無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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 超高落札の続く東村山市の入札について再三記してきました。
 9月議会の一般質問でこの問題を取り上げた際、様々な制度改革によって落札率が下がる傾向にある自治体が圧倒的に多いのに、東村山市における過去3年間の公共建築工事の落札率は徐々に上がっていることが明らかになりました。
 建築資材の高騰が原因にある、等とする答弁がありましたが、そんなことで片付けられては困ります。東村山だけが高騰しているわけではありませんし、都内の自治体は同じ単価表を使っているのですから。

 市長は、「談合は犯罪であり許されない」という認識を明確にし、談合根絶への対策を今後も進めると答えました。
 立川で開かれた全国フォーラムについても書きましたが、今必要なことは、アンフェアなことは絶対に許さない、という市の強い姿勢を明確にすることと、不正防止に有効だと考えられる具体的な対策を打ち、改善を重ねることだと思っています。

 そんな中、定期的にチェックをしている市役所1階情報コーナーにある「入札経過調書」の分厚いファイルを開いたところ、新たな改善を施した入札の結果が掲載されていました。

 「予定価格は事後公表」

 「予定価格」とは、市として積算した価格であり、実質的には入札における上限価格となるものです。今では多くの自治体において、事前公表となっています。
 今までは事前公表だけでしたので、大きな変更です。契約課を早速訪ねてみました。

 東村山市では数年前から予定価格を事前に公表することをルールとして明文化してきましたが、今回そのルールを手直しし、事後公表とすることも可能にした、とのこと。

 当初は公表されることのなかった予定価格を事前に公表する流れが全国的に強まったのは、落札を目指す業者側が水面下で予定価格を探ろうと考え、そこで担当職員への贈収賄等の不正が横行したことによります。
 東村山市ではそのような事件は起きなかったものの、制度改革の一つとして進められた経過があります。

 しかし一方で予定価格が事前公表されるということは、それを超える入札はあり得ないものの、その価格近くに入札価格が張り付き、落札率が高止まりするという問題が生じてきました。
 また何より、業者側が本来当然行わなければならない積算を行わずに落札価格が決定してしまうという点が問題視されてきました。
 談合で決められた落札者が提示した価格に対して、予定価格=100%までの間に収まるように少しずつ上積みした金額で他の業者が入札すれば、行儀よく価格が並んだ状態で「入札成立」となるからくりです。

 私が分析をしてみた17年度からの2年半分の入札経過調書だけでも、数字があまりに行儀よく整列した事例がいくつもあります。

 この点について、9月議会前にお話をうかがいに出向いた小平市では、「事後公表」とされていたことを思い出しました。小平市の担当の方の話では、「不正が行われる恐れがあるから事前に公表する、というのは本来おかしな話です。制度と職員のモラルは別の問題だという考え方です。」とのこと。確かにその通りだと思いました。

 予定価格が事前公表から事後公表になった自治体では、事業者側から「手間がかかって面倒くさい」という声が噴き出すことが多いそうです。まさしく本音なのでしょうが、それでは今までは何をどうやっていたのですか?という話になります。さて、うちではどうなっていくのでしょう?

 ちなみに今回事後公表として行われた「本庁舎アスベスト除去工事」の落札率は81%強。早速成果が表れた、と見るのが自然ではないかと思っています。

 急激な変化は好まれないのかもしれませんし、地元業者をどう育成するのか、という視点も自治体としては確かに重要です。産業振興政策をどう改善するのか。これはこれで市に課せられた大きな課題であることは確かです。

 しかし、入札制度改革と地元産業の育成は切り分けて考えるべきだ、というのが先進自治体共通の考え方になっています。

 入札制度に完璧な答えはない、と言われます。
「不正は許さない」という強いメッセージを発し続け、少しずつでも確実に改善を重ねていく、効果が見込まれる制度には積極的にトライしていくという姿勢が重要だと思います。
 そういう意味で、今回具体的に一歩前進させたことは評価されますし、今後の継続的な取組に期待したいと思っています。


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【2007/10/31 23:58】 | 入札・契約問題
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入札制度と18年度実績調査。
富士見公園
東村山市が、借金(700億円近い)を抱る現況で、
18年度実績での歳出426億の中身から人件費などを除いた額、契約納入業者への支払額(総額幾らか不明)の1パーセントを合理化するだけで億単位で倹約出来る筈との、信念で財務部を訪れ説明を受け。
情報コーナで「18年度入札経過調書」の集計に取り組む。
「入札経過調書」の入札区分には下記があること解る。

1、工事    事前公表、予定価格入札制度
2、委託    随意契約(例、市長車 運転委託)
3、物品購入  随意契約(例、事務用品)
4、賃貸借   随意契約(例、コンピュータ賃借)

(18年度1、~4項目の総額は不明。)
1、項目の「工事入札の総額」調査し、この項目だけで3時間要した。
工事入札は年間で21億8千万であることが解った。
疲れて2,3,4項目は後日に調査することにした。

佐藤議員の2年半分の調査は大変な労力と思う。

私が入札に関る総額は200億円位あるとの認識は間違いかもしれませんが、18年度の1年間の限定で、残した2、3、4の3項目は全部調査してみるつもりです。






Re:入札制度と18年度実績調査。
佐藤まさたか
富士見公園さん いつも丁寧なコメント感謝申し上げます。

今朝の日経に次のような記事が掲載されていることを知り合いの方がお知らせくださいました。

「総務省は地方自治体の財政状況を示す公会計を改革する一環として、簡易な財務諸表を作成するための新指針をまとめた。
住民らが簡単に財務状況を把握できるようにするのが目的で、新指針を基準に、自治体に簡易版財務諸表の作成・公開を促す。北海道夕張市の財政破綻などを受け、住民らが自治体財政を監視しやすくして、破綻や財政悪化を未然に防ぐ狙いもある。」(11月4日日経から)

自分たちが暮らすまちの台所事情がどうなっているのかを知るのは、本来市民にとって当然の権利ですし、誰にもわかりやすく伝えるよう工夫を重ねるのは、行政の義務です。

少しずつですが、双方の努力で開かれた方向へ進みつつあることはとっても大事なことだと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。

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2日間、10時間にわたる財政ステップアップ講座(主催:多摩住民自治研究所
地方財政健全化法が施行されることに伴う50年ぶりの地方交付税改革、自治体に課せられる新たなテーマ、そして行財政改革のあるべき手順と方法をめぐってみっちり学習するこの講座には、今回もまた全国から政党・会派の枠を超えて大勢の地方議員や市民の方たち等が参加されていました。(会場:三鷹産業プラザ

財政講座風景


いくつかのポイントを記しておこうと思います。

◇夕張ショックを受けて一気に加速した地方財政健全化の流れですが、「実質赤字比率(実質収支比率)」や「実質公債費比率」「連結赤字比率」「将来負担比率」といった「財政の危険度」を示す指数や指標が重視されていますが、本質的に地方の再生や自治体の再建の道筋を示すものではありません。あくまで判断指標を明確にすることが目的とされています。

とはいえ、「健全化を示す指標を精査、明確化し、監査委員の意見を付して議会に提出し、公表するとともに、都道府県知事に報告を義務付ける」という一定のルールが確立されたことには大きな意味があります。
さらに、今まで実態がオモテに出ることのなかった公営企業や一部事務組合(東村山の場合は、東京たま広域資源循環組合、昭和病院組合、十一市競輪組合、四市競艇組合、多摩六都科学館組合、東京都市町村総合事務組合)の会計や、市が25%以上出資している団体(たとえばシルバー人材センターや勤労者福祉サービスセンター、体育協会等)についても財政状況を明らかにしなければならなくなります。

いわゆる「隠れ借金」と言われるものも包み隠さず出すことが求められるわけです。

20年度から完全実施になるので、現在始まっている20年度予算編成は、そのことを念頭に置かなければならないはずです。

同時に、監査委員の位置づけが極めて重要になりますし、チェック機関としての私たち議員の位置づけも、比較にならないほど重くなるはずなのです。
◇「地方交付税改革」の真のねらいは、三位一体改革の実態と同じく国の財政再建にあって、地方自治体にとっては逆風となりそうです。それだけに、自分たちの自治体の財政の状況、課題を明確に分析し、具体的な数値目標を定めて計画的な行政執行をすることが本当に大切な時代になってきます。

現在の東村山市の長期総合計画には「財政フレーム」が示されていません。武蔵野市や多摩市をはじめとする市では明記されていますし、三鷹市では市民委員の公募に対して375名もの応募があり、全員を採用して計画作りが進められたと聞きます。八王子市でも120名を超える市民が全員採用となって、行政職員と一緒になって取り組まれました。
決して不可能ではない、ということがよくわかります。

◇渡部市政になって半年。来年度は次の10年間の骨格を示す新たな長期総合計画策定の年になります。今までのようにコンサルタント会社にお任せとなれば、体裁は整っても、×△市の×△がどこでも通用してしまうような正体不明の計画になってしまうに違いありません。今までがそうでしたから…。
自治基本条例制定もマニフェストに掲げた渡部市長にとっては、財政の透明化はもちろん、財政分析の位置づけや市民参加のルール化は決して避けては通れない屋台骨の部分になるはずです。

「財政の透明度が高まれば高まるほど、自治体財政のリスクは小さくなる。」大和田先生の一言です。

◇今回も、宿題を山ほど抱えて帰ってきました。あらためて学んだことも踏まえ、12月議会へ、そして来年度以降の長期総合計画づくりが従来よりも格段に進歩・進化したものとなるよう、私自身さらに学習を深め、具体的な提案ができるよう頑張っていきたいと考えています。

講座風景2


◇大和田一紘先生の講座は数回目ですが、いつも極めて具体的な事例に即した話が満載な上、電卓片手の演習が中心なので、どうしてこんなに長い時間勉強していられるのか自分でも不思議に思うほど取り組めるところが最大の魅力です。
同時に、自治体の規模も様々、政党・会派も様々なあちこちの地方の方たちと出会え、それぞれの情報を交換したり刺激を受けあったりできるところも自分にとって大きな財産となっています。
今回も、生活者ネットワークとして初の男性議員・辻浩司越谷市議や、沼津市で1,800億円規模の開発事業に異論を唱えて頑張っておられる山下ふみこ市議らと知り合うことができました。

いろいろな既存の地方議員ネットワークもあるようですが、自分自身の実感を通じて一つ一つ広げていけたらいいなぁ、と思っています。


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【2007/10/29 22:37】 | どうなる?市の財政
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東村山の将来
富士見公園
この文章、最高ですね。東村山市の財政改善。
改善していかねばならぬというポイント表明、
目標が鮮明に出ていると思います。良く整理されています。
私はまだ読んでいないのですが、週刊ダイヤモンド社の発表したと言う、全国1821市町村の財政危機ランキング表。
東村山市は安全度は506位(一位は佐賀県玄海町)に位置するそうです。これをどう読むか。
1821市町村(最下位は北海道 歌志内市。BBは有名な夕張市)の比較の中では、「全国的にはまだ上位で安全なのだ」と読む。これでは困ります。
ブログ、政治レポートで、3名の当市議員が表明しています。東村山市財政は健全だと。
むろん当市は意外と安全度上位(安全)だったんだと言う驚きを含んでいると思いますが、安心は禁物です。
各市によって将来の財政事情、内容はさまざまです。
現実、東村山市はどうなんでしょう。
ムダな投資。財政改善に無頓着、または無責任な行政者、市職員、議員もいるのではなかろうか。
今なら間に合う、改善余力は十分にある。安全度上昇はと可能と考えるようにランキングを見るべきと思います。
安全度ランキング、下降は許されません。
せっかくの新市長、新議員、多数の職員、理解できつつある熱血市民の努力を期待します。


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 季節外れの台風で雨足が強まる中、国分寺労政会館へ急ぎました。
 「ごみ・環境ビジョン21」主催の「容器包装削減!活動交流会2007」。
 開会の1時半には空席が目立っていた100名以上入る会場も、ほどなくいっぱいとなりました。

5社報告者の皆さん

 ハウス食品、キリンビール、味の素、ライオン、いなげやの5人の方が報告者として、それぞれの企業における3R(リデュース、リユース、リサイクル)の取り組みの実際をお話くださいました。
 どの企業の報告からも、ほとんど知られていない地道な取り組みが重ねられていることがよくわかると同時に、身近な商品に「へえ~」連発のトリビア的な(ちょっと古いですが)話も多く、大変参考になりました。
味の素(株)報告

【ハウス食品の場合】
・バーモントカレーなど容器は、7層構造、レトルト食品は3層構造になっている。プラスチックだけとっても、素材毎の長所短所に応じて貼り合わせている。
・スパイスも種類(内容物の特性)によって賞味期間が大きく異なる。
・袋入りラーメンから香味オイル袋がなくなったのはリデュースの一環。
・ペットボトル製造時にでるロス分から卵パックが作られている。
・六甲のおいしい水の2Lボトルは、当初の87gから57g、49gを経て、今では45gまで軽量化されている。

【キリンビールの場合】
・ビール系飲料のうち、リターナブル容器が25.9%、ワンウェイ容器が74.1%。
・キリンビール大瓶は、605gから475gまで軽量化、胴径も1.7mmスリム化された。キリンビールだけ光沢があるのは、強度確保のためのセラミックコーティングを施しているため。
・アルミ缶は、上ぶたの口径を小さくし(そういえば上部の丸いところが小さくなっていますよね)、アルミを薄くしたことで従来品より26%の軽量化に成功した。年間2.6万トンのアルミ資源の節約となっている。
・2Lペットボトルは63gから42gまで軽量化。
・ビール瓶は3回以上リユースしないとかえってコストがかかるが、現在20回以上リユースされる優等生である。
・アルミ缶は91%以上がリサイクルされ、57%がアルミ缶として再生されているが、アルミ原料のボーキサイトから新しい地金を作るのに比べて97%もエネルギーが節約できる。

【味の素の場合】
・軽量化、薄肉化を進めており、プラボトルで20%前後、その他の包装材でも従来品よりも15%以上削減している
・調味料、食用油、インスタントコーヒーなど、詰め替え商品を推進している。
・使用後にキャップを簡単に外せるよう徹底している。
・CO2発生量削減のため、石油系ではなく植物由来材料による包装を進めている。
・環境対策に有効な商品でありながら、消費者に受け入れらなくて販売終了になったものもある。
・商品開発をするときには、必ず環境評価を行っている。

【ライオンの場合】
・洗剤などは1回の使用量を減らすことで包装材削減を繰り返し、同内容で容器の重さは76%減となっている。
・洗剤、シャンプー等、詰め替え用製品を増やしている。
・再生樹脂や古紙など、再生材料をどんどん活用するようにしている。
・植物原料活用によって、CO2削減を図っている。
・他メーカーとの共同配送などによって、物流時のCO2削減を進めている。

【いなげやの場合】 ※レジ袋削減に絞った報告
・CO2への影響が大きいのは①電気②レジ袋。まずは1万5千人の従業員全員にマイバッグを配布し、徹底を図った。
・8月から、杉並区1店舗、日野市2店舗で有料化に踏み切ったが、2か月経った今、マイバッグ持参率は平均で81%に達している。
・しかし、客足にはマイナスの影響が出ているので、行うのであれば地域一括で踏み切る必要があると思う。
・何よりも、首長の思いがどれだけ強いのか、で決まる。「本当に減らしたいのか、減らせればいいのか、どちらなのか?」
・日野市では、「環境に優しいいなげやを応援しよう」というキャンペーンが始まっていて、そうなれば他店への広がりにつながっていくのではないかと思う。


 まだまだいろいろな話があったのですが、その後質疑に入り、最後に「企業から消費者への要望はありませんか?」と司会をされていたごみかん理事の服部さんが5人の方へ水を向けました。
 皆さんが異口同音におっしゃっていたのは、「いい取り組みをしている企業を応援してほしい」ということ。司会からも「産業界に対して求める、という漠然としたものではなく、個別の企業へ働きかけたり、実際に頑張っている企業を消費者が応援することが大事だと思う」というコメント。全くその通りだと思います。

「ちょっとずつかもしれないが、新しい技術も取り入れながら、私たちメーカーも取り組みを継続していきますから、どんどん声を寄せていただきたい。」

 私たちの知らないところで、環境をテーマに日夜研究を重ねている方たちがいて、商品自体も環境面から日々改善されているという事実。
 なかなか聞けない生産・流通側の本音にふれる場を設けてくださった「ごみかん」の企画力に今回も感謝です。


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【2007/10/27 23:55】 | ごみ問題・環境
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 東村山市でも今年1月からスタートした容器包装プラスチックの分別回収。
 消費者サイドの取り組み事例や国・自治体の実情、処理業者の取り組み等については、様々な出版物やシンポジウム等でふれる機会が増えてきました。
 しかし、実際にそれらを生産し、流通させている側の声というのはなかなかオモテに出てくることはないように思います。

 明日(27・土)の午後1時半から4時半、国分寺労政会館でそんな貴重な機会が提供されます。

 主催するのは「NPO法人ごみ環境ビジョン21」。これまでも、市民ごみ大学セミナーを定期的に開催してくださり、貴重なナマの声を聞くことができました。
 先日、今回の企画にあたりメーカーやスーパーの担当者に出席のお願いに行かれた方にお話を伺ったのですが、消費者の集まりに出向くことに対してはかなり慎重な姿勢の会社もあったようです。糾弾されたりするのではないか、と。
 しかし、「もはや消費者も生産者も一緒になって地球環境について考えて、確実に実行に移さなければならない時代です。そんなことには決してしませんから」と口説かれたのだそうです。
 「いやぁ~多くの一般の皆さんに来てほしくて参加費も低く抑えなきゃならないから、お礼がたくさん払えるわけでもないでしょ。お願いするの大変だったよ」とおっしゃっていました。
 企画された方たちの真剣な思いが通じて、会場がいっぱいになることを祈りつつ、私も参加したいと思っています。

 詳しくは ごみ環境ビジョン21のホームページをご覧になってください。

【2007/10/26 10:36】 | ごみ問題・環境
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 矢野・朝木議員のネット上での行状に業を煮やした市民から9月議会に提出され、議会運営委員会に付託された 「矢野・朝木両市議に対する辞職勧告を求める請願」 
 請願審査で意見陳述を求められていた両市議から審査前日になって突然「ご通知」なる文書が議長宛に提出され、そこに書かれている内容から「裁判沙汰」にされたことがわかったのが9月19日でした。
 「訴状」はコチラで、「ご通知」はコチラで全文がご覧いただけますが、いろいろなサイトや私のブログをご覧いただいた方や、読売新聞、週刊金曜日等をご覧になった方から「どうなってるの?」というお問い合わせや、「大変ですね~」という労いのお言葉をいただいたりしています。どうもありがとうございます。
 9月議会も先週ようやく終わりましたので、この件について現在の状況をお知らせしておきたいと思います。
 まず請願そのものの扱いですが、9月20日の議会運営委員会では「読み上げたり会議録に載せたりしたらあなたたちも名誉棄損ですよ」と両市議が「ご留意いただくよう予め申し入れ」たものの、毅然として全文が読み上げられました。当然、次の議会の頃までには議事録にも掲載されるはずです。
 次に、予定されていた矢野・朝木両市議が出席しませんでしたので、薄井市議と私だけが順に補足説明に立ちました。
 当初の予定では、その後に各委員からの質疑があるはずでしたが、前掲の「ご通知」なる文書のため、各委員が言葉尻をとらまえられたりして巻き込まれることを懸念して、この日は終了、継続審査扱いとなりました。

 来週10月31日にも議会運営委員会が開かれますが、そこでは請願についての審査は行われない見込みです。委員会で今後どのように扱われていくのか私にもわかりませんが、12月議会中の審査日には俎上に上がるだろうと思います。

 なお、矢野議員は委員会での陳述はドタキャンしましたが、自らがパーソナリティを務めるラジオ番組内では直後に滔々と語っていたことも以前書きました。内容はコチラでご覧いただけます。


 次に裁判についてです。
 10月10日に1回目の口頭弁論期日が指定されてきましたが、私たちも弁護士も既に予定が入っていたために、答弁書で陳述をおこなう「擬制陳述」という形をとりました。通常よくある話だそうですし、なんのことはない、「裁判経験豊富な」矢野・朝木市議自身が時折見せる方法なのだそうです。
 というのも、私たちがお願いした弁護士さんは、矢野・朝木市議が12年前に起こした前代未聞の騒動「議席譲り渡し事件」以来、一貫して両市議と対峙してこられた方なので、彼らのことを知りつくしておられるのです。
 両市議が「10月10日の第1回口頭弁論を、佐藤・薄井「市議」はなんと出頭せず! 苦しい時間稼ぎです。」と自らのサイトに早速書いたことにも、彼らの過去を知り尽くしている方たちは揃って「そんなことよく書けるよな~。裁判官が聞いたら怒るんじゃないの。」と呆れ返っておられました。

 というわけで、次回公判の11月14日午後3時半には、被告とされた一般市民の方、薄井市議、私の3名とも八王子へ出向きます。
 一審の結論が出るまでには2年くらいかかるだろう、ということで、お金もそうですし、何より時間がもったいないとは思っていますが、どうせやるなら前向きに楽しく取り組もうと話し合っています。
 信頼のおける弁護士さんをお願いできましたし、長年彼らの行状を許せないと考え続けてきた方たちがこんなにも大勢いらっしゃるのか、ということも日々再確認できていますので、大いに元気と勇気をいただいています。

 とはいえ、こんなことに主眼を置くことは議員としておかしなことなので、ひとつテーマが増えたくらいに考えて、あとは今まで通りに動き回っている毎日です。
 今週末には、財政講座で2日間缶詰めになってくる予定ですし、ひと月後に迫った12月議会の準備にも取りかからなければなりません。


 尚、今回の件に関係する情報発信がされていたり、いろいろ参考になるサイトがありますので、ご紹介しておきたいと思います。
◇矢野・朝木市議に対する辞職勧告請願の経緯
◇ひがしむらやま防人日記
◇ブログマガジン エアフォース 
 


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【2007/10/25 23:57】 | 矢野&朝木議員&りんごっこ保育園問題
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No title
gun
>こんなことに主眼を置くことは議員としておかし
>なことなので、

そのスタンスが正解ですよね。
裁判官がまともなら、勝つに決まってますし。

gunさんへ
佐藤まさたか
ありがとうございます。そう思ってます。

それにしても、訴状を読めば読むほど、いったい何を言っているのか…摩訶不思議な文章です。
自らが責任を果たすべき議会に持ち込まれた問題から逃れ、真のホームグランドに持ち込んだつもりかもしれませんが…。

普通の人間にとっては裁判を1件抱えるということは大変煩わしいことですが、10件が11件になるような人たちにとっては何でもないことなんでしょうね。

これはこれで頑張ります。

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今夜(23日・火)7時から開かれた検討会。
市民委員6名。市からは市長、市側委員として政策室長、健康課長、市民スポーツ課長、保健年金課長、産業振興課長。事務局として政策室次長、企画政策課長、同主査、。傍聴者は4名でした。

■まず、9月議会最終日に「公益施設における指定管理者の指定手続に関する条例」が賛成多数で可決された報告があり、次のような発言・やり取りがありました。

事務局)
指定管理者制度をとることで、市の負担分は毎年変わらなくなる。収入が余計にあれば事業者に入るし、赤字が出ても事業者の持ち出しとなる。

市民委員)
ほかにどんな条例を定めるのか?

市長)
議会でもいろいろと議論があった。通常の施設では建物ができてから施設設置条例を定め、指定管理者について定めることとなる。しかし議会でも苦肉の策と申し上げたが、今回はイレギュラー。本来は指定管理者に関する通則条例があればいいのだが、当市の場合は個別の条例化で来てしまった経過がある。また、事業者に早く来てもらったほうがいいという議論がここであったのでこのような進め方になっている。

■続いて、「プロポーザルにおける選定基準」について、政策室から説明後、今までになく多くの時間が費やされました。
まず、事業者をプロポーザル方式で選定するための基準と評価項目が、以下のように提案&説明されました。

総得点 280点 ★内訳は以下の通り

ア.施設の管理運営に関する基本方針について  10点

イ.市民サービスの向上が図れるか       80点
 ①施設の設置目的との適合性(20点)
 ②各年度の具体的な運営内容(20点)
 ③利用者に対するサービスの向上策(20点)
 ④自主事業(20点)

ウ.市民、関係団体、周辺施設との連携計画   60点
 ①施設運営における市民との連携計画(20点)
 ②施設運営における関係団体の連携計画(20点)
 ③施設運営における周辺施設等との連携計画(20点)

エ.施設運営の効率性が図られるか       80点
 ①管理経費縮減の具体的取組(10点) 
 ②利用料金を前提とした具体的料金設定方針(10点)
 ③利用料金等収入が終始計画を上回った場合の提案(10点)
 ④管理運営を行っていくために必要な経費と収入についての提案(10点)
 ⑤指定管理料(40点)
                   
オ.安全及び利用の平等が確保されているか    40点
 ①運営組織図及び雇用関係(10点)
 ②人員配置計画及びローテーション、総括責任者の有する資格等(10点)
 ③職員研修計画、危機管理対応(10点)
 ④個人情報保護や情報公開の取り扱い(10点)

カ.サービスを継続的に提供する能力があるか  10点
① 類似施設運営業務実績等(10点)



■これについての主な議論をメモをもとに以下記します。

事務局)
指定管理者制度を採用する最大の理由は効率性と市民サービスの向上であり、そのような項目と配点(各80点)とした。
それとともに、体力づくり推進員をはじめとする市民をどう取り込むのか、という点も重要ということで、配点を重くして(60点)ある。
さらに効率性という点では、指定管理者料=市がいくら払うのか、が大きなポイントなので、40点という配点となっている。

市民委員)
いかに市民が低額で利用でき、同時にコストをかけないかという特殊なテーマを持つ施設になる中、総得点評価方式で「どうしてもここだけは重視したい」という特色を出せるのだろうか?

市民委員)
採点の結果で僅差となった場合、本当に点数だけで決めていいのか?
最終的に選定委員会の合議で決定するような形が望ましいのではないか。

市民委員)
評価項目についてかなりの説明をしてもらわないと。われわれ素人だし。

市側委員)
委員としての思いを反映できる項目や、事業者として特色を出せる項目が必要ではないか。

市側委員)
点数だけで本当に一番いい事業者が選べるのかどうか?プロポーザルの内容は似通ってくることも多く、市として何が一番大切なのかで決められるようにしておくべきではないか。
そのために選定委員会があるのではないか。もし甲乙つけがたい時も、委員会できちんと議論をすれば答は出るはず。

事務局)
点数の違いは優劣を示すものと考えている
(ので点数だけで決めたい)。

市民委員)
一番重要なのは、今想定される顔ぶれだけで客観的な判断ができるのか、ということ。選定委員会の委員の選び方が問われる。
判断するための専門性、総合性のある人を入れられるかどうか。プレゼンだけが上手いというケースもある。

市長)
きっと大体同じような提案になるのではないかと思う。うちの施設としての独自性とコストの兼ね合いがポイントになってくるだろう。

事務局)
今日決めていただこうと思っていたが難しそうなので一旦持ち帰りたい。


■続いてポイントだと指摘された選定委員会の構成について説明と議論がありました。
 
事務局)
委員長には理事者。※市長や副市長という意味
委員には、西口公益運営検討会メンバー全員(16名)、財務部から1名、総務部から1名、そして公募市民(恐らく複数名)の計20名強の構成とする予定。

市民委員)
専門性、総合性という観点をどうするのか?

事務局)
そういう意味で公募枠として考えている。


市民委員)
それは私が問うていることとは違う。プロの評価も入ることで客観性があると言えるだろうし、健康ビジネスに精通した方なども加えることで判断に重みが増すのではないか。
市としてかなり投資をするわけだから、ここまでしっかりやった、と言えるようにしたほうがいい。

事務局)
おっしゃることはわかるが、経過がある中で総合的に判断して、これでいきたい。


市長)
選定委員会もこの検討会同様、無報酬でお願いすることを考えているので難しいと思う。


■次回の日程は調整した上で、ということになりました。


尚、緑字で表した箇所は、今日のやり取りの中で私が何となく気になった発言です。
今日は市民委員だけでなく、市側の委員(各課長)からも具体的な意見や提案が相次いだにもかかわらず、事務局である政策室に共通する頑なさのは何故なのでしょう?
「指定管理者制度の基本的な考え方」にそう定めている、という発言も政策室から何度かありましたが、その「考え方」をまとめたのも、外部検討を加えることなく政策室自身が行ったものだということは先日書いた通りです。
明らかにしていない既定路線が何かあるのではないか?と今日もまた感じてしまいました。
今まで「無料で相談に乗ってもらってきた」事業者を「事業を進める上で差しさわりがある」として明らかにしてきていないことも再三指摘してきましたが…私がうがった見方をし過ぎ、なのでしょうか?


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【2007/10/23 23:57】 | まちづくり・都市計画・防災
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みんなでお昼ご飯

今日一緒に六道山公園へハイキングに出かけたOさんが、最後の坂道を下りきったときにしみじみとおっしゃったひと言です。
障がいをお持ちの方たちとともに食事会を続けている「飛行船」の皆さんと出けたハイキング。
主宰されているSさんから声をかけていただいて、往復約5km・3時間ほどのハイキングコースで車いすを押すボランティアとして、ということでしたが、なんのなんの、これ以上ないという秋空のもと、私の方がすっかり楽しませもらってしまいました。
総勢20名ほどでしたが、年代も様々。小学校6年の女の子もカメラを肩から掛けて立派なスタッフです。

飛行船は萩山公民館を中心に夕食会をもう20年近く続けておられ、障がいをお持ちの方とボランティアで参加されている方との信頼関係が確かなことが楽しい会話から十分に感じられます。
いやぁ、とにかく楽しかった。
登り坂

秋空

光るススキ

市内でも多くのこうした活動がコツコツと継続されていて、ともにお互いを気遣い、思いやる関係が紡がれていることには敬服の限りです。
主宰する方の人柄と強い思い、そしてともに活動を作る方たちの思いが重なって、さらに長く長く活動が続くことを祈るばかりです。

【2007/10/21 21:08】 | もろもろ
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sおいどん
  ありがとう、カメラマンに徹したおかげで写真

がたくさんとれた。暇な時に取りに来てください。

「年に一度くらい外で食べるのもいいね」と言われてしまった。暇なとき食事にきてください。皆さん喜ぶと思います。

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今しがたうっかりTシャツで駐車場へ向かったら…う~さむっ。ぐっと冷えた空気には冬の気配すら感じます。空気が澄んでいるからでしょう。星の輝きも増して見えます。オリオン座が夜空いっぱいに広がる季節がそこまで来ています。

今日は午前中に所用を済ませ、昼過ぎから回田小の運動会にお邪魔しました。

運動会はちょうど午後の部が始まったところでしたが、校庭はぎっしり。
以前勤めていた保育所の卒園児たちも各学年におり、すっかりたくましくなった姿を見てぐっと来たりして…。
CIMG3187.jpg

写真は5・6年生の組体操ですが、秋空に届きそうなタワーに思わずシャッターを切りました。どの学校でも取り組まれる組体操ですが、その年の学校の空気が何となく伝わってくるように思います。そういう点で、今日の組体操、子どもたちの思いまで伝わってくるような構成になっていて、最高でした。
明日は化成小、来週28日は北山小へ、子どもたちと地域の笑顔に会いにお邪魔しようと思っています。

※今日から始まった市長のタウンミーティングも気になっていましたが、参加された方がもうこんな風にきちんとリポートしてくださっていて、とっても参考になりました。

【2007/10/20 23:58】 | もろもろ
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gun
応援に
「どんだけー」
「そんなのかんけーねー」
が、採用されていたのには
父兄として少々、複雑でしたね。

優勝した赤組団長が壇上で感動の
あまり泣いたのには少し驚きました。

まあ天気からなにから、良い運動会
でした。

gunさんへ
佐藤まさたか
赤組団長の姿は私も遠くから見ていました。
子ども達、いい感じじゃん!と思いながら。
翌日の化成小とともに最高のお天気で、いい雰囲気の運動会でよかったです。
おつかれさまでした。

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 44日間に及んだ9月議会が昨夜(17日・水)終わりました。
 最終日の昨日は、委員会に付託されていた議案や請願の各常任委員長による報告と賛否、一般会計補正予算の審議と賛否、そして新たに2つの特別委員会設置等が決まりました。

■委員会付託議案には、「西口公益施設における指定管理者の指定の手続きに関する条例」「嘱託職員退職手当支給条例の一部改正」(以上、政策総務委員会)、「有料自転車等駐輪場条例の一部改正」(環境建設委員会)、「国民健康保険条例の一部改正」の4本がありましたが、私は政策総務に付託されていた2本について討論の上、反対を表明しました。
 西口公益施設の議案についての反対討論は次の通りです。
 本条例案提出にあたり、透明性・公平性を掲げていますが、実態は明らかに異なっています。本当に競争性が確保されるのでしょうか。現段階では大いに疑問であると申し上げておきます。

 この時期の提案は、運営検討会における市民の意見があったから、としていますが、これまで検討会の傍聴を重ね、経過を示す資料のどこを読んでも、実際には市民による深い議論が行われてきたとは残念ながら言えません。
私には、庁内検討会の段階から相談に乗ってもらっていることを認めながら、公表を拒んできた事業者名をオモテに出せるようにするための既定のシナリオにしか見えません。

選定委員会の構成についても、本条例案の議論の中で、恣意性を排除するという姿勢を全く見せませんでした。メンバーの顔ぶれは、現段階で私たちにも想定できる範囲に納まるのではないですか?新たに複数名の市民を公募し、検討会のような恣意的な構成にしないよう強く求めます。

市民が最も心配している運営経費の件も利用料金の件も、もう少しお待ちいただきたい、と3年間引き延ばしを続けてきた挙句、今回の議論でも「マクロ的」などという文言を要して結局明確にはせず、税金からの持ち出し分がじりじりと増額していることだけがわかってきました。

市民にとって真に必要だからではなく、再開発ビル建設を下支えするために買取りが決められた本施設ですので、その活用の検討を押し付けられた所管には若干同情する面もありますが、ことはすべて市民の税金です。
このような不透明な形で条例を成立させることは、行政の責任逃れ、問題点の隠蔽につながると危惧しています。市民参加、協働などという看板を掲げているようですが、実態はシナリオ通り、異論を排除した出来レースを繰り返してきた西口再開発事業の体質そのものです。

指定管理者制度に関する検討会も座長は政策室次長であり、完全な内部検討です。公とは何かが問われている中で、新たな施設に指定管理者制度を導入するにあたっては、外部の専門家も交えた検討を行うとしていたはずですが、それも行われませんでした。
特定業者との関係が取りざたされたりすることのないよう、これ以上税金の無駄遣いにつながることのないよう、今後も厳しく監視を続けることを申し添え、反対の討論といたします。


 審議の結果は、自民・自治、公明、民主の賛成多数で可決です。


■嘱託職員退職手当支給条例については、今年3月議会で新設された際にも、職員の士気が高まる必要を十分に感じてはいるものの、単年度契約が前提である嘱託職員に対して退職手当を支給すること自体の法的な疑念があり、議論と説明責任が不十分であることを理由に反対に回りました。
 真面目に働いておられる嘱託職員の方が大勢いることも十分承知していますが、それでも同様の条例を制定している自治体は他にありません。
 正職員並かそれ以上に頑張っている嘱託職員がいるから実態に見合った退職手当を、と市側は答弁していましたが、心情的にはわからなくもありませんが、筋として通る話なのでしょうか?正規職員とは何か、嘱託とは、非常勤とは、そして再任用・再雇用とはなにか?という整理が必要な時期ではないかと思います。
 自らの使命を明確に感じて懸命に頑張っておられる職員も大勢います。しかし、はっきり言って、管理職としては大きな疑問符がつく職員が少なからずいることもまた事実です。

■今、好むと好まざるとにかかわらず、行政の役割が問われ、担い手の多様化も進んでいます。市役所職員が果たすべき公務の中身は変わらざるを得ません。市民の声を感じるセンサーを持たず、今まで通りのお役所仕事を今まで通りにすることしか考えない職員の居場所はなくなってくることは明らかです。
 にもかかわらず東村山市役所においては、900名を超える正規職員を含めた市職員のあり方、働き方、職責、新たな時代に果たすべき使命についての議論がほとんど行われていない中、市民感覚や他の制度との整合性などを十分に吟味することなく部分的に処遇を厚くするような制度改正が多いことが大変気になります。
 一昨年に「更年期休暇」新設が提案された時の質疑でも、なぜ全国で殆ど例がないのに導入するのか、どれだけの職員が本当に必要としているのか等がはっきりしないまま、「女性にもこれくらいの潤いを」「実際にはそんなにお金がかかることではないから」という前市長の答弁を聞いたものですから、底の浅さを感じて急きょ反対に回ったことがありました。

 今回の議案については、自民・自治、公明、民主・ネット、共産の賛成多数で可決となりましたが、役所の職員制度についての議論はもっと厳しくあるべきだと思っています。

■長くなりましたが、もう少し続けます。

 補正予算では、いくつも項目がありましたが、「目玉」は淵の森対岸緑地の取得予算でした。取得費7,371万円。うち寄付金が2,500万円、緑地保全基金からの取り崩し分が4,871万円です。 
 他にも、恩多町に12月1日に開設される認知症グループホームや、電車図書館のアスベスト除去、後期高齢者制度対応のためのシステム開発、北山小学校の水道管工事(蛇口から水を飲めるようにする)、秋水園内への粗大ゴミストックヤード新設等々の費用について審議され、草の根市民クラブ以外の賛成多数で可決となりました。


■また請願は、萩山と青葉の学童クラブ建て替えを求める請願がいずれも全会一致で採択され、公団住宅居住者の居住の安定に関する請願等も採択となりました。

■決算委員会を今までよりも前倒ししたことを来年度の予算編成につなげたいという市長の言葉がどこまで現実のものとなるのか、しっかりウォッチしてきたいと思いますし、できることを提案も含めてしていきたいと思っています。
 来月の今頃はもう12月議会の質問通告締切となるはずです。
 注目される副市長人事もきっと12月議会初日には提案されるのでしょう。準備を怠らず進めていきたいと思っています。
 
 





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【2007/10/18 23:57】 | 議会報告
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ご夫婦仲良く…
嘱託職員として働いてる人が増えているようです。市役所のロビーにもいますが、表示を見たりしていると寄ってきて教えてくれようとしますが、よけいなお世話です。教えてやらないと自分の役割がなくなってしまうからだと同情しますが、はっきり言って気分が悪いです。どうしてもわからなければ窓口で自分で聞きますよ!玄関を入ったところにも受付がいるんだし、そこで聞けばいいでしょう?それに、聞かなければわからないほど、難しいことは少ないし、窓口で聞いてもたいして作業のじゃまにはならないと思います。
これは、ひとつの例ですが、市の職員の奥さまがいつのまにか市の嘱託で働いてることが多いです。関係ない市民に声がかかる前に市職員の身内の中から嘱託職員を埋めてしまっているのはおかしいです。
ですから、職員の身内にしっかりと退職金を出してやろうという条例なのだと思います。そう考えれば、他市に例のない条例をあえて通すというのも残念ながら納得です。

No title
てつ
御苦労さまでした!

「全国213議会が凍結、見直し要求 「後期高齢者医療」東京も〝反対〟続々 : マスコミはなぜ報道しない 」  http://www.asyura2.com/07/senkyo43/msg/394.html

ところで、東村山市は?


ご夫婦仲良く…さんへ
佐藤まさたか
嘱託職員にも優秀な方や大変感じのよい対応をされる方も多く、大事な人材だと思っています。
けれど一方ご指摘のように、入口が縁故採用で、非常勤が常勤化した職員も少なからずいます。

60歳定年後の再任用制度も、半自動的に採用になっている状況は、退職金もないままに職を離れざるを得ない中高年が多い中で不公平感がぬぐえないと私は感じています。
公平に中高年枠として採用試験を行うべきではないかと考えています。

市職員の処遇改善を否定する気はありませんが、やはり世間の感覚に敏感でなければならないと思うのです。

てつさんへ
佐藤まさたか
こんばんは。どうもお返事が遅くてすみません。

後期高齢者医療制度については、意見書としての集約はされませんでしたが、一般質問でも決算委員会でもかなり質疑がありました。
東京都の自治体は全国平均よりもかなり負担が大きくなる恐れがあり、市長会として国や都に強く是正を申し入れることを約束していました。
持続可能な制度を、というのが謳い文句ですが、一人の命を守れないでどうするのか、という感じがします。

尚、別の話ですが、沖縄戦における教科書記述の問題については、自民・自治、公明、共産、民主・ネット、薄井市議、佐藤の提案&賛成で意見書として国に上げました。

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今夜(15日・月)は今年度2回目の児童育成計画推進部会(以下、児童部会)を傍聴。児童部会は、障害者福祉計画、高齢者在宅計画、地域保健計画とともに、保健福祉協議会を構成する4部会の一つで、各推進部会はこのようなメンバー構成となっています。

熱心な会議の様子は以前にも何度か記しました(コチラコチラ)が、今夜も関係職員も大勢詰める中、まず行政報告事項として、野口町にオープンした子育てひろばが大盛況であること、保育園の保育料を来年度から見直すための諮問が審議会に対して行われたこと、来年度から初めて予定されている認可保育園での13時間保育が当面公立1園だけになりそうなこと、などが報告、質疑された後、「作業部会」の報告へと会議は進みました。

次世代育成支援行動計画(東村山版は「レインボープラン」)作成の時以来、児童部会では年4回の会議のほかに「作業部会」が何度も開かれるようになりました。今年度も完全手弁当の4つの作業部会が精力的に開かれているようで、その地道な取り組みには本当に頭が下がります。

秋津・青葉子育てまつり1
↑秋津・青葉子育てまつり
13日(土)には、男女共同参画推進フォーラム「人生100年 すべての人に居場所と出番を」と題して樋口恵子さん(評論家)のお話がありましたが、そこでも人生100年時代に「男女ともに」「地域で生きる」ことの大切さ、子育てにともに携わることの大切さがウィットに富んだエピソードとともに語られました。
昨日(14日・日)は、市役所前では「あゆみの会(スマイル)」の、野口町健康広場では保育所空飛ぶ三輪車のバザーを開かれ、どちらにもたくさんの子ども・おとなの笑顔がありました。
あゆみの会バザー
↑あゆみの会バザー

↓空飛ぶ三輪車バザー
三輪車バザー2


三輪車バザー1


そして秋水園ふれあいセンターでは、秋津・青葉地区で進む子育て推進ネットワークのイベント「秋津・青葉子育てまつり」が開かれ、大勢の親子で賑わっていました。
秋津・青葉子育てまつり2
秋津・青葉子育てまつり↑

広い道路づくりや駅前再開発が進まないと若い世代が移り住んでこない、と前市長はよく語っていましたが、子育て世代がまちを選ぶとしたらむしろそんな要素ではないでしょう。
小さな子育てサークルが、公民館有料化で活動の場を失っているという声も児童部会の報告にありました。在宅で孤立化する母子へのきめ細かい対応がまだまだ不足していることも提起されていました。
一方で、安心して子どもを産み育てる東村山にしたいと、ここ数年、地道な取り組みが積み重ねられ、少しずつ実を結びつつあるという事実を何より大切にしたいと思います。
顔の見える関係が一番、と今日の児童部会でも発言がありました。官も民もない。大も小もない。立場の違いを理解し乗り越え、地域みんなで手を携えて子どもを育て、親を親に育てていく取り組みが動き始めています。


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【2007/10/15 23:54】 | 子ども&子育て
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