無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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所沢市事業仕分け2

所沢市事業仕分け1

所沢市事業仕分け4

所沢市事業仕分け3

ナマを初めて見ました。

2つの会場を合わせると300名近い傍聴者に囲まれて行われた所沢市の事業仕分け。

所管の職員の方は大変な緊張感だと拝察しました。

ゆえに、こういう形で問われることがある、というだけで、ぜひ東村山市役所でも実施するべきだとまず思いました。

その上で…。


これは本来、議会の仕事ではないのか。
そう思いました。

事業仕分けの結果には決定権はありません。どう生かすか、生かさないかも、市長の裁量に任されています。
仕分け人の追及には、もちろん「事前通告書」などありません。そんなにえげつないツッコミは、少なくとも私が傍聴していた時間にはありませんでしたが、答える行政側のレベルによっては、容赦ない追及が行われました。


議会は、条例や重要な契約案件等を決定する場です。
しかし、議会運営の基本を定めた標準会議規則によれば、質疑には基本的には「事前通告書」が必要で、普段の委員会などでも原則として市長が提案したことしか取り扱うことができませんた。
東村山市議会の場合は、相当働きかけないと、所管から「報告事項」がどんどん上がってくるということもありません。

事業仕分けを否定するつもりは全くありませんし、むしろ冒頭書いたように一刻も早く東村山でも行うべきだと思います。
だからこそ、「議会で不断に行政のチェックが公の面前で行えるようにルールを変える」ことを急ぐべきだと改めて思います。

傍聴席には、先日の議会報告会でお見かけした所沢市議会議員さんたちの姿もありました。
どのようにお考えになりながら見ておられたのでしょうか…。


いずれにしても、事業仕分け、議会報告会を始めた所沢市、所沢市議会。
全く手が付いていない東村山市、東村山市議会。
それだけは確かなわけで…なぜできないのか、いつ行うのか。

背景も状況も違うと言えば違いますが、言い訳になるほどの違いはありません。




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【2010/06/27 23:30】 | 変えなきゃ!市役所
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今朝は7時45分に現地集合で、東村山市のごみ処理施設「秋水園」を、リサイクルセンター特別委員会として視察。この件は改めて報告します。


今夜7時から「自治基本条例市民参画推進審議会」が開かれます。

第1回目の今夜は、大和市の条例制定に携わった、明治大学政治経済学部・牛山久仁彦教授が基調講義をしてくださるよう。

市役所本庁舎6階・第1委員会室です。

今日の今日のお知らせですみません。
雨模様でもありますが、ぜひお出かけください。


今からは、廃棄物減量審議会傍聴です。
所管委員会として、正確につかんでおかなくてはなりませんので。

【2010/06/23 13:26】 | 協働
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昨日午後3時から開かれた、市立第二保育園民営化についての保護者の皆さんと市との話し合い。
今回は市として保育の体制が取れなかったようで、お子さん連れでの参加が何人もおられました。
お父さんお母さん方は20名ほど。市は今井子ども家庭部長、田中次長、山口課長、この問題の窓口の下口さん。諸田経営政策部長、島崎議員、私が傍聴しました。

冒頭、保護者会会長の「保護者会としては今日で3日連続の集まりになります。皆さんも子どもたちもかなり疲れているので、今日は早めに終われたらと思います」という言葉から始まりました。

メモをもとにやり取りを再現しますが、あくまでも自分のノートと記憶を頼りに、ですので、議事録ではありません。足りないところや補記したところもありますので、ご了承ください。


保護者会会長)
先日の説明会の後、市と協議の場を持った際に、事業者募集要項を7月1日付の市報に載せるのは待ってほしいと要望したが、7月1日付掲載は取りやめとなった。私たちが一番のネックだと考えている24年4月の移管時期については、変えられないと市から回答があった。私たち親として理解して受け入れる時間がないので、このままではいい民営化はできないと思う。

今井部長)
この間、心配をおかけして申し訳ない。事業者募集要項について協議をしましょう、ということに前回なったので、今日はわかることを答えていきたい。7月1日掲載は延期決定したが、その先どうするかは決まっていない。26日に保護者会総会だと聞いており、選定委員会委員を出していただくようお願いしている立場なので、次回はそれ以降になるのかと思う。市長は今日は他の公務で出席できないのでご理解いただきたい。


お父さん1)
青葉町に予定している保育園(都の計画)の事業者募集に30団体来たというが、第二のケースで30も来たら、いくつに絞るのか?

部長)
あくまで説明会に30団体で、実際に手を挙げたのは8つと聞いている。


お父さん2)
市は(話し合いの)リミットを考えているのか?勝手に進めたりしないか?

部長)
勝手に進めないから、こうして一緒に話し合いを重ねている。


お父さん2)
公募、選定と言っても、私たちは素人なので、判断に必要な資料は全て出されるのか?

部長)
全て、が何を指すのかということもあるが、できるだけ示せるようにと考えている。


お父さん1)
昨日も役員会を持ったが、私たちは仕事をしながらこの問題と向き合っているので、本当に大変。これを業務としている市の職員とはすごい差がある、ということを市はわかっていないのではないか、という声も親の間には多い。毎週毎週だし、仕事をしながらも考えなければいけなくなっていて、大変。

会長)
今日も子どもをみてくれる人がいないからここに連れて来ている。24年4月を押し通すなら、こういう場がもっと多くなり、子どもたちにも負担が掛かることになる。民営化されるとなればさらに、だと思う。弱いものを助けるのが行政のはずなのに、どうして一部の市民だけが不利益を受けなければならないのか?

お父さん3)
全てそちら(市)が決めたスケジュールではないか。

お父さん4)
ノイローゼになったら、市は補償してくれるのか?仕事から帰って来て疲れているけれど、この問題があるので寝られずに本当につらい。それでも子どもたちを守らなければ、と思うからやっているが、このままこのスケジュールで行くというのであれば、ノイローゼになりそうだ。

お母さん1)
市は24年4月にこだわっていて、(退職者不補充を続けているのでそこで民営化しないと)職員が足りなくなるから、と言うが、職員数がどうなるのか、などということは以前からわかっていたことではないのか?なぜ今になって突然?とやはり思う。切羽詰まったからやってしまおう、期間はだいたい2年もあればいい、という風に感じる。いつから、24年に、となったのか?

部長)
退職する職員数は前からわかっていた。(保育現場では)22年度末は保育士7名、23年度末は保育士2名と調理員1名。


お母さん1)
職員が足りなくなったらまずいし、お金はないし、と言うが、今まで何をしてきたのか?と言いたい。

部長)
ご理解いただくのは難しい面があると思うが、定年退職者数はわかっていたが…。公立も私立もいい保育を、と思ってやってきた。民営化そのものがダメだという立場には立っていない。昨年3月議会で市長が初めて市立保育園の民営化を打ち出し、10月には児童育成計画推進部会で24年からとなり、今年2月10日に第二保育園を、となったのが、短かったのではないか、というご指摘は認めるし、申し訳ないと思う。


お父さん2)
待機児童が増えているのに、保育士は減らしてきたというのがわからない。待機児解消で何をしてきたのかも私たちからは見えない。

お母さん1)
13年度から待機児童解消と言ってきたのに、待機児を減らすことも公立を維持することもやってこなかった、ということですね。

お父さん5)
第二保育園を民営化しなくても、市がその気になれば待機児解消はできるのでないか、と思わざるを得ない。あらゆる手を尽くした上ならわかるが、そういう事情がわかる資料が出されるわけでもなく、大変不満だ。話を聞いてもれえる場がつくられたことには感謝しているが、市と私たち親の間には情報に圧倒的な差がある。
民営化そのものがいいのかどうかという判断に迷っている中で、事業者募集云々と言われても…保護者の理解をうたっているガイドラインをしっかり守ってやってほしい。現段階での希望は、24年4月を遅らせてほしいということ。子どもたちにとっても、市にとっても、スケジュールに無理があり過ぎると思う。2か月で選定、という点も、私たち親にとっては負担だし、とても責任が持てない。

お父さん2)
私たち保護者も本気で取り組んでいるので、市も本気で向き合ってほしい。様々なことが本気で考えたものとは思いにくい。今の安心して預けている状態から、先の見えない未来に向かせるわけだから、もっと真剣に考えてほしい。

部長)
市として努力できることはしっかりやりたい。


お父さん5)
これまでに意見はずいぶん出されてきたと思う。それに対して市長の熱意が伝わってこない。意見を出しているのに、責任ある回答が来ないから、また最初の質問を繰り返さなければならない。「そもそもなぜ民営化なのか?」と。

お父さん1)
失礼な言い方だが、本当に説明が下手だと思う。ずっと出席しているが、誠意や熱意が伝わってこない。もうちょっと一生懸命やってください。

お父さん6)
今日は初めて日曜日開催なので出席できた。2月に初めて耳にしたとき、すぐに市に電話をして聞いた。しかし、「わからない。市長に聞いてくれ」という返事だった。その後もわからないということが多すぎる。職員も準備不足もいいところだったのではないか、今現在も含めて。待機児解消に公立では人件費比率が高い、と市が言うから、直近のP/L(損益計算書)を示してほしい、収支データを出してほしい、と言ったが出てこない。お金がないと言いながら、どうして事業者には土地を20年無償貸与なのか?やる気のある事業者なら、地代を払ってでも、ということがあるのではないか?一定の事業者と関係があるのではないかと疑ってしまう。
民営化後のP/Lとともに出してほしい。老朽化している、と言うならば、残存年数、修理する場合のコストを示してほしい。民間であれば当たり前の数字がどうして全く出て来ないのか?ただ単に「いくらくらいかかる」とか「老朽化している」とかでは到底納得がいかない。
そういう情報を出さないで、ただ「質問してください」と言われても全くわからない。頭の中にあるものを全部出してほしい。

部長)
特定の事業者と、というようなことは全くない。数字はできるものは出したい。


お父さん5)
民間ならば補助金が5,000万円とか8,000万円余計に出る、という話も本当にそうなのか?国は民間保育園に対する補助金も一般財源化する、と言い出しているはずで可能性は十分あるのではないか。その一点をとっただけでも、急ぐ理由はないし、しっかりと見極めるべき材料がたくさんあると思う。不確定な要素や心配ごとがなくなった段階で、初めて民営化を考えられるのではないか。
材料、資料をまず出すのが、今、市がやるべきことだと思う。
保護者と市の認識の差はものすごくある。それを埋めるのが話し合いのはずだ。市長に対して、24年4月に無理やりスタートさせても、保護者との間に大きな溝を残すだけだと伝えてほしい。

部長)
公立と私立の補助金の差は、5,000万円くらいある。市として実際に持ち出すお金が違うし、人件費も大きく違う。


お父さん4)
人件費が少なくて済む、ということはどういうことになるのか?人員の配置もどうなるのか全く見えない。

お父さん5)
やはり子どもたちへの影響が一番心配される。

お父さん4)
パブコメの回答の中の「努力する」とか「希望する」とかいう表現は他人事のようでおかしい。

部長)
児童育成部会の中で、移行期間は6か月が適切だろうとなり、私たちもそれで、と考えている。


お父さん4)
保育園では年度替わりの時に、子どもへの影響を考えて、2名いる担任が一気にかわらないやり方をしているはず。であれば、丁寧に移行しようと考えれば2年間は必要ではないか。子どものことを考えるやり方とは思えない。ケツ(移行時期)が決まっていて何とか押し込んでしまおうという感じが強く、子どもを預ける保護者として任せられない。

お父さん2)
次はこういう情報、資料を共有して一緒に考えましょう、という風にしないと先に進まないのではないか。求めている資料はいつできるのか?

部長)
できるだけ早く作る。


お父さん3)
できるだけではなく、いつまでと決めてほしい。

お父さん4)
資料を出してもらって終わりではなく、初めて話し合いになる。

部長)
わかっている。


お父さん2)
こちらがもたもたしている間に事業者募集要項を市報に載せられてしまうのではないかと不安だ。

お母さん1)
もし載せるのなら、「まだゴタゴタして揉めています」と載せてください。
市を信じて「ここなら」と遠くても通い続けている。自分で選んだわけではなく、市が責任を持って「ここで」となったのだから、最後(卒園)までしっかりみてほしい。
2度目はいやです。どうすれば市長が動いてくれるのか、教えてほしい。

お父さん5)
24年4月を延期するように、もう一度市長に求めてください。それができないのであれば「子育てするなら東村山」というスローガンを降ろしてほしい。その言葉は私たちに向いているとは思えない。

会長)
東村山の場合、小中高校も課題が多いと昔から感じている。保育園から本気で子どもたちのことを考えて立て直していかないと、「子育てするなら」とはならない。

お母さん1)
子ども家庭部の皆さんは私たちのことを真剣に考えてくれる味方だと思っているので、何とか市長に掛け合ってほしい。

部長)
ご意見として市長にはしっかり伝えます。


お父さん2)
こういうところに出て来ない、出て来られない保護者も含め、全員が同じ認識に立てるように努力してほしい。

お父さん4)
まず第二保育園を、という結論に至った経過がわかるものを示してほしい。

お父さん6)
その資料は、スタートラインの段階で出されるべきだった資料ではないのか。

お父さん2)
確認だが、事業者募集要項を出してしまうということはないのか?

部長)
皆さんと話をしなければ載せられないと思う。


お父さん3)
思うでは困る。

お母さん1)
信じていいのか?市報が届いたら載っていた、などということは絶対にないと考えてよいのか。

山口課長)
要項は完成形だとは初めから考えていないので、皆さんと話をしないでいきなりドンということはあり得ない。7月は無理ではないかと思う。


お母さん1)
正直に情報をもらえないと…毎日真剣に一生懸命考えているのに、このままでは寝られなくなる。

お父さん3)
24年4月に移管できないときのシミュレーションはしていないのか?

お父さん2)
所管として「市長、24年4月は無理ですよ」とは当初の段階でならなかったのか?無理があります、と市長に伝えてほしい。

お母さん1)
子ども家庭部は子どもたちのことを一番に考えてくれると思っているが…24年4月でないと、職員の配置が基準を切ってしまうということなのか?

会長)
再任用職員や他からもってくることなども含めて職員確保はできないのか。

部長)
行革で職員数を相当減らしてきているので、他の職場から、という余裕はない。


お父さん5)
しかし、市長は待機児解消は最優先課題だと言っていた。待機児解消と言いながら、職員を減らす一方というのはおかしいと思う。他の自治体でも、と言うが、「他の自治体では民営化を進めていても、うちは違います」ということがアピールになるのではないか。保育にもっとお金をかけることを戦略にしていいと思う。住民をどう集めるのか、が大きな課題の時代に、他の自治体へ出ていく施策だけだと先が見えてこないのではないか。

部長)
求められた資料は頑張って作りますし、ご意見はしっかり市長に伝えます。


お父さん5)
父母会の総意として「民間移管反対」となっても、話し合いの場はシャットアウトしないでほしい。ぜひ24年4月の延期をしてほしい。

会長)
だいぶ長い時間になったので…3点を確認したい。
・反対でも話し合いの場を継続していく。
・24年4月移管の延期を求める。
・保護者の理解を得られるまで事業者募集要項は出さないでほしい。

部長)
決算関係の資料は明日明後日のうちに示せるようにする。他は協議が必要なものもあり、追って連絡させてほしい。

課長)
必要な資料については、会長のところででも取りまとめていただけたらありがたい。


会長)
26日の保護者会総会後に、対策委員会をつくるので、以降はそこが窓口になる。話し合いの場には市長も呼んでほしい。


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【2010/06/21 23:32】 | 子ども&子育て
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放棄される第二保育園
育児家事仕事奮闘中
「お金がない」「待機児童解消」のためと言われ、第二保育園は民営化へ進行中。
子どもを育てている親として「待機児童解消」を望む気持ちは同じ。
民営化もやむを得ないのかと、市長の発言通り、これは苦肉の策なのかと思いはじめたが
平成24年、市立保育園は保育士不足となると知り
「待機児童解消」と反したことを市はしていないか!?と疑問を抱きました。
第二保育園民営化の前に、平成24年市立保育園は保育士不足となり最低基準を守れない状況になると
市立保育園へ通われている方へ周知すべきではないでしょうか。
最低基準を遵守と言う市が、最低基準を守れないとは......
最低基準ギリギリで運営している所より、恐ろしいことを起こすつもりでしょうか。
保育士足りなくなるので、第二保育園を放棄するのですね。
まったく、子どもを第一に考えていない。
子育てするなら東村山、撤回してほしいです。
放棄される子どもたちが不憫で仕方ありません。
また、待機児童にも申し訳ない気持ちでいっぱいになります。



No title
保護者K
先日20日の話し合いに出席した第二保育園保護者の1人です。
突然の民営化発表から早三ヶ月経ちますが、未だに納得できる説明を市から戴けず非常に不安です。
平成24年に保育士不足になるが市は新規職員を採用していないことを知り
実は何年も前から民営化構想は練られていたのではないか…と感じずにはいられません。
市からの説明はダークな部分がとても多くこのままでは到底民営化反対のまま
保護者との溝がどんどん深くなるだけでどちらにもメリットがないように思います。
子育てするなら東村山…市は御理解いただきたいと繰り返していますが
それなら早く理解できるような説明を戴きたいです。

Re: 放棄される第二保育園
佐藤まさたか
育児家事仕事奮闘中さん
お返事遅くなってすみません。

育児、家事、仕事、日々戦争ですよね。本当にお疲れ様です。この季節はカッパを着せて自転車の後ろに乗せて保育園へ通いました。もう10年も15年も前のことなのに、昨日のことのように思い出されます。

それでも、毎朝、毎夕顔を合わせる親仲間、先生、布団カバーを外していると人懐っこく話しかけてくれる同じクラスの子たち…。たくさんのつながりに元気づけられ、元気づけ、保育園って人と人をつないで育ててくれる本当に大事な場だと確信をもったものでした。

だからこそ、人と人のつながりを軽く考えるようなやり方をしてはいけないのだと思っています。

市長が言う「子育てするなら」とは、とにかく待機児の「数」を減らすことなのか…。
そうではない、と信じたいところですが、現状の説明内容では、納得・理解を得るには明らかに不十分だと考えています。
財政難のもとで待機児解消を図るためにそれなりに知恵は絞ったのでしょうけれど、第二に決定したプロセスがあまりに簡略で、もっともっと様々な選択肢を検討するべきだと思います。

市は、保護者の皆さんとともに考えるための材料、資料といった「情報」をまず提供、共有化することから丁寧に取組み直してほしいと思っています。

保護者Kさんへ
佐藤まさたか
コメントありがとうございました。

おっしゃるように、退職者の分を補充しない、という人事方針は今に始まったことではなく、早晩現在の公立保育園を維持できなくなることは見えていたはずです。
民間移管の方針を市長が初めて公言してから1年半弱ですが、「第二」と名指ししたのは今年2月に入ってから。
年度替りで保護者の皆さんたちも園も落ち着かない時期であり、皆さんが実質的に「我がこと」として受け止めたのは4月25日の第2回説明会以降ですよね。

その時の説明の柱が既に「選定ガイドライン」でしたが、いつ、どこで、市は民間移管の方針そのもについて、利用者である保護者の皆さんと意見交換をしたのでしょう…。

>市は御理解いただきたいと繰り返していますが、それなら早く理解できるような説明を戴きたいです。

おっしゃる通りです。
現状は対立でも何でもなく、市側が説明責任を果たしていない、という状況だと受け止めています。話し合いの場は始ったばかりですが、市が考える「情報の質」が、市民が求める水準のかなり以前のものである、と言わざるを得ません。

市には、まずは24年4月移管をいったん取り下げて、保護者の皆さんが同じ質の情報を共有できることに努めてほしいと考えています。

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昨日で閉会した6月議会。
初日に市長から提案された議案のうち、常任委員会に付託されていた議案について、政策総務委員長から3件(議案23、24、25号)、生活文教委員長から1件(26号)、私は環境建設委員会として道路議案4件(28、29、30、31号)の審議結果について報告しました。
その結果、23~25号は全会一致、26~31号は草の根以外の賛成多数で原案可決となりました。

また、議会運営員会で審査を続けてきた請願2件についても、先日の委員会で結論が出されたので委員長報告がありました。
まず、「議会基本条例の制定を求める請願」については質疑・討論はなく、草の根以外の賛成多数で採択と決まりました。議会基本条例制定に賛成しない理由が聞いてみたかったのですが、ただ手を挙げないのですから、わけがわかりません。


また、矢野議員自らの議会発言の取り扱いについて問題にした「朝木明代議員殺害事件に関する請願」という物騒な名前の請願は、先日お伝えした通り、委員会では全委員一致で不採択でした。当然、この日の委員長報告に対して質疑・答弁をすると見られていた草の根の皆さんは、なぜか華麗にスルー。
紹介議員としての姿勢が問われますし、主張すべき場で主張することもなく今後同じような発言を繰り返したら、それこそ資質が問われる問題だと思います。


また、議員提出議案として「議員定数」と「議員報酬」の削減がそれぞれ上程されましたが、既報の通り、「議員定数・報酬に関する調査特別委員会」を設置し、そこに付託をしました。7月、8月と審議が行われ、9月議会中には結論が出される予定です。

委員長には鈴木忠文議員(自・自)、副は島田久仁議員(公)。
委員はほかに、伊藤真一(公)石橋光明(公)保延務(共)福田かづこ(共)熊木敏己(自)北久保眞道(自)大塚恵美子(変えよう議会)奥谷浩一(民)朝木直子(草)の各議員。

2つの議案提案者は、答弁席で答弁に立つことになります。

1回目の委員会は7月13日(火)午後1時30分から開会と決まりました。



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【2010/06/19 23:56】 | 変えよう!議会
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昼前後、ツイッター上では「すわ衆参W選挙か」という話題が駆け巡っていましたが…やはりそれはありませんかね…。

さて、議員定数削減と議員報酬削減という2つの議員提出議案の扱いについて協議した今朝の代表者会議。
結果を先に言えば、金曜日(18日)の最終日に「特別委員会」を新たに設置して、そこに付託し、9月定例会最終日までに結論を出す、ということになりました。

細かい事情はいろいろありますが、「最終日の本会議で即決」という東村山市議会の慣例を恐らく初めて破っての判断ということになり、大事な一歩だと思っています。

議論の要旨を報告します。

肥沼自民党代表)
会派で再度協議をした。数については一両日中にまとまる、というのは難しいので、結論を少し延ばしてほしい。どう取り扱うのは別にして、最終日までに結論を出せないので、申し訳ないが斟酌してほしい。

山川公明党代表)
現実の話として、提案者の一人が上げる(結論出す)のが無理だというのなら仕方ないのではないか。どうするのか、副議長を中心に協議するしかない。

鈴木副議長)
議長から腹案があればお願いします。

川上議長)
各会派の意向はよくわかった。提案した側がまとまらないのは残念で心外だが、とりあえず是とする。議案は既に提出されており、最終日に上程されることになる。出された以上、審議することになり、付託をするという方法をとることになるが、議運なのか特別委員会を設けるのか、協議をしてほしい。

副議長)
議案をいったん取り下げるという考え方もあるのかもしれないが、市民の目から見て理解されない。上程した以上は議論して、結論を出すべき。議運で、となると、提案者が大勢含まれているという問題と、少数会派が議運には入っていないという問題がある。

議長)
いろいろ意見はあるだろうが、結論を9月定例会中に出す、ということをこの場で確認した上で進めたい。

田中共産党代表)
議運でもできると前回話があったが、少数会派の問題があるので、特別委員会設置がベターだと思う。9月まで、という点は了承する。毎月開催して、議論はできるだけ尽くせたらいい。

佐藤)
付託して市民の見えるところで議論を、と主張していた方向に進められるのは望ましい。9月まで、という点も了解する。

肥沼自民党代表)
私どものことでこうなってしまったが…9月までに特別委員会で集約し結論づけたい、と願っている。

山川公明党代表)
そういうことであれば、それで受け止める。議論が必要なことも事実で本来ならばもっと議論をということは重々承知しているが、後ろを考えてこの段階で提案をした。できるだけ多くの委員の声を集約したい。
新設する特別委員会は、定数と報酬という目的が決まっているので、際限なく拡大しないで審議するべきだということを申し添えたい。

鈴木副議長)
特別委員会を設置して付託する、ということで最終日は進める、という確認でよいか。

全員)了



ということで、委員会の構成は、最大会派の公明党が3名、共産党が2名、自民党が2名、変えよう!議会(私たち)が1名、草の根が1名、民主党が1名、自民・自治の会が1名、自民党新政会は0、計11名となりました。

公明、自民、草、民主、新政会の代表者は「定数削減」の条例改正の提案者であり、共産、草、変!は「報酬削減」の提案者なので、この7名は説明員として答弁席にいなければならず、委員にはならない方向です。

つまり、委員である議員11名が委員席へ、提案者の議員7名は答弁席につき、行政側を全く置くことなく合計18名の議員だけが居並んで議論する、という景色が初めて実現することになりました。


ツベコベ言ってないでどっちも削ってしまえ、という声もあるかもしれません。
しかし、こういうことすら実現してこなかったのが、これまでの東村山市議会でした。
「予め予定している自分たちの結論だけを持ち寄って、手の上げ下げで片づける」というこれまでの当たり前を変える道が合意され、半歩かもしれませんが前へ踏み出します。

明日午後1時半から三たび代表者会議を開催して、委員候補を集約する予定です。
委員会は最終日に正式に設置され、第1回目の委員会は7月早々に開かれることになると思われます。

定数と報酬という、ある面わかりやすく、市民の皆さんの関心が強い問題であると同時に、議員の本音が一番出易いテーマでもあると思います。
ぜひとも傍聴にいらしていただき、良くも悪くも東村山市議会の実情、なまの姿をご覧いただきたいと切望しますし、私自身は「報酬削減」条例改正の説明員になりますので、委員会に向けて論定整理にしっかり取り組みたいと考えています。



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【2010/06/16 18:01】 | 議会報告
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3時から代表者会議が開かれ、最終日の議案として提案された「議員定数条例」改正(定数削減)と、「議員報酬条例」改正(報酬削減)の取り扱いについて協議しました。

冒頭、川上隆之議長から「意見集約をしてから議運に臨みたい」と発言があった後、各会派が考え方を述べました。


山川公明党代表)
提案した以上は予定通りにと。様々な議論があって特別委員会で請願も採択したのだから、あとは、いつ?何人?だけが課題だった。最終日に即決という結論が出たと思っていたので、何があったの?という感じがする。

田中共産党代表)
いずれにしても即決はいかがなものか、と思う。議運付託はルール上難しいと耳にしたが、そうであれば尚のこと特別委員会を設置して、少数会派も網羅して議論の場を実現したい。

肥沼自民党代表)
経緯を踏まえ、削減に賛成している立場は変わりないが、人数については、若干、考える余裕があるのではないか、と思っている。少し調整や、先延ばしはできないのか、考えているところ。18日に結論、とは決まっていないと認識しているので、もう一度調整したい。

佐藤)
先日申し上げたように即決は避けるべきで、市民に見える形で議論をしたい。山川代表がおっしゃる通り、数については今回初めて出されたものであり、これから議論、ということだと認識している。

議長)
今日のところは結論が出ない、ということが確認された。今日のところは、様々な議論があった、ということでさらに協議をするしかない。

田中)
取り扱いを決めないと、質疑通告をどうするのかも決まらないのではないか。

事務局)
即決か付託かを決めていただかないと先に進むことができません。

鈴木忠文副議長)
今日のところは会派ごとの態度が明らかになったので、それを踏まえて改めて協議の場を持つ、ということではないか。

議長)
これまでであれば即決で扱うのが通例。そうなったときに質疑通告をしておいてもらわないといけない。今のところルール通り明日午後5時までに通告書は出しておいてほしい。


次回の代表者会議を明後日(16・水)9時半から開くことを決め、3時半から議運を開いて↑を確認の上、今日は散会となりました。






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【2010/06/14 22:46】 | 変えよう!議会
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今日は地域の自治会(廻田上自治会)主催の行事(緑道清掃&自主防災隊による炊き出し訓練&東村山消防署指導による消火訓練等)があり、朝8時に準備に出向きました。

可搬ポンプ点検

防火水槽

消火器使用訓練

炊き出し訓練

思った以上に美味だった五目ご飯のアルファ米

廻田町の住民となってもうすぐ3か月。
旧前川緑道の清掃・剪定等の管理活動は毎月第2日曜日の午前。9時から始まって12時までびっちり3時間行われていることには当初驚くました。
今日は、得意なところ?で、炊き出し用のかまど2基でアルファ米用のお湯を沸かし、緊急用の缶入り豚汁を温めたりしていました。
毎月の緑道管理には30名以上の方が参加されているのですが、今日も80名ほどの方々が熱心に参加しておられました。

消防団第5分団の皆さんも可搬ポンプの点検等をなさっていて、放水ホースを初めて持たせていただきましたが、水の力はすごいものがありました。

皆さん、お疲れ様でした。


さてさて、前向きな話から一転いたしまして…。

金曜日の議会運営委員会で委員会メンバー全員一致で不採択とした「朝木明代議員殺害に関する請願」です。

前日、山川委員長から「議運で扱う内容ではない、と開会前に集約した上で、具体的には触れないでおしまいにしたいと考えている」と聞きましたが、「司法の最終判断に従わないことは許されません、と議会が言われているわけですので、そこは真摯に真面目に答える必要があるのではないでしょうか。私が反対討論をしますから、ちゃんとオモテで扱っていただきたい」と申し上げました。

それでは、私の討論全文を掲載します。


21請願第12号「朝木明代議員殺害事件に関する請願」について、不採択とすべきという立場で討論をいたします。

請願人の方は、本請願の趣旨に、朝木明代殺害事件における「殺害」という文言を、「理由なく、発言取り消しの扱いとし会議録副本から削除した」としています。そして「請願の理由」の中で、「最高裁で本年7月14日に確定した朝木明代議員殺害事件に関する最新の判決では、「朝木明代議員事件は“他殺”と考えうる相当な理由がある」と判示されています」としています。
請願提出を受け、本委員会としては、請願人が理由とするところの「最高裁の最新判決」なるものの提出を求め、真摯に検討、審査してまいりました。

請願人から届いた平成20年(ネ)第2,748号損害賠償請求事件、東京高裁判決の当事者・被告は本請願の紹介議員である、草の根市民クラブの矢野穂積東村山市議会議員であります。同裁判は、控訴人(矢野議員)の著作物中の一部の記述が、被控訴人の名誉を棄損したかどうか、を争うものでありました。
同判決をよく読ませていただきました。引用しながら、ということになります。
判決は、「控訴人(矢野議員のことです)が、本件転落死につき他殺の可能性を示す証拠があると信ずるについて、相当の理由がなかったとはいえないべきである」とし、問題とされる記述が、「人身攻撃に当たり、意見ないし論評の域を逸脱したものとは認められないというべき」とし、名誉棄損について判断をしたものであって、請願人がおっしゃるところの「他殺と考えうる相当な理由がある」ということは、どこを読んでも書かれておりませんでした。

さらに加えて言えば、請願人からいただいた判決より後、本年4月28日に判決が下された平成20(ワ)第2379号損害賠償請求事件の中では、東京地裁立川支部の裁判長は、請願人が根拠として提出された前述の判決について次のように言及しています。
『別件訴訟の東京高裁判決も、矢野穂積及び朝木直子が本件転落死事件につき「他殺の可能性を示す証拠があると信ずるについて相当の理由がなかったとはいえないというべきである」とするにとどまり、他殺の可能性を示す証拠があることが真実である旨認定するものではない』。

以上のことから、請願人の主張には根拠を見出すことはできないので、本請願は不採択とすべきであります。
最後に申し上げます。会議録副本を見ても掲載されていない文言について、遠地にお住まいの請願者がなぜに特定することができたのか、本請願は大変不可思議な請願でありました。議会において該当の発言を意図的に繰り返し、ことの詳細を知り得るのは本請願紹介議員の矢野議員であります。請願が提出されれば、その扱いには当然、市民の血税が注ぎ込まれる、ということを強く申し上げ、討論といたします。


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【2010/06/13 17:23】 | 矢野&朝木議員&りんごっこ保育園問題
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第二保育園民間移管説明会

平成24年4月から、公設公営で運営してきた市立第二保育園を民間へ移管したい、とする東村山市。

保護者対象の説明会が、3月6日、4月25日に続いて今日13時半から15時半過ぎまで、いきいきプラザ2階学習室で開かれました。
行政側の席には、渡部市長、今井子ども家庭部長、山口子ども育成課長。司会は田中次長。
向かい合うように設けられた席には、保護者とお見受けする若いお父さんお母さん方が30名強。所管外ですが経営政策部の諸田部長と小林次長。議員は福田厚生委員長、島崎議員、薄井議員と私。他にも何人かいらっしゃいました。

私は数分遅れで冒頭の市長挨拶の途中に会場最後列に座りました。

前回(4月25日)は突っ込んだ質問が少なく、大方の理解を得ているようにも見えたのですが、直後に萩山で開かれた集まりで当事者の親の皆さんとお会いして実際に話をしてみると、市からの「第二保育園」という提示が年度押し詰まってからであったため、お父さんお母さんたちの間では全くと言ってよいほど話し合いができておらず、理解しているのではなく、どこがわからないかがわからない、という状態に近いのだ、ということがわかりました。

この日の説明会では「民間事業者選定委員会の委員を、5月中に保護者の中から5名出してほしい」と市は親の皆さんに求めていたのですが、翌朝一番で山口子ども育成課長を訪ね、「保護者の皆さんはまだ話し合いの時間すら持てておらず、選定委員を選出するなどという状態にはない」「後ろ(タイムリミット)を決めずに、徹底的に保護者の疑問、不安に答える努力を重ねてほしい」と申し入れました。

あれから約50日。
先ほど終った説明会のやり取りを、いつものように自分のメモを元に再構成してみます。



市長挨拶)
・待機児童が200名を超える中、来年度以降、3園の民設民営の保育園開園を目指している。
市財政は大変厳しく、今年度は市税収入もさらに7億円減る見込み。その中で市では一般財源から20億円以上を保育園運営に充てており、これ以上、他の分野を削って保育園関係予算に充てることは難しい。
公立保育園への国の補助金が一般財源化されたため、市立園では市の負担分が大きくなった。民間園には市立園には出ない国や都の補助金も3,000万円程度(100名定員として)出ることから、市立1園分に充てる市の一般財源で民間2園分の運営ができる計算になる。
・どうして第二保育園なのか、とお怒りの声も承知しているが、市の土地に建っている保育園(第2、第5、第6、第7)を対象とした(第1、第3は都営団地内のため、土地は東京都。第4は旧公団住宅内のため都市機構)。さらに、いずれの園も老朽化による建替えがいずれ必要だが、隣地も市有地である第2であればスムーズに進むと考えている。
・今日は、事業者募集要項についてもご意見をいただきたい。
・民営化に向けて進めていきたいので、ぜひ選定委員5名も出していただき、一緒によりよい民営化を実現させてほしい。

【質 疑】

保護者会会長)
2点ある。前回以後、保護者間で勉強会を開き、加えてクラスごとに保護者会を開いて、民営化への賛否を集めたが、賛成という人は一人もいない。
反対意見には幅があり、絶対反対という方から、どうしてもダメなら最低限の線を保ってほしいという方もある。6月26日に保護者会総会を開くが、第2保育園保護者会としては反対で集約されることになるだろう。
市長は一貫して「保護者の理解を得ながら」と言っているが、このままの状態で行けば、「理解が得られなくても強引に進める」ということになると理解してよいのか?
もう1点は、選定委員会委員をと言うが、選定委員とは何かという情報がない。精神的にも時間的にも無理がかかる役割であり、基本的な情報がないのに決めることはできないし、反対意見の中では出すことができないかもしれない。
当事者を抜いたままでも市は強引に進めていくのか?


市長)
民営化以外には待機児を減らすことは不可能だと考えているので、ご理解を得ながらなんとしても進めさせていただきたい。ぜひ委員もお出しいただきたい。どうしても、ということになれば、どうするのかを考えなくてはならないと思う。

会長)
反対でもやる、ということか。


市長)
今日のような場を重ねて理解を得ながら進めていきたい。全ての「保育園に入りたい」と言っている方に市は責任がある立場。事務的には手続きを進めたい。当事者の皆さんとできるだけ協議する場を作り、努力していきたい。

保護者OB女性)
市財政が逼迫していると言うが、西口再開発、職員退職金、リサイクルセンター建設等、無駄遣いに対する市民の不満が鬱積している。赤字になったツケを子どもに回すのは最悪。西口再開発のときにも市の財政は大丈夫と言っていたのではないか。


市長)
財政問題は今日の趣旨と違うと思うがご質問なので答える。逼迫の原因は三位一体改革の影響であり、西口再開発等ではない。大きな工場や企業がなく、公共施設が非常に多いので、市制施行以来ずっと財政は苦しく、国からの地方交付税を受けて何とかやってきたのが実情。それも通年で15億円も減らされ、まちづくりもしなければならないし、保育園の整備も、と限られた財源でいくつもの事業をしなければならない。
民営化によって子どもに全く影響が出ないとは考えておらず、極力その影響を軽減していくことが重要だと考えている。

お父さん1)
財源の話が多いが、他の分野で今以上に予算を増やさなければならないのはどこなのか?


市長)
たくさんあるが、まず小中学校の耐震補強工事。そして発達障がいの子が増えているので教員サポーターの増員も急務。65歳以上が22%を超える中、医療、介護分野も、政策的にレベルアップをしなくてもお金がさらに必要な状況にある。リサイクルセンターはいらない、という意見もあったが、青天井・開放型の現在の施設は是正がどうしても必要。音や臭気を外に出さない形に切り替えたい。議会でも議論がされているところであり、規模の見直しを考えているし、当初通りにとは考えていないが、整備は必要だと考えている。

お父さん1)
民営化ガイドラインに「保育内容の継承」とあるが、ガイドライン策定後、市長は第2保育園を何回訪れ、誰と話をしたのか。


市長)
4月の説明会前に一度だけ伺い、園長と主任と話をした。

お父さん1)
民間移管の際には、市のイニシアティブが重要だと思うが、継承すべき第2保育園の保育とはどういう保育だと事業者に伝えるつもりなのか。


市長)
現在の保育水準、年間行事は継承してもらう。また、保護者と職員の信頼関係もできるだけ大事に、と考えている。

お父さん1)
1回だけ、とはどういうことなのか?一般的に民間になれば保育士は若い人が多くなるのに、園庭は広くなると聞いているので、安全面なども不安がある。隣接する公園も含めて、というのはどういうことか。


市長)
無償貸与するのは、現在の第2保育園敷地部分だけで、公園も含めてということではない。

お父さん1)
具体的には何も示されていない中で、進めますと言われても…。この段階で態度を決めろと言われれば、反対するしかなくなる。


市長)
はなから絶対反対、ということになれば、困ったな、ということになる。建替えについてこうしたら、とか具体的な案があれば伺いたいのだが…。

お父さん1)
西口再開発の話が出されたが、その事業を行っている間にも待機児童はいたのか?なぜそこに保育園をつくることをしなかったのか?


市長)
議論はあった。しかし、昭和37年の都市計画決定以来なかなか進められなかった事業は、駅前ロータリーを整備して西口に賑わいを取り戻すことを目的としたものであって、コンセプトがもともと違っていた。

お父さん1)
待機児を減らすために他の方策をどこまで検討をしたのか?それが見えない。


市長)
保育園には既に一般財源から20億円以上出されており、シェアとしてNo.1。見方はいろいろあり、西口再開発云々あるだろうが、それぞれに必然性があって行われてきたもの。子育て関連予算の中でのやりくりを考えないとならない。

お母さん1)
民営化して生み出された財源が必ず保育予算に充てられるのかどうかが見えない。パブコメへの市の答えも曖昧。
また、民営化をやむを得ないと考えても、今後、保護者の意見を聞き入れて修正していく時間的余裕があるのか。


市長)
財源問題は、確かに制度上の強制力はないので微妙なところがあるが、そのようにしていく。今後、新たに3園を作ったからと言って待機児をなくせるかどうかわからないが、保育園予算20億円の中で何とかやりくりをしたい。
なぜ第2なのか、という声には、率直にお詫びしたいが、200人超の待機児は何とか解消したい。

お母さん1)
保護者の様々な意見を上げるための場はつくられるのか?
事業者選定をする委員ではなく、本当の募集要項を決めるところに親は参加できないのか。選定委員の具体的な役割を市が具体的に言わないから出せない、という面もある。


市長)
事前の説明が不十分で申し訳ない。
できれば一緒に選定基準の枠組みを、委員会で話し合って決めていただきたいと考えている。

お母さん1)
委員5名と言うが、1クラス1名にも満たないし、一人の負担も大きい。クラス代表は6名プラス何人か、ということは受け入れてもらえないのか。


市長)
委員会設置の規則はまだ改良の余地があるので、継続協議をする場を持てるということであれば、早速検討したい。

お母さん2)
第2保育園には一度だけ、と先ほど話があったが、この間、他の保育園は視察されたのか。


市長)
していない。

お母さん2)
全園を見て、保育の現場をもっと知る努力をすべきではないか。


市長)
正直申し上げ、多くの業務を抱えており、市長として全部の園を回って全ての保育士と話す、ということは厳しい。市役所全体でカバーしてきたつもりだが、もっと知るように努めたい。

お母さん2)
保育園の補強・補修工事をいくらお願いしても、定員割れをしている園だからと却下されてきた。定員割れしているような園でも、応募してくる事業者があると思っているのか。


市長)
定員割れしているから、ということではなく、緊急度・優先度で判断をしているので理解してほしい。公募してみないと事業者がどれだけ集まるかはわからないが、先日開かれた「都立むさしの園」の跡地に東京都が予定している民設民営保育園の事業者説明会には30団体が来られたと聞いている。地の利がよいとは言えない場所でもそれだけ集まったということなので、今回も可能性はあると思っている。

お母さん2)
パブリックコメントへの回答欄にある「想定されます」といった他人事みたいな言い方は改めてほしいし、6月議会で市長が「子どもや保護者が受忍できる範囲云々」と答弁したと聞き、子どもに「受忍」などという考え方は許せないと感じている。待機児200名のために第2保育園の子どもたちは犠牲になってもよい、ということなのか。


市長)
そのようなことは全く考えていない。議会答弁も、絶対反対という議員の質問に対して「影響を最小限度にする努力をしたい」という中でのものであるのでご理解いただきたい。

お母さん2)
わかったが、第2保育園の子どもたちの人権を大切にしてほしい。その上で民営化は、本年度入園した子どもたちが卒園してからにしてほしい。来年度入園の方には、入園前に予め民営化が予定されていることを断った上で進めてほしい。

お母さん3)
あまりにも市からの細かい説明がないままに進められていると感じている。もっと機会を増やしてほしい。


今井部長)
今後もできるだけ説明会を開くし、説明の機会を設けていくつもり。

お母さん4)
財源確保の話がやっぱりよくわからない。今日でなくてよいので、口頭ではなく目で見てわかる形で出していただきたい。
市は「当事者の理解を得られるよう努力する」と繰り返すが、現状では理解ができない。
「ご意見をいただければ」とも言うが、十分検討した、事例はこうです、というものを、保育士も大勢抱えているのだから十分ヒアリングをして、市としての提案があっていいのではないか。
また、ダブる時(移行時の合同保育期間)には人件費も余計に発生するはずで、移行に要するコストをどう考えているのか。そこにはそれなりのコストがかかるはずなのに、財源論は成り立つのか。移行期間も半年では短いのではないか。


今井部長)
他市の例を見ると6か月くらいが大体多いのかな、と見ている。合同保育期間は確かにコストがかかるし、市が負担することになると考えている。

お母さん4)
今の答で終わりではなく、3年から5年の中期事業計画的な数字もほしい。


今井部長)
シミュレーションはやってみます。

お父さん3)
他市では6か月だから6か月、と聞こえるが、根拠は何か。


今井部長)
長すぎてもいかがか、と考えるし、他市では3か月という例もあるが、6か月がベストではないかと考えている。6か月以上は他市ではないので。

お父さん3)
他市がどうこうとかではなく。


今井部長)
6か月がベストだと考えています。

お父さん3)
半年では、どうやって一年間の行事を引き継ぐのか。やはり根拠がよくわからない。

保護者会副会長)
保育料審議会の話を聞いたのだが、保育料の階層見直しを行った結果、全体で6,000万円も市に入る分が減ったと聞くが本当か。


山口課長)
19年度に、定率減税廃止の影響を考慮して、同じ年収なのに保育料が上がることのないようにと見直しを行ったのだが、結果として保育料が下がった方が増え、そのような結果になった。

保護者会副会長)
市のシミュレーションが失敗だったということになる。保護者として保育料を下げてほしいと要求したことはなく、6,000万円も減収となったことの責任はどうなるのか。


市長)
責任論というよりも、影響を考慮した結果としてそのような数字になったということであり理解いただきたい。来年度も、子ども手当関係などでまた税制改正があると思われるし、(保護者負担が)国が基準としている50%を切っている状況が続いているので、50%以上を維持したいと考え、保育料水準の議論をしていただきたいと審議会に諮問したところ。

保護者会副会長)
ずっと保護者と行政の質問と答弁が噛み合っていない。このままでは平成24年4月の延期ということもあり得るのか。後ろを決めて逆算してスケジュールを立てるから無理が生じているのではないのか。


市長)
絶対動かさないか、と言われれば、一定のずれが生じる可能性はあると申し上げるが、財源の問題もあるので極力予定通りにやりたい。

保護者会副会長)
父母と行政の話し合いが全然足りないと思う。
市長は保育園の親の経験があるのだろうか、という他の保護者からの問いもあったが、市長はぜひ、朝の送り、夕方の迎えの時間に第2保育園に来て、実際を見てほしい。
第2保育園のよさは、第2保育園の親しかわからないと思う。

お父さん4)
事業者募集以後の話だが、事業者の情報はちゃんと出されるのか。また、どの事業者も選定基準に満たない場合や、選定された事業者に問題があった場合はどうなるのか。


今井部長)
基準に満たない事業者を選定することはない。再募集なり、延期ということもあり得るだろう。

市長)
応募事業者名については全て開示するつもりでいるが、事業者の詳細な情報はどこまで出せるのか検討の余地はある。
ぜひ、選定基準づくりも、保護者の皆さんと一緒にすすめていきたい。

お父さん5)
目的は待機児を減らすこと。民営化はそのための手段だということを改めて確認したい。
その上で、民営化以外に待機児を減らすための財源確保の方策があるのではないか、と感じる。どうしても他に方法がない、ということならばわかるが、順番が逆だと思う。また、待機児童を減らすことは、市の政策の優先順位としてはどの位置なのか。


市長)
方策が全くない、というわけではない。
全ての保護者に応分の負担をお願いする、ということもあり得るとは思うが、年間2億円を捻出するためにはかなり水準を高くしないと厳しいだろう。先ほども申し上げた保育料の適正化(国基準の50%以上)については検討が必要なので、議論を進めていきたい。

お父さん5)
全てのシミュレーションをやり直してほしい。


市長)
市全体の中で、保育園に予算を最も使っていると言っても過言ではない。他の分野から削る、ということは難しい。待機児童解消は優先順位としては非常に高い。

お父さん5)
優先順位が非常に高い、と言うのであれば、それでも他から持ってくる、というのが筋ではないのか。
どんな方策をとってきたのか。


市長)
移管に伴うコストや、来年度から開園する保育園には、実際には他から削ってきた分を先行して出すことになるが、10年20年と安定して、というためには新たな方法が必要だということを理解いただきたい。
20年度には職員人件費の大幅見直しで年間10億円を削った。22年度は7億円も市税収入が減り、他のパイが縮んでいる中で他から持ってくるという方法はないと考えている

お父さん5)
目的と手段を見失わないようにやってほしい。

保護者会会長)
今日は、事業者募集要項(素案)については全くふれられずに終った。
親としては、事業者募集などではなく、もっと前の段階の話をもっと聞きたいということ。
市には説明不足だと感じてほしいし、もっと前に戻って説明すべきだと申し上げたい。
この要項(素案)は7月1日から配布、とされているが、この状態ではとてもできないはず。
要項自体を考える場をつくる、と市が言うのであれば、今からでも相談して保護者代表を出すがどうか。


市長)
会長からそういう提案があったので、話し合いのテーブルについていただけるということであれば、要項策定についての協議の場をつくる。(お願いしてあった)事業者選定委員会ということではなく、事前協議ということで協議をさせていただきたい。




※発言者に誤りがあったり、私として意図を取り違えているものがあるかもしれません。お出になっていた方で、もし「ここは違う」という点がありましたらお知らせいただければ幸いです。
中には多少感情が露わになるシーンも見受けられましたが、当然のことだと思います。
全体として、お父さんお母さん方の本音、本心がご自身の言葉でしっかりと伝わってくる場でしたし、予定を延長して続いた2時間はあっという間に感じました。

最後の会長のお父さんによる集約も見事だったと思います。
休日返上、中には仕事を休んで駆けつけたお父さんお母さんもいらっしゃったようです。大変おつかれさまでした。

先日、我孫子市長を務めた福嶋浩彦さんがこうおっしゃっていました。
「私は、一番問題があるところに自分から出向き、一番怒っている当事者と徹底的にとことん意見を交わしてきた」。

懸案山積で多忙を極める渡部市長ですが、ぜひ引き続き全力でこの事態にあたってほしいと思いますし、議会も情報をしっかり共有して、保護者の声、そして何より子どもたちに思いをはせながら、少しでもよい形がつくられていくように議論をしていかなければならないと思っています。
私自身は、今日のやり取りを伺いながら考えついたことについて、週明け早々に会派として共有、議論し、所管にも話をしたと考えています。



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【2010/06/12 19:14】 | 子ども&子育て
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ありがとうございます
お母さん4
佐藤議員、記録アップをありがとうございました。当日発言した「お母さん4」です。
緊張&気持ちの高ぶりもありましたため、このような記録はありがたいです。録音もしましたが、テープおこしをする時間はとれないだろうとおもっていました。

みなさんに理解いただきたいのは、我々が既得権益にこだわりわがままを言って、待機児童解消策に抵抗しているかのような構図にしないで欲しいということです。拙速なスケジュール、不十分な配慮のために、こどもたちが犠牲になるのは許せない、ということです。
土曜の説明会で感じたのは市役所がこの問題にどこまで真剣かあやしい、ということ。右から左に流すようなことは何としてでも阻止したいと考えます。



初コメです。
お母さん1)
民営化の内容がアップされている情報を見つけて見させていただきました。

最近、ひしひしと感じるのが保護者と行政との対立で、移管予定の期日延期がないまま移管されてしまうことです。
先日、説明会後の協議での回答がありました。7月1日市報への募集掲載は延期となりましたが、移管予定の24年4月は延期しないとの事でした。
私は、民営化について絶対反対と言うわけではありません。
しかし、子供達のため、引継ぎをする先生方や、新しく入る先生方のことを考えると、いまの移管予定スケジュールでは、とても不十分だとしか思えません。

議員活動は、とてもお忙しいかと思いますが、今後もこの第二保育園民営化についての活動も宜しくお願い致します。

また、保護者への情報提供もご協力お願いします。

お母さん4さま
佐藤まさたか
コメントありがとうございます。
番号で記載などして申し訳ありません。会長さん、副会長さん以外の方は存じ上げなかったもので…お許しください。

>みなさんに理解いただきたいのは、我々が既得権益にこだわりわがままを言って、待機児童解消策に抵抗しているかのような構図にしないで欲しいということです。拙速なスケジュール、不十分な配慮のために、こどもたちが犠牲になるのは許せない、ということです。

的確に事態を捉えておられると感じますし、親として至極当然の思いだと私は思います。
市の対応は、一生懸命やろうとはしているものの、はっきり言って不十分だし、ピントがずれています。説明会の答えでも、役所的な言葉が親の皆さんの実感とずれていたり、わかりやすく答えられるものを難解にしてみたり…なぜそんなに四角四面のこわばった対応なのか?と残念でなりません。

今、なにをしなければならないのか、と言えば、お父さんお母さん方に近いところ(保育園内)で徹底的に話を伺える体制を即座につくり、みなさんが何を心配されているのか、どこに不安や不信があるのかについていつでも、徹底的に向き合い、誠心誠意お答えをする、ということだと考えています。

新たな記事としてまとめてアップするつもりですが、子ども家庭部の田中次長のもとを昨夕訪ね、1時間以上話をしてきました。
後ろを決めて結論を急くこと(事業者募集要項を見切り発車で発表すること)は、保護者と市、双方の将来にとって何のプラスにもならない、と申し上げたところです。

Re: 初コメです。
佐藤まさたか
お母さん1さま
返信が遅くなってしまいすみません。

昨日3時からの集まりにも伺いましたが、お父さんお母さん方が日々心を痛め、悩んでおられることをひしひしと感じました。

24年4月は絶対に動かさない、では、市は話し合いのテーブルをつくる気がないのと同じこと。
保護者の皆さんは、正確な情報を市と共有し、話し合いによって最善の策を見つけようとしておられます。市民との協働を掲げる渡部市政の真価が問われていると思います。
「私たちも真剣に、一生懸命考えているんです」という保護者の皆さんの切実な声が、今井部長をはじめ所管の心を動かしたと信じたいです。

昨日の様子、できるだけ早くお伝えできるようにします。

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7時半を回りました。まだ市役所控室です。
なんだかテンコ盛りだった一日を、取り急ぎご報告。頭がまだボ~っとしてます。

朝10時から議会運営委員会に出席。
21請願第7号・議会基本条例の制定を求める請願」を構成している全会派の賛成で採択。
21請願第12号・朝木明代殺害事件に関する請願」については全会派が不採択としました。
これまでで議論がほぼ出尽くしていましたので、7号については全議員が前向きな発言をした上でスムーズに採択。12号については不採択とするには討論をすべきと考え私が行い、1時間弱で閉会しました。
詳細は改めて報告します。




11時半から13時半は会派代表者会議。
テーマは
・最終日に議員提出議案として採決を図る意見書の集約
・12月議会からのネット配信について
・会派変更に伴う控室の変更について
・議員定数条例について
・議員報酬条例について

特に4点目と5点目については、初めてそれぞれ提案がされ、協議の結果、いずれも最終日に議員提出議案として上程することを決めました。
定数については、現行の26名を24名とする、と条例案には書かれていました。
これについてもちゃんと報告したいので、後ほど改めて。

13時半からは秋水園リサイクルセンター計画に関する調査特別委員会に出席。
終了は16時でした。
こちらもあらかたメモを取りましたので、改めて必ず。


ということで週末。
明日は朝8時50分からは第四中学校の運動会にお邪魔し、午後は「ごみ環境ビジョン21」が主催する「生ごみリサイクル交流集会in多摩」が国分寺労政会館で1時半から開かれるので、市ごみ減量推進課の方にも声をかけ、私も参加を楽しみにしていました。

なのですが…、同じ時刻(1時半)から市立第二保育園民営化についての第3回説明会が開かれることになり…緊急性、重大性を考え、そちらへ伺うことにします。

ということで取り急ぎの報告でした。
今夜はもう一つ打ち合わせがあるので、行ってまいります。




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【2010/06/11 19:30】 | リサイクルセンター問題
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今日の環境建設委員会は、4件の道路議案(認定3件、廃止1件)を審議し、いずれも委員全員の賛成で原案可決となりました。
委員会後に開かれる「研究調査会」という名の傍聴を認めていない場では、都市環境部、資源循環部それぞれから数項目の報告事項がありました。
言いたいことがいろいろありますが、考えれば考えるほどおかしいと思うこともあり、少し頭を冷やして明日にでも報告しようと思います。

それでは、昨週に行った私の一般質問報告「その2」です。
自分の走り書きメモをもとに再構成して記しますので、正確ではない面が多々あるかと思います。ご容赦ください。

少し長くなりますが、お読みいただければ幸いです。
2.続・本気になって入札制度改革を!

19年9月、20年3月に続き、一般質問で入札制度を取り上げるのは3回目となる。これまでの経過、現状の課題、今後について、問うものである。

1.19年9月議会以降、今春までに行った制度の見直し(予定価格の公表時期、申し込み地域条件等)について、決定時期、見直しの理由、その内容について、時系列的に説明いただきたい。特に、「市内業者の育成、保護」を目的とした見直しを昨春、今春と2度にわたって行っている点については、検討をしたテーブルはどの場で、どのようなメンバーなのか。どのような議論があったのか等、できる限り詳しく説明願いたい。

総務部長)
予定価格は15年9月から事前公表を基本としてきた。
業者の積算努力の欠如、価格の高止まりなどのデメリットがあり、19年9月25日の第22回入札制度等検討委員会で、事後公表も可能にするよう改め、規定を同日付で改正した。
これで、市長が事前公表が適当でないと認めた案件については、事前公表から除くこととなった。
19年12月18日の第23回検討委員会でさらに整理し、事前公表の弊害から、20年度の公共工事から事後公表を基本とし、支障がないと認められた場合に限り事前公表とすることとし、20年2月1日に規定を変えた。
これによって、事後公表を基本とし、公募型入札のみ事前公表とした。
しかし、21年4月の公募型入札案件では、入札額が予定価格の80%に競合し、くじ引きで落札者を決めることが頻発した。そのため5月12日の指名業者選定委員会で協議し、6月実施の公募型競争入札については、試行的に事後公表とした。
22年2月9日の第28回入札制度等検討委員会で、公募型入札の申し込み地域条件を、北多摩地区内に限定したことを受け、2月23日の指名業者選定委員会では、公募型においては試行的に事後公表を継続することを確認した。
公募型の対象工事の範囲についても、19年12月18日の第23回入札制度検討委員会で検討され、より競争性、公平性、透明性を高めるため、20年度から、条件付一般競争入札をこれまでの3億円以上から7,000万円以上に、希望制指名競争入札を1億5千万円以上3億円未満から3,000万円以上7,000万円未満に拡大した。
申し込み地域条件は、公募型入札については、東京都内及び所沢市内に本店・支店を有する者としているが、20年度に起きたリーマンショック、経済危機により、市内業者の更なる保護育成を図るために、21年2月2日の27回入札制度検討委員会で21年4月1日から22年3月31日までの期限付きで「多摩地区内に読み替える」こととして緊急経済対策を施した。
しかし経済が好転しないので、さらなる地域経済の活性化を図り地域振興を進めるために、22年2月9日の28回入札制度検討委員会で、「多摩地区内」として読み替え規定を「北多摩地区内」に変更し、22年3月1日から23年3月31日までの期限付きとした。


2.入札制度等検討委員会と、指名業者等選定委員会は、それぞれどのような位置づけで、どのようなメンバーなのか。選定委員会は規則上の位置づけになっているが、検討委員会はどうなっているのか。入札制度改革について協議してきた場はどこなのか。

総務部長)
入札制度等検討委員会は設置要領で設置しており、入札・契約制度について付議することとされている。副市長を委員長、経営政策部長、総務部長、市民部長、健康福祉部長、都市環境部長、教育部長が委員。
指名業者等選定委員会は、規則で設置しており、指名競争入札に参加させようとするものの適格性の判定、格付けなど、市長が必要と認めたことを調査、審議することが定められている。委員長は副市長、入札制度等検討委員会のメンバーと契約案件の所管課長が委員となる。
入札制度については、入札制度等検討委員会で協議している。


3.地域条件の「読み替え」によって、市内業者の育成・保護はどう進んだのか。「読み替え」以前と以後の、市内業者の受注割合の変化について説明願いたい。
効果はあったと考えている案件について、内容を明らかにしていただきたい。
入札制度の見直しによって、東京電子自治体運営格付が上がった事業者の実態を説明願いたい。

総務部長)
20年度(都内及び所沢を対象)の公募型案件は10件で、うち、市内業者落札は8件。21年度(多摩地区に対象)は7件で、3件が市内業者で、あまり効果が出ていない。
しかし、22年度(北多摩地区にさらに限定)は7件で、全てが市内業者が落札した。
格付けが上がった事業者は、土木で1ランクアップが数社ある。順位アップもあわせると、効果が出ていると考えている。



4.産業振興の所管に伺う。市内業者の育成、保護を、市の施策としてどのように進めているのか。具体的に説明願いたい。


市民部長)
中小企業対策として商工会を通じて行っている。
ビッグドリームスタンプ事業と商店街活性化事業。
もう一つの面として、事業資金融資制度があり、現在は国のセーフティネット緊急保証制度の申請が大変多い。
また、建設業者に助成する住宅修改築補助金事業があり、一般住宅の修改築を市内業者に依頼することが補助要件となっている。
22年度は耐震診断、耐震補強工事含めて予算を拡充して不況対策、市内業者育成を行っている。



【再質問】

Q.様々取り組んできたことは理解するが、ルール変更を、入札制度等検討委員会でやったり、指名業者選定委員会でやったりしているように聞こえる。
予定価格公表時期の「事前」を「事後」に完全に変えたのはいつだったのか。制度をいじることは大事なことなので、明確にしてほしい。
検討委員会も選定委員会もメンバーが殆ど一緒だということがわかったが、本当に切り分けた議論ができているのか?そのほかに、入札について内部的に検討している場がないのか、伺う。

総務部長)
メンバーも一緒だし、内容がかぶる部分があるのも事実だが、根本的なことは入札制度検討委員会で行っている。試行錯誤が続いている。
事前、事後の時期については、21年5月12日以降、ということになるが、21年度の公募型案件は終っている時期だった。
内部検討は他でもしている。内部の研究会として、21年12月に昨年のいろいろな課題を整理するために設けて進めてきている。反映されている部分もあると思う。構成は契約課中心で管財課も入り、私が座長で副市長や経営政策部長が顧問という形。


Q.22年度は7件の耐震工事は全て市内業者が落札したことがわかった。7校平均の落札率は、95.83%。最高は99.97%(不落随契の末)、最低は86.48%。確かに「効果」ではあるだろうが、地域条件の「読み替え」を庁内では「改革」「改正」と考えているのか。苦肉の策なのか。

総務部長)
そう言われると難しいが、景気動向の影響は大きく、やむを得ないと考えている。


Q.産業育成を掲げるのであれば、入札制度見直しの「効果」の検証作業が不可欠ではないのか。事業者への意見聴取などはおこなっているのか。


総務部長)
要望などはあるが、特に意見は聞いていない。


Q.4月の化成小学校耐震補強工事についてだが、地域条件の見直しを3月に駆け込みで行って4月に間に合わせたことは明らか。今回の見直し「北多摩地域への読み替え」によって、恩恵に浴することができる可能性があった市内業者がいくつあるか知っていて行ったのか(最初から1社しかなったわけで…)。見直しによっていろいろなことが変わるのなら理解できる面もあるが、どうなのか。

総務部長)
公募型の契約案件は殆ど4月なので、それに間に合わせるようにしたということ。
それによって、競争性が担保されるかという議論はあった。
学校耐震工事は夏休み中に終えないといけないので、入札不調は避けたいと考えた。
慎重に検討して判断を総合的におこなった。落札しやすくなる業者が確率として出てくることは確か。




【再々質問】

Q.入札制度については、やはり整理が必要ではないのか。
協働ハンドブックは、市民と一緒につくるべき。これを庁内だけでやるから、以前のようなおかしなことになる。検討して取り組んでいただきたい。
市民会議ワークショップメンバーについても、やはりフォローアップを考えてほしい。
市内業者の育成、保護と、入札制度の本旨とは、本来相容れないものだという認識が必要なのではないか。
内部での手直しで制度をいじっているが、ルール変更のルールが明確ではないから、痛くない腹を探られることになる。痛いかもしれないが、臭いの怪しいのという話は午後にやる人がいるのでそっちに譲るが、ルール変更はもっとオモテでわかるようにやるべき。
圧力がかかってルールが変えられたと取られかねない仕組みは是正が必要ではないのか。
本質的には、入札制度の中で業者育成も図るということはできないし、違うのではないか。
検討委員会を規則として位置づけることや、第三者の目が入るように改めるなりしてほしいがどうか。


副市長)
入札制度の検討については、経済状況を含めてタイムリーに対応しなければならない面がある。入札制度検討委員会を審議会的な位置づけにすることは得策ではないと考える。規則で位置づけるかどうかは大きな問題ではなく、中身をどうするのか、どう対外的に知らせて理解をしてもらうのかの方が大きな課題であり、努力したい。

市長)
自治基本の審議会委員については、必ずしも一本釣りではないが、市民活動を行っている方、ということでお願いした。事業者については、青年会議所に推薦をお願いした。ほぼこちらが考えた方になっている。農業者も、元消防団分団長をお願いできた。



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【2010/06/10 22:38】 | 入札・契約問題
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