無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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昨日、一昨日の2日間、多摩住民自治研究所「第10回 議員の学校~新年度予算の動きと地方自治体の政策課題」に参加してきました。

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現場からのツイートを再構成して後掲しますが、約80名の議員が北は青森県大間町、西は兵庫県宝塚市から参加されており、政党会派も多士済々。ヒントと元気をたくさんもらって帰って来ました。

私自身は、今回の講師であり多摩研の前理事長でもある池上洋通さんの次の言葉が、深く胸に来ました。

自分の意見を持つために行うのが、研究。学習とは違う。飽きずにやることが大事。
住民の営みの中に議員自身がいなければダメ。


議員として、議会改革、財政、環境、子ども、平和…とあちこちの学習会や研修会に参加し、多摩研のメンバーとしてもフォーラムを仕掛けたりしてきていて、情報交換と人のネットワークが広がる場そのものは大好きなわけですが…。

それをどう自らの政策としていくのか。
だから自分はどう考えて、どうすべきだと訴えていくのか。
そして、それを実現するために、どう行動するのか。

他の模倣や批評を超えた中身をつくっていくための「研究活動」の重要性をひしひしと感じた2日間でした。

以下のツイートによるレポートはかなり読みづらいかもしれず申し訳ありませんが、私自身の備忘録として残しておきたいと思います。

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【初日 2月4日】
「議員の学校」スタート。お隣りの席には青森市議会渡部伸広さん(公明党)。秋には全国市議会議長会主催の研修会でお邪魔しました、とご挨拶。青森駅周辺の施設が素晴らしかったですね、と申し上げたら、維持費がかかるハコモノで頭が痛いんです、と。そうか、そうですよね…。

第1講は森裕之さん(立命館大学教授)による「2012年度の国家予算と地方財政の焦点」。地方交付税が「自立・創造」の名の下に削減されていくこと、社会保障に係る地方単独事業への財源カットを国が指向していること等、地方財政への削減圧力が必至の流れだとわかりました。
住民の生活に根差した政策のため、どういう能力を培うのか。内需中心の経済を。若い人の雇用がないことが最大の損失。まだ高度成長期の姿を追っている。こどもたちが安心して育つことのできる社会をつくる。幸せに暮らしていければ成長する必要はない。輸出が強くなれば円高にいく。国内雇用をつくりだす政策を。若年層の生活保護急増。一度落ちるとはい上がれない社会。就業先をどんどんつくり、選択できるように。


第2講は唐鎌直義さん(元専修大学教授)「税・社会保障一体改革をどう考えるか」。国民が一生懸命働いて国民所得も上がり、GDPもバブル絶頂期より高いのに財政が苦しい、というのは考えてみたらおかしい。税収はどこへ行ってしまっているのか。

2000年から07年で国民所得は3兆円増えたが、賃金・俸給は5.1兆円、雇主の社会負担は0.5兆円下がり、民間法人企業の企業所得は4.9兆円増加した。不況でも企業利潤が増大する構造、家計部門から企業部門へ富が移転する構造が形成された。賃金を下げ、中国と争って利潤を確保。

賃金カットとサービス残業と非正規化で企業の内部留保総額が256兆円。しかし設備投資に回されたのは8兆円で、あとは運用に使われている。資本主義の禁じ手だろう。サムスンは日本の中高年技術者を3000万円でヘッドハンティングし、成長。未来への投資の違い大きい。


続いて、実践報告「東日本大震災の現場から」開始。

最初は岩手県奥州市議会から:3月より4月の余震の被害が大きく、旧前沢町が特に厳しい。道路の損壊、田んぼのひび割れ被害も広範囲。特別委を設置し動いている。放射能汚染も一関市、平泉町とともに重点調査地域に指定。東京電力に超党派で押しかけたが前進なし。仕事確保、医療体制の再開、関連死を防ぐ取り組みを息長く続けていかなければならない。
報告を受けて発言に立ったのは旧山古志村出身の長岡市議会議員関正史さん:自分も仮設で3年余り生活したが、避難所よりも孤独を感じ、自殺された方も。お茶飲みできる場が本当に大事。

続いて宮城県栗原市議会から佐々木嘉郎さん:震災当日は震度7。地球が引き裂けるのではないかと思った。今は放射能の問題が大変なことになっている。稲藁から高い線量。畜産だけでなく、動物園の餌としても重要。原発から150km離れているのに…。石巻市、南三陸町、気仙沼の支援を続けている。
中越地震後、高齢者のお宅全部に家具転倒防止器具を付けたので、震度7でもほぼ大丈夫だった。必ずまた地震は来るので、何が一番困ったかについて住民アンケートを実施する準備をしている。

3人目は福島市議会から小野京子さん:温泉あり果物ありの素晴らしい土地だった福島県。原発爆発後、放射能が一番高い時に何も知らずマスクもせず震災の対応に歩いていた。浜通りの人達が線量高い地域に何も知らされず何週間も避難した。セシウムが全ての土地に。除染した土はその場に埋めているだけ。
果樹は1本1本皮をむいて高圧洗浄機で。田んぼも全て除染して作付けできるように。放射能で一番必要だったのはヨウ素で、配られていたけれど、指示が出ずに飲めなかった。子どもが一番心配。国が子どもたちの医療費無料を断ってきたので、県は健康管理の基金を活用して対応することに。

夕方6時からは、1階の食堂で交流会スタート。

毛呂山町議・岡部和雄さん(自民党)が口火を切り、自己紹介タイム。甲府市共産党、東大阪市公明党、会津若松、三条市、焼津市、大間町、長野市…自己紹介はお国言葉満載。志は思想信条を超えます。

福島市、奥州市、長野県栄村、山古志村…被災地の方たちの言葉が胸に刺さります。ふるさとへの思いと絆、と。長野県南牧村、静岡県伊東市、千葉県横芝光町…ホントに全国から~広がってうれしいな多摩研♪

自己紹介の最後は立命館大の森先生:大阪で起きていることは、数の暴力。堺市を問答無用に無くそうとしている。橋下に対して何か言えば大変な攻撃に晒される。首長の発言が非常に軽いことも危惧。言論の自由が危うい。まともな地方自治を引き継いでほしい。若年層と高齢者の対立を煽る政治もおかしい。


この日の講座の池上洋通さん(前多摩研理事長)のお話の中で、いくつか書き留めた言葉があります。

地方自治は全て現場。目の見えない人に津波はどう伝わったか。耳の聞こえない人に情報はどう届いたのか。そこを引き受けているのが地方議員。命令で動いている自治体職員に文句を言ってる場合ではない。すごい政治家はいらない。去年の続きでいい。

被災地は去年の今日に戻れない。私たちはそのために真面目に税金を納めてきた。サラリーマンが全て天引きなんて日本だけ。こんなに従順に税金を納めている国で、こんな事態は許されない。そのためには法律も含め私たち自身が学ぶこと。

税の滞納処分には徹底した生活調査が不可欠。本当はどうなっているか、ということ。滞納処分の民主主義が働いているか。法はそもそも納税者の立場に立ってつくられており、多摩地区ではここ数年、都税事務所の職員が派遣され、大きな成果を上げている。それは、徹底して丁寧に生活実態の聞き取りを行って、多重債務の実態を明らかにし、過重利息を金融会社から返させ、滞納の解消につなげた。

国民健康保険には無所得や低所得層だけが集められるような構造になってしまっており、制度自体がそもそも差別と格差に満ちている。一般会計からの繰り出しは、それを是正する再分配であり、ためらうべきではない。

公契約条例には、下請け孫請けの実態を調べることから丁寧に。除染の現場に正社員はいない。正しい理解に結び付くためのわかりやすいものにしていくことが大事。


【2日目 2月5日】

午前中は、フロアからの質問をもとに講師の先生3名が答える形で進行。

午後。最終講は、池上洋通自治体問題研究所主任研究員による「自治体財政の現実と自治体・議会の政策活動の発展」。
まずは基礎データ。市町村合併による自治体数の推移…明治16年7,1497→昭和20年10,520→平成12年1,772。こんな経過を辿った国は日本だけ。

基礎自治体の規模比較…国名/自治体数/平均人口の順。アメリカ/19,429/15,250人、半分は人口千人未満。フランス/36,000/1,770人。教会の鐘が聞こえる範囲。日本/1,787/71,490人。

全土にわたる都市化の進行で人口集中が加速した。3.3%の国土に66%が住んでいる日本。地方公務員数は1995年3,278,332人、2009年2,855,106人で、413,226人の削減。人口千人あたり数は日本42.2人、英97.7人、仏95.8人、米73.9人。

自治体別平均所得ランキング(2004年)港区947万円千代田区812万円…熊本県球磨村214万円、北海道上砂川町211万円。

国公的支出の対GDP比は仏47.8%、英47.3、伊43.9、米26.3、韓国23.3、日本24.5。

池上さん:元気な人たちが社会的活動を続けられる仕組みを展開すること。生涯学ぶ場を地域でつくる大切さ。高齢社会論の考え方「高齢者は保護する対象」という考え方を転換しないといけない。胴上げ型とか肩車型なんて表現は正しくない。

急いで避難できない人が増えているのに、なぜ避難しなくてもいい街をつくらないのか。高齢者、障害者、子どもの順で亡くなった。逃げ遅れよりも、家賃の安い古い家に住んでいて地震で潰れたケースが多いことがわかった。生活保護受給者の死亡割合は5倍にのぼる。最大の防災は、貧困の克服。

1兆円以上で進む仙台市の復興計画には住民の声が反映される仕組みなし。一方、住民主体の復興計画つくりが進む大船渡市。全ての地域に地区公民館があり、館長は選挙で選ばれてきた歴史がある。






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【2012/02/06 18:42】 | 学習会・研修会
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仕事始めの今日。8時45分に出勤。
議会事務局のネームランプを一番に押し、ちょっと気持ちよし。

2月13日(日)に予定している市議会主催の講演会「市民に開かれた議会へ~議会が変わると自治体は変わる!?」のチラシづくりやら、年末に積み残した調べ物やらをしていました。

さて、1月18日(火)には先月に引き続いて行われる小平保健所主催のゲートキーパー養成研修に出向く予定でいるのですが、他にも講演会や研修の案内がいくつか届いてますので紹介します。

「連携でくい止めよう児童虐待」~それぞれの役割を知る

【日時】1月13日(木)14時30分~17時
【会場】多摩小平保健所
【内容】・ミニ講演「児童虐待から見える連携の大切さ」
    社会福祉法人子どもの虐待防止センター評議員 鷲山拓男先生(精神科医)
    ・シンポジウム「それぞれの立場から連携の鍵を探る」
    西東京市子ども家庭支援センター/武蔵村山市子ども家庭支援センター/清瀬市健康センター/東村山市立化成小学校/小平児童相談所/多摩小平保健所
【問合せ】多摩小平保健所 保健対策課 地域保健係(明石・後藤) 電話)042-450-3111




講演「こどもを事故から守ろう」~ひょっとしたら、うちの子も

【日時】1月19日(水)14時~16時
【会場】東村山駅西口駅ビル内 サンパルネ
【講師】緑園こどもクリニック院長 山中龍宏氏
【問合せ】多摩小平保健所 企画調整課 保健医療係 電話)042-450-3111




公立昭和病院 第3回市民公開講座
「もうひとつの子宮がん~子宮体がんについて」
「放射線治療って何だろう?」


【日時】1月29日(土)13時30分~15時
【会場】公立昭和病院 本館2階講堂
【問合せ】公立昭和病院 医事課 医事係 電話)042-461-0052



いずれも人数に限りがありますので、必ず事前にお問合せください。
児童虐待のシンポジウムは、保健所の圏域各市がシンポジストのようですが、東村山市だけが「化成小学校」というのはなぜなのでしょう?ぜひ出かけてみたいと思います。

尚、昭和病院の公開講座は、東村山市議会から一部事務組合議員として出ている鈴木副議長と島田議員からの情報です。選出された委員が中身を全体に返すことが習慣化されていないため、実態がよく見えない一部事務組合ですが、昭和病院については情報が共有されることが多く大変助かります。
尚、東京たま広域資源循環組合(日の出町の処分場)についても昨年、有害物の焼却処理というトラブルがありましたが、これについては熊木議員より代表者会議に報告があり、情報を共有しました。
他の一部事務組合や審議会についても、同様の対応にしていくことが大事だと考えています。


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【2011/01/04 16:31】 | 学習会・研修会
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この秋、一つの回想録が出版されました。
公害裁判~イタイイタイ病訴訟を回想して

公害裁判

この出版を記念して、来年2月12日(土)、著者の島林樹(しまばやし たつる)さんの講演会を企画されている方からご案内をいただきましたので、紹介させていただきます。
講演会「公害裁判・イタイイタイ病を語りつぐ 島林樹の闘い」

日時:2011年2月12日(土)午後1時30分~

場所:国分寺労政会館 4階 第5会議室

資料代:200円

主催:「イタイイタイ病」島林樹弁護士講演会実行委員会

問い合わせ:042-395-8035(福岡)

ハイテク産業には欠かせないレアアースの輸入問題が報道されている。経済はグローバル化がすすみ、人件費の安い途上国の資源に大きく依存し、国家間の連携なくして経済社会は存立できない状況にある。
一方の産出国では抽出液などによる地下水汚染が、河川地域の環境汚染へと拡大し、深刻な事態を既に招いているとも報道されている。公害の発生が国境を越え今も繰り返されており、公害は決して過去の歴史ではない。
日本は1950年代から60年代の経済復興期にかけて、未曾有の環境汚染とそれに伴う公害病を経験した。四大公害病の一つで、亜鉛加工の副産物であるカドミウムを垂れ流し続けたために発生した「イタイイタイ病」訴訟に携わった富山県婦中町(現富山市)出身の弁護士・島林樹さん=小平市在住=が、訴訟を回顧する「公害裁判」を出版した。
当時は、国策として大企業の強大な権力が擁護され、それまでの公害裁判は敗北の歴史だった。いつの時代も被害者は無力で何の武器も持ち合わせていない。それにひきかえ加害者は、ほとんどが大企業で、財力、政治力、専門的知識を携えており、被害者との力の差があまりにも大きかった。
しかし、権力に対して諦めず、被害者たちに団結して提訴を決意させ、弁護団の結成に尽力して闘い、被害者原告の全面勝訴を勝ち取った。この「イタイイタイ病」裁判は、公害裁判の歴史をぬりかえ、後の水俣病や四日市喘息などの公害裁判への道を開いた画期的なものだった。
「あの時何が起き、住民がどう闘ったのか、記録して残したかった。風化させてはならないという思いで出版した」と島林弁護士は語る。
「イタイイタイ病」の判決からまもなく40年が経つ。人任せにせず自らが立ち上がることによって、被害者の人権擁護と環境保全への激闘、そして解決に至る思いとなった記録を、私たち市民は知り、理解を共有して、共に次世代に語りつぐことが使命ではないか、と講演会を企画した。





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【2010/12/27 17:42】 | 学習会・研修会
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ずいぶん間をあけてしまいました。
金曜日、一般質問熊木敏己議員まで終わりましたので、明日(月)は肥沼茂男議員からラストの清沢議員までとなります。

昨日は、朝10時から北山公園で開催される菖蒲まつり開会式に出席。
花はまだまだこれからですが、今年は10万人を目標にしているとのことで、市も商工会も気合いが入っている感じです。おまつりは20日まで。花は一週間後あたりからが見頃ではないでしょうか。ぜひおいでいただき、北山公園だけでなく、道すがらのお店や周辺の散策もお楽しみいただけたらと思います。
菖蒲まつり2


菖蒲まつり3

菖蒲まつり1

菖蒲まつり4


午後は、昨年から理事を仰せつかっている多摩住民自治研究所の総会でした。

多摩研総会

総会に先立ち、妹尾浩也さん(多摩住民自治研究所副理事長・多摩ニュータウン映画製作委員会事務局長)による紹介の上、映画『多摩ニュータウン わたしの街』のダイジェスト版上映がありました。

DVD


昭和40年代に国策として一気に開発が進んだ多摩ニュータウンに暮らす人たちの今を映したドキュメンタリーであるこの映画は、多摩市民自身による制作委員会によってつくられたもの。
監督は「ビキニの海は忘れない」「渡り川」、夜間中学を描いた「こんばんは」等で知られる森康行さん。プロデューサー・撮影は「月光の夏」「住井すゑ・百歳の人間宣言」の南文憲さん、撮影は「柳川堀割物語』の高橋愼二さん。「月光の夏」以外はどこかしらで観たことがあり、いずれも強く印象に残っています。

多摩市では、この映画をともに観た上で、コミュニティや地域医療を語り合い、考え合う集いが各地で開かれているそうです。なんだか素敵です。

映画上映後、多摩研の社会保障社会福祉研究会がまとめた「多摩市民生活実態調査」の報告が池上洋通さん(多摩研前理事長)からありました。
独自のアンケート調査、国勢調査結果等を活用して進められた分析は、これまでにないもので、「多摩市の特性と調査結果」を見ていて、では東村山はどうなんだろう?と考えずにはおれません。

現在、東村山市でも次期総合計画づくりが市民参加で進んでいますが、政策づくりの基礎となる各種データ集め、実態調査は、コンサルタント会社にお任せというのが実態だろうと思います。
かつて日野市職員として政策づくりの中枢におられた池上さんは、基礎データ調査を市職員自らが行う先頭に立ったとのこと。
「自分の街のことを知らない職員や住民、議員では、地方自治はつくれないし、本当の政策はつくれない」という言葉には大変重いものがあります。
新たな宿題をもらった気がします。



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【2010/06/06 23:55】 | 学習会・研修会
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「市民活動がひらくまちの未来」をメインタイトルとした今年の「三多摩自治体学校」が昨日(25・土)今日(26・日)の2日間にわたって国立市で開かれました。
私は昨日10時半に会場である一橋大学に準備に出向いたのですが、降りしきる強い雨に、どれほどの参加者があるのだろうと心配をしていました。しかし蓋を開けてみれば、市民、研究者、議員等々、大勢の方が集まってこられ、午後1時に開会。
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冒頭、学校長である島田修一先生(社会教育・生涯学習研究所所長、中央大学名誉教授)から、住民参加による本物の自治体を築くために学ぶこと・共同することの大切さ、何に向けての学びなのか、情勢を作り出す学びでなければならない、等と開会の挨拶がありました。
島田先生にお会いするのは、日野で社会教育に携わっていた若い頃に薫陶を受けて以来でしたが、ご挨拶に出向くと「こういう時代だからこそ、市民が学び合う場をしっかりつくっていかないと」とおっしゃられ、大変励まされました。

2時半からの議会分科会には約40名の方たちが参加してくださり、議員の立場から菅克己(すがかつみ)さん(埼玉県議・元川口市議)、議会事務局の立場から芳須浩彰(よしずひろあき)さん(元小金井市議会事務局長)、市民の立場から下平孟功(しもだいらたけのり)さん(くにたち市議会を見ていく会)の3人に報告をいただき、その後質疑の時間を多くとりました。

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菅さんとは7年ほど前に初めて出会って以来存じ上げているのですが、川口市議選に初挑戦される前だったその当時から県議となった現在に至るまで、市内の10の駅頭で毎朝2時間半の街頭演説を続けておられる姿勢には頭が下がります。年5・6回、レポート(通信)を作成した時に駅頭に立つ程度では全然ダメだと思いながら、菅さんの変わらない熱い思いを感じていました。
広く参加を呼びかけている集まり「川口の未来を考える会」には、政治的な立場や意見の違う市民が集い、議論しているとのこと。これも、顔の見える範囲に呼びかけて報告会を開いている私のような形とは大きく違いますし、あるべき姿勢だと思います。がんばらねば…。



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【2009/04/26 23:56】 | 学習会・研修会
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使用料金が下がることには誰も文句はないだろうと思います。私もそうです。
しかし私は議案17号「公民館条例の一部改正」に反対をしました。

最大の理由は、教育サイドの議論が全く不足していると判断しているからです。


3年前に全面有料化が図られた時も今回も、「受益者負担の原則」「使う人と使わない人との公平性」と市は説明しています。しかし、社会教育法で定められた市民の社会教育活動、公民館事業の「益」とはいったい何でしょう。
「利用しない人の税金を利用する人のために使うのはおかしい」という理屈は一見わかりやすく、賛同も得られやすいのかもしれません。
けれど、社会教育法に定められた公民館という看板を掲げている以上、学びたいという思いを持った市民がいつでも誰でも学べるための環境整備をするのが公民館の仕事であり、利用したことのない人たちが利用したいと思える事業展開をするのが役目であるはずです。

私は、何でも無料にすべきという考え方ではありません。他市でも、光熱水費や消耗品費等については利用者に負担してもらうというケースが増えています。
しかし当市の場合はまず、進め方がいかにも事務的で乱暴だと感じています。
市民にまず広く説明をして、どうあるべきか十分に議論をして、得られる結論を得ていく。公民館とはまさに、そういう営み自体を大事にし、学ぶことのできる場です。しかし前回も今回も、市は内部で積み重ねた結論を議会にかけ、「議会が決めました」と発表しておしまいです。

また、当市の公民館使用料には、建物を減価償却費や職員の人件費までもが算入されています。
30年も前に当時の税金で建設したものの償却費を今頃になって使用料に含みこむ有料化など、聞いたことがありません。
間もなく全国公民館連合会がおこなった全国調査結果が明らかになるようですが、全国で当市よりも財政が厳しい自治体は数知れずありますが、当市と同内容の有料化をしている自治体は恐らくゼロに近いのではないかと思われます。財政サイドからの有料化の要請はあるでしょうけれど、社会教育法の主旨を正しく踏まえれば、安易に右へならえはできないはずなのです。

そして、今回の使用料改定は、それらを含んだ算定方式で改めてはじいた金額に対して、30%を「政策的判断」で引き下げるとしています。
全面有料化で利用率が大幅に落ち込んだからです。

3年前の議論の中で、利用者離れを懸念する声があがりましたが、市は「実質的には下がらない」と答弁をしていました。
しかし実際には、社会教育団体のみならず、障がい者や子ども、高齢者といった団体に対する減免も全廃してしまいましたので、予想を超える利用者減となったわけです。
「従来はなぜ減免がされていたのか?」と改めて問いました。答えは
「福祉サービスが充実していない時代だったから。一定のサービスが整った今、負担の公平性、受益者負担はむしろ妥当。いつでも免除は問題」というものでした。私は違うと思います。
3年前も、使用料手数料審議会で「障がい者や子どもの団体といっても、全員が障がい者や子どもではないから」という意見が出され、そのまま通ってしまったことがあります。そういう考え方の委員がいても仕方ありませんが、それが成案となってしまうことが私にはどうにも納得がいきませんでした。

公民館については、19年9月議会の一般質問でも取り上げましたが、当時の桑原部長は次のように答弁をしています。
市民の教育機関としての公民館が、独自の事業計画を推進して、学級講座や自主サークルの活動を活発にし、市民の教育・文化の向上を図ることにコミュニティー施設との違いがあると認識しております。
これからは、東村山市をよくしていくことに積極的に公民館がかかわっていくことが必要であると考えております。そして、地域課題の解決等、役に立つ社会教育を学ぶ生涯学習施設としての機能を発揮して、また、多様化した住民ニーズに対応できる、総合サービス施設として機能することが、これからの公民館の使命であると考えております。そして、多くの人が集い、にぎわいのある、活気に満ちた公民館を目指していきたいと考えております。


また当時の小町教育長は最後に
社会教育、あるいはスポーツ活動等を含めまして、生涯学習を推進していく上には、やはり職員の、何といっても資質というのが非常に大事だと、私も感じ方は同じであります。そういう面で、公民館の職員の意識をいかに高めていくかということが今課題であることは事実でございます。そういう面で、これから十分、職員の意識を高めるための、さらなる向上を図るための努力をしてまいりたいと考えております。やはり公民館は、楽しく市民に利用していただくということが大事なことでありまして、ややもしますと、貸し施設的な考え方ではいけないと私は思っております。やはり、公の施設であり、市の職員が管理運営しているわけですから、その辺の基本的な考え方を、さらに徹底をしてまいりたいと考えております
と述べています。

今回も榎本教育部長からは「公民館は教育施設。地域の課題を解決する学習の場として市としての責務を果たしていきたい」と答弁がありました。

金がなければ知恵を出すしかありません。
財政が厳しいときだからこそ、市民の学び、教育にことさら力を傾注していくことが大事だと思いますし、市民が賢くなることは、まちづくりにとって最大の武器になると思うのです。
「社会教育」「公民館」の値打ちを改めて問い直し、教育委員会としてのしっかりとした理念を打ち出してほしいと思っています。

何を理屈っぽいことを、と思われるかもしれませんが、社会教育で育ててもらった者として筋を通しておきたかったという気持ちです。

尚、議案は賛成多数で可決され、最終日の本会議でも通るはずですので、7月1日使用分から料金は下がることになります。
※大ホールだけは30%減措置を取らないので上がることになります。また予約受付が1年前からなので、来年7月からの改定となります。


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【2009/03/11 21:19】 | 学習会・研修会
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昨日は、厚生委員会と私が所属する生活文教委員会が開かれました。
生活文教委員会では、次の6本の議案と1本の請願について審議、審査の上、結論を出しました。


議案6号 集会所条例の一部改正
議案7号 市民センター条例の一部改正
議案8号 小口事業資金融資条例の一部改正
議案9号 共同利用工場施設条例の一部改正
議案12号 憩いの家条例の一部改正
議案17号 公民館条例の一部改正
20請願第7号 民間マンションの耐震診断と耐震改修事業の助成を求める請願


今回提案された条例改正議案6本は、8号以外は全て、2年に一度行われる手数料・使用料見直しに伴うものです。

まず議案6号「市立集会所」は、「萩山」「富士見」「富士見第二」「廻田」の4か所にありますが、近くにお住まいでもなければ殆ど馴染みがないかもしれません。
議案12号で出てくる「憩いの家」と合築の施設もあり、可変的・消費的費用である人件費や役務費などを見直したり、建物減価償却の進み具合等を反映させたりした結果、一部屋ひとコマあたり100円程度安くなるというものでした。平均利用率は20年度で25.25%。土日の平均は17.8%と言いますから十分活用されているとは言いがたいものがあります。
廻田以外は築30年以上経っていて、萩山は木造でもあり、次の総合計画(第4次)中で検討されることになります。また、管理運営主体を地元自治会などにお願いすることも検討するそうです。
質疑の後、挙手全員で可決でした。

次に議案7号「市民センター」は、市役所北隣に平成9年に2億3,351万円をかけて建てられたもので、平成9年9月11日の市議会で「市民センター条例の一部改正」という形で、新たな施設建設が提案されていることがわかります。

尚、この平成9年9月11日の本会議は、いろいろな意味で興味深いものがあります。
後述する工場アパートだけでなく、美住リサイクルショップやスポーツセンター温水プール、今となっては維持費が大きな課題となっているハコモノが一時期に提案されているほか、平成7年に起きた議席譲渡事件に関して矢野議員が最高裁判決を受けて失職したことも冒頭でよくわかります。

話を元に戻しましょう。
市民センターは、当時の細渕市長が所信表明の中で「1階に健診業務室、2階には現市民センターの集会室機能を移設した施設として、10年2月開館に向けて建設を進めております。この施設は母子保健の拠点として、また集会施設機能の充実が図られることにより、一層のコミュニティー活動の振興に寄与し、広く市民の方に利用されるものと期待しているところであります。」と述べています。
しかし実際には平成12年に市役所南側に保健福祉総合センターを建設したため、1階には母子保健とは関係のない業務がしばらく入っていて、後になって問題となりました。
この施設は、明るく、駐車場も十分にあり、軽い飲食なども可能ですし、利用団体としての登録も必要ないことから、比較的よく利用されています(平日70%、土日64%)。
今回の改正で、夜間区分の料金が一部100円ずつ引き下げられます。
質疑の後、挙手全員で可決。

議案8号は、不況対策の一環として、市の小口事業資金融資に新たに限度額500万円の「特別融資」枠を設け、1年目は利子を市が負担するというもの。国が打ち出している緊急融資制度や市の一般融資との併用も可能で、国が緊急対策を続ける間(今のところ23年度末まで)を一定のメドとしてスタートさせたいというものでした。
中小企業を直撃している不況は極めて深刻な状況にあり、中小企業信用保険法第2条第4項第5号による認定を受けている事業者は既に400を超えているそうですので、本制度が有効に働くことを祈るばかりです。
質疑の後、挙手全員で可決。

議案9号は、通称・工場アパートと呼ばれる市立施設の家賃(使用料)を、一律5%下げるというもの。
この施設は、平成8年から9年にかけて久米川町の都営住宅が建てられた際に合築で建設されたもので、建設費は全部で5億8,011万1,000円がかけられています。
部屋(作業場)は1階・2階それぞれに100㎡2室、200㎡2室ずつ4室の計8室。
月額使用料は現行149,900円(101号・102号)が141,550円に、299,000円(103号・104号)が284,050に、134,000円(201号・202号)が127,300円に、269,000円(203号・204号)が255,550円に、それぞれ2年間に限り引き下げるというもの。

ちなみに、最初に「工場アパート」という名称が登場するのは、市議会会議録では平成3年3月議会の頃で、市川市政の時代に立ち上げられ、その後、平成7年に細渕前市長が初当選したときの目玉政策の一つでもあったようです。当時の市民部長が「市内で市財政に貢献していただいてきた企業をさらにまた育成していくということ」と答えているほか、相当な期待を込めて興した事業であることが会議録から見て取れます。
しかし、少なくとも私が知るこの6年間は、全8室が埋まらずにしょっちゅう入居者を探していたり、経営が悪化した事業者による家賃の大口滞納が問題になったり、挙句に訴訟の提起に至ったりと、正直言って頭痛の種と言わざるを得ません。建設当時の起債額も質疑で確認しましたが、合計で5億3,400万円。20年償還ですので、あと10年ほどは払い続けなければなりません。ここ最近は満室でしたが、2月末に1社が経営不振で退出し、待っている事業者もないとのこと。
一方で「育成」という観点から契約期間3年、最長4期までと条例で定めています。当時は、引く手あまたでどんどん回転することを想定していたのでしょうか…。現実には開設当初からの会社は1社あるようですが、間もなく12年の満期がやってきます。

全室の使用料の年間合計額は1944万6,000円(19年度決算値)。

緊急対策としての引き下げについては挙手全員で可決となりましたが、当初のねらいとは相当乖離のある現状を今後どうするのか…。根本的な議論が必要なことは間違いありません。

長くなってしまいました。
公民館使用料(議案17号)については別の記事にします。




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【2009/03/10 23:42】 | 学習会・研修会
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明日(15・土)、とっても行ってみたい学習会があります。

「フライブルクのまちづくり」 (主催:NPO法人 多摩住民自治研究所)

原発に頼らない国づくりを進めるドイツ。そのなかでもフライブルク市(人口20万)は「環境都市」の称号をもつ都市として、世界中の注目を集めています。
自動車を減らすために22系統もの路面電車が走り、カーシェアリング、省エネ住宅、再生可能エネルギー、有機農業、環境教育など、持続可能な社会への確かな歩み。
フライブルク市役所に勤務経験もある環境ジャーナリスト・村上敦さん(ドイツ在住)がたっぷり語ります。
(案内チラシより)

午後1時半から、会場は日野市生活保健センターです。(資料代1,000円)

急な告知で申し訳ありませんが、関心のおありの方、ご都合のつく方、足を運んでみてはいかがでしょうか。

かくいう私は、同じ時間に「東村山市議会を考える市民の会」主催の懇談会が開かれるため、この学習会には行けそうにないのでありました…。


【2008/11/14 23:59】 | 学習会・研修会
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9月の生活文教委員会報告でもふれましたが、10月1日から図書館のシステムが、便利に、使いやすくなりました。
最大のポイントは、懸案だったインターネットからの予約や、多角的な蔵書検索が可能になったこと。

私も早速使ってみました。 


市のHPのトップページ左下の方にある「図書館のページ」から入ります。
以前はこんな感じでしたが、昨日からこんな風に一新されました。
「蔵書検索」「利用案内」「蔵書情報」などの各種サービス案内は、登録をする必要はなく、そのまま誰でもお使いになれます。

また、貸出や予約など利用状況メニューの表示には、利用者番号とパスワードが必要となりますので、「利用状況」から入って、「利用者情報変更」の中の「パスワード登録」を行います。

さらに、「メールアドレス登録」をすると、予約した本が届いたりした時にメールで知らせてくれるようです。

これらの手続きはお手元のPCや携帯電話から簡単に行えますし、図書館へ行くと、今までの端末にかわって新しいパソコンが数か所に置かれていて、ここからももちろん可能です。

昼過ぎに中央図書館を訪ねた際に木村館長にお会いし、システムスタートの様子をうかがいました。
システム変更のため22日から臨時休館をさせていただいた間、総出で蔵書の点検とシステム移行のための作業を行い、さらに業者に依頼して老朽化してきた天井の蛍光灯を、明るくて節電型のものにベースから取り換えたとのこと。確かにかなり明るくなっていました。
なにより、予想をかなり上回るペースでネットからの予約が増え続けているそうで、館内の端末を手慣れた感じで操作している小中学生が多いことにも驚いてます、とのこと。

そして、利用する市民の方にとって、どこがどう使いやすくなったのか&どこが使いにくいのか等を早くつかむため、少しでも多くの職員でフロアに立ち、対応するようにしているのだそうです。

私の第一印象はかなり使い勝手が向上したように感じていますが、まだ工事中のページがあったりしますし、運用する中で気がつく改善点などもあるかもしれません。
どんどん使っていただき、気がついたことは気軽にお伝えいただくことが、新しいシステムを生かしていくことになると思いますし、皆さんの税金が活きることにもなると思います。

ところで、今回のシステム変更について、市報やHPでもっと積極的に伝えた方がいいのではないかと思います。
市報では9月15日号2面の下の方に「図書館特別整理休館」というタイトルの囲み記事がありましたが、10月1日から新システムがスタートしたことは報じていないようですし、市のHPでも、システム変更に伴う休館について知らせたのみで、トップページを見ただけでは図書館システム&HPリニューアルのことはわかりません。

新たにオープンした施設も大事ですが、全ての世代が毎日利用できる施設の一見地味なこうした改善についても、しっかりPRすることを広報セクションがもっと気にかけてもいいのではないかと思うところです。


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【2008/10/02 23:10】 | 学習会・研修会
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No title
すごろく
1日(水曜日)に図書館登録を自分で試しましたが、上手く、いきませんでした。
本日(金曜日)佐藤議員の指示どうりにやると、登録できました。
1日は混雑していたのかな。
今後、便利になります。
お教えありがとうございました。

すごろくさんへ
佐藤まさたか
コメントありがとうございます。
ちょっとわかりづらい面もあるかもしれません。
初めからパーフェクトなんてものはないですけど、市民の声を真摯に受け止めて改善を施していこうという思いを図書館の皆さんはお持ちですから、お気づきのことがあったらまた教えていただければ幸いです。

図書館戦略も大局的に!
ともぞう
こんにちは。先日は、書き込みへのお返事ありがとうございました。私は市内在住・千代田区勤務で千代田区図書館をよく利用するのですが、ここは民間に運営委託してて開館時間も長く、質・システムとも素晴らしいです。まぁ、建物の綺麗さや本の充実っぷりは予算の差もあるんでしょうが、何より利用者のマナーが素晴らしい。昼間は品のよいお母さんが一所懸命子供に読み聞かせをし、夜は遅くまで高校生が勉強に集中してて居眠りしてる人はほぼ皆無。図書館が人を育てるのかそういう人を集めるのか、いづれにしても東村山市も目先の利用者インターフェースの改善だけで終わらずに市内公立学校(小・中・高)レベルの底上げ・人材育成のために図書館機能(学校・児童館図書室含む)のさらなる活用戦略を考えてほしいと思います。東村山に引っ越して5年、子供が生まれ今後の教育を考え始めた今日この頃、市内公立高校のレベルの低さに気付き愕然。市はできる子が早々に市外に流出するのをずーっと放置し続けてきたんですねぇ。非常にもったいない。仮に塾・私立に行かなくとも大学合格できるだけの公立校のレベルアップを実現できれば、各種補助金ぎりぎり対象外でうっぷんたまりまくりの中間所得層も集まって来て税収UPだし、学園都市化による治安・地価・地域一体感も少しは醸成できただろうに。。まぁそれ以前に巣立った子供がまた子とお金を連れて戻ってくるよな好循環作りに取り組んでいる自治体はそれだけでPR効果ありなんですけどね。今からでも以下などは運用で簡単に実現できそうな(できないようじゃ困るけど)感じしますけどどうでしょう。無駄なゴミ箱モノ事業に億単位の税金を捨てることを考えたらかなり意義あると思いますが。
(1)平日の開館時間の延長による社会人利用の促進、若者への学習・マナーの手本を示す
(2)学生が勉強の場に使えるような環境(机・参考書等)整備。
(3)杉並区和田中のような課外授業の場として図書館を活用。

何はともあれ願いは、東村山で生まれた子を市内完結で育てきれたらいいなということなんです。

長文にて失礼しました。またブログ拝見しに参ります。ここから市内の英知を結集できるといいですね。がんばってください~



Re:図書館戦略も大局的に!
佐藤まさたか
ともぞうさん
以前の記事にも目を通していただき、丁寧なコメントをくださり、どうもありがとうございます。

このまちでは、俗な言い方をすれば、なにをウリにするの?ということについてのオープンな議論をした経験が皆無に近いはずです。
特に、世の中が追いつけ追い越せの時代ではなくなった以降の10数年間も、遅れてきた青春を取り戻すかのような行政運営を続けてきたのが、今の姿に思えます。

もっと限定的に言えば、人への投資を粗末にしてきたのが、この間の東村山だったのではないか。議員として関わってきたこの5年、私にはそう思えてなりません。
それは、市の職員をどう育てるのか、という点でも同様です。

そんな中、図書館はソフト面を中心にかなり頑張ってきた方ではないか、と思ってはいます。しかしそれも、市のトップに立つ人間にその気がない中で、の話ですから、結果は厳しいですよね。

新たなハコに金を掛けるのではなく、今ある施設をどれだけ有効に、特に人を育てるためにどれだけ活用できるのか。
ともぞうさんが挙げてくださった3つの例のようなアイディアを、もっともっと出し合っていきたいです。

ダサいとか、不便とかって、決して欠点ばかりじゃないんじゃないかと思うのです。

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17日(木)午後、東京国際フォーラムで開かれたイノベーションサミット2008なるものに出かけてきました。
いつも力になってくださっている方が、「目の前のことばかりに追われる毎日なのはわかるけど、たまにはちょっと違う空気を吸った方がいいよ」と誘ってくださったもの。

イノベーションサミットステージ

おのぼりさんは会場にビックリ!

黒川清氏(政策研究大学院大学教授)の講演の途中から参加し、まず会場の規模と仕掛けにビックリ!ただのおのぼりさん…。
内閣特別顧問も務める黒川氏の話は初めて耳にすることばかり。
「日本のガラパゴス化」「物づくりではもう勝てない。そこに物語りがあるのか」「シンクグローバリー&アクトローカリーからシンクローカリー&アクトグローバリーへ」「出る杭を育てる」…。
時代の最先端を走る方ならではの刺激的な内容で楽しく聞くことができました。

日立主催の大コンベンションと併設開催だったので、休憩時間には会場内を見学。
公共サービスのブースを見つけ、携帯電話による配信サービスの説明を聞いたあと、東村山市が電子ロッカーで日立と組んで大失敗をしていることなど談笑。
そして片山善博前鳥取県知事の講演のためにホールAへ戻りました。


片山善博慶應義塾大学教授3

片山さんのお話を聞くのは、3年前の夏に鳥取市で開かれた自治体学会以来二度目。当時は現職の知事でしたが、現在は慶應義塾大学の教授。

2期8年間、ほとんどの面でやれることはやったと考えているが、どうにもならなかったのが「地方経済の振興」であった、とお話は始まりました。


・長い間で形づくられた来た根深い官依存体質の中で、消費者・マーケットを見ずに、行政や政治情勢ばかり見る地域産業。

・繊維産業を中心に大手企業の下請け製造業が多い県内では、働けど働けど…の状態。「川上(企画・デザイン)」と「川下(宣伝・販売)」の利益率に比べて「川中(製造)」への分配が異常に低い現実。有名ブランドが15,000円で販売する高級下着の下請け会社の取り分はわずか800円前後。

・地方の経営者が世襲ばかりになっていることで、活力が低下していることは否定できない。優秀な人材は出てくるのに、世襲がわかっている会社には入らないで都会へ出てしまう。家業的な考えを捨てなければ尻すぼみになる。

・補助金をどう獲得するか、ばかりを考えて衰退してきた商店街。意欲ある個店の魅力をどう引き出せるか。

・経済のサポーターとしての自治体も、国の政策によってスポイルされてきた。まさに「愚民化政策」であり、地域経済の土木建設化と無責任な借金奨励が現在の状況を招いてきた。

・夕張市には、当時の自治大臣の表彰状がある。小渕内閣以来、何でもいいからハコモノを作れ、金は面倒を見るから、と国が主導してきた。借金まみれの政府から「もっと金を貸してやる」と言われて疑いもしなかった自治体にも責任がある。そして小泉内閣で見事にハシゴを外された。

・鳥取県では、知事就任時の1999年にその流れをすべて止めて批判を浴びたが、今になって評価されている。政府は明らかなまやかしをやった。

・日本は知的立国をめざし、地域単位で実現を図るべきだ。環境、医療等による科学技術立国、文化芸術大国へ大きく転換すべきだと思う。研究開発や人材育成にどれだけ社会資源をシフトできるのか問われている。

・そのためには、清潔で透明性のある政府でなければならない。それは地方レベルでも全く同じこと。不潔で不透明はダメだ。

・考える力のある自治体に変えていかないと生き残れない。臨時財政対策債でさんざん政府にだまされたのに、また合併特例債に引っかかった自治体は数知れない。

・自治体をしゃんとさせるためには、もっと自治体に関心を持ってほしい。頼まれたから1票を入れたりしているからこんなことになる。

・地方自治は自業自得である。いい議員、いい首長を誕生させればまちは変わる。もしいいのがいないと言うのなら、一番ダメなのを選挙で落とす。その繰り返しで自分達で変えていくしかない。



いろんなヒントとエネルギーをもらって帰路に着きました。
誘ってくださったSさんに感謝しながら…。


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【2008/07/18 23:55】 | 学習会・研修会
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昨日(19日)、公立昭和病院への視察に参加しました。
昭和病院は、小平市、西東京市、東久留米市、小金井市、清瀬市、東大和市、武蔵村山市、そして東村山市の8市が一部事務組合を構成し運営しているものですが、そこにも議会があって、各市から2名ずつの議員が選出されています。
今回の視察は、東村山市議会から今期選出されている鈴木忠文議員と島田久仁議員が、病院の新棟増築がされたことや、救急搬送拒否問題等の現状が伝えられる中、一人でも多くの議員が実状を正しく知ることが大事だとで判断されて呼びかけられたものでした。
通常、一部事務組合の様子はなかなか全議員が知る機会がなかったのですが、今回の一堂に会しての視察は、極めて有意義なものでした。
言い古された言葉ですが、まさに百聞は一見にしかず、です。
圏域図
議員26名中19名と、議会事務局職員が参加しましたが、病院側も多忙な中、関係する部長さんと施設担当職員総出で受け入れてくださいました。
視察のテーマは3つ。
1.救命救急医療体制について
2.周産期医療・小児医療について
3.新棟(南棟)の見学

まず、業務部長さんから救命救急医療体制についてのお話を伺いましたが、一言で言って、救命救急医療の最前線は今、想像を絶する過酷な状況にあることを痛感しました。

中でもまず、救急当直の医師の勤務体制の現実には愕然としました。
朝8時30分から夕方5時15分まで勤務された後、そのまま翌朝8時30分までの当直として勤務。そしてここで帰れるのかと思いきや、昼間の診察を支えるためにそのまま当直明けで勤務…。仮眠が許されているとはいえ、大変過酷なこの勤務を、最低週1回、小児科や産婦人科等は2回こなさなければならない現実だそうです。
もちろんこの状態が法的にも、そして何より医師の心身を考えた上で芳しくないことは病院自身が重々承知をされています。
しかし現実に、どうしようもない中で現場の医師たちは医療を支えています。

現在多摩地区に8つある救急救命センター承認病院(都立府中病院・武蔵野赤十字病院・青梅市立病院・日医大多摩永山病院・東京医科大八王子医療センター・国立病院東京災害医療センター・杏林大学病院・昭和病院)のうち、あるべき3交代勤務が確立できているのは、三鷹の杏林大学病院のみだそうです。
ちなみに、救命救急センター(3次救急)とは、生命の危機を伴う重症・重篤患者に対する専門的な治療を、365日24時間体制で担っている救急病院のことを言います。

昭和病院では毎晩当直体制として、内科系1・小児科1・外科系1・産婦人科1・救急医学科1・脳外科1・CCU(循環器)1・麻酔科1の計10名+αの医師と、看護師6名、技師や検査関係が5名が待機しているそうですが、それでも重篤な患者が運ばれてきた場合、医師は1対1で診なければならず、その時にさらに重症患者の受入れ要請が来た場合はどうにもならないとのこと。
以前は多くの病院で、担当科の医師以外がやむを得ず診るというケース(内科系同士、外科系同士、などというように)もあったそうです。しかし、2年ほど前、どうしても診てほしいという患者側の求めに応じて行った医療行為で生じた過誤で過失が認定されて敗訴した判決が大阪の方で出されて以来、専門以外を診ることは極めて難しくなったという事情も困難を増すことにつながっているとのこと。

また、医師不足を解消せよ、などと私たちは議会で軽々に論じてしまうことがありますが、現実には全国的に不足している小さなパイを奪い合うことになるだけで、根本的に医師の増員を図らない限り全く解決にはつながらないわけです。
特に不足が指摘される小児科と産婦人科ですが、医大を出て研修医としての段階ではけっこう志望者はいるのだそうです。ところが、2年間の研修を終えると、あまりの条件の厳しさから他科に移ってしまう若者が多いとのこと。

それでも、現在3名の産婦人科医師が、4月から3名増えることになって胸を投げおろしているんです、とおっしゃる総務部長さんは本当にうれしそうでした。

とはいえ、病院として現状の厳しさに手をこまぬいているわけではなく、救急搬送断りを改善すべく、できるところから対策を講じていました。
医師の増員や当直明け勤務の改善、病床運用の見直し等を進める中で、最も力を入れているのが、医療機能の分担・連携ということ。
救急医療体制には、初期、2次、3次という役割分担がありますが、各医療機関の分担が極めて重要な課題だと強調されていました。

また、現在救急車で搬送される人員の6割強が軽症患者で、現実には軽症で運ばれてくる患者の対応に追われて重症患者が受け入れられないといった事態が発生していることを改めて確認し、救急外来の受診について市民の側が正しい認識を持つことの重要性を痛感しました。

「決して診たくないわけではないんです。診たくても診られない状況、なぜ断らざるを得ないのか、ということもまた、ぜひ多くの方に知っていただきたい。」
その言葉が重く響きました。

各議員からも多くの質問がされた後、現在引っ越し中の新棟(南棟)のうち、まだ使用されていないフロアを見学させていただきました。

工事情報板

救急車が横づけできる新たな救命救急センター入口

救急処置室

病室


病院は何をやっているんだ!何とかしろ!と言う気持もわかりますし、患者当事者となれば当然の声だとも思います。
国をあげてちゃんと金をかけなければどうにもならない、私たちレベルでは如何ともしがたい問題の方が多いかもしれません。
けれど、私たちにもできることがある。しなくてはならないことがある。
そう強く感じながら帰ってきました。

そういえば先日カーラジオを聞いていたら、搬送拒否問題に悩む昭和病院について伝える新聞の記事に対して、大問題だ!とんでもない!と病院を責め立てて息巻いている東村山市議会議員の声が聞こえてきました。彼は一切の視察を無駄だと言い切り、決して来ることはありません。見なくても聞かなくても全部わかっていると言うのでしょうか?
それはそれで全く悲しく情けない話だと思いますが、それぞれの立場や考えを大事にしながら、情報と課題認識は共有し、ともに考えてよりよい答えを模索していく市議会に変えていかなくてはならない、ということも改めて思う視察でした。


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【2008/03/20 23:55】 | 学習会・研修会
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いずれ見学報告書類が出ますか?
たまこ
今回の視察は、議員個々人に任せた任意参加だったのですか?
命がかかわる現場視察はめったに無いだけに、多くの議員に参加して欲しかったですね
有権者として、各議員の危機意識や考え方(又は党派単位参加?)を知る為にも、参加議員名がいずれ報告書等で公表されるのが望ましいですが…どの様な扱いなのでしょうか?

いい報告を有り難う。
長屋の玄さん
「百聞は一見に如かず、百見は一考に如かず、百考は一行に如かず」といいます。今度は「具体的な行動計画」の作成を期待しています。

Re:いずれ見学報告書類が出ますか?
佐藤まさたか
たまこさん コメントありがとうございます。

ええ、今回の参加は任意です。
正直言って今まではこうした場がつくられることはほとんどありませんでした。
複数市の出資により構成されている一部事務組合には、他に、たま循環資源組合(日の出町のゴミ処分場です)や多摩六都科学館、競輪場、競艇場などがありますが、代表が出ているだけなので殆ど様子はわからないまま、ということが通例…。
病院の方も、こうした形での視察を受け入れるの初めて、とおっしゃっていました。

しかし、市民の皆さんの税金で運営されていることは紛れもない事実であり、このような機会が設けられたことは前進だと受け止めています。
各議員が視察結果を議論の素地として共有した上で、今後にどう生かしていけるのかが問われていると思っています。

Re:いい報告を有り難う。
佐藤まさたか
長屋の玄さん
いつもありがとうございます。

そうですね。
地域医療をどう守るのか、という課題は本当に重いもので、現場の実情に接してみて、責任を実感しています。


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三多摩自治体学校 池上洋通さん記念講演

三多摩自治体学校in東大和市


三多摩自治体学校初日。多摩地区の自治体から、市民、職員、議員、研究者…130名を超える方たちが東大和市中央公民館に集まりました。
「福祉」「教育・子育て」「地方財政」「地方議会」の4つの分科会で進められ、私は「地方議会」分科会に参加し、小林憲一多摩市議・おおたけ貴恵昭島市議とともに進行のお手伝いをさせていただきました。参加された皆さま、お疲れ様でした。
助言者は多摩住民自治研究所理事長・池上洋通さん
自治体で働く職員の皆さんや自治体問題を学ぶ者にとって知らなければもぐりと言われるほどの存在。私も学生時代から社会教育、地方自治の現場で長年薫陶を受けてきた恩人でもあります。

地方議会分科会ではまず、「東村山市議会を考える市民の会」福岡美與さん、「くにたち市議会を見ていく会」那須さん、そして議会改革の先端を行く多摩市議会から遠藤めい子議員がそれぞれ現在の取り組みの報告をしてくださいました。


「東村山市議会を考える市民の会」は、改選後の昨年6月議会を傍聴された皆さんが、議会運営ルールに疑問を感じて立ち上げられたもので、多摩地区26市のルールの調査や、先月9日の「市民と議員の対話の集い」開催、全議員へのアンケート実施等、議会改革を市民の立場から進めたいと活動されています。26市の議会事務局にアンケートを取っておまとめになった一覧表は大変興味深いものです。

「くにたち市議会を見にいく会」は、2004年に市の財政難について学び始めた市民の方たちが、まちの仕組みを学ぶ会を結成。自治体における司法的役割が必要と考えて、組織的継続的に議会傍聴を行うことを決め、2006年から現在の活動を展開されています。
議会ウォッチをする市民団体は全国各地に生まれていますが、「くにたち」では、「不偏不党中立な立場・個人攻撃をしない・市政を身近に感じるために」を基本姿勢として傍聴活動を続けておられ、発行している会報「傍聴席から」編集にあたっても、個人の好みで書かないよう、記事内容については検討に検討を重ねておられるのだそうです。
とりわけ、昨春の選挙前に出された特別号「あなたが選んだ議員の通信簿」は秀逸です。特に、それまで議会に全く関心を持たなかった方たちからの反響が大きかったとのこと。議員にとっては戦々恐々ものですが、素晴らしい実践だと感じました。

多摩市議会は、小金井市議会と並んで多摩地区における議会改革のリーダー的存在。
遠藤さんからは、確かに改革を進めてきた多摩市議会だと言われ、開かれた議会だと思う。けれども、開かれればよいのでしょうか。開かれることことと、市民の役に立っていることとは違うはず。
本当は税金の使い方を決めることを市民からそれぞれに託されているのだから、議員がいろんな意見を調整して、よりよい方向を導き出すことが重要であって、そのためには議員同士が議論できる仕組みを確立することがどうしても必要だとお話がありました。
確かに、今はほぼどの議会でも、市長側から議案が提案されると、疑義(わからない点)を市側に質す「質疑」をまず行います。そして次にすぐにその議案をどう考えるのかの意見表明である「討論」を各会派が行い、直ちに賛否を決める「採決」となります。
つまり、すでに立場によって固めている結論を持ち寄って賛否を決するだけ、というのが今の議会の大勢であり、まさに「結論先にありきで議論の余地なし」で進められているのが実情なのです。
多摩市議会では、二元代表制の本来に立ち返り、この「質疑」のあとに、議会としてはいったいどう考えるのかを議論できるようにしていきたい、というのです。
大変重要な問題だと感じました。

実はこれは珍しい考えではなく、本来あるべき形のはずです。
東村山市議会においても、請願や調査特別委員会については議員同士の議論で決めて行くべきだという考えに立って進めようという流れができつつあります。
しかしそれをすべての議案についておこなうことができたら、よりよい成案に向かって様々な立場と考え方に立つ議員が知恵を持ち寄って修正・改善を重ねて議論し、結論を導き出すことができるはずです。
理想論と片づけるのは簡単ですが、東村山市議会議会運営委員会も昨年視察に出向いた北海道栗山町「議会基本条例」の「考え方」という項にはこのように書かれています。
「長と同様、議員は住民から直接選挙で選出され、正統性を同じくする「二元代表制」の一翼を担っていることは言うまでもない。
また、
国の制度と大きく異なることは与野党の関係のないことである。長に対して全ての議員は提案される案件が町民にとってどのような影響があるか。是々非々の態度で臨む、そのことを議会が暗黙の上でも確認されていなければならない。現在、栗山町議会はこのことが議員間の了解事項となっていることが改革の基本であり、基本条例制定へ全会一致で進めていける原動力となった。

約30名が参加してくださった分科会ですが、うち市民が13市から約20名、議員が多摩、府中、八王子、青梅、小金井、武蔵村山、羽村、昭島、東村山の9市から11名。政党・会派も自民、民主、生活者ネッワーク、共産、無所属と実に様々で、本当に大切な機会となりました。
与党VS野党とか、あっちかこっちかだけを言っていれば、こんなに楽なことはありません。
しかし今やそんな単純な片づけ方ではどうにもならないくらい、私たちの社会を取り巻く課題は複雑かつ困難な事例が山積しており、自治体が抱える問題も深刻です。
議会不要論、議員不要論が渦巻くのは、私たち議員が旧来の構図から出ようとせず、時代が求めている使命を果たそうとしていないことに最大の原因があると私は思います。

皆さんから出された意見もまだまだ紹介したいところですが、またもやだいぶ長い記事になってしまったのでこのあたりで一旦終えようと思います。

助言者の池上さんのお話も、分科会終了後に2時間にわたって行われた記念講演の内容を含めてまたお伝えしたいと思いますが、ここでは一言だけ。
「地方自治は、憲法に抵触しなければどのように決めてもいい、というのが憲法の考え方なのです。改革にあたっても、とらわらずに、本来どうあるべきなのか、というところから大いに自由に議論していただきたい。
いつもいつも学び合って、高まっていく、誰もが参加できる仕組みが何よりも大事です。
困難を抱える人に寄り添うような議会をどう作れるのか。
誰もの痛みを自分の痛みとする社会をどうしたら作れるのでしょうか。」


今回の学校には、東村山から何人もの方が参加されていました。
そしてそこにも来られていた皆さんたちが、今日(16日・日・午後1時~)から「どうなってるの?わが東村山市の財政」と題した3回シリーズの学習会を開催されるそうです。まさに「学び合い高まっていく仕組み」ではないでしょうか。
講師は「地方財政分科会」の助言者も務められた大和田一紘さん。
楽しくてとってもわかりやすい財政分析講座がマスコミでも話題となり引っ張りだこの大和田さんです。全国各地で、大和田さんの講座の受講生を中心に、市民による財政白書づくりが一大ブームになってきています。
お隣の東大和市でも市民による財政白書づくりが始まっている、と久しぶりにお会いした方がおっしゃっていました。
東村山発の市民財政白書が実現する日も遠くないと感じます。
日曜日の昼間に行われる講座なので、参加しやすい方もおいでかと思います。ぎりぎりの告知で恐縮ですが、ぜひ初めての方こそ参加してみられたら、と思っています。


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【2008/03/16 05:45】 | 学習会・研修会
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