉
との見出しのもと、
 〈佐藤「市議」が、公選法236条(詐欺登録罪)に違反している問題でその後、新展開があった。〉
と前置きし、
 〈この事件を長期に渡って追及している清瀬と東村山の市民オンブズマンが10月27日午前8時40分ころ、日野市多摩平の佐藤「市議」が家族4人で暮らすファミリーマンション付近で調査していたところ、佐藤「市議」は、自宅ドアを開けるや、駐車場まで、足をもつれさせながら全力疾走し、自分の車に駆け込んで、あっという間に姿を消した。
  つまり、自分がこの3LDKのマンションに家族と生活し、朝「出勤」する姿は、見られたくない、という公選法違反を自覚した行動だからだ。〉
 〈形だけ住民票を移して3ヶ月たったから、選挙権・被選挙権が行使できるわけではない。移した先で生活していなければダメなのだ。〉
  などと記載し、さらに〈青森でも実例があるが、これほど破廉恥ではなかった!〉と記載した(以下、平成19年2月22日付記事を「本件インターネット記事1」、同2月23日付記事を「本件インターネット記事2」という=別表14、15=甲14、甲15)。

(2)さらに両被告は上記記載に加えて平成19年2月23日、
〈ついに、自分で認めた公選法違反詐欺登録、詐欺投票の事実!〉
との見出しのもと、
 〈長期間、調査を続けていた、清瀬市民オンブズマンと東村山市民オンブズマンは、佐藤まさたか「市議」に、公選法違反・詐欺登録・詐欺投票罪(236条237条)の疑いが強いとして事実の公表に踏み切った。〉
  などと記載した(別表15=甲15)。

(3)公職選挙法9条2項、10条1項5号、2項によれば、市町村議会の議員の選挙権及び被選挙権は、選挙の期日を基準として、引き続き3ヶ月以上その市町村の区域内に住所を有するもので一定の年齢以上の者がこれを取得すると規定しており、同法99条は「当選人は、その選挙の期日後において被選挙権を有しなくなったときは、当選を失う。」と定めている。したがって、本件インターネット記事1、2の〈佐藤まさたか「越境通勤市議!!」〉〈地方自治など知るもんか! 前代未聞の「越境通勤市議」〉〈ついに発覚した公選法違反詐欺登録・詐欺投票疑惑!〉との見出しは、「原告は東村山市内に居住の実体がないことを自覚しており、また東村山市内に居住の実体がなければ立候補できないことを知りながら、その事実を隠して立候補した上、現在も東村山市内に居住の実体がない」と主張するものであり、一般読者に対し「原告が東村山市議の資格を有しない違法な存在である」と印象づけるものである。

(4)また本件インターネット記事1、2は、本文において〈公選法違反を自覚した行動〉〈形だけ住民票を移して3ヶ月たったから、選挙権・被選挙権が行使できるわけではない。移した先で生活していなければダメなのだ。〉と、あたかも原告が、原告の住所が東村山にはないことを自覚しているかのように記載し、本件インターネット記事2において〈ついに、自分で認めた公選法違反詐欺登録、詐欺投票の事実!〉〈長期間、調査を続けていた、清瀬市民オンブズマンと東村山市民オンブズマンは、佐藤まさたか「市議」に、公選法違反・詐欺登録・詐欺投票罪(236条237条)の疑いが強いとして事実の公表に踏み切った。〉と付け加えることによって、読者に対し両被告の調査及び主張に信頼性と正当性があるかのように印象づけている。

(5)さらに本件インターネット記事2は、青森で起きた住所をめぐる公選法違反の実例を挙げつつ〈これほど破廉恥ではありません〉(青森の例は佐藤市議ほどには破廉恥ではないとの趣旨)などと記載し、実際に公選法違反に問われた例よりも原告の方が悪質であると断定した上、あたかも原告が公選法違反の事実を認めたかのように記載している。

(6)よって本件インターネット記事1、2はそれぞれ、原告が東村山市に居住実体がないにもかかわらず違法に立候補した上、現在も東村山市内に居住の実体がないにもかかわらず違法に東村山市議として活動しているとの虚偽の事実を摘示し、一般読者に対し原告が違法な存在であるかのような印象を与えるものであり、原告の東村山市議としての社会的評価及び信用を著しく低下させるものである。

(7)なお、本件インターネット記事2は平成19年2月23日以降、現在に至ってもなお両被告のホームページ上に掲示されており、現在もなお原告の名誉を毀損し続けているものである(甲23)。

3 FM放送「多摩レイクサイドFM」による名誉毀損

(1)被告FM及び被告矢野は平成18年12月6日から同年12月21日にかけて、被告矢野がパーソナリティを務める番組「ニュースワイド多摩」において、原告について、
  〈公選法違反、詐欺登録罪などの容疑が深まっている問題の佐藤真和市議〉
   と紹介し、また続くニュースで原告について、
  〈公選法違反、詐欺登録、詐欺投票罪の容疑が深まっている佐藤真和市議が、関係者に対して自分の犯罪容疑を事実上認める発言をしていたことがわかりました。〉
  〈佐藤市議は東村山市内で生活していなければ、公選法違反となることを知りながら、日野市内に生活したまま東村山市議会議員の選挙に立候補したことがわかりました。〉
  〈公選法違反、詐欺登録、詐欺投票罪で問題となっている佐藤真和市議〉
   などと放送した(別表16、17、19、21、22=甲16、17、18、19、21、22)。

(2)さらに上記放送に対して被告矢野は原告について、
  〈佐藤真和市議が、公選法違反となることを知りながらですね、……東村山市からですね、の市議会議員に立候補したという、まさに公選法違反そのものにあたると思います〉
〈早く辞職することを潔い態度をとることをおすすめしたいと思います。〉(以上、別表16=甲16)
  〈この佐藤真和さん、まあ、東村山の市議会議員ということになってるんですが、えー、今もってですねえ、……逃げ隠れする生活を今もって続けてるんですねえ。〉
  〈カッコだけは東村山に生活しているフリをしなきゃいけませんから、えー、逃げ隠れする生活なんですけれども〉
  〈問題になっている公選法違反の、236条、237条の詐欺登録、詐欺投票罪の、こういうことについてもですねえ、まったく説明責任を果たしてませんよね。〉
  〈こういう無責任な人がですねえ、えー、選挙でえー、当選しました、えー、こうやるべきだ、東村山の町づくりはおかしいとかですねえ、そんなよけいなことをいう前に自分の頭のハエを追わなきゃいけませんよね。というような意味で無責任きわまりないなということだけは言っておきたいと思います。〉(以上、別表17=甲17) 
  〈議員の場合には、その自治体の、おー、区域内に、えー、住所を持って、住所を持ってるだけじゃだめで、えー、住民票を、住民登録をするだけじゃなくて、そこで生活をしているっていうことが最低の条件になります。だからこれが、満たされてないとですねえ、間違って当選してもですねえ、これは失格になりますから、えー、公選法の236条、237条、236条というのは詐欺登録罪、それから237条というのは詐欺投票罪ということになります〉
  〈佐藤真和市議はですね、いさぎよく、うー、この東村山での政治活動を、おー、もう辞めてですね、辞職をされて、いさぎよくですね、日野にお帰りになって、家族4人でですね、静かに平和な暮らしを送っていただきたいと思いますね。〉(以上、別表19=甲19)
  〈この佐藤真和さんという人の問題ですが、えー、公選法の236条詐欺登録罪、住民投票を、嘘をいって登録した、住民登録、住民票を移した。それから237条というのは、えー、その選挙権が本来ないのにですねえ、えー、投票をしたということで、詐欺投票罪ということが決められているんですが、えーっと、この佐藤真和さん、これまー、事実上認めているということが、ま、次々に明るみになっているんですが、〉
  〈佐藤真和市議が立候補したとき、問題のですね、住民登録を偽ってしたんじゃないかという疑惑が深まってるわけですが、〉(別表21=甲21)
  〈問題の佐藤真和市議はですねえ、公選法違反という、うー、詐欺登録罪、詐欺投票罪ということで、えー、容疑があるというふうに、えー、お伝えしてるんですが、〉
  〈行政境、いー、市と市の境を越えて、えー、日野在住、日野市の在住の佐藤真和市議が出稼ぎで、えー、東村山の市議会議員をやってる〉(以上、別表22=甲21)
   などと発言した(以下、上記放送を一括して「本件各放送」という)。

(3)また、被告FM及び被告矢野は平成18年12月14日、被告矢野がパーソナリティを務める番組「ニュースワイド多摩」において、町田市長が政治資金規正法違反に問われたことを報じたのち、続けて原告について被告矢野は、
  〈えー、東村山の、公選法違反、詐欺登録罪の、あるいは詐欺投票罪の佐藤真和市議についてもですね、同じようなことがいえると思いますので、潔い態度が必要だと思います。〉(別表20=甲20)
   と発言した。   

(4)公職選挙法9条2項、10条1項5号、2項によれば、市町村議会の議員の選挙権及び被選挙権は、選挙の期日を基準として、引き続き3ヶ月以上その市町村の区域内に住所を有するもので一定の年齢以上の者がこれを取得すると規定しており、同法99条は「当選人は、その選挙の期日後において被選挙権を有しなくなったときは、当選を失う。」と定めている。したがって、本件各放送の〈公選法違反、詐欺登録、詐欺投票罪で問題となっている佐藤真和市議〉〈公選法違反、詐欺登録、詐欺投票罪の容疑が深まっている佐藤真和市議が、関係者に対して自分の犯罪容疑を事実上認める発言をしていたことがわかりました。〉〈佐藤市議は東村山市内で生活していなければ、公選法違反となることを知りながら、日野市内に生活したまま東村山市議会議員の選挙に立候補したことがわかりました。〉との放送部分は、「原告は東村山市内に居住の実体がないにもかかわらず立候補した上、現在も東村山市内に居住の実体がない」と主張するものであり、聴取者に対し「原告が東村山市議の資格を有しない違法な存在である」と印象付けるものである。また、上記(2)の被告矢野の発言部分は上記(1)の放送内容を具体的に述べるものであり、上記(3)の矢野の発言部分は、町田市長が政治資金規正法違反に問われたことを引き合いに出すことによって、原告もまた違法行為を犯していると聴取者に印象付けるものである。  

(5)よって本件各放送及び上記(3)の被告矢野の発言部分はそれぞれ、原告が東村山市に居住実体がないにもかかわらず違法に立候補した上、現在も東村山市内に居住の実体がないにもかかわらず違法に東村山市議として活動しているとの虚偽の事実を摘示し、一般読者に対し原告が違法な存在であるかのような印象を与えるものであり、原告の東村山市議としての社会的評価及び信用を著しく低下させるものである。 

4 上記のとおり、被告矢野及び被告朝木はあらゆるメディアを駆使し、原告があたかも公選法違反を犯しながら、その事実を隠蔽し、立候補および市議会議員の資格がないことを知りながら平然と東村山市議として議員報酬を得ているかのような宣伝を続けてきた。しかし、原告は平成15年1月以後、一貫して東村山市に生活の本拠を置いているのであり、原告の生活の本拠が日野にあり東村山市に生活実体がないという事実は存在しない。被告らの宣伝こそ平成19年4月に迫った市議選を前に、原告の東村山市民に対する信用を意図的に低下させようとしたものであり、極めて計画的かつ悪質な信用毀損行為にほかならない。

5 実際に当該市議選に際し、原告のもとには被告らの宣伝を目にしたと思われる市民から「東村山市民でもないのにおかしい」「市民をだますつもりなのか」といった批判の声が寄せられ、きわめて厳しい選挙戦を余儀なくされた。


第4 被告らの責任

1 被告矢野及び被告朝木は、紙版「東村山市民新聞」、インターネット版「東村山市民新聞」の発行人・編集人として、上記第3の1ないし2の記事を掲載、発行した者として、原告が被った損害を賠償すべき責任がある。

2 被告特定非営利活動法人多摩レイクサイドFMは上記放送を監督する者として、また被告矢野は上記放送の直接行為者として、原告が被った損害を賠償すべき責任がある。


第5 原告の損害

1 紙版「東村山市民新聞」による名誉毀損
   被告矢野及び被告朝木が編集・発行する政治宣伝ビラ「東村山市民新聞」は東村山市内に毎号4万5000部発行されており、同ビラが平成18年9月から平成20年4月までの間に少なくとも12回にわたって東村山市内全域に配布されたことにより原告が被った損害は甚大であり、これを金銭に換算すれば金400万円を下らない。

2 インターネット版「東村山市民新聞」による名誉毀損
   被告矢野及び被告朝木は、彼らが編集・発信するインターネット版「東村山市民新聞」において、あたかも原告が公選法違反の違法行為を犯しているかのような虚偽宣伝を平成19年2月22以降現在に至るまで継続して続けてきた。それによって原告が被った損害は甚大であり、これを金銭に換算すれば金400万円を下らない。

3 多摩レイクサイドFMによる名誉毀損
   多摩レイクサイドFMの「ニュースワイド多摩」は1日に6回放送されている。したがって、被告FM及び被告矢野はあたかも原告が公選法違反の違法行為を犯しているかのような虚偽宣伝を原告が確認しただけで少なくとも42回にわたって繰り返してきたことになる。この虚偽宣伝放送によって原告が被った損害は甚大であり、これを金銭に換算すれば金200万円を下らない。


第6 結語
   よって原告は被告らに対し、民法709条、同705条1項及び同2項、同719条、同723条に基づき、請求の趣旨1項及び2項の金員の支払い並びに同3項及び4項のとおり、謝罪広告の掲載及び謝罪放送を求めるものである。

以 上


証 拠 方 法

甲第1号証     東村山市民新聞第147号
甲第2号証     東村山市民新聞第148号
甲第3号証     東村山市民新聞第149号
甲第4号証     東村山市民新聞第150号
甲第5号証     東村山市民新聞第152号
甲第6号証     東村山市民新聞第153号
甲第7号証     東村山市民新聞第154号
甲第8号証     東村山市民新聞第155号
甲第9号証     東村山市民新聞号外(平成19年3月9日付け)
甲第10号証    東村山市民新聞第157号
甲第11号証    東村山市民新聞第158号
甲第12号証    東村山市民新聞第159号
甲第13号証    東村山市民新聞第160号
甲第14号証    インターネット東村山市民新聞(平成19年2月22日付)
甲第15号証    インターネット東村山市民新聞(平成19年2月23日付)
甲第16号証    多摩レイクサイドFM反訳(平成18年12月6日放送分)
甲第17号証    多摩レイクサイドFM反訳(平成18年12月7日放送分)
甲第18号証    多摩レイクサイドFM反訳(平成18年12月12日放送分)
甲第19号証    多摩レイクサイドFM反訳(平成18年12月13日放送分)
甲第20号証    多摩レイクサイドFM反訳(平成18年12月14日放送分)
甲第21号証    多摩レイクサイドFM反訳(平成18年12月18日放送分)
甲第22号証    多摩レイクサイドFM反訳(平成18年12月21日放送分)
甲第23号証    インターネット東村山市民新聞(平成20年6月3日付)
 
その他必要に応じ、口頭弁論において提出する。

付 属 書 類

1 訴状副本  3通
2 証拠説明書 3通
3 甲号証   各3通


別紙1
謝 罪 広 告
 
 東村山市民新聞は平成18年9月以降これまで、東村山市議会議員の佐藤真和氏に対し、同氏が「越境通勤市議」で「公職選挙法違反」をしたなどとの記事を掲載してきました。
しかし、同氏が「越境通勤市議」で「公職選挙法違反」をしたとの事実はいっさい存在せず、記事は佐藤氏の名誉を著しく傷つけるものでありました。よって佐藤氏に関する「越境通勤市議」、「公職選挙法違反」をしたなどとの部分をすべて削除するとともに、佐藤氏に対し心よりお詫び申し上げるものです。

 平成  年  月  日

            東村山市民新聞発行人  東村山市議会議員 矢野穂積
            東村山市民新聞編集人  東村山市議会議員 朝木直子


別紙2

「謝罪広告」の4文字は20ポイント、その他は14ポイントで、「東村山市民新聞」の題字の下の蘭の写真の真下に掲載すること。



別紙3
謝 罪 放 送

「ニューワイド多摩」では平成18年12月13日東村山市議会議員の佐藤真和氏に対し、同氏が「越境通勤市議」で「公職選挙法違反」をしたなどとの放送を行いました。
しかし、同氏が「越境通勤市議」で「公職選挙法違反」をしたとの事実はいっさい存在せず、この番組での放送内容は佐藤氏の名誉を著しく傷つけるものでありました。よって佐藤氏に関する「越境通勤市議」、「公職選挙法違反」をしたなどとの放送部分をすべて取り消すとともに、佐藤氏に対し心よりお詫び申し上げるものです。
 平成  年  月  日

多摩レイクサイドFM理事長    
パーソナリティ 東村山市議会議員 矢野穂積



別紙4

「謝罪放送」は3日間、「ニュースワイド多摩」の放送ごとに、放送の冒頭で被告矢野自身により「まずお詫びを申し上げます」と聴取者に告知した上、被告矢野が聴取者に明確に聞き取れる状態でゆっくり読み上げること。


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【2008/11/16 23:57】 | 裁判日記
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6月4日に提訴した裁判「平成20年(ワ)第1353号 損害賠償請求事件」の第1回弁論が1時10分から東京地裁八王子支部401号法廷でありました。
こちらは私一人。あちらは、被告である矢野・朝木市議も、受任した中田光一知、福間智人両弁護士ともお見えになりませんでした。

「次回期日を9月22日(月)にと被告側の弁護士が言ってきているがいいですか?」と裁判長から聞かれ、「お願いします」と答え、「では午前10時からということで」と終了。
被告は次回までに私の訴状についての認否をされてくるのでしょう。

これに先立ち、25日(金)17時49分、福間弁護士から「答弁書を送付したので、受領書を送り返してください」とのFAXが私の自宅に届きました。
答弁書には次のようにありました。


1.請求の趣旨に対する答弁
 1 原告の請求を棄却する
 2 訴訟費用は原告の負担とする
  との判決を求める。
2 請求の原因に対する認否
  追って陳述する。


尚、今日も午前11時から、久米川東住宅管理組合に矢野市議らが管理費を払うよう求められて訴えられている裁判があるそうですし、明日は矢野市議らが市を訴えている裁判、金曜日にも市議会のりんごっこ保育園への議決は名誉毀損だと訴えている裁判の控訴審と聞いています。あ、これは矢野市議は原告ではありませんでした。毎回出向かれているようですが…。

なるほどお忙しそうですね。
けれど、昨年10月10日に開かれた請願裁判の第1回公判に日程が合わずに出向けなかった私たちに対して「10月10日の第1回口頭弁論を、佐藤・薄井「市議」はなんと出頭せず!苦しい時間稼ぎです。」などとお書きくだった矢野・朝木両市議ですので、意地でも来られるのだろう思っていました。





【2008/07/28 23:43】 | 裁判日記
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No title
路字山
正義は必ず勝ちます!!
もう、殆どの市民が気付き始めてますぜ!!
大丈夫!!
何も心配していません!

Re:路字山吟さま
佐藤まさたか
力強いエールをいただきながら、お返事が今頃になってしまって大変申し訳ないです。
いつも本当にありがとうございます。

一生縁がないと思っていた裁判というものを始めてみて、正直かなり大変ではありますが、今まで自分の中には不足していた視点でモノを考える機会となっているので、それはそれでよかったのではないか、と思っています。

正義って何だろう?
正しいって何だろう?
勝つって何だろう?負けるって…。

当たり前に思っていたことも、いつでも問い直しながら進まなければならないと思うこの頃です。



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本日午後、矢野穂積・朝木直子両市議、並びに多摩レイクサイドFM代表理事を相手取り、名誉棄損による提訴に踏み切りました。
訴訟番号1353号。東京地裁八王子支部民事第2部が舞台となります。


訴状





昨春の市議選に向けた約半年間、公選法違反、詐偽登録罪だとして、彼らが発行する政治宣伝ビラ「東村山市民新聞」、WEB版「東村山市民新聞」、そして矢野市議がパーソナリティを務める多摩レイクサイドFM「ニュースワイド多摩」の各メディアを通じて、私は徹底的な攻撃を加えられました。
さらに彼らは、私の当選を取り消すことを求め、市選管、都選管に異議を申し立ていずれも棄却となりながら、さらに都選管を被告として争ってきましたが、当選からほぼ1年にあたる4月30日に東京高等裁判所で原告敗訴の判決が出されました。
彼らはいつものことながら最高裁に上告をしたようですし(5月9日と聞いています)、WEB版でも自らの敗訴を伝えることもなく、記述を改める気配すらありません。

裁判所は彼らにとってのホームゲーム、私たちにとっては完全なるうアウェーゲームだということは、薄井議員と私が紹介議員となったことで被告にされた請願裁判でも感じるところですし、好き好んで裁判をするような人間になりたいわけでもありません。
しかし、この5年間の議会、庁内、市民の皆さんの反応などをじかに感じてきた者として、彼らのホームグランドでこそ白黒をつける強い意志が必要だと考えるようになりました。

時間もエネルギーもかかると思いますが、言葉にできない悔しさや無念さを抱えた様々な方々の思いも胸に、私自身勉強をしながら頑張ってみたいと思っています。

裁判を抱えていることは何の言い訳にもなりませんし、よりアグレッシブにフットワークよく動かなくてはならないと肝に銘じているところです。
引き続きのご支援、ご指導、よろしくお願いいたします。

詳細は改めてお伝えいたします。


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【2008/06/04 23:54】 | 裁判日記
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昨日の請願裁判は5分で終わり、次回は3月12日(水)午後3時となりました。
今のところ準備書面のやり取りで、論点整理の段階のようです。ようです、というのも、私も薄井議員も、請願代表人を引き受けたばかりに被告にされた一市民・Kさんも、裁判なんて初めての経験。前回はどこに座っていいのかもわからずマゴマゴしてしまいました。
それに引きかえ矢野・朝木両議員の堂々たること。彼らにとっては実家みたいなものなのでしょう。さすが通い慣れているだけあって、落ち着き払った態度は見事です。

昨日も3時からの私たちとの裁判が終わると、彼らは同じ401号法廷で3時半から別の裁判。

法廷入口に貼り出されている予定表

矢野議員は自らが暮らす久米川東住宅の管理組合費を4年間滞納して組合から訴えられているそうですが、それ以前は組合を何件も訴えていたとのこと。
不幸にも巻き込まれた方たちはごく普通に生活を送る市民の方です。
りんごっこ保育園が市を相手取って起こしている(起こしてきたものも含め)裁判にもちゃんと関わっているようですし(園長と住所を同じくし、園の運営委員だそうで)、いったいいくつの裁判を抱えて日々を送っているのでしょう?

自らが出席義務を負っている日以外、矢野議員を議会フロアで見かけることはこの4年半、殆どありません。FM放送の要職にもあるようですし、りんごっこ保育園の運営に大きな影響を与える立場としてもイロイロ忙しいようですし…。
朝木議員は、たまに議会フロアロビーのコピー機で延々と膨大な数の書類をコピーしている姿をかなりの議員や職員が見かけています。このコピー機は、議員活動に資する、という条件付で市価より安い値段で使えるものですが。
いずれにしても、従来から彼らが主張している「議員は年間数十日しか仕事をしていないのだから報酬を下げるべき。日当制でもいい。」というのは自分たちの実感なのかもしれません。

昨日、裁判が終わって自宅に帰ってみると、ポストに郵便局の不在通知。
東京高等裁判所からの「特別送達」が来ているとのこと。
先ほど受け取りにいってきましたが、「証人呼出状」なるものでした。

矢野・朝木両議員が、昨春の市議選における佐藤の当選を取り消せ、と申し立てた件で、市選管に続いて都選管も却下したことは以前お伝えしましたが、それを不服として彼らは高裁に提訴しています。(「平成19年(行ケ)第40号 裁決取消事件」)
私が出廷を求められているのは3月21日(金)午後1時45分から、東京高裁第22民事部818号法廷です。

そういえば、昨日去り際に朝木議員が「佐藤さんのことを心配したら!」とかなんとか口にしていたのは、このことだったのかもしれません。

正直言って、今風に言えば「ウザイ」以外のなにものでもありませんが、なかなか行くこともないところでしょうから、きちんと準備して臨もうと思っています。

昨日は八王子の法廷で、薄井議員が「(朝木議員が起こした)人権侵害申立は却下されたんだから、セクハラ議員という表現はHPから削除してくださいよ」と求めたのに対し、朝木議員は「何が?」と答え、矢野議員は「まだまだこれからだ」と大きな声で言い放っていました。
何が「これから」でしょうか?言い掛かり同然のセクハラ問題をいつまで引きずるつもりなのでしょう?
薄井議員に向かって「セクハラ市議はあなたの代名詞だ!」と言い放った矢野氏。何人もが呆れ果てて聞いていました。どうしてこれほど失礼で低俗な言い方ができるのでしょうか?

彼らは、どんな手を使っても薄井さんと私を辞めさせたいようです。
そんなことばかりやっている彼らには怒りを通り越して悲哀すら感じますが、彼らも市民の皆さんの税金で動いているので、放っておくわけにもいきません。
東村山市民新聞159号によれば、4か月間で2人の収入合計(議員報酬)が317万2,640円。そのうち、裁判費用が36万円(11.35%)、市民新聞発行費用が120万円(37.82%)だそうです。

私も薄井さんも本業で大忙しですが、不当な攻撃に対しては一歩も引かずに対峙していきたいと思っています。




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【2008/01/24 16:11】 | 裁判日記
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No title
gun
>薄井議員に向かって「セクハラ市議はあなたの代名詞だ!」
と言い放った矢野氏。

 これが名誉毀損じゃないとしたら、法律は難し過ぎますね。

gunさんへ
佐藤まさたか
いつもコメントありがとうございます。

明らかな名誉毀損だと思いますよ。
彼らは自分達の名誉だけは特別なものだと思っているのかもしれませんが…。

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矢野・朝木両市議から請願代表人の方と私たち紹介議員二人が名誉棄損で訴えられた民事訴訟。今日は東京地裁八王子支部で第2回口頭弁論がありました。
CIMG3364.jpg

CIMG3365.jpg

先月の第1回目は一方的に通告された日程だったので、弁護士も私たちも都合がつかず、準備書面による「擬制陳述」という形をとりました。
ゆえに今日は私たちにとっては法廷デビュー。
通い慣れた矢野・朝木市議は、昨日も今日も2件ずつのハシゴだったようですが、戸惑い気味の私たちを尻目に余裕の笑顔で法廷へ。さすがです(笑)
裁判官は3名。
起立してください、の声で、起立、礼。15時32分、開廷です。
訴状全文を以前載せましたが、今日は「訴え変更申立書」というものが彼らから出されました。要は、第1回の時に裁判官から整理し直すように指摘された点と、先週こちら側から提出した準備書面の内容を踏まえて、訴状の一部を加筆・訂正してきたものです。

基本的には主張内容は変わらないようですが、こちらはまたそれに対して、次回までに認否を明らかにすることになります。


裁判官の言葉、なぐり書きのメモから少し起こしてみます。

(前回よりも)主張は若干整理されたかと思いますが、基本的には請願の趣旨が名誉棄損かどうかということでしょう。

公務員の罷免を求めることは許されているのだから、適格性がない、とすること自体は当然のこととも言えますね。
罷免を求められた方からは名誉棄損ととれるかもしれないですが、それがどこまで事実に基づく主張なのか、ということになるのでは。

要は、書かれていることから、生の事実というよりは、どう評価するかという論評に類する事案かな、と。
どういう事実を基礎にどう論評したか。脅迫的、名誉棄損的、の表現が正しいのか。正しくなくても…(聞き取れず)

紹介議員がどこまで責任負うかについては、付随的な論点かと。



その後、次回の日程を調整し、1月23日(水)15:00と決まりました。

15時40分、閉廷。8分間のデビュー戦でした。
こんなもんなんですか?と尋ねると、「いやぁ、今日は長い方だよ」と弁護士の先生。

それにしても、不慣れな私たちに比べ、向かいに座る矢野・朝木市議は、裁判が始まるまで落ち着き払っていて楽し気に見えました。
「ようこそ、マイホームグランドへ」というところでしょうか。
でも審理が始まると、先方の弁護士含めてその表情は三者三様で、大変興味深いものでした。

私たち被告3名はもちろん、傍聴者も7名ほどいらっしゃったので、また別の視点からレポートがされるかもしれません。遠路来てくださった皆さん、どうもありがとうございました。


それにしても、民事裁判って、濡れ衣であろうが言いがかりであろうが、訴えられたら応戦しないと、認めたことになって負けてしまうんです。これっておかしくないでしょうか?
たとえば以前、全く身に覚えのない嫌疑を市議会議員からかけられ突然訴えられた少年が、やむを得ず弁護士を立てて闘って着せられた汚名を晴らしたそうです。全くひどい話だと思いますが、彼の弁護士費用を濡れ衣を着せようとした市議会議員が払った、という話は聞いたことがありません。東村山で起こったことのようですが…。
世の中ごく一般の人は、突然訴えられたりしたって、弁護士費用はかかるし、なにより仕事を休んで裁判所へなんか行くことは難しいし…大変な負担になるはずです。

なんなら裁判だぞ、という空気を普段から撒き散らかしているような人物がいたら、かかわりを持たないように、と普通は思ってしまうでしょう。
世の中には裁判マニアと言われる輩もいるようですが、人と人との信頼関係が築けないなんて、なんて情けくて悲しい話なのでしょう。
そういう人物に限って、自分の気に入らない対象を無理矢理ひとつのカテゴリーでくくって片付けようとしたりして…。これまた淋しい話です。

人ってそんな一面的なレッテルで生きているわけじゃないですし、人と人との関係って、そんな貧困で表層的なものじゃないですからね。
人間関係の大切さ、その喜びを実感している人から見れば、怒りよりも哀れさを強く感じてしまうでしょう。
日々いろいろな局面で、価値観や考えの違う人たちとも話し合い、共同、協力して、少しでも「善くしよう」と力を尽くす。生きてる意味って、そういうところにあるんだ、と私は思っています。




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【2007/11/14 23:55】 | 裁判日記
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 訴状全文を掲載します。

 私にとっては被告はもちろん、裁判自体が生まれて初めての経験(普通はそんなものかと思いますが…)。
 けれど、コチラ(ganbareusuiサイト内「朝木・矢野両市議関連裁判まとめスレッド」)やコチラ(ブログマガジンエアフォース)を見たり、「民主主義汚染(下写真)」を読めば読むほど、矢野市議らは10年以上にわたって日常的に裁判を抱え続けていることがよくわかり、市議を務めながらいったいどこにそんな時間とお金があるのだろうか?と改めて驚くやら恐れ入るやらです。

 自ら司法の場に持ち込んだことを理由に議会運営委員会(9月20日)への出席は拒否した矢野・朝木市議ですが、その後、矢野市議は自らがパーソナリティを務めるラジオ番組内では滔々と裁判について持論を展開しているようです。議員の取るべき態度として皆さんはどう思われるのでしょうか?

 私たちは議員ですので、議会においてきっちり議論をして、市民生活のために全力を挙げるべき立場です。「もっとちゃんとしたところでやるのよ!」と朝木議員は先日私に向かって言っていましたが、正直言って煩わしいったらありゃしません。しかしまたも一般市民までターゲットにされた以上、黙っているわけにはいきません。
 今まで以上に本来市議としてやるべきことをきっちりやって、その上で裁判もいい経験だと思ってきっちり取り組み、当然の結果を得るつもりです。

 私に対しては4年前から、そして薄井市議には今春の選挙直後から、ひたすら「アクション」を起こし続けている矢野・朝木両市議。彼らによる薄井市議に関する人権侵害の申し立ても、私に対する当選無効の申し立ても未だに続いています。
 私がず~っと解けない答え。それは「目的はいったい何ですか?」ということです。


 最下段の「別紙2 謝罪文」原稿まで訴状に含まれています。
 私たちはいったい何を訴えられたのか、ぜひお読みください。ご意見、ご感想などもいただければ幸いです。
 また「民主主義汚染(1,200円+送料)」をご希望の方は、薄井市議か私の方へご一報ください。

 それでは少し長くなりますが、訴状全文をどうぞ。

民主主義汚染

訴 状


2007(平成19)年9月3日

東京地方裁判所民事部 御中

原告 矢野穂積
原告 朝木直子

被告 ○○○○※請願人
被告 薄井政美
被告 佐藤真和

損害賠償等請求事件
訴訟物の価額 金5,300,000円
貼用印紙額  金32,000円



請求の趣旨

1 被告らは各自、原告矢野穂積に対して金250万円及び本訴状到達後完済に到るまで年5分の割合による遅延損害金を、原告朝木直子に対して金250万円及び本訴状到達後完済に到るまで年5分の割合による遅延損害金を支払え。

2 被告らは、別紙1記載の「請願の趣旨」を掲載したインターネットブログから「請願の趣旨」を削除せよ。

3 被告薄井政美及び佐藤真和は各々が開設するインターネット上のブログに、別紙2記載の謝罪広告を同記載の条件により掲載せよ。

4 訴訟費用は被告らの負担とする
との判決及び第1項につき仮執行宣言を求める。



請求の原因

第1 当事者

原告らはいずれも現職の東村山市議会議員である。
被告○○は請願人として、被告薄井及び被告佐藤は請願紹介議員として、2007(平成19)年8月21日付で「矢野穂積・朝木直子両市議に対する辞職勧告を求める請願」(以下「本件請願」という)に署名、捺印し、これを東村山市議会議長に提出した。
 被告薄井は、インターネット上に「好きになろうよ!東村山(http://usuimasayoshi.blog98.fc2.com/)」と題するブログを、また被告佐藤は、インターネット上に「なんとかしようよ!東村山(http://satomasataka.blog110.fc2.com/」と題するブログを、各々開設している。


第2 不法行為

1 本件請願による名誉毀損

① 本件請願の提出
 被告○○及び被告薄井、被告佐藤は、2007(平成19)年8月21日付け本件請願を東村山市議会議長に提出した。なお、東村山市議会議長に対する請願は紹介議員の署名捺印がなければ提出できない。

② 本件請願における名誉毀損
 そして、被告○○及び被告薄井、同佐藤は、本件請願の「請願の趣旨」として「東村山市議である矢野穂積・朝木直子両名は、みずから運営する『東村山市民新聞』ウェブサイトにおいて、一般市民への脅迫的・名誉毀損的発言、並びに、誹謗中傷を繰り返し、市政に関する開かれた議論を妨げている。両名が公人たる市議として適格性を欠いていることはもはや明らかであり、東村山市議会が、両名に対して自発的辞職を求める勧告決議を行うよう、請願する」と記載し、客観的真実に反するにもかかわらず、本件請願を読む東村山市内外の多数の者に対して、あたかも原告両名が一般市民に対して「脅迫」、「名誉毀損」を繰り返している人物であるかのように印象づけ、また何の根拠もなく原告両名が公人たる市議としての適格性を欠いているかのように印象づけた。

③本件請願の公表
 被告○○及び被告薄井、同佐藤は、前項の通り原告らの名誉を毀損する記述を為した上、被告薄井は同人が開設したインターネットのブログ(「好きになろうよ東村山」)上に同年8月25日付で
「12件の請願の中で、すでに内容がネット上で公開されているモノがある。一番最後の『矢野穂積・朝木直子両市議に対する辞職勧告を求める請願』だ。以下のサイトで紹介されているので、興味のある方は見てください。
★『おはら汁』
★『職業差別を許しません!』
★『俺@26歳のオワタ\(^o^)/blog』
(http://usuimasayoshi.blog98.fc2.com/blog-entry-109.html)」
と本件請願を掲載しているのが、前記3つのインターネットのブログである事実を明記したが、右記載事実は本件請願の全文は市議会議長に提出した被告○○及び被告薄井、同佐藤以外に知ることはできないから、当然に同人らが前記3つのインターネットのブログ開設者に伝えたものである。
 その結果、その実質において、本件請願を市議会議長に提出した被告○○及び被告薄井、同佐藤らが、前記3つのインターネットのブログ開設者に本件誓願の全文を伝えてこれを公表することとなったのであって、しかも、被告薄井はこれら3つのインターネットのブログにリンクを貼って全国の一般読者が誰でもただちにアクセスし本件請願を閲覧することができるようにしたのであって、これにより東村山市内外多数の者が本件請願を知るところとなった。
 また、被告○○及び被告薄井、同佐藤は本件請願を同年8月21日に東村山市議会議長に提出したが、その後、同年8月28日には全文が印刷されて同士議会議員全員及び東村山市の課長以上の職員全員に配布され、東村山市役所職員多数の知るところとなった。

④ 原告らの社会的評価の低下等
 前項③記載のとおり、被告○○及び被告薄井、同佐藤が本件請願を市議会議長に提出の上、公表したことによって、客観的真実に反するにもかかわらず、あたかも原告両名が一般市民に対して「脅迫」、「名誉毀損」を繰り返している悪質な人物であるかのように印象づけ、また何の根拠もなく原告両名が公人たる市議としての適格性を欠いているかのように印象づけ、本件請願を読む東村山市内外の多数のものに印象づけ、原告両名の社会的評価を著しく低下させ、原告両名は重大な精神的苦痛を受けている。


2 被告らの責任
 被告らは、その後も本件請願を取り下げることをしないばかりか、前記3つのブログ上には現在も本件請願全文が掲載、公表されていて、原告両名に対する名誉毀損行為は現在に至っても放置されており、原告両名は著しくその社会的評価を継続して低下させられている。
 しかも、被告らによる名誉権侵害が極めて悪質であるのは、本件請願には「きつい言葉による批判や不適切・不穏当な表現がネット上で散見されるのは確かであるが、公人である以上、基本的にかかる批判は甘受すべき立場にある。」(本件請願3枚目6行以下)などと記述し、インターネット上では、当該言論が実在の特定者になされた場合であっても、公職者に対してなされる場合には、「不適切・不穏当」な言論すなわち名誉権侵害をしても許されるかのような独自の主張を強調し、自ら為した名誉既存行為を根拠なく正当化するという態度に表現されている。
 従って、被告らは本件請願が原告らの名誉権を侵害することにつきこれを知りまたは知らないで本件請願を提出し、公表し原告らの名誉権を侵害したのであるから、右不法行為につき、民法第709条及び同第719条に基づき、損害賠償の責任を負担するとともに、原告らは現在に至っても依然としてその社会的評価が著しく低下させられ重大な精神的苦痛を受け続けているので、損害賠償の責任に加え、責任の負担として、請求の趣旨第2項記載の本件「請願の趣旨」の削除、撤回が必要である。
 また、被告らは、本件請願を取下げるなどすることによって謝罪の意思を示すどころか、却ってその名誉権侵害が許されるかのような独自の主張を公表しているのであって、極めて悪質であり、単に金銭賠償等のみによる責任の負担は不十分であって、請求の趣旨第3項記載の謝罪広告の掲載が必要である。


第3 損害及びその評価

1 原告らの損害
 原告両名は、前項までに記載したとおり、本件請願による被告らの悪質な不法行為により、その社会的評価が著しく低下させられ、現在に至ってもなお重大な精神的苦痛を受け続けている。

2 損害の評価
 前項記載の原告両名得の精神的苦痛を慰謝しつつ、被告の悪質な不法行為およびその強い違法性は、以下のとおり法的に評価される。

(1)被告らの悪質な不法行為により原告両名が被った損害及び慰謝料は、各々金250万円をくだらない。

(2)被告らの本件請願の「請願の趣旨」の提出、公表により、現在に至っても依然としてその社会的評価が著しく低下させられ、重大な精神的苦痛を受け続けているのであって、本件「請願の趣旨」の削除、撤回が必要である。

(3)被告らはその名誉毀損行為についてむしろ正当化していてその不法行為は極めて悪質であって、原告両名が被った名誉権侵害を救済し失われた評価を回復する処分としては、民法第723条適用により別紙記載の「謝罪広告」をなさしめることが必要である。


第4 結語
 よって、原告らは、被告らに対し、民法第709条及び719条に基づき請求の趣旨第1項記載の損害賠償および民法第723条に基づき趣旨第3項記載の謝罪広告の掲載を求め、本件提起するものである、




証拠方法
 
 甲第1号証 本件請願


 別紙2 謝罪広告

 私達は、東村山市議会議長に提出した請願(以下「本件請願」という)の「請願の趣旨」において、矢野穂積氏及び朝木直子氏に対して、極めて不適切な文言を使用して名誉を著しく傷つける記述を掲載したことについて、両氏の社会的評価を著しく低下させるという多大なご迷惑をおかけしました。
 しかし、本件請願の前記「請願の趣旨」は全て根拠がなく誤りであって、ただちに前記「請願の趣旨」を撤回し取り消すとともに、インターネット上のブログに記載した前記「請願の趣旨」は削除し、今後このような名誉毀損行為を一切行わないようお約束するとともに、矢野穂積氏及び朝木直子氏に対して心より深くお詫び申し上げます。

  年  月  日

 ○○○○
 薄井政美
 佐藤真和

 矢野穂積様
 朝木直子様

※薄井政美開設ブログ(「好きになろうよ東村山」)及び佐藤真和開設ブログ(「なんとかしようよ!東村山2」)に、2007(平成19)年8月25日から本件請願(「請願の趣旨」)が請求の趣旨第2項記載の通り、削除、撤回されるまでの日数相当期間に掲載すること。
※掲載条件 「謝罪広告」の4文字は20ポイント、その他は12ポイントにより、上記ホームページのトップ頁に、1ページの4分の1のスペースで掲載すること。



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【2007/10/01 23:55】 | 裁判日記
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私の勘違いか
gun
 イヤミではなくせっかく心配してあげたの
にどうやら矢野氏には十分責任能力がある
ようですね。私の勘違いでした。
  自分が正義だと思い込んでるタイプの人
間となると、こんな厄介なものはないな。

不思議なのは・・・
小平市民
こういう人達を支持して、市議会議員として当選させる人達がいるということですね。
非常に不思議な現象だと思います。

Re:私の勘違いか
佐藤まさたか
gunさん こんばんは。
お返事が滞ってしまいすみません。

正義は構わないんですが、肝心なのは目的じゃないかと思っています。

誰にだって生きていればいろいろなトラブルや失敗があるものですが、私たちはぎりぎりまで話し合いでなんとかしようとします。
それに、相手の人格ごと潰しにいこうなんて考えません。問題が解決すればいいんですから。

でも、法に長けているという並外れた自負があると、何でもかんでも法律論で勝負をつけようと考えるのかもしれません。
他人との心豊かな関係を築ける人は、そういう回路にはならないんじゃないかな、と思います。

家族や仲間との穏やかな時間、なんの損得も勝ち負けもない関係。
私たちには普通、そんな大事な日常がありますから、明日をまたいい日にしたいなって思うんじゃないでしょうか。

ところで、3日にいただいたコメントの件は、gunさんおっしゃる通りなのですが、いろいろ考えているところがありまして、コメント欄でのお返事は控えさせていただけたらと思っています。ごめんなさい。
詳細には本が1冊書けるくらいの記録があり、必ず活かせる日が来ると考えています。

Re:不思議なのは…
佐藤まさたか
小平市民さん こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。

やはりまだまだ紙媒体の力は大きいです。
しかもそこそこまともなことも書いてあるし…(苦笑)
住民の入れ替わりもわりと大きいので、「越してきた時はしばらく丸ごと信じてた」という人、私の周りにもかなりいるんですよ。
今は…と皆さん笑いますけど。

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