無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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3月に行われた21年度予算特別委員会の会議録がアップされましたので、前の記事で書いた「容器包装プラスチックの混焼実験」に関するやり取りを抜粋して掲載しておこうと思います。
3月17日(火)、大塚議員と私の質疑です。

大塚委員)
2回の一般質問で、容器包装リサイクルプラの一部焼却実証実験のことを伺ってまいりましたけれども、そこから生じる可能性のあるリスク、もうそろそろデータが分析が出るところだと思いますので、そのあたりと、今後、後期の実証実験の可能性もあるとおっしゃっていましたので、その時期、長さなどを伺いながら、今後のそういった検証などから想定されるコストについて伺いたいと思います。コストというのは、検査だけでなく、いろいろな波及するコストもあると思うので、そのあたりを伺います。


中村施設課長)
排ガスにおける有害物排出量変化と、燃焼による耐火壁への影響やクリンカー付着量の変化が考えられますが、定格日量、焼却炉75トンに対し、今回の実験から推測するボトル類の混入は1日当たり0.2トンで、混入率は0.3%のわずかであり、焼却から生じる焼却炉に対するリスクの可能性は低いと判断しています。このことから、維持管理経費が大きく増大するコスト負担はないと見ております。

今後につきましては、結果につきましては、3月いっぱいには上がってくるところでございますが、まだ結果が出てきておりませんので、詳細のデータについては報告ができません。これらについては、今後出てきた中で報告させていただきたいと思っています。

これらの結果を踏まえて、周辺に対する説明会等を行いました後に、そういう意味では、後期の長期にわたる試験という形の中で考えておりまして、期間については、よりそういった意味では、正確な、精度の高い検証を得るということが必要と考えておりまして、そうした中で期間は設定していきたいと考えてございます。

西川環境部長)
容リプラの焼却実験につきまして、自分のほうから若干補足をさせていただきたいと思います。

御存じのように、平成20年で実施されました容リ協の検査結果がDランクということで、その結果を受けて、全市に、各戸にチラシを配ったり、あるいは、集合住宅での現地での組成を見た指導等を昨年は、繰り返して実施してまいりました。結果として、Bランクに7月の検査でなったわけですが、それ以降も環境部におきましては、出前講座、あるいは、先ほど言いました集合住宅での現地での指導、そういうものを繰り返し波状的に実施してまいりました。

また、これからもその部分を継続していく予定ではおりますが、ただ、一方で何度も答弁させていただいておりますが、容リ協の受け入れハードルが非常に高く、かつ厳しい状況にありますので、このランクをいかに維持していくかというのは大きな課題でございます。このランクを下げてしまいますと、結果としては、先ほど来、話に出ております不燃物の処理のほうに回りますと、加藤商事が今現在、容リ協に持ち込む中間処理を実施しているわけですが、これがトン当たり3万6,000円かかっております。それと不燃の引き抜きをして、それを不燃物に回した場合には、21年度からにつきましては、プラス5万6,000円の金額がかかる予定になっております。おおよそ9万何がしという金額がかかってくるわけですが、これをただ単にランクを上げるためにということで、引き抜きを強化しまして、不燃物の量を上げるというのは、環境部としましては、得策と考えておりません。その結果として、まず品質を落とす可能性があるボトル、チューブ類を何とか処理ができないだろうかということで、今回、まず1次の実験を実施させていただきました。

この実験につきましても、前期の実験、後期の実験と分けまして、まず前期の実験では、排出されるガスがどのように変化するか、これをちゃんと見きわめた中で、長期の期間を必要とする後期の実験に対応する考え方でおります。ですので、先ほど課長からも説明ありましたように、この結果を踏まえて、前期の結果を踏まえて、後期の焼却実験を実施するかどうかを判断していきたいと考えております。また、後期の実験を実施する前には、必ず周辺住民の方々への説明等を実施させていただきまして、実施に移していきたいと思いますが、それとて、まだ結果が出ている内容ではございません。

結果が出た段階で、明らかに炉に対する影響がない、あるいは、排気ガスに対する影響がないという判断をもって、初めて議会の方々への説明、御承認、あるいは、周辺の住民の方々への説明、御承認等のステップを踏んで、焼却するかどうかの判断をしていきたいと思いますので、現段階でそれが安いから、あるいは、その方法が簡単だから選んでしまえというつもりは一切持っておりませんので、御理解いただきたいと思います。

大塚委員)
その御答弁は、この間も聞いたと思うんですけれども、今回は大きなコストをかけた延命化の事業というのが、実際、本当に適切なのかどうか、私は、今、はたと考えてしまっているんですが、そういった状況の中で、先ほど鈴木委員が言いましたように、広域支援をお願いしなきゃならないような状況も、延命化によって燃していかなければならない事態が、今度発生してくるわけですけれども、そのときにプラを半年ぐらい実証実験をしたり、プラを燃したりしていることが、やっぱり前提となってくる、それが本当にいいのだろうか、おかしいのではないかと私も思います。

そして、同時期にこの実証実験のほう、プラを燃す方向性が、今、検討されるわけなんですけれども、やはりそれ以前に理解、協力を得られるような、分別ルールを壊していくことになるわけですから、分別の徹底、そういった不燃ごみの回数見直しなど、そういったことをまずは丁寧に考えていかなければならないと思います。そうじゃないと、燃す量をふやしたいだけではないかという、余計な懸念も生みかねません。そのように私は思うんですが、市長にお答えいただいても同じかと思いますが、伺います。


渡部市長)
先日の一般質問でもお答えしたとおりでございます。たまたま時期が、延命化を始めるところで重なってしまったわけですけれども、率直に申し上げて、今回の事態というのはDランクになってしまって、2年続けてDランクをいただいてしまいますと、容リ収集をしたものを、せっかく市民の皆さんが分別をしていただいても、不燃ごみとして排出処理をしなければならない事態になりかねない。その危機感から何とか購入をしている、洗浄しづらいケチャップだとかソース類のボトルを抜き取って、それが焼却することによって、環境、あるいは、炉にどのような影響を与えていくのかということを、きちんと検証した上で対策を考えていこうという発想でございます。

ごみの有料化を導入したときに、いろいろ議論があったんですけれども、不燃ごみの収集については、むしろ、当時の議会の御指導で月2回ではなくて、組成分析から言えば月1回で間に合うのではないか、むしろ、そこに余計なコストをかけて、不燃ごみの収集回数をふやす必要はないのではないかという議論を踏まえて、現在の月1回に落ち着いたという経過がございます。我々としても、そこは非常に悩ましいところなんですけれども、確かに、不燃ごみの収集回数をふやすことによって、適切な分別処理をしていただくということも一つの案としては考えないわけではありませんが、収集回数を月1回ふやしますと、やはりそれなりのコスト、年間で1,500万円から2,000万円ぐらいかかってくるということも、現実としてあるわけでございます。

そこらを総合的に、最終的に御判断いただくための材料をお示しをして、燃してみた場合のメリット・デメリット、あるいは、そのほかの方法のメリット・デメリットをきちんと提示をした中で、最終的に市民や議会の御意見をいただいて判断をしていきたいと考えているところでございます。

ほとんどの市民の皆さんは、先ほども申し上げたように、ごみ減量、分別、リサイクルについて、非常に一生懸命取り組んでいただいていると理解をいたしております。ただ、ごく一部、誤った出し方をされることによって、他のごみまで汚れてしまって、容リ協の受け入れができないということになりかねないということで、さらに、我々としても、市民への周知、あるいは、啓発活動は徹底して行ってまいりますけれども、最悪の事態を何とか避けるためにも、今後とも、先ほど申し上げたプロセスを踏まえて、議会のほうにも、あるいは、市民の皆様にも判断できるだけの材料をそろえていきたいと考えているところでございます。

大塚委員)
やはり排出抑制が大事で、市民の協力によって、ごみの分別ルールは守られてきましたので、やはりプラは絶対に燃すべきではないと申し上げて、質疑を終わります。


野田副委員長)
ほかに質疑ございませんか。佐藤真和委員。


佐藤委員)
大幅に割愛になることをお許しください。

1番は伺います。今のチューブ類の可燃ごみ扱いですが、なぜ不燃でなく可燃かというのは、お金の問題だということとして受けとめるわけですけれども、常識的に考えて、それは不燃に入れるべきだと思うんですね。これ、最終的な方法として目指しているのは、フェニックスから戻った分を扱うのか、それとも最初から市民に可燃物に入れてくれと言おうと思っているのか、どっちで考えているのか、答えてください。


中村施設課長)
今回の実験によって、可燃ごみ扱いができるかどうかを検討するものでございまして、そういったことから、可燃ごみ扱いができれば、ボトル・チューブ類については、可燃ごみのほうに、くくりとしていきたいと考えているものでございます。

佐藤委員)
それは、容リ法の趣旨からすると問題がないと考えていらっしゃいますか。


中村施設課長)
容リ法の趣旨としては、そういった意味では資源化の促進ということになっておりますので、そういったものになるかと思いますけれども、現実にそういった意味では、なかなかそういったところの資源化に即するところが難しい部分がございます、現実的には。そういったところから、今回の方法を考えたものでございます。

佐藤委員)
もう一つ、市民側に立ったときに、それはどういうモラルかどうかを含めて、その辺については、今の段階でどう考えていらっしゃいますか。これだけは、プラスチックがあって、不燃に入れるのと、容リに入れるのと、可燃に入れるのと3つできています。これについては、どう考えますか。


中村施設課長)
ボトル・チューブ類は、きれいに洗いづらく、中身が残ることから、そういった意味では不燃ごみ収集では、搬出するまで家庭に保管する日数が長くなりまして、そういった意味では、においとか、保管場所等の市民負担が生じるところがあります。そういった意味では、なかなか協力が得られにくいと考えておりまして、そういった意味で、市民の協力が得られやすい方向から、今回については検討したものでございます。

佐藤委員)
私は、3つに入れるのは、得られやすい方法だと思わないと言っておきます。それで、きれいなプラときれいじゃないプラを分けて出してくださいというところはあります。ありますよね、そういう自治体、結構。きれいかきれいじゃないかで分けている。それはある基準を設けて、きれいかきれいじゃないか、きれいじゃないものは、こっちへ、不燃へ。きれいなものは、容リへ。こっちのほうがよっぽどわかりやすいと私は考えますので、それは言っておきます。

それと、実証実験の実態ですけれども、容リプラとして回収したチューブ類、さっき0.3トンとおっしゃったんですか、実際、可燃ごみに含まれるプラ類が年間どれぐらいあるのかも含めてお答えください。


中村施設課長)
今回のデータから推測しますと、予定の処分量は年間約60トン、混入率につきましては、2.4%でございました。

可燃ごみに含まれる量のところでございますけれども、こちらにつきましても、組成分析から算定しますと、約3,400トンでございます。

佐藤委員)
ですよね。今回、先ほど図らずもおっしゃっていたけれども、今回のプラを燃して、炉に新たな影響が出るということは、考えづらい、既に入っているから、入っているのがいいと言っていないですけれども。新たに、後期実験に移れることにはなりませんということには、ならないということは既にわかっているんじゃないですか、やる前から。


中村施設課長)
量から判断しますと、推測としてはそういう考え方が成り立つかと思いますけれども、そういう意味では、市民に対して、説得性ある説明をしていくということになりましては、当然そういったデータを含めてやっていかないといけないという考え方に立ちまして、今回については焼却実験、データ測定をしたものでございます。

佐藤委員)
結論が先にあるんじゃないかなという気がずっとしているので、そういう聞き方をしているんですけれども。

③です、周辺市の容リプラのランクの状態を明らかにしていただきたい。それぞれ、理由はどう分析されているのか。


中村施設課長)
西東京市、東久留米市はAランク、清瀬市がBランクと聞いております。理由につきましては、市報掲載、チラシ配布などの啓発活動により、市民に容リプラの分別収集の浸透が深まってきたこと。また、中間処理施設での選別精度を上げるための機器設備の設置や作業員の教育、選別の習熟度の向上によるものと考えております。

佐藤委員)
Aランク、Bランク、理由は、啓発が浸透してきたこと、そして、中間の選別度の度合い、うちはどっちが足らないんですか。


西川環境部長)
ちなみに、当市も今年度につきましては、Aランクです。ですので、今、結果としては、中間処理を行っております加藤商事が処理しているところにつきましては、A、A、A、Bという状態になっております。

佐藤委員)
そうすると、どうして、今回そういうことに踏み切るんですか。Aランクなんですよね。ほかの市も、そう考えているんですか、燃そうという方向に。確認です。


西川環境部長)
現在、容リプラにつきましての処理、市民に説明、お願いしている内容につきましては、プラマークがついているものについては、プラの排出をしてくださいとお願いしております。その中で、汚れたもの、特に、お弁当箱類については、これは簡単に洗えますので、ぜひ洗浄した中で出してくださいというお願いをしています。チューブ・ボトル類につきましては、まずケチャップ類ですと、反対側にひっくり返しておきますとかなりきれいになりますので、その状態で使ってください。最後は後ろを切って出してくださいとお願いしております。チューブ類につきましては、ひっくり返すことはできませんので、後ろを切って、中を洗って出してくださいとお願いしております。

それらのボトル・チューブについて、洗うことが難しいという御質疑が随分ございました。今のルールとしては、洗うことが難しいものについては、不燃物として出してくださいとお願いをしております。ですので、今現在、燃える、燃えないということではなくて、ルールとしては不燃物になっているんですね。なっているにもかかわらず、混入率が高いということで、それらをどのように対応したらいいかということで、今回の実証実験を必要とするかなと考えております。

佐藤委員)
私は、余計混乱すると思うんですよ。そこを徹底を徹底するということしかないんじゃないか、どうしてそっちを持っていくのか、今、伺っていてもわかんないな、わからない。

④です。地域住民に対して、どうして説明せずに実証実験をやったのか、これは私はおかしいと思っています。21年度の進め方も含めてですけれども。だって、結論が大体出ることがわかっているものですよ、工期の前に説明してやるというのは、もう大体筋できているじゃないですか。これについては、どう考えますか。私は、真摯な態度というか、ちょっと違うんじゃないかと思うので聞きます。


中村施設課長)
容リプラの恒常的な品質の確保は喫緊の課題であり、一日も早い解決策を探るため、短期間で数量を限定し、データ検証を得るために行ったものでございます。平成21年度につきましては、今回の実証データを含めて、ボトル・チューブ類の取り組みについて、正月に周辺の住民説明会を行い、意見を聞き、焼却の理解を得るように努め、6月議会への報告を、長期間による実験、焼却実験を行い、さらに検証を深め、より精度の高いものとし、その結果を説明し、市民の皆様の御意見を聞きながら、進めていきたいと考えております。




※やっぱり担当の施設課長は、「今回の実験によって、可燃ごみ扱いができるかどうかを検討するものでございまして、そういったことから、可燃ごみ扱いができれば、ボトル・チューブ類については、可燃ごみのほうに、くくりとしていきたいと考えているものでございます」と答えていましたよ、部長。


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【2009/06/30 23:58】 | ごみ問題・環境
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あえて厳しいタイトルにしました。
土曜日の秋水園ふれあいセンターでの説明会です。

秋水園住民説明会


入口には「秋水園周辺自治会説明会 午後6時より 資源循環部」という紙が貼られていましたが、何についての説明会なのかは、会場のどこを見ても書かれていません。

入口で渡された紙は、「ボトル・チューブ類の混焼実験」と「リサイクルセンター整備計画の概要」の2種類。




説明会場はいっぱい


私は定刻を10数分回ってから会場に入りましたので、冒頭に、説明会を開くに至った理由や経過、市のごみ処理の現状・課題などについて話があったのかもしれず、そうであったら誤らなければならないかもしれません。

しかし私が入ってからは、1月に行った前期燃焼実験の公害関係測定結果についてのデータの表を課長が読み上げていて、要は「環境に悪影響はなかった」という話。
配布されたレジュメの「1.目的」にも、「容器包装プラスチック収集で、きれいに出すことが困難だボトル・チューブ類を安全に焼却できるかを検証する」とあるだけです。

説明後の質疑ですぐに、「そもそも今まではどうやっていたのですか?それに何か不都合があるから、というところの話がないからわからないですよ」という声が秋津町に住んで4年目という方から挙がったのも当然のことでした。

この質疑に対して課長は概ね次のように答えました。


(容器包装プラは)今までは(市内の)民間施設で選別し、状態のいいものは川崎(容器包装リサイクル協会ルート)へ持って行っている。
毎年1回、品質の検査があり、汚れているとDランクになり、それが続くと引き取り拒否になる。
ボトル・チューブ類はなかなかきれいにして出すことが難しい。汚れが他のプラに着いてしまいランクが下がる傾向がある。今は(選別段階での)引き抜きを強化してもらっている。
年間排出量2,400tのうち、(民間施設から)引き抜かれて秋水園に戻ってくるのは約240t。(いったん)容器包装プラとして36,000円/トンの費用をかけたものに、さらに56,000円/トンかけて、茨城や山梨(の処理施設)へ出している(燃やしている)。
うち(東村山市内)で安全に燃やせれば、財政的に効果があるので。


こういう話をまず説明でしなければ、大方の市民の皆さんはわからないでしょうし、これでも口頭ですから、すんなり理解した方がどれだけいたのか疑問が残ります。
限られた時間の中で、誰にも、より正しく理解していただくことが何より重要でしょうし、所管にとっても工夫の甲斐はあると思うのですが…。イラストなりフローチャートなりに現状と提案内容をまとめた資料を用意することくらい、そんなに大変な話ではないでしょうに。

今回の実験についての市の「本音」は、課長の発言の最後の部分にあるわけで、そういうことを初めからストレートに出して、市民の「本音」もしっかり受け止めるべきであったと思います。

また、「家庭から排出する段階から汚れたボトル・チューブ類は可燃で出してください、としたら、混入するプラスチックが急増するのではないか?」という質疑には、「汚れたプラは不燃ごみへとお願いするということはこれからも同じ。あくまで、中間処理施設で引き抜いたものをどう処理するかということであり、家庭での分別方法を変えるつもりはありません」と6月議会での答弁同様、部長が明言していましたので、これは変わることはないと思われます。

さらに、「この炉は傷むのでプラスチックは燃やせない、と市自身が行ってきたのではないか」という指摘もありましたが、市はどう答えていたのだったか…メモが取りきれていません。


「リサイクルセンター整備計画の概要」についても、配布された資料からは、現施設の状況・課題、これまでの経過、新たな施設整備の必要性等がほとんどわかりません。もちろん、質疑に答える形で説明されましたが、「読めばわかる」必要最低限の情報として記載しない理由がわかりませんし、説明資料とはそういうものではないかと思います。

リサイクルセンターを新たに整備することについては、現在のままでよいと思われる方は現場を見れば殆どいないだろうと思いますし、会場からも「騒音や臭いを考えれば結構な話」「働く人にとっても現状はよくない」といった理解する声が聞かれました。
しかし、部長が「あくまでも老朽化した施設を何とかする、なるべく早く一つのハコの中に囲みたいと考えているが、計画書を出したからこのままやるぞ、という考えにはありません」と答えながらも、委託したコンサルタント会社から2ヵ年にわたって出された「リサイクルセンター配置計画(20年3月)」と「リサイクルセンター整備計画(21年3月)」には極めて具体な内容が書かれています。

2冊の報告書


本当に「白紙の状態から議論をスターすることは難しい」程度の話なのかどうか…。結論をあらかじめ持っているのではないかと受け止められても仕方ない状況にあると感じます。

会場からは、施設整備の必要性は認めながらも、「市の財政を考えたら、緊急の課題なのかどうか」「これだけ大きいものを一度に作るのではなく、段階的に進めることは検討したのか」といった声や、「どうして秋津町だけが、市民全体のごみ全てを今後も引き受けなければならないのか?」という長年にわたって悪臭、騒音、収集車による公害に苦しむ地元の方からの切実な声もありました。
計画の概要を説明する場なのに、費用についての資料がないのも不親切でした。※

会場には、どの説明会もそうであるように、比較的高齢の方が多かったのですが、中には秋津町に住むようになって2年、3年という若い方たちの姿もありました。
「分別についての啓発活動をもっと大々的にやってください」「このような話し合いの場を、何回もやってください」「自分の問題として考えるためにも、節目節目でもっと説明会を開いてほしい」「(住民も行政も)お互いに粘り強く話し合う必要があるのではないか」といった声も出されていました。

市は「後期実験の結果が出たらまた場を持つ」と答えていましたが、やはり説明、啓発の努力がともに不足しているということは明らかではないかと感じます。
もちろん部長が答えていたように、自治会等への出前講座、スーパーや公共施設での見える分別方法の徹底活動など、所管としての努力は重ねていることは理解しているつもりです。

しかし、分別の徹底が生命線であるならば、PRを徹底する方策はまだまだ残されているのではないかと思います。
市のHP、市報を開いたら毎回目に飛び込んでくるような掲載をしてきたでしょうか?
街のあちこちで、分別の徹底がいかに重要かについて、いやでも目に入ってくるような仕掛けになっているでしょうか?

G30プランを強力に推進している中田宏横浜市長が以前「シャワーのような宣伝活動を続けている」と発言しているのを聞いたことがあります。

市が今回のプラ混焼実験を行う理由としている昨年の「容器包装プラDランク問題」では、2度にわたってPRチラシの全戸配布をした結果、その成果がきちんと表れ、直後の品質検査ではBとなり、今年1月には最高ランクのAになっています。
市長も今年3月の予算委員会で大塚議員の質疑に対して「ほとんどの市民の皆さんは、先ほども申し上げたように、ごみ減量、分別、リサイクルについて、非常に一生懸命取り組んでいただいていると理解をいたしております」と述べているように、市民も、そして中間処理をしている民間業者も、まじめに分別に取り組んでいますし、行政がさらにしっかり分別徹底の働きかけをすれば、結果は出ると思うのです。
Aランクを維持している市民に対して、「またDランクになったらどうするのか?引き取り拒否になったらどうするのか?」と言い続けることは、さながら狼少年のようで、おかしなことだとずっと考えています。

「汚れたボトルやチューブ類は絶対に容器包装プラスチック袋に入れないように」ということを徹底することに徹するべき、だと改めて思います。

「すでに可燃ゴミに12~13%のプラが混じっていますので」とも担当は発言していて、これも実態はそうなのですが、まず「可燃ごみ袋にプラは入れないように」ということをもっともっと徹底することが先なのではないでしょうか。

混焼実験を行う以前に行えること、行うべきことがまだまだあり、3か月もプラを燃やす必然性に欠ける。
説明会を終えても、その考えに変わりはありません。


※今年3月の「整備計画」の「第6章 概算事業費」には、1.本施設整備に係る建設工事費として「プラント工事費は実績のあるプラントメーカー3社から見積を入手したものについて比較検討を行った。また、土木建築工事費は建設業者(ゼネコン)に別途依頼し3社から概算見積を入試した」とした上で、A査定(プラントメーカーの平均+建設業者の平均に差定率を用いて算出)として25億4,333万1千円、B査定(プラントメーカ最低価格+建設業者最低価格に差定率を用いて算出)として23億484万5千円という数字を掲載しています。
そして、上記B査定23億500万円、工事監理費3,500万円に、既存施設解体工事費1億3,800万円を加えた24億7,800万円を全体概算事業費としています。









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【2009/06/30 23:45】 | ごみ問題・環境
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27日(土)午後6時から、秋津町の秋水園ふれあいセンターで、東村山市主催のごみ処理行政に関する説明会があります。
テーマは大きく2つ。
1点目は、容器包装プラの焼却処理実験を9月から11月にかけて行いたい、ということ。
もう1点は、リサイクルセンター構想についてです。

1点目については何度記事にしてきました。
また2点目も合わせて、6月議会では一般質問で取り上げました
今回の説明会については、「地元にまず説明をする」ということで、市報や市HPによる告知が行われていません。
また、開催を知らせる案内は、秋水園周辺対策協議会のメンバーである近隣の4つの自治会会員に知らされただけで、自治会に入っていない家庭には市として情報を届けることはしていません。
この点については対応を申し入れましたが、「今回は最も迷惑をかけている地元を対象に」&「自治会を通じて配布をお願いしたのに、さらに全戸配布は関係上むずかしい」等の理由で、実現しませんでした。

確かに、収集方法の変更などと違って、全市民に必ず知っておいてもらわないといけないことではないかもしれませんが、全市民のごみ処理をする施設の話ですし、全市民の税金が投じられる事業ですので、今後さらに積極的な対応をしてくれるものと期待しましょう。

また、プラの焼却実験については、私は一貫して異議を唱えています。
何のための実験なのか、未ださっぱりわかりません。

廃棄物減量等審議会の方たちには今回の説明会開催は伝えてあるのかについて確認したところ、これまでそういうことはしてきていない、ということでしたので、「3月の審議会でも主たる話題になっていたのだから、開催することはぜひ伝えてほしい」と申し入れ、検討を約束してくれました。さて、実行はしてくださったのでしょうか…。

明日は地元にお住まいの皆さんがどのような受け止め方をされるのか、どのようなご意見が出されるのか、しっかりと伺い、確かめてきたいと思っています。





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【2009/06/26 23:58】 | ごみ問題・環境
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控室の机の上に置かれた文書(古い携帯じゃうまく撮れないなぁ)


議員各位
下記のとおり、報道機関に発表いたします。


と大書きされた文書が、議員のメールボックスに先ほど(17時半頃)配られました。私以外の議員は既に帰られてしまいましたので、取り急ぎ報告を。

そこにはこう書かれています。


                                平成21年6月24日

件名:「多磨全生園将来構想における保育園設置」推進の要請について

標記の件につきまして、本日6月24日、国立多磨全生園の自治会応接室において、渡部尚東村山市長より佐川修多磨全生園自治会長へ要請書によりお願いをしてまいりました。
これは、(通称)ハンセン病問題基本法、国立ハンセン病療養所の利用に関する省令が、本年4月1日施行として公布されたことをうけたものです。
多磨全生園将来構想検討会(構成=自治会、各寮長等)において構想検討が進められており、その柱として「地域との共生をうたい、保育園設置の前向きな対処」が掲げられています。
当市では、H21年度認可保育園の入園待機児は147名を数え、そのニーズはさらに高まるものと考えられます。多磨全生園将来構想検討会で検討されます、地域開放型の保育園を設置いただくよう要請したところです。
なお、写真のとおり歓談を含め、和やかな雰囲気の中進められました。
また、多磨全生園園長にも同日、同要請書をお届けしました。


(以上全文)

配られたばかりですので、書かれている以上のことはわかりません。
以前、そういう構想を別の場所で耳にしたこともありますが、詳細がわかればまたお伝えします。

ところで、こんな形で文書が配られたことはこれまでなかったように思います。
「写真のとおり」とあるので、記者会見でも開いたのかな、とも思いますが、そう書かれているわけでもありませんし、発表の意図も今ひとつ判然としません。

推測ですが、当市では「議員も新聞を見て初めて知る」ということが以前から少なくなく、そのことについてクレームがついたというような話も聞くので、一つの改善策ということかな、と。
「議員各位」と大書きしたのも、「とにかく見てくださいよ」という感じが伝わってきますし。

ただ、情報ソース&問合せ先としての所管名もあった方がよいですよね…。今後さらなる工夫がされることを期待しようと思います。



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【2009/06/24 19:03】 | 子ども&子育て
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まるで怪文書(*^^*)
takabk
議員さんのボックスに入っていたと言え、発信人の名前が無いなんて、まるで怪文書のようですね。
でも佐藤さんがおっしゃるとおり、6月議会で、3月に5会派が提出した「緊急待機児対策」の要望に対する動きの未報告が複数から指摘されたことに呼応したアクション?、と一市民からも想像されます。
所轄には、これからも、あまり意識せず、動きをマメに発信していただくと、少しずつでも行政と市民の間の信頼感が醸成されていく期待が持てると思います。

待たれてきた保育所開設。人権の森を配する絶好の場所に登場するのがバンビでも、小びとたちでも、ともかく実現するといいなぁと思います。

Re: まるで怪文書(*^^*)
佐藤まさたか
takabkさん こんばんは。コメントありがとうございます。

記事では書ききれなかったのですが、私が一番引っかかっているのは、今回の「要請」と、喫緊の課題である待機児童の問題が、どうリンクするのか、いや、しないのか、ということです。
おそらく「しない」だろうと思うからなんですけど。

全生園の将来構想にそういう話が盛り込まれることは大変うれしいことだと思いますし、今回の「要請」も必要なプロセスなのだろうと思います。
とはいえ、実現は相当先の話でしょう。
「待機児147名」はたった今の話であり、待ったなしの課題として提起されているはず。

そういう意味で、待機児童の話とセットにした形でプレス発表した意図がわからんのです。
また新たなことがわかったらご報告したいと思います。




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土曜日(20日)夜7時から、東村山市保育所保護者連合会(保護連)の総会にお邪魔しました。
参加していた議員は薄井議員、伊藤議員、島崎議員と私の4名。

保護連の総会は毎年、一年間、保育内容の充実や、待機児童解消を求めて、着実に活動を重ねてこられたことが議案書からも議事からも十分伝わってくる総会です。

子育てと仕事に追われながら、さらに保護者会活動を継続するのは容易なことではなく、私自身も今から18年前から9年前までの約9年間、無我夢中で取り組んでいた頃の思い出がたくさんあります。
一番大変な時だからこそ、後で振り返ってみると一番熱中していた、子育てゴールデンタイムではなかったかと思うのです。


保育園の待機児童問題は都市部固有の問題ですが、わが市でも待ったなしの課題となっていて、3月議会直後に行った5会派による市長への緊急要望もあり、現在部課横断的なプロジェクトが立ち上がり、具体的な解消策の検討を進めていて、6月いっぱいには最初の集約がされると聞いています。
今週末には、認可外の施設(認証保育所、認可外保育室、保育ママ)に市長が直接出向いて実態把握を行うという話も耳にしました。

特にここ数年、具体的な待機児童対策にほとんど手をつけてこなかったと言われても仕方の無い状況の東村山市。従来の考えにとらわれずに、対策を形にしなくてはなりません。

一方で、財政難からくる予算削減によって、保育現場で過度の節約、抑制が起きていることが懸念されます。これは小中学校なども同様の心配があり、以前の予算委員会でも「度を越した抑制が起きているのではないか」と質疑をしたことがあります。

9月には20年度決算委員会が開かれますが、「財政難」が子どもたちの現場に今どのような影響を与えているのか、少し丹念に調べたいと思っています。



週が変わって今夜(22・月)は、「緑の市民計画を実現する市民会議」の傍聴に伺いました。滅多に傍聴者はないようで、取扱で若干手間取らせてしまいましたが、会議のメインは、23年度からの新たな「緑の市民計画」についての討議でした。
その中で、ある委員から「10年前もこうして議論をして、計画には数値目標も書き入れたが、緑に対する市の姿勢は、他市に比べてお粗末で、予算も少ないまま。空しくなるような計画づくりには疑問がある」とする厳しい意見も出されていました。

また、野火止用水沿いの樹木管理の問題、緑化審議会や子どもたち対象の「緑の楽校」、八郎山保全活動などの報告のほか、諏訪町の田んぼ保全問題についても課長と経過を知っている委員から報告がありました。

この「田んぼ問題」については、6月議会最終日に陳情が私が所属する環境建設委員会に付託されましたので、どのような議論があるのかを実際に知っておく必要を感じ、今夜の傍聴となりました。

所管課長の報告によれば、経過概略はこうです(私のメモの範囲)。

昨年11月4日 地主から市に対して買い取り申請が出される
11月18日 市として検討するも買い取りは難しいと判断
11月25日 東京都に買い取りを照会
11月28日 都は「都としての希望は無い」と市に回答
11月29日 市、都ともに買い取りはしないので、農業委員会に斡旋
今年2月3日までに、斡旋も無かったので、2月4日から農地転用の手続き開始

田んぼだった現場は、昨日も出向きましたが造成が進み、水道やガスが入り、まもなく住宅建設が始まりそうな様子です。
今夜の会議で報告をされた委員の方は、「地主から市に買い取り申請があった昨年11月から半年もの間、なぜ議会や緑関係の会議に情報が一切出されることがなかったのか」「私有地という難しさはあるだろうが、水田が重要な緑地であり、市の財産であるという認識が市に全くなかったからではないのか」「なぜこういうことになったのか、何が問題だったのか、議会でもしっかり議論してほしい」等の意見が出されていました。

委員会開催は、各委員の調整を考えると都議選後となりそうです。
委員会としてすべきことは何か。できることは何なのか。

私も真剣に考えますし、この問題に関心のある方は、ぜひ現場に一度出向いて、率直なご意見やご感想などをお寄せいただければ幸いです。



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【2009/06/23 01:43】 | 子ども&子育て
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総会ご臨席、ありがとうございました
馬場貴子
お忙しい合間、保護連の09年度総会に御出席いただき、誠にありがとうございました。

当日御参加くださった別のある議員さんからは「印象に残らない総会」との御感想もあったとか。
ただの親に過ぎない私たちの集会ですから、まぁその程度かと思います。
でも、次代を担い得る人材を育む機関として、最近は学術的にも実証されている認可保育園の運営が今、大きな転機を迎えるなか、私たち子育ての当事者の声が市政に位置づけられることは、市民に広く理解される少子化対策を当市が展開するためにも重要と考えています。

私たち市民から、議員さんの顔はなかなか見えません。
御臨席のうえ、一言をいただくことで、目前の問題に立ち向かう時、力になっていただけそうな議員さんの存在が分かり、心強さにつながります。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。(2008年度役員)

Re: 総会ご臨席、ありがとうございました
佐藤まさたか
馬場貴子さま

> お忙しい合間、保護連の09年度総会に御出席いただき、誠にありがとうございました。
いえ、皆さんこそ、お子さんを抱え、仕事を抱え、保護者会の活動&保護連の総会へ準備を重ね…本当に大変なことだと思っています。
ただ、あの場でも申し上げさせていただきましたが、一番大変だったあの時期が、娘にとってはもちろん、親としての自分にとっても最高の充実期、ゴールデンタイムだったのはないかと、最近とみに思うのです。

高3と中3になったわが娘たちですが、保育園時代の関係が今でも軸であり土台ですからね。

保育園も学童も、親として関われる時期は限られるわけですが、だからこそ、みんなで少しずつ背負って、不安を抱えながらも励まし合って、そしてまたバトンを次の人たちに渡して行く。
時に綱渡りに思えたり、組織が一時的に細って見えたりすることもあるかもしれませんが、互いにカバーしながら、新しい顔を見つけていくことも、活動の醍醐味かもしれませんね。

何だか先輩面してえらそうに書いてしまいました。すみません。
こちらこそ今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



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さよなら MARU
ありがとう MARU





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【2009/06/22 23:55】 | もろもろ
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akikenyou
熱い思いが込められた言葉二つ……
同感です。

akikenyouさんへ
佐藤まさたか
連投でコメントありがとうございました!

ラストナイトの皆さんの熱唱、ずっと記憶に残ることでしょう。
消える灯、ともる灯。
往く人、来る人。

どんどん新しいものが生まれてくる可能性を感じてますよ。
またよろしくです。

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20090620044514
日曜日で大団円を迎える西口MARU。
明日&明後日はファイナルライブなので、かなりアブノーマルなノーマル営業は今宵がラスト。
今日(金曜)の朝日新聞多摩版が大きく扱ってくださっていました。

大切な居場所が一つなくなります。

寂しくて仕方ないのですが、MARUがあったからこそ生まれた、強く、かつやわらかな潮流は、間違いなくこの街を変えていく力になると思いますし、そんな大上段に構えなくとも、楽しさや温かさは伝播していくのだろうと思います。

マスターに無理を言って、3時を過ぎるまで、語り尽くしてきました。

今、4時40分です。

帰り道、北山菖蒲園に寄ると、水菖組合の方たちが花の手入れをされています。

ウグイスのさえずりと、池からはウシガエルの低~い声が響いています。

菖蒲まつりも日曜日まで。
盛りは少し過ぎましたが、まだまだきれいですよ。

【2009/06/20 04:45】 | 未分類
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昨夜はどうも
akikenyou
アブノーマルな営業にとりつかれてしまい、私も1時までとなり眠い朝を迎えました。

菖蒲園の花の管理…陰で頑張る方がいるからこそ美しく見えるのでしょうね!

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大塚議員と薄井議員と3人で会派を結成し、初めて臨んだ6月議会。
今まで経験することが全くなかった場に出席することになり、3人以上の会派に割り当てられる常任委員会委員長も経過の中で引き受けることになったため、これまでの6年間とは様変わりした日々を送ることになりました。

会派代表者会議は、5月22日、27日の2回がオブザーバー参加。会期中は30日(2回)、6月2日、4日、5日、9日の合計6回。
議会運営委員会は5月22日がオブザーバー参加で、会期中は30日(3回)、6月2日、15日の計4回。

これらの場に出席してみてまず感じたことは、打合せ事項が予想以上に多く、もちろん重要な事項も多いわけですが、中には省略したりもっと効率を上げたりできることがあるのではないかということ。
また、議会運営委員会はもちろんのこと代表者会議も原則公開とする議会が次々と現れている今、請願や所管事務調査事項の審査以外を非公開としている東村山市議会の状況を、少しずつでも公開へと変えていくべきだと改めて感じましたし、公開可能な部分も十分にある、ということでした。
また、初めて委員長として臨んだ環境建設委員会では、道路認定議案の審議の際に各委員からの質疑が議題外に及んでいるとして、事前にも整理するよう示唆を受けましたし、閉会後にもベテランの議員から「ご注意」をいただきました。

他にも、常任委員会の正副委員長会議や環境建設委員会の事前打合せ、委員長報告作成なども初めて経験しましたが、制限や抑止の理由として、何かにつけて矢野・朝木議員の存在があげられるのには、理解する気持ち半分、いい加減にしてくれという気持ち半分という感じです。

確かに、議会における彼らの言行を直接6年以上見てきたり、故朝木明代議員の時代からの草の根市民クラブの言動を多くの議員や職員、市民の方から聞けば、その時点その時点において様々な対症療法的な措置が取られてきたことは不可避であったと思います。

しかし以前も書いたように、その結果として行政情報が議会に提供されるタイミングが遅くなったり、議会における質問時間が必要以上に制限されたり、議会運営委員会の公開が進まなかったりしてきたことで、一番被害を受けているのは多くの市民であり、制限を重ねることによってさらに彼らに攻撃の口実を与えてきた実態を正確にとらえなければいけないと思います。
可視化のためにできることは全てやる、というくらいの大転換が必要だと改めて感じています。

ベテラン議員の対応を見ていて「あつものにこりて なますをふく」という諺を思い出しました。

「22年度の早い時期に開始」が3月までの議会運営委員会で集約されたインターネット中継はもちろん、議事に対する会派毎、議員毎の賛否を議会だよりや市議会HPで伝えたり、議員政治倫理条例を議会自ら制定して、市と一定以上の取引や委託受託関係にある団体や企業の役職に就くことを固く禁じたりすること等々、議会のガラス張り化を進めて、市民の目が不断に入るようにすることに力を注ぎたいと思います。





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【2009/06/19 17:03】 | 未分類
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7年目にして最短、わずか17日間の会期でしたが、ずいぶん長く感じた6月議会でした。

最終日の15日は、5本の常任委員会付託議案の委員長報告と、一般会計補正予算(1号)審議、請願等の委員会付託、意見書3件をいずれも可決し、閉会となりました。



◇議案の審議結果については市議会HPの通りですが、委員会付託議案の44号、45号、46号が全会一致、43号、47号が草の根を除く賛成多数。

◇一般会計補正予算(第1号)については、国の緊急経済対策関連と、議案44号として可決した「義務教育就学児の医療費助成制度の改正」に伴う予算が柱で、草の根を除く賛成多数で可決となりました。

◇新たに委員会付託となった請願と陳情はこちらですが、7年目の議員生活で初めて陳情が正式に委員会で議論されることとなり、しかもうちの委員会に付託と決まりました。
この陳情が保全を求めている市内諏訪町3丁目の田んぼは、農業委員会において農地から宅地への転用がすでに決定された上で大量の土砂が搬入されており、現実的には大変厳しいというのが会派問わずの共通意見でした。しかし、市内はもとより北多摩地域でほぼ唯一の田んぼであることや、長年にわたって新嘗祭の献上米をつくっていたこと等の価値がありながらここまで状況が進行した経過や、今後どのような可能性があるのか、両脇に残る田んぼについてはどう考えるべきなのか等について、議論することは必要だろうという意見の会派が多く、議会運営委員会でかなりのやりとりがあった上で付託となったものです。
都市農業を残そう!というのは立場を超えた共通の思いではあっても、現実的には国の税制がそれを許さない状況であることは変わっておらず、大変難しい問題だといつも思います。
さて、この陳情もどのように扱ったらよいものか…委員会の委員の皆さんと相談しながら対応したいと思っています。

◇議員提出議案としての意見書3件(4号5号6号)については初日の「3号・北朝鮮の核実験に抗議する緊急決議」同様、草の根の二人は採決前に退席したため、全会一致で可決となりました。


◇9月議会の日程が決まり、8月20日告示、27日が初日、最終日は9月29日となります。
20年度決算審査を行う決算特別委員会も9月半ばに4日間集中で行われます。途中5連休などもあることから、大変タイト&ハードなスケジュールとなりそうです。

7月12日には都議選の投開票があり、そして衆議院選挙も7月・8月の間に行われることはほぼ間違いないことでしょう。
いつも以上に暑い暑い夏になりそうです。

子どもたちのためにも必ず投票に行きましょう。


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【2009/06/16 23:58】 | 議会報告
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東村山の再生
ともぞー
水田保全、賛成です。ついでに市が主導による地元農産物・特産物の常設直売所など流通・PR機能をセットで展開できれば東村山市への集客、農家・地元経済へ貢献するポジティブなモデルになるのではと思います。市の財政を市報で見ましたが、生活保護等、社会保障費が嵩むのは仕方ないのかもしれませんが、もっと前向きな施策を盛り込まないと、魅力ある他市への納税層の流出も懸念になるなぁと心配してます。教育レベルの向上施策や体験学習含む東村山独自カリキュラムなど、地道でいいから現状の課題として『納税層の拡大』と向き合い、施策を打ち立てて欲しいと思います。

水田保全のリーダーシップを
もりぞー
ともぞーさん、私も保全に大賛成です。
せっかくの東村山の財産が失われてしまいます。

市役所、議員の中で積極的にこの問題に取り組もうとしている方はいるのでしょうか?
佐藤議員もおっしゃる通り、問題は多いと思いますが、誰かがリーダーシップをとれば状況は変わると思います。
やるだけやって無理ならば諦めもつきますが、
初めから難しいなどど言ってしまっては前に進みません。
環境建設委員会の委員長として、明確なビジョンをもって保全の為にリーダーシップをとっていただきたいと思います。
佐藤議員には、今まで以上にこの問題に全力で取り組んで頂く事を期待します。
現場を見てきましたが、猶予がありません。
御願いします!

Re: 東村山の再生
佐藤まさたか
ともぞーさん お返事が大変遅くなってすみません。

> 水田保全、賛成です。

そうですね、反対をされる方はほとんどいないだろうと思います。
今回の田んぼ2枚を含めたあの場所だけが、市内はもとより、北多摩地域にただ1か所残された田んぼだということを、私も含めて多くの方が初めて知ったのではないでしょうか。

>ついでに市が主導による地元農産物・特産物の常設直売所など流通・PR機能をセットで展開できれば東村山市への集客、農家・地元経済へ貢献するポジティブなモデルになるのではと思います。

そう思います。今回のようなケースが、農地の案件としてだけではなく、緑の保護、景観、そして観光・まちおこし資源の問題として議論される仕組みがつくられていれば…と思います。市挙げて「北西部の値うち」を言っているわけですからね。

あの現場を今から云々ということは限りなく難しいが、どうしてこのような状況になったのか、問題があったとすればどこにあったのかを検証し、両サイトに残された最後の田んぼを含め、今後、農地を残すために最大限なにができるのか、何をすべきなのかを明らかにしようではないか。これが陳情を扱うことを決めた議会運営委員会の各委員の受け止め方であり、私もほぼ同様に考えています。

36年前の今日(昭和48年6月27日)、高度経済成長、開発ブームに日本中が沸きかえる時代に、東村山市は「緑の保護と育成に関する条例」を制定しました。当時の熊木市長の先見性と、その後の八国山を中心とする緑地の公有地化の歴史は、東村山市の宝だと思っています。
同条例4条(基本的責務)「市長は、あらゆる施策を通じて緑の保護と育成が図られるよう努めなければならない」
20条(農地の保全、育成)「市長は、優良な農地については、この条例の趣旨に適合する自然の一部としてその保全、育成のための施策を講ずるものとする」

確かに、相続税の問題、市の財政問題等々、農地を残すことは本当に難しい課題ではあります。でも、この条例を定めた時の心を失わずに、絶えず照らし合わせをしているのか、できうる努力を全てしたのか…それを公に考える機会とできたら、と思っています。



Re: 水田保全のリーダーシップを
佐藤まさたか
もりぞーさん はじめまして。コメントありがとうございました。

「あの2枚の買い戻しを」という陳情だとすると、議会としては受けられない。
そういう意見も少なからずあった中で、これまでの経過を確認し、どこにポイントがあったのか、今後に向けて何ができるのか、ということを議論しようことでの委員会付託となりました。

緑を残せ、農地を残せ、と私も言って来ましたし、同時に、どうすることもできないで農地が次々と消えていくことを本当に悲しく思っています。

が、議員になって農家の方たちと直接お話をする機会を持てたことで、初めて強く心に刻めたことがあります。
それは、「手放したくて農地を手放す農家はいない」ということです。
あの田んぼが消えることを一番悩み、悲しんでおられるのは、田んぼの持ち主の方のはずです。
それでも手放さざるを得なかった。

農地を少しでも残すためには、どういう仕組みが必要なのか。
今まで何が欠けてきたのか。何ができるのか。何をすべきなのか。

本当に大きな課題だと思っています。




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3週間間隔で重ねられている、第4次総合計画策定のための市民ワークショップ「東村山の未来を考える市民会議」。今日(14・日)は第8回目。8月8日の市長への提言に向けて、8つのグループはそれぞれのまとめ作業に入っていました。
前回(5月31日)も感じたことですが、それぞれの思いや主張を出し合っている時期と違って、どのグループも多少重い空気がありますし、大小様々、バラバラになっているパーツを丹念に寄せ集めて形にしていく作業はなかなか大変そうにも見えます。


市民会議ワークショップ


けれども、前回(第7回)の「ふりかえり」結果から見えてくる皆さんの声にからは、確信のようなものを感じました。

・まとめるって難しい。
・回を重ねる度に、皆さん発言が慎重になってきた。
・子どもを含めた若者のことがもっと知りたい。
・市の内容がよくわかるようになってきた。
・問題山積という実感。
・一人ひとりの価値観は当然違うが、話し合っていくうちに一致点が見出せる。
・交流の場がもっと必要。
・ワークショップ終了後が大事。市民と市が協働して市民大学を立ち上げたら。
・初めは職員から市の考えへの誘導も感じたが、この頃はワークショップ参加市民に少し安心したのか参加者に沿ってくれている。
・もっと情報に敏感にならないと。
・市報などをもっと見てみよう。
・多くの市民にこの会議のことを伝えていこう。
・市議会を傍聴してみる。
・ねばり強く、投げやりにならず、こだわり過ぎず、丁寧に意思を持ち、ワークショップに参加して提言をまとめたい。


書かれていたうちのごくごく一部なのですが、スタートから半年近く経つのに、殆どの方がモチベーションが下がることなく前向きに参加されていることを感じますし、サポートしている、いや一緒に議論している24名の職員と事務局職員の皆さんのひたむきな姿勢も大きく影響しているように思います。

4会場に分かれて行われた今日の議論も、全てうかがって見学させていただきましたが、「豊かな道」グループはじめ、丹念に議論を重ねてきた力を感じました。

都議選の関係などもあり、次回は7月18日(土)と少し先になります。でも、いくつものグループが自主的に別に集まる日を話し合っていました。

インプットしたものから、新たなものを生み出す作業が次回も続きます。胸突き八丁、という感じかもしれませんが、東村山市始まって以来の取り組みは、間違いなく新たな価値を生み出そうとしています。

明後日(16日)は午後6時から、このワークショップの「親会」である総合計画審議会市民センターで開かれます
もちろん傍聴するつもりですが、ワークショップに参加されている方たちもぜひ足を運んでいただけるといいのではないかと思っています。


さてさて、明日は6月議会最終日です。
10時開会で、まず常任委員会に付託されていた5議案の審議結果についての委員長報告なので、私も初めての場に立ち、道路議案2本の報告をすることになります。
その後、一般会計補正予算が追加議案としてかかり審議されます。
厚生委員会で先日可決となった「義務教育就学児医療費の助成制度」関連や、緊急雇用対策の追加策などがおもな中身です。
大きな争点が含まれる予算とは思えませんので、午前中から午後にかけて質疑、そして採決となり、3時頃までには全ての議事が終わるのではないかと思っています。





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【2009/06/14 23:52】 | 総合計画
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