無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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昨日(26日)は、自民・自治、公明、共産、民主・ネットの順に3名以上の会派による代表質問でした。これは初日の市長施政方針説明に対して行うもので、予算審議のある3月と決算のある9月に行われます。慣例からなのか再質問さえせず、内容も重複するものが多いため、正直言って盛り上がりと緊張に欠ける面があり、私たち小会派は一日中だんまりで座っているだけということも重なって、なかなかしんどい一日ではあります。

とはいえ、市政全般に対して包括的に質問と答弁があるので、その時その時にどんなことが課題となっているのかという点を押さえるには、割とわかりやすい場であり、後になって議事録を見る時もそういう面で便利だったりもします。

鈴木忠文(自民・自治)、山川昌子(公明)、清沢謙治(共産)、奥谷浩一(民主・ネット)各議員の順で登壇し、市長と教育長が答弁に立ちました。我々同様、他の理事者や部長は手持無沙汰の一日です…。

おもな市長答弁を記しておきます。


・市債残高は土地開発公社分まで含め、18年度と比べて29億5,000万円、市民一人あたり24,000円削減できた。

・定額給付金は外国人を含め約14万9,200人が対象となり、子育て支援給付金約9,000万円を含め総額約2億6,000万円となる。事務費は8,600万円かかるが、国の全額補助となる。事業本部を2月16日に立ち上げ、3月末に通知を発送、4月下旬には市民の手元に届くよう進める。

・緊急対策「元気を出せ!東村山」では、「東村山ビッグドリームスタンプ事業」を市内600店で展開し、10億円の経済効果を図りたい。

・退職手当債は苦渋の選択。5年間で総額25億5,000万円。15年返済で年2.4%の利率で想定すると元利償還額は31億2,000万円となる。全額が民間金融機関からの借り入れなので、市中銀行による競争入札で決定したい。発行額も極力予定よりも抑制していきたい。発行額とともに、年々の人件費の効果額も公表し、透明性を確保したい。

・第4次総合計画策定のための市民会議。市民と職員95名でスタートした。参加者からは意欲、熱意を強く感じる。多数の参加に感謝している。7回で提言をいただく予定だが、中間報告会の開催等を求める声もあり、回数、進め方については参加者と協議・調整していきたい。

・自治基本条例の制定については、「よくわからない」という市民の率直な感想を聞く。21年度は講演会開催等を通じて市民の間の熟度を見ながら進めたい。

・課長職以上に女性の応募が今年もなかった。職員のモチベーションをいかに高めるか課題。研修や昇任制度の再構築も検討したい。

・ごみの広域処理については、平成4年当時に柳泉園組合(清瀬、東久留米、西東京)と検討を進めたものの、東村山の方から断った経過があり、改めての提起は容易ではない。

・西口再開発地域の区画道路1号と都市計画道路3・4・9号の進捗率は41.49%。底地権者2名、借地権者6名と交渉中だが条件面の調整で時間がかかっている。

・東村山駅周辺まちづくり基本構想は、都市計画マスタープランを策定した当時とは大きく状況が変わってきたので必要になった。

・コミュニティバス路線増の要望が多いことは認識しているが、一般会計からの持ち出しは増加の一途であることから、優先順位の絞り込みが課題。

・大型店の出店が続いているが、当市の場合は影響は軽微だと考えている。

・児童クラブの大規模化に対処するため、6つを2か所化することを決め、21年度は萩山、22年度は青葉のクラブを改築する。

・公立保育園の民間委託化については、23年度から1園の委託を目指したい。保育料については、20年度の見直しで約5,700万円の減収となっているので、21年度に保育料審議会で検討をお願いしたい。

・りんごっこ保育園については、昨年2月以降、保育士が変わったと父母から連絡があり、9月の立ち入り検査の結果、文書指摘ではないものの、一定期間不足していたことが判明した。園には真摯に受け止め、市、父母への説明責任を果たすよう望むものである。

・スポーツセンターは老朽化と、平成25年予定の多摩国体「バスケットボール少年女子」の会場となることから、改修を計画している。

・退職手当債を発行することになったことが、市長就任以来最大の反省点。19年春に市長就任した直後に手を着けていれば、もう少し別の道があったかもしれないとも思う。

・タウンミーティングは現在のところ17回開催。700名以上の市民の参加を得ている。

・職員のモチベーション維持は、人事評価制度と研修制度が柱となる。査定昇給制の導入も十分考えられる。頑張った分報われるような仕組みが大切。

・中央図書館は開館35年が経過し、将来計画は大きな課題。建て替えを含めた抜本計画を次期総合計画時に検討したい。

・投資的経費、普通建設債は西口再開発以前より減少している。財政悪化の主因は三位一体改革による15.4億円の減。ハード事業が財政悪化の主たる要因とは考えていない。




うなずく話あり、首を傾げる話あり。

月曜日から3日間は19名の議員による一般質問となります。




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【2009/02/28 00:02】 | 議会報告
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3月26日までの31日間の会期で、3月議会が始まりました。
初日の昨日(24日)は、午前中に市長による施政方針説明と請願の委員会付託。
午後に入り、各議案の常任委員会付託を決めた後、予算委員会設置と正副委員長互選。その後、即決の7議案の審議を行い、夜6時45分頃に終了となりました。議会報編集委員会が直後にありましたので、私が片付けを終えて議会を後にしたのは8時を回った頃でした。


それにしても、市長の所信方針説明ですが、どうして今回はあんなに長かったのでしょう?通常でも1時間前後はありますが、昨日は約1時間15分。
あれもこれも盛り込まなければならないのでしょうが、あまりに冗漫な感じが否めず、本当に言いたいことが何なのかがぼやけてしまい、あれでは逆効果のように思います。
昨年9月の決算委員会で私は、所信表明や答弁がどうやって出来上がるのか、というちょっとおかしな質疑をしてみました。企画政策課長の答弁は、


所信表明につきましては、まず報告する事項につきまして、各所管から案件を提出してもらいます。これらについて、重要度などの視点で整理をします。これに市長が作成しました所信をつけ加えまして、文体を最後に整えて完成するものであります。

まあこういう答弁になることはわかっていましたが、あえて訊いたのは、議会ごとの所信表明(3月だけは施政方針)に「市長が替わった」感が全然感じられないといつも思っていたからでした。
課長の答弁を受けて私はこう言いました。


言葉の力というか、メッセージ性という点で、私は率直に言って、自分の言葉で語られる、全部答弁書を、所信表明書いてくださいという話をしているわけではなくて、ただもう少し、やはり変わったなという感じが、私は議場で感じられるといいなと感じていたので、こんな話をさせていただきました。

あまりくどくどとするような話でもないのですが、議会ごとの市長の演説は、市民に対する大事なメッセージだと思うのです。(今回分はまだ掲載されていないようですが、バックナンバーはこちらのページで見られます)

そういう意味で、昨日の演説中、誤ったメッセージが発せられた次のくだりをお読みください。


次に、りんごっこ保育園他、東京都指導検査につきまして報告いたします。
昨年の9月10日に行われました「りんごっこ保育園」及び「りんごっこ第一保育園」に対する東京都及び市による指導検査及び立ち入り調査の結果が去る12月に明らかになりました。
「りんごっこ保育園」に対し東京都は、9月の検査日当日のメモとして、「配置基準は満たしている」としていましたが、最終結果として、文書指摘としてではないものの「一定の期間、看護師を保育士と見なす規定を充てたとしても、一時的な配置数不足は否めない」として、保育士の退職に備えて、職員配置基準に示された職員配置に不足が生じないよう必要な措置を講じることと「助言」をしております。
これらの「助言」を真摯に受け止め、認可保育園として、更なる市との連携をお願いするものであります。


やっぱり職員は足りなかった」という結論が公式に明らかにされたわけですが、文末の腰の引けまくった表現は、少なくとも昨年2月から続いてきた現実を見れば、到底許されない無責任なものだと言わざるを得ません。話にならない。
実際、この発言時に同園を実質的に仕切る矢野議員は「助言はありがたいよな。見ろ、ネズミ一匹出なかったじゃないか」と聞えよがしにニヤリ。同保育園を運営するNPO法人の理事であり、法的にも「助言を真摯に受け止める」立場にある人間がこんな態度です。
「指導をめぐって都と市が責任の押し付け合い」とメディアが以前報じたことがありますが、まさに都も市も保育園も誰も傷つかない落とし所を見つけただけの話で、何の解決にもつながっていません。
市は園に対して報告を求めていましたが、こんなムニャムニャな表明でフェイドアウトさせるつもりなのでしょうか。
「更なる連携をお願いする」に至っては、「更なる」も「連携」も「お願いする」も極めて不適切な表現ですので、まずは市や都の指導に猛抗議をするような姿勢を改めさせることをきちっとやるべきではないでしょうか。

11時45分頃、ようやく市長の施政方針説明が終わった瞬間、矢野議員が突然バカでかい声で怒鳴りました。

上告取り下げはどーしたんだ!言い訳もできないのか!
12月議会で議案出したんじゃないのか!コソコソするな!
りんごっこなんて言うんじゃないよ!100年早いんだよ!
イーーワケもできないのか!


傍聴に来られていた方はびっくりされたのではないでしょうか。

市議会だよりの表現がりんごっこ保育園園長に対する名誉棄損にあたるとして高裁で市が敗訴し、最高裁へ上告している問題のことを言っているようでしたが、あんな騒ぎ方を見れば、当事者のとしての必死さだけが伝わってきて哀れさえ感じました。

この時期、各議員のもとには、市内の保育園や幼稚園などから卒園式のご案内が届きます。
一方、矢野議員が理事、朝木議員が監事に就いている「りんごっこ保育園」では、親さえ普段は園舎内に入れませんから、その様子は殆ど伝わってくることがありません。
仕方なく園のHPを見ても「主催者発表」のような宣伝文句と、裁判の話程度があるだけで、さっぱり実態はわかりません。

この続きは、3月4日の一般質問で扱います。


※矢野・朝木議員が報酬の一部を供託している件で、ご質問に答える形で私が加筆した内容について、「凪論」さんが専門的見地から誤りを指摘してくださいました。
「供託金の取戻請求権及び還付請求権の消滅時効については、いずれも権利を行使し得る日から10年である」とのことです。
正確な裏付けをとってから記事にするよう気をつけなければいけませんね。
凪論さん、ありがとうございました。


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【2009/02/25 23:55】 | 議会報告
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今回の一般質問は議席番号の大きい議員からなので、私は3日目(3月4日)の最後になります。何時からになるかは2日間を終えてみないとわかりませんので、3月3日の夜、お伝えしたいと思います。
大きく以下の3点について取り上げますが、まず1.の部分を掲載します。

1.子育て支援行政の諸課題について
2.職員人事・研修制度の現状と課題について
3.竣工間近となった西口再開発について



1.子育て支援行政の諸課題について


〔1〕どうなった?どうなる?東村山子育てレインボープラン

市民参加で策定した「次世代行動支援計画」。前期計画の最終年度を前に、後期計画へ向けたニーズ調査がスタートしているようである。そこで以下伺う。

1)計画の進捗度について
・ 4つの視点、7つの基本目標について、どのような中間総括をしているか。

・ 掲げられたテーマ別の各施策について、どのような中間総括をしているか。

・ 国(14)・都(6)への報告事項となっている項目についてはどうか。

・ 後期計画策定にあたっては、中間総括を明らかにした上でニーズ調査を行っているか。調査内容は、前期計画策定時とどのような違いを持っているのか。

2)計画と施策の整合性について何点か伺う

.7エリア構想についての経過と今後についてどのように考えているか。

.保育園待機児の解消について

・ 現段階で見込まれる21年度当初の待機児童数は。21年度以降に予定している対策と、それによって解消される待機児童数をお示し願いたい。

・ 認可園の定員枠弾力化(特に公立)、定員充足率が低い保育室の活用に向けた保護者への支援策、新規認証保育所の誘致、幼稚園の認定子ども園への移行等、具体的な対策をこの間提案してきたつもりだが、検討はされているか。

.子育て総合支援センターついて

・ 計画では、どこにどのように位置づいていたのか。

・ 子ども家庭支援センターとの整合性含め新年度の運営について説明願いたい。


〔2〕りんごっこ保育園・りんごっこ第一保育園にまつわる問題について

・ 市内恩多町・認可保育所「りんごっこ保育園」において、昨年2月以降発生していた「有資格者不足問題」は、昨年12月議会以降、どのような進展を見せているのか。

・ 同園が昨年12月2日付で9月1日に遡って「NPO立」として新たに認可されたが、新規扱いに伴って、当市のガイドライン「保育園設置指導指針」に照らした検討は、いつ、どのように行われたのか。
「NPO法人 林檎の木」とは、どのような組織体なのか。目的、事業、役員等について公表されている範囲で説明願いたい。
  また、手持ち資金を殆ど持たない個人が、わずか10年間で税金から1億数千万円を返済し、結果として個人財産を形成することに対しては、東村山市監査委員も公式に懸念を表明した経過があるが、この個人資産はNPO法人立となったことで、どのような取り扱いとなると市は認識しているのか。NPO立となったことで、会計上、決算において今後はどのような変更が生じるのか。

・ 市内野口町・認証保育所「りんごっこ第一保育園」に対して昨年9月10日行われた立入検査について、その概要と結果、その後の経過について報告願いたい。

・ 保護者が送迎時に園内に入れない問題について、12月議会の答弁で『認可・指導権者である都は「在園の保護者から理解されないと判断した場合は、速やかに変えるべき」という見解』とした。市としてその後この問題に手をつけたか?

・ その他、昨年6月議会、9月議会での一般質問でペンディングにされた問題(土曜日保育・入園時誓約書・保護者を不安に陥れた園だより号外や園HPの記載問題等々)について、答弁を求める。児発第295号通知に照らし、同園の一連の不誠実な対応にどう対処するのか、東京都と協議を行う時期ではないのか。市長の見解を求めたい。


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【2009/02/23 16:29】 | 子ども&子育て
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あたたかな風が吹く中、紙版「なんとかしようよ東村山」34号をポスティングして歩きました。
八国山は遠くから見ればまだ冬枯れですが、北山公園の梅はほころび、足元にはオオイヌノフグリやタンポポも見られ、確実に春が近づいていることを感じます。

途中、北山公園入口近くにある「茶かわせみ」で一服。
カウンターで薫り高いコーヒーをいただいてからもうひと歩き。

明日は久しぶりに早朝の駅頭で、と思いましたが、金曜日に続いて雨のようですね。



【2009/02/22 22:00】 | もろもろ
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20日(金)午後3時半から、初めて都市計画審議会 (以下、都計審という)を傍聴してきました。
今年度3回目ということでしたが、市HPに書かれていたこの日のテーマは「東村山駅周辺まちづくり基本構想について」。初めて聞く話で気になったので出向いたのですが、正解だったのではないかと思っています。



まず事務局(都市計画課長補佐)から、この基本構想について以下のような説明がありました。


・基本構想とは、まちづくりの目標を、市民、役所、事業者が共有し、調和を持って進めるためのものである。現在は都市計画マスタープラン(2000年に策定した2020年までのプラン)がある

・なぜ今、東村山駅周辺まちづくり基本構想なのかといえば…
久米川駅北口の整備も駅舎が21年度末には完成予定であり、秋津・新秋津駅周辺も21年度予算に駅周辺整備の調査予算が計上されている。
東村山駅周辺も西口再開発が21年度中に駅前広場が完成し、本町プロジェクトもほぼ完成に近づいている。さらに都市計画道路3・4・8号線(現在の府中街道の東側に予定される広規格道路)、3・4・11号線(多摩北部医療センター内を貫き、青葉町、久米川町を突っ切る道路)が都の優先整備路線となり、西武線の踏切も連続立体交差事業が都で位置づけられようとしている。
このような状況を受けて、改めて東村山駅周辺を考える必要があり、駅から半径約400m。約85haを検討範囲とするものである。

位置づけは都市マスタープランと同等と考えている。次のステップとして駅周辺に特化して、次の都市マスタープランにつなげる。
現在、第4次総合計画(平成23年度からの計画)の検討が始まっているが、こちらはそれよりも1年早く策定予定(21年度中に策定)なので、基本構想を総合計画へ生かして整合を取る。都の計画とも整合が取れる。

・昨年、庁内にプロジェクトチームをつくって調査を行い、街歩きをして問題点を整理している。市内のNPOにも調査委託しているので、意見交換をして検討を進めている。それらによってベースができたので、市民と検討する段階に来た。市民とつくる案を都市計画審議会で検討の上で決定していただくことになる。 

この後、各委員がそれぞれの立場(農業者、商工会、宅建協会、消防署、公募市民等々)から意見を述べる時間が続きましたが、都建設局多摩北部建設事務所の方からは、鉄道の連続立体交差化事業の地元負担分が全体事業費の13.5%であることや、東村山市は都市計画道路の整備率が低いので頑張ってほしい旨の強めの発言がありました。
また一人の公募市民委員の女性は、「ハードの話ばかりが続いているが、子どもたちの教育や子育てしやすい環境つくりにもっと力を入れることが、まちの魅力を高めることになると思う」と語り、もう一人の公募市民の女性は、「鉄道の高架化は利点も大きいが街の風景を殺伐としたものに変えてしまう面もある。大踏切の危険性を何とかしないといけないし、西口商店街がすっかり元気がなくなっているので活性化に力を注いでほしい。市民が参加できるまちなみコンクールを企画できないか」等という意見も出されました。

また会長からは、「市民参加がないとダメだと思うので、ワークショップにも委員も入って積極的に進めていきたい。この後は、中間まとめの頃(夏)と10月、来年明けに審議会を開催したい。この場の意見を協議会にも反映して、市民の場の一助としてほしい。
東村山の特徴は何か、よそを真似するのではなく東村山の資源は何か、ということについて考えていきたい。ソフトの面でも子ども達にいい風景を残さないといけない。即連続立体交差化ありきではなく、そうなればどうなるのかということを市民にしっかり示して考えていきたいし、若い人も会議に入れていきたいと思う」との発言で会議は終了となりました。


さて、私が一番気になったのは、事務局による説明の後半、太字&アンダーラインにした部分です。

「都市マスタープランと位置づけは同等」
「第4次総合計画より1年早くまとめて、それを総合計画へつなげる」


どっちも何だかおかしくないでしょうか?
総合計画(基本構想)は唯一議会の承認が必要な最上位計画ですし、まさに全庁的取り組みで進められ、72名の市民と24名の職員によるワークショップが始まったばかりです。なのに、それより早く一所管で「基本構想」なるものを策定して、総合計画に前提条件として組み入れるというのでは、白地のキャンバスに描くと言っている総合計画が「まちづくり」の分野では縛られることになるのではないでしょうか。
また、都市計画マスタープランの巻頭言には、「都市計画マスタープランは、平成4年に一部改正された都市計画法に基づく、おおむね20年後までを目標とした、まちづくりの基本的・総合的・長期的な考え方をまとめた将来へのビジョンであり、「まちづくりの憲法」ともいえるものです」と市長の言葉で明記されています。
時が経ち変更の必要性が生じている点はあるでしょうが、であるならば、「マスタープランの変更を市民参加で検討する」というのが筋ではないのかと思うのです。

そもそも、この「東村山駅周辺まちづくり基本構想」なるものの存在は、今まで議会でも全く語られてきていませんし、庁内の皆さんはご存知なのでしょうか?職員の皆さん、よかったら声をお寄せください。
計画の意味、位置づけ、真意という点で引き続き追っていこうと思っています。

ところで、都の建築指導課の方が「他区の例では日影規制が撤廃されたことを殆どの住民が知らず問題になった。見直しの際に住民が参加しなかったことが原因だった。構想をまとめるときは、どれだけ市民が関心を持って参加するかが最大のポイントだと思う」と発言したのは印象的でした。
東村山市内で当時の都市計画課の怠慢が原因で今でも住民を苦しめている栄町マンション問題と全く同じ話ですし、そこからウチの役所が何かを学んだのかどうかが気になるところです。


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【2009/02/22 15:03】 | まちづくり・都市計画・防災
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間をあけてしまいました。今週後半の出来事についての記事を何本か短めにアップします。

3月議会初日(24・火)に本会議場で審議される7本の議案のうち、木曜日までに以下の3本について質疑通告を済ませました。

第19号 久米川駅北口整備事業に伴う地下自転車駐車場整備工事に関する業務委託契約の一部変更
第20号 東村山市有料自転車駐輪場指定管理者の指定
第24号 20年度介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
 



久米川駅北口周辺の整備事業は21年度中に全て終了し、新たにできる駅前広場の地下には1,500台収容の地下駐輪場が入りますが、この工事業務を(財)東京都新都市建設公社(以下、新都市という)に約8億2千万円で委託するという議案が19年6月議会で可決され、工事が進められてきました。
今回の「議案19号」は、竣工を前に契約金額を約6億2千万円に変更したい、というもので、約25%、2億円の減額となるものです。
減額自体は結構なことだと思いますが、この事業は新都市に丸ごと委託して進められてきたので、実際の施工業者を決める入札・契約なども市は直接タッチをしてきませんでしたし、通常は議会に諮られるべき1億5千万円以上の契約があっても諮られることはありませんでした。
新都市は東京都といくつかの市が出資してつくられた公益性の高い団体だからと市は言ってきましたが、19年6月の審議では、透明性という点で私を含め何人かの議員が疑問を投げかけ、反対した経過があります。今回の議案審議を通じてどのような経過と結果であったのかを問いたいと思っています。

有料駐輪場の指定管理者を新たに決定する議案については、選定委員会の様子を先日報告しましたが、2月3日に7事業者によるプレゼンが行われ、(株)サイカパーキングという都内の事業者に決定をしたようです。
選定の経過と、同社が選ばれたポイント等について確認をしようと思っています。

介護保険の今年度最終となる補正予算については、施設介護から在宅へ、介護予防へ、という方向付けがなかなかうまく進んでいないように見える補正となっています。
また、所管職員の時間外手当が年々増えていることが明らかなのに当初予算には反映されていないことなども予算書から見て取れます。業務の偏在があるのならば分担を改めることが必要でしょうし、労務管理をどう進めているのかも気になるので、数点にわたって質疑をする予定です。


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【2009/02/22 12:21】 | まちづくり・都市計画・防災
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市長から本日付で「平成21年東村山市議会3月定例会招集告示」があり、それを受けて議長から「招集通知」がありました。
何だか堅苦しい書き方をしましたが、地方議会の招集権限は議長ではなく市長にある、ということをお伝えしたかったのです。
議会が開催すべきと判断したときに即座に議長権限で招集できるように制度を改めるべき、という方向へ、国の地方制度調査会はじめ様々な場での議論が進んでいるようですが、「総務省と全国知事会、市長会、町村長会が反対している」というのは先週金曜日の片山善博慶応大学教授(前鳥取県知事)の言葉。
一日も早くそうなってほしいものだと思っています。

さて、今議会の当初議案として議案第1号から第32号が提案されました。


追って議案ごとの簡単な説明を掲載するつもりですが、初日(24日)の本会議で審議の上、採決が図られるいわゆる即決議案は次の7本です。

第19号 久米川駅北口整備事業に伴う地下自転車駐車場整備工事に関する業務委託契約の一部変更
第20号 東村山市有料自転車駐輪場指定管理者の指定
第22号 20年度老人保健医療特別会計補正予算(第2号)
第23号 20年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
第24号 20年度介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
第25号 20年度下水道事業特別会計補正予算(第2号)
第26号 20年度受託水道事業特別会計補正予算(第1号) 


また、3月26日までの主な日程は次のとおりです。
お忙しいとは思いますが、ぜひ一度傍聴にいらしてください。


2月24日(火)…初日 市長施政方針説明・当初議案
2月26日(木)…代表質問 3人以上の4会派の代表が質問
3月2日(月)・3日(火)・4日(水)…一般質問 ※今回は議席番号の大きい順、私は最終日の最
後。
3月6日(金)…政策総務委員会/環境建設委員会
3月9日(月)…生活文教委員会/厚生委員会
3月13日(金)・16日(月)・17日(火)・18日(水)…予算特別委員会
3月26日(木)…最終日 当初議案の委員長報告&採決・追加議案審議等





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【2009/02/17 17:20】 | 議会報告
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No title
富士見公園
昨年12月、市職員による時限ストライキ、その後の経過はどうなったのでしょう。
今後厳しい経済状況になりますが、ストの無制限な頻発は予期しなくていいのでしょうか。
市民に迷惑が掛かるはずですが、事前の広報が無かったのは不思議です。
市と職員組合の問題点が良く判りませんが、突然市民が知らないことが出てきても困ります。


富士見公園さんへ
佐藤まさたか
おはようございます。いつもコメントありがとうございます。

朝1時間の時限ストライキには、数十名が参加したと聞きました。
ストは前日までの交渉が決裂した結果として打たれるものなので広く周知することはできなかったと思いますが、当日朝、庁内の各入り口にはスト決行を知らせる紙が貼り出されていました。

今回の労働条件の見直し内容は確かにかつてない規模でしたし、市長・副市長の姿勢も、以前の交渉相手とはだいぶ様子が違っていたようなので、組合ニュースから伝わってくる反発は相当なものでした。
それが久々のストライキ突入ということになったようですが、ストという手法に対する組合員内部の反発も強かったようです。
何より、既得権を守ろうとする一方で、市全体の将来のこと、自分達が依拠している市民生活のことへの思いを欠いたような一部の姿勢に対する疑問・反発を何人かの中堅・若手職員から聞いていました。

そういう意味では、働く立場にとっては厳しい選択だったことは確かですが、困難な中でも市民生活のために頑張っていこうという職員も多くいることは確かだと私は思っていますし、市民不在でストライキが今後連発されるということにはならないと思います。



No title
富士見公園
ありがとう、良く判りました。
市職労の組合ニュースは組合員のためのもの、市民は見ることはできません。
組合窓口でもそう答えています。
多くの職員は公僕という言い訳で、何も答えてくれないケースが多いのが実情です。
市民は誰から正確で迅早な情報を得られるのでしょうか。
常識的な職員、そうでない職員はどう区別できるのでしょう。
正確な情報を市民に伝える、機会を作るべきです。

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まずはコチラをご覧ください。

高野博子名で都に噛み付く(21年1月8日)


解説をします。
昨日お伝えしたように、認可保育園である「りんごっこ保育園(恩多町)」に東京都福祉保健局指導監査室による定例の指導検査があったのが昨年9月10日。
この日、同じく高野博子氏が経営する「りんごっこ第一保育園〈東京都認証保育園・野口町〉」にも検査が入ったということを耳にしていたので、私は都に対して当日の検査に関する書類の開示を求めていました。

そしてその中に、この文書が入っていました。
最初は意味がわかりませんでしたが、以下の文書からだいたいの経過がわかってきました。



まず、この日の検査が、定期のものではなく、「特別立入調査」であったということが初めてわかりました。
特別立入調査書(オモテ)

そしてそこには、次のような記録がついていました。

特別立入調査チェック表

特別立入調査書(中)

これを受け、都としては上から3番目の項目「保育士証を確認したところ、1)保母資格証、2)H20年卒業見込証は確認できたが、保育士登録証は確認できなかった」ことをふまえ、園からの対応を待っていたのだと思われます。

ところが、園から何のリアクションもなかったと見え、業を煮やした都は12月末になって次のような文書を市と保育園側へ送っています。


東京都少子社会対策部長 ⇒ 東村山市保健福祉部長認証・都から市へ通知(20年12月22日)

東京都福祉保健局長 ⇒ りんごっこ第一保育園東京都からりんごっこ保育園へ(20年12月22日)

認証・改善指摘事項(20年12月22日)


要は「特別立入の当日、職員2名分の保育士証が確認できなかった」ということであり、園は何ら問題がないのであれば、すぐに対応すれば済んでいたことだと思われます。
しかし、事情はわかりませんが返答がなかった。ゆえに都としては30日以内の報告を求めた。
当然の流れですし、むしろ都の対応は遅いくらいだと思います。


しかし、です。
りんごっこ保育園は、素直に謝るということは今回もせず、高野博子名で今年1月8日になって都福祉保健局長宛に、保育士2名分の保育士証のコピーを添えて、冒頭の文書を送りつけていたというわけです。

文面は、回りくどい言い方をしているので意味が正確に捉えられない部分もありますが、保育士証を備え付けておかなければならないことはわかっていると言いながら、「保育士登録証〈2名分)は東京都認証保育所所管係が退出後、検査当日、保育所内で見つけることができ、すでに備え付けている」とアンダーラインまで引いて主張しています。
あなたたちが帰ったらすぐに見つかった、のだそうです。

その上で、都の検査を「根拠なく一方的かつ恣意的な情報によりなされたものであって到底承服しかねる」となじり、「実施を決定した具体的根拠または理由、その裏づけを明らかにした上で、検査の結果と通報内容との関係を明らかに」するよう迫っています。

どうして「すみません、あの後すぐに出てきました。今後は気をつけますので」と言えないのでしょうか、この人たちは。



私には、これでこの問題が終わるとは到底思えません。

昨年2月以降に起きた「保育士不足問題」をめぐる園と矢野・朝木議員による徹底した抵抗と同じニオイを感じますし、文書も昨年3月5日に出されたもの↓となんだかよく似ています。
20年3月5日 園⇒市

認証保育所制度は東京都独自の制度であるため、認可保育所とは違って国の補助金はなく、都として全面的な責任と権限を有しています。
このような検査潰しにもつながりかねない動きを都が黙認することは許されないでしょうし、圧力に屈することなく毅然とした対応をとることを期待したいものです。





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【2009/02/15 20:51】 | 矢野&朝木議員&りんごっこ保育園問題
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はじめまして。仙台市の、ある認可保育園のずさんな運営と無責任な仙台市に憤慨し、本日父母の会有志一同(現112人)は紛争解決支援センターに(仙台弁護士会)に仙台市長と保育園運営法人に対し正式に申立書を提出してきました。お互い頑張りましょう


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もう1年になります。
昨年2月1日、前日の夕方に「また明日ね」と言ってくれた2歳児クラスの担任が、この朝登園してみたらこぞって退職していた「りんごっこ保育園(認可保育園・恩多町)」。
大変なショックを受けたあるご両親が、私の議会控室を突然訪ねてこられ、「園から一切の説明がないこと」「父母会などの横のつながりが一切ない保育園なので、どうしたらよいか全くわらかないこと」等を切々と訴えて行かれました。

その後、法で定められた最低必要限度の有資格者が不足していると判断した東村山市が改善を求めたことに対し、保育園設置者の高野博子氏と、高野氏と同居し、同園の運営委員を務め、職員採用面接等を仕切っていると伝えられる矢野穂積議員と、同じく運営委員を務める朝木直子議員が、市に対して猛烈に抗議をし、改善指導自体を全否定する言動を繰り返してきたことは、何度かにわたってお伝えしてきた通りです。

20年5月23日「厳守はしたのか、りんごっこ」

20年5月30日「また裁判でしょうか」

当事者である矢野議員は、昨年6月議会でこのように怒鳴り散らしていました。


○4番(矢野穂積議員)

恥をかかしてあげましょう。あのね、このみなし規定というのはね、この児童福祉施設最低基準の中に入ってんですよ。知らなかったでしょ。部長も勉強してくださいよ。児童課長にきちんと教えなきゃだめだ、市長も。どこに書いてあるか、教えてあげましょう、ね。このですね、残念ながら、附則の、いいですか、後ろのしっぽのところにちゃんと書いてある。どこに書いてあるかというと、いいですか、附則、平成10年4月9日厚生省令第51条の2、経過措置、乳児6人以上を入所させる保育所にかかわる改正後の第33条の第2項に規定する保育士の数の算定については、当分の間、当該保育所に勤務する保健師または看護師を、1人に限って保育士とみなすことができると書いてある。これは、最低基準なんですよ。いいですか、あなた何て答弁した、さっき。最低基準の33条の2項にはみなし規定がないと言ったでしょう。附則には書いてあるの、ちゃんと。どういう気持ちでそういうことを言ったのか。ごめんなさい、間違ってましたって答弁するんでしょう、後で。

それから、次、何回も言ってるけど、だからですね、改善命令とかお願いとか言ってたけれども、誤りなんですよ、あなた方の言ってるのは。知らないんだからね、そういうイロハを知らないのにですね、改善命令だなんていうね、百年早いっていうんですよ、わかった。(不規則発言多し)それからですね、次、騒いでんのがいますけどね、一緒になってやってる騒いでる人がいますが、恥を知りなさい、恥を(不規則発言多し)最低基準も知らないのが。

次はですね、この最低基準の監督権限は、児童福祉法の46条で都道府県知事になってる、これは児童福祉法が改正されて、昔はですね、行政庁と書いてあった、行政庁はこうこうできると。今は都道府県知事になってる。あなた方みたいな、とんちかんな解釈をする人が出てくるから、わざわざ国はですね、児童福祉施設の最低基準の維持・監督の権限については、都道府県知事と変えたんですよ、改正したの、よく覚えときなさいよ。だから、私が言いたいのは、あなたが市町村長ができるなんて言ってんだったら、どの法律のどの部分に書いてあるのか、はっきり答えなさい。でなければね、謝るの。(不規則発言多し)



さらに9月の決算特別委員会では、朝木直子議員が次のように大騒ぎをしていました。改めて読むと、ほとんど脅しではないかと感じます。


○朝木委員
次にりんごっこ保育園の問題でありますけれども、この問題については、聖教新聞でも以前にこのりんごっこ保育園の問題について、全く事実無根の記事が掲載された経過もありますし、本日もタイミングよく、       と言われている人物も傍聴席に見えたようでありますが、このようにいろいろな背景があることは明らかなのでありますけれども、まず、さきの一般質問で所管の御答弁で、りんごっこ保育園が1月から3月に最低基準を下回っていたという答弁は、3月議会の答弁は、及び予算特別委員会は、誤りで答弁を訂正するというふうな答弁がありましたけれども、この件については、最低基準を下回って、りんごっこ保育園は下回っていないということは、一般の職員はみな知っていたようでありますけれども、なぜ課長は下回って、最低基準を下回っているりんごっこ保育園の保育士が足りないと言い張ったのか、何でこんなようなことが起きたんですか。まず伺います。


△今井保健福祉部次長
さきの一般質問でお答えしたとおりでございます。


○朝木委員
さきの一般質問では、何か都がこう言ったからみたいな、都のせいだみたいな御答弁だったと思うんですけれども、最低基準の附則に、文書として市のほうも持っていると思いますけれども、きちんと附則に明記されていますよね、看護師を保育士とみなすという件です。文書としてあるわけで、それから補助金の用紙にも書いてあるということを、矢野議員が再三指摘しても、それでも、いや絶対に違うんだというふうに、中島課長は言い張りましたよね。ほかの一般の職員は知ってたようですけれども、何でこんなことが起きたんですか。悪意がなかったというんであれば、もう少し、どうしてこんなことが起きたのか。都のせいだって言えない部分はあるんじゃないですか。文書としてあるわけですから、市のほうにも。


△今井保健福祉部次長
その件につきましても一般質問でお答えしたとおりでございます。


○朝木委員
都のせいだというふうにおっしゃってますけど、東京都から、皆さん御存じのように、お待たせしましたけれども、10日にりんごっこ保育園の定例監査がありましたけれども、そこにもわざわざ、1月から3月の保育士の件については、最低基準を下回ってませんというふうにきちんと明記されてますよね。ごらんになったと思いますけれども。都のせいにして済むのかなと思うのが、次にお聞きすることなんですけれども、このりんごっこ保育園については議会内、議会についてはことしの2月29日に東京地裁の判決で、民主主義を支える言論の場とは思えないとまで言われて、全国的に有名になったんですけれども、うちの議会の態度はね。議会だけではなくて、この保育園に対しては、議会の外でも非常に謀略めいた動きがあることがはっきりしています。

例えば、保育士に退職するように唆したりとか、ずっと勤めて、唆してもやめない人には嫌がらせまでしているわけですよ。これ警察ざたになる寸前でしたけれども、嫌がらせまでしている。それから、インターネットでは、一部の議員とリンクしているようですけれども、インターネットでは、りんごっこ保育園を誹謗中傷することを目的としたブログまである。その内容というのは、あきれ返るほど事実ではないような情報を垂れ流す内容なんですよね。こういうことをしておいて、一部の議員がつるんでいるようですけれども、こういうことをしておいて、保育士がやめたらとか、保護者が不安がってるとか、こんなのまさに自作自演じゃないですか。

そこへ持ってきて、3月では所管まで、こんな全く事実ではない答弁をするわけでありますから、ただ、訂正するだけで済むのかという問題なんですけれども、これは3月の市議会だよりにも市長答弁として掲載されてますよね。佐藤議員の質問に答えて、市長答弁、園では1月末に保育士等が複数退職し、資格を有する職員が、児童福祉施設最低基準を下回る状況が判明した。これ何ですか。こういうことが保護者の不安をあおっているんじゃないですか。定員、規模が多いなんて言うんであれば、だれが不安をあおってるんですか。その責任、どう考えているんですか。自分たちがどれだけ保護者を不安に陥れているか、それをよく考えた上で、議事録も含めてですけれども、会議録、それから市議会だより、これ、どう訂正するのか、市長、答えてください。


△渡部市長
今定例会の一般質問でお答えをいたしましたように、保育士、または看護師を一人に限って保育士とみなすということについての答弁については、所管のほうから訂正をさせていただいたところでございます。


○朝木委員 
答弁を訂正するだけで済むんですかって言ってるんですよ。これも私、きのうインターネットからとりましたけども、いまだにこれはインターネットで見られる。それから会議録も見られる。こういうのを見た人は、りんごっこ保育園は最低基準も、保育士最低基準も満たしてないんだなと思うわけでしょう。こういうことが不安をあおってるんじゃないですか。さっき中島課長が、何ですか、子供の幸せを第一に考えてというふうにおっしゃっていましたけど、保護者を不安に陥れてるのはだれですかというふうに言いたいですね、議員も含めてですけれども。市長、これは、じゃ、このままこの誤りを放っとくという考えですか。


△渡部市長
過日の東京都によります調査の結果については、現在、まだ当市としては精査をさせていただいておりますので、対応については今後検討させていただきたいと思っております。


○朝木委員
最低基準を下回ってなかったことははっきりしてるわけですから、これ文字になって、今、市のホームページにインターネットで市議会だよりにも載っている。それから会議録、市議会だよりもそうですね。会議録もインターネット、及び図書館その他で、幾らでも見ることができる。この状態を放置するんですか。都の監査がどうのこうのじゃなくて、最低基準を下回ってなかったという、この情報は全く誤りだったということは、はっきりしてるわけですよ。これでも放置して、文字として残しておくわけですか。それで済むとお思いなんですか、責任者として。 


△渡部市長
2月18日の時点では当市としては最低基準を下回っていたという判断を、東京都と一緒にさせていただいておりまして、先般の東京都の調査とそこでそごが生じておりますので、そこを精査をさせていただきたいと考えております。


○朝木委員
言っても開き直るようですから言っても無駄のようですが、別に2月、去年もことしも別に最低基準は変わってないんですよ。都のせいにしようというふうなお考えのようですけれども、幾ら都のせいにしても、これ言いたくないですけれども、こういうことがこのまま通るとは思わないでくださいね。



朝木議員が鬼の首を取ったように騒いでいるのは、昨年9月10日「りんごっこ保育園」に対する定例の指導検査を行った東京都が、検査当日に書き記した暫定のチェック表の中で、「職員の配置基準は満たされている」としたことが理由のようで、それをもってして「こういうことがこのまま通るとは思わないでくださいね」と凄んでいたわけです。

当時、私も同じ資料を東京都から取り寄せましたが、検査に入ったその場で担当職員がそう見たことは確かなようです。そのため、12月議会の私の一般質問に対して市長からは「東京都の見解と齟齬が生じている面があるので、精査中である」旨の答弁がありました。



さて、通常のケースでは、指導検査から2か月内外で都は結果を公表するようですが、この件については異例の時間がかかったようです。
そしてようやく、次のような結論を東京都が明らかにしました。

認可・指導検査結果の概要(一覧)


「職員は足りていなかった」
これが都の結論です。
園側の言い訳を認める形で処分は行わないことにしたようですが、都はそう結論づけました。
(私としては、「1月31日付で2名が退職」と都が判断している点等については大いに疑問が残ります。なぜなら、2月1日に突如いなくっていた職員は2人ではなかったはずですから…。)


いずれにしても、「恥をかかせてあげましょう」だの「謝れ」だの「このまま通ると思うな」だのと騒ぎたてた矢野・朝木両議員は、今後どうするつもりなのでしょうか。


間違いや、努力しても届かないということは誰にだってあるもので、そういう時こそ人としての器が試されるということは、40年も50年も生きてくれば、普通は誰でもわかるものでしょう。
素直に非を認めて謝り、速やかに改善の努力をできるか。「ごめんなさい」が言えずに、反撃に転ずる道ばかり探すのか。

りんごっこ保育園問題とは、人としての土台をはぐくむべき場が、いったいどんな思想によって覆われているか、という問題だと私はずっと考えています。
明日は、その事例をもう一つ紹介するつもりです。


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【2009/02/14 15:23】 | 矢野&朝木議員&りんごっこ保育園問題
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エントリー違いかもしれませんが
東村山市民よ立ち上がれ!
矢野・朝木両議員つながりということと、他に聞けるところがないので投稿させて下さい。
下記ブログで、両議員が日頃から自慢している「議員報酬返上」がインチキであると報告されています。興味があったし、このブログだけを鵜呑みには出来ないと思い、ネットで検索しましたが、他では取り上げていないのかヒットしませんでした。
佐藤議員なら、事の真偽をご存知かと思い投稿しました。
もし真実なら、市議の取る行動としては酷いと思います。
なお、エントリー違いでご迷惑なら削除してください。

該当のブログ
http://blog.livedoor.jp/patriotism_japan/archives/51464887.html


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佐藤まさたか
コメントありがとうございました。
事務的にどのように処理されているのかを取り扱っている所管に確認しましたのでご報告します。

まず、両議員が「返上」と言っているのは、期末手当いわゆるボーナスですが、この支給時に「役職加算分」にあたる2割を返している、ということです。

その方法は次の通りです。

通常、議員報酬の支給については振込みとなっているのですが、彼らだけは未だに手渡しにさせています。
で、期末手当支給日に議会事務局にやってきて、受け取った封筒をその目の前で開け、そこから計算した2割分を現金で事務局に渡すのだそうです。

議員は寄付が許されていませんし、事務局も現金を議員から受け取っても困ってしまいますので、法務局に供託せざるを得ないということになります。

以前は職員が法務局へ出向いて供託の手続きを取り、改めて現金を抱えて2名の職員で法務局指定の金融機関へ出向くという手間を毎回とらざるを得なかったそうです。迷惑な話です。
しかし、業務効率の問題と、2名分だと数十万円になる現金を毎回持ち歩くことの危険性から、法務局と協議を重ねて、つい2・3年前からは、会計課経由で振り込む方法に変更することが認められたようです。

供託については、「両議員のもの」として納めているので、請求する権利は両議員だけが持っています。
10年たつと国庫に入る、という意味は、それで権利が消滅するという意味かと思っていたのですが、そうではなく、法務局から国庫へ管理が移るだけの話だそうです。
ですので、いつでも請求することはできます。

地方自治法が変わって、それまでは行政職に準ずるとして扱われていた議員報酬の位置づけを、条例で定めることが求められるようになりました。
「役職加算」については、議員は役所の部長職相当ということで、同じ割合(2割)が基本給に加算された上で期末手当が支給されていることは他市同様に事実です。議会として位置づけをし直す必要があると思っていますし、現在の社会的状況を踏まえ、見直すべき面があると私は考えています。

しかし一方で、本来的に議員とは何か、議員の仕事とは何か、議員報酬とは何なのか、という議論が何よりも大切だと考えています。
安いか高いか、の議論ではなく、市民のために議員としての仕事をどれだけするのか、ということが問われているはずですので。





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東村山市民よ立ち上がれ!
ご丁寧に調べて頂き、大変ありがとうございました。

これだと、議員をやめた後にいつでも取り戻せそうですね。両名の主張(議員報酬返上)は誤解を生じさせる言い回しだと思います。東村山市として何もできないのは悔しいでしょうね。


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会津若松市議会が議長の諮問機関として「議会制度検討委員会(小林作一委員長・松崎新副委員長)」を設けたのは前回選挙が終わった後の一昨年(19年)7月6日。これは、新たに就任した田澤豊彦議長が「政治倫理条例制定と議会改革に係る基本理念、方針等」を表明したことを受け、各派代表者会議で検討組織の立ち上げが提案されたものです。
同年7月19日の第1回から昨年5月30日に終了するまでの1年弱にわたって19回の会議を経て、条例原案を議長宛に答申しています。※この経過は上記HPで全て報告されています。

委員会では、「地方議会の役割に対する基本認識」「会津若松市議会の現状、課題及び改革の基本的考え」を明らかにした上で、「改革の基本理念」を次のように示しています。


会津若松市議会の強みを「活発な議論」、弱みを「合議体としてのまとまり」ととらえることができる。よって、弱みを克服し、強みを生かすことが改革の基本方向と考え、「二元代表性の趣旨を踏まえ、執行機関との対等な関係を維持しながら、議員30人による合議体たる組織としての役割を適切に果たせる議会作りを目指す」ことが必要と考える。そこで、「市民の負託に応えうる合議体たる議会作りを目指して」を基本理念としたい。


その上で委員会は「基本理念を実現する基本方向」として
1.公平・構成・透明な議会運営
2.市民本位の政策決定、政策監視及び評価の推進
3.開かれた議会運営の実現
4.政策提言と政策立案の強化
5.継続的な議会改革への取り組み

を掲げ、それぞれについて具体的方策及び検討事項を明らかにした上で議論を始めています。

全体像はいただいたコチラ↓の資料で把握することができます。
議会制度改革の体系

詳細を少し記すと、たとえば上記1「公平・構成・透明な議会運営」については


 (1)公平・公正・透明な議会運営

1)※原文は丸数字 二元代表制への適切な理解
議会改革として、今後、議会のあり方の検討、議会運営の基本原則、議員の行動規範等の検討を行うにあたり、より適切かつ円滑な検討が行えるよう、基本原理に対する共通理解と認識を図る。

2)仮称・会津若松市議会「議会基本条例」の制定

ア 議会のあり方と議員のあり方を明確にしたうえで、議会運営の基本原則について条例として制定・公表・施行することで、公正・公平・透明な議会運営の実現を制度的に担保する。

イ 平成20年6月定例会への提案を目途に検討を進める。

ウ なお、想定する条例骨子は、次のとおり。
・目的、議会の基本理念、議会の基本方針
・議会運営の原則(合議機関としての議会の役割の明確化、説明責任の宣言)
・議員の責務及び活動原則(議員の責務、会派のあり方の明確化)
・市長との関係(二元代表制を踏まえた両社関係の基本原則の明示、一般質問の基本的なあり方、執行機関への反問権の付与、議員からの要請の文書記録制度等)
・議会の機能の強化(議員間討議の推進による合議機関としての合意形成力の向上、これらによる政策提言・政策立案力の向上等)
・市民との関係(開かれた議会運営、広聴広報機能の充実等)
・その他(議会改革の推進、政治倫理、議会事務局等)

3)仮称・会津若松市議会「政治倫理条例」の制定

・前議会からの申し送り内容及び議会基本条例の検討成果である議会及び議員のあり方を踏まえ、議会基本条例と一体として、制定する。
・平成20年6月定例会への提案を目途に検討を進める。
・「議員として」の責務、遵守すべき政治倫理基準、審査機関等の事項を基本骨子として制定し、市民に対して公正・誠実な議員活動を宣言・施行する。 


というように、他の柱についても詳細に具体的な方策と検討項目を明らかにし、改革の全体像を明らかにするとともに、原点がどこにあるのかを決して見失わないような取り組みとなっています。


この柱立てを明確にするまでの準備作業には、相当の見識とセンスが必要だったはずです。
先進の三重県議会や北海道栗山町議会などを参考にしながらも、会津若松市議会の特性、実情を十分に踏まえて成文化をされたそうです。

己の姿を知ることなしに、何をどう変えるかとういう議論をしても、ほとんど意味がありません。
東村山市議会でも、議会を変えるという機運は少しずつですが生まれていると感じています。しかし、現状と課題認識の議論を全議員で行うことから改めて始めることが不可欠だと感じています。
もちろん、あの議員たちも入れて。

恥部を恥部として隠し、ローカルルールをいくつも重ねてきた東村山市議会。
しかしそのことで事態が改善してきたかといえば、ほとんどNOだと思います。
情報が出ず、開かれた場で議論することを避けてきたことによる最大の被害者は、市民でしょう。
議会が十分に機能を果たさずに来た結果として、日が当たらず風通しの悪い環境ができたことで恩恵を最も受けてきたのは、官僚主義を好むタイプの職員と、それをよしとしてきた前市長とその周辺。そして持ちつ持たれつの関係に安住してきた一部の議員だと感じています。
そして、そういう湿った土壌を叩くフリをしながら、養分を吸い上げ、生き長らえる件の議員たち。

そういう意味で、「会津若松市議会から学ぶ」をもう少し書くつもりです。
「議員政治倫理条例」とセットにして制定した、というところに、わが議会が学べる要素があると感じるからです。






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【2009/02/13 23:55】 | 変えよう!議会
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