無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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昨日(25・土)は、保育園と児童クラブの障がい児保護者連絡会の皆さんとの懇談会に伺いました。
出席したのは、保延、大塚、村山、島崎、福田議員と私の6名。

毎年ほぼこの時期に全議員にお声をかけていただくこの会は、障がいを持ったお子さんを認可保育園と児童クラブに通わせているお母さんお父さん方から実情を直接伺い、課題意識を新たにするという意味で私自身にとって大変貴重な場となっています。

昨日もまず、「公的なサポートを利用することのメリットと社会の役割~移動支援の必要性について」と題して、NPO法人きらきら星Sayamaの障がい児者サポート事業サービス提供責任者の山口玲子さんから、現場のお話を伺う機会に恵まれました。

山口さんはまず、「東村山市では移動支援が月4時間までと先ほど聞いて本当にびっくりしました。じゃあどうしているんだろう?と思います。月4時間ではどうにもならないはず。考えを変えていただきたい」とおっしゃいました。

これは↓お母さん方が9市の担当者に直接聞き取りをしてまとめられた「移動支援支給状況」一覧です。
移動支援の支給状況(近隣9市)


ご覧のように、たとえば小学生の場合の1か月あたりでは、武蔵村山市の50時間を筆頭に、清瀬市25h、武蔵野市20h、西東京市16h、東大和市13.5h、東久留米市・小平市・小金井市が10hときて、東村山市は4hとなっています。
これも実は平成22年12月議会に保護者の皆さんから提出された「地域生活支援事業の年齢制限の廃止に関する請願」を昨年3月議会初日に採択したことを受け、市がようやくゼロから4hにしたものです。

請願の要旨にはこうありました。
「障害者自立支援法の地域生活支援事業である移動支援に関して、東村山市の支援対象者は身体及び知的・精神障害児に対して原則満年齢16歳以上との原則があります。また、日中一時支援では就学前あるいは満18歳以上が利用の対象となっています。
この年齢要件を撤廃し、全ての障害者(児)を対象としていただくよう請願いたします。地域生活支援事業の利用要件に関しても柔軟に適用して下さるよう併せてお願い申し上げます。」


それまで東村山市では、平成17年2月に出された「支援費支給決定基準について」という報告書内に「義務教育期は親が子どもをみるべきもの」とされていることを盾に現状を肯定してきたのですが、保護者の皆さんが抱える厳しい現実や子どもたちの成長の可能性を阻んでいる実態を前に、ようやく年齢制限無しの月4時間支給に舵を切ったわけです。

昨日の会では、支給が開始された昨年10月以降の状況=「全く足りずに本当に困っている」実態をつぶさに伺うことができました。

講師の山口さんからは
・生活と仕事(学校)に加え、人間には「余暇」が不可欠。障がいのある子には難しい面があるだけに、育てることが本当に大事。しかしその子の特性がわからないと育っていかない。ただ外に連れ出せばよいということでもない。
・サポートを受けている人からは、「子どもが小さいときにそばで話を聞いてくれる人がいてありがたかった。家族以外の人と何気ない会話をすることや、自分の子を認めてくれる人がいるという安心感が大事で、そういう社会になってほしい」といった声を聞く。まわりが介入したりサポートできるシステムが急務。
・レスパイトとしての利用も、急にその日だけ預けようとしても子どもも親も不安になるので、予め慣れた場をつくっておくことが大事。その子自身が成長していくためにも、適切なサポートを受けることが大切。
・スイミングや買い物に行く、という行為の中に、一つ一つの準備ができるようになるという要素がたくさん入っている。電車に乗る際にも、文字情報と音情報が同時だと処理できなかったり、券売機に対応できなかったりと、私たちが何気なくやっていること一つ一つができるようになるためにも、サポートが不可欠。
・専門性を持った人がサポートすることで、日常生活のスキルが上がる。

等々、専門的な立場からのお話がたくさん聞けました。

その後、保育園と児童クラブそれぞれについての現状と課題について、お母さん方から報告がありました。

保育園では、私立園が、つぼみ6名、第八・久米川・ふじみ・ほんちょうが各4名、花さき・東大典・わくわく各2名、りんごっこ0名という各園の障がい児受入れ体制に対し、市立が各2名であることによって、全体として待機児童が増えている中、これまで叶っていた4歳児以降の療育的側面からの受け入れができなくなっているという実態を初めて知ることとなりました。働いていても預けられない人がいるのだから…という現実の前に、どこでも受け入れてもらえずに全く行き場のない障がいをもった4歳児が今年度は少なくとも4名いるとのこと。子ども家庭部は実態をつかんでいるのでしょうか?大変気になるところです。

また、障がいがあるから、という理由で「慣らし保育」が延々と続けられたり、中には保育時間を不当に制限されたりするケースもあることがわかりました。人員加配を受けているはずなのに、です。

保護者連絡会から市に対する要望書やその回答書も見させていただきましたが、回答書はどの設問に対してもほぼ同じ文言が並び、一見してコピペだな、と思わせるものですし、「昨年と一字一句変わらないんですけどもう慣れました」と聞くと、何とも情けない思いに駆られます。
できること、できないことは現実いろいろあるだろうけれど、どうしてもう少し寄り添えないんでしょうかね…。

児童クラブでもこれまで様々な問題やハードルがあったのですが、かなり対応も内容も改善され、「課題はあるけれど、当該の親と所管である児童課の話し合いはできるようになっています」とのこと。ぜひ継続を願いたいところです。

一方で、市内在住で重度の知的障がいを持っていて清瀬特別支援学校等に通っている子どもたちの放課後の活動を自主的に行っておられる「るーとこどもクラブ」のお母さん方からは、補助対象となっている他のグループとせめて同等のサポートをお願いしたい、と切々とお話がありました。
実情を伺ってみて、あまりの格差に驚きますし、説明がつかない話だと思います。同じ東村山の子どもとして、一日も早く適切な支援が行われるよう、お話を伺った議員超党派で動けたらと思うところです。

その他にも、全く知らなかった厳しい現実や、「市は障がい支援に対するビジョンをしっかり持ってほしい。部分部分の改善ではなく、子どもたちの自立のために、トータルで何が必要で、いくらかかるのか、という点について、行政と議会はタッグを組んで継続して取り組んでほしい。私たち自身ももっと勉強して参画しなければならない」「移動支援の現状分析を所管はやらないと言うので、自分自身でアンケート調査を行いました」「ゼロだった移動支援が4時間出ればいいじゃないですか、という所管の対応にがっかりした」「東久留米市や清瀬市では毎年実態の聞き取りがあって、改善すべき点について当事者と話し合いがあるのに、東村山では…」等々、知らずにいた話が次々と出され、必死にメモを取りました。

最後に、それまで発言のなかったあるお母さんが
「保育園でお世話になっているのですが、今は自分自身いっぱいいっぱいで、何を話したらよいかわかりません。早く学校に入りたい、と思う毎日です。学校に上がったら、あの時はこんなことで苦しかった、と言えるかもしれません。今日も話を伺っていて、たくさんの先輩の方たちが動いてくださってきたことがわかり、本当にありがたいです」と声を詰まらせながら話してくださいました。

市もできることは少しずつやっている、と思います。
でも、何かが足りない。それも担当所管として決定的な何かが。

私自身も決して継続して丁寧に向き合えているわけではなく、反省するところ多々です。

「子どもの1年は大人の5年にも10年にも匹敵する。そのうち、では困るんですよ」とあるお父さん。
その通りだと思います。
まずは出席した議員同士よく話し合い、議会として正確な認識を共有できるようにしたいですし、優先して解決すべき課題については動き出していきたいと思います。





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【2012/02/26 17:34】 | 子ども&子育て
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先週土曜日(18日)は、青少年対策第四地区委員会(通称・四地区青少対)の40周年記念式典に伺いました。

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長年にわたって活動に携わってこられた方たちのご努力にまず心よりの敬意を。
40周年のキャッチフレーズとして「守ろう地域の子、つなごう地域の絆」を掲げて、41年目の歩みを踏み出されるとのこと。私自身も協力員ということで、夏の白州キャンプ等に関わらせていただいてきましたが、今後も自分のできることをしていけたらと思っています。

来賓で来られていた町田豊教育委員長がこんな挨拶をされました。
「40年前とは、NHKでオールカラー放送が始まり、カップヌードルが発売開始となり、瀬戸の花嫁や17歳が流行った年。地域では子どもたちが年齢を超えてまだ徒党を組んで遊んでいて、私は6学年ほどの差がある子ども集団の中で最年少だったので「みそっかす」と呼ばれていました。みそっかすにはいつも優しいルールがつくられていたことを思い出します。あの頃を境に、そういう子どもたちの集団が地域から見られなくなった。私が最後のみそっかすだったかもしせません」。
まさに私自身の体験、記憶とおんなじです。
日野の多摩平団地で、缶けりや蝉とり、メンコ、ビー玉、「手乗り鬼」というコマ遊び等に明け暮れていた頃を思い出します。お隣もお向かいも2人、3人、4人兄弟で、子どもの声がいつも響いていて、子どもが家の中で遊んでいたら叱られた時代でした。
昭和の香りが色濃く残っていたあの頃。

同時に、校内暴力や暴走族が身近な学校でも発生し、近所の中学校の校舎は1階の窓ガラスが全てベニヤ板になっていたことを思い出します。

昔から「ワル」はいたものだと思いますが、その中身が少しずつ変わっていったのは、社会の歪みが子どもたちに影を落としたことによるように思います。

ところで、私はどうも「青少年健全育成」とか「青少年対策」という言葉が得意ではありません。また、当市でも毎年「善行表彰」という行事もあり、それはそれで意義はわかるのですが、個人的にはあまり気乗りがしません。
各地区の委員会の活動自体は柔らかく温かく展開されている面が大きいので、殊更にこだわる必要はないのもしれませんが、「対策」とか「善行」という言葉から感じる上から目線がずっと気になっています。
そんなことを言えば、対策が一番必要な私たち大人社会だろうに…と思うのです。

名は体を表すと言います。

そろそろ「対策」の二文字に替わる別の名称を考えてもよいのではないか。
そんなことを思いながらおりました。

すると、閉会のご挨拶で実行委員長を務められた鈴木忠文さんが、こんなことをおっしゃいました。
「40周年行事を準備する中で、青少対の活動がこれからどうあったらよいのかを議論することができた。それが一番の財産ではないかと思う。いわゆる“よい子”ではない、様々な事情を抱えた子どもたちや、障害のある子どもたちとどう向き合うのか。出番をどうつくるのか。みなさんと一緒に考えていきたい」。

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本当にそう思います。
地区によっては、特定少数の方たちが前年と同じ内容の行事を同じようにこなすことばかりだったり、新しい方たちの参加を迷惑がるような動きがあったり、というな話も時折耳にします。
向き合う大人たちが、いつも自らの感受性や意欲が新鮮かどうかを自問しながら、子ども一人ひとりと向き合うことが大切ではないかな、と思うのです。


四中の吹奏楽部がお祝いの席に素敵な花を添えてくれました。(携帯での撮影なので画像は粗いのですが)
3月28日に所沢ミューズで行われる定期演奏会が今年も楽しみです。


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【2012/02/20 18:38】 | 子ども&子育て
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12月議会が閉会してから1週間。市役所は今日が御用納め。
市長の年末庁内放送に続き、退任する金子副市長を送るつどいが1階ロビーで30分ほど開かれたので伺ってきたところです。
12月議会最終日にご本人が述べておられたように「黒子」に徹した4年間で、私などは直接の接点があまりないままでしたが、人事や給与構造改革では、過去を知らない強みを如何なく発揮して大ナタをふるわれた4年間だったと受け止めています。まだ63歳。緊張の糸が切れて体調を崩したりされないようお祈りしつつ、玄関で見送りました。

昨日は環境建設委員会が開かれ、リサイクルセンター問題について議論が続けられました。
12月定例議会終了後に常任委員会を開催するというのは、これまで考えられなかったことですが、委員の中で年明けに送ってはいけないという意識が共有された結果のよう。
1月末に明らかになるとされる市による施設建設計画の見積もりを受けての議論にご注目いただけたらと思います。

ところで、12月議会最終日に審議された議案のうち、集中してメモを取ったのは「子育て総合支援センター(ころころの森)指定管理者の指定」。
あくまでメモの範囲ですが、書き取った範囲で質疑を再現してみます。

尚、市としては昨日付で市HPに結果を公表しています。

議案66号「子育て総合支援センターの指定管理者の指定」 主な質疑から
※あくまでも紺人的なメモの範囲を起こしたものです。正確には、市議会HPに年明けに録画配信がアップされますので、そちらでご確認くださいますようお願いいたします。

自民党・三浦浩寿議員)選定までの経過、選定委員会の構成、考え方は
今井子ども家庭部長)副市長を長として行政側4名、白梅大学から山地教授、運営協議会から2名、公募1名の計8名

三浦)配点についての議論は?価格の配点が低いのはなぜ?
今井)地域支援や独自事業、現在の人材活用、白梅との連携等を重視した。安く抑えて質が低下することが懸念されたので、価格重視にならないよう配点した。

三浦)113点差だったが、2位が優れていた点は?
今井)維持管理、安全対策、安定的な財務基盤などだった。全国的な組織なので。

三浦)共同団体との契約はどうなるのか?
今井)代表団体届書に示されている団体と協定書を交わし、構成団体との契約を担保していく。

三浦)団体間の役割分担は?
今井)すずめは、認可保育園を運営しているので、保育士、心理士、栄養士等が充実していて、HUGは、ひろばや地域でのサロンなどの現場感覚を生かしてくれると考えているが、分担については今後明確にして協定に定めたい。

三浦)2団体での運営が不可能になった場合は?
今井)グループ協定書の中で、連帯して責任を負うことを求めていきたい。団体の変更等は、事前に市の承認なしにはできないこととしたい。

三浦)休館日にある「その他指定日」とは?
今井)特に提案はない。利用者が少ない時や大規模な施設整備が必要な場合等が想定されるが、市と協議する中で検討することになる。

三浦)開館時間については?
今井)ひろばはひろば開設時間となり、それ以外は研修や事業等で9時までという意味。ファミサポ等については、今後協議をして決めていきたい。

三浦)三者協働が評価されてきたととらえている。白梅とは今後どう?
今井)一緒に関わってきた経験を活かして、今後も白梅の教授らによる講座や学生の受け入れなども引き続きおこなってもらえる。

三浦)白梅大学とは今後も関係を維持できるのか?
今井)7月の運営協議会で汐見学長から「協力していきたい」と発言があり、期待している。白梅と協定を結ぶことも考えている。

三浦)職員は継続雇用されるのか?
今井)現在は白梅の雇用だが、できる限り継続してもらえると考えている。いずれかのNPOの雇用ということになる。

三浦)母親たちの不安を共有していくことが大事で、ママ119番のような機能を持つ施設を期待したい。提案内容は?
今井)親になっていく支援、父親支援、前向きになれるようなプログラム展開が提案されている。「子育て力向上支援事業」「プレパパ・ママ講座」「パパプログラム」等。

三浦)ファミサポはどう変わるのか?病児・病後児は?
今井)現在は市の業務時間内だが、今後は柔軟かつ、ころころの森との連携が可能になると考えている。緊急サポート事業として預かり可能事業となる予定。次年度実施に向けて研修や医療機関との調整をしていきたい。

三浦)市との連携は?
今井)各種の報告書類で状況確認と進捗管理をしていきたい。運営協議会は市主催で行っていく。国や都の動向も含め、管理者とは密に情報交換をし、相互理解を深めたい。

三浦)バージョンアップが期待できる点は?
今井)利用者の能力を活用して、ママさん美容師によるヘアカットや、リフレッシュ事業なども提案されている。地域に戻ってからお母さん自らが活動することも提案されており、参加型、主体的な事業展開にも期待している。

三浦)0~2歳親子の利用が多いが、プレママ、妊婦対象事業は?施設のPRは?
今井)レインボープランでも重要な位置づけとなっており、情報発信も重視している。こんにちは赤ちゃん事業等でも、施設のPRをしている。

三浦)発達障害児への取り組みも不可欠と思う。市長に聞く。
渡部)特段の記述はないが、今でも様々な障害を持つ子を連れた親が来ており、適切に専門機関へつなぐことも行っている。この議案を可決いただければ、より保護者が気づくことができる支援のあり方、専門機関へつなげる支援もさらに充実させていきたい。


公明党・村山淳子議員)すずめとHUGがユニットで応募した経緯は?
今井)ころ森は20年10月に開設したが、立ち上げ以前から関わってこられた。内容の継承が可能であり、熱い思いをもって協働を担ってくれているので、そういう中で応募いただいたと受け止めている。

村山)他にこういう事例は?
今井)西口サンパルネやスポーツセンターも企業によるグループ応募。他市でも例がある。

村山)何かあった際の責任の所在や事業の安定性はどうか?
今井)グループ協定書で、責務と債務を定めていきたい。いずれも市内の団体なので、連絡連携も問題ないと考えている。

村山)最も期待していることは何か?
今井)これまで以上に子育て支援に力を入れていただきたい。

村山)財務計画について。4,400万円の積算根拠は?
今井)安ければいいではなく、サービスの担保を考えた。

村山)休館日について。日曜・祝日が休みだと、父親が利用しづらいが。
今井)今も土曜日に父親が多い。人件費、光熱水費等、1階の社協との兼ね合いもあり、当面はそれでいきたい。

村山)理念に対する評価が高い理由は?
今井)これまでの経験を活かして事業を継続していただける。人材の継続、白梅とのつながりもあることが評価を得たと考えている。

村山)職員体制の現行との比較は?
今井)現在のころ森は、施設長1名、常勤4名、非常勤10名。ファミサポは嘱託2名、非常勤2名。新たな提案は、施設長1名、常勤5名、非常勤4名、ファミサポが常勤3名、非常勤2名となっている。

村山)人気ある事業とは何か?必要な事業とは?エンパワーメント、グループ事業とは?
今井)身長や体重の計測や、赤ちゃんプログラム、汐見学長のお話会、地域連携事業、人材育成事業等をさしていると考えている。
エンパワーメント、グループ事業は、利用者の特技を生かした事業、地域ごとのグループを母親自身ができるように支援するプログラム等。

村山)現在スポーツセンターで行われている子育て一時預かり事業「たんたん」の予定は?
今井)ころ森での事業継続も検討したが、ひろばとは性質が違うこと、施設が保育用のつくりではないこと等から、別の場所でと白梅から指摘があり、今回の内容には含んでいない。別途継続へ向けて検討をしている。

【再質問】
村山)人気ある事業はわかったが、市として進めてほしい事業は?
今井)現在携わってくれているのがすずめとHUGなので、一番わかってくださっていると考えており、市として、というのは特にない。


共産党・福田かづこ議員)選定委員の氏名を事後公表はしないのか?
今井)議案が可決されたのちには会議録とともに公表する予定。

福田)運営協議会会長と利用者代表が入ったと答弁があったが、どう選定されたのか?利害関係人の排除はされたのか?公募委員はどう選ばれたのか?
今井)1名は会長で、もう1名は利用者代表にお願いした。選定要綱で利害関係人排除は定め、適切に対応した。公募は3名あり、800字の作文を提出してもらい、子ども総務課長以外で個人が特定できない形で選定した。結果として一般利用者だった。

福田)結果の差はどこにあったと考えるか?
今井)経験を活かして、人材の継続、白梅との継続、連携が評価の差になったのではないかと考えている。

福田)NPOの代表権は?決定権に差はあるのか?
今井)すずめが代表として申請している。グループ協定書や委任状で定めたいが、責務、債務は連帯して負うことになり、立場の違いはないものと考えている。

福田)独自事業等について、行政との関係は?
今井)独自事業は市が承認してからとなる。いずれにしても市との協議を重ねた中で実施していくことになる。

福田)ファミサポの拠点はころ森になるのか?人の変化はどうなるのか?
今井)いきいきプラザから移ることになる。連携も提案されているので、利用者への周知も進めたい。職員については雇用先が変わるので、できる限り継続していただきたいが、もし変わる場合には引き継ぎも十分配慮したい。

福田)人員配置の確認。社会保険などはどうか?
今井)長が1名、常勤5名、非常勤4名。常勤率は55.5%。ファミサポは常勤3名、非常勤2名で60%となる。社会保険は現在NPOとしてやっていることに沿う形で。

福田)事故が起きた際の最終責任はどこか?万が一の際の解約条項は?
今井)公共施設上の問題は市に、事業実施上は管理者が、が原則だが、今後の協議で明確にしていきたい。

福田)議会への報告体制は?
今井)22年度から指定管理者制度をとっている事業の評価をしている。それに沿って評価し、公表していく。運営協議会は市の主催とし、継続していきたい。

【再質問】
福田)選定委員について、利害がないように選ばれたというが、運営協議会はこの間一緒にやってきたので、仲間ではないのかと思うのだが。誠実に取り組まれたと思っているが、見る人が見たらどうか、と思った。
今井)協議会は年2回、第三者的な立場から議論をしていただいて来た。これまでの利用者の声や議会厚生委員会での意見を反映し、かつ公平性を担保するのはこの形で、と考えた。

福田)ファミサポは今の雇用を、というのはそうだと思うのだが、引き継ぎをする際は会員に十分な説明が必要だし、事故のない体制を作っていかないと、大きな責任になりかねない。引き続き働いてもらえるかどうか、感触を含めてどうか?
今井)できるだけ継続を、と伝え、努力していきたい。事故の関係は、常勤を2名から3名にしたいと提案もあり、充実されると考えているが、丁寧にあたりたい。


変わろう!議会・大塚恵美子議員)利用の傾向からみても大きなひろばとして評価され、取り扱われてきたのではないか。当初の理念の通り、ひろばだけであってはならないはずであり、改めて子育ての総合支援とは何か、総合支援センターの役割とは何か?
今井)レインボープラン後期計画でも「子育てしやすいまちづくり」を掲げ、人材育成、地域連携、レスパイト等の支援、家庭支援を核としてやってきた。(※この後書き取れず)

大塚)子育て支援については、体系的整理ができないまま今に至っているのではないか。「行う事業」に関係機関との連携及び調整が挙げられ、「自主計画事業」の中に関係機関とのネットワーク事業の実施などが提案されているが、体系整理が不十分な中、子ども家庭支援センター、幼児相談室との連携を含め、指定管理者の権限が十分に発揮できるのか?
サービスの質の確保、向上に向けた例系の具体性はどのように描かれているのか?
今井)柔軟な対応をしていけるよう、連携、協議をしていきたい。気になる親子を必要な機関へつなぐことが提案されており、ころ森、ひろば、子ども家庭支援センターが、今までよりも十分なネットワークとして機能することを期待して、協議していきたい。

大塚)どこが子育て支援の中核であり誰が主導、コーディネートを行うのか?
今井)子ども家庭支援センターを中核として位置づけ、虐待防止を進めていきたい。ころ森は、そうならないための家庭支援を、と考えるが、ケースによって様々な面がある。

大塚)地域での子育て支援が求められているが、地域拠点の設置など市民や関係機関への働きかけが指定管理者に求められることになるのではないか?地域で求められている子育て支援対策には何があるか?
今井)地域ごとのグループ事業や、NPOが有する実情把握を活かした事業提案がされている。

大塚)外への働きかけのための計画、協定はどのように交わされ、実行されるのか?考えとスケジュールを伺う。
今井)地域住民等との協働を協定にも盛り込んでいきたい。

大塚)年間の指定管理料4,400万円に含まれる範囲について。ファミサポ設置や改修などの初期費用は?
今井)基本的に市の負担だが、細かい改修は事業者となると思う。

大塚)今後のメンテナンス、維持管理は誰が責任をもって行うのか。
今井)全体の管理は市、どこまでが事業者なのかは、協議をしていきたい。


草の根・朝木直子議員)経過と基準、公開は?
今井)当初、白梅に3年間お願いし、方向性を出せずに1年間延長した。5月の運営協議会で指定管理を提案し、4回の会議を経て7月に理解を得た。9月議会で条例改正、10月17日に申請受け付けて2団体が応募。11月18日に選定、11月21日には候補者決定した。

朝木)各委員の評価内容を明らかに。
今井)8名の委員順に、子どもNPOユニットともう一つの事業者の点数で申し上げる。
A委員190点/155点 B委員137点/113点 C委員160点/155点 D委員155点/160点 E委員127点/147点 F委員133点/124点 G委員123点/105点 H委員115点/118点

朝木)21年度、22年度の利用者数と市内外の内訳は?
今井)21年度3万9,408名(うち市外8,481名) 22年度4万6,110名(市外14,222名)

朝木)基準というが「理念」は人によって評価が分かれるわけで、市として定めたうえでならわかるが、今回に限らずプロポーザルはあいまいではないのか?
今井)※書き取れず


市民自治・島崎よう子議員)公募委員の状況を今一度確認したい。
今井)3名から作文で選出した。

島崎)NPOユニットの財政基盤は?
今井)ユニットとしてはないが、それぞれの団体ごとにしっかりやっている。協定書、委任状で責務、債務を明記していきたい。

島崎)財務計画だが、4,400万円の根拠は?22年度決算でみると、ころ森に3,256万、ファミサポは206万、足して4,000万円にもいかないが?
今井)ころ森3,250万と嘱託職員人件費を含んだファミサポ990万、そして緊急サポート分を入れて4,400万円とした。

島崎)事業費の違いがあるがなぜ?
今井)ユニットは事業費に白梅に対する手数料が入れてある。B事業者は「その他」として計上している。

島崎)B事業者の「その他」とは何か?
今井)健診費用、移動旅費、白梅への顧問料等であり、ユニットでは事務費に計上してある内容にあたる。

島崎)人員計画で多くが現状維持とされるが、センター長、施設長の当人の意向は?
今井)現施設長はアドバイザー的な立場になると考えられる。

島崎)三者協働がむずかしい、という感想が見受けられたが、力量不足を指摘するような声はなかったのか?
今井)全てがスムーズに進んできたかどうかは意見があると思うが、それなりの運営がされてきたと考えている。特段懸念される意見はなかった。今後は大学との調整ではなく、より柔軟な対応が期待できると考えている。

島崎)白梅との協力は理解した。研修予算はどこに?
今井)事業費の中で見込んでいる。

島崎)適切な利用者数とは?目標はあるのか?
今井)非常に好評であり、多くするということではなく、必要な人が利用でき、支援すべき人が利用できているか、で考えていきたい。

島崎)自主事業の提案は?評価内容は?
今井)ジュニアサポーター養成講座、学生サポーター養成講座も提案されている。

島崎)今後の課題は?都の包括補助企業はどれが該当するのか?
今井)ひろば事業以外を補助対象としている。ひろばとの差別化が重要であり、新システムへの対応も求められている。

島崎)今日が最後でもあり、委員長を務めた副市長の見解を伺いたい。
金子)非常に判断に迷う案件だった。選定の趣旨は初回に委員間で共有したが、理念や価値観はそれぞれ違うので、多少違った見方となった。8人の個々の判断がトータルになったのが今回の結果。答弁でわかったように、8人中5人と3人に評価が分かれたが、競った中での結論だった。期待と不安が混ざった審査だったが、継続のウェイトと、どれだけ変革を?というウェイトで差が生じたように思う。大変勉強になったが、つらい仕事でもあった。

【再質問】
島崎)事業費の分け方が違うことがわかったが、判断基準としてわかりづらいのでは。今後、もっと練る必要があるのではないか?
今井)説明不足というか、わかりづらい面があることについては、間違いを起こさないよう、明快にできるよう今後努めていきたい。


みんなの党・赤羽洋昌議員)ユニットには法人格があるか?ないと個人との取引と同じであり、支障をきたすのではないか?
今井)ユニットに法人格はない。代表団体が責任を持って行うので問題ない。

赤羽)損害賠償が発生した場合は誰が?責任割合は?
今井)その場合は連帯して負うことになる。協定で明確にしていきたい。

赤羽)両団体のこれまでのころ森での業務実績は?
今井)すずめとHUGは立ち上げから参加し関わってきた団体。すずめは、地域支援、お話会、らったった等、HUGは、サロン、たより、人材育成、アンケート等を行ってきた。

赤羽)その評価はどうか?
今井)非常に評価は高い。白梅からも評価されている。市としても高く評価している。

赤羽)なぜ費用は下がらなかったのか?
今井)質を落とさずにバージョンアップをめざした。

赤羽)何がどう変わるのか?
今井)好評な事業に、ファミサポ、地域支援などが展開できる。NPOが地域事情を踏まえて独自の事業を展開してくれることも期待している。

赤羽)配点割合で価格が低かったのは?
今井)価格を下げるのではなく、この価格でどこまで内容を充実できるかを考えた。

赤羽)病児預かりについて説明を
今井)緊急サポート事業として、普段見ている子どもをかかりつけ医に診てもらった後に預かれるようにしていきたい。清瀬などの例を参考に、今後協議していきたい。

赤羽)指定管理料の変更はないのか?
今井)今回見込んだ額で設定している。

赤羽)ファミサポをやってもやらなくても同じ金額なのか?
今井)次年度へ向けて実施を見込んでいる。

【再質問】
赤羽)法人格がないと契約に支障をきたすのではないのか?
今井)ユニットを代表する部分と契約をしていく。ユニット内で協定を結んでもらっていくので問題はない。

★この後、私たちの会派の大塚議員だけが賛成討論を行い、反対討論はなく、草の根以外の賛成多数で可決となりました。討論内容については、市に注文を付けた上で賛成をしたものですが、大塚議員がアップしてくれることと思います。確認し次第ご報告します。


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【2011/12/28 18:06】 | 子ども&子育て
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9月議会の一般質問について、録画配信が始まりました。
23年9月一般質問2

私は9月5日(月)に大きく2つのテーマについて行いました。
お時間のある時にコチラをご覧いただければ幸いです。

今回も再質問で突っ込もうと思ったこと、半分もできずに終わっていることが情けない限りですが、実感をこめて問おう、話そうとはしたつもりです。
わかりやすいように、まずは子ども分野から一問一答方式で文字起こししてみたいと思います。

※途中の青文字部分は、私の感想、後日談です。
2つ大きなテーマを取り上げたが、代表質問、山口、島崎、赤羽各議員の一般質問で触れられた内容が多い。落穂拾いにならぬようしっかり深掘りしていきたいと思う。

まず、「1.児童クラブ職員の嘱託化は、必要な基準づくり抜きに進めるべきではない」から。

(1)第4次行革大綱「第1次実行プログラム」No.50「児童館・児童クラブの運営見直し」に「正規職員と嘱託職員の配置の見直し」を「25年度から」「80%の児童クラブにて実施」とあります。100%にしないのは、激変緩和だと答弁があった。どういう激変をどう緩和するのか、まず答えてほしい。また、「配置の見直し」が「嘱託職員化」を意味するとは、どうしても読めない。どこで、いつ決定され、市民や議会にはいつ説明されたのか。

今井子ども家庭部長)
今井子ども家庭部長(市議会HPから)

経過含め話をする。当時大きな問題だった大規模化解消のため、第2クラブ建設が急務だった。これに伴う職員体制の大幅な見直しが迫られたことから、庁内協議に職員嘱託化の方向を提案。課内協議を開始した。21年11月に児童クラブ運営体制の内部協議会設置要綱を策定し、児童課内で選出した委員による協議を開始。22年1月20日までの8回の協議を経て、その結果を22年1月下旬に首脳部会議に報告した。その結果については2月下旬に学童保育連絡協議会宛に報告した。その後、第4次行革大綱にこれを反映し、23年1月24日の行財政改革推進本部への上程、2月10日に本大綱のプレス発表を行うとともに、同日付で各議員へ速報版としての資料を提出した。

※大規模化解消を目的とした第2クラブの増設のために、それまでの正規職員2名配置を1名配置に、というところまでは共通理解がありましたが、その理由で「全正規職員の嘱託化」という政策は、これまで一度も明示されたことがないはずです。「配置の見直し」を「全嘱託化」と理解したはず、という理屈にも無理があるように思います。また、今回の動画配信を見た学童保育連協の方からは、22年2月にそんな報告は受けていないはず、とご連絡あり。後日ウラを取ります。



(2)嘱託化に踏み切るとする24年度末の児童クラブ職員数の構成(正規・嘱託・臨時それぞれの総数)と25年度からの構成、人件費の変化を明らかに。

今井部長)
22年度の児童館を含めての児童クラブの運営体制は、職員43名、嘱託職員30名、決算額4億3,003万6,283円。なお臨時職員については、長期臨職として36名雇用しているが、今の決算額には反映していない。24年度、25年度については試案であり最終決定ではないが、24年度末は児童館職員15名、児童クラブ職員12名、嘱託職員75名。22年度と比較して、人件費1,094万1,550円の増額。嘱託の人数は1か所おおむね4名程度を考えている。
25年度末は児童館職員15名、クラブ職員0名、嘱託職員96名程度。22年度と比較して、人件費1,966万2,278円の減とみている。あくまで試案なのでさらなる検討が必要であり、流動的である。



(3)嘱託化についての議論は、子ども家庭部内においては、いつから、どこで行われてきたのか。実施までの工程表をお持ちであろうから、それに沿って説明されたい。保護者の声がスタートになるべきである。どこで、どのように聞いてきたのか、聞いていくのか。現場を担っている指導員(職員)の意見に、どこで、どのように聞いてきたのか。

今井部長)
先ほどの経過のとおりで、第2クラブ建設が急務になり、一方で定数縮減中の本市においては、職員補充の困難性という問題がある中で、いかに質を落とさないで、かつ今後の発展性なども考慮の上、児童課の職員全体会の場において、21年10月に子ども家庭部長が、22年2月には市長が説明を行ったほか、内部の協議会で議論を進めてきた。23年度に入ってからは、職員、嘱託職員全員で、嘱託化の移行について考えることとし、職員全大会において現在まで4回ほどの会議を開催したほか、課内アンケートを行って職員からの意見を聴取しており、今後さらに会議を重ねて集約をしていく予定。
児童育成推進部会、保育料等審議会、学保連懇談会では既に方向性は伝えてあるが、今後一定の方向性が出た段階で、再度保護者の皆さまには学保連を通じて結果や内容を伝えて協議をしていきたい。


※保護者に対しては後戻りできない状態まで話を進めてから「報告する」ようです。最後の「協議していきたい」段階では、協議の余地はないものと思われます。「ご理解いただきたい」が連発されるのが今から見えるようです。皆さん、それで納得されるのでしょうか?


(4)現在の職員配置基準と、実際の配置実態を明らかにされたい。

今井部長)
これまで基本的には(正)職員、嘱託職員、3名で配置していたが、建物の現状と児童数を見て配置をしてきた。
23年度の児童クラブ育成室は計24施設、1施設当たり独立した分室については正職員2名、嘱託職員1名、育成室及び同一敷地の分室については、分室ごとに正職員1名、嘱託2名の配置を行っており、正職員28名、嘱託職員36名の編成になっている。



(5)8か所の第2クラブ増設にあたり、職員配置とともに、運営についても十分な検討の上、必要な変更を行ったはず。主な変更点、最も配慮をした点は。障害児受入れの基準は何がどのように変更され、実態はどう変化しているのか。

今井部長)
第2クラブ設置に伴い、正職員を2名配置から1名配置とした。これは同一建屋、または隣接の建屋は一つのクラブを分設したという考えに基づくもので、独立した分室は従来通りの2名配置を継続している。嘱託職員の増員を図り、正職員配置が1名になったことによる影響への配慮を行っている。
障害児受入れの基準に変更はない。障碍児2名に対して指導員1名、3名を超えると指導員2名で、これは児童クラブにおける障害児育成実施要綱に基づくもの。人数については第2開設により障害児枠35名から47名へと変更している。


※障害児の受け入れ枠が広がったことはよかったと思います。が、本当に職員配置が十分になされているのでしょうか?第二増設後の体制について私は不安の声を聞くのですが、そんなことはないのでしょうか?


(6)数年前、児童クラブの運営基準づくりが進められたはずである。目的、経過、到達点、現在の状況、今後の進め方を明らかにされたい。

今井部長)
18年度の次世代育成支援行動計画重点施策作業部会、これは放課後児童対策で入会事務の問題点について話し合われ、一定の基準を作成してはという意見が出され、児童クラブ設置運営基準検討会を設け、東村山市児童クラブ設置運営基準案が作成された経過がある。目的は児童クラブ大規模化の解消策を含む保育の質と量の担保と拡充だった。児童クラブ増設に向けて公設、民設、公営、民営等の運営の変化を前提に、保育の質を維持する具体的な基準作りを行った。経過は、作業部会委員4名、児童館児童クラブ職員2名、計6名の構成で18年11月から19年2月まで計5回の会議を開催した。
到達点は、設置運営基準案は18年度中に作成され、18年度児童育成計画推進部会でこの案について19年度への継続案件として承認された。
現在の状況は、大規模化への対応など喫緊の課題発生により、その対応協議を優先課題としたことから、19年度の児童育成部会では具体的な検討はされず、そのまま現在に至っている。


※大規模化による第2クラブ増設を優先したから、基準づくりは止まったまま、という答弁です。増設に向けて運営主体の多様化も視野に入れて基準を設けよう、と進められていた作業は、まさに一体不可分なものであったはずで、後回しにできない問題だったはず。


(7)改めて問う。なぜ嘱託職員化なのか。正規職員が配置されているからこそ生まれ、重ねられてきた成果とは何か。計画通り嘱託職員化を実施することで新たに得られる成果は何か。嘱託化によって失うものとは何か。

今井部長)
これまで正職員が培ってきた保育全般にきめ細やかな対応により、東村山の保育に対して児童や保護者からの大きな評価と信頼を頂いてきたと感じているとともに、この間、正職員による嘱託職員の指導や研修などを充実させ、嘱託の育成については一定の技量に達してきた、と考えている。嘱託職員化による成果については、あくまでも現在試案であり流動的な部分があることをお断りした上で答える。この試案では嘱託運営への移行期間、移行完了後についても、正職員が嘱託への指導を行うほか、保護者の相談等を児童館に加配した正職員がクラブ運営の一部を担って補強できるような仕組みを考えている。
さらに保護者からの要望にある、保育時間の延長についても実現できるよう検討していきたい。


※児童館に職員を今より各館1名増員して、ケースの相談などにも対応するつもりのようです。しかし、そんな簡単なことではないと私は思っています。


(8)なぜここには民間参入をしないのか、を私も聞く。島崎議員もおっしゃっていたが、当然このタイミングで検討されるべきだと思う。本音は民営化阻止にあるのではないか?と思ってしまうくらいだ。いったん嘱託化、ということは。民営化できるものは民営化、と言ってきたはず。何故検討されないのか。他の施策で語られている方針との整合性を含め、説明願いたい。

今井部長)
本市が培ってきた保育の質を継続させるために相応しいと考えており、現時点では嘱託職員化の方向で進めている。



※全然説明になっていないよな…と思いつつ…。



2. 隠れ待機児童問題の早期解決を求めて問う。

(1)今年度当初に向けて受け付けた児童クラブ入所申請を、指数別に全て明らかにされたい。

今井部長)
23年度の期限内の健常児の申請件数は、444件。11以上が330件、却下となる指数10以下は62件、提出書類の不備等が11件、合わせて却下は73件。
保育園の入園状況による保留が41件あるが、この指数は全件11以上で、個別に状況を聴取し、復帰証明の提出を条件に入会、ということになっている。



(2)指数11を入所可とし、10をダメだとしている理由を、経過を踏まえて詳しく説明されたい。

今井部長)
増え続ける入会希望にこたえるべく、指数の高い児童から順次入会をさせてきた経過がある。しかしながら大規模化をして施設が狭隘となり、ストレスの問題、密集によるけがのリスクが高まる中、保育環境の悪化を招いたこと。71名以上収容のクラブに対する補助金の見直し等が示されたことから、基準について適正な運用を行って保育環境の確保を図るとともに、第2クラブの建設により環境改善を図ってきた。
本市としての入所基準は、真に児童クラブを必要とするケースについて基準を定めたものだが、保護者の労働形態が多様化している中、また他市との差の指摘もあることから、検討が必要と考えているが、基準緩和を行うことにより待機者が増加してさらなる施設需要が生じる可能性があることも念頭に置かなければならない。
この点も踏まえて、指数のあり方については慎重な対応をしていきたい。



(3)当市と同様に、指数11未満、つまり月12日、日に7時間以下をダメだとしている自治体はどこか。多摩26市全て確認の上で答えられたい。

今井部長)
26市全てのホームページを閲覧して調査したが、指数を掲載していない自治体もある。全てを確認できなかったが、結果的に指数11未満を却下としている自治体は確認できなかった。尚、入会要件では、月及び週での勤務日と一日の就労時間が定められ、入会資格としている。東村山市と比較すると、他市の方が緩和されている状況が見受けられる。


※質問通告からこの日まで丸2週間あって、答弁用意は各市のホームページを確認して行うんですか…。力が抜けました。私は複数ルートから確認しました。東村山市と同じ水準で門前払いしている自治体はありません。


(4)当事者の市民からはどのような声が寄せられ、どのように答えてきたのか。

今井部長)
却下された保護者からは、「何とか入会できないものか」「夏休みだけでも入会できないか」「週数日でもいいから入会したい」との相談を受けている。
所管課としては入会基準をはじめ、どのような就労形態であれば入会できるかを説明し、理解を求めている。



(5)他の自治体と比べてこの点については著しく不利益が生じていると考える。早急な是正措置を図らなければならないと考える。「子育てするなら東村山」の大看板に照らして恥ずかしくない対応をされるべきである。

今井部長)
児童クラブ入会に関しては、放課後における真に保育が必要な児童に対する施策として一定のルールが必要である、との考え方から入会基準を定めている。大規模化の解消策として第2クラブの開設を行って児童の保育環境の整備に一定の効果を得たと考えている。他市と比較した基準緩和については、本市独特の背景や基準緩和によって浮上する施設不足の再来も念頭に置いて、慎重に検討すべき課題である、と考えている。


※「基準緩和」という言葉の使い方がそもそも間違っている、と思います。この辺は再質問へつなげました(後掲)。


3. 障害児の「真の支援」となるよう、移動支援事業の柔軟な運用を

(1)山口議員が聞いてわかったので割愛。

(2)1か月あたり僅か4時間だが、義務教育年齢にも10月1日から適用される。対象世帯や業者等への周知はどう進められているのか。

菊池健康福祉部長)
市民に対して丁寧にコミュニケーションを、親切に、という面で(質問を)いただいたので、それに基づいて答弁したい。
移動支援事業の年齢要件緩和については、8月1日号の市報で周知した。また、特別支援学校の懇談会等においても説明させていただいた。事業所においては、8月19日に社会福祉協議会、各ヘルパー事業所等が参加している事業所交流会で説明し、8月下旬には移動支援事業の案内文を送付し周知を図った。


※傍聴をしていた方から、夏休み中だったのだから、「特別支援学校での懇談会」とはいつの話を言っているのか意味不明です、とご連絡。こちらもウラを取ります。


(3)この春の請願採択以降、当事者の声をどう聴いてきたか、という点。これも大体わかった。制度趣旨通りに捉えれば「反復でもいいですよ」とは言えない。それもわかった。
そこで本当に困っている保護者に、窓口や電話、まずはどの職員が対応しても、寄り添って話を聞いてさしあげているか?そうでない、と聞いているので心配で問う。紋切型の対応はぜひしないでいただきたい。部長、困っている市民にぜひ優しく寄り添うように周知いただきたい。

菊池部長)
柔軟な運用をということだが、当市の基本的な考え方については、国の移動介護の定義に準拠していく考えで整理をさせてもらっている。定例的送迎を対象とした場合、通勤、通学、通所すべてに波及することが考えられる。基準時間の見直しを含めた利用時間の大幅な増加が見込まれる。現在の要件でも保護者の病気などで一時的に行う必要がある場合については派遣することも可能と考えており、必ずしもすべてを制限しているわけではない。
当事者の声については、これまでも地区担当員の窓口対応や訪問時の聞き取り、特別支援学校での懇談会でご意見として承っている。



4.保護者のための待機児童対策と、子どもたちのための保育の質について改めて問う


(1)来年度に向けた待機児童対策、これは山口議員への答弁でかなり苦労されていることがわかったので割愛。


(2) 不足分は分園開設で補う意向を示しているが、取り組みの現状はわかった。ただ、分園では、子どもたちの成育にとって必要十分な環境が保障されないケースが多いことが大変懸念されているのも事実である。分園といえども、全くフリースペースを確保することなく最低基準面積を単位面積で割り返して最大限詰め込むようなことを二度と起こさないようお願いしたい。分園推進に当たっての当市の理念をしっかり述べていただきたい。事業者には市の考え方をどう伝えているのか。いくのか。

今井部長)
本年4月以降、本市の法人に開設を要請しており、複数の法人から前向きの回答を得て具体的検討も進めている。
分園設置にあたっては児童福祉施設最低基準の適用がある一方で、待機児問題解消という課題がある中、当市の施設定員を図ることは命題となっている。しかし分園設置には一体的運営の観点から、本園における幼児の受け入れが前提となるため、本園の定員数も踏まえ受入れ児童数を調整する必要があるなど、最低基準以外にも制約があると考えている。いずれにしてもよい保育環境が確保できるよう、設置法人とともに事前に十分な協議を行い、現況と市の考え方を伝え、子どもの安全に配慮した調整をしていく。



(3)本市は7月15日、認可保育所面積基準の独自緩和が可能となった全国35区の一つに幸か不幸か選ばれた。当市は踏み込まない、と答弁があった。間違いないか。確認したい。

今井部長)
当市では定員の弾力的な運用は実施しているが、順守している国の最低基準を超える受入れは、これまでの投資の様々な経過を考え、現状では考えていない。今後正式な通知があった場合には、議会や関係機関の意見も伺い、市として正式に方針を決定したいと思っているが、現時点では緩和の考え方はない。なお、東京都からは口頭で、東村山市さん検討はいかがですか、という依頼があった。今後は、市民からの意見あるいは関係各機関の意見も合わせていただきながらさらに検討は重ねていきたい。


※4日前の山口議員への答弁では「独自緩和はしない」とだけ言ってましたが、この日は微妙な感じを残しました。東村山市内には、緩和された最低基準スレスレをつなぎ合わせて計画された認可保育園問題という苦い過去があります。これ以上の詰め込みは子どもたちにリスクしかありません。しっかりチェックを続けます。


(4)保育の質の低下への危機感から、本市の行政と保育・教育関係者が議論し、英知を集めて策定した「ガイドライン」。さらなる質の低下が懸念される現在、その価値について、市長の見解を改めて伺いたい。また、待機児童対策を進めている中で、本ガイドラインをどのように事業者に伝え、事業者はどのように受け止めているのかが重要だと考えるがいかがか。
施策を進める側の市長、並びに職員は、保育現場の実感、保護者の思いを直接受け止めるために、どのような努力を日々重ねているのか。

渡部市長)

渡部市長(市議会HPから)

いろんな経過の中で、保育関係者、議会、行政を巻き込んで議論を重ねた結果作成された、東村山市の私立保育園設置指針については、その後いくつか新しい私立の保育園が建設されるにあたって、しっかりと指針に沿って設立をされてきているものと認識している。そういう意味では、この間の東村山市の保育水準の維持向上にガイドラインは十分寄与してきたものと考えている。今回懸案となっている青葉町に建設中の東京都による都有地活用事業による地域の福祉インフラ整備事業の事業者募集にあたっても、市のガイドラインについては市側の考え方として提出をさせてもらった。
一方で年々拡大を続ける待機児童への対応も急務であるので、私どもとしては質を落とすことなく量の確保に向けてこれからも分園の設置、あるいは保育施設の整備含めて推進していきたいと考えている。



【再質問】

佐藤再質問)
児童クラブ職員の嘱託化だが、そう読み取れなかったあなたが悪い、と言われている気がするが、あれ(職員配置の見直し)は、嘱託化とは読めなかった。経過を一応踏んだことはわかったが、保育園民営化問題の時のような退職者不補充ではないので、財政的効果はない。そうすると、現場で10年、20年、30年と働いてきた人たちを全部引き上げるということになる。財政的効果がないとなれば、やはり何故嘱託化なのか?ということになる。本庁で人が足りないという話は本当か?つまり、本音が今一つ読めない。なぜそんなに嘱託化を急ぐのかがよくわからない。
手続きを踏んできたと言い、学童クラブの質という話をされるが、正職でずっとやってきたことを嘱託化するということは、狙いを明らかにしつつ、やはり失うものもあるはずだ。バラ色のわけがないわけだから。やってきて、ここは価値があった。でもここについては大事なんだけれども、どうしてもそこまではもうできない、という考え方があるのかどうか。そこについて本音をしっかり言うべき。
そうでないと、この前も正規職員と嘱託職員の責任範疇が全く変わらないと答弁されていたが、そんなことはないわけで、やっぱり正職の人たちが担ってきた分野があるはずだ。
嘱託化が全部だめだとは言っていない。しかし、私自身も学童の親として6年、11年位前の今頃は臨時職員を他市で半年ほど務めていたが、嘱託や時間で働いている人ではできないところを正職が担っていた。学校などではなかなか出せないことが、生活丸ごと向き合っている学童だから出てくるということた当時もいっぱいあった。
育児放棄とかDVとか、本当に根深い問題が、全部付き合っている学童だから(わかることがある)。学校の先生は毎年替わることが多いが、学童職員は3年くらいは最低いる。お兄ちゃんお姉ちゃんの時から見ている場合もある。だからそれぞれの家庭の実態をよく知っている。
そういうことの値打ちをちゃんと踏まえた上で、どう継続するのか、あるいはできないのか。そこについてはちゃんと中で議論してほしい。そういう話がされているのか、という点が、今の答弁を聞いていても見えてこない。
内容とはそういうことを言うのだと思う。
そういうことをちゃんと踏まえて提案したい。
金をかけて第2クラブまでつくり、拠点が24か所に増えた。それをもっと活かすべきだと思う。
子どもたちを丸ごと、地域の人たちとつながりながら育てられる拠点として、学童クラブってけっこう値打ちがあると私は思う。
ここをどうフル活用するのか。コストを下げるとかいろいろな課題が一方であり、しかし一方では中身をどう進めるのか、もっと積極的に、と申し上げてきたつもり。
第2保育園の民営化がと立ち往生したのは、民営化自体に反対だという声もあった。でも私はそこに、お金のこと以外にビジョンある動機とか熱意を示せていない、というところだと思うし、手続きだと思う。だからそういう失敗を繰り返さないでほしいと思っている。
また、矛盾するようだが、民営化を何故しないのか、とも聞いた。
先だっての答弁の中で西東京の団体の話があったが、アミーゴという親たちが作ったという珍しいNPOのことだと思う。職員の処遇も含めて本当にいい実践をされている。社会福祉法人等が運営している学童クラブの話も聞く機会があった。いろんな課題はあるが、この段階で(嘱託化と)合わせて民営化も検討すべきだと思う。
どうして、一斉に嘱託化することが東村山の学童の質を落とさないということに直結するのか、わからない。ここについてもう一度伺いたい。

今井部長の再答弁)
正職員からの変更は失うものが多いのではないか、ということだが、確かに正職員にしてから20数年たつわけだが、率直に言ってその頃の社会情勢と現在の社会情勢は大きく変わっている。限られた予算、人材を、いかに効率よく配置をしていくか、不断に努めなければならないというのが我々の立場。
それと、近隣市の東大和、清瀬、東久留米、西東京、小平だけを見ても、正規職員は既にいない。全て嘱託職員ないしはNPO団体が一部やっている。多摩各市を見ても、正職員でやっているのは1市か2市しかないので、ご理解いただきたい。
培ってきたことの心配はないのか、という点は、全て嘱託職員に切り替えるわけではない。一部を児童館に配置換えをして、常に児童クラブも見てもらうという配置も考えているのでご理解いただきたい。
児童クラブのこれからの姿だが、児童館、児童クラブ含めて、今後の子育ての分野で大きな役割を果たしていけるよう努力を引き続きしていきたい。


※行革担当部長ではなく、子ども家庭部長の答弁ですから、「社会情勢の変化」が行革の側面、コスト論からだけ語られたことにやるせなさを感じました。せめて、それらと合わせて、20年前や30年前と今の「子どもたちの変化」「家庭の変化」。それらを受け止めている「学童クラブの内実の変化」について語ってほしいものです。子どもたちの側に立って物を考え、苦悶しながら答弁に立ってこそ、子ども家庭部ではないか…と思うのです。


佐藤再質問)
児童クラブの運営基準をつくるべきだと思う。
児童育成計画推進部会で議論していたが、そのままになってしまっている、という経過は一応理解するが、(基準作りを)やめることにはなっていないはずだ。そのことについては、ちゃんと手を付けるべき。手を付けて完成させてほしい。そうでないと、東村山の学童クラブが、何を目指して、何を果たすのか、基礎となる理念が全く固まらずにこの形で嘱託化が進むことには私は反対をする。
ぜひ運営基準について、うちの学童は何をするのか、という点でしっかり議論してまとめていただきたい。作業についての考え方を伺う。

今井部長の再答弁)
運営基準については、確かに19年度で宙に浮いている状態だが、大変貴重なご意見だったとかんがえているので、一定の議論は必要かと思うので、改めて検討させてほしい。議論を検討させてほしい、と考えている。


※検討する、ではなく、議論を検討する、ですか…。12月に必ずまた聞きます。


佐藤再質問)
入所基準だが、これについては指数11以上と10以下だけ答弁があったが、私は10点が何人で、9点が何人で、8点が何人か、と聞いたはず。全部まとめて面倒見てくれ、などとは言っていない。ただ、10点や9点の人たちは他の市に比べて著しく不平等が生じているから、これについては、全体の見直しをするとか慎重にやる、ということとは切り離して、早急に手を打つべきだと申し上げている。これは、あまりに遜色があり過ぎる。
先ほど、ホームページから確認したと答弁があった。どうしてもう少し踏み込んでくれないのかと思うが…ぜひ(各市の)所管に直接確認してほしい。
三多摩学童連協に確認したところ、うちと同じようなところで足切りをしている市は無い。これはうちだけ。大型化したから(こういう措置を)やってきたこと含め、経過は全部知っている。その上で第2クラブをつくった。青葉は確かに(第1も第2も)いっぱい。でも他のクラブは空いている。こういう実態を見て、却下扱いの66名のうち、指数10の人たちからまず入所を認めるとか、9点まではいけるとか、この検討をまず始めてほしい。時間延長とかいう問題と別の問題だ。この点は、うちのまちだけが著しく劣っている点であり、早急な是正を求めてもう一度問う。

今井部長の再答弁)
却下の人数は62名と申し上げ、内訳を申し上げなかった。
10点は43名、9点は15名ということでご理解いただきたい。


※実態を明らかにした上で改めて問うていることに、完全スルーで全く答えてもらえませんでした。時間不足でこれ以上突っ込めなかったことが無念です。
問題によっては、市長が正式に聞いてから2か月もしないのに、議会さえも無視して政策として発進させておきながら、目の前で困っている人がいて、近隣市と比べただけで著しく不当な扱いを受けている人たちが最低でも43名いる課題を「慎重に検討」とはどういうことでしょう…。本当に情けない。



長い記事をお読みいただき、ありがとうございました。
かつてない杜撰な政策形成が進み、心配していた通りになりつつある「秋水園地元雇用官製NPO問題」の方は、別の記事として起こします。










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【2011/09/17 16:55】 | 子ども&子育て
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東村山市内の児童クラブ(学童保育所)はコチラです。※写真は新設された第2東萩山児童クラブ
第2東萩山児童クラブ

今年度に入って、ある市民の方から「保護者が同じ勤務条件にあっても、他市では入会できる児童クラブ(学童クラブ)に東村山市だけ入れないのはどうしてなのか?」という趣旨のお話をいただきました。
近隣他市の状況もお調べになった上で、東村山市だけがパートタイム勤務の方たちへの対応が著しく劣っている、という訴えでした。

数年前までは、年度当初に向けた申請時期に間に合った方たちは、基本的に「希望者全員入所」としてきた東村山市ですが、年間100名を超えるペースで希望者が増えた結果、各クラブで想定定員を大幅に超えた詰め込み状態が発生しました。
ほぼ同じ時期に71名を超えるクラブについては国が超えた分の補助を打ち切る、という所謂「71名問題」が持ち上がったため、大型化したクラブを分割する「第2クラブ計画」が検討され始め、一昨年から順次実現してきたわけです。
その過程で、100名に迫るような状態では子どもたちの安全が保たれない恐れがある、という判断から「一定のラインで入会希望を制限する」ことが行われました。

この年の判断が、入会申請にあたって保護者の状況を点数化した「指数11以上」を入会可とし、「10以下」を不可とするという線引きでした。
その後、保護者の皆さんの粘り強い活動の力もあって、分割・増設という第2クラブ化によって、児童クラブはそれまでの16か所から19か所になりました(第1と第2を全て別カウントすると24か所)。
(※一覧表ではこうなっているのですが、改めて見ると、第1と第2が建物の形状の関係で併記されたり別記されたりしていて、利用者目線でないわかりづらい表記ですね…)


三多摩学童保育連絡協議会が毎年まとめているデータをご覧ください。

【2009年度三多摩各市の学童保育の状況】
2009年度 三多摩各市の学童保育の状況

【2010年度三多摩各紙の学童保育の状況】
2010年度 三多摩各市の学童保育の状況

第2クラブ化によって、大規模化で安全が危惧されていた状況もかなり改善されたことがわかります。
1学童平均児童数73.8名⇒59.1名

今年度はさらに改善されているはずです。

このような状況を考えると、安全対策のための緊急措置として行った「入会指数による線引き」は、その役割を終えたことが明らかです。

現在の状況は、希望しても児童クラブに入れない子どもたち=待機児童が、市では指数11以上だけをカウントしているために「5名」としていますが、10以下の子どもたちが「隠れ待機児」として存在している、ということになります。

にもかかわらず緊急措置が継続されているとするならば、何らかの「制限の根拠」があるに違いない、と思い、7月27日に「児童クラブを現在の入所基準とした根拠」の情報公開を求めていたのですが、昨日、文書開示とともに児童課長が説明をしてくださいました。

結果として、「指数11を境に制限する」という根拠は現在どこにもないだけでなく、緊急措置も決裁などをとらずに行われていたことがわかりました。要は「申し合わせ程度」ということだったのでしょう。

児童クラブへの入会にあたっては、「児童クラブ入会審査要綱」に基づいた審査が行われ、入会決定が行われています。
入会決定に関する項目は、第4条に記される以下の2項目だけです。

(入会決定)
第4条 市長は、児童クラブへの入会の申請があったときは、入会指数の高い者から当該児童クラブの入会を決定する。
2 市長は、特別の理由がある場合は、希望する児童クラブ以外の通所可能な児童クラブヘの入会を決定することができる。



なお、第3条の(審査方法)で、
第3条 入会審査は、入会指数を基準にして行い、同一学区域内の者と同一学区域外の者で通所可能なものとを同等の基準により審査する。
2 入会審査基準指数及び調整指数は、別表のとおりとする。

としながら、別表にリンクしておらず、市のホームページにも掲載されていない点は早急に改善が必要でしょう。

児童課長は、勤務形態の多様化への対応として他にも改善しなければならない点があり、合わせて検討を進めていきたい、と言っていました。
時間延長等の要望は以前から強く、トワイライト学童の開設などを私もこれまで求めてきましたが、数年かけて整備する課題と、現に他市では入所できている水準の子どもたちが入れない、という実態の改善・解消は分けて考え、急いで対応すべきではないのか、と考え、そう申し上げました。

友人を通じて三多摩学童連協に確認したところ、東村山市の近隣市だけでなく三多摩各市を見ても、東村山と同様の扱いをしているところはない、とのこと。

実態と経過が確認できましたので、早急な改善を強く求めていきたいと考えています。




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【2011/08/13 17:23】 | 子ども&子育て
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※課名に間違いがあることを読者の方からご指摘をいただきました。ありがとうございます。
×児童課⇒○子ども総務課でした。修正しました。


一昨日の厚生委員会で、9月議会に「ころころの森(子育て総合支援センター)」を指定管理者制度へ移行させるための条例案が提出されることが明らかになったようです。
7月1日から同センターをめぐる運営方法についてのパブリックコメント募集が行われたことから、直後に情報公開請求をかけて経過の確認をした上で、7月25日(月)の「児童育成計画推進部会」、28日(木)の「ころころの森運営協議会」の両方を傍聴して事態を追いかけてきましたが、現段階では「いったいどうなるのだろうか?」という思いを強くしています。

7月1日の記事と、7月11日の記事を踏まえて、その後の状況をお伝えしようと思います。


25日(月)の児童育成計画推進部会では、次のようなやり取りがありました。冒頭の説明は空閑課長補佐が行いました。
※記録は私自身のメモをもとにしていますので、正式なものはこちらのページに掲載される会議録をお待ちください。カッコ内は私の補記です。


野口子ども総務課長)
運営面で大きな課題があったり、まずいところがあるわけではない。次へのステップアップのための見直しととらえてほしい。現在の業務委託方式では(課題クリアへ)困難な点が多く、指定管理者制度へ移行したい。6月に検討会を4回開催し、パブリックコメントも実施した。

A委員)
主体となる事業者は公募するのか?


小林子ども家庭部次長)
間口は広くしていきたい。

B委員)
(先ほどの議題の)第八保育園については、内容がいいから完全移管したい、と言いつつ、こちらの話は(白梅大学を中心にした運営の評判がいいと言いながら)間口を広く募集したいという意図がわからない。大学と組んだことの意味についてもふれられていないが。


空閑子ども総務課長補佐)
三者(大学&市民(NPO)&市)による協働はいい展開ができてきた。広く、とは言いながら、大学、NPO等の連携を前提に事業主を選びたい。白梅大学が後方から支援する形なども…。

小林次長)
大学が抜けることは考えていない。大学、市民、行政というコンセプトは変わらないので、そういう形でやってもらえるところを広く募集したい。

今井子ども家庭部長)
指定管理者制度導入にあたっては公正な競争が条件なので、広くやるしかない。が、いろんな組み合わせがあり得ると思っている。白梅必ずありき、とは言っていない。

B委員)
委託方式がやりづらいというのなら、「何でもやってください」という委託仕様にすればいいのではないか。これまでとは全然違うところがとったらどうなるのか?
大学がいなくなることは考えていない、と言いつつ、白梅ありきではない、と言うが、大学側が手を引くことだってある得るのではないか。

C委員)
地域を知らない企業や大学がきてやれることなのか?間口を広げるというが、これまで課題として進んでこなかった「子育て中の市民への情報提供」や「一元化」「子育て団体の支援」などを新たな主体でやれるのか?

D委員)
それらの課題が改善されることになるのか?人材育成はどうなるのか?なぜ指定管理者制度なのか(判然としない)。

E委員)
別の分野で指定管理者制度を見てきたが、運営面、金銭面でどうなるのから見えない。


今井部長)
これまでのよさはさらに活かしていきたい。これまでも白梅学園と話をしてきたが、結果として現状のような形で推移せざるを得なかった。市民の要望に広く応えていくべき、と考えている。現時点では言えることも言えないこともあるので…。白梅もいいものをもっているのだが…。


何とも歯切れが悪い感じが残りましたし、なにより、指定管理者制度へ移行して市はどうしたいのか、が今一つも今二つも見えてきませんでした。



続いて、28日の「ころころの森運営協議会」での主なやり取りも起こしてみます。
冒頭の説明は野口課長が行いました。


F委員)
なぜ運営方法を変えるのか?

野口課長)
今までいただいてきた様々なご意見を総合的に判断しして、現行の委託方式では困難性があり、年度途中でもいいアイディアをスピーディーに形にできるようにするためにも、指定管理者制度にしていきたい。


F委員)
パブリックコメントの中で運営についての答えが見あたらないようだが。

野口課長)
4件の意見の中にはなかった。


F委員)
パブコメを実施しても、運営について問いかけているということが伝わらなかったのではないか。指定管理者制度についても意見が言えるようなやり方が改めて必要なのではないか?

座長)
説明を聞いていて、最もはっきりしないのが運営体制に思える。白梅学園さんはどう考えておられるのか?

汐見センター長(白梅学園大学学長)
4年前の開設のいきさつから少し話をさせてほしい。
保健所の跡地をぜひ子育て支援施設に、ということだったが、そのためにつくられた施設ではないので使い勝手がよくない面も多く、市に専門部局があったわけでもないので、私たち白梅学園にプラン作成の依頼があり、受けたた。提案を報告書という形にしたが、では誰が運営するのか?ということになり、提案した責任もあり、軌道に乗るまでは私どもがやるべきだと考えた。
但し、運営については、市民が市と協働していく形をできるだけ早く具体化していただきたい、と申し上げてきた。それにどう協力をするかは考えたいが、できたら市民で運営をしてほしい、ということは最初から申し上げてきた。
大学として公共施設を直接運営するには、理念から検討しなければいけない面がある。現在の施設長も白梅の職員という形を取っており、おのずと制約が出てきて、柔軟性も少なくなってしまう面がある。
中身をよくするために専門的知見を活かして関わることはやぶさかではないが、運営は市民と市でぜひ。いろいろ意見はあるが、市の予算もあることなので。
運営に責任を持つ形はできるだけ早く替わっていただきたい、というのが本音。


座長)
市としての方向性はどうなのか?

野口課長)
委託よりも、年度途中でも世の中の動きに対応できるよう、指定管理者制度の「自主事業」でスピーディーに、と考えている。ただ、「今あるよさを大事にしながら」進めていきたいので、白梅学園とも何らかの形でかかわっていきたい、と考えている。


G委員)
子育てレインボープランの後期計画では、ころころの森の目的を達成するために指定管理者制度の提案がされているが、民間への完全移管は考えていないのか?

今井部長)
移管は考えていないが、指定管理者には民間も手を挙げることができる。間口を広く募集していきたい、と考えているので、社会福祉法人や会社が広く手を挙げる可能性はある。


汐見センター長)
実施されたアンケートの結果を見ると、白梅学園が関わっていることについて、ほとんどの方が「わからない」と答えている。あれだけエネルギーを注いできたのにな…とも思うし、「白梅が白梅が」と言ってこなかったことも含めてこれでいいのかな、とも思う。
指定管理者の選定にあたっては、提示するメニューの多いところをどうしても選びがちだと思うが、決定的に大事なのはメニューの数ではなく、質。この施設がオープンする時には、イニシャル費用が200万円程度に限られる中、本学の先生たちの知恵を集め、ホールの木や様々な準備にあたった。
また、職員・スタッフの研修、訓練には何より力を入れてきたし、日々の管理も丁寧に行い、「質」をつくってきた。しっかりした考え方と細かな配慮がるのかどうか、それが一番大事だと考えている。


座長)
他の団体が受けて、今のレベルが保てるのかどうかが一番心配。利用者が大変多く、市外からも大勢利用されており、高く評価されているのだと実感する。

H委員)
白梅学園だからこそできたことが大きいので、続けてほしいという声が大きい。指定管理者制度に移行しても白梅との関わりを続けることが現実的に可能なのか?

今井部長)
皆さんのご心配の点だと思うので、きちんと受け止めて白梅学園に協力のお願いをしており、実現できるようにしたい。


H委員)
そうは言うが、制度自体がそういうことが可能なものなのか?

G委員)
事業者募集要項にそういう点を入れるかどうか、とか。

今井部長)
要綱に入れるのも一つの方法だと思っている。


座長)
三者協働のむずかしさについては、NPOの方からも意見をいただいているが。

今井部長)
募集要項でしばりがかけられるか…。そういう仕組みを考えたいとは思う。できるだけ今の体制で、と思うので、白梅学園もNPOも積極的に応募してほしいと思っている。


座長)
白梅さんはどう考えるのか?

汐見センター長)
事前に相談いただかないとわからないが、東村山である水準を達成するまでは、とこれまで思ってやってきた。(公募ということになれば)どうしても企業が(プレゼン等を)スマートにやってくるだろう。そして、他の力(組織・体制)でやりますから、となる可能性は大いにあると思う。「白梅と協力を」などと出すと、応募する側がしづらくなるのではないか。


今井部長)
しばりをかけることは制度上から難しいという面は確かにある。


I委員)
利用者としては、白梅が担う今のころころの森に感謝している。よく話し合ってほしいと思う。

J委員)
(私たち利用者の)満足度は高い。運営主体がコロッと変わって慌ただしいところになっては…という不安の方が大きい。

G委員)
量より質の維持が求められていると思う。

J委員)
初めて来た人たちの満足度も高い。

K委員)
ずっと聞いていて思うが、今の状態がベストだと考えているのに、どうして指定管理者制度にするのかよくわからない。なぜ指定管理者制度ありきで話をしていかなくてはいけないのか?
広く門戸を…という役所の理屈はあるのだろうが、利用者も満足しているし、白梅さんもさほどいやではない、という感じを受ける。なぜ変えなきゃならないのか、率直に疑問に感じる。

座長)
その通りだとも思うが、白梅学園が「地域の方たちの力で」と考えていることが今日はわかった。「そろそろ地域で」ということなのだな、と。

K委員)
(白梅を尊重しつつ管理者を定める、という話を聞いて)頭が二つできるようなことになると、うまくいかないのではないか。白梅も危惧していることではないのか。
指示を出すものが二人いると、組織はうまくいったためしがない。私は白梅にやってもらえるのがいいと思うが、もし指定管理者制度にするのであれば、白梅さんには外れてもらわないと、白梅も新たな事業者もやりづらいはず。この協議会として、白梅に継続してもらえるように提言をしてはどうか?

今井部長)
市としては、二つの指示系統ということではなく、あくまで指定管理者があり、その上で白梅学園と連携しほしい、と考えている。
応募者がない場合はどうするのか、という質問もあったが、それはその時考えなければならないが…白梅学園にもう一年お願いする、ということも考えなければならないかもしれない。


K委員)
私が白梅学園なら、そんな話はイヤだよね。

汐見センター長)
白梅学園も関わる形でのNPOというのもあり得るとは思うが、独立採算でやれる組織を、となると、時間も社会的合意づくりも必要になる。今、大学が持ちだして行っているが…いろいろなところが応募してくれて、市民が選んだ方がいいと思う。
なぜ指定管理者制度なのか、というのは、今のやり方、予算では限界がある、ということ。
子育て総合支援センターの「総合」の意味合いは大事。
新生児全戸訪問型の後の関わり等もやりたいと思うが、人材と場所が必要になる。
一時保育をここで、という話もあるが、保育は会議室ではなく、保育室で行うべきだと考えている。2歳くらいの頃の出会いは特に大事なのだから。
また、住んでいる場所によって参加できない現状も不公平だし、天気の良い日は森の幼稚園のように外での活動も考えたい…とやりたいことをできるシステム、お金、人が必要になる。指定管理者制度になれば、これらがやりやすくなることは事実だと思う。
できれば、市内の法人が受けてくれたらよいとは思う。
そして評価をちゃんとやり、また改めていく、ということがあってしかるべき。
様々なニーズに柔軟に対応することが大事。選ばれた管理者がどうやってくれるか、にかけるしかないのではないか。


L委員)
(制度を変えると)いいところも増えるかもしれないが、リスクも増える。「今の利用者が何に満足しているのか」に着目して、それを次の管理者にきちんと伝えてほしい。

G委員)
利用されている方たちは、こういう議論が進んでいることを知っているのか?

M委員)
当初の目的に合致しているので、利用者の満足度が高いのだろう。今の良さを大事にしながら、子育てを考えられるように。利便性だけを追わないでほしい。

M委員)
アンケートをもう一度取り直した方がいいと思う。

G委員)
(指定管理者の)募集要項はどこで作るのか?

小林次長)
市が作ります。選定は市民参加で行います。


N委員)
この施設は、全国有数の広さであり、羨ましがられることが多い。この広さがあれば、もっといろんなことができる、という声もある。
そういう意味で、バージョンアップの可能性はあると思う。汐見先生がおっしゃっていた中身も含めて。
どうであれ限りはあるが、大方が満足してくれる新しいころころの森をつくれたらいいと思う。

J委員)
利用者としてこれまで当たり前と思っていたが、恵まれているということがよくわかった。
利用しているお母さんたち自身が、こういうレベルを守れるようにする努力も必要だと思う。
他のお母さんたちが何も知らないことは問題だし、パブリックコメントも4件とはさみしい限り。危機感ないし、現実味もないと思う。これで来春になって、気がついたらスタッフが全て変わっていた、というようなことはナシにしてほしいと思う。

G委員)
指定管理の期間は何年か?

野口課長)
5年を予定している。

今井部長)
新たな事業者と一年一年意見交換をしていくし、第三者評価制度や、この運営協議会を含めてしっかり進めていきたい


山路白梅学園教授)
最初から関わっているものとして一言。
当初、3年後には厳密に評価してもらおうということでスタートしたので、白梅としては俎板の上の鯉の心境。
高い評価をいただいていることはうれしい限りだと思う。
小金井市で市民協働のあり方を検討する場に出ているが、指定管理者制度では確かにコストダウンには成功しているが、「質」の担保をどうするのかが課題になっている。
第三者評価制度も事業者に丸投げが多く、うまくいっていないのが現実。
応募がないのではと心配の声もあるようだが、(公募をすれば)業者はどんどん入ってくると思う。うまくやれるかどうかは、市民の力にかかっている。市民の目で厳しくチェックしていかないと、市が「大丈夫」と言っても危うい。


座長)
今の質を大事にしてほしい、というのが利用者の強い願い。

O委員)
皆さんの思いは行政に伝わっているだろうから、「いい」という現状をベースにして要項をつくるだろう。それをチェックしていくしかないと思う。

野口課長)
選定委員会には、この協議会からぜひ委員として入っていただきたいので、またご相談させていただきたい。



全てお読みいただきありがとうございました。

東村山市が大学とタッグを組んで事業を行う、という初めてのケースとして進めてきて約4年。
指定管理者制度への移行という手法は間違っていないと思うのですが、汐見センター長もふれておられた新たな形態の組織づくりを含む新たな展開、仕掛けが、どうして3年の間に立ち上げられてこなかったのか?見えないところで様々な努力を重ねた結果なのか?
「何もしてこなかったわけではない」と今井部長は時々口にしますが、なぜこういう事態に至っているのか、という点については、もう少し明確な説明が必要だと感じます。
その上で、多くの異論もある中で、当時の東村山市政が旧保健所の買い取りを決め、現在の形での活用に踏み切ったわけですから、市としてのビジョンをもっと強く打ち出して進めるべきだと思うのです。

「子育てするなら東村山」という看板を掲げて最優先政策と定めた渡部市政として、白梅学園との提携・協力をトップのレベルで模索することは考えてこなかったのか、今後考えないのか…。

白梅学園大学を、単なる一つの施設の一事業者という位置づけにしていることが、小さくてつまらない議論に終始している原因に思えてなりません。

引き続き追いかけて、報告したいと思います。


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【2011/08/05 23:49】 | 子ども&子育て
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今日の午後は厚生委員会の傍聴をしていました。

主には、身体障害者の方たちの制度規則を見直すことを求めた2件と、難病患者の皆さんの手当見直しを求めた2件の請願審査で、いずれも継続審査となり、次回には請願者ご本人に出席を求めて説明をいただくことになりました。以前は頑なに請願者招致を行わなかった東村山市議会でしたが、ここ2年ほどの間にようやく舵を切ってくることができました。
次回日程は確認が取れ次第お伝えします。

ところで、閉会後に委員に報告された事項を後で大塚委員長から聞いたところ、首をかしげざるを得ない話がいくつかありました。




率直に言って、ここのところ、子育て支援関係の施策展開がうまくないように思います。

内容に問題があると思う場合もありますが、より気になるのは、政策形成過程、平たく言えば「段取り」です。
ころころの森(子育て総合支援センター)の運営見直し作業が行われていることは、先日の記事で触れましたが、来春の指定管理者制度移行を視野に入れていることは間違いないようです。
それ自体に直ちに問題があるとは思いませんが、6月議会中までは話はありませんでしたし、伝え聞くところによると直近に行われた「ころころの森運営協議会」での市職員の説明は何とも歯切れが悪く、主体性に欠け、いったい市として「何が問題で」「どうしたいと考えているのか」がさっぱりわからなかった、ということです。

また今日は、来年4月に開園が予定されていた2つの認可保育園についての進捗状況の説明があったようです。

青葉町の都有地内に予定されている園は、数事業者の中から九州の社会福祉法人が選定されて開設に向けて動いているのですが、6月議会冒頭の市長施政方針説明では
「市内青葉町の軽費老人ホーム「むさしの園」跡地を活用し、東京都の事業として進められております保育園の整備につきましては、当市としても最大限の努力を行い、昨年度から東京都と協力し順次手続を進めてまいりました。現在、東京都において関係機関との調整を行っておりますが、一部調整が難航し、スケジュールの遅れが生じております。また、先の東日本大震災により資材調達にも不安を抱えており、当初の予定であります平成24年4月の開所が極めて難しい状況となっております。
多くの待機児問題を抱える当市にとって、当保育園の開所の遅れは、待機児対策に深刻な影響を及ぼすことからも、予定どおりの開所に向け、東京都に最大限の努力をしていただくよう、強く要望してまいりたいと考えております」
と述べていました。

今日の話では、6月には何とか開きたい、という状況のようですが、準備の遅れは資材調達などではない、別のところにあると聞きます。
はっきりしないのは嫌なので、今日夕方、文書公開手続きをしてきました。

もう1園。全生園の敷地の一角に新たに認可保育所を開設する、というプロジェクトの方は、進捗の遅れではなく、新たな別の問題をはらんでいるようです。
ここは、現在青葉町で花さき保育園を運営している市内の社会福祉法人「土の根会」が、国によって応募2社の中から選ばれて開設に向けて準備を重ねているはずです。

こちらは、現在の場所から移転をして若干規模を拡大するものの、市がもくろんでいた定員の倍増や大幅増は見込めないかもしれない、とのこと。
さらに所管からは「待機児対策と言ったことはない」という趣旨の発言があったとも聞きました。

おかしな話です。
同じく6月議会の市長施政方針ではこう述べられていました。
これら、今後開設が予定される2つの認可保育園につきましては、当市の待機児童の状況を踏まえ、その完成と待機児の解消につながることを大いに期待をしているところであります。

これらについても、経過がわかる書類一切を開示するように夕方、開示申請をしてきました。

ほかにも、第八保育園の完全民営化が明確に示されたようです。
これも6月議会はじめの頃に急転直下、6月1日の市長施政方針で言及されていなかったのに、数日後の自民党議員の一般質問に答える形でいきなり公表する、という経過をたどりました。
内容は私たちの会派も含めて多くが望んでいた姿だとは思いますが、段取りのまずさがやけに目につきます。

いつもいつも何かと言えば「児童育成計画推進部会で議論していただくと」と答弁で引き合いに出されていた同部会にも、今のところ何らの投げかけもないはずです。





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【2011/07/11 23:42】 | 子ども&子育て
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市HPの新着情報に「子育て総合支援センター(ころころの森)の今後の運営(案)」についてご意見下さい。が登場しました。

この案を読んで何か意見をください、というパブリックコメントのようですが、お読みになった市民の皆さんはこの中身をどう理解されるのでしょう?市はこの作業を通じて、何がしたいのでしょう?

先日の厚生委員会でも、見直し作業を行う旨の行政報告があったと聞いていますが、その前提となる課題を市自身がどう捉えているのかが、無いのか、あえてぼやかしているのか…。わかりづらい資料が添えられていました。

そもそもこの施設は、前市政が「旧保健所建物の買い取りありき」で迷走したあげく、白梅学園の力を借りて何とか理屈をつけて開設にこぎつけた経過があります。市内はもちろん近隣市にも同様の施設が無い上、駅近であることなどから、想定以上の多くの方たちに利用され、結果として喜ばれることとなっています。
市は、保育園を利用している世帯に比べて行政サービス(税の配分)が貧困だった「在宅で子育てをする世帯」に光を当てた事業である、と強調してこれまで進めてきました。
当初の3年を白梅学園に委託し、その間に検証作業と「その後」の方針を固めることになっていたはずですが、作業が間に合わずに本年度1年間を暫定的に延長した、と聞いています。

検証にあたっては、成果と課題を整理することになるわけですが、上記「案」を読んでいると、「参考意見例」という言い方で、それらが他人の口を通してごちゃごちゃに示されていることがわかります。
そもそも、「参考意見例」って何でしょう?
その後突然、「市としての方向性」が示されています。

「案」を読んだ方は、何について意見を求められているのでしょう?

ころころの森をめぐっては、議会でもこれまで様々な指摘や提案がされてきましたし、私自身も予算委員会や決算委員会等で何度か取り上げてきました。
市民の中からも様々な意見が寄せられているはずですし、運営を担っている団体の考えや意見もあるでしょう。

今回掲載されている意見も含め、それら全てを踏まえた上で、まずは市としての課題、テーマを明確にすべきではないのでしょうか?
「現状の事業も成果が出ており、満足度も高いと思われるが、一時預かり、子育てしやすい地域づくりなど、子育て総合支援センターとして求められているもの、独自のアイディアなどを、業務委託より事業運営に柔軟性を持った指定管理者制度の中で実施していくことで、子育て総合支援センターとして更なる役割を発揮していきたい。」
担当者は腹の中に何かを持っているから、こんな書き方でもわかってもらえると思って書いたのでしょう。しかし、それは勘違い。だから役所仕事だと言われるのです。

なぜ指定管理者制度に移行するのか、全く意味不明です。



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【2011/07/01 12:15】 | 子ども&子育て
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3月議会最終日の保育所条例改正議案の質疑で市長が「過去最多の深刻な状況」と答え、「現在のところ確定できないが、1歳児、2歳児枠が300名程度お待ちいただく状況」と今井子ども家庭部長が答弁していた保育園の待機児童数。

年度替りの動向も落ち着き、毎年、GW頃にはその数が見えてきますので、担当課長に確認してみました。

現段階での待機児童数は「222名」だそうです。
昨年同時期の値が209名でしたので、微増ということになります。

今年度は、4月1日に本町に開園した「ほんちょう保育園(認可保育園)」で100名。野口町に開園した「マミーズハンド東村山(認証保育所)」で35名が純増となっています。
にもかかわらず、予想されていたとは言いながら、特に1歳児枠はフルタイム常勤の方たちでも待機を余儀なくされている方が多く出ている状況のようです。

保育所条例改正で定員の弾力運用をさらに進め、公立7園では乳児枠を1園あたり2名ほど増やして対応したようですが、まだまだ焼け石に水というところです。
一方で4・5歳児には多くの園で空きがあり、待機児童問題は乳児枠、特に育児休業明けの1歳児問題と言ってもいいでしょう。

市長は同議案審議の伊藤真一議員の質疑に「分園などの新たな施策展開も進めたい。在宅の親子に対する施策も含め、子育てしやすいまちづくりに向けて努力していきたい」と答えていました。

私たち議員も市に対して「さあどうするんだ?」と追及するだけでなく、新たな施策を提案していくことが求められています。
これまで当市内で子どもや保護者を大切にした良質な保育を続けている法人のさらなる協力を得ることや、長年地域の信頼を得て事業を継続している認可外施設にももっと協力してもらいやすい体制をつくること、幼稚園と保育園の協力関係を深めること、子ども園の拡充を図ることなど、可能性を広げるために動かなくてはならないと思っています。


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【2011/05/06 18:24】 | 子ども&子育て
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市内保育園と学童クラブを利用する保護者の団体(保護連と学保連)から、「保育に関するアンケート」への回答を求められましたので、3月24日とされた期限までにほぼ提出させていただきました。
聞くところによると、期限内の回収率が芳しくないので公表作業を延期しているとのこと。担当されている方々、お疲れ様でございます。

今回のアンケートは珍しいことに文字数制限がなく、設問自体もイエスorノーでお答えすることなどできない、一つ一つで小論文が書けるようなものでしたので、私としては誠心誠意書かせていただきました。
もちろん要旨の掲載になるはずですし、どこを抜粋いただくかはわかりません。

私としては、議会終盤でてんてこ舞いの中で必死に書いたものですので、ここに全文を掲載させていただきます。

緑文字が設問、赤文字が私の回答です。
 


1.保育園と学童保育の待機児童解消について、施策改善を図りたいと考えていますか。

1)学童保育の待機児童解消への施策改善


平成20年度から、10点以下の方は対象外という方針に変更されたことで、就労状態が8点に満たない方で1年生という方は入所が認められず、大変ご不安だと思います。
学童保育の目的に照らせば、放課後を子どもだけで過ごさざるを得ないケースをきめ細かくケアできるよう、週2回でも3回でも通えるように基準を見直すことが必要だと考えます。特に、1年生でお一人目のケースは柔軟な対応ができないものかと思っています。
ただ、条件に関わらず希望する全ての子どもたちをケアしようとすれば、以前同様の大規模化も懸念されるところです。保護者の皆さんの運動の成果としてようやく実現した第2クラブ設置により、一つのクラブの人数が適正に近くなっている(なろうとしている)現状がありますので、兼ね合いは考慮せざるを得ないと思います。
そのためには、普段は殆ど通わないけれど夏休み期間の不安などから在籍を続けている3年生や、入所段階と保護者の就労実態が大きく変化している(短時間勤務で大丈夫になった等)場合などは、放課後子どもクラブなどの別の場で対応できる仕組みを用意して、移行していただくことも必要ではないかと考えています。


2)保育園の400名近い待機児童解消への施策改善
今春、東村山市は認可園だけで100名分の定員を増やしましたが、待機児童数はさらに約100名増えるという事態です。来春は200名分の定員増を予定していますが、今年度同様に新たなニーズを掘り起こす面と、予定される2園とも市の東端に位置するという問題から、市全体では不均衡を生じ、実質的に待機となる方はなかなか減らないのではないかと考えています。
東村山市はこの間、保育計画を策定できないまま、他力本願的な施設整備を続けて来ました。整備すれば、また新たなニーズを喚起する面がありますので、待機児童がゼロになることはない、と考えていますが、減らす努力はしなくてはなりません。
現実的な待機児童減の策として議会として既に市に求めているのは、市内で実績のある社会福祉法人に直接協力を依頼し、各園の近傍に分園を開設することです。施設として十分と言えない場合も生じるかもしれませんが、本園に園庭やホール等の一定水準が整備されているという当たり前のことが満たされていて、安心して行き来できる距離であれば、市の空き施設や大きめの空き店舗、マンションの1階部分などで活用できる施設を探し、早期に分園開設を図るべきだと思います。
また平行して市内西部地域の施設整備を進めるべきですが、土地等の条件が整うかどうか難しい面が多いように思います。
そこで、保育園とは本来は入園から就学まで一貫して在園できることが大事ですが、現下の状況では、公立保育園は低年齢児枠を拡大して比重を移し、3歳以上児は幼稚園を活用した「こども園」で対応する等の施策転換も必要ではないかと考えています。

2.保育園と学童保育の民営化について、今後どのように考えていますか。

1)学童保育の民営化について


学童については、「何のための民営化なのか」の議論が見えるところでされたことはありません。限れられた財源の中で施設を増設するために1クラブあたりのコストを下げなければならない、ということであれば、民営化に一概に反対するつもりはありません。
しかし、現実には民営化をせずに増設をここまで進めて来ました。現状程度で総規模が推移するならば、現在程度の財源配分は可能だということです。
待機児童解消の問題とつながりますが、学童でもっともっと多くの子どもを受け入れることにするならば、市直営よりも人件費が低廉な傾向にある民営化も検討せざるを得ないと思います。
これは別の角度ですが、民間でも充実した学童保育運営を展開しているケースも他の自治体にはあります。保育園の場合は公立と私立があるわけですから、学童クラブの中にも民間が担うところがあった方が、公営と民営のそれぞれのプラスとマイナスを知ることができるのではないか、と思わないでもありません。
また、学童保育の運営主体をどうするかの議論は、児童館の運営を今後どうするか、という視点も合わせて検討されるべき課題だと考えています。

2)保育園の民営化について

この間、市が突然示した第二保育園を指定しての民営化問題で混乱が続きました。市としての全体像、ビジョンがないままですし、突然示した「基幹保育園」という考え方にも説得力がありませんでした。市域をエリア分けするならば、他の分野同様の5つとすべきです。子育てだけが成り行き上で4つに分けるということ自体、「地域ぐるみで」の基本と矛盾を生じかねません。
また、民間の保育園が公立より劣る、とは全く考えていませんが、「なぜ民営化なのか」を市自身がもっと掘り下げないと、同様の混乱は避けられないと思います。確かに現行の制度下では、公立保育園を民営化することで新たな財源が生み出されるのは事実です。しかし、「子ども・子育て新システム」の全体像すらはっきりしない状況になっていますので、財源捻出を理由にするのであれば、既に実質的に民営化されている第八保育園の完全移管を先行させる方がよほど合理的だと考えています。
また、民営化とは何かについて、私たち議会が、単なる賛成・反対ではなく、もっと幅広い議論をしておかなければならなかった、という思いを強く持っています。
同時に、民営化ガイドラインが保護者の代表が加わって他自治体よりも丁寧なものに仕上がったことに敬意を表しつつ、事情に精通した限られたメンバーで議論が進められたことで、スタートラインからの議論が広くされなかったことが残念に思えてなりせん。「民営化とは何か」「行うとしたらどう進めるべきなのか」は、勉強会や情報交換会などを通じて、もっと多くの保護者が自分のこととして共有して進めていくことが何より大事ではないでしょうか。


3.『子ども・子育て新システム』についての見解をお聞かせ下さい。幼保一体化を含む新たな次世代育成支援のための新たなシステムづくりについてのご見解をお聞かせ下さい。

「幼保一元化、こども園には幼稚園サイドの反発が強い」などということすら見越せずに発表してしまうことに、正直言って驚いています。今のところ、全く煮詰められていない、という印象しかありません。
私自身の持論としては、子どもを社会全体でみていくために、子育ての力を受け継いでいく場、みんなで高めていく場、親が親になっていくことを支える場として機能できるかどうかが、どんなシステムにしようが、誰が担おうが、要になることだと思います。子どもに金をかけない国は滅びます。

4.障がい児の受入を進めるために施策改善を図られていますが、まだまだ十分ではなく、希望する学童・保育園に入所できない障がい児が存在しています。

1)学童保育について


全体の受け入れ枠とのミスマッチはあまりない、という認識ですが、実際に学童入所を希望しながら入所できない障がいのあるお子さんはどれくらいいらっしゃるのでしょうか。第2学童が増えたことから、総人数の課題は解消されているのではないかと受け止めています。
しかし、かねてから課題となっている「学童毎の配分枠があるために、希望する学童ではないところに入所となり、通うことが難しい」という点については、今後また起きる可能性があるので、「子どもではなく職員を動かす」という対応に変えるべき、という考えに変わりはありません。

2)保育園について

公立園が以前の4歳以上ではなく、0歳時から受け入れるように変わったことは評価しつつも遅すぎるくらいだと思っていますし、1園あたり2名という枠を、私立園と同じ4名にすることが最低限必要だと考えます。また、障がい児保育を行うことを開園当時に約束しながらに未だに果たしていない私立園があることは大変残念なことだと考えています。

5.『子育てするなら東村山』についての見解をお聞かせください。4年間の取り組みについてどう考えていますか、また、子育て支援では何に取り組みますか。

多くのご批判を耳にしますし、現実とのかい離が大きいですから、そうなるのも当然だとは思っています。今のところ、遠い目標であることも事実です。
保育計画策定をはじめとし、やるべき時期にやるべきことをしてこなかったことを大いに反省し、良質な保育を市内で提供している社会福祉法人等の力も大いに借りて、可能なことからスピード感を持って形にしていかないと、掲げた看板を下ろさなくてはならなくなるでしょう。
私たち議会も、スローガンをとらえて批判している暇はありませんので、23年度は具体的な動きをつくる1年にしなくてはならないと考えています。 
具体的には、市が待機児解消策を考え合う場を一日も早く設け、保育園関係者と幼稚園関係者がともに情報を共有できるようにすること。
保育園をある程度低年齢児にシフトし、3歳以上児は幼稚園が主体となった子ども園を拡大していただいて担っていただくこと。等を提案していきたい
と考えています。
また、「子育て支援」と言った時に、それは保育園や学童保育だけではないことも明らかであり、税金の投入という面からは、在宅母子や幼稚園への施策に比べて大変大きな額が既に投じられてきたことも事実です。
23年度は、客観的な情報をもとに、どこに、どれだけの財源を投入するのか、ということを議会としても議論し、対案を示していきたいと考えています。
国も方針を示せずに混乱しています。20年、30年先を見据え、東村山市からビジョンを示せるよう、みんなで知恵を絞れれば、と思っています。


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【2011/04/06 18:32】 | 子ども&子育て
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明日午後1時から、「こどもたちはこのまちがすき?~地域で育てる未来の市民」が市民センターで開かれます。

主催は東村山子ども文化実行委員会。
東村山市、東村山市教委、東村山市青少年対策地区連協、東村山市老人クラブ連合会、東村山子ども劇場、表現教育研究所ほかの後援です。

パネリストには、中川幾郎さん(帝塚山大学大学院教授/日本文化政策学会会長)、渡部尚さん(東村山市長)、森純さん(東村山市教育長)、奥田遠音さん(東村山子ども劇場運営委員長)、コーディネーターには森本真也子さん(NPO法人子ども劇場東京都協議会専務理事)という顔ぶれ。

このような企画を継続することは容易なことではないと思いますが、静かに深く、市民の力になっていくことでしょう。
一昨年の様子はコチラから、初年度の様子はコチラからご覧いただけます。

今年のチラシの呼びかけ文にはこうあります。

子どもたちが今生きているこのまち。
東村山をふるさととして誇れる大人になること、
そのために今、私たち大人ができることはなんでしょうか?
家庭で、学校で、行政で、そして地域の市民として…
それぞれの立場から文化の視点でともに考え合いましょう。
このまちの未来を子どもたちに手渡すために…


参加費は500円。
市内外どなたでも参加できるそうです。



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【2011/02/26 15:42】 | 子ども&子育て
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10数年前、日野市で「子どもの人権を考えるフォーラム」実行委員会のお手伝いをさせていただいていました。
子どもの人権、虐待といったことが今ほどはまだ騒がれない時期でしたが、フォーラムには苦しい胸のうちを抱えて参加されるお母さんたちや、支援を続けている方たちなど、多くの方たちが集い、ともに思いを語り、日常的な支援体制、ネットワークの大切さや、セーフティネットの整備を求めていくこと等を確認し、それはその後、様々な行動につながっていきました。

今回、この「日野市子どもの人権を守る協議会」を一貫してリードしてこられた平清太郎さんと、稲山惠久弁護士から以下のようなご案内をいただきました。


日野市子どもの人権を守る協議会創立15周年記念事業 
子どもの貧困を考える人権フォーラム 
地域活動の視点から子どもの貧困について考えてみよう ~ 私たちは何をなすべきなのか

日 時:2月20日(日)午後1時半~4時半
会 場:日野市新町交流センター(JR日野駅徒歩4分 電話042-587-2141)
参加費:資料代500円(学生は無料) ※駐車場はありません

1.基調講演
 高橋利一さん(至誠学舎立川理事長)

2.パネルディスカッション
 パネリスト:丸山和子さん(立川相互病院産婦人科副科長)/竹村朗さん(日野市子ども家庭支援センター主査)/外川達也さん(八王子児童相談所所長)/滝口仁さん(HINO飛ぶ教室代表)
 コーディネーター:木村真実弁護士
 総合司会:松浦信平弁護士

後援:日野市・日野市教育委員会・日野市社会福祉協議会



平さんや稲山先生たちが歩みを継続されてきたことに衷心から敬意を申し上げたいと思います。
大変残念なことに、私は当日、予定が複数入っているために伺えそうにありません…。
関心のある方、お時間のある方、会場は日野駅からすぐのところです。ぜひ足を運んでみてください。

【2011/02/18 14:21】 | 子ども&子育て
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午後2時から『発達障がいを持つ子の「いいところ」応援計画』と題した講演会がありました。
主催はらっこの会
東村山市内にお住まいのお母さんが立ち上げられて間もない、当事者の親の皆さんによる会です。

昨年来、市議会にもいくつかの請願をお出しくださったことで、厚生委員会を中心に「発達障がい」についての議論がずいぶん行われてきました。

今日の講演会も、会場となった市民センターの第1~3会議室の150以上の席はほぼいっぱいで、会の皆さんの熱意のたまものだと感じました。
市長も一参加者として会場後方の席に座っておられましたし、議会からも鈴木副議長をはじめ大塚、薄井、島崎、駒崎、山口の各議員が参加されていました。

講師の阿部利彦さんのお話を伺うのは、6月に行われた三多摩学童連協のフォーラム以来2度目でしたが、今回も十分に納得・堪能させていただきました。長く現場におられる方ならではの具体事例に基づいたリアルでシビアなものばかりなのですが、お人柄と高い話術によって温かく笑いあふれる2時間でした。
企画くださった「らっこの会」の皆さんと阿部先生に感謝です。

著書も大変わかりやすく読みやすいものばかりですので、ご紹介しておきます。

今日の中身については、現場からツイートしたものを以下再掲します。
14:09 らっこの会主催の講演会『発達障がいを持つ子の「いいところ」応援計画』が市民センターで始まりました。講師は阿部利彦さん。大切な私たちの宝である発達障がいの子どもたちを、さりげなく応援してあげてほしい、と。会場は150人以上でほぼいっぱいです。

14:14 発達障がいの子どもの割合は16人に1人という全国調査結果。特徴は… 1.外見ではわかりにくい 2.以前は詳しくわかっていなかった 3.健常者との明確な境界線を引くことが困難 4.情緒面の問題が目立つ場合が多い

14:23 学習障害(LD)を持つ人は、苦手なことに日々チャレンジしている人。支援のポイントは「学ぶ楽しさ」を伝えること。特別な支援より日常の気配りが大切。

14:30 注意欠陥多動性障害(ADHD)を持つ人は、元気印、エネルギー満載の人。支援のポイントは、エネルギーのコントロール方法を一緒に考えること。

14:41 高機能自閉症を持つ子は、自分流をつらぬくこだわりの人。支援のポイントは、友達とのつきあい方を具体的に教えること。※会場は満席です。

14:55 その子のことばかり考えようとするが、フォーカスを広げてみると、周りでからかったり煽ったりする子たちがいることが多い。問題行動を真似する子ども(模倣犯)、わざと刺激する子供(天敵)、陰の司令塔、トラブルを期待する子ども、担任に反抗的になる子ども、への対応がポイント。

14:58 発達障がいを持つ子だけにシングルフォーカスにならないことが大切。学級環境との相互作用。やわらかいクラスを目指したい。死ね!とかバカ!とかが飛び交っている学校。チクっと言葉ばかり知っている子どもたち。ふわっと言葉を。プラスの言語的ストロークを貯金してあげることが大事。

15:08 阿部さんがおっしゃる「気をつけたい声がけ」の例は、学習障がいの子どもだけの話ではないな…と感じます。18年も親をしてきたのに、耳や心の痛い話ばかりです。

15:08 学習障がいの子は、本人なりにがんばっている!けど、1.結果に結びつかない 2.がんばっていることを気づいてもらえない 3.誤解を生むような言動をしてしまう …それに気づくには大人の余裕。

15:16 学校現場では環境を整えること=構造化が大事。ルールのある空間で皆が気持ち良く生活するための環境を作る。暗黙のルールなど目に見えないものを見えるようにする。子どもが「いいところ」を発揮しやすい環境を作る。

15:36 「ありがとう」から始まる特別支援教育。保護者が学校に来てくれたら「ありがとう」。先生が配慮してくれたら「ありがとう」。子どもが笑顔だったら「ありがとう」。しっかりやって当然、配慮してくれて当然ではなく、お互いに「ありがとう」を言いたい。

15:41 親の会を続けることは大変なので、ぜひ支え合っていってほしい。世の中捨てたもんじゃない、と子どもにメッセージを。人生を楽しむ大人のモデルになってほしい。と阿部さん。

16:54 質疑に答える阿部先生。子どもにつけさせる最強のソーシャルスキルは、SOSを出せるようにすること。頑張ってくれる先生をもり立てていくことも大事。4時過ぎに終了しました。らっこの会のお母さん方、素晴らしい会をありがとうございました。




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【2010/11/23 21:22】 | 子ども&子育て
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子育て支援のセーフティネットとして整備が急がれる課題の一つに、病児保育があります。
文字通り、お子さんが病気の時、それでもどうしても仕事に出なければならない親御さんを支える事業です。

治りかけの「病後児」保育や緊急一時保育とともに、東村山市も課題として認識はしているのですが、施設面、財政面ともに課題があって実現はしていません。
市役所北東隣地に来春オープン予定の新たな認可保育園等で「病後児」は検討をお願いしていたようですが、医療との連携という点で保育施設内の展開はなかなか難しいようです。
議会でも昨年、厚生委員会が他の自治体に視察に出向き、医療施設で取り組んでいただけるように働きかけられないか、と島田議員が以前質問をしていたはずです。

そんな中、来月から「病児保育サポーター養成研修~ワークライフバランスと子育てしやすい地域を目指して」が東村山市内で行われることになったと聞きました。
開催するのは「NPO法人エンジェル・ハート・ケア」。

10月2日の読売新聞多摩版でも同NPOについて紹介されていました。
代表理事の森美香さんは、ご自身の経験から小平市内でNPOを立ち上げ、本当に困っている保護者の力になりたいと活動を広げておられるとのこと。

市長が掲げる「子育てするなら東村山」には、現状と照らして厳しい声を耳にすることの方が多いのが現実ですが、後追い施策だけでなく、こういった分野に「いち早く」取り組む姿勢を見せてほしいと思います。

サポーター養成研修は全5回。
1)11月21日(日)10~17時 久米川ふれあいセンター
2)11月27日(土)10~17時 中央公民館
3)12月4日(土)14~18時30分 ボランティアセンター
4)12月7日(火)15~17時 病児保育室ラビットルーム
5)12月12日(日)10~17時 社会福祉センター

お申し込みや詳しいことは⇒NPO法人エンジェル・ハート・ケア


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【2010/10/22 17:17】 | 子ども&子育て
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今朝からNHKニュースが報じています
ちょうど今頃、「首都圏ネットワーク」でも報道しているかもしれません。

この後、午後8時45分の「首都圏ニュース845」でも、昼に行われた市長と全生園自治会の佐川会長による記者会見の模様が報じられるようです。

その話も含めて、本日の代表者会議の報告は後ほど追記します。取り急ぎ。/span>

【2010/10/13 18:31】 | 子ども&子育て
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