無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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昨日の環境建設委員会における「リサイクルセンター」についての議論を、私自身のメモをもとに再現しました。
恣意的な書き換えを行ったりはしていませんが、あくまでメモの範囲であり会議録ではありませんので、細かい点やニュアンスの違いがあったり、聞き取れないで飛ばしたところもあります。予めそのような認識でお読みいただければ幸いです。
約2時間分なので長いのですが、そのままアップします。

またこの委員会を受けて、会派ごとに意見を取りまとめ、次回(2月10日)には委員長報告という形でこれまでの議論をまとめていく、と同僚の奥谷議員から聞いています。
新年度予算案も間もなく明らかになるはず。
議会での議論を市長サイドがどう受け止めるのか。
そしてその前に、議会自身が議論してきたことをどう責任をもってまとめ、意思を示し、市民の皆さんが納得できる説明を議会としてできるのか。
昔のように足して2で割るようなわけのわからないやり方は許されません。
東村山市議会は、かつてない正念場を迎えることになります。
では、昨日の記録をどうぞ。


※10時開会

山口委員長)まず資料が出されているので説明を。

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西川部長)※上記資料の概略を説明。続けて、見積もりについて以下説明。
12月に依頼した性能発注仕様書作成で各社から出てきた。6社に見積り依頼し、1社が辞退し5社から。それをコンサルが整理してまとめた。建設費は12億2,860万5千円。維持管理費は年間操業245日1960時間と想定して出した。

山口委員長)人件費の数値もお願いしていたはずだが。
西川)今現在のかかり勘定で申し上げる。シルバー人材センター24名で3,435万9,150円。ホイルローダー運転に正規職員2名で1,587万6,162円。粗大ごみ処理に再任用再雇用4名で1,088万9,692円。合計30名で6,112万5,004円となっている。

蜂屋委員)いよいよ煮詰まってくるのかな、と思う。西川部長にも業者側にも話を聞けたので、最善の選択をしていきたい。外部委託の選定だが、小平市と所沢市が難色を示しているとのこと。ここは外すべきではないか。

西川)いずれも難色を示している。今後の両氏とのお付き合いを考えれば、強行して持ち込むことを避けるべきだと考えている。

蜂屋)何を外出ししていくか。昨年3月までの特別委員会でもペットボトルは外部化すべきとされていたがいかがか。

西川)部としても特別委員会以降の議論も踏まえて、即答はできないが検討していくべきと考えている。

蜂屋)ビンはどうか?

西川)法的検討を加えてきたが、都条例による規制がある。A、B、Cの3社のうち、BとCではすべきでない。A社は都条例の規制:準工業地域8~19時で60db、20時以降50dbを踏まえて、クリアできるかどうかよく検討すべきと考える。

蜂屋)缶の外部化はどうか?

西川)基本的にビンと同じこと。法的にクリアできるかどうかが大事。できるとするならば発注可能。という考え方も出てくるのかな、と思う。

蜂屋)缶とビンは法的にクリアできないとすれば、どういう問題があるのか?

西川)騒音がクリアできるかどうかの資料がない。発注を決定しているわけではないので、測定ができないし、強制的にさせられない中で、クリアできるかを危惧している。

蜂屋)ビンと缶は騒音クリアが課題ということでいいか。

西川)規制値としてクリアできるかが課題。

蜂屋)業者を入れた測定に私たちも所管も立ち会ったが、その際は値をオーバーしていたが、報告という形で取り寄せたので結果を読み上げたい。※書き取れず。
結果として確認したところ、結果を踏まえた改善はできる、防音壁を造って騒音対策は行うと事業者は言っている。所管として確認してほしいがどうか。


西川)A社より「測定調査を見てもらいたい」と依頼があり、私たちも見させてもらった。暗騒音(機会を動かしていない時の音)が全て60dbを超えている中で、缶とペットの積み込みを想定した実験を行ったところ、最も高いところは南側壁の外で71か72dbだったと記憶している。それらの結果があり、規制値を下回ることが重要と考えている。
A社の工場は、設置認可は68tの廃プラスチック工場の許可であり、ペットはそのまま受注できるが、缶とビンは変更届けが必要になる。搬入の際のシャッターを設置し、昼間は極力閉め、夜間は閉めて作業すると説明されている。設備を動かさずにホイルローダーだけ動かして70db。
(業者側に)確認してもらえるか、という点は、当日の資料の提供をお願いしたところ、できないと回答を受けている。受注が決定していないので対応できない、という回答だ。

蜂屋)それでは確認はできない、ということか。

西川)再度させてもらうことは可能。

蜂屋)問題は廃掃法8条か?

西川)それと東京都の環境確保条例だ。

蜂屋)法8条で懸念される点は何か?

西川)どのような形で行うのか?と聞いたが、今は容器包装プラの中間処理施設として4市を受注していることから、仮にペットと缶を受注した際は、昼間にプラスチックを処理し、その後に缶とペットをやる、と説明を受けている。
プラスチックについては朝9時から深夜1時までの許可があるが、缶とペットはそうなっていない。深夜1時までやるようなことを市としてよしとしていいのか、ということで、缶等の発注を危惧している。

蜂屋)都が認可した際に調査が入るはず。クリアして都が認可しても、市として認めるわけにいかないということか。

西川)時間的な問題だ。既に施設をもっていてクリアしているならば問題がないが、現状では施設がない。受注が決定していない中で、検査をいつのタイミングでできるか、という点がある。一旦発注をしてからダメだったからと言ってリセット、解除ができるのか。施設を延々と改善しなくてはならないのではないか…。

蜂屋)事業者側の負担を考慮しての部長の発言だと思うが、クリアできるまで対応するというならば市として賛同できるのか。

西川)危惧されるのは、事業者が投資費用をどう回収するのかという点だ。回収されない場合に、他市の分も受け入れるのではないかということを危惧している。事業者は「他市の受注は市内」と回答してきているが…。
また、東村山市が(騒音対策に必要な費用を)どこまでかけられるのかわからないということもあり、事業者側が「回答できない」と言ってきているのはそのためだと思われる。

蜂屋)事業者が見積もりを出してきたということは、通常はクリアするまで対応するという考えでいると思うが。

西川)事業者から見積書が出された後に改善等の考え方について問い合わせしたところ、「検討していない」と回答があった。

蜂屋)設備投資をするとなると、見積金額が変わってくるという考えなのか。

西川)それはわからない。

蜂屋)それでは今日示された見積もりの意味がわからなくなる。公的な場に出すということは、事業者として「(それで」受けます」という意味であり、責任もってやる、という心積もりと通常は考える。金額がわからない、ということになれば、論点がまた見えなくなる。設備投資を含んだ見積金額なのかどうか、必ず確認してほしい。

奥谷浩一委員)私たちは今示されている資料で判断せざるを得ない。どの事業者に、ということを議論する委員会ではないので、少し話を戻したい。
所沢と小平の事業者は難しいという印象を受けているので、当市内で考えるようだと思う。まず、提出されたコスト表でわからないところを聞く。


※この後、資料P.3の計算式、算出根拠をめぐって奥谷委員が聞くことに対して、所管が説明に困って立ち往生すること数回あり、初めて次長や課長が答弁を行うも、納得いく説明になったとはとても思えない。傍聴席からは重要な会議で数字の根拠すら答えられない状態に怒りの声多数。メモができなったので割愛するが、要は缶、ペット、ビンの3品を扱って年間4,545万4,500円という値が最大値であることが確認される。

朝木直子委員)今の話(缶、ペット、ビンをパッカー車による混合収集する)を聞いていると、収集方法も変えるということなのか。

西川)B社ではそれが可能ということだったので、同じ条件でA社にも見積もりを求めた。

朝木)だったら、そういう説明も資料に記してほしかった。混合でない形の収集もあり得るか。

西川)委託を進めるとなったら、収集方法も検討していくことになる。

奥谷)以前、ビンをパッカー車で収集するのは危ない、と議会で答弁していなかったか。

西川)パッカー車で集めるテストをしたが、あれはビンだけだったので割れた。缶も缶だけだと(コンテナで平積みするより)1.6倍ほど積載可能だが、思ったほどはつぶれないことがわかっている。
奥谷)混合するとは、どういうイメージをもっているのか。

西川)B社のラインは縦長ラインなので、(3品混合でも)やれている。もし他でも可能だったら、と見積もりを取ったが、可能かどうかはわからない。

奥谷)パッカー車での混合収集となった場合、生きビンはどうするのかな?とも思う。
委託に要する費用だが、資料の年4,545万4,500円を一つの目安として受け止めるし、B社とC社は難しいということだと理解した。そこで、P.7の「リサイクルセンター建設工事設計参考額」に移る。外部化すると4,545万に対して、自前で行う場合はどの数字と比較するのか。国庫交付金対象工事費用10億2,790万円には、国庫交付金分が含まれるのか否か。


西川)事業費なので、交付額はこの数字から引かれる(交付金が含まれる)ことになる。

奥谷)では、交付割合は当初見込んでいた1/3なのか、(巷間言われる)1/9なのか。どれくらいを見込んでいるのか。

西川)国庫交付金(循環型社会形成交付金)は都が窓口になっているが、今のところ1/9や2/9という指示は出ていないので、従来通りに1/3を前提に申請をと言われている。残り2/3が市の負担となり、いわゆる補助裏債と一般財源を合わせて0.66が市の持ち出しとなるので、6億8,526万6,000円が交付金額外(市の負担)の数字となる。

奥谷)3品を外部化すると建設工事費は安くなるはずだが、交付金対象外事業としてあがっている解体撤去工事費等は変わらないということになるか。

西川)難しい仮定の話になる。3品を外に出すと建屋の面積がどうなるのかわからず、今は答えられない。

奥谷)市長は12月議会の所信表明で「缶とペットボトルの外部処理・外部委託の可能な事業者が調査の結果、市内と近隣市を含め、3社程度あることが新たに判明し、びんを含めた処理も可能であるかどうかさらに調査を進めることとなりました。このことにより、リサイクルセンターの整備に関する今後の進め方につきましては、いわゆる「第2案」をベースとした発注仕様書を作成するとともに、外部処理・外部委託が廃棄物処理法に基づき適正かどうかを検証し、双方の効率性や経済性を総合的かつ客観的に比較した上で、リサイクルセンター整備に関する基本的な方針を確立しなければならない局面が生じたと率直に認識しているところであります」と述べている。
(これに照らせば)市が負担する交付金対象工事費の2/3分に対象外工事費分をプラスしたものを耐用年数で割り返したものに、維持管理費と、人件費として現在かかっているシルバー人材センター分の3,435万円を足したものを、外部化した場合の4,545万円余と退位することが「客観的な比較」になると考える。そこで聞くが、耐用年数は何年なのか。


西川)これまで20~30年としてきたが、もっと延びている状況。維持補修をきっちりしていくことで30~40年は問題ないと思う。

奥谷)そこは何年なのかはっきりさせてもらわないと、償却年数が出せない。

西川)RC造は通常60年で、今回もそれに近い年数は持つと考えられるので、土木建築については50~60年は十分にあると思う。ただ、途中での設備の入れ替えはあり得る。

奥谷)であれば、50年という目安で割ることにしましょう。
市の建設工事費負担分6億8,500万円余と交付金対象外工事費分1億4,000万円余を50年で割り返し、それにシルバー人材センター分と維持管理費を足せばいいと思うが、シルバー分と維持管理費だけで既に7,300万円以上になり、建物を全く造らなくても維持費と人件費だけを見ても外部化した場合を超えることになる。市長が言う「経済性」からは事業者への外部化が安い、と見て取れる。
ところで、不燃物から有価物(金属等)を引き抜かないことにしたのはなぜか。


西川)従来は不燃物を破砕処理して有価物を抜き取った上で、二ツ塚処分場(日の出町)に搬入していたが、それには一定の大きさ以下にすることが条件。(破砕機が老朽化したので)破砕するのかしないのか、しないとしたら破砕せずに直接外出しできるところがあるか調査して、現在は破砕せずに2社に出している、という経緯。

赤羽洋昌委員)建屋は50年とか60年ということだが、設備が20年でダメになったら、一体的に性能発注することとの整合性はどう考えるのか。

西川)設備を更新していくということは可能。※メモしきれず要旨は不明。

朝木)耐用年数がこれまで20年と言ってきて50年だと今日突然出されたが、根拠はなにか。また市長に聞くが、先ほど奥谷委員が引用した12月議会所信表明の方針は現在でも変わりはないか。

西川)20年という数字を答弁等で出した記憶はない。50年60年は、RC造の一般的な年数だ。

渡部市長)ゴミ処理という性質上、処理が止まってしまうことはできないので、安定的で継続的という側面が一番重要だ。その上で、経済性、効率性も当然のことだ。

朝木)今一度確認するが、所信表明の方針に変わりはないか。

市長)今答弁した通りだ。

※ここで休憩が宣され、10数分後に再開。

奥谷)休憩中に電卓を叩いた。缶、ペットボトル、ビンを外出しすると、年間4,545万4,500円。リサイクルセンターを建設して直営で行うと年間9,033万円というのが、判断するための金額になるだろう。建物は50年だが、設備は入れ替えるということなので、厳密には+αということになる。

島崎よう子委員)今、コスト比較を委員会として集約したところだ。
3年間にわたって検討してきたが、新たに整備が必要だという大前提であった騒音、臭気、振動、労働環境のうち、暑さや寒さによる問題はこの間どれほどあったのか。


田中施設課長)そういう事態はございません。

島崎)そうですか、はい。

奥谷)こうして議論している間にも施設からの音は出ているわけだが、地域からの苦情はこの間どうなっているのか。音に関する苦情はどのくらい来ているのか。

西川)以前から、柳瀬川の向こう、所沢第九連合自治会の皆さんから一番声が出ており、毎年の協議の場で「秋水園はどうするのか」と言われてきた。リサイクルセンターの建て替えと炉の改修を行うと説明してあるので、それを今は待っておられる、という認識でいる。

蜂屋)リサイクルセンターについての諸問題と調査事項にあるので悶々としている点を伺うが、地元住民でNPOを立ち上げてもらって雇用を、という話はその後どうなっているのか。市長に伺う。

市長)9月と12月議会での議論を踏まえ、処理の外部化の検討をしており、まだ方向性が定まらないので、12月中旬に協議の中断を協議会に申し入れた。もう一度白紙に戻させていただいて検討したい。以前から言っているように投げかけている段階なので、当面は引き続きシルバー人材センターにお願いしたいと繰り返してきた。

蜂屋)白紙ということでそれはよかった。地域雇用は還元策から外して、改めて地域の声をしっかり聞いて取り組んでほしい。




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【2012/01/31 16:07】 | リサイクルセンター問題
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本日2本目の記事です。

11月4日(金)12時、議会運営委員会が終わった直後、環境建設委員会メンバーを中心とした議員有志で、多摩市のエコプラザ多摩と東村山市内の中間処理事業者の現場へ向かいました。
参加したのは、環境建設委員会から山口委員長、伊藤副委員長、小町明夫、蜂屋健次、奥谷浩一、朝木直子各議員と、委員外から土方、赤羽、島崎、山崎、矢野各議員と私の12名。市内事業者の場には三浦議員も駆けつけましたので、過半数の議員が現場を共有したことになります。

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議員生活9年目ですが、全会派が任意で集まって呉越同舟学ぶなどということは、私はかつて経験したことがありませんでした。

エコプラザ多摩に出向いたのは、東村山市がリサイクルセンター整備にあたって言い出している「缶とペットボトルのパッカー車によるで混合収集」を多摩26市で唯一実施している自治体だからです。

長い説明は省きますが、まず全員で確認できたのは「びんの取扱量が計画よりも大きく減ってきている」という事実でした。
ビンを色別に自動で分ける機械が停止していたのは、精度が今一つということもあるようですが、何よりも手選別で間に合う程度に取扱い量が減ったことが要因だそうです。
東村山市でも、計画策定にあたっての推計値が早くも実態と乖離し始めていることがはっきりしてきているので、適正に見直す作業が不可欠だということがこの日の視察からもよくわかりました。

また、びんとペットは材質が異なるので機械選別は確かに容易です。
収集の様子は見ることができませんでしたが、搬入される様子を見る限り混合収集は可能ですし、それほど複雑な設備が必要でないこともわかりました。



多摩市を往復して東村山市内に戻ってきた一行は、市内恩多町にある既に容器包装プラスチック類の処理をお願いしている中間処理事業者を尋ねました。

プラ類の処理ラインを見せていただいたのは私は何回目かだったのですが、糖尿病の患者さんがインスリン注射の際に使用されたと見られる針等がかなりの量、異物として混入している様子にショックを受けました。
当然、医療機関に返していただかなければならないのに、容リプラの袋に入れて出される方が後を絶たないのだそうで、手選別をしている作業員の方たちが危険な目に遭うことも少なくないとのこと。

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今回の本題ではありませんが、心当たりのある方は絶対にやめていただくようお願いいたします。

さて、今回の訪問にはいくつかの目的がありましたが、先月28日の環境建設委員会での質疑の中で、「缶とペットの混合処理を民間に任せられないか?」と複数の委員から意見が出され、所管部長が調査を約束したことを受けた「その後」の確認が大きなものでした。

結果から報告すれば、所管は委員会で答弁したことを全く履行していませんでした。
それどころか、何が理由なのかさっぱりわかりませんが、「どうしても民間にはやらせたくない」としか思えない不可解極まりない対応を部長自ら続けていることがわかりました。
おそらく伺ったほぼすべての議員が、大きな疑問符と怒りに近い感覚を共有して帰ってきたのではないか、と感じています。

少なくとも、「市内や周辺の事業者に実現の可否を打診して、見積もりをお願いする」という議会との約束が、どうして委員会後1週間たっても実行に移されていないのかについては、次の委員会の場で所管からどんな説明があるのでしょう。

そして、渡部市長はどこまで詳細を承知しているのでしょう?

秋水園で扱う品目を減らすこと、すなわち分散化は、集会施設をつくることよりも、怪しげな雇用話を持ちかけることよりも、はるかに本質的な「地元還元策」であるはず。
いい加減に目を覚ましてほしいものです。

次回の委員会は14日(月)10時から。
できるだけ小さな税金で効率的な施設整備を図るために、議会と行政が知恵を絞らなければいけない場です。
ぜひご覧にいらしてください。




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【2011/11/07 18:49】 | リサイクルセンター問題
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9月議会での集約により環境建設委員会で継続議論されることになったリサイクルセンター整備問題。
本日10時から、23請願10号「秋水園リサイクルセンター整備計画」について、さらなる費用の圧縮と秋水園への搬入(収集)車両数の縮減施策を求める請願の審査の一環として、12時過ぎまで議論が交わされました。傍聴者は私を含めて24名。うち市民の方が11名、議員が13名でした。

冒頭、性能発注方式をめぐって西川資源循環部長から再度長々と説明があり、たまりかねた委員長が制止。既に聞いた話をまた繰り返すのは、何度も言わないと議員はわからないと思っているからでしょうか…。

これを受け、朝木議員からは「性能発注が国の交付金の条件なのかどうか」について、これまでの答弁の信ぴょう性を厳しく追及をする発言が続きました。
確かに、「完成後のコスト予測が示せないのは性能発注方式であるから」等と議会で再三答弁してきたことは、結局のところ時間稼ぎだったのではないか、という疑念を私も持っています。
今日の説明もそうですが、部長の答弁は「国の手引き書によれば」「環境省に聞いたら」の連発、繰り返し。どうして最も精通しているはずなのに自分の言葉として語ることができないのか…疑問ですし、残念でなりません。
また、部長の説明を聞いていると、そもそもこの方式は、複雑な構造にならざるを得ない焼却炉や、他市に見られるような巨大複合施設を前提としたものであると誰もが感じます。うちで考えているのは、単なる分別処理施設。おかしな説明に聞こえるのはそのためでしょう。

この件については奥谷議員が「9月議会で仕様書発注業務委託予算については賛成多数で可決したのだから、そこから進めていこう」と提案し、いよいよ本題へ入りました。

主な質疑と答弁を、自分のメモをもとに報告します。


奥谷議員)
騒音、振動、におい、労働環境がそもそもリサイクルセンターを必要とした前提だが、市の考え方として「自区内処理」の原則に立っているのか?

西川資源循環部長)
廃掃法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)の趣旨はそうだが、市内ですべて処理することには限界がある。

渡部市長)
法の理念はそうだが、最終処分地は市内にはなく、現実的には難しい。最終処分地への配慮が大切だと認識している。


奥谷)
民間事業者に委託できないか?と聞くと、「市内に扱う業者がいない」と部長は答弁してきた。それは自区内処理の考え方に立つものか。

部長)
自区内処理に加え、経済性も必要。途中で積み替えることなく(中間処理施設に)運ぶには、市内か近隣であることが必要


奥谷)
これまで「市内」と言っていたけれど、「近隣」が入ってきた。委員の皆さんは頭に入れておいてほしい。
現在、実際にはずいぶん遠いところまで持って行って、燃やしている、熔かしているのが実態。

私は、焼却炉の建て替えとセットで考えるべきだとずっと言ってきたが、市は交付金のスケジュールに間に合わない、と言ってきた。しかし、1/3見込んでいた国の交付金が情勢の変化から1/9とも2/9ともいわれる状況になっている。前提が変わったということ。
また、騒音の最大原因は不燃物を移動させる際にホイールローダーから上がる低音であり、ビンや缶の高い音ではないことがわかっている。
第2案では50m×50m程度の建屋になったが、その大きさが必要なのは、大きなホイールローダーが動き回るため。もし、将来的に秋水園内の炉で不燃ごみも扱えるようになれば、現在行っている積み替え作業は不要になる。
また、それまでの時期も近隣の民間施設で行うことができれば、不燃ごみのスペース自体が不要にできる。
10年後に向けて炉の話をしなくてはならない時期であり、自区内処理を進める方向で考えれば、リサイクル施設はもっと小さくて済むのではないか。ランニングコストも大きく変わってくるのだから、炉の更新と絡めて考えるべきだと思う。
また、事務所の建て替えはリサイクルセンターと分離してちゃんと考えるべきではないか。
特別委員会ではペットボトルと容リプラを一緒に民間へ、と議論進んだが、それは秋津への一極集中を解消するために分散化を、という思いが前提だった。
ここにきて揺り戻しのように、ペットと容リの混合処理は900万円増になる、台数も缶とペットの混合の方よりも減らない、とされている。業者に見積もりをしたうえで答えているのかどうか。紙ベースで資料として提出してほしい。
また、ペットと缶の混合収集の方が有利だというのなら、それをなぜ秋水園でやらなければならないのか、と思う。民間でやってもらえるところはないのか、市内業者に確認をしてほしい。

部長)
ペットと容リプラ混合の方が900万円余計にかかる、という件は、紙ベースでお出しする。
ペットと缶を扱える民間業者があるのかどうかは調べて答える。


島崎議員)
もし扱える事業者があったら、見積もりも出してほしい。

部長)
収集についてですか?


島崎)
処理もです。

部長)
極力出すようにするが、市内、市外でも変わってくると思う。収集した車がそのまま持って行ける距離でないと、かえって費用がかかる。
引き受けてくれる業者があるかどうかをまずあたらせてほしい。


島崎)
日野の業者に聞いた際、パッカー車で缶を集めると、アルミ缶とスチール缶が噛んでしまうので、平ボディ車で収集していると聞いた。必ずしもパッカー車で、とは考えないでほしい。

部長)
東村山のパッカー車はプレス式ではないので(圧力が弱く)、2か月前に実験した際にも噛むようなことはなかった。



※一時休憩

部長)ペットと缶と言われるが、実際に缶を扱っているところが市内にはないので…。 

島崎)今は扱っていなくても、各業者にできるかどうかを聞いてください。


※再開


伊藤議員)
事務所の話が先ほど出たが、私はリサイクルセンターの中に入れた方がいいと考えている。ぜひ議会で、計画の中に入れるかどうか議論したい。
コンテナを道路上に置いて資源物を集めているが、事故やトラブルはないのか。

部長)
それを原因とした事故は、少なくとも私が着任してからはない。
ただ、警察からは苦情に絡めて「廃止できないのか」と言われたことはある。


伊藤)
確認だが、ペットと缶は同じ処理ラインでできるのか。また、ペットの処理を外しても、建屋の大きさに変化はないのか。

部長)
ペットと缶は材質が違うものなので、選別は楽にできる。
また、建屋は第2案で言えば影響はない。


伊藤)
ペットと容リプラの混合処理だと、汚れの付着が気になるがどうか。

部長)
確かに、ペットと容リプラは材質が同じなので機械的に分離できず、手作業となる。混合でやっていた松山市でも今年度からやめたと聞いている。汚れが付着して、容リプラの品質を下げることが一番心配。


小町議員)
車両台数を減らしてほしいと請願にある。
私が住む廻田町には、回収用のコンテナが金曜日の午後に置かれ、月曜日まである。最近問題視されている自転車事故や、それに伴う交通ルールの変更も考えると、現在の方式は危ない。戸別収集を進めてはどうか。

部長)
確かに放置はできないので、戸別への切り替えを考えている。
空のコンテナを置いて歩く車だけで1日60台動いているので、台数減を図るには戸別への切り替えが一番効果がある。
ペットボトルの外部化では水曜日しか台数を減らせない。ぜひ戸別を実現したい。


小町)
いつでも出せて便利かもしれないが深夜に出す人もいて、集積所の近隣への音も大変問題だと感じているので、ぜひ戸別収集を実現してほしい。

蜂屋議員)
ペットと容リプラを外部委託した際にトン当たり36,000円とあるが、これは業者に聞いた数字なのか?

部長)
容リプラの委託単価を単純に入れたものだ。


蜂屋)
事業者に金額を落としてもらうよう交渉するつもりはないか。

部長)
大変難しいことに思う。
なぜなら、まず、ペットと缶を扱ってくれる事業者があるかないかという問題。
次に、仮にあったとしても、どういう条件なら受け入れられるか、ということ。

設備を持っている、あるいはこれから用意するにしても、これがまず見つかってからの話なので、現段階で交渉云々までは言えない。


蜂屋)
見積もりが返ってきてもやれないということはあるのか。

部長)
建屋とランニングコストが大きく上回れば、民間委託を選択しない場合もある。


蜂屋)
品質確保の問題もあり外部委託のむずかしさも理解するが、請願の趣旨からして、外部委託を選択することをもう一度議論していきたい。

部長)
収集を含めてコストでどれくらい差が出るか、がある。
品質は、汚れ、未破袋、異物(特にペット)で下がってしまう。90%がAランクの基準で、現在は91~92%を維持しているが、Aランクが難しくなるのではないかと考えている。


朝木)
どの時点でコストは検討することになるのか?

部長)
若干訂正したい。正確なイニシャルとランニングコストは、見積書が出ないと出せないので、今の施設と比べたものを出したい。


赤羽議員)
外部委託を進めれば、建屋は小さくて済むことになる。そういう変更は可能なのか。

部長)
ペットを外に出すか出さないかは議論してきたが…(※書き取れず)


赤羽)
ペットと缶の混合が外部化できた時のことを聴いている。そうすれば、ビンと不燃物だけの施設となり、これだけ小さくなると必要なくなるのではないか?

部長)
ペットと缶を扱える業者をまず見つけないと、という話。
のんびりはできず、12月中旬には見積もり依頼をしていくので、仮にできるという業者が出てきて、間違いなくできるとなれば、リサイクルセンターの必要性の議論に入っていくことになる。


市長)
経過があることなので述べさせてほしい。
この計画を提起した当初から、外部委託できないかという議論はあった。全面的に外部化できればセンターは不要なので。但し、積み替えが必要になるのであればかえって費用がかかり、意味がない。
収集からじかに処理施設へ、となればいいのだが、市内事業者にお願いしてみたが一昨年に断られたという経過がある。
近隣と言っても、羽村や入間しか見当たらなかった。
こういう話になったので、再度、市内業者に確認を取っていきたい。


朝木)
先ほどの答弁で訂正されて、比較対象は現行の施設だと言ったが、それでは意味がない。新たに造った後と比較すべきだ。どの時点で検討するのか、基準はどうするのか、説明を。

部長)
金額は1月中旬に出てくるので、直後の委員会で報告する。
また、3月中旬の委員会で修正の有無を確認する


朝木)
現行との比較ではなく、1月に数字が出てから、民間との場合を比較して、金額が低ければ民間委託と考えていいのか。

部長)
先ほど答弁した通りのスケジュールで考えている。


※ここで山口委員長も聞きたいことがあるということで、委員長職を伊藤副委員長に交代

山口議員)
3月に修正が必要となった場合、委託料が新たに発生するのか。

部長)
年度内の作業であれば委託の追加だし、新年度になるのであれば当初予算で対応することになる。


山口)
これまで、事業者にはきちんと聞いてきたのか。

部長)
受入れが可能かどうか、口頭では聞いてきた。
トン当たり36,000円という数値も、口頭で取ったものだ。


山口)
口頭でと言うが、今後は文書で確認してほしい。



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【2011/10/28 16:57】 | リサイクルセンター問題
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15日(土)午後2時から、秋津町の秋水園ふれあいセンターで「どうする!?リサイクルセンター~議会報告&意見交換会」を開催したところ、足元の悪い中、35名ほどの方がご参加くださいました。

s秋水園


この集まりは当初、市議会超党派有志ということで企画し、正副議長にも全会派にも話をしながら準備をしました。結局、調整不足もあって3会派(日本共産党/市民自治の会/変わろう!議会・東村山)主催という形になったことは反省材料です。しかしそんな中で、公明党の伊藤真一議員が駆けつけてくださり、会場からの質問にも的確に答えてくださったことは大変うれしいことでした。
施設整備の必要性を否定する会派はありませんので、この日の集まりも反対集会ではありません。地元の有力者と言われる方が「反対派による集まりだから行かない」と話をしていたと聞きましたが、残念なことだと思います。


いらしていただいた方たちには初めてお会いする方も多く、「どうなっているの?」という思いで来られたことがよくわかりました。
そもそも今回は、「周辺対策協議会のメンバーに伝えた」ことをもってして「秋津住民に伝わった」とする市資源循環部の姿勢はおかしいという思いで、チラシを約3,500世帯に各戸配布させていただいたのですが、「必要な情報はやっぱり伝わっていない」とう確信を深めた3時間でした。

まず、リサイクルセンター計画のこれまでの経過について、福田議員と島崎議員から報告をさせていただき、その後、質疑応答、意見交換という形で進めました。

様々な質問、ご意見をいただいたのですが、最も印象に残った発言を記します。
この方は、地元・五光自治会の方で、初めてお会いする女性でした。

私たちは長年、ごみ問題で市に振り回されてきました。
生ごみの堆肥化実験にも自治会を挙げて一生懸命協力したのに、市からは途中の報告も一切なく、いきなり一方的にご破算だと言われたことがあります。行政のやり方は信頼できないという思いです。
減量の努力もよく見えません。
ごみ問題本体についての内容が明らかにされないという不満を抱えてきたので、リサイクル施設だけが別に検討されて進んでいることはおかしいと思います。


また、「10年後の焼却炉更新に向けた地元対策なのか?」「周辺対策協議会は地域の代表としては全く機能していない。形式的に進めないでほしい」「雇用団体をつくったとしても、そこに入札もなしに永続的に随意契約など許されないのではないか?」等々の声もいただきました。

この問題については、暴走とも言える所管の進め方を9月議会最終日にかなり巻き戻して修正をし、どうにかこうにか関連予算の可決にこぎつけたという経過があります。
当面は環境建設委員会で扱われることになりますので、10月28日(金)10時からと11月14日(月)10時からの委員会にぜひ注目いただきたいと思います。


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【2011/10/18 17:00】 | リサイクルセンター問題
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議会基本条例委員会報告に続き、本日2本目のアップです。

7月19日に小松賢議員、伊藤真一議員らとともに傍聴に伺ったのに、「参加者が傍聴は困ると言っているから」「地元住民の意向打診の場だから」等という理由で拒まれた「長年ご迷惑をおかけしている秋水園周辺の皆さんへの地域還元策として、秋水園周辺の皆さんだけを雇用するためのNPOを地元自治会中心につくってもらって、そこへ特命随意契約で新たなリサイクルセンター業務を委託します」という話。
あの会合から約1か月。
8月23日に、地元自治会の皆さんに再び集まっていただいた会合について、内部報告をした書類が手に入りました。
市長が9月議会の答弁の中で、「おおむね賛同が得られたと聞いている」と述べている件です。

やり取りを正確に記録した会議録ではないので、実際にどんな雰囲気で、どんなやり取りがなされたかの全貌はわかりません。
確かに、前半の書類を見れば、みなさん「前向き」だと読めそうです。

しかし、後半の「質疑応答要旨」に目を通して…ビックリというかガッカリというか…。
この間、議会でさんざん聞かれても一切答えていないような細かいことまで答えています。

書類はスキャン画像として最後に並べますが、気になるところを文字起こしすることにします。

5枚目6枚目の右側の欄の全文です。


趣旨については「良し」との理解をさせていただく。
前回も説明したが、平成23年度のはリサイクルセンターを建設するための発注仕様書の作成を行う。どのような建物で、どのような性能を持たせるかなどを決めていく。合わせて総額も決めていく。

前段として、建物の概要を決めていかなければならない。できれば、広範囲(秋津周辺)の方々に、この段階で作業に加わっていただきたい。また、子育て世代の参加などを踏まえ、託児室のようなものも検討したい。(市全体で待機児童210名程度)秋津も子育て世代が多いので、そういった方たちの働く機会を提供したい。


そして、組織運営が始まると、各方面から施設見学(主に運営手法について)が数多く依頼されると思うが、我々と一緒にそれらも対応していただきたい。そういった対応のための見学ルートなども、皆さんと検討していきたい。
また、市民検討会の意見のなかで、ふれあいセンターの利用率が常に満杯なので、集会室などのフリースペースなども検討していただきたいとのことであったが、そういったものも一緒に検討していきたい。
市の押し着せでないものを造っていきたい。

この作業は、この9~12月がピークになると思う。案としてメンバーは、周辺協議会から5名、関係各自治会各1名の8~9名で構成したい。

平成24年度からは、組織編成に向けた準備会を立ち上げて進めていきたい。この準備会は、先の平成23年度の作業に加わったメンバーではなく、継続的に参加していただける方にお願いしたい。準備会の人数等は、現段階では決めていない。

大きな金額を動かすことになるので、施設建設後の運営を担う組織は、任意団体ではなく、法人登記を必要とする組織としたい。組織としては、労務管理と経理管理が中心となる。現在リサイクル作業に従事している30名を、ワークシェアリングにより、100名程度まで拡大できればと考えている。
市のほうでは、会社組織として成り立つように、必要な経費は用意していきたい。
平成25年度からは具体的な作業として、雇用の募集をかけていきます。従事する人は特別な資格を有する必要はないが、ホイールローダーやフォークリフトの有資格者も募集する必要がある。


ここまで一文字一文字打ってきて、久々にはらわたが煮えくり返るような思いがしてきました。
地元の意向が大事でないなんて言いません。
しかし、「議会の議論を尊重する」と繰り返してきた渡部市長の姿勢と、誰が喋ったのかわかりませんが、この答えの内容とは、どうつながるのでしょう?
「市のほうでは、会社組織として、必要な経費は用意していきたい」!?
こんなこと、何を根拠に勝手に言い出しているのでしょうか?
用意する金は、部長の金?資源循環部の金?どういう感覚をしているのでしょう?

途中、「準備会の人数等は、現段階では決めていない」と言ってます。
こんな言い方をしたら、あとは「約束」していることになりませんか?

本当に、議会を馬鹿にしきった話だと私は思いますが、ほかの議員はどう思うのでしょう?
迷惑施設を抱える秋津という限定された地域に「還元」することは、どんな施策よりも優先し、必要な手続き、15万市民の意見を反映した議論なども一切スルーしてよい、ということになりませんか?

この日の会合が、実際にはどんな空気の中で行われたのか。
1時間10分に及んだ場で、このほかにどんなやり取りがあったのか…。
今のところ私たちには知る術がありません。

最後に一言。

渡部市長、本当にこんなことで大丈夫なのでしょうか?


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【2011/09/15 20:23】 | リサイクルセンター問題
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来週10日から4日間の予定で開かれる予算特別委員会。質疑通告書の提出を12時に終え、一人あれこれと控室で雑事中です。いくつになっても宿題に追われる生活を卒業できません。

予算・決算審査にあたって事前通告を必要とする議会は、全国でも数えるほどではないかと思います。
本会議と違って係長クラスまでが答弁席に勢ぞろいして行うのですから、本来はいわゆるガチンコで向き合うものだと思いますが、東村山市議会特有の要因によって、事前通告制となっています。
議題と全く関係のない、または根拠も不確かな話を持ち出して、延々と堂々巡りを繰り返す特定の会派があり、次第に現在のようなルールになったと聞きます。
疑義を質すのが質疑ですのが、納得いくまでとことんやるのが本当の姿。
しかし、最初から嵌めてやろうとか貶めてやろうという考えでやられては、議会が議会として機能しません。

こういうレベルを一日も早く卒業し、互いに敬意と良識をもって、本当に市民生活のためになる議論を展開できるようにならないと、議会不要論を排すことはできなくなってしまいます。

さて、来週月曜日の午後は、リサイクルセンター計画に関する調査特別委員会の最終回となりますが、委員会としての一定の集約をしなくてはならないので、私たちの会派も次のようなまとめを肥沼委員長に提出しました。

                         平成23年3月1日

秋水園リサイクルセンター計画に関する調査特別委員会
「変えよう!議会・東村山」会派としての意見集約

1.解決すべき課題
1)近隣への騒音
2)近隣への悪臭
3)搬入、搬出車両による沿道住民に対する被害
4)労働環境の改善
   上記4つの課題を全て解決しなければならないが、優先すべきは1~3。

2.解決の道筋・方法
1)秋水園以外で処理できる品目を1つでも増やす。
2)収集方法を見直し、収集車両台数減を図る。
3)「容器包装お返し大作戦」や、集団資源回収の品目と数量拡大策に本腰を入れて取り組む。
4)その上で、最低限必要不可欠な施設整備を図る。
5)プラントメーカーではなく、処理事業者の意見を聴くべし。

3.特別委員会として現段階で集約可能な到達点
1)ペットボトルの外部処理化を進める。と、それに伴う収集方法の変更を検討する。
2)議論は道半ばであり、26年4月稼働を絶対化することなく、23年度は特別委員会で明らかになった課題整理を集中的に行うべき。
3)そのために、議会として改めて特別委員会を期間限定で設置することを提案する。具体的には、
①さらなる外部化はできないのか。
②完成した施設全体を誰が運営するのか。完全民営化も視野に入れた検討。
③市がどこまで税金で行い、市民が排出段階でどこまでやるのか、の検討。
④生きビン取り扱いの廃止について、市民意見の聴取。
⑤処理を集中、合理化するために、複雑化しすぎた収集日程、収集方法の整理再編。
⑥ライン間で作業員が移動可能で、稼働後もレイアウト変更が可能なプラント配置に見直し。多層階の施設は無駄が多いので、格納庫のような形状(平屋・高屋根式)を検討。


先ほど、上記と同様に各会派から出されたまとめと、これまでの委員会の経過概要が記された「報告書」の案が、委員長名で各委員に配布されました。

会派ごとの記述の仕方には大きな差異がありますが、要約、大別すると次のように読めます。


公明…第1案を委員会として見直して縮小したことは前進。これ以上の時期延伸は望ましくなく、第2案による事業執行が市民の理解を得ると確信する。
共産…一定の施設の必要性は認める。しかし規模が問題で、最小限度に出来るよう、改選後に議会として再度詳細な検討を要する。
自民党…建設に賛成。労働環境が悪すぎるし、臭いから。音の問題も解決を要する。ペットボトル処理の民間委託は前進。ビン、缶処理ラインは計画改善を要する。
民主党…委員会の議論によって当初計画を見直した意味はある。しかしランニングコストと人件費等は不明なままであり、延命化工事を進めている焼却炉の将来像や、収集方法を含めて改めて議論すべき。労働環境の改善は新施設と分離して進めるべき。
草の根…RC造施設の必要性自体が不明であり、現状では建設に不同意。
自民・自治の会…ペットボトル外部処理化は可能。ビン・缶の処理は秋水園内としても、作業の民間委託化を含めて費用対効果の検証が必要であり、申し送り事項を改選後の議会へ引き継ぐべき。


「報告書についてのまとめは、3月8日(火)の特別委員会終了後に行いたいと思いますので…」と委員長名の紙にはありますが、当然、委員会内でも議論することになるはずです。
一昨年12月から続いてきた委員会。
市を追及するだけのあり方から、実質的な議員間討議ができたことは、大きな前進だったと思っています。
一致は難しいのかもしれませんが、一定の合意形成に向けた努力が私たち委員に求められています。

午後1時半からです。ぜひ傍聴にいらしてください。


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【2011/03/03 16:05】 | リサイクルセンター問題
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リサイクルセンター計画について検討を重ねている特別委員会。
今日は、ガラスビンの処理実態をつぶさに知るため、東村山市民が排出するガラスビンのうち「白(透明・半透明)」と「茶色」を扱っていただいている中村ガラス(株)の施設3か所を訪ねて来ました。

参加したのは肥沼委員長以下10名の委員(朝木直子議員だけ不参加)、資源循環部から新井次長と田中施設課長、議会事務局職員3名の計15名。マイクロバスで現地へ向かいました。

中村ガラス足立事業所 搬入の様子

中村ガラス 足立事業所 大量の缶が受け入れホッパーに


最初にお邪魔した足立事業所は、足立区民30万人分のビンと缶を受け入れ、週6日操業している施設。
ビンの入ったケースと缶の入った籠を混載した収集車がバックで到着。
入口にある「台ばかり」で全体重量を計測し、すぐさま数mバックして施設内へ。
フォークリフトでビンの入ったケースを降ろすと、ビンはすぐに受け入れホッパーに次々と投入され、ベルトコンベアで一段高い作業スペースへ。そこでは4色に分別するのですが、なんと働いている人は2人!一人2色を担当し、落下孔から次々と下のスペースへ落とします。
一方、缶がを積まれたままの収集車は数m前進して、再度計測。
すぐにバックで施設内へ戻って、籠ごとフォークで運ばれた缶は奥に設置されている缶用の受け入れホッパーに投入されます。

ビンの色選別が程なく終ると、作業に当たっていた2名の方は、今度は缶の選別機へ移ってスイッチオン!

そうです。
ビンと缶の選別は同じ2人の方がやっていて、フォークリフトで収集車からビンや缶を下ろす方は、計測もホッパーへの投入も行っているのです。

施設がコンパクトなため、作業の導線も大変短く、驚くほど効率的。

続いて、各地から色分けされたガラスビンや、同社の工場で原料化されたガラスカレットが集められ保管されている尾が崎事業所へ移動。

中村ガラス 尾が崎事業所 説明を受ける委員会委員

中村ガラス 尾が崎事業所 広大なストックヤードに色分けされた瓶が積み上がっていました 

中村ガラス 尾が崎事業所 さいたま工場で原料化されたカレット

東村山市や西東京市等の多摩地区の自治体のほか、都内23区の約70%、近隣県の自治体の分も含めて年間6万トンが搬入・搬出されています。
12月7日に下見に伺った時と比べて圧倒的な量が積みあがっていたのは、クリスマスから年末年始にかけてはビンの使用料が一年で最も多い時期だからとのこと。
中には、生きビン(リターナブルビン)として回収されながら傷や一部割れのために砕いて再生化されることになった一升瓶や、たった1本に不備が見つかったために回収された何百本というドリンク剤のビンの山なども積まれています。
PL法の施行等もあって、ビンは生産量の20%程度は市場には出回らずに砕かれ、再生されているのだそうです。

最後に、東北自動車道沿いにある同社のさいたま工場へ。
東村山市の秋水園で色分けされ割られたビンのガラスは、ここへ10トン車・週1~2台ペースで搬入され、ガラスビンの原料として再生されています。

中村ガラス さいたま工場 機械と手作業で徹底選別が行われています

中村ガラス さいたま工場 高速で進む機械選別

写真は施設のごく一部なのですが、運び込まれたビンガラスは何度も何度も「ふるい」にかけられるように機械で選別され、キャップやラベル等の異物を徹底的に取り除かれ、水洗いされ、手作業も何度も加えて原料化されています。
気の遠くなるような作業が重ねられていることに、みな驚いた様子でした。

秋水園開設当時からと言いますから、約40年にわたって東村山市のガラス処理を担ってきていただいている中村ガラス(株)さん。
21年度からは全て容器包装リサイクル協会を通じてのつながりに変わっているので、私たちとして直接お願いできることは今のところないのですが、下見の時も今回も実に丁寧にご説明くださり、感謝にたえません。

特に、従事する人の人件費、ランニングコストという面で学ぶ面が多々あったように思います。

次回のリサイクルセンター計画調査特別委員会は、2月3日(木)午後1時半からになります。
それまでに、宿題になっている資料を所管が用意してくれる予定です。

また3月議会で改選を迎える私たちですので、委員会として一定の方向性について議論し、報告をまとめる作業に入ります。


全く別の話なのですが、さいたま工場を見学中に1本の電話が入りました。
前回の選挙前後に、矢野・朝木両議員から「公選法違反」「出稼ぎ市議」等と集中的に誹謗中傷攻撃を受け、当選取り消し訴訟などの嫌がらせを受け続けたために、私が彼らとFM東村山を訴えた名誉毀損裁判の一審判決が今日の午後にあったのですが、私の請求が棄却された、とのこと。公務で動けない私にかわって立川へ赴いてくださった方からでした。
彼らの主張に真実性は無いが、そう信じてしまったことには相当の理由がある、という大意だそうです。
家族がノイローゼになるくらい追い詰められても、仕掛けた方にお咎めなしというのは納得いきません。が、結果は結果として受け止めるしかありません。
応援してくださっている皆様には改めて御礼申し上げるとともに、判決文を明日手に入れ、詳細に検討し、またご報告したいと思っています。




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【2011/01/24 18:12】 | リサイクルセンター問題
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市民が問われていること
めたぼちょ子2号
視察に参加して、現状を把握することをせずに反対反対と繰り返す人たち。
自らが足を運んで、何が必要で何を削除すべきなのか、本来活動すべきことはそういうことではないのでしょうか。
今度の選挙では、私たち市民のレベルが問われるのだと思います。行政と議会と市民とがどのよう改革と発展を望むのか、もしくは人をあげつらう発言だけを繰り返す人たちを代表として送り出すのか。

Re: 市民が問われていること
佐藤まさたか
お返事が遅くなってごめんなさい。

私たち議員が問われるのが選挙。
そして一人ひとりの市民が問われるのも、選挙。

見えないものを見えるようにする努力が私たちにも全く足りていませんが、全体をよくしようと考えて一生懸命発信している議員も増えてきました。
やってもいないことをやったと言い、できもしないことをやると言う。そんな議員を厳しく見定めていただきたい。言ったもん勝ちみたいな選挙をどうしたら卒業できるのか…正直言って頭が痛いです。


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昨日(10日)午前中は、リサイクルセンター計画調査特別委員会に出席しました。
前々回(11月1日)には、廃棄物減量等審議会の民間事業者委員お二方にお越しいただき、実態を踏まえた率直な考えを伺いました。

前回(11月18日)は、特別委員会の議論を踏まえて所管が第2案(見直し案)を示してきました。
施設規模は93m×53m×高さ16mから54m×53m×高さ12mへ、建設事業費は当初約25億円から約17億円へ下方修正された中身となっていました。

委員会としてはこれらを受け、さらに、収集形態を一部変更(容器包装プラとペットボトルを同時収集)した場合と現行との経費比較、ペットボトル処理を外部委託して施設計画から外した場合の経費比較、作業人員に要するランニングコスト等についての資料提出を求めています。
これらの資料は、1月中にまとめられ、2月の委員会には示される見込みです。

また、7日(火)に当市が約40年お世話になっている中村ガラス株式会社へ下調べに出向いた内容を私から報告させてもらい、協議の結果、ビンの処理の実際を委員自身が知ることを目的に、1月末に委員会として視察に出向くことも決まりました。

中村ガラス1

中村ガラス2

中村ガラス3




中村ガラスさんのリサイクルセンター(足立区南花畑)では、東村山市の2倍の30万人分のビンと缶を受け入れ、実にコンパクトなスペースで、少人数で作業を効率的にこなしておられたので、大変驚きました。
それぞれのラインに固定的に人を配置する、という現在の市の計画と、民間事業者の実態には、大きな開きがあることが今回もよくわかりました。

また、ビンを色別に分けて再商品事業者に渡す際に「カレット」と言われる割った状態にするわけですが、現在のように細かく割る必要はなく、むしろ少し割る程度の方がよいことも、教わってきました。

自治体が税金をかけて、どこまで何をするべきなのか…。
来月の視察を通して、議員間で議論する機会ができればいいと思います。

それにしても、議論の積み上げの中で決まった視察にも「不参加」を表明し、委員派遣の議決にも反対をした朝木直子議員は、実態を見るまでもないということなのでしょうか?どんな対案をお持ちなのかわかりませんが、大変残念なことだと思います。どうか素晴らしい対案とやらを出し惜しみせずに一日も早く示してほしいものだと思います。

東村山市議会では今、市長や所管を責めて失点をあげつらったり、ただ守ったり、という議会から、議員間で資料を集めたり調査をしたり自由な議論を行って合意形成を目指そうという流れに、どんどん変わりつつあります。

殆どの議員が納得しながら、互いにレベルアップを図ろうとしていますが、その流れがどうにもやりづらそうでお気に召さない方たちが若干いるようで、困ったものです。


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【2010/12/11 17:09】 | リサイクルセンター問題
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明日(15・月)1時半から、リサイクルセンター調査特別委員会です。
前回委員会(1日)の様子、後半を記しておかないといけません。

私が予定していた質問については、他の議員のやり取りでおおよそ理解ができましたので、残る疑問についていくつか事業者お二方に伺いました。

佐藤)市民からの指摘もあり、集団資源回収事業にアルミ缶を加える、と東村山市は決めたが、どうしてスチールは扱わないのか?

A組合)選別する施設の問題。施設を造れば行政回収でやる方がいいのではないか。

佐藤)ペットボトルの外部委託化については、事業者に確認したけれども無理という回答だと所管は繰り返してきた。しかし、今日の話では可能とのことだが。

B組合)清瀬市の粗大ごみ受け入れを決めていたので、その段階では軽々な返事はできなかった。しかしその後、処理能力は十分にある、と判断している。

佐藤)以前、生ごみ堆肥化施設を設けて市の事業を受託していただいていたが、途中でだめになった。どうしてだったのか。

B組合)生ごみの出し方(質)の問題、飼料化施設が火災に見舞われたこと等、複数の要因が重なった。また、市として進めていこうというので、施設の処理能力を1/3空けてあった。しかし、なかなか回収量が増えなかったので、撤退を決めた。

佐藤)現行計画は3階建て。2階建てに変更する、と所管は考えているようだが、他市の施設を見てきた範囲では、平屋の方が合理的ではないかと思うがどうか。

B組合)何をどう処理するかによるが、敷地を効率的に使うことを私たちは考えるので、立体的にやることになる。プラントメーカーは、行政に対してはものすごく高く売りつけることがるので、見抜くのが大変だと思う。私たちはメーカーに施設を「造らせる」という感覚なので、値段の差が出るのではないか。
秋水園は広いので、ある程度平たいところでやった方が、メンテナンスなどを考えると楽だとは思う。


佐藤)受託事業者として、ここは改善できるのではないか、改善すべきと考える点はないか。

A組合)古紙、古布は、現在の拠点回収ではなく、戸別回収に変更してほしい。古布に汚れたおむつが入っていることなど、ざら。戸別になればなくなる。古紙は、拠点から抜きとる悪質業者が後を絶たない。まずモデル地区をつくって、費用も含めて現行と差がどうなるか実験してみたい。

B組合)可燃や不燃は戸別回収に変更したことによって、街がきれいになった。「ゴミをきれいに出す」ことが定着した。
収集車は低速で走行するので、道が狭いことは厳しい。注意はするのだが、どうしても邪魔で迷惑な通り方にならざるを得ない。結果として収集人は1日40km近く歩いている。踏切も多く、道路事情を改善してほしい。


奥谷委員)ビンを落下させて割る計画だが、平場でやっているところはないか?

A組合)私は見たことがない。

佐藤)日野市や小金井市では、金槌を使って手作業で破砕していた。

朝木委員)市の全量を扱うことが可能ということか?

A組合)もちろんそうだ。むしろ、2、3市をまとめないと採算上はできないかもしれない。東大和市で計画されている施設が難航しているとも聞くので、そういうところと一緒に考えることができるのではないか。

朝木委員)コストの試算はしているのか?

A組合)条件がわからないので、まだ行っていない。

駒崎)一般論として、現在当市で行っている不燃物の保管、積み替えが民間施設で可能か?

B組合)今は破砕をせずにエルテック(笛吹市)やカツタ(ひたちなか市)の施設へ運んで焼却処理しているが、もっと近くに同様の施設をつくって処理できないかという考えは持っている。多くの自治体で炉の更新時期を迎え、広域化、老朽化対策は課題なので、組合として大きな施設を造ろうという話は将来的に持っている。

駒崎)現行の方法をすぐにどこかで、ということは?

B組合)たとえば当社に持ってきた場合、秋津町の方たちは喜ぶだろうが、恩多町の方は怒ると思う。大型車は入りやすいが…。

※ここで、事業者の方とのやり取りは終了しました。
肥沼委員長から、今の話を聞いてどう受け止めるか、という趣旨の問いかけがありました。


加藤委員)あまりに話が衝撃的だったから、会派に持ち帰って話してみないと。

朝木委員)次回出されるという第2案は、今日の話と全く関係なく出されるのか?

西川部長)委員の皆さんが今日の話をどう受け止めるか次第ではないか。極論を言えば、不燃ごみ以外は全て民間でできる、ということになるが、条件次第という話も出ていた。たとえば、適切な土地があるのか、という点も。

田中委員)不燃の積み替え以外の施設は要らないと感じた。第2案は、現計画をある程度圧縮したものだろうが、おおよそ見当がつく。いかがなものか。第2案自体を再検討しようとは考えないのか。

駒崎委員)大変いい話が聞けたと思うが、費用負担から考えれば、ちゃんと合うのかどうかが問題になる。私の受け止めは、ペットボトルの外部化の可能性は高いと感じたが、ビンや缶はこれから施設をつくって、という話なので、厳しいと感じた。全て外部にお願いして、不燃物積み替えセンターだけにすることは難しいのではないか。

【会議再開】

伊藤委員)美住町でのタウンミーティングで市長は、費用についてトータルコストで考え直す、と発言していた。ペットボトルを委託して費用がアップにならないのであれば、検討が必要だと思う。品目によっては広域化も可能かもしれないが、周辺地区との問題もあり、現実的ではない面もあるように思う。

西川部長)今日の二人の話を伺って、ペットボトルと容器包装プラスチックの収集、処理については、具体的な話だったと思うので、今の計画への反映は十分に可能と考える。
しかし、他の品目、ビンや缶や採算性はない、とはっきりおっしゃっていた。行政回収の方が効率的とまで言っていたので、ラインは造っていく必要がある、と考えている。ペットボトル処理を外した案も出せると思う。


福田委員)今日は様々な提案がされた。最初から本気で民間事業者に相談しなければならなかったのではないか。

田中委員)次回(11月15日)に第2案を出すことは撤回すべきではないか。

朝木委員)田中委員と同意見。次回に第2案は意味がない。初めから建設は不要と言ってきたが、ますます明らかになったと思う。私自身の代案も変更していく面がある。

島田委員)民間処理が可能と言っても、必要最小限の施設は必要だと思っていたが、きちんと詰めないとどうなるのかは現段階では言い切れない。日野市では民間施設から行政へ変更する、という話もあった。

島崎委員)事業者は大変意欲的だった。この段階で市として結論を出すというのはいささか不消化。民間事業者と存分に話を詰めていくことが必要だと思う。

西川部長)今日は、環境が整った事業者と、整わない事業者が揃った、ということ。他市のごみも入れないと採算取れないという話もあった。他の意見も、これまで再三私たちが申し上げてきたこととほぼ同じ話だった。

福田委員)それはおかしい。これまで民間でやれる可能性はない、というのが所管答弁だったが、引き受ける可能性がある、というのが今日の結論のはず。そうではない、と部長はこれまで言ってきた。本気で相談してから計画を出し直すべきだ。

伊藤委員)その意見も一定程度理解するが、あくまで事業者としての話であって、市の支援が結果として高額なものになる可能性もある。所管として無理だという根拠を示してほしい。今日の話を受け、市長のトータルコスト発言も踏まえて、品目ごとに採算が合うのかどうか擦り合わせをしてほしい。具体的な数値を上げてくることは可能か?

西川部長)全品目の扱いが可能と事業者が言ったのは、収集業務を含めて受注できたら、という話だった。そうすると、特命随意契約で収集運搬業務を委託していることの切り替えはどうするのか。音とにおいをクリアできる場所と言っていたが準工業地域に適切な場所があるのか。等、条件付けをどうするかが見えないので難しい。また、相手方とそういう話をしていいのか…自分の立場では難しい。

駒崎委員)もっともな話だと思う。協力を求める=癒着問題につながりかねない。プロポーザルで公募するというのなら問題ないと思うが、特定のところへ過重な負担、過重な期待をしてはいけないと思う。

肥沼委員長)15日までに第2案、という件はどう進んでいるのか?


西川部長)作業中。15日までには可能だし、ペットボトルについて今日の議論を加味することは可能と思う。

【休憩】

この日の意見聴取は、あくまで減量審議会委員を務める事業者組合の代表としてお願いしたものでしたが、部分的には個別事業者としての意見も加味される面がありました。
次回に向けて、第2案は予定通り示してもらうこととし、また正副委員長で事業者代表のお二方には出席に対する謝意を伝えるとともに、何点か疑問点について確認する、ということを了解して閉会となりました。









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【2010/11/14 22:33】 | リサイクルセンター問題
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報告が遅くなってすみません。書き始めたら大変長くなり、時間がかかってます。前半をまずアップします。

1日(月)のリサイクルセンター調査特別委員会は、市の減量審議会委員を務めておられる民間事業者代表のお二方(A組合1名、B組合2名)に来ていただき、各委員が様々な角度から質問し、意見を伺いました。
お答えはきわめて率直なもので、これまでの所管の説明、答弁とはかなり異なる内容を含んでいました。
島崎議員奥谷議員が既にレポートされているように、改めて腰をすえて議論・検討すべき材料もたくさんありました。

休憩中を使ってのヒアリングでしたので、議事録は残りません。
なぐり書きのメモの中から、主要な発言だけ起こしてみたいと思います。
伊藤委員)ゴミをいかに減らせるか、が重要なテーマになっている。市外の不燃物の当市の施設での処理はあるか?

A組合)私たちは資源物の組合として5市、15社で構成している。資源物の施設は古紙が中心で市内に3つ。他にも古布や月類等も扱っている。行政回収は殆ど市内だが、民民の関係では広域で行うことが多い。

B組合)当市を含め近隣4市の容器包装プラスチックの圧縮梱包選別を行う施設で、年間約7,000t扱っている。また、清瀬市の粗大ゴミの保管、有価物引き抜き、売却業務を施設内で行っている。施設には余力があるので、他の資源物や不燃物の受け入れが可能か検討している。


伊藤)秋水園への集中がどうか、という観点で伺うが…余力があると言われたが、不燃物の引き受けは可能か?

B組合)品目、量によっては可能だろうと話している。

伊藤)その際に、周辺地域住民との関係などはどうか?

B組合)これまでも説明会を必ず行って毎回理解いただいている。もちろん騒音、悪臭等が基準数値をクリアしていないといけないので、ビンを扱うのは難しいだろうが、音の出ないもの、かさばらないものは周辺にも納得してもらえると思う。

伊藤)取り扱い品目のうち、事業採算性に優れたもの、補助なしにはできないものは何か?

A組合)現在では殆どが売買差益だけでは不可能。古紙(の売却単価)は8円/kgだが、今でも2~4円コスト割れしている。古布はさらに厳しい。行政補助がないので、ボランティアで処理をしているのと同じで頭が痛い。
ビン、缶は回収コストが10~20倍かかる。回収コストを行政が100%負担してくれれば何とかできる。強いて言えば、行政の補助なしで採算が取れるのはアルミ缶くらい。ペットも廃プラも行政の負担なしにはできない。


B組合)収集運搬については、人件費と車両コストなので明確にできる。売買益もしっかりレートで出すことが大事。売却益は全て行政に戻すやり方の方が、盛り込んでしまうよりも透明性が高くて好ましい。

奥谷委員)東村山の品目のうち、何なら可能なのか?

B組合)数量やコストによるので一概には言えないが、ペットボトルであれば現行施設を活用して扱えると思う。細かい話だが、容器包装プラとペットボトルを一緒に回収して両方が施設に入ってくれば、効率がいいし、特に音が出るわけでもないので可能ではないかと思う。

奥谷)この夏、ペットボトルの消費が激増してあふれかえったと聞くが…。

B組合)それでも余力はあると思うので、あふれるということはナイト思う。施設に入ってくるペースが問題で、現行の2週間に1回だと一度に大量に来ることになる。何とかはなるだろうが、週1回の回収にして平坦に入れてもらえればさらに扱いやすい。大丈夫ですよ、と言いたい。

伊藤)市がその気になれば、事業化の意欲がおありということで喜ばしいと思う。ペットボトルがこの夏のように激増しても大丈夫か?

B組合)容器包装プラと一緒に週1回の回収にして、施設の稼働時間を許可の範囲で延長すれば可能だと思う。

島崎委員)一緒の袋に入れると、ペットボトルが汚れる恐れはないか?

B組合)ペットだけ集めた方がかえってその恐れがある。

島崎)現在はペットは無料で容プラは有料になっている。一緒の袋ではなく、容プラの袋の横に別の袋で、とは考えれないか?

B組合)ペットを現在の拠点回収から個別収集にすることにより利便性は高まると思う。

島崎)趣旨はわかった。ただ、ペットの有料化は別途議論しなくてはいけない。

B組合)混載する方式でもいいと思う。

伊藤)意欲的と受け止めるが、事業者にとって拡大への課題はなにか?期待される行政支援は?

A組合)ペットは十分可能だと思うが、以前、選別作業しか経費を出さないと言われた。それは無理。いろいろな方法で回収から囲うまで一体的にできれば、一段と易く、15社でやれる方法はいくらでもあると思う。
以前、「我々にも意欲があるので、ぜひやらせていただきたい。ビン、缶、ペット、十分やれますよ」と市に答えたことがある。しかし「もう決まっているのでいい」と言われた。


伊藤)ビンも大丈夫なのか?

A組合)ビンも缶も対応は十分可能だと思う。リサイクルセンター稼動予定年までにはまだ時間あるので。

伊藤)全品目可能ということですね?

A組合)昔からやってきた仕事なので。回収・選別コストが合わなくなってきたから行政の仕事になったわけで、戻してもらえればいくらでもやりますよ。

奥谷)これは扱えない、という品目は?

A組合)私たちはゴミの許可はないのでゴミ関係は無理だが、資源物は全て扱える。音と臭気をクリアできる場所をあたっていたのに、なぜか1年前に流れてしまった経過がある。

伊藤)トータルコストとして安い方を選択することになると思うが、補助額としてペイするならば民間で事業化できると考えればよいか。

A組合)民間は施設の稼働時間も長いし、民間から入ってくる量もある。日野の缶を受けている民間事業者は、民間からが2/3を占める。最初のコストは出してもらわないといけないが、十分にいけると思う。

加藤委員)ペット、ビン、缶、場所がなければ秋水園に建てて…ということもあり得るのか?

B組合)PFI方式のことだろうが、十分考えられる話だ。ただ問題は、量に対して機会費用が高くなるので、長期契約にしないと無理だと思う。現在の民間施設を使うのなら、既に経営としてまわっているので、人手も増やさないでできることになるだろう。

加藤)民間にできないと今日まで思っていたが、十分間に合うとなれば、大変なこと聞いちゃったな、と思う。

A組合)日野市は民間でうまくやっているが、数年後に市の施設建て替えの際には市で扱う動きもあるようだ。民間だと土日でも午後5時を過ぎても動くことで採算がとれるが、行政の施設だと経費が高くつく可能性がある。

加藤)一番心配しているのは、ペットの相場。中国に頼るのは危ないと思っているので、行政施設を残しておく必要がある。

福田委員)ご発言には大変心強く思っているが、日野市の話もあった。民間事業者の経営の圧迫になるという考え場あるか?

A組合)始めたからには長期でやらせてもらえないと厳しいし、毎年の入札となればできない。

奥谷)先ほど、かつて話があったが流れてしまった、とあったが、どういうことだったのか?

A組合)現在の25億円施設計画に決定しかかかっている時に、内々に相談なんだけど何か方法はないか、と当時の課長に言われ、必死に場所を探していたら、それ以来全く話が来なくなった。本当に課長の内々の打診だったのか、そうでないのかは全くわからない。

奥谷)実際に場所(候補地)はあったのか?

A組合)ありました。

田中委員)実際の可能性は?

A組合)ビン、缶、ペットをやるならもう一度検討をしたい。補助金がつかなければやらないということになる。ビンだけは現在近くに扱える業者がない。

B組合)ペットと容リプラを一緒に、と提案したのは、回収するトラックの台数を減らせ、CO2削減メリットがあるから。混載してもいいと思う。
その他の品目も近隣市へ広げればできるが、市内のゴミを市外へ持ち出すことには問題が残る面があると思う。


(後半へ続く)






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【2010/11/10 12:49】 | リサイクルセンター問題
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本日2本目のアップです。

10月14日(木)午後1時半から行われた廃棄物等減量審議会。
傍聴者は、市民の方が5名、議員は大塚さんと私でした。

来年度からスタートする新たな一般廃棄物処理基本計画について市長からの諮問を受け、答申を取りまとめているわけですが、事務局としての資源循環部が原案をつくり、それに対して委員が意見を述べて修正を加える、というこれまで通りのやり方です。
所管は諮問された審議会の事務局でもありますが、当然のことながら諮問した側の市長の補助職員。

本来は、審議会自体が現状(現計画)についての認識、評価を自ら行い、新たな原案を起草するところから始めるべきではないのか…毎回そんな思いにさせられます。
まあ現実的にはそこまでのことは難しいとしても、東村山市のごみ処理の現状についての理解が深まるようなデータをもっと示して共有することや、関係者へのヒアリングや市民の意見聴取など、委員自身がもっと具体な場面にかかわり、リアルタイムの情報を持てるような進め方はできないものなのでしょうか。
というのも、熱心に議論いただいていることには敬意を表しながらも、事業者代表の委員さん以外は、なんと言っても情報が古い。経験則でしか発言していない。私にはそんな状況に思えるのです。

情報の更新を適切に行っていただくために、事務局はいるのではないか。
必要な情報が得られれば、委員さんたちももっと深い議論をしていただけるのではないか。
そんな風に今回も感じました。

前置きが長くなりました。
まず配られた計画骨子案を見て気づいたこと。
それは、前回の資料の「前計画の評価」の1ページ目のトップで「廃止」となっていた「ごみ減量リサイクルのための推進委員会の設置」が、今回の資料では「見直し」にトーンダウンしていることでした。
どういう経過があったかはわかりませんが、「既存の市民団体があり、横断的組織は屋上屋になるからいらない」と繰り返してきた所管の課題意識の希薄さを顕著に示していると考えていましたので、この変更は歓迎したいと思っています。通常の問題意識がある自治体ならどこも、市民、事業者、行政が一堂に会して減量策を検討するテーブルを設けています。ない方がおかしいのです。


今回の審議会では、計画(骨子案)の第3章「具体的な施策について」が議題とされ…

1.発生抑制・排出抑制、再使用の推進

2.合理的な収集と資源化の推進

3.安全で確実な処理体制の構築

4.情報提供や環境学習の充実

5.市民・事業者との協働


の5点について、それぞれの細かい施策展開と目標が事務局から説明され、それについて委員が意見を述べる、という形で進められました。

細かい報告は省きますが、施策自体に間違ったところがあるとは思いません。
しかし、なぜその目標にしたのか、その数値を達成するために何をどうするのか、については見えない点も多く、ストレスのたまる会議でした。

中でも、「現行の参加団体116を10年間で34増やす」と説明した集団資源回収や、16店舗から24店舗に増やすとした店頭回収について、いずれも「頑張って増やしたい」という説明は、いささか不十分に思えました。
案の定「具体的にどうやって増やすのか?」と問うた委員がいましたが、「自治会や学校保護者にも働きかけたが反応はなく、見通しは暗い。新興住宅地への働きかけだけが唯一明るいかもしれない。34増という目標はエベレストよりも高い」と部長が答えてしまったことにも首を傾げざるを得ません。

所管だけで考えて所管だけでやろうとしているからではないのか?
どうして、協働を謳いながら全庁体制で進めるべく旗振り役として仕掛けようと考えないのか?
疑問を感じますし、ぜひ視点を変えてほしいと思います。

また最後に、第4章「計画の推進」では、計画の進捗管理について、部内検討組織「計画推進会議」の設置としています。
協働を謳いながら部内だけで、という発想になる意味が全くわかりません。「緑の基本計画」の進捗管理をするために「市民会議」を立ち上げたのと同じように、当然のことながら市民や事業者を交えたテーブルをつくらなければならないでしょう。

同じ章の「情報の公開」も、揚げ足を取るわけではありませんが、最低限「情報の共有」とされるべきでしょう。
情報の「公開」を改めて書かなければいけない、という自己分析だとすれば、あながち間違いとはいえないかもしれませんが…。

ということで、着々と?淡々と?東村山15万3千市民のごみ処理計画は、こうして形づくられています。

9月議会の環境建設委員会で進捗状況を報告してほしいとお願いしたのですが、「報告事項なし」として拒まれてしまいました。
報告すべき状況に至っていない、という説明だったと記憶していますが、その認識は本当に残念な認識だと今でも思っています。
次回(11月上旬)が最後となる減量審。
答申として完成されたものが12月議会でようやく報告されるようですが、議会はほぼノータッチで基本計画が策定できてしまう今の仕組みを、やはり変えていくべきだと改めて思う傍聴でした。







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【2010/10/19 15:51】 | リサイクルセンター問題
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容器包装お返し大作戦

本日3本目の記事アップです。

リサイクルセンター委員会の翌日、日野市ごみゼロ推進課を訪ねました。
対応してくださったのは小笠課長。日野で仕事をしていた10数年前にお互い30そこそこで知り合った方で、長年にわたって日野市の看板課「みどりと清流課」で活躍された方。うれしい再会でした。

今回お邪魔したのは、日野市のごみ減量の取り組み、特に「容器包装お返し大作戦」について教えていただくためでした。

この問題を一貫して追っておられる福岡さんと一緒に1時半の約束でクリーンセンターに到着すると、伊藤真一・駒崎高行両議員も現地合流してくださり、4人で事務所を訪ねました。


話はまず集団回収から始まりました。

・日野市では減少傾向にある。10年前、資源物もそれまでの拠点回収から戸別回収に変更し、複数の事業者を協同組合方式にしたため、行政回収事業がメインに。力を入れるためにはどうしてもマンパワーが必要になり、その割りに効果に限界があるため、他の手立てに力を入れることにした。

・取り組む団体に対する補助金はアルミが25円/kgで、他の品目(古紙、古布、缶、ビンなど)は8円/kg。事業者には奨励金として全品目2円/kg。市況が安定しているので、実質的には古布だけに出している。

・市では中間処理施設を持っておらず、協同組合(事業者)で処理している。費用は年間2,200~2,300万円程度。資源売払代金は18年度556万円、19年度3,218万円、20年度6,959万円、21年度3,215万円と推移している。



次に、店頭回収=お返し大作戦について伺いました。

・日野市では容器包装プラスチックの分別回収をまだ行っていないが、発泡トレーとペットボトルは古くから取り組んでおり、今回はこの2品目を主としている。

・市の収集費用を下げるための取り組み。

・月2回の収集だったものを、今年4月から1回に減らし、スーパーの店頭回収ボックスへの誘導を図っている。

・4月~8月実績で、トレー28%減、ペットボトル24%の減量に成功した。

・レジ袋有料化を目指した取り組みで、事業者、市民を交えた共同会議を設けた。最終的に離脱するスーパーが出てきて構想は一部崩れたが、今回の「お返し大作戦」にあたってはその分強く求めることができた面もある。

・共同会議には、スーパーの本社や本部の人に来ていただいている。

・市民からの反発は想定内で収まった。集合住宅のオーナーなどからの抗議も覚悟したが、大丈夫だった。

・次は古新聞を取り組みたい。年間2,700万円の効果があるのだが、課題がいくつかあって整理が必要。

・市が回収を減らしたら、スーパーが大変だからと回収をやめてしまうのでは、と危惧もあったが、「今さらやめたら企業としてやれない」と業者側は考えているようだ。

・コンビニやドラッグストアは考え方が明らかに異なり、レジ袋有料化もお返し大作戦もむずかしい。

・マイバッグ運動だと4割、キャッシュバック(西友など)だと5割、有料化だと8割のレジ袋が削減できる。

・ごみ改革を始めた10年前は、市職員1,300名のうち150名にボランティアになってもらい、各地域の説明会に参加してもらった。説明会はのべ600回を数えた。市長公室(市長直属の部署)が全体の旗振り役を務めて、全庁的な取り組みでやってきた。

以下のリンクを一通り見ていただくだけで、どれだけ本気で、構えが重層的かが伝わってくるのではないでしょうか。
ごみゼロ推進課では、以下の取り組みも継続して進めてこられています。

●レジ袋無料配布廃止に向けた共同会議

●ごみ減量推進市民会議

●生ごみリサイクルサポーター



缶選別機の前で伊藤・駒崎議員


帰路、17万5千人の日野市民の缶全量を中間処理している下田商店にお邪魔し、缶選別機を見学させていただきました。お忙しい中、快く対応してくださり感謝です。

ごみゼロ推進課を後にする際、小笠課長に「清掃行政は何年目ですか?」とお聞きしました。
「みどりと清流課に17年いました(最後は課長)。ここは2年目です」という答え。びっくりでした。(びっくりするのもおかしいかもしれませんが、東村山市役所でもそういう経験をどんどんしたいと思います…)
お一人で全て説明してくださいましたし、他の自治体の実情も本当によく知っておられました。

おそらく、他のセクションにいても、別のセクションのミッション、取り組みが見えていたのではないでしょうか。
目の前の課題にだけ近視眼的に取り組むのではなく、全体最適をいつも意識しながら仕事をしたい。そう思わせてくれた時間でした。




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【2010/10/08 19:06】 | リサイクルセンター問題
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本日2本目の記事アップです。

月曜日午後のリサイクルセンター調査特別委員会は、まず前回の委員会で市長が約束した騒音測定(9月17日実施)の結果報告を受けました。
6か所で測定した結果からは、隣接する西側の新しい住宅地(グラングレーヌ)と北側の所沢北秋津における数値に基準値以上が検出されたことがわかりました。
このまま放置しておいてはいけない、ということはわかります。

しかし、だから密閉型一体型の大きなリサイクルセンターが必要、ということにそのままなるのでしょうか?

その後の質疑を通じ、また新たな疑問がわいてきました。
まず、騒音が基準値を超えている、という点です。東京都の環境確保条例に触れるだろう、との答弁でしたが、そんなのんきなことを言っていていいのでしょうか?
その状況は今日も続いているわけですし、それが原因で新しく大きな建屋をつくると言っているわけですから、今回議会の求めに応じて動くということとは関係なく、これまでどうして率先して調査をしてこなかったのでしょう?
その点を質しました。すると、「都による調査は抜き打ちで行われるが、ここ数年たまたまなかったから(引っかからなかった)」とのこと。では、今回わかった結果を都に報告するのか?と尋ねると「出す予定にはなっていない」という答弁。
従来から奥谷議員が言っておられますが、騒音や悪臭などが放置できない状態だというのであれば、数年後に立派な施設を造ります、ではなく、すぐに何らかの対応を取るべきではないのでしょうか?

しかし、かつての答弁を紐解くと、騒音に対しては所管自体がかなり楽観視していたことが伝わってきます。
当時の所管次長はこう言っています。
△石橋環境部次長 作業工程の中の一瞬というんですか、例えば粗大家具なんかをばんと壊す、あるいは金具、金属系をつぶすという、そういう作業のときは基準を超えていると思いますけれども、日常の作業は基準内でいると思います。

また、平成18年9月の特別委員会。鈴木委員長の問いに対し当時の西川主幹(現部長)はこう答えています。


△西川環境部主幹 2点目の施設の関係ですが、今、音としましては、大きく分けると3つ出ていると思います。先ほど言いましたように、粗大ごみの家具をつぶす作業、それと金属をストックヤードに置いておきまして、それをつぶす作業、それと破砕機の建屋の部分、この3つになりますが、そのうち前者2つにつきましては、秋水園の中に入れていくということで、周辺に音の漏れないような場所を選択をしていく予定にしております。

また、渡部議員(現市長)は質疑の中で次のように言い、北田部長(当時)が答えています。

○渡部委員 そうすると、確かに今後のことを考えれば「緩衝帯」を設けるのが一番いいんだろうと思います。ただ、向こうの都合で市が4億も5億も出して「緩衝帯」を設けなきゃいけないということについては、何か腑に落ちないところがあって、それだったら、その基準におさまらない部分を何とか、例えば東側の方に作業場を簡易的に何とか移すとか、そういうことで、行く行くはいずれにしたって、例えば破砕の工程のところだって、建てかえをしなきゃいけないわけですよね。また、量も容リ法に基づく容リごみの収集が始まれば減ってくると思いますので、家具をつるして上から落として割るというか、壊すみたいな作業というのは、そんなに頻繁に行われているようには、私も思わないんだけれども、その辺で何とか対応がとれないのかどうなのか、その辺ちょっとお伺いしたいと思いますけれども。

△北田環境部長 私ども、今、渡部委員さんのおっしゃるとおり、何とかひどい部分だけは来年度で中へ入れていき、それで当面基準をクリアしていきたいと考えております。




もう一点。上記の渡部質問にも出てくる「緩衝帯」のことです。

市は平成19年に約110坪を4,231万円で購入しました。

19年3月15日の予算委員会で当時の課長がこう答弁しています。
△吉野管理課長 旧西武グラウンド用地の使途につきましては、秋水園の騒音、あるいは、臭気等で、今後居住する住民とのトラブルを回避するために、緩衝帯として用地を取得するものでございます。形態としては、防音効果を出すために防音壁の設置と、緩衝帯を予定しております。

今回の委員会で私は敢えて「騒音が基準値を超えているというが、緩衝帯は何のために購入したのか?」と尋ねました。
土地を税金で取得し、防音壁を立てた(壁設置費用は大半が宅地開発会社の負担)当時、騒音の軽減目標もなければ、設置後にどう減じられたのか、という確認もしていないのはおかしな話で、結果的に何の意味も持たない購入であったとすれば二重投資と言われても仕方ないと思うのです。

行き当たりばったりで対策を行ってきた結果、必要な整備が進まない反面、効果の乏しいことに大きな額を投じてきた、ということに思えてなりません。

今回のリサイクルセンター整備問題で同じ轍を踏むことのないよう、考えうる要素は全て俎上に上げて、限られた税金を最大限有効に使えるよう、今後も議会での議論に臨みたいと思っています。


次回の委員会は18日(月)午後1時半からとなります。







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【2010/10/08 17:12】 | リサイクルセンター問題
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ふじみ衛生組合を後にした私たちは鎌倉街道を一路南下し、稲城市へ向かいました。

稲城市は、ビン、缶、ペットボトルの処理を全て一つの民間事業者に任せているからです。
訪ねた先は、ぺエックスという会社。川崎街道沿いの丘陵地にあり、すぐ近くには多摩川衛生組合の焼却炉・処理場、向かいは米軍施設という、騒音や臭気についてはあまり問題にならないような環境でした。
責任者の方がお忙しい手を止めて丁寧に対応くださいました。

稲城市ペエックス



立地条件が当市とはかなり違うので、単純な比較は難しいのですが、民間の創意工夫・熱意を強く感じる現場でした。
収集運搬については当市と同じくプラスチック製のコンテナで拠点回収したものを平積みのトラックで搬入、そのまま分別・圧縮機へ投入していました。
ここでも、生きビンについてはビールと日本酒だけで、ウィスキー類などは一切カレット化していました。


次に訪ねたのは、多摩市のエコプラザ多摩

こちらはノーアポで伺ったために詳しく知ることはできませんでしたが、ご担当が対応くださり、施設概要を見せていただきました。

エコプラザ多摩びん選別ライン

前週に訪ねた柳泉園同様、大変お金のかかった立派な施設で、剪定枝を土壌改良剤化するプラントなどもあり驚きました。
ただ、ご多分に漏れず維持費負担が大変大きいようで、厳しく決算をチェックしている多摩市議会ではどういう指摘がなされているのかが知りたいところです。
また、やはりビン類については取扱量が減っていて、施設規模と合わなくなっている様子が見て取れました。



続いて日野市へ。

日野市の人口は17万5千強ですが、缶の全量を下田商店という古紙・古着回収処理事業者が、ビンの全量を藤田商店というガラスビン処理事業者が処理を市から委託されて一手に行っています。

まず下田商店にお邪魔しました。市のごみゼロ推進課から連絡をしてくださっていたようで、若い社長さんが快く現場を案内してくださいました。
古紙・古着の処理ライン2本と処理された古紙類が目立ちましたが、敷地の一角に缶の選別・圧縮機がありました。
日野市では缶は隔週金曜日だけの回収と決まっていて、全市の半分の地域の缶が金曜日ごとに搬入され来るそうですが、その日のうちにほぼインゴット(圧縮して塊にしたもの)にして、ある程度溜まったらどんどん売却しているそうです。
缶を圧縮した塊(インゴット)

この日はラインは動いていなかったので、様子は同社のHPから知ることができます。
やはりここでも、できるだけ確実かつ効率的に作業を進めようという民間事業者の意欲を強く感じました。
区画整理によって周辺は住宅地となっているため、防音壁を高く造り直したり缶作業時には遮音カーテンを引くなどの対策を講じておられましたが、大いに参考になる事例だと感じました。


その足で、ビンを扱う藤田商店へ向かいました。
ここも中央線の線路に近いところはいえ、近隣は住宅が建てこんできています。

藤田社長は75歳。もともと「びん商」だった方で、日野市のビンを一手に受けて長いそうです。
日量約5t、月に100~105t程度の市内全域から搬入されるビンを、フォークリフトによる作業2名、仕分け&カレット化4名の体制で処理していました。

そう広くない敷地にプレハブの建屋が1軒。小さなフォークリフトが3台。そのうちの1台は重量測定機としての役目を果たしています。台貫と呼ばれる車ごと乗って重量測定する機会が一般的ですが、最小のコストでと考えた末、150万円程度で購入したのだそうです。スゴイ!

重さを量れるフォークリフト

そして、ビンを色分けしてカレット化している建屋の中を見させていただきました。

カレット化は全て手作業

4つのコンテナが置かれ、4人の男性が作業をされていました。
色分けされたビンをカレット化(小さく砕く)する作業は、全て金槌による手作業。小金井市と同じです。

色分け後、カレット化されたビンが入ったコンテナは、敷地内に整然と積み上げてあり、コンテナのまま搬出されていきます。
また生きビンも扱っているのですが、当市のように長い間積み上げておいたりはせず、別のびん商が毎日引き取りに来ていました。
売り払い金額は月に1万円程度と微々たるもので、それ自体は商売にはならないとおっしゃっていましたが、ビンをビンとしてまわしていくことが「びん商」としてやってきた者の願いだし思いだ、と社長。

そこで、この間の疑問をぶつけてみました。
「生きビンは生きビンとして回っているのですか?」

「いや、現実には殆どがカレット化されていますよ」と社長。
やっぱりそうでしたか…。

その上で、詳しい事情をいくつか教えてくださいました。
・相場としては、ビールビンは1本5円だが、サントリー角瓶や一部の焼酎ビンが1円、その他は一升瓶も含めて10銭に過ぎない。
・しかし同じ種類のビンが比較的よい状態で集まってくるので、メーカーが買い取って、近いところでカレット化して再生している。
・一升瓶は13~15回程度使えるようになっていて検査も入念にされているが、実際には中身を詰めてからビンに問題が見つかることがあり、敬遠されがちでカレット化が進んでいる。
・日本酒は中身を詰める時期が限定されているので、新しいビンは大きいメーカーに回り、中小の酒蔵はビンが足りないためにリユースビンを使うケースも多い。
・ビンはビンとして回ってほしいという思いは強いが、法制度もそうなっておらず、現実にはどんどん難しくなっていくと思う。

日野市びん選別作業場(民間)


今回、小金井市、三鷹市・調布市(ふじみ衛生組合)、稲城市、多摩市、日野市…と巡ってみましたが、実態は想定していたよりもはるかに様々でした。
そして、民間事業者の皆さんの意欲、熱意に大いに学ばされる思いがしました。
お忙しい中で時間を割いてくださった方たちに本当に感謝しています。


地方自治法第2条14項にはこうあります。
「地方公共団体は、その事務を処理するに当つては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない」。
今、議会も行政もこの大原則をしっかり確認した上で、「議論のための叩き台(資源循環部長)」に過ぎない現在のリサイクルセンター整備計画を、根本から丹念に見直す作業に着手しなければならないと改めて確信を持って岐路に着きました。






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【2010/08/10 16:03】 | リサイクルセンター問題
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明けて月曜日(8月2日)は、生活相談を受けた後、都内へ出向いて小さな勉強会へ参加。

そして火曜(3日)。

多摩地区の資源物処理の実態をこの目で確かめるべく、この問題を熱心に追ってらっしゃる方と二人で一日がかりで現場を訪ねて歩きました。
市民の皆さんの事前の調査によって、多摩26市の取り扱い状況が初めて詳細にわかってきました。
その熱意には本当に頭の下がる思いですが、特にその中でも、自治体の処理場ではないところで扱っているケースをピックアップしてまずは見に行くことにしました。

朝一番は小金井市へ。




小金井市を訪ねたのは、市内の家庭から出されるビンを2か所の民間作業場で分別・カレット化している現場を知りたかったから。
お邪魔した神農商店土井昇吾商店は、いずれも玉川上水沿いの住宅街に隣接する場所にあり、意外なほど小規模な作業場で3人ほどの方が作業中でした。
写真を撮りそびれたのですが、カレット化は全て手作業。月に45t程度を処理するそうです。
もともと古紙や金属類を扱う再生資源事業者で、集団資源回収を含めると20~30年、市の作業を請け負っておられるとのこと。
こんなに小規模でも市民11万5,000人のビン類を全量処理できるのだと驚きました。

続いて、蛇の目工業跡地にある市のリサイクル作業場へ。

こちらでは缶、ペットボトル、容器包装プラスチックの処理を、調布市の民間事業者が受託していました。

作業場は必要な広さが確保されて清潔でしたが、冷房設備はありません。東村山の計画では全てをハコの中に入れて冷暖房完備を予定していますが、どの程度必要なのかは大いに議論すべきだと思います。

小金井市かん選別作業

小金井市ペットボトル圧縮作業


生ごみ堆肥化は今回の目的ではなく連絡もしていなかったのですが、担当の方は快く話をしてくださいました。

小金井市生ごみ堆肥化1

18年9月にスタートした実験は4年目を迎えていますが、当初多かった異物の混入も今では激減し、良質な堆肥が作られ市内の農家にも好評なのだそうです。
担当されている方の熱意を強く感じた現場です。


続いて、三鷹市役所の隣、東八道路沿いの「ふじみ衛生組合」へ。
こちらは、三鷹市と調布市の2市による組合方式で運営されており、間もなく始まる焼却炉新設工事のために敷地の半分以上は更地となっていて、不燃・リサイクル系は東側に集約、再編されていました。

平成7年に稼働した不燃物処理資源化施設は、総工費29億円と立派なもので、当初はRDF化(Refuse Derived Fuel の略称。廃棄物固形燃料)施設もありました。
缶とペットボトルは同じパッカー車で収集され、施設に運び込まれます。圧縮しながら集めてくるのでかなり効率はよいようです。将来的にはビンも合わせて混合収集にしていきたいとのこと。

ふじみ衛生組合びん処理

ふじみ衛生組合容器包装プラ処理

ふじみ衛生組合ペットボトルライン

ここにも、15年間にわたって携わっておられる職員の方がいて、本当に「精通」という感じでした。
街中に炉を新設することについても、当初は近隣は全員反対からスタートしたそうですが、平成14年から10年はかかるものとして腹を据えて取り組んでこられたとのこと。
一部事務組合による運営、職員の資質等、今後も学べる要素がたくさんありそうです。

(続く)












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【2010/08/08 16:54】 | リサイクルセンター問題
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