無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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昨夜(24・水)は薄井議員とともに、本年度第7回目の総合計画審議会を傍聴してきました。
前回までの審議を受け、「基本構想」について詰めの議論でした。

「人と人 人とみどりが響きあい 笑顔あふれる 東村山」を「目指すべきまちの姿(将来都市像)」に掲げ、2月に計27回開催した市民フォーラムの結果、市民から出された計1,000件以上の意見をもとに「基本構想(案)」の修正が協議されました。


さて、明日(26・金)は2月24日から続いてきた3月議会最終日です。

まず、初日に委員会付託となった各議案について、各委員長から審議結果の報告を行います。


政策総務委員長報告(島田久仁議員)
1号 東村山市人権の森構想推進基金条例
2号 非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
3号 市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

厚生委員長報告(福田かづこ議員)
4号 国民健康保険税条例の一部を改正する条例

環境建設委員長報告(佐藤)
5号 民設公園取得基金条例
8号 市道路線(廻田町2丁目地内)の認定

生活文教委員長報告(島崎洋子議員)
21請願6号 小学校全校での早期放課後児童健全育成事業を求めると同時に、発達障害児が利用の制限をうけることのないよう求める請願 
21請願8号 食料の自給力向上と食の安全・安心の回復に向け、食品表示制度の抜本改正を国に求める意見書の提出を求める請願

予算特別委員長報告(肥沼茂男島崎洋子議員)
13号 22年度一般会計予算
14号 国民健康保険事業特別会計予算
15号 老人保健医療特別会計予算
16号 後期高齢者医療特別会計予算
17号 介護保険事業特別会計予算
18号 下水道事業特別会計予算


委員長報告の後、追加議案である「21年度一般会計補正予算3号」と「21年度国民健康保険補正予算1号」について、本会議で審議を行います。一般会計補正は多岐にわたるので、かなり時間がかかるのではないかと思います。

そのほか、改選期を迎える「東京都四市競艇事業組合(多摩川競艇)」と「東京都十一市競輪事業組合(京王閣競輪)」の組合議会議員の選出選挙等が予定されています。
多摩川競艇の事業組合は、小平市、日野市、国分寺市、東村山市、京王閣競輪の事業組合は八王子市、武蔵野市、青梅市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、小平市、日野市、国分寺市、東村山市で構成しており、本年度も合わせて3,000万円程度の収益配分があると聞いています。しかし、組合議会がどのような役割を果たしているかについて、今まで議会全体に対する報告は一切行われたことがなく、組織や運営の実態が全く見えません。
また、報酬の二重取りと批判される組合議員報酬が、さらに他の一部事務組合と比較してもかなり高額で(合わせて6万か7万だったはず…調べて報告します)あり、東村山市議会では与党幹部議員の指定席の感があります。

かつて市の財政にかなりのプラスをもたらしてきた事実はありますが、収益が上がる「背景」を考えれば、公営ギャンブルのあり方については大きく見直す必要があると思いますし、目指すべき方向ははっきりしていると思います。
既に全国で見直しが相次ぎ、近隣でも西武園競輪や立川競輪から多くの自治体が撤退をしました。
それらを踏まえて明日は対応するつもりです。

もう一つ、気になることがあります。

先日の代表者会議で共産党から「議員期末手当(ボーナス)の役職加算廃止」について議員提出議案として条例改正ができないか、と提案がありました。
民間に比べて給与実態がかなり低かった時代に生まれた公務員の「役職加算」。その経過や理由について否定するものではありませんが、現在の社会の実態を考えれば、廃止へ動くことは当然だろうと思います。
他の自治体議会で見直しが行われたという話はまだ聞きませんが、東村山市議会として先頭を切れたらいい。そう思います。
またこの改正は、単に金額を下げるということだけでなく、議員の報酬を市長ら常勤職の給与改正に連動して同様に扱うとしているルールそのものを変える、という意味も持っています。
「議会として独自の規定を持つ」ことが大変重要だと私は考えています。

そこで、ですが、実はこの条例改正案の提案は見送られるのではないかと見ています。
なぜなら、公明党から「議員定数削減が先」とする強い意見が出されたからです。

共産党が「役職加算廃止」を出すなら、私たちは「議員定数削減」を出す、という話。

もちろん、最終的にはそれぞれを各会派、各議員がどう考えて判断するかということになるわけですが、私はこのような問題を議会内で議論することなしに最終日の本会議でガチンコで即決する、というやり方自体がどうにも納得がいかず、代表者会議に参加していない会派も含めて議会として協議する道をとれないか、と意見を述べさせてもらいました。

役職加算は今のまま採決を図れば、賛成少数で否決が目に見えています。それを十分わかっていて提案し、「否決された」と騒ぐことは実に簡単な話です。
反対に、定数削減は賛成多数で可決される公算が高い状況です。可決した側が否決した側を「行革に後ろ向き」と批判の材料に使うこともまた、目に浮かぶようです。

選挙だけを考えればそういうことなのでしょうが…どうにも前時代的なやり方だと思います。

定数削減については、20年12月12日まで開催された「議員定数適正化調査特別委員会」でグダグダの議論の末、「議員定数の削減を求める請願」が賛成多数で可決されています。この請願提出の背景等、言いたいことはありますが、請願採択は採択。6月なのか、9月なのか…いずれのタイミングかで議員提出で削減議案が出されることは間違いありません。

なお、明日の議事日程の最後には、国などに対する意見書12本について採決を図る予定です。




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【2010/03/25 09:07】 | 変えよう!議会
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民主主義のコスト
読者
行革も大事でしょうが、民主主義のコストに対して不寛容になるのを危惧します。定数問題は必然的に党利党略も絡んできますから、根が深いですね。

Re: 民主主義のコスト
佐藤まさたか
読者さん
コメントありがとうございました。

定数を削って議会も「血を流す」ことこそが、行革に貢献することであり議会改革だと主張する会派があります。
とはいえ、その会派も「何議席までならば自分たちの会派の現有数を確保できるか」で削減数を提案してくることでしょう。

コスト削減だけを理由にしているのですから、そうであれば「少なければ少ないほどよい」はずなのですが…。

コストを言うならば、数よりもまず、一人ひとりの報酬を削減する道を協議しましょう、と「定数削減請願」の折に主張しましたが一蹴されました。

河村名古屋市長の「定数半減、報酬半減」で注目を集めていますが、議会自身がその価値、意義を市民に理解してもらえるような努力が足りない自治体では、同じような流れになっていくのではないかと考えています。もちろん、東村山も例外ではなく…。

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19日(金)午後、飯田話セントラルプラザで開かれた「容器包装の3Rをすすめる全国ネットワーク」主催の連続学習会(第7回)「事業者に聞く!プラスチックリサイクルの現状と課題」に出向きました。

開会時刻に少し遅れて会場に入ると、既にパワーポイントを用いたお話が始まっていて、20名ほどの方が熱心に耳を傾けていました。
講師は、プラスチック容器包装リサイクル推進協議会常勤顧問の滝田靖彦さん。
事業者としてプラスチックリサイクルに長年携わってこられた立場から、現状と課題についてお話しくださいました。

 
容器包装プラスチックのリサイクルについては、次のような流れになっています(容器包装リサイクル協会HPより)


容リ協HP

食品の品質・安全保持を使命とする容器包装は、その目的のためにどうしても複合的な素材を使用するケースが多く、缶やビンと違って、「プラスチック製品に再生する」ということが大変難しいという課題があります。

参加者からは「再生不能な素材は使わないようにできないのか」「使用素材の情報をすべて公開すべきではないか」「化石燃料の枯渇を考えれば、プラスチック自体を使わないあり方を業界は考えるべきではないか」といった厳しい声もあがりました。

滝田さんからは「容リ制度におけるプラスチックの課題」として、次のような点が挙げられました。
・「回収されたプラスチック類がいったい何になっているのか」を住民へ情報提供する「見える化」を進めること
・経済合理性を考慮したリサイクル(リサイクル自体が目的化していないか)の重要性
・材料リサイクル、ケミカルリサイクル、固形燃料化、それぞれの目的に合った分別の仕方の検討

そして「むすび」として「関係者全ての相互連携による3Rの推進」を挙げられ、「国、市町村、事業者、市民等全ての関係者の連携、協働が不可欠」とされました。

東村山市では19年1月から容器包装プラスチックの分別回収が始まり、市民の皆さんの分別意識の向上からリサイクルに出される「ベール(プラスチック類を圧縮梱包したもの)」の品質は今年度も最高ランクのAとなったことが先日の議会質疑でわかりました。

一方で、ベール内で他のプラスチックを汚す恐れがあるマヨネーズやわさび等のボトル・チューブ類を選別段階で引き抜いて、市内秋水園で焼却処分をする、という方向を市は打ち出しています。
この問題を学習会の質疑の時間に投げかけてみました。

キムチやマヨネーズが代表格なので「キムマヨ問題」と言うのだそうです。各自治体が苦慮している共通の課題でした。
東村山市では現在は「洗えないもの、汚れが落ちないものは不燃物に」という指導をしている、と話すと、殆どの方が「それを徹底することが大事ではないか」というお答え。…ですよね、やはり。

そもそもリサイクルに適さないものをリサイクルできるかのようにして扱うことが、かえって手間やコストを増やしているという課題。
「業界としては燃やせるごみとして出してほしい」というお答えもあり、さて、東村山市ではどうしていくべきなのか…。引き続き考えていきたいと思います。





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【2010/03/23 11:45】 | リサイクルセンター問題
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4日間の予算特別委員会が先ほど閉会しました。

一般会計予算案に対する賛否については、この数日間、大塚さんと薄井さんと度々話し合ってきて、昨夜も9時過ぎまで控室で議論を重ねました。
賛成する理由よりも異論や疑問点の方がいくつも出され、これは×(バツ)をつけるしかないな、とまとまりかけたこともありましたが、論点をいろいろな角度から出し合い、最終的に以下の討論(意見表明)とともに賛成とすることに決めました。



「変えよう!議会・東村山」会派として、最終的に賛否が割れることも否定せずに協議を重ねてきましたが、結果、本予算案に賛成するという結論を共有しましたので、その立場から討論をいたします。

まず、参加と協働に軸足を置くことを明言している市長の基本姿勢については大いに前向きに受け止めています。
しかし、本当にそれが東村山市役所のスタンダードとなり得るのか…。市役所の意識改革はどこまで進むのか?今回の予算審議を通じても不安を覚えました。不用意、不正確な答弁がたびたび行なわれたり、部下任せの答弁に終始した管理職には、猛省を促したいと思います。普段からどれほどの責任感、使命感をもってセクションの掌握にあたっているのか、全体のミッションに向かってどれだけ真剣に向き合っているのかが問われているのだと思います。

市長がかかげる「参加と協働」については、従来のあり方への率直な反省もありました。22年度に向け、新たに市民協働課を設けることや、自治基本条例策定のための取り組みを進めることが、決して看板倒れに終わることのないよう、全庁的な基本姿勢として徹底されるよう期待するものです。
意欲のある若手・中堅職員の抜擢、再任用制度への選考導入等も含め、人事の活性化にも真剣に取り組んでいただきたい。
 
予算案の中身については、景気低迷による市税収入約7億円の落ち込みや、扶助費の一段の伸び、大量定年に伴う退職手当増など、大変に厳しい条件の中ですが、大規模児童クラブの分離・増設化や、認可外保育利用者や幼稚園保護者への一部補助新設等の子育て支援分野、商業振興対策としての全市共通スタンプ事業、市税の収納率向上基本方針の策定等、以前から懸案であった諸課題に手を付けた姿勢を前向きに受け止めるものです。

総合計画をはじめ多くの基本計画策定が行われる22年度は、今後10年、20年後の東村山を方向づける、きわめて大きな一年です。コンサルタントに依存せず職員中心で市民とともに汗をかきながらの第4次総合計画策定は、歩みを止めず、一本太い芯の通った市のOSとなるよう仕上げ、スタートさせていただきたい。

今回、思い切った職員体制の見直しに着手した図書館は、長年培ってきた質や専門性を基盤に、学校図書館、子育て支援、ハンセン病資料館等との連携に努め、市民とのつながりを深める教育機関としての価値を高めようとしています。政策立案と職員力が融合したものと評価し、まちづくりの手段、拠点として、職員の能力を効果的に引き出す運営と人材育成の充実に期待をします。                             

一方、財政難の中、緊急雇用補助金を用いて新規事業に着手する苦心はよくわかりますが、命に向かい合うサービスを単年度で行なうことには自ずから無理があります。せっかく信頼を得た事業を打ち切らざるを得ない傾向が、各所に見受けられますが、中長期の展開を視野に入れ、継続への努力を求めます。

また、ごみ問題では、秋津町に持ち込むごみ自体を減らす取り組みを、住民の声に根ざして真剣に考えていただきたい。プラスチックごみの一部焼却処分は見合わせ、リサイクルセンター整備についても最小のコストで課題解決が図れるよう、特別委員会を設置した議会とともに知恵を絞っていきましょう。
「子育てするなら東村山 緊急プロジェクト」を真に有効なものとするために待機児対策庁内検討会を継続し、さらなる施策の検討を求めます。

地方分権・地域主権のうねり、「新しい公共」が言われる今、時代に相応しい役所へ転換するためには、市民に対する積極的な情報提供と政策形成過程の可視化が欠かせません。透明性を高め、説明責任、納得責任を果たすため、特段の努力を求めるものです。

最後に、市民の命を守る、特に、まだ物言えぬ幼い子どもたちや、障がいを持つ方たちが安心して毎日を生きていけるよう、最前線を預かる者として頑張っていただきたい。不利益を埋め、最善の利益をはかることは公の責任であり、常に現場に立ち、丁寧に条件を整えることは、基礎自治体職員最大の使命のはずです。
「子育てするなら東村山」の保育分野はこのままでは、単に待機児童の「数」の削減だけに終始する恐れを感じます。「人と人との信頼」に基づき質の確保、向上に腹をくくって取り組むことを強く求めます。

「どれほど苦心して編成した予算であっても、それを実際に生きたものとするのは『人』です」。 

以上で討論を終わります。



※22年度一般会計予算案は、自民・自治、公明、民主、自民党新政会と私たち3名が賛成。共産党と草の根が反対を表明し、賛成多数で可決となりました。


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【2010/03/18 20:34】 | 議会報告
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議会での議論を求めて請願を提出した市民と、紹介議員になった薄井議員と私を被告とし、矢野穂積・朝木直子市議が19年9月に名誉毀損だと起こした裁判の判決が、今日(3月17日)午後1時10分から東京地裁立川支部で言い渡されました。

矢野・朝木市議の主張は全面的に退けられ、訴訟費用も彼ら自身の負担とする旨が命じられました。

ありがたいことに、すでに多くの皆さんが報じてくださっています。

3羽の雀の日記
断片的な日々
柳原滋雄コラム日記

私と薄井さんは予算委員会中で判決言い渡しには行けませんでしたが、報道機関が複数社取材に来ていたようですので、明日の朝の新聞が楽しみです。
矢野議員には、ぜひ自分がキャスター気取りでパーソナリティを務める「ニュースワイド多摩」で他の新聞記事同様に取り上げて解説を加えてほしいものです。
なお、先日の薄井議員全面勝訴の判決により、この番組内ではいずれ、矢野氏による薄井議員に対する謝罪放送が、40秒間にわたって誰もが聞きやすい速度で、一日4回読み上げられる日が来るはずです。



【2010/03/17 23:55】 | 矢野&朝木議員&りんごっこ保育園問題
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予算委員会2日目の今日。
「議会費・総務費」に続き「民生費」に入ったのですが、5時直前の私の質疑に対する答弁が止まり、そのまま明後日10時に延会となりました。
私が問うたのは、りんごっこ保育園の分園計画に伴って、本園の定員がいつの間にか増やされていた件について、経過と理由を確かめたものです。
なぜなら、82名にはできないギリギリカツカツのスペースで81名として計画された同園の定員は、園長が市や都を相手取って提訴した裁判の中で、「77名」とする旨、和解調書に明記されていたはずだからです。

「分園の定員との調整の中でそのようになった」という答弁では何のことやら全く意味がわからず、16年9月30日の議会議事録を読み上げた上で、根拠を質したところ、審議が止まってしまいました。

これまでの事実経過、議会との信義の問題からしても、明確に答弁してもらわねばなりません。


なお、29名とも28名とも言われる分園の面積が、ようやくわかりました。
場所は以前お伝えしたところで間違いなく、現在、内装工事が急ピッチで進められています。

建物の1階と2階に分かれて使うようで、ドッグカフェとして使われていた1階部分は1&2歳児が22~23名保育されるそうですが、保育室56.76㎡、便所5.08㎡、事務室5㎡、保育士室5㎡、廊下その他1.42㎡、合計73.26㎡。
0歳児を保育するとされている2階はマンションとして使われていたようですが、乳児室19.8㎡、便所6㎡、調乳室5.98㎡、沐浴室3㎡、合計34.78㎡。

ちなみに、0歳児一人あたりの最低基準面積は、3.3㎡。
1&2歳児は一人あたり2.5㎡です。
乳児室と保育室の面積をその単位面積で割り返してみてください。私は言葉がありません。

7年前のデジャブのようです…。

なお、この保育園には、1&2階合計面積108.04㎡以外のスペースは全くありません。

※これから人に会わなければならないので、明日にでも追記をする予定です。

【追記 3月17日夜】

一昨日止まったところから、今朝再開。

裁判所の和解で決まった77名の定員を78名にしたのは、一体的な運営をする本園の方で3歳以上児の枠を増やすように東京都が求めてきたので、調整をした結果、というような答え。

東京都は現場をまだ一度も見ていませんので、書類上だけでの判断です。
通常、分園の方に庭やホールや調理室やその他の様々なスペースが不要とされているのは、近くにある本園の方に園庭はもちろんのこと面積に余裕があって、分園の子どもたちも「一体的に」生活が営める余裕があるから。

しかしここの場合、そもそも基準ギリギリ寸前にある本園ですから、分園の方に一定の余裕がなければ、カツカツ同士ということになります。

そこで、市はどういう使い勝手を前提に話を受けているのかと思い、完成図面をちゃんと見ているのかどうかを尋ねました。すると本当に驚いたことに、図面がまだ提出されていないのに、市も都も変更申請を受理し、工事が進行していることがわかりました。
子どもたちが朝から夕方まで毎日生活する具体的な流れと動きをイメージし、安全に、穏やかに過ごせるかどうかをリアルに描き、判断すること一切なしに、ことは進んでいました。


16年10月に本園が開園後、何か改善されたことがあるのか?と尋ねると、「園長会やエリア会議に出るようになった」と部長答弁。
参加して当然の場に出てきたことを「改善」と言うのでしょうか?

保護者は送迎時に園内に入れるようになったのか?と問えば、「朝夕は玄関での受け渡しが続いている。希望すれば中に入れる」とのこと。冗談じゃない…。

この保育園とは未だに信頼関係が築けないことを今日も市長自ら認めていました。

また、この保育園のこんなページこんなページを見て、認可保育園の情報発信として適切と考えるのか?と市長に問うたことについては、「久しぶりに見させてもらった。表現の自由は何人たりとも保障されるものだが、認可保育園のHPとしてはいささかどうか、と感じる」と答弁。

認可保育園の実施責任は、ひとえに市長にあります。
保護者は市長宛てに入園申請書を出し、市長の名の下に委託している保育園に、市がいわば「斡旋・紹介」するわけですが、本当に背に腹はかえられない保護者にとっては、実質的な選択の余地はありません。
そしていったん入園してから、「やっぱり転園させてほしい」と市に求めても、「既に認可保育園に入れているのだから、待機している人の方が優先です」と言われる可能性がきわめて高い。
3年前、2年前に私のところに駆け込んでこられた方たちは、そういう方たちでした。

そんなことが二度と繰り返されないよう、最後に市長にこう聞きました。
「市長として胸を張って、この保育園にどうぞ入ってください、と言えるのですか?」

市長は「認可保育園だから、胸を張ってそう言えるように、今後も園の方に協力をお願いしていきたい」。そう答えました。


なお、りんごっこ保育園園長ときわめて近い関係にあり同園の経営にも深く関与してきた矢野議員が大声でわめいていたので、質疑を何度を止めなければならなかったことは言うまでもありません。












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【2010/03/15 20:54】 | 議会報告
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報告したいことは毎日あれこれあるのに「下書きで保存」ばかりの記事になり、約一週間ぶりの更新となってしまいました。
まず、昨日から始まった予算委員会について報告します。

初日の昨日(12日)は、金子副市長の補足説明の後、「歳入」部分について、北久保眞道(自民自治)、駒崎高行(公明)、福田かづこ(共産)、薄井政美(変えよう!議会)、矢野穂積(草の根)、木内徹(民主)の各議員が質疑に立ち、夕方5時半前に終わりました。




予算概要はこちらからご覧いただけますが…

22年度の一般会計予算案は、総額では460億5,270万3千円。
昨年度が432億648万4千円でしたから、28億4,621万9千円、6.6%の増となります。経済情勢が悪い中で積極予算?と思ってしまいますが、国が創設する「子ども手当」26億1,570万4千円や、昨年度延伸された焼却炉延命化工事8億4,665万2千円、45名の定年退職者への退職手当11億6,589万7千円等が大きな要因であり、実質的にはマイナス予算と言えるものです。

歳入面では、子ども手当や、増大の一途をたどる生活保護費、児童扶養手当、就学援助経費などの原資となる国庫支出金が16.7%増の76億8,735万2千円、都支出金が13.4%増の61億7,455万9千円、地方交付税を6.4%増の29億4,200万円と見込んでいます。
一方で、景気低迷の影響が昨年度以上に表れると予測し、根幹をなす市税では、個人市民税は前年度比6億2,568万2千円(6.3%)の減、法人市民税は落ち込みがさらに大きく2億4,005万円(30.1%)の減とし、トータルでも8.0%減の200億1,335万円と計上しています。

歳出に目を転じると、民生費(福祉関係予算)が全体の48.4%。
17年度37.8%、18年度39.1%、19年度40.6%、20年度41.5%、21年度45.1%と増え続けてきましたが、ついに5割に迫る勢いです。もちろんこれは、国の政策転換の影響に加え、生活保護費や児童扶養手当など、市の裁量の余地がない義務費によるところが大きいので、東村山市として主体的に福祉に力点を置いてきた、と言えるものではありません。とはいえ、市民の生活が一段と厳しくなるとともに、市財政の舵取りが困難を窮める事態であることは否定できません。

また、最も純粋な意味での自主財源といえる「歳入全体に占める市税収入」の割合は43.5%に下落。これまで17年度42.2%、18年度43.9%、19年度48.2%、20年度46.9%、21年度47.9%と推移してきましたが、22年度予算の状況は、新政権が掲げる地方分権・地域主権という原則に立ったとき、なんとも疑問を感じざるを得ません。

昨日の質疑では、薄井議員が、市長が掲げる「選択と集中」はどう具現化されているのか?と問うたのに対して市長は、「大変厳しい状況下ではあるが、子育て支援の拡充や学校耐震化工事、第2学童クラブの増設等、実施計画外の事業にも着手した。内発的なまちの活性化策として、商工費や農業費にも額は小さいが配分した。都市計画道路3・4・27号線の延伸は今後のまちの発展や青葉町地域への車両の流入を防ぐ意味からも必要であり、西武線の連続立体交差化事業への調査費等も計上し、将来への展望の中でメリハリの利いた予算になったと考えている」と答えました。

また、北久保議員、福田議員、木内議員が少しずつ角度は違っていながらも取り上げた「アメニティ基金(ごみ袋の売り上げが原資)」の扱いについては、これまでも議会で度々取り上げられてきた問題ですが、改善が必要だと改めて思いました。近年、積み立て額よりも取り崩し額が大きく上回っているのです。なぜなら、可燃ごみの焼却灰を原材料として製造されるエコセメント事業や、不燃ごみの処理に関わる費用までここから支出されるようになっているからです。

アメニティ基金条例の第7条(処分)には
第7条 基金は、次の各号に定めることの経費の財源に充てるときに、その全部又は一部を処分することができる。
(1) 環境の保全、回復及び創造の推進の援助並びに育成に関すること。
(2) 廃棄物の発生の抑制及び循環的な利用の推進に関すること。
(3) 廃棄物の再使用及び再生利用等に必要な処理施設の整備に関すること。

とあるわけですが、家庭ごみの有料化の際、「ごみ袋の売り上げ金は環境に資するよう市民に還元する」旨の説明を市はしたと言います。ごみ処理は税金で行うことになっているわけですから、拡大解釈を続けた現状は、税金の二重取りと言われかねない事態です。
木内議員も述べていたように「市民への還元を考えるべき」だと思います。

また、薄井議員が「市役所地下の食堂は民間事業者(レパスト)が入っているが、どうして施設使用料の入金が予算書に出ていないのか?」と質した点は、以前から問題があると思ってきたことです。
答弁は、「福利厚生事業の一環として、職員互助会が施設を管理し、業者と契約をしている」とのこと。だから「家賃も高熱水費も無しでレパストに委託している」と言いますが、営業時間は次第に短縮され、現在では11時から14時のわずか3時間。確かに職員のことだけを考えれば3時間で十分なのかもしれませんが、「市役所は誰のもの?」という素朴な疑問は消えません。そもそもは「職員の福利厚生」だったとしても、今でもそういう理屈で運営されている市役所食堂というのはスタンダードなのでしょうか?調べてみたいと思います。

月曜日は、また自民・自治クラブに戻って、歳出「議会費・総務費」の質疑からスタートします。私たちの会派は大塚恵美子議員が出番で、私はその後の「民生費」「衛生費」を担当することになっています。

そういえば、質疑に立った矢野議員が冒頭、「反市民的な予算なので、渡部市長の再選を阻止するために全力を挙げる!」「市長が再選めざして出たときには、ゴリゴリとこんなひどい市長だと言われる問題のオンパレードですよ!」なとど弁舌を振るっていました。
これはいよいよ自らが市長選挙に出馬する気なのかもしれません。
長年にわたってほぼ全ての議案に反対を続けてきた以上、自らが手を挙げるというのは当然の筋道ですから、正式な出馬表明を楽しみに待つことにしましょう。

それはともかく、43分しかない持ち時間をいきなり22分も使ってのご高説開陳。確か昨年も大半の時間をかけて持論を展開していました。「質問時間制限に抗議する」と言いながら、いつもながら不可思議な方です。
後半は、こちらもいつもながらの「りんごっこ保育園代理人」と見まごうばかりの追及のオンパレード。昨年末に敗訴が確定したのは、矢野議員ではなく保育園園長のはずなのですが…。


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【2010/03/13 18:42】 | 議会報告
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熊木議員奥谷議員も既に報告されているように、昨日(6日)は全生園「いのちとこころの人権の森宣言」記念碑除幕式があり、出向きました。
あいにくの天気でしたが、石碑を挟んで両側にはテントを設けてくださっていました。



式典の司会を務められたのは入所者自治会副会長の志田彊さん。ウィットに富み思いのこもった一言一言が印象的でした。(以前、読売新聞で紹介されていた記事はこちらです。)

あいさつに立つ佐川自治会長と渡部市長


昨年9月議会で議決した宣言文は…

「いのちとこころの人権の森宣言」

かつてハンセン病は、不治の伝染病とされ、患者は国の強制隔離政策と人々の偏見や差別の中で、長く苦しい歴史を歩んできた。
ここ多磨全生園には、故郷を捨てさせられた人々が眠る納骨堂、終生隔離のなかで故郷を偲んだ望郷の丘、苦難の歴史を語り継ぐハンセン病資料館、これらとともに多くの想いがある。
この地を第二の故郷とした人々は、萎えた手足に力を込め、病をおして拓いた土地に、一人一人が想いを込め、一本一本植樹し緑を育てた。
いま、その緑の地は、そこに暮らす人々と東村山市民との百年の交流をとおし、いのちとこころの人権の学びの場となった。
私たち東村山市民は、こころをひとつにし、ここに眠る人々を鎮魂し、この土地と緑と歴史のすべてを『人権の森』として守り、国民共有の財産として未来に受け継ぐことを宣言する。

東京都東村山市




渡部市長はあいさつの中で、「本来は市として石碑建立を、と考えたが、国有地内に自治体が直接建てることは現在の制度上難しかったので、自治会に建てていただき、市が助成をするという形で実現した」と述べていました。そうだったのですね。

同じくあいさつに立った川上議長は「本来であれば全会一致で議決すべきものだったが、大変残念なことに2名の議員が反対したので、それ以外の議員による賛成多数となった」と述べました。
昨年9月2日に宣言を議決した際の市議会会議録、討論の部分を見てみましょう。


○5番(朝木直子議員) 議案第50号について、草の根市民クラブは、以下の理由により、反対する。

全生園の歴史は、「倶会一処」に詳細に表現されているとおり、患者の人としての尊厳を踏みにじり、その人権をじゅうりんした、絶対に許されることのできない、私たちにとって、消し去ることのできない恥ずべき歴史である。しかるに、本件宣言は、これら私たちがうちそろって全人生をかけて責任を明らかにし、贖罪すべきであるにもかかわらず、これに一言も言及がなく、責任を不明確にし、全生園の人権じゅうりんの歴史を隠ぺいするものにすぎない。よって、草の根市民クラブは、本件宣言に強く反対する。

○議長(川上隆之議員) ほかに討論ございませんか。21番、駒崎高行議員。

○21番(駒崎高行議員) 議案第50号につきまして、公明党を代表して、賛成の立場から討論に参加させていただきます。

先ほど、東村山市議会の全員協議会におきまして、佐川会長の思いを込められた貴重なお話と、未来へ向かう青葉小学校の児童お二人の作文の発表を拝聴させていただきました。大変にありがとうございました。

明治42年に創立された多磨全生園の100年の歴史は、そのほとんどが暗い歴史でありました。差別や隔離など、知れば知るほどに、人間の心にひそむ魔性、権力の恐ろしさを実感せざるを得ません。

紆余曲折の経過を経て、現在では、青葉小学校を初めとする小学校の人権教育に多大な貢献をしていただき、また、緑豊かな市民の憩いの場として全生園が東村山の大きな財産となっているのは、過去の責任を問うよりも、未来をより多く見つめていらっしゃる入所者の皆様の生き方がもととなっていると思い、驚きを禁じ得ません。

この全生園を未来にわたって受け継ぐことを決意し、表明することは、誇りと思います。今議会での、いのちとこころの人権の森宣言に、大きな意義を認め、賛成の討論といたします。

○議長(川上隆之議員) ほかに討論ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(川上隆之議員) 以上で討論を終了し、採決に入ります。

本案を、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。

〔賛成者挙手〕

○議長(川上隆之議員) 挙手多数と認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。



当時、宣言文の起草には、入所者自治会から佐川会長、志田副会長、平沢保治前会長、そしてハンセン病資料館長等々、当事者、関係者の皆さんが入っておられ、一字一句かなりの時間をかけながら成文化されたと聞きます。
除幕式の冒頭、あいさつに立たれた佐川会長の言葉に深い思いを感じながら、矢野・朝木両氏の反対はいったい何のため、誰のためであったのだろうかと改めて疑念と不快感を覚えました。


全生園の深い緑の中に石碑は静かに建っています。

石碑


以前、薄井議員もブログの中でこう書いておられました。「全生園へ行こう」。

3月議会が終わったら、桜と菜の花に包まれた全生園を久しぶりにゆっくり訪ねてみようと思います。


話は全く変わりますが、明日は、薄井議員が矢野・朝木議員を名誉棄損で訴えた裁判の判決が午後1時10分から東京地裁立川支部で言い渡されます。
今さら説明するまでもありませんが、薄井さんに対する両名による誹謗中傷はまさにえげつなく、とても公職にある者とは思えない酷さでした。私は朝木議員が議場内で薄井さんに向かって「キモチワルイ」と口にする姿も見てきました。矢野議員が裁判所の廊下で「セクハラはお前の代名詞だ」と薄井議員に向かって吐き捨てた現場にも私はいました。
良識ある明快な答えが出ることを信じて、明日は法廷に向かいたいと思います。

尚、直後の2時からは同じ裁判所内で場所を移して、私が昨年11月に矢野・朝木両氏から名誉棄損でいきなり訴えられた裁判もあります。
こちらは「弁論準備」なので傍聴していただくことはできませんが、弁護士の先生と一緒に出向いてきます。

「あの~、この人たちは裁判ばっかりしているように聞きますが、いったいどんな人たちなんですか?」
つい最近、東村山に越してこられたばかりの方に、こんな‘新鮮な’質問をいただきました。
私が説明すると怒りが先に立ち、どのくらい時間がかかるかわからないので、「3羽の雀さんがまとめてくださっているコチラのページが素晴らしくよくできているので、ここをご覧になってからまた質問をください」とお答えしておきました。








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【2010/03/07 23:56】 | 未分類
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昨日で17名の一般質問が終わりました。その後、夜9時半頃まで控室で予算委員会質疑について大塚さんと薄井さんと綿密に打合せ。先ほど昼12時が事前通告の締切でしたので、3人合作の通告書を無事提出したところです。

さて、昨日の一般質問は、なかなかいろんなことを考えさせられる場面がありました。



まず、朝から大勢の傍聴者の方がいらっしゃっていました。
理由は、島崎洋子議員が青葉町3丁目にふれあいセンター建設を求める質問をすることになっていて、しかも市として建設に向けた動きを表明することが確実だったためのようです。
とはいっても、前日に鈴木忠文議員が市がこれまで掲げてきた「ふれあいセンター7館構想」を問い、計画が果たされていない野口町と青葉町の2町のうち、どちらを先行するのかを質した際、「西口ビル公益施設や旧保健所跡の福祉センターが最近オープンした野口町に比べて、公共施設が何もない青葉町を優先することを判断した」と市長が答弁していましたので、答えはわかっていました。

既に誰もがわかっていることは質問しない、という原則があると私は思っていますが、まあそれはそれとして…。

市長が言うように、これまで長い間にわたって青葉町の住民の皆さんや周辺を地盤とする多くの議員が再三再四にわたって計画に沿った開設を求めてこられた成果であり、地元の皆さんにとっては悲願が叶うということで、お喜びだったことでしょう。

ただ、傍聴席を意識した質問を続け、「今議会最終日の補正予算に入れるので、ぜひご可決を」という市長答弁を受けた再質問で「傍聴者の皆さん、3月26日の補正予算審議を心待ちにしてほしい」という趣旨の呼びかけのような発言まで聞いてしまうと、これまでの経過をよく知るベテラン木内議員が「それはやり過ぎだ…」とすかさず苦言を呈しておられたように、いかがなものか…と私も思いました。

島崎議員が青葉町2丁目への開設を強く求めてこられた経過は私も7年前から存じ上げていますし、その熱心な姿勢には学ばされてきました。ただ、以前の島崎議員なら…つながりの深い特定の先輩議員だけでなく、今回の土地への開設を一貫して求めてきた他党の議員や、他会派の多くの先輩議員の尽力も紹介するだろうなぁと思いながら聞いていました。

そういえば、市長が答弁の中でわざわざ自民党や公明党の議員の名前も出して讃えながら、共産党の清沢議員だけ触れなかったのは…「忘れただけでしょう」という薄井議員の言う通りだと思いたいですが、そうでなければ小さい話だと思います。
「誰がやった」ということがそんなに大事なことなのか…全く疑問に思います。

来年の選挙に向けてお手柄質問が増えるんだろうね…とは傍聴していた方の声です。


2人目は矢野議員でした。

傍聴者がいっぱいなことを意識してからか、自らが深く関わる「りんごっこ保育園」(「私も多少の関係ありますので」と本人は12月議会でずいぶん控えめなことを言っていました)の問題ではなく、通告書とは逆の順番で「議員年金廃止を」という質問から入りました。

そして次に取り上げたのが「伏魔殿化している昭和病院組合の実態を追及する」。
医療機器の納入にあたって落札率100%が多いことを前回の続きのように取り上げたのですが、答弁に立った健康福祉部長は開口一番「伏魔殿化という言葉の意味を調べた。議員としてそんなことを言ってよいのか、と思う。それに、そんなことを言っている割には、通告に迫力がない」と痛烈にやり返し、場内は笑いに包まれました。

その後も、なぜ前回と同じ質問なのかわからない「鍼灸に保険適用の拡大を」という質問や、恐らくこちらの話のことだと推察される「小平児童相談所」のケースを取り上げていました。

さらに、りんごっこ保育園が市を訴えていた裁判に絡んで、特定の課長の実名を挙げて、「○○課長が違法な主張をしていたことが東京高裁確定判決ではっきりした。なぜ処分しないのか!?」と迫るものですから、てっきり保育園側が勝ったのかと聞いていますと、市長は「そのような記述が確かに判決書にあるが、裁判自体は原告(保育園園長)の主張が全て退けられて終わっている」と返すではありませんか。
あぶないあぶない…一流の印象操作に私まで騙されるところでした。

薄井議員が既にいつものように各議員の質問と答弁時間を報告してくださっていますが、矢野議員との質疑は相変わらずかみ合わず、答弁時間はわずか10分だったようです。


続いて朝木直子議員が質問立ちました。
特別支援学級についての第二中学校に関する質問は、それが事実だとしたら大変なことだ、と私も思いました。確認してみたいと思っています。

議員年金については矢野議員の質問の焼き直し+α。
そして「職員人件費について」では、「月額残業代1~10位 前市長最後の4ヵ年と過去3年の計7ヵ年の経過」という質問をし、所管部長に7年間の残業代ベスト10を延々と読み上げさせながら、途中からはメモを取るわけでもない朝木議員。そしてその点について再質問をするわけでもなく…。

さらに市長に対して「私たちはボーナス時2割の加算分返上を続けており、民間給与年間平均は430万円だと言うのに、年額1600万を受け取っている市長はそれでいいのか!?」と繰り返し迫りました。
すると、普段は淡々と答える市長ですが、「返上していると言うが、法務局に供託しているだけの話ではないのか。市長は毎月15%、副市長は12%、教育長は10%給与カットを既に実施している」と返し、「副市長のポストはいらないという市民の声にどう答えるのか?」という質問にも、「12月議会で矢野議員がそのように言っていたようだが、それ以外からそういう声を聞いたことは全くない」と突っぱね、「当然必要と認識しており、昨年の給与構造改革も金子副市長なくしては成し得なかった」と答えました。
さらに朝木議員が「1600万円も受け取って市民が納得すると思うのか?」と重ねると、市長は「返上返上と言うが、あなたたちの供託のために職員がわざわざ法務局へ出向かされてきた。そういうことをどう考えているのか?」と怒りを交えて返しました。

考え方は自分といろいろ違っていたとしても、市長の365日24hの激務ぶりには私は頭が下がる思いがしています。到底あんな働きはできない…と思うことがよくあります。
なんだかんだと言ってもその半分近い報酬を受け取っている朝木議員は、市長の半分、いや何分の一くらいの仕事を市民のためにしているのでしょうか?素朴な疑問が湧いておかしくなりました。

現行の東村山市議会のルールから言えば「聞かれたことに答える」というのが筋ではありますが、毎回毎回言いたい放題、前提も自分たち流の濃い味付けが加えられていることが多い矢野・朝木議員。
思わず反論した市長や部長の気持ちもわかるような気がします。

議会基本条例を制定する中で「反問権」を認める議会が増えています。
わが議会でも他の事項とともに、ルールとして認めることを急ぐべきだと改めて思いました。








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【2010/03/04 16:15】 | 議会報告
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No title
どうなんでしょう?
途中までてっきり島崎議員だけが取り組んで来られたのだと思って聞いていました。でも違うようですね。
あんな風に傍聴者を使う議員さんって何だろうと思っておりました。

市長さんの発言には悪意や他意はなかったように感じましたよ。素直に受け取ってよいのでは。


Re:どうなんでしょう?さん
佐藤まさたか
どうなんでしょう?さん おはようございます。コメントありがとうございます。

>傍聴者を使う議員さん
熱意のあらわれであって、そういう気持ちはお持ちではないと思います。ただ、やり過ぎ、という声は他の議員からも挙がっていますが…。

>市長の発言には悪意や他意はなかったように感じましたよ。
そうですね。
いわゆる野党に対してはあからさまに答弁を変えていた前の市長とは違って、渡部市長はたいへん丁寧に対応をされてきたと実感しています。
今回の発言、そう受け取ろうと思います。


No title
あほえん
3年間傍聴しても、議会の討論解らないところが多いですね。
解説付きの、佐藤議員のコメント
理解できます。目に鱗です、助かります。

Re:あほえんさん
佐藤まさたか
あほえんさん コメントどうもありがとうございます。
傍聴されている方たちがわからない、という議会のあり様はどんどん変えていきたいです。

ところで、私の間違いでなかったら、以前のHNの方が素敵だったのではないですか?ということで…。


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一般質問2日目。
鈴木忠文議員、福田かづこ議員が続けて西口再開発を取り上げました。

鈴木議員は一貫して推進の立場を明確にしてこられ、今回も事業完成を大いに評価しながら、残る課題として、「安全のためとして横断歩道が南端と北端にしか設置されていない(あとはガードレールで渡れないようになっている)が、ガードレールを乗り越えて渡る人が少なくなく、危険。地元では横断歩道増設の署名活動も始まっているので、至急改善を」「ビル内のエレベーターが使いづらくわかりづらい。導線の改善はできないか」「屋根のないペデストリアンデッキの一日も早い改善を」「事業完成後も未開通の道路の早期開通を」等々を強く求めていました。

これらの点を含め西口再開発事業をめぐっては、着工前も工事中も議会で数々の問題点を指摘してきまし、昨年12月の一般質問でもオープン後の問題点を取り上げました。
個別のダメ出しを始めたらキリがないという状態ですが、かつて指摘してきたように、すべての問題は、「より質の高い内容を提供できる事業者が公平公正に参入できる機会を設ける」という当たり前のことが行われなかった、競争の原理が働かないような仕掛けになっていた結果です。

この巨大事業が平成15年2月13日に開かれた2時間弱のお粗末な会議で決定されたことも過去書きましたが、今になって読み返すと、根拠のない行政側の説明ぶりが改めて見えてきます。

「ありき」で始め、説明責任を放棄し続けるとこういう結果になる、という典型例が西口再開発事業でした。



福田議員は、西口関連の「まちづくり交付金事業」の事後評価について、そのいい加減さを痛烈に批判しておられました。同感です。

私もブログで取り上げた件の結果ですが、今回の市民意見数は108件。その殆どがビル内の健康施設利用者からのようです。
以前の記事でも書きましたが、サービスを提供するのに費用がいくらかかっているのかを知らせることなく、満足度だけを尋ねる手法にどれだけの意味があるのでしょうか?
今回も自画自賛の結果が、交付金の元締めである国土交通省にあげられることになるのでしょう。

最近の国や都の交付金制度は、市民の声を聞くことが条件になっているので、一見して良くなったように思ってしまいますが、実態は疑問だらけです。

と、二人の質問が終わって昼休みに議会事務局内のメールボックスを見ると、「東村山駅西口地区の明日を拓く ふれあいのまち ONE'S TOWER」というフルカラーの冊子が入っていました。

ONE'S TOWER


発行は「東村山駅西口地区市街地再開発組合」、監修は「東村山市都市環境部市街地整備担当」、編集は「再開発組合事務局」と「株式会社新都市開発機構」、制作は「東京東村山ロータリークラブ」となっています。
株式会社新都市建設機構は、総額9,200万円全てを随意契約で受注したことが12月議会で明らかになった例のコンサルタント会社ですね。

まあそれはともかく、その内容の自画自賛ぶり、美辞麗句のオンパレードぶりにはやはり首をかしげざるを得ません。

事業の全部がダメだとは言いませんが、「半径20km圏内からの経済効果が見込まれ、費用対効果は3.95倍に上る」「担税力のある方が大勢越してくる」「東村山経済活性化の起爆剤になる」と豪語した方たちは、もう少し現実を真摯に受け止める姿勢が必要なのではないかと思います。


一般質問2日目は、北久保議員まで回りました。
明日は、島崎、矢野、朝木、大塚、薄井各議員の順番となります。





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【2010/03/02 23:58】 | まちづくり・都市計画・防災
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木曜日の代表質問は、「再質問なしの片道25分程度で」と言われていたのですが、初めてのことで全体のボリュームが見通せず…結局、質問時間が27分、市長答弁が約53分、教育長答弁が9分…合計1時間半。
答弁の用意も、傍聴されている方たちも、大変だったと思います。ありがとうございました。
次の機会があれば、もう少し精査して臨みたいと思います。

全編を録画をしてくださった方がいるので、映像アップにトライしてます。(ソフトの使い方がよくわからず苦戦中…)

市長は、「分権時代に相応しい新たな自治の形を創造しながら、希望を持てる東村山をつくる、と宣言した就任時の情熱と使命感は、現在でも揺るぎなく炎となって燃え続けている」と語り、足元の自民党内を中心に公然と反対を唱える議員が出ているらしい「自治基本条例」については、「今でも(条例制定を)マニフェストに掲げたときの思いに変わりはないが、条例の必要性についてはまだ議論があるところであり、市長としては制定ありきはなく、その是非についてから丁寧に意見を積み重ねることが大切なプロセスだと考えている」と述べました。

今日は、一般質問初日で、清沢謙治議員から熊木敏己議員の6名が終わり、明日は鈴木忠文議員、福田かづこ議員…と続きます。
一般質問一覧はコチラから。

それにしても、清沢議員が取り上げた2つのテーマは、いずれも石原都政の愚策を象徴するものだと改めて感じる問題でした。
一つ目は、何度か取り上げたことのある、多摩北部医療センター敷地内の雑木林を潰して建設される「都市計画道路3・4・11号線」です。

私の代表質問でも触れましたが、現場は既に伐採が進んでいるようです。※福田議員が写真入でアップされてました。
入院されている方たちにとっても、周辺にとっても、大事な緑地でした。

緑の消滅とともに大変深刻だと思うのが、道路開通後に容易に予測される周辺地域(青葉町2丁目~久米川町)への車両の流入問題です。

その後の全線開通までの「一時的な問題」と市は言いますが、清沢議員が指摘していたように、今回の建設部分の先こそ住宅が立ち並び、都が言う時期の開通など殆ど絵空事だろうと私も思います。

交通量調査の結果も現実には下落傾向が顕著であり、45年も前の道路建設に固執する必然性は全くないと思います。
東京都は全く余計なことをやってくれるものです。

もう一つのテーマ。清瀬小児病院も、昨年の都議選の折には民主党が廃院見直しを掲げていたので何とか軌道修正をかけるのかと思いきや…八王子と梅が丘の小児病院とともに今月下旬には閉鎖されます。
今日3月1日は、それらを統合して最先端の医療を提供するという謳い文句で、府中病院に小児総合医療センターがオープンしていますが、地域の安心という視点からは、長い間、多くの子どもたちの命を救ってきた3つの小児病院を存続することは必須だったと今でも考えています。
※明日の朝刊には各紙掲載されると思いますが、今日のところは立川経済新聞の記事がわかりやすいです。

以前、東京都には「青年の家」という社会教育施設がたくさんありました。
決して立派な施設ではなかったけれど、身近で宿泊活動ができる施設として、地域の子ども会や青少年団体、スポーツクラブ等々、利用された方も大勢いらっしゃると思います。私もずいぶんお世話になりました。
比較的近所で、数百円単位で宿泊活動ができたことで生まれた、人と人とのつながり。
子ども同士、子どもと大人たち、青年たち…。

しかし経営効率が取りざたされ、選択と集中だとかで次々廃止。かわりに夢の島と高尾の山の中にわずか2つだけ、立派な施設が開設されました。


今でも、あれは愚策だったと確信する例の一つです。


私たちの暮らしの中で、実は東京都が握っている部分が少なくありません。
権限と財政は握っているのに、見えない都政、都議会。
市区町村の意向と違っても、時に地域の声を無視しても進められる「東京都事業」。
たとえ異論が出ても、市は「東京都の事業だから」と言うしかない、言えばいい…。

東京都は何のためにあるのか…都議会は何をしているのか…。
市議会議員になって、日々感じる疑問です。



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【2010/03/01 18:27】 | 議会報告
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