無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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8月29日からちょうど1か月。
季節は真夏から一足飛びに晩秋へと移り変わってしまったかのようですが、会期32日間の9月議会が昨日閉会しました。

最終日の昨日は、3つ常任委員会と決算特別委員会の委員長報告に約1時間。
その後、議案第59号「市立第八保育園指定管理者の指定」の審議がお昼をはさんで3時前まで。そして議案第60号「一般会計補正予算第2号」審議(草の根以外の賛成多数で可決)、教育委員の人事議案(草の根以外の賛成多数で可決)、議員提出議案としての意見書採択(草の根はなぜか採決前に毎回退席するので、全会一致で可決。但し今回は21号のみ共産以外の賛成多数で可決)等と進み、6時少し前に全議事日程を終了しました。
今議会の審議結果一覧はコチラの「9月議会」分からご覧になってください。

閉会後、いつもの通り「議会報編集委員会」を短時間行いました。
今議会の様子をお伝えする次号は11月15日発行予定ですが、1面トップには「第八保育園指定管理者指定」を掲載すること等を決めて解散しました。 


第八保育園議案では、極めて簡単な提案説明が所管から行われた後、鈴木議員(自民・自治)がまず質疑に立ちました。

その最初に鈴木議員は、議案提案の仕方について苦言を呈しました。
薄井議員も事前に指摘をされていましたが、あれだけ大きな問題になっていた事柄であるにもかかわらず、22日の議案配布日には指定をする管理者名程度が書かれた1枚と、午後になって経過を示す簡単な1枚のペーパーのみ。いわゆるペラ1×2。
おそらく、鈴木議員、薄井議員や私だけでなく、他の議員からも「どうしてこの程度の説明資料なのか?」という質疑が事前に出されたからでしょう。その後に追加の資料が慌てて示されました。
しかし残念ながら&予想通り、その中身は、もっとも開示されるべき「選定の経過や結果」等に関するものは一切含まれておらず、管理者に指定する予定の法人がプレゼンに提出した資料の一部に過ぎませんでした。行政の責任において作成されたものではない、そんなものだけを出してくる感覚について問いただす質疑が複数の議員からなされ、「時間がなかった」旨の答弁があり謝罪もありました。しかし、緊張感がないのか、庁内に不満がくすぶっているからなのか…。
いずれにしても、今回に限ったことではありませんが、それが地方自治法の定め、通常のルールだ、などというレベルを早く脱却してほしいものだと思います。

細かい質疑についてはメモが取りきれなくてとてもお伝えできませんが、ほぼ全会派が、市の姿勢、対応、考え方についてそれぞれ厳しい質疑を重ねることとなりました。

その上で、賛成討論を福田議員(共産)と私が、反対討論を矢野議員(草)が述べた後、採決を行い、草の根以外の会派の賛成多数で、社会福祉法人ユーカリ福祉会を来年4月以降5年間の指定管理者として指定することが決まりました。

私も6分間の持ち時間すべてを使って質疑と討論を行いました。
そこで強調したのは、この間の説明で市が繰り返してきた「市と第八保育園による説明・周知が足りなかったことで、市民・利用者の理解が成熟しなかった」というのは間違っているのではないか、ということです。
3年前に初めて導入した制度について、私たち議員、そして第八保育園を所管する保健福祉部が、導入直後から当然しなければならかったことをしてこなかったことが、今回の混乱を招いた最大の原因があると考えています。

答弁からも、この3年の間、評価機関が存在しなかったことが確認されました。
そして、選定委員会の構成等を、所管だけの内部判断で進めたことがわかりました。
恣意的に流れやすく、透明性や公正性に疑問を持たれやすいというのが、指定管理者制度の大きな弱点です。そのことをしっかり理解していれば、いずれもそうはなっていなかったでしょうし、そうしてはいけなかったのです。

私は、所管と議会の怠慢であり、そのことを高い代償を払って学んだのだと受け止めています。

だからこそ、「今後」が問われます。

不透明な、説明責任に反するようなことが一点でもあったら、アウトです。
残念ながら所管の答弁は曖昧なものが多く、時間があればさらに問いただすべき点がたくさんありました。しかし市長の答弁からは、今回への反省と、今後の重みについて十分受け止めていると感じるものがありましたし、所管責任者として答弁に立った次長も、忸怩たる思いを持ちながらであったように感じました。

傍聴席には、今回の問題を本当に心配されていた保護者の方たちをはじめ、何人もの方たちが固唾を飲んで座っておられました。どうお感じになったのでしょう…。
 
誰や彼のせいにしている場合ではありません。
行政と議会が責任を持って、子どもと親が安心して通い続けられる保育園のため、反省に立って改善に汗をかくしかないのです。

そして一般質問の際にも述べましたが、同じテーブルに着こうという意思がある者同士は、違いを認め合い、乗り越え、力を合わせてやっていけるはずです。

それをせずに利用者が苦しみ続けている保育園に、今日も多くの親子が通わなければならない現実が一方であることを、市は本当にどうするつもりなのでしょうか?
今回の騒動で、その解決をまた先へ送った責任を痛感してほしいと思っています。

私自身は、改めて一から指定管理者制度について学び直そうと思っていますし、同時に、本来追いかけるべき問題の追及を続けていきます。




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【2008/09/30 23:26】 | 議会報告
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昨日は、北山小学校の運動会にお邪魔しました。
雲が多いながらも爽やかな青空が八国山の緑をバックに広がっていました。

全ての学年に以前勤めていた保育所の子ども達がいるので、予定を大幅に延ばしてお昼まで楽しみました。どの子もホントに楽しそうで、学校という社会でいろんな力をつけて育っているんだなぁ、と親戚のおじさんのような気分でしみじみ…。
さらにお昼もみんなの輪の中で楽しませてもらいました。
遠い田舎から出てこられたおばあちゃんや親戚の方たちもいらっしゃり、おかずを分け合いながら笑い声の絶えない楽しいお弁当でした。いやぁ~おいしかった。

低学年の「おたすけ綱引き」

5年生の100m走

昔も今もエキサイト!玉入れ

さて、8月29日に開会した9月議会。明日(29・月)が最終日となります。

明日はまず、各委員会に付託された議案や請願についての審査報告が各委員長があります。おそらく、午前中いっぱいかかるだろうと思います。

そして午後、最終日の本会議場で即日結論を出す「追加議案」2本…第59号「東村山市立第八保育園指定管理者の指定」と第60号「一般会計補正予算」、そして教育委員会委員について同意を求める人事案件1件が順に審議されます。

一般会計補正予算は、学校耐震化工事の前倒し実施に要するものが大きく、他に東京オリンピック招致活動について都からおりてくる予算等が含まれています。

第八保育園指定管理者の指定については、8月初旬に新聞等でも大きく取り上げられ、コチラコチラで私も自分の考えを記してきました。

明日は以下のような柱で、持ち時間6分のほぼ全てを使って質疑に立つつもりです。


1.辞退以後、議案提出までの事実経過について
2.議案の内容について
3.3年前から今回の選定を立ち上げるまでの問題点について
4.今後について
5.今回の混乱を生じさせた最大の原因は何だと結論づけているのか


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【2008/09/28 16:39】 | 議会報告
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今朝の朝日新聞毎日新聞も取り上げていますが、10月1日開館を前に「子育て総合支援センター ころころの森」の見学会が開かれたので、昨日(25日)夜7時前に訪ねてみました。
ころころ8


旧多摩東村山保健所を改修した2階部分が「子育て総合支援センター」、1階には近所のプレハブ施設で運営をしていた社会福祉協議会が移転をしてきます。
シンボルツリー

バリアフリー&柔らかな床

落ち着いて飲食ができるコーナー

おもちゃは手づくりがいっぱい

ベビーカーのままエレベーターで2階へどうぞ。広いベビーカー置場があります。

「ころころの森」の第一印象は、思っていたよりかなり広い、ということでしょうか。
また、計画段階で心配されていた床材がだいぶ柔らかなものに変わっていたり、ワークショップを通じて参加者によってつくられたかわいい飾りがあったり、白梅の学生さんたちによる手作りおもちゃが随所にあったり、お弁当をゆっくり食べられるコーナーがあったり…と、短期間の準備の中でかなり修正と工夫を重ねてこられたことを感じます。

正直言って、都から取得した経緯にも、取得後の準備段階にもかなり問題がありました。
都から7割引の払い下げだといっても、財政難の中で今優先して買うべきなのか?
いきいきプラザ3階の子ども家庭支援センターや他の子育て支援施設との整合性はどうなるのか?
西口駅ビル内施設、縄文体験館、子育てひろばとともに新たな公共施設が野口町だけに集中しすぎではないのか?
行政、大学、NPOの「三者の協働」というが、それぞれの役割と責任がよくわからない…等々。

関係者の努力によって解決・解消されてきた課題もありますし、今後運営をしながら整理・修正しなければならない問題も残っているように思います。

ともあれ、来週の水曜日にはオープンです。
東村山にはなかった、ちょっと素敵なハードであることは確かです。
大事なのはソフトですし、どんなソフトにしていくのか、なっていくのかは、2008年に開設する施設ですから、ぜひ、行政らしくない柔らかな発想を大事に、市民参画で全市の市民に愛される施設に育てていってほしいなと思います。
走りながら考える、というのも悪くないと思いますので。

場所はこちらです。 


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【2008/09/26 22:55】 | 子ども&子育て
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どうなんでしょう?
恩多ママ
せっかくできたのだから一度は行ってみようと思ってます。でも私のまわりは全然さめてますよ。
車で動ける人は行けるんだろうけど、ベビーカー押してバスに乗って、なんて考えるととてもとてもね・・・。
どうしてまた野口町なんでしょうか?
夫も一緒にと思ったら日曜はお休みですよね。最近は土曜日ほとんど出勤になってしまってますし。
オープンしてからはごった返しているのでしょうか?




Re:どうなんでしょう?
佐藤まさたか
恩多ママさん ご意見どうもありがとうございます。

市内全域から多く方が利用してくださるかどうかが大きなポイントですので、相当な努力と工夫が必要だろうと思います。
現状ははっきり言って、かなり大きな子育て広場、という感じですが、近所にはちょうど一年前にオープンして順調な「野口町子育てひろば・ぷくぷく」もあります。億単位をかけて開設しながら、大きな子育て広場、という域を脱さなければ、税金の無駄遣いだと言う声も上がってくることでしょう。
遠くからで申し訳ありませんが、とにもかくにも、一度利用なさって、また感想をお聞かせいただけたらと思っています。


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23日(祝)の午後、市民センターへ出向きました。
「子どもと文化と地域をつなぐ街in東村山…文化力と未来を描く力」と題して開かれたシンポジウムに参加するためです。
主催されたのは、東村山子ども文化地域コーディネーター実行委員会(市教委、老人クラブ連合会、子ども劇場等で構成)で、昨年開かれた第1回目の続編という感じでしたが、今年もまた心地よい刺激を受けて帰ってくることができました。


100名近い方で会場はいっぱい


今年もメンバーとしては昨年と同じ顔ぶれでしたが、今回は初めからシンポジウムの形式。
森本真也子さん(NPO法人子ども劇場東京都協議会専務理事)のリードでスタートし、中川幾郎さん(帝塚山大学教授/日本文化政策学会会長)、渡部市長、山岸明希子さん(東村山子ども劇場運営委員長)が、それぞれ25分程度の発言の後、会場の参加者から「私のミニ政策提言」を集め、それを受けてさらに話は続き…と、あっという間の2時間半となりました。

中川幾郎さんは、地方自治についての専門家、特に自治体における文化政策論の第一人者として知られている方ですが、肩書きより何よりも本当にお話が具体的で、熱っぽく語られる関西弁にぐんぐん惹きつけられました。
・街の中に縁側をつくろう。その主役は子ども達とお年寄り。
・面識社会をつくっていこう。それは近所同士のあいさつから。あいさつもしないで要求ばかりするのはやめましょう。
・共同意識の高い市民をいかに育てるかが、これからの都市間競争のポイントになる。
・子どもと若者をもっと登場させる施策を。
・(この街から)逃げも隠れもしない市民を育てよう。
・資源やビジョンの外部評価をすすめよう。
・なわばり意識を捨てよう。同質性だけで固まったらアカン。
・変わることはオモロイことや、というところが発展していく。等々…

続いて山岸明希子さん。
・子ども条例を東村山でもつくろうよ。
・逃げずに人のつながりをつくっていきたい。
他にも、ご自身の実感をもとに、ビジョンや思いをたくさん話しておられたのですが…書き留める間もなく…子育て真っ最中のお母さんとしてもエネルギーに満ちた元気の出る話だったなぁという印象は強く強く残りました。

そして渡部市長。
慣れない場で緊張している、と話し始めた市長ですが、軽妙洒脱な中川さんと元気印の山岸さんに挟まれて、いつになく自由で楽しそうな感じに見えました。
・もともとの街の資源を活かした文化振興を図っていきたい。
・それは八国山を中心にした緑、農地、そして…
・東村山には、病院、老人施設、そして霊園という、人生の四苦と言われる中の三苦に関わる施設が集中してきた歴史的経過がある。全生園もあり、人の命、人権について学び、考え、弱者に対する共感や想像力が豊かな子ども達を育んでいきたい。
・文化は、アクセサリーではなく、アイデンティティ。その街の固有性を作り上げているのが、その街の文化だと思っている。


正解を導き出すシンポジウムではないのですが、様々な違いを超えて横につながること、開かれた場をつくっていくこと等、感じたものには共通の素材がたくさんあったように思います。


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【2008/09/25 23:06】 | 子ども&子育て
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では、総務費の続きから印象に残った質疑をメモの範囲で報告します。
【総務費】

駒崎議員)決算書類がわかりづらいように思う。財源について一般財源と国や都の補助金の内訳を記載するなどの工夫はできないか?
会計課長)法に従って作成している。最近は包括的な補助金が多く、内訳をそれぞれ示すためには、会計システムの改修も必要となるので費用もかかる。検討課題とさせてほしい。
市長)確かに個々の事業にどれだけコストがかかったのか等についてはわかりづらいと思う。全てをすぐに、ということは難しいと思うが、いくつかをモデル的に取り上げ、事業毎のコスト把握をしていけるよう研究していきたい。


保延議員)電子ロッカーの実状と今後は?
情報推進課長)年間利用は3件。1件あたりのコストは48万円となる。年間保守点検契約を結ぶことをやめ、ランニングコストをかけない形に変えたので、今後も経費をかけずに運用したい。

大塚議員)市が19年度にかかえた訴訟について説明を。
政策法務課長)新規2件、決着3件の計5件であった。
新規についての1件目は、政務調査費に関して監査請求が却下されたことを受けて提訴され東京高裁で争われれている裁判の着手金31万5,000円。2件目は嘱託職員への退職金支払について監査請求が却下され、高裁で敗訴したことを受けて最高裁へ上告された裁判の着手金として21万円。
決着の案件の1件目は、公用車使用について19年5月30日に市の勝訴が高裁で確定した成功報酬として21万円。2件目は廃棄物審議会議事録の開示請求をめぐる訴訟で19年8月29日に市の勝訴が高裁で確定した成功報酬で42万円。3件目は市営工場アパート明け渡し訴訟が19年1月30日に地裁で確定した成功報酬として52万5,000円。
もう1件、市が控訴した案件がある。


大塚議員)防災備蓄品の入替で、紙おむつや生理用品など使用(賞味)期限のない品目はどうなっているか?
防災安全課長)期限のないものは入替対象になっていないが、足立区のみで紙おむつや生理用品も6年毎に入れ替えているようなので研究していきたい。

朝木議員)議会の委員会による行政視察、会派による視察の視察先ランキングはどうなっているか?
議会事務局次長)ランキングするほどの偏りはない。あえて言えば、大阪、愛知、兵庫、広島等が複数ある程度。
朝木議員)ランキングを、と通告したはずだ。思った通りだ。答えられないのだろう。次の質問に移る。天下りの実態は?
人事課長)天下りという概念はない。
朝木議員)概念がないなんて言っていると、とんでもないことが起きますよ、と警告しておく。訴訟委託料について、市議会だよりが原因で市が敗訴した裁判(※原告:りんごっこ保育園園長)は、人の名誉を毀損しておいて何百万円もなんて、なんなんだと思う。市長も議員であったから聞くが、(賠償金については)関係した議員が支払うべきではないのか?
市長)係争中だから答弁は控える。
朝木議員)(大塚議員の質疑内で)なぜ敗訴事案について言わないのか?(政務調査費、嘱託職員、公用車の訴訟について自分は)当事者だが、私たちは(裁判を通じて現在まで)7,600万円の税金を市に取り戻していることをはっきり言っておく。


佐藤)緊急財政対策による抑制額は、管理職、一般職、それぞれ総額いくらなのか?措置が解除されると、影響額はどうなるのか?ラスパイレス指数はどうなるか?
職員課長)19年度は、管理職は4.12%削減で3,526万2,000円、一般職は2.92%で1億4,970万1,000円。措置を解除した場合のラスパイレス指数は、現在の98.5から100.8となる。

佐藤)職員の職階別構成で、他自治体より高いのはどこか?54% が主任職であり、肩書きがない職員が12%というのは他市も同様なのか?
人事課長)同じような構成なのは、昭島、立川、清瀬、多摩の4市ある。

佐藤)タウンミーティングでは市長が自分の言葉で語るため、考え方の違いを超えて評価する声を聞く。一方で、議会の所信表明、答弁については、どのような流れで作られるものなのか。説明いただきたい。
企画政策課長)市長の基本方針に各部から上がって来た事項を加えて整理の上で作成する。
佐藤)そういうことだと思うが、市長が替わったのに所信表明の構成や表現はそっくりであり、メッセージが伝わってこないことは残念。言葉の持つ力についても大切にしてほしい。

佐藤)市として、行政運営に資する各種情報をどのように得て、活用しているのか。また、当市の各種情報の発信についての視点と取り組み、体制はどうなっているか。
企画政策課長)※市報やHP等による発信、各種媒体からの情報収集について概括的に答弁。長くて書き留められませんでした。
佐藤)18年度いっぱいで、インターネットによる自治体向けの情報配信サービスの受信をやめたはず。そのサービスがベストかどうか、規模をどうするかの議論はあると思うが、代替策もなく全廃したことの影響はないのか?
政策室長)現在は、各種検索システムやアラートを利用することで対応できるので、影響はないと考えている。
佐藤)昨日、報道機関に対して「財政難のために従来行ってきた報道機関への市報郵送を取りやめる」と連絡をしたというのは事実か?

※突然の質問だったこともありますが、市長や副市長、政策室長以下、誰も事実を把握していない様子で、議場にいなかった広報公聴課長が急遽呼ばれました。

広報公聴課長)財政への影響が大きいわけではないが、コスト削減の考えから昨日そのような連絡をしたことは事実。しかし、着払いでもいいから送ってくれという反応もあったことから、取りやめることを取りやめるという連絡を改めて各社に今日入れたところ。
佐藤)所管を責めるために訊いたのではないことをわかっていただきたい。こういう意識、こういうスパイラルに現場が陥っている現実をどう考えていくのか、ということだと思っている。
確かに財政は厳しく、コスト縮減を進めなければならない。しかし、メッセージの出し方を誤ると、時には取り返しのつかないダメージを被ることもありうると考えている。タウンミーティングでも、率直に市財政の厳しさを語る市長の姿勢は間違っていないと思うが、出席した方たちからは「早めに他市へ移ったほうがいい、とも聞こえた」と聞く。
大変難しいことだとは思うが、実態をさらに伝えるとともに、どういうメッセージを発信するのかについては私も十分考えていきたいと思っている。


佐藤)個人情報保護審議会に諮られた「外部委託処理に係る諮問」の7件について、その諮問は全て適切な時期に行われたか。
総務課長)6件については適正に処理されたが、1件だけ、施設開設時後に行ったケースがある。所管課と総務課の連携が不足したことによるもので、以後そのようなことがないように改善を図った。

佐藤)職員定数削減についてどう進んだか?新市長として改めて定める考えはないのか?
市長)第三次計画期間の中で90名削減してきた。今後10年間で40%の職員が定年を迎えるので、退職者不補充を念頭に置きながら考えていきたい。

佐藤)文書管理について課題はないか。文書の個人所有の排除、組織共有はどう進んでいるか。
また、決裁に用いる印鑑の管理、扱いについては、必ず本人が行うことが徹底されているか。決裁印の重さについては、どのように教育が徹底されているのか。

総務課長)ボックスファイリングシステム等を導入し、適切に迅速に処理できるようなっている。決裁印については、大変重要なものであり、その重さ、管理についても教育を徹底している。
佐藤)なぜこんな質疑をしたのかというと、決裁書類によって、全てシャチハタが並んでいるものが見受けられるからだ。それによって直ちに不適正な扱いがされたとは言わないが、第八保育園指定管理者をめぐる書類の中にも、部内決裁で済んでいるものなどにシャチハタだけの押印が並ぶ書類がある。今後は適正、厳正にやってほしい。





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【2008/09/23 10:41】 | 議会報告
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決算審査の結論は昨日お伝えしましたが、個別の質疑をどこまでお伝えしたかと言うと…総務費の北久保議員(自民・自治)まででしたね。
総務費は一見地味なのですが、市役所の運営そのもの、人事、組織、マネージメント関係の経費が主であり、私にとっては年々関心が増し、深く細かく掘るようになってきた部門です。
今回も残しておきたいやり取りがたくさんあったので必ず報告しますが、まずはどこから伝わったのか不思議でならない「りんごっこ保育園が返すものを返した」という件について、お問い合わせもたくさんいただいているので簡単にお伝えします。


りんごっこ保育園が、16年10月~17年3月までに支払われた国庫補助金の一部(83万9,800円)を余計に受け取っていたことが確定し、市から再三返金を求められていたのに返していないということを先日報告しました。(「返すものは返したのか?入れるものは入れたのか?」)
この問題については、私が行った9月4日の一般質問で明らかになり、今年4月以来、市から3回にわたって返還を求められていながらその段階では返していなかったわけですが、17日(水)夕方の私の質疑に対して「昨日付で返還された」と児童課長が答弁したことによって、初めて返還の事実が明らかになりました。
「根拠を示してほしい」云々と言い出していた同園の高野園長ですが、さすがに市が19年2月27日に既に該当する金額を国に返還しているのですから、これ以上ゴネることが賢い選択でないことくらいおわかりになったようです。
指摘をされたから返した、と受け取っておくことにしましょう。

矢野・朝木議員のHPを見る限り、「教えてあげよう」だの、所管課長に失格の烙印を押したり、市長や部長を無知呼ばわりしているのですから、保育行政については誰にも負けない高い見識をお持ちのようですう。そういえば、私も「あれこれ言うのは100年早い!」と言われていましたっけ。
であるならば、初めてみる人がさっぱりわからない品性を疑いたくなるような表現や中途半端な言い回しなどではなく、この国庫補助金問題についても専門家らしい詳細なご高説を丁寧に開陳してほしいものです。
何が補助金額錯誤の原因であったのか、なぜ今頃になって耳を揃えて返すことにしたのか等々、ちゃんと説明すればいいだけの話なのですから。


それから、19年度決算における市内私立保育園8園についての「保育材料費(一人あたり月額)」が明らかになりました。
つぼみ保育園…1,025円 久米川保育園…1,386円 花さき保育園…2,665円 東大典保育園…4,174円 ふじみ保育園…1,282円 わくわく保育園…670円 つばさ保育園…964円 りんごっこ保育園…309円

それにしても不思議なことがあります。
東村山市は、18年6月には明らかになったりんごっこ保育園への国の補助金過払いについて、19年2月27日には市として国に返還したのに、園に正式に通知したのは今年20年4月になってからです。
19年度の1年間、東村山市はいったい何をしていたのでしょう?

また、りんごっこ保育園の保護者が相次いで転園したいと市に申し入れている件で、決算委員会の場で朝木直子議員は、「謀略めいた動き」「職員に退職をそそのかしたり、辞めないと嫌がらせまでしている」「まさに自作自演だ」といきり立ち、「(答弁の一部)誤りをただ訂正するだけで済むのか?」と市に迫りました。
さらに、最低基準を満たしていないと2月に改善を求めたことについて「そういうことが保護者の不安を煽っている。保護者を不安に陥れたのは誰ですか!?」とたたみかけ、最後に市長に対して「このままで通るとは思わないでください」と言い切りました。
また裁判、でしょうか?

それにしても東京都のみならず、結局のところ市も、悲痛な声を挙げて市役所に駆け込んでいる保護者を見捨てるつもりなのでしょうか?
それくらいは我慢しなさい、ということでしょうか?
もう一度書きますが、認可保育園とは、100%税金で運営されている保育園のことを言い、保護者は保育園の園長ではなく市長に対して入園申請を提出し、選択の余地がない形で市から空いているところへ入れられる、というのが現在の実情です。

自分の子どもや孫が同じ思いをしていても、紋切型の対応で済ますのでしょうか?彼らは。


ところで、明日は午前10時から、私が矢野・朝木市議らを名誉棄損で訴えた裁判の第2回が東京地裁八王子支部で開かれます。
この件についてもまたご報告しますし、24日(水)には矢野市議らが自らがクラス団地の管理費を払わないために管理組合から訴えられている裁判の一審判決が1時10分から同じく八王子で言い渡されるようです。
現職の市議会議員と認可保育園園長が管理費未払いなんて、いったいどんな理屈で争っているのやら…。
対応を余儀なくされている管理組合の方々は本当にお気の毒です。結果が注目されます。



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【2008/09/21 23:56】 | 議会報告
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昨日、4日間の決算特別委員会が全て終了しました。
19年度一般会計決算の認定に賛成をしたのは、自民・自治クラブ、公明党、民主・生活者ネットワークの3会派。反対を表明したのは、共産党、草の根市民クラブ、地元のチカラ(一人会派・薄井議員)と私(希望の空)でした。
私が決算認定に反対する理由を述べた「討論」を全文掲載します。

尚、国民健康保険、老人保健医療、介護保険、下水道、受託水道の5つの特別会計決算については、草の根だけが全て反対、他の会派は認定することに賛成をしました。


以下、「討論」全文です。

まず、初めてこの時期に決算審査が行われ、成果、課題が多く議論されたことを評価し、休日返上で準備を進められた関係各位に感謝申し上げます。これを来春の予算にどう活かせるのか、市長もわれわれ議会も大きく問われることになります。

その上で本日はあえて、19年度一般会計決算認定に反対する理由を申し述べます。

19年度一般会計について、昨春の予算委員会討論にあたり私は、「退任する市長が負の遺産を未来にわたり固定化する予算であり、容認できない」と述べました。決算審査を通じ、その認識は基本的に間違っていなかったと感じています。土木費、公債費が減額となったのは、関係工事の遅れで先延ばしになったものに過ぎず、今後の負担増は深刻な問題だと思います。
住民投票条例制定運動を通じて多くの市民が求めた西口再開発計画の精査も全く行われませんでした。

そして、強く申し上げたいことは、「緊張感の欠如」であります。

900名に及ぶ職員一人ひとりの皆さんが、本当にこの仕事ぶりでいいのか、市民サービス向上のために頑張っていると胸を張れるのか?その矛先は私自身へも当然向かうわけですが、自省、自戒という姿勢が全職員にあるのか、ということが大変気になっています。
全ての職員が、危機的状況を我がこととして正面から受け止め、共有しているのか?事務執行にあたって様々なことを自分の頭で考え、想定しながらあたっているのか?漫然と右から左へ仕事をしていないか?何か問題が起きても、いつも他人事で済ませてはいないのか?
19年度中に発生した公金着服問題は、まさに象徴的な現象であったと思いますし、19年度に入り、より深刻な状況を呈しているりんごっこ保育園問題も、元はといえば計画が持ち上がった当初の、所管の緊張感のなさが大きな原因だったと私は考えています。

市長は、900名近い職員集団の中で、たった一人、市民の一票一票で選ばれた存在です。ここは、しがらみや慣習を一度すべてリセットし、東村山市を根本から立て直すために、政治家としての明確なメッセージを発信することが必要なのではないかと感じます。その中味を判断するのは市民なのですから。

標準財政規模から見れば適正な職員規模は719名という数字が初めて出されました。今までだったらオモテには出なかった数字のように思います。もちろん、すぐにその数値が実現するわけはないでしょうし、大いに議論が必要でしょう。
しかし、719名で今まで以上の力を発揮するには、組織をどう作り直し、市の職員はどんな役割、仕事を果たすことに変えていくのか?誰や誰と頑張るのか?そこまで徹底的に考え抜いて一度シミュレートしていただきたい。
来年度の組織改編、職員給与の見直し等は、職員組合とばかり向き合うのではなく、市民の後押しが得られるよう、情報を適時適切に開示しながら進めることを提案いたします。役所の論理だけでは役所はもう変えられません。

一方、財政の厳しさは歴史的、構造的な要素が大きいことも確かであり、ないない尽くしの中で新市長を先頭に懸命に、中には体を壊しながらも日々の業務にあたってこられた皆さんがいらっしゃることには、敬意と感謝を申し上げたいと思っています。

変革の可能性を感じていないわけではないのです。開かれた議論を重ね、いい街に変えていきたい。そのことを申し上げ、討論といたします。


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【2008/09/20 10:28】 | 議会報告
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2日目、3日目の様子をアップするつもりでしたが、翌日の質疑準備や、昨夜は今日行う一般会計に対する討論を考えているだけで終わってしまいました。
注目される質疑、お伝えしておきたい質疑がいくつもあるのですが、できるだけ早く書けるようにいたします。
昨日(3日目)は土木費&消防費まで全会派が終わりましたので、今日は教育費をまず扱い、公債費、諸費で一般会計の質疑は終了。すぐに各会派の討論に入り、決算を認定することに対する賛否を諮ることとなります。
その後、特別会計に入りますが、例年より各会派が持ち時間をかなり使ったように思うので、多くの質疑が行われることはないかもしれません。

【2008/09/19 09:23】 | 議会報告
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薄井議員の歳入の質疑から始まった2日目の決算審査。
続いて議会費&総務費の質疑に、自民・自治:北久保議員、公明:駒崎議員、共産:保延議員、民主・ネット:大塚議員、草の根:朝木議員、佐藤、薄井議員が立ちました。
今日はさらに民生費も全会派回ったので、散会したのは午後7時半でした。
それでは、要点のみ、しかも私が気になったところのみですが、メモをもとに報告します。


【総務費】

Q)職員の時間当たり給与は?
A)課長補佐以下でみると、一人あたり2,404円。

Q)退職金は?都や他市との比較は?
A)19年度の定年退職者27名、普通退職者9名の総額が8億9,478万8,291円。一人あたりにすると2,485万5,000円。定年退職者平均は2,729万9,000円。
都は2,590万円、近隣市は東久留米市の2,622万4,000円から東大和市の2,782万7,000円。

Q)市長は地域手当等を都と同じにしたい(下げたい)とのことだが、そうするとラスパイレス指数はどう変わるのか?
A)職員組合との団交を始めたところだが厳しい交渉になると思う。現在98.5と26市で最低値となっているラス指数への影響は殆どないと思われる。
 18年度から緊急財政対策として給与抑制策をとっており、来年度末で解除すると現在より2.3ポイント上昇して100.8となる。それも踏まえて新たな給与対策を検討している。

Q)今後の定年退職者数の推移は?退職手当基金で賄えるのか?
A)20年度31名 21年度31名 22年度49名 23年度49名 24年度32名 5年間合計で192名。
  総額は51億5,792万9,000円になり、基金残高では到底足りない。

Q)時間外手当の発生が特定の部署に多いのではないか?
A)様々な対策(※答弁は具体的にありましたがメモしきれず)を講じ、縮減の成果は上がっている。さらに改善に努めたい。

Q)本庁舎や他の公共施設の耐震化工事の予定は?
A)小中学校の耐震化を最優先に取り組んでいるところで、現状で同時に行うことは(学校以外には国や都の補助金がつかないこともあり)難しい。できるだけ早く取り組みたい。

と、まだまだ続きますが、3日目の審査が今から始まりますので行ってまいります。
今日は、衛生費から入り、商工費&農林業費、土木費と続きます。
ではまた。


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【2008/09/18 09:57】 | 議会報告
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4日間の決算委員会が始まりました。
今日は19年度一般会計決算の「歳入」について、自民・自治:島崎議員、公明:伊藤議員、共産:田中議員、民主・ネット:大塚議員、草の根:朝木議員、そして私まで順番が回り、明日一番が薄井議員からとなります。
それでは今日の質疑から自分なりのメモを振り返り、印象的な点だけをとり急ぎ記します。


今日は、室岡収入役から補足説明があった後、19年度決算の概括についてや、その状況を表す各指標についての質疑が多くなされました。

その中で、自治体財政健全化法を受けて今回から示されたいわゆる4指標については、いずれも数値上は悪いとは言えないものとなったのですが、島崎議員の質疑に対して市長は、「4つの指標だけでは、むしろ当市の財政実態が正確に表れてこないのではないかと考えている。健全な状態といっても、連結実質赤字比率などは多摩各市と比べても極めて低い数値であり、市民に当市の財政状況を正しく理解していただけるような数値を考える必要があるのではないかと思う。財政健全化のための条例を独自に作った先進自治体もあるので、参考にして考えていきたい。」と述べました。
また、財政課長は今後の財政不足の予測として、20年度は10億円程度、21年度以降は20億から30億程度不足する懸念があると述べました。

19年度末の市債残高については、一般会計で370億7,112万8,000円、下水道会計で281億9,333万5,000円、土地開発公社分として31億3,513万8,000円、合計で684億3,513万8,000円と答弁がありました。

公明・伊藤議員は、様々な指標があるが実質単年度収支を最重視すべきではないかと問い、市も同様の見解を示しました。この数値は19年度もマイナスでした。
また、実質公債費比率が18年度11.8%であったのが、19年度は7.1%と改善したのは、計算における都市計画税の取り扱いを国が変えてきたことによるものであり、決して楽観できるものではないこともわかりました。

市長は、「返す額を下回る範囲で借りていくことが鉄則」とし、「臨時財政対策債がなければ経常的に回せない、経常的収入で経常経費を賄えていないのが実状である」と厳しい実態を認めました。

また共産・田中議員の現実をどう見ているかという問いに対して財政課長は「率直に言ってかなり厳しい」と答え、自治体財政が破綻した時の影響を考えると4指標ができたことは意味があるが、必ずしも実態を表しているとは言えない、と述べました。

また市長は歳入対策として次のことを挙げました。
税の徴収率向上/補助金のつく事業を優先する/資産売却を進める/受益者負担の適正化に努める/中長期的には基盤整備を進めて街の価値を高める/商業や農業振興に努めて活性化させる
歳出対策としては
職員定数を身の丈に合ったものとする(標準財政規模からいうと720名が適正規模だ)/職員給与や手当を適正水準に改める/補助金や借地料の見直しを進める としました。


民主・ネットの大塚議員が公民館有料化について、まず利用率の変化を問うたのに対し、「18年度平均が50.3%、19年度は38.4%。11.9%の低下である」と答弁がありました。
また市長は、「市長就任以来、多くの意見や指摘をいただいている。一定の光熱水費がかかっているので無料に戻すことは考えていないが、有料化によって利用者が大きく低減するようでは、まさに本末転倒だと考えている。利用しやすい料金を今進めている使用料手数料見直しの議論の中で検討していきたい」と答えました。

私は他の会派の質疑でわかったことは重複を避けた上で、以下の質疑を行いました。

1)いわゆる三位一体政策とはなんだったのか。
東村山市としての評価を明らかにしていただきたい。

2)地方交付税のあり方も、改革の名の下に大きく変えられてきた。平成11年度の51億4100万8千円をピークに一貫して削減され続け、19年度には22億5,677万2千円と11年度比で43.9% にまで落ち込んだ。
新型交付税制度導入の国の意図及びその結果とあわせ、東村山市としてはどのように受け止めているのか。また、20年度については増となった要因をどう見ているのか。

3)財政力指数のピークは、平成元年度の0.973であった。また11年度の0.759を底として上昇を続けている。実態がよくなったわけではないのに上がり続ける指数だが、望まないのに1になった時の影響として考えられることは何か。

4)西口再開発の市財政に与える影響について伺う。
市民税の増収分は、いつからどれくらいの額として表れると推計しているのか。
また、それに伴う新たな行政コストは、どのような分野でどれくらい見込んでいるのか。特に、コストについては今まで一貫して答弁がないが、「市財政活性化の起爆剤」を強調してきた事業が来年度には完成を見る以上、何らかの数値は示すべきである。

5)緊急財政対策の目的と効果について伺う。
3か年の緊急対策は、経常経費の抑制を掲げ、投資的経費については枠外とした。つまり、何よりも経常収支比率の抑制を図った対策のはずである。
2年間の結果を踏まえ、見解を示していただきたい。

また、新たに手をつけたハコモノにより、公債費や、委託料や非正規雇用の人件費等を含む物件費が今後かさむことは明白である。
地域福祉総合センター、縄文体験館、東村山駅西口駅前地下駐輪場、久米川駅北口地下駐輪場、西口公益施設、タワービル管理費市負担分、それぞれについて、維持管理に要する費用をどう試算しているのか。

6)滞納、不能欠損となった市民の状況をどう分析しているか。近年で特徴的なことはなにか。

7)差し押さえ倍増の内容について説明をしていただきたい。

8)公民館有料化について、減価償却を算定から除いた場合は使用料はどうなるのか。


この中で、4)の西口再開発の税収効果や新たに発生することがわかっているコストについては、未だに18年度に答弁されたこと以外何も材料がないことがわかりました。事業完成が見えてきた中であまりにも悠長な話だと感じます。学校や保育園、学童クラブ、ごみ処理などに要する経費が発生することは当然なので、正確な見通しにつなげるためにも至急算出するよう求めました。


また5)の新たに手をつけたハコモノでこれから発生する年間維持管理コストの答弁には、ある程度予測はしていましたが、頭を抱えてしまいました。まだ未確定な要素が多いという前提の答弁でしたが…今わかっているだけで合計年間いくらになるでしょうか?
地域福祉センター(旧保健所)…1,000万円
縄文体験館…1,800万円
西口地下駐輪場…4,000万円
北口地下駐輪場…3,300万円
西口公益施設…7,600万円
西口タワービル管理費…交渉中
(今回もおおよその金額も示されませんでした。マンション購入者には管理費が示されているのですから、市の数字も出ているのではないかと思うんですよね…)

億単位の建設コストの負担ももちろん大きいのですが、今後ずっと発生する維持管理コストが実は大きな問題ではないかと以前から懸念し、指摘をしてきました。
心配していた通りにならないようにするには、どうしたらよいのでしょうか…。

公民館については、私も全面無料に戻すべきと思っていません。
しかし、市長が「光熱水道費もかかっているので」と自ら言うように、私は光熱水道費程度にすべきであって、現在のような建物の減価償却費まで利用者からとることはおかしいのではないか、と有料化導入のときから申し上げてきました。
ほぼはっきりしてきた「公民館離れ」の状況は、市民の学習権の保障という基本から判断して、とてもまずいと思います。
今回の答弁で、減価償却費を除けば各施設とも、中央公民館で100~600円程度、秋津で100円~400円等々、今よりも安くなることがわかりました。
ぜひ早めに手直しをしていただきたいし、なにより利用されている市民の声を大事にしてほしいと思います。


明日は、薄井議員の「歳入」の後、「議会費&総務費」に移り、また大会派から順に回ります。
その後は「民生費(福祉関係)」になりますが、これについては恐らく大会派だけで終わり、私たち小会派は明後日となるのではないかと思われます。(が、時間延長があるかもしれず、わかりません)
傍聴にお越しの際は、議会事務局に進行状況を確認の上でお越しいただけるとよいかと思います。


※追記
上記5)の新たなハコモノの維持に係る経費についてですが、それと同時に不要となる経費もあるのではないか、というご指摘をいただきました。それは確かにそうですね。言葉足らずだったことをお詫びし、追記します。

地域福祉センター(旧保健所)については、1階には社会福祉協議会(社協)が入ります。社協が現在お借りしている土地(野口町1丁目)はお返しするので、その借地料と、建物のリース代、そして現行かかっている維持管理費(500万~600万円程度)は不要となることになります。

また、西口と北口の二か所の地下駐輪場が新たにできると、周辺で民地をお借りしている市営駐輪場がいくつか廃止となるので、借地料や管理コストが不要となります。詳しく調べてまたご報告しますが、総計で2,000万円~3,000万円だろうと思われます。

ですから、これらの施設については全く新規分が増額となるのではなく、差額分のはずですよ、というのは正しいです。
ただ、もっと検討の余地がなかったのか?地上分を廃止して地下に多くをしまってしまう駐輪場が、防犯という観点を含めて果たして使い勝手がよいものなのかどうか?お得なのかどうか?等々、私になりに追いかけ続けたいと思っています。



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【2008/09/16 21:30】 | 議会報告
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No title
すごろく
驚きました。
佐藤議員の報告、その内容そのままが、本日の中央公民館の一部屋を利用した我我グループの話題とまったく同じなのです。
1、9月15日市報NO1080の2ページ定例市議会報告所信表明
中、19年度決算概要4指標は健全財政と判断される数値、だが
内容的には実態は数値以上に厳しいこと。のくだり
2、市債残高推移。19年度末で684億円に拡大。
3、公民館有料化。
4、新規「はこもの」の維持費。
等などと、我我サークルでの全部の話題の回答となるものでした。


No title
sato
初めまして。
最近読み始めたのですが、Macだと下記のように「丸に数字」(ですよね?)が文字化けして読めません。
「(1)」など、括弧にしていただくと助かります。

>�いわゆる三位一体政策とはなんだったのか。

Re:すごろくさんへ
佐藤まさたか
初めまして。コメントありがとうございます。

すごろくさんたちの会は、どのようなお集まりなのでしょうか?
市民の皆さんの中に、自分達の暮らす自治体の財政問題を真剣に考えている方たちが確実に増えていることを感じています。
それだけに、実態を正確にすべてお示ししていかなければなりませんし、市民から必要な情報がすぐに手に入る状態を作っていかなければなりません。

これには、行政も議会もだいぶ頑張らなければならないと状況だと思いますが、諦めることなく学び、動き、発進を続けることがとても大事だと思っています。
私などよりずっと真剣に、懸命に街のことを考えている職員の方も大勢います。
希望を捨てずに行きましょう。
総力戦で頑張るしかありません。

私自身、わからなければならないことが本当にたくさんあると考えています。
これからも忌憚のないご意見をいただければ幸いです


Re:satoさんへ
佐藤まさたか
コメントありがとうございます。

申し訳ありません。
以前にも他の方からご指摘いただいたことがあったのに、忘れておりました。
以後十分気をつけるようにいたします。
今後もぜひ時々ご一読いただき、遠慮なくご意見お寄せください。
ありがとうございました。


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