無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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こどもとともに育つ街in東村山

今日は大きな得をした気分です。
心に、体に、しみ入るように入ってくる素晴らしい話を聞く機会を得ました。

東村山子ども文化地域コーディネーター実行委員会、と聞きなれない名前ではありますが、市民と行政が一緒に実行委員会を構成して進めているこの事業の中で、今日は核となるフォーラムでした。
実行委員長・山岸明希子さんの爽やかな進行のもと、中川幾郎さん(帝塚山大学教授)と森本真也子さん(NPO法人子ども劇場東京都協議会専務理事)がそれぞれの立場からたっぷりと「子ども」「文化」「地域」について語ってくださいました。
自分が忘れないために、心に残った言葉をいくつか記しておきたいと思います。




中川幾郎さん
・地域社会が分裂している最大の要因は、行政が地域に課題別の集まり(アソシエーション)を作りすぎたこと。
・コミュニティでは、「(境目なく)何でも」扱い、「(多数決ではなく)みんなが助かる」ような解決策を、「利害関係でなく感情(気持ち)で決めていく」ことが大事。コミュニティは、気持ちが通じるところまで顔をつき合わせよう。
・批評、批判ばかりすることをやめて、自分たちの地域をこんな風にしたい、というビジョンを持とう。市民がほんまもんの市民にならないとね。
・福祉も道路もやらないのに何が文化だ、とか、芸術は高級品だというのは間違い。文化への投資がなければ、社会は決してよくならない。
・育つとは、変わるということ。大きな変化を宿している子どもと一緒に育つことができたら何とすばらしいことだろう。
・生涯学習とは、変わることを楽しむこと。社会をゆるやかに変えていく力になろう。
・今は何に投資する時代なのか?人です。
・文化政策が必須不可欠な政策だという認識が何よりも大切なんです。暇が余っているからやる文化政策ならやめえしまえ!金が余っているからつくる文化センターなんてつぶしてしまえ!
・それぞれの自治体が「文化(基本)条例」を定めることが重要になっている。そこには、①市民の文化的人権を保障する②コミュニケーションする権利を保障する③学び続ける権利を保障する という理念をしっかり位置づけること。
・市民参画とは、意思の形成、決定、実行、評価の4つの要素にしっかりと市民が位置づいているかどうかがポイント。実行だけ市民に、というアリバイ型が多すぎる。真の市民参画がないところに、協働なんて成立しない。
・本当の市民が1%現れれば、まちは変わる。

森本真也子さん
・大人たちが子どもたちにどんな目線で向き合うのか、が問われている。監視ではなく、子どもたちがこの大人たちとともに生きたい、と思える目線が本当に大切。
・生まれながらにデジタル世界の子どもたちも、本当はもっともっと人とつながりたいと思っている。そういうことを体験することがあれば、子どもたちは大きく変わる。子どもたち自身の中にある力は、昔とそんなに変わっていないのです。どうやったらそういう場を作れるのかを考えたい。
・「アニマシオン=子どもとともに楽しむ」ことの大切さ、「あそび」の大切さを。
・子どもにとってアソシエーションが多くなりすぎると、宙に浮いてしまう(根っこがなくなる)。どうやって子どもたちが根を張れる土、大地を大人たちが作れるのか。
・大人たちは子どもたちとたくさん喋りあってほしい。
・子どもたちの生きた言葉の中から、次のビジョンを描いていきたい。


会の冒頭、渡部市長があいさつをこんな挨拶をされました。
「市民は行政のいわばオーナーであり、ユーザーだが、それだけではない。独立した主体としての市民と、どうパートナーを組んでいくのかが問われている。
東村山市ではこれまでも市民と行政が一緒になっていろいろな取組みを進めてきたが、行政の文化の中に活かされているとは必ずしも言い難い。行政のDNAの中にしっかり埋め込んでいくことが大事だと考えている。」
社会教育課長、公民館長らと最後まで耳を傾けていた市長。
奥谷議員と大塚議員も来られていました。

効果がすぐに見えるわけではないけれど、だからこそ文化や教育をもっともっと大切にする東村山に変えていきたい。
そんな思いは共有できるのではないか。ひとつのきっかけになり得る大事な会だったと感じています。


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【2007/09/23 22:58】 | 協働
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