無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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こんなことを書いてスタートした2007年。あと9時間足らずで新たな年となります。
今年もなかなか届かなかったことだらけですが、悪いことばかりではないと思っています。

特に、細渕前市長が退陣を余儀なくされ、議会も10名が新人となったことで、役所も議会も(ほんの少しずつですが…)変化の兆しを見せていると感じています。

私はこの4年間、東村山のマイナス要因は大きく3つあると考えてきました。
まず、レッテル貼りに終始してまともに議論をしようとしない、情報も出し渋り続ける旧体質の細渕市長と、それを温存し、いいように利用してきた人々。
次に、市民派を語りながらあちこちで普通の市民さえ精神的に追い詰め、自由闊達な議論を萎縮させる結果となっている矢野穂積・朝木直子という極めて特異な市議の存在。市民が提出した請願を裁判に持ち込んで封じるなど、最たるものであり、もってのほかだと思っています。
そしてなにより…これが一番かもしれません…小さな違いを言い立て、相手にレッテルを貼ることで自らを正当化し、安心しようとする、私たちの心の中に潜む、拭い切れない感覚です。

しかし、いずれも少しずつかもしれませんが、澱んだ水に流れが生まれ始めていると感じる一年でした。

若い市長が誕生し、積極的に説明責任を果たそうとする姿勢に明らかに変わりました。
議会を正常な状態に戻そうというレベルですが、議会改革のテーブルもスタートしました。

市民の中に、互いのこだわりを少し横において、違いを言い立てるのではなく共有できる点を大事にしようとする動きが広がっていることは希望だと感じています。

あとは矢野・朝木議員問題ですが、これも今年はかつてない展開となり、矢野氏らには勝手の悪い状況になっているように見えます。

私自身も、彼らへの辞職勧告を求める請願をめぐって請願人の方と薄井市議とともに訴えられ、彼らによる当選取消し請求も引きずったまま年を越しますが、いたって穏やかな心持ちです。

それよりも、矢野氏自身の団地管理組合費48ヵ月間滞納問題や、りんごっこ保育園への両市議の度を越した関与、矢野氏主宰のFM放送でいわゆる自作自演放送が続けられていることの方が、よほど批判されるべきひどい問題だと考えています。

自分達に不都合な言論や行動は裁判をちらつかせて押さえ込み、特定の宗教団体とつながっているという陳腐なレッテルを貼ることで片付けてきた彼ら。
しかし、時代の変化、空気の変化を読めずに甘く見ていたのかもしれません。
選挙前の私や家族への陰湿な攻撃、選挙直後から始まった薄井市議への事実を歪曲し無理に無理を重ねた誹謗中傷…。
いずれも今までのムラ社会では通用してきたのかもしれませんが、情報が広く素早く行き渡る強さと、冷静に善悪を見抜く新たな人たちの参戦もあり、ことごとく退けられてきました。
薄井市議の名誉を貶めるためとしか考えられない2件の請願(いずれも朝木市議が紹介議員)が不採択になったことについて、まだこんなことをを言っているようですが、本当に失礼な話だと思います。

私に対する当選無効の申立ては市選管、都選管で既に棄却されていますし、朝木市議がわざわざ自らアダルトサイトを覗いてセクハラを受けたとした珍妙な「人権侵害申立」も、ずいぶん時間がかかりましたが棄却されたそうです(当たり前の話です)。また彼らが役所を相手取った裁判も12月に入っていずれも彼らの敗訴判決がおりていますが、そういうことは一切伝えようとしません。

第一、矢野氏自らが主宰する番組でアシスタントに読ませている「東村山市民新聞提供のニュース」の原稿とは、いったい誰が書いているのでしょう?東村山市民新聞自体、彼らが作成の議員報に過ぎません。そんなものを4大紙と同列の扱いで「新聞」として読ませ、さらにそれにコメントを加えているわけです。
こういうことを自作自演といわずに何と言うのか、ぜひ教えてほしいものです。

彼らが最近になって得意気に騒いでいる「佐藤が口利き云々」という件も、一流の苦し紛れなのでしょうが、もう少しちゃんと調べてからにしてほしいものです。

りんごっこ保育園をめぐっても、現に通っておられるお子さんや親御さん、一生懸命働いていらっしゃる職員の皆さんがおられますので、この場での批判は極力控えてきましたが、伝わってくる事態はとても看過できるものではありません。今後順次、努めて冷静にお伝えしていこうと思っています。

最後の最後にこんな記事を…と思われたかもしれませんが、東村山を風通しのよい街に変えていくためには避けて通れない、必ず明るい光をあてなければならない暗がりだと考えています。

これが今年205本目の記事となりました。
昨年が166本でしたから、少しはまめに書いたことになりそうですが、まだまだ伝えていかなければならないことがある中、全力を尽くせたとは言い難いと思っています。
紙の通信は18号から27号までの10回発行。

今年も一年、拙いページをお読みいただき、時にコメントを寄せていただいたことに心より感謝いたします。
気持ちを新たに2008年を迎え、よりフットワークよく動いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。


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【2007/12/31 15:18】 | もろもろ
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良いお年をお迎え下さい
彦座
今年は大変お世話になり有難うございました。来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


あわさん
昨年1年間、大変興味深く拝見してきました。佐藤さんの、市民に対する誠実な姿には頭が下がると同時に、地方行政に携わっている身としていつも考えさせられます。
今年も正しいことが当たり前に出来る年でありますように。

彦座さんへ
佐藤まさたか
こちらこそ、いろいろ学ばせていただいた一年でした。どうもありがとうございました。
2008年がよい年でありますように。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

あわさんへ
佐藤まさたか
あわさんって、粟さん?
年明け一番にホントに嬉しいメッセージです。
どうもありがとうございます。
ともに汗を流した頃から10年?15年以上ですか…。

今はお互いにいろんなこと抱えて大変だけど、その分得られるものも多くて、大事な時ですよね。

議員として4年半経験させてもらい、役所の人たちとの向き合い方について、改めて考える毎日です。
中堅、若手が元気な市役所、誇りを持って頑張れる市役所のため、議員としては何をすべきなのか。
自分にとって今年のテーマの一つだと思っています。

自治体は違いますが、率直な声、うかがえたらと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

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赤岳と飛行機雲

ゲレンデで

いい気持ち~!

あと一週間ひとがんばりして…、と書いたばかりなのに、急きょ我が娘2人とその友だち3人を連れ、八ヶ岳方面へスキーに出かけて来ました。皆さんがまだ忙しく働いているときに…と思いつつでしたが、考えてみれば昨年は私自身は西口問題でそれどころではなかったし、長女は受験生。春は私の選挙直前。丸2年の間、どこへも出かけていなかったもので、珍しく娘たちとの予定が合うことがわかった今がチャンス!とばかりに、思い切って出かけることにしました。すみません…。

最高の天気に恵まれ、眼前には白く輝く赤岳と抜けるような青空。反対方向には富士山が遠く静かに悠然と聳えています。

この時期は9年前までは毎年欠かすことなくスキースクールの担当職員として、子どもたちへのスキー指導にあたっていました。
久しぶりに子どもたちとゲレンデに立つと、当時、初めてスキーに出会う子どもたちに、スキーの楽しさやワクワク感を感じさせてやりたいという一心でゲレンデを走り回っていたことを思い出しました。

今回も励まし励まししながら、全員でゲレンデ最高地点から降りてくることに成功。爽快感を十二分に楽しみました。

5時半には風呂につかり、6時には夕食。
思う存分動き、しっかり食べ、十分に休み…心身ともに完全にリフレッシュ!
精神的にも肉体的にも、何年ぶりなんだろう?という感じのオーバーホール完了です。

山は、森は、空は、人を元気にしてくれます。
子どもたちの笑い声は、明日へのエンジンです。

【2007/12/29 00:10】 | もろもろ
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No title
路字山吟
お疲れ様です!いいですねぇ!
天気も良さそうで!
いい気分転換になったのではないですか!?
娘さん達も大喜びですね!



路字山吟さんへ
佐藤まさたか
コメントありがとうございます。

私にとっては命の洗濯という感じでしたし、子どもたちも十二分に満足したようです。
思い切って出かけて正解でした。




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昨夜は西口にあるお店「maru」のクリスマスライブ。
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メインは今年もピクリプのお二人。
フクムラサトシさんのソプラノサックスと河野文彦さんのギターの音色が、あれこれあった一年のもろもろを洗い流してくれるようで…素敵な時間でした。
※「故郷の景色」フクムラさんのHPから試聴できます。

ギター、キーボード、トロンボーン、バイオリン、ブルースハープ…7時のオープンニングから日付が変わるまで、何人もがかわるがわる小さな舞台で思い思いの音を奏でる姿。いい夜でした。
なにより、音を真ん中につどい、飲み、歌い…日々いろんなことがあっても、多くの人と出会い、支えあいながら、人の中で今年も元気にやってこれたことに感謝です。

今年もあと一週間。もうひと頑張りして気持ちよく2008年を迎えたいと思います。




【2007/12/24 11:07】 | もろもろ
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No title
スナフキン
いや~面白かったですね~
音楽の素晴らしさが実感できました。皆さん来年も良い年でありますように。

スナフキンさんへ
佐藤まさたか
心の底から&体中で音を楽しむ時間、街のあちこちにもっともっと増えるといいですね。
一年間ありがとうございました。
また来年、粋な仕掛けを楽しみにしてます。

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午前中は当初議案4本と請願1本についての委員長報告と、それに対する質疑&討論(会派としての意見表明)、そして全員による賛否。
午後は、懸案だった副市長人事と、任期満了で退任する教育長の後任人事が市長から提案され、質疑&討論、そして賛否。その後、議員提出議案として意見書2本が審査されました。

まずは当初議案委員長報告から。

①職員給与条例の一部改正(政策総務委)
 ※東京都人事委員会の勧告に沿った一部改正

②保育料徴収条例の一部改正(政策総務委)
 ※保育料引き上げではなく、区分の見直しと多子減免(第二子以降の減免ルール)の拡大が主。負担増になる世帯はありません。

③廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部改正
 ※持ち込みゴミやし尿の処分料金を近隣市並みに引き上げることや、紙おむつに限って半透明の袋などで無料で出せるようにルール改正。

④路上喫煙防止条例新設
 ※指定地域内では路上での喫煙自体が禁止され、違反すると2,000円の科料を科すことに。とはいっても、実際に徴収するかどうかは3年間様子を見るそうで、啓発が主目的の条例。当初の禁止区域は秋津駅から新秋津駅間を予定。

②と④については質疑を用意していましたが、委員長の報告で理解できたのでパスし、4本とも賛成の意思を示しました。

請願第20号「平成20年度保育関係予算に関する請願」の報告には発言の予定はしていませんでしたが、草の根・矢野穂積議員の執拗な質疑に疑問と憤りを感じ、急きょ請願採択に「賛成」の討論を行いました。
このことについては別に記事を立てます。

次に追加議案として上程された人事案件2件。

議案第80号「副市長の選任について同意を求める件」では、既報の通り、これまでのような内部昇格ではなく、東京都から現役の部長を招へいするという提案でした。
前任の澤田氏退任から半年。選任に時間がかかっていたのは、新市長が何とか「外から」呼ぼうと考えているからではないか、と思っていましたが、結果としてそうだったようです。
人事案件は、議場に入るまでどんな人物なのかの情報が一切与えられないので判断が大変難しいのが現状です。今回、このことを理由に共産党の皆さんは賛否を棄権しましたが、それも理解できるところでした。
しかし私としては、自分自身が(今回は誰もが)会ったことがない新たな人物の選任については、法の定めによって市長に選任権がある以上、市長の意向・意思を質し、それに納得いけば賛成しようと決めて臨みました。

私は少数会派なので質疑順番は最後のため、まずは他の会派の質疑と市長答弁に集中しました。

Q.地方自治法が改正になり、助役から副市長に変わり、責任と権限も新たになったが。副市長に委任できる範囲も拡大したが、どう考えているか?
A.167条で権限については規定されているが、現在のところ特段の委任は考えていない。当面は補佐的にあたってもらいながら、詳細は協議していきたい。
庁内分権が課題だと考えており、部長、課長、係長…と責任と権限をもって進めてもらえるようにしていきたい。

Q.相当期間にわたって空席だった理由は?内部登用は考えなかったのか?
A.結果としてそうなった。庁内にも優秀な幹部職員がいるが、様々勘案して多少考えるのに時間がかかった。
当初は庁内からと発想したが、財政健全化法の成立や当初予想していたよりも厳しい財政の状況を前に、立ち向かっていかなければならないと考え、この局面においては部外から持ってくる方がむしろ進めやすいのではないかと考えた。

Q.金子氏に特に期待することは?
A.様々な経験の中で培ったノウハウを生かしてもらえると思う。品川区への出向経験、都立大学改革(首都大学東京への衣替え)、300床の都立神経病院事務局長等、現場での事務局長的仕事を多く担って来られた。港湾局では営業部長として1,000億円の都資産の処分を手掛け、営業的感覚も備えている方だと思っており、頑張っていただきたい。

Q.今議会の所信表明でも全く触れられていなかったし、今朝発表があって審議しろというのは無理がある。経歴読んだだけでは判断できない。提案のあり方をどう考えているのか?
A.確かに、事前に、ということも必要かとも考えたが、人事は微妙なことを含んでいるので、慣例に従っておこなった。

Q.いつ決断したのか?
A.正確ではないが、12月に入ってから「金子さんで」とした。二度お会いしたが、キャリアのある方だが、温厚、実直で朗らかな人柄であり、上から物を言うのではなく、職員の一人として苦楽を共にしてくれるのではないかと思った。

Q.東村山市のことをどこまで知っているのか?市長との関係は?推薦者は誰か?
A。相当勉強されていると思うが、確かにペーパーベースの範囲。これから相当努力してもらわないといけない。
直接の関係はない。都からお願いするのがベターと考え、まず都の行政部へ相談した。

Q.見ようにとっては天下りではないのか?
A.一面から見ればそうかもしれないが、果たして天下り先としていい場所なのかどうか…。そういう意識は全くなく、本人からはお役に立ちたい、という決意をいただいている。

これらを踏まえ、私は「市長として8か月。庁内、職場、という点で最も大きな課題だと考えていることは何か?」と質しました。
市長)人材育成だ。10年以内に現在の課長職以上はほとんど定年を迎え、それに続く管理職の育成が急務。世代交代をうまく進めないととんでもないことになると思っている。現在、40代の課長は3人のみで、極めて短期間に管理職層を育てなければならない。
当市において最大の財産は人であり、大きなポイントになる。今の能力、スキルを中抜けせずにうまく伝えていかなければならないという危機感を持っている。

賛否については、賛成が自民・自治、公明、民主・ネット、地元のチカラ、私。
反対は草の根、共産は棄権でした。

私の賛成討論は以下の通りです。
「最も重要な人事案件が同時に2件提案されたが、議場に入って初めてどなたかということがわかる、わずかこれだけの資料で即座に判断を求めるという扱いについては、慣例という答弁もあったが今後ぜひよく考えていただきたい。
その上で、市長が半年にわたって選任をしてこなかったことには、先延ばししてでもこだわりたかったことがあるだろうと考えていた。
市民と正面から向き合い、時代の要請に応えようと懸命に頑張っている職員がしっかり評価され、胸を張って業務にあたれる市役所に変えていただきたい。
誰もが初めて迎える方なので、現段階では未知数であることはやむを得ない。
金子氏が都職員として進めてきた改革の方向やその評価については私自身のそれとは異なる点もあると感じるが、市長の意向、意欲を尊重して賛成としたい。」


最後に議案第81号「教育委員会委員の選任について同意を求める件」では、2期8年の任期を満了する小町教育長の後任を、現在の第7中学校校長・森純氏としたい、というものでした。
おもな質疑は次の通りです。

Q.小町氏なぜ退任?
A.本人の強い意志。当初から8年間でと考え全力でやってきたので、とのことだった。

Q.庁内登用は考えなかったか?森氏に期待することは?
A.現場の必要性をよく知っている人を、と思った。森氏は身障学級でスタートを切っておられることもあり、特別支援教育の展開、地域に合った公立学校のあり方をつくり上げてきた今までの路線を継承し、発展させていただきたい。

私は「教育行政の独自性、中立性についての市長の見解」と「市長が掲げる学力No.1には状況の厳しい子どもへのサポート充実こそが不可欠だと考えるが、どう進めるのか」について問いました。
市長)十分わきまえているつもりであり、教育委員会に対して干渉することなどはない。学力については、生活習慣をどう身につけさせるかが、確かな学力への鍵になると考え、これまでも全体を引き上げる努力を重ねてきた。市としては小町教育長が進めてきた全校への教員加配を続け、必要な子には個別指導ができる取り組みを今後も進めていきたい。

賛否については、草の根が君が代・日の丸を認める人物の選任は認められない、と反対。他の会派はすべて賛成としました。

全日程の最後に、議員提出議案として「都立清瀬小児病院の存続を求める意見書」「(仮称)ハンセン病問題基本法の早期制定を求める意見書」が、いつも通り草の根がなぜか退席する中、全会一致で採択となりました。



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【2007/12/22 23:59】 | 議会報告
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先日お伝えした西口の深夜工事。
次回がわかったらすぐに教えてほしい、と市の再開発担当に伝えてありましたが、昨日(19日)朝、「今夜2回目があります」と電話があり、市役所での別の会議(児童育成計画推進部会※この件も後日アップします)の傍聴を終えた足で21時半頃に現場へ向かいました。

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そのときは線路側の現場に、3・4名の作業員の姿が見えました。


そして23時半。再び現場へ。すると10名近くが左官用のコテを手に、コンクリをならす作業(左官押さえ)を行っています。大きな音は出ていませんが、一緒に出向いてくださった地元の方は「この前はこんなもんじゃなかったんですよ。今日は静かにやれと言われているのかな?」と。
煌々と灯りがともされる中、コテでならす音と、ポリッシャーのような機械が1台動く音が聞こえます。
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午前1時。三たび行ってみました。
今度は2人の方が話しながら別の作業を進めていました。
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この作業を1階積みあがる毎に続けて26階まで造る、と市の課長は言っていました。
次第に高さを増し、灯りも高いところでともり、音も拡散していくでしょう。

「夏になったら窓を開けてやすんでいるだよ。ふるい地域で近所づきあいを大切にしてきた間柄だから、夜遅い時間に窓から灯りが漏れたりしないようにとか、風呂だって音を立てないように静かに入れと息子達にも言って聞かせて育ててきたんだよ。…」
「工事をやるなとはもう言わない。けれど、せめて常識の範囲ってものがあるでしょ。気をつかってくれよ、ということなんだよ」
地元の方はそう言いながら、現場を見つめておられました。

この前から私の中では素朴な疑問がずっと続いていました。

超高層だろうがなんだろうが、緊急でもないのに夜中の2時、3時まで工事をしている現場なんて、見たことがあるでしょうか?湾岸地域や工業地域のようなところならあるのかもしれませんが…。

でも、現場近くに住むある職人さんに話が聞け、そのナゾが解けました。

今回のビルはかなり昔の発想と技法で建てられています。
鉄筋をまるで接木のようにワンフロアごとに継いでいき、木製の型枠をはめ、コンクリを流し込み、1階ずつ形を出していくという工法のようなのです。

以前調べて書いたことがありますが、今回、単独で元請となっている東亜建設工業は、もともと港湾工事の専門。浚渫やトンネル、堤防、海堡等ではトップカンパニーです。
しかし、100m規模の超高層建築はJVでの経験はあるものの、単独施工としては大崎駅前の20階建ての経験1件しかありません。
当初から指摘されていたことは、東亜建設工業は在来工法でしか施工できないから、それ用の設計になっている、ということでした。
もちろん、現在の設計が固まった頃には、「どこの会社が施工を請け負うのかは全く決まっていない」と市は繰り返し答弁していました。
「東亜と決まっているから、こういう設計なのではないか?」と問うても、否定をし続けていました。
そして、参加資格を不自然に引き下げた上、入札を実施、 「シナリオ通り」東亜が受注をしました。

2年半前の議事録にはこうあります。(17年3月3日の市議会議事録より)

佐藤)
④、柱が林立するような設計は、私も建築会社の関係の仲間がいますので、見せましたけれども、「これは、いつの設計図だ?」という話でした。「いや、これがこれから建てるビルとは思えない」というのが、私が少なくとも聞いた共通の見解です。
そして超高層の設計を手がけたことがないところ(セントラルコンサルタント)がやったという話は、最近になって聞きました。実施設計で見直すものだと私は思っていましたけれども、現実的にはほとんど設計は見直されていない…(中略)なぜあの設計が残っているのか。なぜ見直しがされなかったのか伺います。

都市整備部長)
④ですが、超高層建築物は、荷重計算では下層階ほど大きな荷重を受けることになり、これを支えるために、荷重計算上、必要な太さの柱が一定の間隔で必要となります。実施設計において、下層階の店舗や公益施設の整合性に留意し、見直した経過は─柱の位置ですけれども、経過はございます。
それから、なぜ古い設計なのかということの意味が、ちょっと、よくわかりませんが、RC造で剛性が高く、耐震性・耐火性があり、厳正な構造解析が求められるわけでございますから、RC造で超高層を建設することは、むしろ新しい設計ではないかと考えております。


※12月議会が終わりました。詳細は資料を役所においてきてしまったので、明日以降改めてアップしますが、人事だけ報告です。

副市長には、現・東京都総務局統計局長の金子優さん。
教育長には、現・東村山市立第七中学校校長の森純さんが決まりました。

副市長人事には、共産が賛否自体を棄権、草の根が反対、あとの会派は私も含めて賛成としました。(このあたりも詳しくは明日)
教育長については、草の根以外は賛成。

いずれも今までは、東村山市の幹部職を歴任した生え抜きでしたが、今回の人事はいずれも外部からの登用です。





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【2007/12/20 23:14】 | まちづくり・都市計画・防災
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最終日はまず、初日に常任委員会に付託された4本の当初議案について、委員会での審査結果を各委員長が報告します。
今議会では、政策総務委員会に「職員給与条例の一部改正」が、厚生委員会に「保育料徴収条例の一部改正」が、環境建設委員会には「路上喫煙防止条例」の新設と、「廃棄物条例の一部改正」が付託されました。
いずれも賛成多数で委員会段階では可決とされています。
当該委員会に委員を出している会派は委員長報告には質疑はできないことになっているため、実際には、薄井議員、草の根、そして私だけが自分が所属していない委員会について可能です。
恐らくそう長引くことにはならず、午前中には委員長報告は終了するのではないかと思います。

今回は市長提案の追加議案が今のところありません。
しかし、空位になっている副市長人事についての「人事案件」と呼ばれる議案が当日朝になって出されるのではないか、というのが庁内のもっぱらの見方です。
新年度へ向けて予算、人事が佳境を迎えることとなりますので、これ以上先延ばしはされずに提案される可能性が高いと私も思います。

最終日も10時からです。
お時間の許す方はぜひ傍聴にいらしてください。

【2007/12/18 22:52】 | 議会報告
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今日の議会運営委員会で行われた「議会改革」の議論には、市民の方たちが約10名、議員が5名ほど傍聴席を埋めました。
詳細は薄井議員が既に伝えていますが、以下の3点が調査項目と決定されました。
①インターネット中継実現へ向けて調査
②現行の質問時間制限について
③資料請求のあり方について

①はそのものズバリ。実は過去に議会運営委員会として他自治体への視察も行っており、渡部新市長のマニフェストにも明記されていることから、もはや調査という段階ではないはずです。あとは実現時期を定めて、具体的方法を検討、吟味していくということではないかと思うのです。
②は、東村山市議会が誇る?ローカルルールの最たるもので、26市中で断トツの「制限中」。
言論の府とはおよそ無縁の時間制限は、延々と何時間も特異な論理で非常識な主張を続ける東村山特有の議員の存在がその理由と聞いてきました。
しかし、だからと言って議会がよくなったのか、と言えば大いに疑問であり、本来のあり方に戻すべきであることは明らかです。
特異なケースを言い訳に私たちが自らの手足を縛ったり市民に見せないようにするのではなく、包み隠さず全部見せていけば、おのずと何がおかしいのかは市民の皆さんが見極めることになるに違いありません。

③も実は②と同じ理由が主に語られてきました。
ゆえに、すでに他の委員会や審議会などで委員に配布されている資料であっても、「情報公開窓口」を通してください、と言われるのです。
また議案審査や委員会質疑に際して、前提となる数値や他市の状況など基本的な点については、資料請求によって得ておいてから、本当に質すべき点を質し、議論を深める、というのが他市の常識ですが、東村山ではそれがあまり行われていないのが実情。
本当に必要な議論を効果的に行うためには、これも大事なポイントとなります。

そういう意味で全く遅ればせながら、ではありますが、東村山市議会が本来あるべき方向へ向かおうと歩みを始めたことは間違いないと思います。

ところで、議会傍聴を通じて東村山市議会のルール面での問題点を感じ、いったいどこがどうおかしいのだろうか?と思い立った市民の方々が、26市すべての議会事務局へ「議会ルールについてのアンケート調査」を実施されたことを知りました。
私も一部見せていただきましたが、26市で東村山だけ、というルールがいくつもあることが客観的にわかり、あらためて改善を急がなくてはならないと痛感します。

議会改革には敵味方はないはずで、問題はどれだけスピードアップして取り組めるか、ということになるでしょう。
どれだけ謙虚に現実と向き合って、徹底的に市民の目線に立って進められるかどうか。議会改革の生命線はそこだろうと思っています。



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【2007/12/17 23:54】 | 変えよう!議会
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No title
富士見公園
「議会ルールについてのアンケート」内容知りたい、
どうすれば知りえますか。

富士見公園さんへ
佐藤まさたか
こんばんは。
アンケートですが、まとめられた方々が機会を見て発表されると聞いています。
情報が入り次第、またお知らせいたします。

議会の音声公開
iinkai
議会の音声での公開は、コストがかからずできるはずです。現在議事録の意味から、録音はしていると思われます。それをMP3などに変換してホームページ上に公開するのは容易です。その後に、画像、動画も含めた公開をするのはいかがでしょうか。いつまでも議会の内容を傍聴者だけでとどめておくのはあまりにもおかしいし、他の区市町村でも、ケーブルテレビやコミニティFMなどで集計されているのはご存知なはず。まずは議会の公開をすぐに始めてほしい。

Re:議会の音声公開
佐藤まさたか
iinkaiさん コメントありがとうございます。

確かに音声公開については、コストもそうかからないで実現可能だと私も思います。
現在の録音方法がデジタル化されているのか等、確認してみないとわからないこともあり、調べてまたお伝えしたいと思います。

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13日の生活文教委員会は、付託された議案、請願ともになかったため、正式の開会とはならず、行政側の報告(市民部と教育部)とそれに対する確認だけとなりました。その中からいくつか…。
①戸籍の電算化作業始まる
平成6年の法改正を受けて、全国の自治体で戸籍の電算化が進められてきて、多摩26市でも残るは東村山を入れて6市のみだそうで。遅ればせながら、ではありますが、約1年をかけた作業が始まりました。
8月24日に行われたプロポーザルで、ゼロックス、富士通、日立製作所が競った結果、日立が1億4,910万円で受注。先週末(15・16日)は専用の機械を搬入し、42,000戸籍116,200枚の複写を160名の作業員で行ったようです。
来年(平成20年)12月に第1次稼働、21年2月に第2次稼働の予定。
完了すれば、写しの交付にかかる時間が短縮されたり、検索スピードが飛躍的に向上したり、といった効果が期待できそうですが、最近クローズアップされているのが、すでに亡くなった方が新システムでは全く戸籍に掲載されない、という問題。
特に、お子さんを亡くされた方たちから深刻な申し立てがされている、と新聞にありました。一度はこの世に生を受けたわが子が、システムの変更によって戸籍から消えてしまうなんて、どんなにかやり切れない思いを抱えていらっしゃるに違いありません。
東村山の場合も確認しましたが、法務省からの法定受託事務なので、うちだけ扱いを変えることは認められておらず、他の自治体と同様の扱いとならざるを得ない、とのこと。
国がシステムを構築する上で、初めからきちんと考えれば残すことはそんなに難しい話ではなかったのではないか、と思われてなりません…。

②出初式は1月10日
毎年恒例の消防出初式は、1月10日の午前10時から、東村山駅東口駅前で行われます。
この日は、10時から約1時間が功労者に対する表彰がメイン。一斉放水を含むデモンストレーションの部分は11時過ぎから12時頃までとなります。
毎年、寒風吹きすさぶ中、消防車の勇姿を見ようと近隣の保育園の子どもたちが先生に連れられて大勢見に来たり、おじいちゃんにおぶさってじ~っと待っている小さなお子さんがいるのですが、「10時から」とあるために1時間もすればすっかり冷え切ってしまい…心待ちにしていた時間の前に帰らなければならないといった光景を目にしています。
主催者としては表彰こそがメイン、でしょうから失礼な話かとは思いますが、「消防車の出番は11時からですよ」とお知らせしても許されるかな、と思うのです。

③多摩国体のバスケットボール競技、東村山でも開催へ。
平成25年といいますから6年先の話ですが、多摩地区で国民体育大会が開かれることになっています。その中で、武蔵野市、立川市、西東京市、小金井市と並んで、東村山市でバスケットボールが開催されることになったそうです。
具体的には、スポーツセンターが「少年女子」の会場となるようです。

④公民館の年末年始、少しだけ延長へ。
今までは26日を最後に閉館し、新年6日から開館していた公民館。今年、「試行的」という但し書きつきですが、年末は28日まで、年始は5日から開館となります。



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【2007/12/16 23:17】 | 議会報告
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今日昼過ぎ、西口再開発100mビル工事現場の近くの方から一本の電話が入りました。

Aさん)月曜日の真夜中に煌々と明かりをつけてビル工事をしていたのですが、どういうことなんでしょうか?
佐藤)何時ころのことですか?道路じゃなくてビルですか?そんなことはあり得ない話だと思いますけど…。
Aさん)ビル現場です。12時、いや1時を過ぎていたかもしれません。なんだか音がするから出てみたら、作業員も大勢いました。

電話を切って北庁舎へ移った再開発担当へ向かいました。
佐藤)夜間工事のこと、聞いてらっしゃいますか?
課長)変更した道路の部分のことですよね…。
佐藤)ビルです。
課長)いえ、それは聞いていません。至急確認します。
佐藤)連絡お待ちします。

ほどなく電話が入りました。
課長の説明によれば次の通りです。

再開発組合に確認したところ、現在1階から2階にかけコンクリート打設をしているが、床部分のコンクリートを押さえるための「左官押さえ」という工程のために、深夜の作業を行った。
工事協定書にも作業日と作業時間の定めがあるが、その他必要に応じて作業が夜間に及ぶ場合はあリ得るとなっている。
今回の工事については12月8日(土)に駅前の掲示板の張り紙で伝えたし、沿道の方には口頭でお伝えした。


課長の話は、二つの重大な要素をはらんでいます。


一つは、10日深夜に行われた作業は、決して臨時的なものではなく、通常の工程であり、今後26階まで立ち上がる中で定期的に何回も行われるものである、ということ。
そしてもう一つは、市は事前に全く承知していなかった、ということです。

民間マンション現場でも、作業が深夜に及ぶケースは聞きます。しかしそれは、悪天候続きや何らかのアクシデントで作業に著しい遅れが生じたとか、周囲に音を出さない範囲で内装工事を急ぎたいとかいう場合ではないでしょうか。
この夜は、現場には煌々と照明が光り、工事現場でよく聞かれる鉄パイプがぶつかり合う音もしていたと言います。
現場と4mの道路を隔てたところには、民家が密集しているのです。

それに、何が「口頭で伝えた」でしょうか。目の前の方が聞いていないのです。「やるべきことをやっていません」という意味でしょうか…。
せめて小さな掲示板に貼り出したのと同様の紙を数日前には周辺に確実に配り歩くくらいのことをどうしてやらないのでしょうか?純粋な民間マンション工事でも、それくらいのことは行う業者がたくさんあります。

一般質問でも質した「最近、工事車両に約束した目印がついていない」という件も、「ダンプカーにはつけることを約束したが、コンクリートミキサー車については約束していない、と組合が言っている」とのこと。
私は、目印そのものの問題もありますが、それ以上に工事自体がどんどんルーズになっている印象を持っているので質問でふれたのです。

今まで一貫して近隣の皆さんからあからさまな異論が出てこなかったのは、役所が深く絡む極めて公共的な事業だからであり、旧い地域ゆえ再開発組合の幹部たちとも旧知の間柄だからです。
近隣の皆さんが黙っているのをいいことに、どこまで負担だけを押しつけ続けるつもりなのでしょうか?

「左官押さえ」は夜間しかできない工事なのでしょうか?そんなことはないでしょう。
本来は昼間の工程に入れるべき作業を、工期を短縮するために夜中に入れているとしたら、大変な問題だと考えています。
そう言えば以前、公表されている工期ではとてもおさまらないはずですよ、というコメントを事情に詳しい複数の方からいただいたことがありました。何か常識外の無理をしないと間に合わないはずです、とも。

もし業界等で事情に通じている方がいらっしゃったら、ぜひ教えてくださいませんか?
住宅地に隣接している超高層マンション現場で、夜中に「左官押さえ」をはじめとする作業を行うことは「よくある」ことなのでしょうか?


課長には、今後の作業工程の中でいったいどれくらいの深夜作業を計画しているのかを、再開発組合に大至急確認した上で再度連絡をください、と伝えました。
次の深夜作業日がわかり次第、まずは現場に出向くつもりですが、深夜の工事が常態化することのないよう、市や東京都に対しても厳正な指導を求めていきます。

冒頭のとても大きな看板は、西口工事現場の南端に立っているものです。
今年を象徴する漢字は「偽」だそうですが…。
組合にも施工業者の東亜建設工業にも、一日も早く信頼に足るレベルになってほしいものです。


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【2007/12/13 00:13】 | まちづくり・都市計画・防災
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左官押さえ
元工事をやっていた人間より
通常、左官押えはコンクリートを打設して荒均しを行った後、水が引いてから(表面から水がなくなった状態)行います。水が引くまでは、何時間かかかります。大きな面積の場合、一日かかってコンクリートを打設するようになります。荒均しが終わっても、鏝を引くときは夜になるでしょう。当然明りも必要です。多少鉄パイプがあたる音もするかもしれません。なれない音なので、うるさく感じる人もいるでしょう。ただ、現場ではなるべく気をつけていると思いますよ。

久々に
抹茶
コメントです。

コンクリート打設は構造上の品質を保つためにもその階の柱と上の階の床までは一緒に打つ事が殆どです。
その際に床面のレベルを出すためにもコテ押えまでは打設直後に行わなければなりません。(翌日ではもう固まって作業できない)

往々にして1階柱から2階床までの打設は、躯体量も大きく、かつ地上階最初の打設と言う事もあり手順等の不慣れで夕刻時間内までに終わらない事も結構あります。
さらに今回は高層RC造なので、恐らく高強度コンクリート使用であり、普通強度のコンクリートとはかなり性状が違うのでそういう面からも手間取った可能性はあります。

今後は同じ工事の繰り返しになりますので、手際も慣れてくれば今回みたいに深夜までって事は無くなってくるとは思いますが、それにしてもちょっと時間かかり過ぎですね。

気になるのは基礎工事段階で異様に時間がかかっていること。春先に着工してから8か月もかかってやっと1階打設は長すぎます。

何か施工上の問題で設計変更が生じ、変更申請期間中足止されてたって可能性もありますが・・・

Re:左官押さえ
佐藤まさたか
元工事をやっていた人間さん 
専門のお立場から早速にコメントくださり、どうもありがとうございます。

そうですね、現場で働く方たちは十分気を使ってくださっているのでしょうね。西口もそうだと思います。
ただ、目の前の人家に何の説明もなく深夜の作業をしてしまう再開発組合と元請け工事会社の感覚が残念でなりません。これまでもそんなことばかりでしたので…。
また、この作業だけを夜中に考えているのか、それともこの程度の作業なら他も夜中にやってしまおうと考えているのか。住民の方はそのことも大変気にされていました。

Re:久々に
佐藤まさたか
抹茶さん お久しぶりです。お元気でしたでしょうか。
早速のコメント、詳細な解説、本当にありがとうございます。
よ~くわかりました。

私が一番気になっているのは、これだけの公金を入れ、行政も深く噛んでいるのですから、より丁寧にきめ細かく地域や市民と向き合おうとするならわかるのですが、実態は民間事業よりずっと乱暴で高圧的な姿勢が変わらないという点です。
どうしてなんだろう?とずっと思っています。

また、基本設計を100mビル経験のないセントラルコンサルタントが行っており、施工も単独では100m経験のない東亜建設工業が行っていること、組合支援業務も途中から実績の乏しい新都市開発機構が実質的に行っていること等によって、工事品質に問題が生じる、ということはないのでしょうか?

これまでも、通常では考えられない想定不足、配慮不足から様々なトラブルがありました。
安全管理、周辺対策等、一向に安心できる域になりません…。

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6日(木)の一般質問では、
1.東村山からアスベスト被害を出さないために
2.市の道路行政を今問う。次の世代にどんな街を残すのか?
3.西口再開発について
の3つのテーマを扱いました。

アスベストについては、過去にアスベストを製造していた工場やその周辺、そして作業に従事していた方たち等の深刻な被害が問題になっていますが、これからは昭和30年代40年代に建てられた建物の解体ラッシュを迎える際の安全をどこまで確保できるかが、すべての地域において課題となってくると思われます。市としてさらなる取り組みに向けた一定の姿勢は示されたと受け止めています。

道路については、そもそも論を含めて都市整備部長答弁があり、市長も「社会の変化の中で選択と集中は重要なテーマである」としながらも(朝日新聞7日付多摩版で報道されましたが)「100年、200年かかっても造るのが都市計画道路である」と語りました。
超高齢少子・人口減少社会をどう見通していくのか、その際の優先順位をどうつけていくのか、という点についての考え方はだいぶ異なるな、という印象ですが、市長・部長ともに理解を得るために丁寧に説明をしようという姿勢を明確に持って臨んでいることは十分に感じ取れました。

今回はちょっと項目が多すぎて再質問の時間が十分に取れなかったことを反省していますが、客観的なデータを含めて出し合いながら、将来のまちづくりについての議論は今後も大いにしていきたいと思っています。

西口については、日に日にその規模がリアルに感じられるわけですが、安全に施工することはもちろん、組合施行だから、という理由で十分な説明責任が果たされてこなかった一連の経過を踏まえ、気になっている点についていくつか確認をしました。

※質問と答弁の概要をメモの範囲で記します。長くなりますが、よろしかったらお読みください。

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※狭山公園(多摩湖堰堤)のたっちゃん池が午後の陽を浴びてあまりにきれいだったので思わず立ち止まりました…。
1.東村山からアスベスト被害を出さないために

既存建築物の解体によるアスベスト排出が2020年から2040年にかけてピークを迎え、今後の解体ラッシュにあたっては住民の健康被害が大いに懸念される。
昨年の西口再開発区域内のボウリング場解体工事にあたっては、最も危険度の高い(レベル1)青色石綿の大量除去をめぐって、市民の提案によって「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」事務局長の永倉さんを交えたリスクコミュニケーションが行われ、安全レベルが結果として向上したことを東京都多摩環境事務所も評価している。
全国的に見ても施工技術にはかなりのレベル差があり、行政の姿勢、市民の監視が厳しいところではより安全な施工が行われ、ルーズなところでそれなりのレベルで行われる傾向が強いとのこと。
昨年は旧庁舎において、今般は本庁舎内においてアスベスト除去工事が施工されているが、市民に対する詳しい情報開示はなく、施工内容も業者任せになっているのではないかと危惧する。
今後、東村山市内からアスベスト被害を出さないために、庁内での認識の共有、担当所管の明確化、総合的な実態調査、除去にあたってのルール化やガイドラインの策定、できれば条例化が必要と考え質問する。

Q1.これまで市内で行われたアスベスト除去工事の実態は。
A)小学校は北山・野火止・久米川東、中学校は第一と第二。
  民間で市に届け出がされた件数は、17年度5事業所6件、18年度10事業所13件、19年度10月現在で3事業所3件。規模は0.3㎡から2808㎡まで様々。

Q2.西口再開発解体除却工事時のアスベスト除去については、どのような対応がなされたか。市としてはそこから何を得て、その後にどう活かそうとしたのか。
A.組合施行ではあったが、アスベストセンターの永倉氏を招いて市職員も参加したリスクコミュニケーションが行われた。今後の市の取り組みにもその経験を反映させていきたい。

Q3.旧庁舎の除去工事について。アスベスト使用状況と除去方法含め、工事内容を明らかにしていただきたい。現在行われている本庁舎内の除去工事についてはどうか。
A.昨年行った旧庁舎は107㎡。現在施工中の本庁舎は、地下機械室、億条機械室、議会内明かり取り窓等で計598.1㎡。

Q4.民間建築物解体時のアスベスト飛散対策が各地で取り組まれ、条例化した自治体も増えている。たとえば、先進的と言われた練馬区、我孫子市の条例はそれぞれどのような特徴を持つのか。
A.練馬区では500㎡以上の場合は住民説明会を義務付けているが、我孫子市も含め、飛散性のアスベストだけでなく成形板(床板や壁板として練りこんであるもの)の除去についてルール化している点が特徴。

Q5.東村山市においても、民間建築物解体時の飛散防止のための取り組みについて、行政として責任を持って進めるべきと考える。対策を中心的に担う部署はどこなのか。 
ルール・基準づくりをスケジュールに載せ、実現を図っていくべきと考えるが、市としての見解を伺う。

A.現在、500㎡以上は東京都多摩環境事務所へ届け出、それ以下は市に届け出が必要であり、法に基づいて厳正に対応している。また、近隣市で対策連絡会を構成して情報交換を含めて対応を協議している。
再Q.市のHPでは対応窓口が対象に応じていくつも羅列されているが、市民から見てわかりやすいように窓口を一本化することはできないか。市民への情報提供、周知、今後のルール化を含め、対応をお願いしたい。
A.至急一本化していけるよう協議していきたい。

2.市の道路行政を今問う。次の世代にどんな街を残すのか?

11月26日朝、東京都建設局による都市計画道路3・4・11号線の準備作業が住民への十分な説明のないまま始められ、現地へ赴いた。17年11月に一度だけ開かれた近隣住民に呼びかけた事業説明会以後、東京都は地域住民に説明責任を果たしてきたとは言えない状況である。
西口再開発同様、今回も「昭和37年の都市計画決定」が事業の根拠となり、「計画通り粛々と進める」としているが、45年前に計画決定されたということは、現在、将来の客観的状況をもとに必要性を検討すべき対象であるということではないのか。
東村山市は緑あふれる街を謳い文句とし、市長自身の最大の公約でもあるが、現在のような「開発と緑」両論併記のまちづくりは不可能なのではないか。
従来の都市整備・まちづくりについての基本姿勢を根本から議論すべき時であり、東村山市がどういう将来都市像を描くのか、何に優先的に金をかけるのか、という根幹に関わることだと考える。
市として、東村山市民は何に魅力を感じてこの街を選択しているのか、市民のニーズをどう感じ取っているのか、大変気になるところである。地味でもいいから緑や野の風を感じながら穏やかに子育てを楽しみ、老いてもなお暮らし続けたい、という方が多いと私は日々感じている。以下伺う。

Q1.「3・4・9(東村山駅西口~武蔵大和方面)」「3・4・11(東村山老人ホーム~久米川町間)」「3・4・26(ロンドスポーツ脇)」「3・4・27(東村山駅東口~スポーツセンター間)」の都市計画道路は、いずれも既存の幹線道路があるのに、そこにほぼ平行に計画された道路だが、なぜこのような計画になったのか。45年前にそれぞれの道路が必要とされた理由を明らかにしていただきたい。
A.駅を中心に放射状に伸びる骨格道路、東村山・久米川・秋津の3極を結ぶ道路としての必要性から計画されたもの。
都市計画決定を行ったということは、建物等に規制をかけることになり、道路建設を約束しているということ。医療センター内を抜ける3・4・11号線は、将来的に飯能所沢線の受け入れを含めて生命線となる道路である。
都市計画道路は、活力、安全、環境のために重要で、生活道路への通過車両を流入させないためや、歩道整備を進めるため、防災上の観点からも必要なものである。

Q2.都市計画道路3・4・11号線計画の前提となっている所沢街道の混雑は計画以後どう推移しているか。17年度に実施された交通センサスの結果を明らかにされたい。全線開通予定としている20年、30年後の交通量予測はどうなっているのか?
A.平成11年では8,750台であったが、17年度では9,260台となっている。20年後の推計はない、との東京都の答である。

Q3.都市計画道路の整備率を問題視されているが、なぜ近隣各市に比べて低率になっているのか。その要因を明らかにされたい。
A.都市計画道路の整備率は、区部で平均60%、市部で40%だが、東村山は18%である。道路率という数値も、国立で14.5%だが東村山は17位の9.7%。
低率なのは人口急増期に学校建設等に追われた結果と考えている。

Q4.青葉町1丁目地内から府中街道に至る計画区間の用地取得、道路築造にかかる費用はそれぞれ概算いくらと推計するのか。また立ち退きを求められる家屋は何件あるのか。都市計画道路3・3・8号線(府中・所沢線)の用地取得、築造に要する費用についてはどうか。A.事業主体である都へ確認したが、数値は申し上げられないとのこと。
バブル時に建設を始めた3・4・26、3・4・27号線の例では、道路1mあたりの築造費用は平均すれば700~800万円かかったので、それをもとに想定すれば1mあたり500万円くらいではないのか。これには補償費用等は含まない。

Q5.21年度着工としている東村山キャンパス内において、伐採が必要と考えられる樹木はどれほどあるのか。緑地から道路に変わる面積はどれほどか。これによって市内の緑被率はどう変化するのか。
A.都によれば、どの程度の樹木を伐採するか移植するかは未定であり、数時は示せないとのこと。道路にかわる面積は約2,500㎡。
緑被率は明らかではないが、みどり率という指標では現在702.9haに対して0.25haなのでそれほど影響はないとみられる。


Q6.今や、所沢街道よりも東村山老人ホーム前の都道226号線の混雑の方が激しいことは明らかである。今回の区間が開通すると、都道226号線の車両は日量何台増加する見込みなのか。

また、226号にぶつかって行き場を失う車両は、鷹の道や夜行通りを抜けることになるだろう、と以前答弁されているが、台数はどう推計しているのか。16m道路接続によって市場方面から大型車両も増加すると考えられる。対象地域には見通しの悪い生活道路も多く、大変危険な状態が予測されるのではないか。市としてどう責任を持って市民の安全を守るのか?
A.東京都として推計はしていないとのことである。

Q7.10年後、20年後、30年後の東村山市の人口、労働力人口、市税収入年総額、自動車保有台数はどう予測されているのか。
A.現在148,000人の人口は、平成27年で143,200人、23年で140,400人。労働力人口は27年は97,930人、32年は97,662人と推計されている。
市税収入総額は長期的には若干の増傾向。
女性は高齢者の免許保有者が増えるの自動車保有も増加傾向と見ている。

Q8.計画から40年以上が経ち、ようやく3・4・26と3・4・27は一部開通となったが、その先は見えない。3・4・11は現在大きな問題となっており、3・4・9も開通を信じる住民は少ない。いずれも農地をつぶし、林を消滅させ、既存の建築物を多数解体除去することは否定できない道路建設である。
一方で市は、今後数十年かかっても完成するかどうか、という道路の新設を理由にして、既存の幹線道路や踏切の改良整備に本腰を入れていない。
超高齢・人口減社会を目前にしている今、巨額の補助金を頼りにして街を造り直す、という発想から、自前の財政を中心に既存の道路や踏切に少しずつ手を加え、ベビーカーや高齢者でも安心して歩行できる街に着実に変えていく、という道へ舵を切り替えるべきではないのか。市長は20年後、30年後の社会、東村山をどう予見しながらまちづくりを考えているのか。ぜひ所見を伺いたい。

A.将来を予見することは大変難しいが、車社会からの撤退や消滅することは考えにくい。高齢者の免許問題などをどうするかは別の問題としてあるが、保有台数も免許者数も増傾向と考えられる。
確かに今後、選択と集中をどうするかということは重要なテーマであるが、都市計画決定した道路の位置づけは重く、100年かかっても200年かかっても整備していくべきものであると考えている。

3.西口再開発について

Q1.お茶屋(組合副理事長)と和菓子屋(事務局長)間の廃道の取り扱いはどうなるのか?売却先と売却面積、売却価格(㎡単価)を明らかにされたい。
A.11月27日に払下申請人2名(田中氏と深井氏)から申請があり、市有財産運用委員会で取り扱うこととなる。幅員2.73m、延長14m、面積39.1㎡である。

Q2.駅前広場が新設されると、東口と同様に条例適用となるはずだが、どのような準備が進められているのか。現状の東口と久米川駅南口については、どのように構内利用業者は決められているのか。駐車施設使用料はこの10年、それぞれどのように推移しているか。
A.協議会を設置して対応している。1か月1台あたり6,000円と定めて徴収しているが、徴収していない市もある。

Q3.今年度、組合が契約を結んでいる事業名と事業者名を明らかにされたい。
A.※数事業について報告がありましたが、メモしきれず…。

Q4.組合支援業務19年度分の入札結果を詳細に明らかにされたい。
A.セントラルコンサルタントと新都市開発機構に随意契約で2,635万3,000円。継続性を重視することから随意契約としていると聞いている。

Q5.業績不振が続く東亜とセントラルについて、事業完了前に撤退した場合はどうすることに決められているのか。
A.業績不振にあるとは考えていないが、万一そのようなことがあった場合は、市の場合と同様の対応となる。

Q6.市川市や港区の超高層マンション建設で相次いで偽装工事が問題となっている。当市の場合は、基本設計は100mビル経験のないセントラル、施工も単独での100mビル施工経験のない東亜が担っており不安の声がある。行政として一段と厳しい監視、監督の姿勢で臨んでいるのか。
A.ISOも取得している三菱地所設計が監理にあたっているので問題ないと考えているが、さらに厳しい姿勢で対応している。

Q7.着工から約9か月。工事車両の目印をつけない車両が増えたり、大型車両の進入、住宅地の真上でうなるタワークレーン等で、近隣・沿道は大変厳しい思いをしている。住民の不安解消、情報提供はその後どのように行われているのか。
A.指摘のようなことがあれば是正するよう指導したい。
情報提供は、組合が駅前の掲示板の活用やニュースの発行をしてきたが、今後も積極的に情報提供をして周知を図るよう、ニュースの継続発行も指導していきたい。

Q8.区画道路用地取得の進捗状況はどうなっているのか。
A.現在約60%。44件中28件が完了している。

Q9.事業が終了し、組合解散後に書類が一切残っていない再開発組合事業が後を絶たない。会計書類を含めて主要な書類は市として保有しているか。
A.補助金関係を含めて都や国に対して書類を提出する際には市を通じて行っているので、必要な書類は保管をしている。事業終了後は管理組合が引き継ぐこととなる。
再Q.組合解散後に必要な書類が残っていない再開発組合施行事業が数多くあるのが現実。以前、組合の理事議事録を市が保有していないことをめぐって議論をしたが、一段と厳しい姿勢で臨んでいただきたい。


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【2007/12/11 23:55】 | 議会報告
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