無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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久米川駅南口ロータリーでコレを見つけた方、いらっしゃるのではないでしょうか。
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全部で20~30枚。
市内小学校の子どもたちに絵を描いてもらい、それを特殊加工したゴム板に印刷したのだそうです。
足元を探してみてみると、いろいろな絵があってそれだけで楽しいですし、なにより、その上に自転車を停めようとは思えない心憎い仕掛けになっています。

これまではこのタイプでした。
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また、駅周辺で配ったというこのパンフ。

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「放置自転車禁止」という啓発活動はこれまでも毎年行われてきましたが、「駐輪場をご存知ですか?」という呼びかけは初めてではないでしょうか。

昨日もモザーク祭があったので久米川駅南口へ行きましたが、周辺に停めてある自転車のかごの中にこのパンフが入っていました。
パンフを開くと駅周辺の駐輪場案内MAPが載っていて、最後のページにはこうあります。

便利で楽しい自転車は、私たちの身近な乗り物です。
“大切な自転車をきちんと駐輪場にとめる”
一人ひとりのワンアクションで、
もっと気持ちよく暮らせる街になると思いませんか?

久米川駅周辺の駐輪場はご存知でしたか?
この駐輪場マップがお役にたてたらうれしいです!


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駅周辺ではあふれる放置自転車に手を焼いている一方で、近隣商店への買い物客からは「店先に止めただけで監視員から咎められて不快だった」という声も上がったりして、所管ではかなり苦労をしてきたと聞いています。
今回は初めて、役所が一方的に注意を喚起するというのではなく、商店や駐輪場の管理事業者と共通のテーブルを設けて率直な意見交換をしたのだそうです。とっても大事なことだと思います。
パンフの費用等にも関係事業者の協力をいただいたりして、同じ予算でも今まで以上の効果が期待できそうとのこと。

とはいえ、何より私たち一人ひとりのモラルが問われている問題。
車いすや視覚障害の方たちにとっても安全で歩きやすい駅前ロータリーや歩道にしたいものです。

今回のやわらかいキャンペーン。来年以降も主要な駅前で順次展開していくそうです。


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【2011/10/31 18:12】 | 未分類
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9月議会での集約により環境建設委員会で継続議論されることになったリサイクルセンター整備問題。
本日10時から、23請願10号「秋水園リサイクルセンター整備計画」について、さらなる費用の圧縮と秋水園への搬入(収集)車両数の縮減施策を求める請願の審査の一環として、12時過ぎまで議論が交わされました。傍聴者は私を含めて24名。うち市民の方が11名、議員が13名でした。

冒頭、性能発注方式をめぐって西川資源循環部長から再度長々と説明があり、たまりかねた委員長が制止。既に聞いた話をまた繰り返すのは、何度も言わないと議員はわからないと思っているからでしょうか…。

これを受け、朝木議員からは「性能発注が国の交付金の条件なのかどうか」について、これまでの答弁の信ぴょう性を厳しく追及をする発言が続きました。
確かに、「完成後のコスト予測が示せないのは性能発注方式であるから」等と議会で再三答弁してきたことは、結局のところ時間稼ぎだったのではないか、という疑念を私も持っています。
今日の説明もそうですが、部長の答弁は「国の手引き書によれば」「環境省に聞いたら」の連発、繰り返し。どうして最も精通しているはずなのに自分の言葉として語ることができないのか…疑問ですし、残念でなりません。
また、部長の説明を聞いていると、そもそもこの方式は、複雑な構造にならざるを得ない焼却炉や、他市に見られるような巨大複合施設を前提としたものであると誰もが感じます。うちで考えているのは、単なる分別処理施設。おかしな説明に聞こえるのはそのためでしょう。

この件については奥谷議員が「9月議会で仕様書発注業務委託予算については賛成多数で可決したのだから、そこから進めていこう」と提案し、いよいよ本題へ入りました。

主な質疑と答弁を、自分のメモをもとに報告します。


奥谷議員)
騒音、振動、におい、労働環境がそもそもリサイクルセンターを必要とした前提だが、市の考え方として「自区内処理」の原則に立っているのか?

西川資源循環部長)
廃掃法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)の趣旨はそうだが、市内ですべて処理することには限界がある。

渡部市長)
法の理念はそうだが、最終処分地は市内にはなく、現実的には難しい。最終処分地への配慮が大切だと認識している。


奥谷)
民間事業者に委託できないか?と聞くと、「市内に扱う業者がいない」と部長は答弁してきた。それは自区内処理の考え方に立つものか。

部長)
自区内処理に加え、経済性も必要。途中で積み替えることなく(中間処理施設に)運ぶには、市内か近隣であることが必要


奥谷)
これまで「市内」と言っていたけれど、「近隣」が入ってきた。委員の皆さんは頭に入れておいてほしい。
現在、実際にはずいぶん遠いところまで持って行って、燃やしている、熔かしているのが実態。

私は、焼却炉の建て替えとセットで考えるべきだとずっと言ってきたが、市は交付金のスケジュールに間に合わない、と言ってきた。しかし、1/3見込んでいた国の交付金が情勢の変化から1/9とも2/9ともいわれる状況になっている。前提が変わったということ。
また、騒音の最大原因は不燃物を移動させる際にホイールローダーから上がる低音であり、ビンや缶の高い音ではないことがわかっている。
第2案では50m×50m程度の建屋になったが、その大きさが必要なのは、大きなホイールローダーが動き回るため。もし、将来的に秋水園内の炉で不燃ごみも扱えるようになれば、現在行っている積み替え作業は不要になる。
また、それまでの時期も近隣の民間施設で行うことができれば、不燃ごみのスペース自体が不要にできる。
10年後に向けて炉の話をしなくてはならない時期であり、自区内処理を進める方向で考えれば、リサイクル施設はもっと小さくて済むのではないか。ランニングコストも大きく変わってくるのだから、炉の更新と絡めて考えるべきだと思う。
また、事務所の建て替えはリサイクルセンターと分離してちゃんと考えるべきではないか。
特別委員会ではペットボトルと容リプラを一緒に民間へ、と議論進んだが、それは秋津への一極集中を解消するために分散化を、という思いが前提だった。
ここにきて揺り戻しのように、ペットと容リの混合処理は900万円増になる、台数も缶とペットの混合の方よりも減らない、とされている。業者に見積もりをしたうえで答えているのかどうか。紙ベースで資料として提出してほしい。
また、ペットと缶の混合収集の方が有利だというのなら、それをなぜ秋水園でやらなければならないのか、と思う。民間でやってもらえるところはないのか、市内業者に確認をしてほしい。

部長)
ペットと容リプラ混合の方が900万円余計にかかる、という件は、紙ベースでお出しする。
ペットと缶を扱える民間業者があるのかどうかは調べて答える。


島崎議員)
もし扱える事業者があったら、見積もりも出してほしい。

部長)
収集についてですか?


島崎)
処理もです。

部長)
極力出すようにするが、市内、市外でも変わってくると思う。収集した車がそのまま持って行ける距離でないと、かえって費用がかかる。
引き受けてくれる業者があるかどうかをまずあたらせてほしい。


島崎)
日野の業者に聞いた際、パッカー車で缶を集めると、アルミ缶とスチール缶が噛んでしまうので、平ボディ車で収集していると聞いた。必ずしもパッカー車で、とは考えないでほしい。

部長)
東村山のパッカー車はプレス式ではないので(圧力が弱く)、2か月前に実験した際にも噛むようなことはなかった。



※一時休憩

部長)ペットと缶と言われるが、実際に缶を扱っているところが市内にはないので…。 

島崎)今は扱っていなくても、各業者にできるかどうかを聞いてください。


※再開


伊藤議員)
事務所の話が先ほど出たが、私はリサイクルセンターの中に入れた方がいいと考えている。ぜひ議会で、計画の中に入れるかどうか議論したい。
コンテナを道路上に置いて資源物を集めているが、事故やトラブルはないのか。

部長)
それを原因とした事故は、少なくとも私が着任してからはない。
ただ、警察からは苦情に絡めて「廃止できないのか」と言われたことはある。


伊藤)
確認だが、ペットと缶は同じ処理ラインでできるのか。また、ペットの処理を外しても、建屋の大きさに変化はないのか。

部長)
ペットと缶は材質が違うものなので、選別は楽にできる。
また、建屋は第2案で言えば影響はない。


伊藤)
ペットと容リプラの混合処理だと、汚れの付着が気になるがどうか。

部長)
確かに、ペットと容リプラは材質が同じなので機械的に分離できず、手作業となる。混合でやっていた松山市でも今年度からやめたと聞いている。汚れが付着して、容リプラの品質を下げることが一番心配。


小町議員)
車両台数を減らしてほしいと請願にある。
私が住む廻田町には、回収用のコンテナが金曜日の午後に置かれ、月曜日まである。最近問題視されている自転車事故や、それに伴う交通ルールの変更も考えると、現在の方式は危ない。戸別収集を進めてはどうか。

部長)
確かに放置はできないので、戸別への切り替えを考えている。
空のコンテナを置いて歩く車だけで1日60台動いているので、台数減を図るには戸別への切り替えが一番効果がある。
ペットボトルの外部化では水曜日しか台数を減らせない。ぜひ戸別を実現したい。


小町)
いつでも出せて便利かもしれないが深夜に出す人もいて、集積所の近隣への音も大変問題だと感じているので、ぜひ戸別収集を実現してほしい。

蜂屋議員)
ペットと容リプラを外部委託した際にトン当たり36,000円とあるが、これは業者に聞いた数字なのか?

部長)
容リプラの委託単価を単純に入れたものだ。


蜂屋)
事業者に金額を落としてもらうよう交渉するつもりはないか。

部長)
大変難しいことに思う。
なぜなら、まず、ペットと缶を扱ってくれる事業者があるかないかという問題。
次に、仮にあったとしても、どういう条件なら受け入れられるか、ということ。

設備を持っている、あるいはこれから用意するにしても、これがまず見つかってからの話なので、現段階で交渉云々までは言えない。


蜂屋)
見積もりが返ってきてもやれないということはあるのか。

部長)
建屋とランニングコストが大きく上回れば、民間委託を選択しない場合もある。


蜂屋)
品質確保の問題もあり外部委託のむずかしさも理解するが、請願の趣旨からして、外部委託を選択することをもう一度議論していきたい。

部長)
収集を含めてコストでどれくらい差が出るか、がある。
品質は、汚れ、未破袋、異物(特にペット)で下がってしまう。90%がAランクの基準で、現在は91~92%を維持しているが、Aランクが難しくなるのではないかと考えている。


朝木)
どの時点でコストは検討することになるのか?

部長)
若干訂正したい。正確なイニシャルとランニングコストは、見積書が出ないと出せないので、今の施設と比べたものを出したい。


赤羽議員)
外部委託を進めれば、建屋は小さくて済むことになる。そういう変更は可能なのか。

部長)
ペットを外に出すか出さないかは議論してきたが…(※書き取れず)


赤羽)
ペットと缶の混合が外部化できた時のことを聴いている。そうすれば、ビンと不燃物だけの施設となり、これだけ小さくなると必要なくなるのではないか?

部長)
ペットと缶を扱える業者をまず見つけないと、という話。
のんびりはできず、12月中旬には見積もり依頼をしていくので、仮にできるという業者が出てきて、間違いなくできるとなれば、リサイクルセンターの必要性の議論に入っていくことになる。


市長)
経過があることなので述べさせてほしい。
この計画を提起した当初から、外部委託できないかという議論はあった。全面的に外部化できればセンターは不要なので。但し、積み替えが必要になるのであればかえって費用がかかり、意味がない。
収集からじかに処理施設へ、となればいいのだが、市内事業者にお願いしてみたが一昨年に断られたという経過がある。
近隣と言っても、羽村や入間しか見当たらなかった。
こういう話になったので、再度、市内業者に確認を取っていきたい。


朝木)
先ほどの答弁で訂正されて、比較対象は現行の施設だと言ったが、それでは意味がない。新たに造った後と比較すべきだ。どの時点で検討するのか、基準はどうするのか、説明を。

部長)
金額は1月中旬に出てくるので、直後の委員会で報告する。
また、3月中旬の委員会で修正の有無を確認する


朝木)
現行との比較ではなく、1月に数字が出てから、民間との場合を比較して、金額が低ければ民間委託と考えていいのか。

部長)
先ほど答弁した通りのスケジュールで考えている。


※ここで山口委員長も聞きたいことがあるということで、委員長職を伊藤副委員長に交代

山口議員)
3月に修正が必要となった場合、委託料が新たに発生するのか。

部長)
年度内の作業であれば委託の追加だし、新年度になるのであれば当初予算で対応することになる。


山口)
これまで、事業者にはきちんと聞いてきたのか。

部長)
受入れが可能かどうか、口頭では聞いてきた。
トン当たり36,000円という数値も、口頭で取ったものだ。


山口)
口頭でと言うが、今後は文書で確認してほしい。



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【2011/10/28 16:57】 | リサイクルセンター問題
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視察・静岡編や一昨日の議会基本条例特別委の報告もアップしなくちゃいけないんですが、その前に。
今朝、下記のペーパーが各議員のボックスに配布されていました。
本日付で速やかに市HPにアップされるようですが、私自身の記録としても掲載をしておきたいと思います。

市立第一~第八保育園

5児童館と児童クラブ

児童クラブ

市が除染対象の基準値とする0.19を超えたのは、秋津児童館、久米川東児童クラブの2施設5地点。これについては、除染前と後の数値が掲載されていますので以下再掲します。


秋津児童館… 0.215⇒0.170
久米川東児童クラブ…建物裏側西の雨水枡内部 0.203⇒0.11 / 入口右の雨水枡内部 0.336⇒0.09 / 建物北東側中央の雨水枡内部 0.414⇒0.10 / 建物南西の雨水枡内部 0.492⇒0.11


【2011/10/26 10:14】 | 原発・震災
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東村山市議会には4つの常任委員会があって、それぞれがおおむね以下のような割で市の業務を所掌しています。

政策総務…経営政策部、総務部、選挙管理委員会、監査委員、秘書課、会計課の所管に属する事項及び他の所管に属さない事項の審査
厚生…健康福祉部、子ども家庭部の所管に属する事項の審査
環境建設…資源循環部、都市環境部の所管に属する事項の審査
生活文教…市民部、教育委員会、農業委員会の所管に属する事項の審査


昨日と一昨日は、このうち生活文教委員会の視察として、長野県飯田市と静岡市に伺ってきたものです。

委員会としての視察は、私が議会に入った8年前は年に一度、2泊3日で行なっていましたが、議会も経費削減に努めるという趣旨からまず行政側の随行職員を廃止。次に2泊を1泊に縮減。そして21年度には隔年実施に改めました。
今はネットを通してわかるのだから全廃すべし、という声があることも承知していますし、草の根の矢野、朝木議員はそういう趣旨で全く参加していません。
視察をして来てよかったからすぐに東村山市でも事業化できる、ということも稀です。

それでも、私は委員会の委員が同じ課題について先進自治体から学ぶ機会は必要だと考えています。
出向くことでしか得られないものが確実にあると感じています。
得たことがすぐに形にならなくとも、自分の中に種として残り、その後少しずつ育ててくることができたり、後日全く別の機会に学んだ中身とある日突然つながって整理できたりすることも少なくありません。

問題は、それらをどういう形で活かしていけるかについて、視察後に議員間でほとんど議論したりする仕組み、風土がないことだと思っており、議会改革の取り組みとも関係しますが、議員間で視察を議会としての力にできるよう仕掛けを考えていきたいと思っています。

それから、所管職員の随行を今年度復活させ、今回は市民部の原次長が同行くださいました。
これも、議会だけで先進地に学ぶのではなく、行政も一緒に見て感じた方が施策として実現していくにはよいのではないか、という改選前の代表者会議での申し合わせによるものです。
これも正解だったのではないか、と今は感じています。

さて、飯田市の視察です。
飯田市には、中心市街地活性化事業等を推進する「(株)飯田まちづくりカンパニー」という組織があり、様々ユニークな展開が図られていると聞いていました。
中小企業庁「がんばる商店街77選」にも選ばれています。
※絵になるところがたくさんあったのに、カメラをバスの中に置いて下りてしまって写真がありません…失敗。

待ち合わせ場所の「エコハウス」で待っていてくださったのは、飯田市 商業・市街地活性課という課の遠山課長補佐さんでした。

まちづくりカンパニー設立までの背景、歴史的経過などはリンク先をご覧いただく通りの説明ですが、江戸時代からの街並みや知恵をベースに、市街地整備についての全体の理念、構想を丁寧につくりあげてきたことがよくよく伝わってきました。
対象地域は1,500haと言いますから、東村山駅の西口再開発(当初6haだったものが結局1.04ha)や久米川駅周辺整備とは桁が違うわけですが。全体を貫くイメージが十分に検討されているので、面的な整備が進んできたのだと思います。

そして、連携です。

再開発事業は東村山駅西口同様の組合施行方式なのですが、公と民、そしてNPO組織等が実にうまくつながり、それぞれの得手とする部分を活かしながら事業展開を図っていることがわかりました。

説明いただいた後に各委員が伺った主な質問とそれへの回答も含め、印象に残ったことをいくつか記しておきたいと思います。

・市街地内に整備された「りんご並木」の持つ意味
繰り返された大火から、防火帯として道路幅を広く取る整備がすすめられた。最も広い幅員30mの道路は当初4車線道路だったが、昭和28年に分離帯に中学生の発想で林檎の木が植えられ、中学生たちの手によって管理活動が現在まで続いている。その後、木が大きく育ち枝を広げたため、道路を2車線とし、さらに歩行者にやさしい道として再整備をしてきた。
道の豊かさとは、幅員部分だけではなく沿道の豊かさも大事なので、少しずつ整備を進めてきた。「自分たちの手で美しい街をつくる」という思いが長い間かけて受け継がれ、飯田のまちづくりの原点となっており、りんご並木が再生の起爆剤となっている。

・戸建が当たり前の地域の再開発にマンションを整備した意味
超高齢化を見越して、「街中で暮らすことの豊かさを提案したい」と3段階で整備した再開発事業の中に、中層のマンションを併設してきた。
しかし当初、飯田では分譲マンションは無理、と誰もが考えており、大手業者も全く乗ってこなかった。それなら自分たちで、と地元の5人の市民が発起人、出資者となり、(株)まちづくりカンパニーを設立した。
平成13年の第1次では、東京や名古屋等に住む飯田市出身者に売り込みをかけたところ、42戸が即完売。1階には地元スーパー、2階と3階には生活に必要な行政施設を整備し、4階以上に住居という形にした。
すると第2地区(29戸)、第3地区(13戸)では、地元在住者、20代や30代の若い層からも反応があり、いずれも即日完売となった。
「身の丈に合った再開発」「暮らしを軸にした再開発」をテーマに進めてきたことは間違っていなかったのではないかと思っている。

・ハード事業からソフトの積極展開へ
19年度で再開発事業は一段落した。本当はまだ継続させていきたい面もあるが、手法、財政含めてさらなる展開は難しい面が多い。3つの事業ができたのは、奇跡に近いかもしれない。
今は、古くから盛んだった「人形」等の文化や、「NPO法人IIDA WAVE」による様々な活動(ミュージック、シネマ、ランナーズ、ウォーキング、やさい、サイクリング)展開、丘の上フェスティバル開催など、年間を通じて展開している。
(株)まちづくりカンパニーは6名のプロパーによって運営され、市からの出向などは一切ない。
今は国からの補助金を獲得するにも役所だと面倒なことが多いので、むしろ民間ベースの方が動きやすい。国は個々の事業者の支援ではなく、まちづくりに対して金を出す。当初1,000万円だった資本金は現在2億1,000万円。TMO構想を確立したので、国が認めたまちづくりとして進めることができている。

最後に私はこんな質問をしました。
Q.新しいやりかたに対して、賛成ばかりではないのではないか。新の人と旧の人、世代間の違い、やる気のある人とそうでない人等がある中で、新しい発想が生かされる仕組みがどうつくられているのか?

A.「りんご並木まちづくりネットワーク」というテーブルがあり、そこは「やりたい」という声をつぶす仕組みがない。輪っかになっているだけで、ありがちなピラミッドが一切ない。「やりたい」というところを、どうやって応援するか、という発想で動く。ただし、個人的な利益という話なら受け入れない。
役所における「よくできた」とは、「手続き」や「計画」がよくできた、ということを指すが、民間で鍛えられた人たちが中心になっている「まちカン」では、「人、もの、金」が基準でことが進む。
とはいえ、「まちカン」に批判的な声は庁内に少なくない。「まちカン」への随意契約等の優遇は決して許されないので、誰もが納得する透明性のあるルールを整備して進めている。

うまくまとめられませんが、やっぱりな…と今回も強く感じたことがあります。

それは、担当者の心意気、熱い思いです。

東村山市にもさまざまな分野で各地から視察に来られることがあると聞いていますが、担当者は自らが担当する事業を熱く語っているのだろうか?苦労話を単なる苦労話とせずに笑顔で語っているのだろうか?
そんなことを思いながら、遠山さんのお話を伺っていました。

それから、IIDA WAVEの存在。すごくおもしろいと思います。


長くなったので、翌朝飯田から長い距離をひた走ってお邪魔した静岡市の話は、別の記事にしたいと思います。

尚、11月3日には「飯田 丘のまちフェスティバル2011」というイベントが開かれます。
説明してくださる遠山さんが、それは楽しそうにおっしゃっていましたので、きっとユニークで楽しいイベントなのでしょう。
いつか秋の日、伺えたらと思っています。


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【2011/10/22 16:42】 | まちづくり・都市計画・防災
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東村山市が放射線量測定について素早い対応をしてくれていることには率直に感謝したいと思っています。
しかし一方で、こっちの件はどうにもなりません。

14日(金)の夕方に私はこんなツイートをしました。

・今朝の朝日新聞多摩版「労災隠しの疑いで元所長ら書類送検」は東村山市秋水園で今年1月に起きた事故絡み。所管に確認したところ、所管に業者から連絡があったのは7月半ば。元所長は8月に降格し、副所長でいる、とのこと。処分は?と聞くと、今後、と。いちいち「そういうことなのか?」と疑問。
・私の関心は当然、7月に知ったという資源循環部がどう動いたか、に行く。所管課長に電話をしたがはっきりしないので、5時前に文書公開の手続きをしてきました。市長部局に上がっていなかった、などということはあり得ない話なのだが、この間の経過を見ているとね…。後日報告します。


で、文書開示はまだですが、事の顛末がおおよそわかりました。
市長も、今回の新聞報道で初めて知ったのだそうです。

にわかには信じられない思いでいます。
しかし、事実らしいのです。

1月に起きた事故を隠した疑いで労働基準監督署から指摘された受託業者「JFE」から、慌てて市資源循環部に連絡があったのは7月11日。
それからまるまる3か月。

資源循環部の管理職は、受託業者であるJFEに対し、報告の遅れについての責任を厳しく問うべき案件、立場でありながら、自分たちもまた市長へ全く報告していなかった、という話です。

7月11日と言えば、7月4日に例の「秋津住民による秋津住民雇用のためのNPO設立」という突拍子もない提案が首脳部会議でなされて一週間後。同19日に住民説明会を開くための起案書が書かれた、その日です。
この雇用集団話の内容面における最大の問題点は、廃棄物中間処理施設における労働安全意識の欠落にある、と当初から私は指摘してきました。

7月12日に西川部長から電話があり、「誰でもできる作業ですから」とこの件を初めて聞かされた時から、「認識が甘すぎるのではないか」と8月18日の全員協議会や9月議会の質問でも再三再四にわたって追及、指摘を繰り返してきました。

その陰で、これです。

目の前で起きている案件と、議会等で大きな問題として取り上げられている課題とが、どうして全く結びつかないのでしょうか…。
言葉を失う、とはこのことです。

最高責任者としての市長が責任を免れないのは言うまでもありませんが、新聞で知ったという市長の思いは、いったいどのようなものなのでしょう…。

市の管理職はよく、「私たちはあくまで市長の補助職員だ」と言います。

どんな考えで、どんな判断で、西川資源循環部長が市長へ報告を上げなかったのか。
真相を徹底的に明らかにしなくてはならない、と思っています。

文書公開の結果等、続報が入ればまたご報告します。






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【2011/10/19 18:03】 | ごみ問題・環境
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市内小中学校で高い放射線行が測定された件について、3時から市長会見が行われ、既にNHKTBSでは報じられたようです。

そして今しがた、「小中学校U字溝等汚泥除去後の放射線量について」というペーパーが配布されましたので、再びスキャンアップさせていただきます。
ひとつ前の記事で基準値(0.19μSV)を超えていた箇所について、除染後の数値が記されています。



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該当箇所を列挙します。 ※除染前⇒除染後 

化成小…なし
回田小…なし
大岱小…体育館横 0.440⇒0.164 / 正門雨水枡 0.331⇒0.105
秋津小…なし
八坂小…中校舎プール側出入口の雨水管下 0.467⇒0.177
萩山小…校庭西側1 0.412⇒0.086 / 校庭西側2 0.352⇒0.083

南台小…なし
久米川小…校庭西側南校舎脇 0.500⇒0.116 / 校庭西側北校舎脇 0.287⇒0.087
東萩山小…給食室裏 0.573⇒0.112(U字溝上部) 2.153⇒0.102(U字溝内部)

青葉小…なし
北山小…なし
秋津東小…体育館北側と校庭の間 0.240⇒0.068
野火止小…なし
久米川東小…なし
富士見小…なし
第一中…なし
第二中…なし
第三中…なし
第四中…なし
第五中…北通用門 0.376⇒0.103 / 体育館西側集水桝 0.204⇒0.110
第六中…なし
第七中…正門先脇 0.227⇒0.110



大変迅速な対応だと思います。

【2011/10/19 17:46】 | 原発・震災
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間もなく3時から、「市内小中学校敷地内放射線量測定結果とその対応についての市長記者会見」が開かれます。
それに伴い今しがた各議員に配布されたペーパーをスキャンアップします。

足立区の小学校で3.99μSVというニュースを受け、東村山市として緊急に昨日計測したことで判明したものです。

明日の朝刊各紙で報じられることと思います。
また、東萩山小でNHKの取材班に会い、今夕のニュースで放映すると聞きました、という情報を届けてくださった方もあります。ありがとうございました。
東村山市は基準値を0.19μSVとしたようで、東萩山小を筆頭に高い線量が確認された対象箇所の除染作業を緊急に進めています。
続報が入り次第順次お伝えしていきます。


表紙

化成小・回田小・大岱小・秋津小・八坂小・萩山小・南台小

久米川小・東萩山小・青葉小・北山賞・秋津東小・野火止小・久米川東小

富士見小&中学校7校


【2011/10/19 15:02】 | 原発・震災
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15日(土)午後2時から、秋津町の秋水園ふれあいセンターで「どうする!?リサイクルセンター~議会報告&意見交換会」を開催したところ、足元の悪い中、35名ほどの方がご参加くださいました。

s秋水園


この集まりは当初、市議会超党派有志ということで企画し、正副議長にも全会派にも話をしながら準備をしました。結局、調整不足もあって3会派(日本共産党/市民自治の会/変わろう!議会・東村山)主催という形になったことは反省材料です。しかしそんな中で、公明党の伊藤真一議員が駆けつけてくださり、会場からの質問にも的確に答えてくださったことは大変うれしいことでした。
施設整備の必要性を否定する会派はありませんので、この日の集まりも反対集会ではありません。地元の有力者と言われる方が「反対派による集まりだから行かない」と話をしていたと聞きましたが、残念なことだと思います。


いらしていただいた方たちには初めてお会いする方も多く、「どうなっているの?」という思いで来られたことがよくわかりました。
そもそも今回は、「周辺対策協議会のメンバーに伝えた」ことをもってして「秋津住民に伝わった」とする市資源循環部の姿勢はおかしいという思いで、チラシを約3,500世帯に各戸配布させていただいたのですが、「必要な情報はやっぱり伝わっていない」とう確信を深めた3時間でした。

まず、リサイクルセンター計画のこれまでの経過について、福田議員と島崎議員から報告をさせていただき、その後、質疑応答、意見交換という形で進めました。

様々な質問、ご意見をいただいたのですが、最も印象に残った発言を記します。
この方は、地元・五光自治会の方で、初めてお会いする女性でした。

私たちは長年、ごみ問題で市に振り回されてきました。
生ごみの堆肥化実験にも自治会を挙げて一生懸命協力したのに、市からは途中の報告も一切なく、いきなり一方的にご破算だと言われたことがあります。行政のやり方は信頼できないという思いです。
減量の努力もよく見えません。
ごみ問題本体についての内容が明らかにされないという不満を抱えてきたので、リサイクル施設だけが別に検討されて進んでいることはおかしいと思います。


また、「10年後の焼却炉更新に向けた地元対策なのか?」「周辺対策協議会は地域の代表としては全く機能していない。形式的に進めないでほしい」「雇用団体をつくったとしても、そこに入札もなしに永続的に随意契約など許されないのではないか?」等々の声もいただきました。

この問題については、暴走とも言える所管の進め方を9月議会最終日にかなり巻き戻して修正をし、どうにかこうにか関連予算の可決にこぎつけたという経過があります。
当面は環境建設委員会で扱われることになりますので、10月28日(金)10時からと11月14日(月)10時からの委員会にぜひ注目いただきたいと思います。


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【2011/10/18 17:00】 | リサイクルセンター問題
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すみません。また一週間空けてしまいました。
下書き保存していた記事をいくつかアップします。
まず、青森市で開かれた全国市議会議長会研究フォーラムについて遅ればせながら報告です。

今回で6回目を迎える同フォーラム。
昨年までは議長が行くか行かないか、だったわけですが、今年のテーマが「議会基本条例について」でしたので、一人でも多くの議員が参加するようにということで準備。
例年は各々に行っていた会派ごとの視察をここへ集中させる形をとり、市外の視察には一切行かないことを決めている草の根(矢野&朝木議員)以外の全議員23名と議会事務局長の計24名、一人も欠けることなく参加してくることができました。

12日(木)朝、みちのくののどかな風景を切り裂くように走る東北新幹線で新青森駅へ。同じ車両には日野市議会議会改革等特別委員会(菅原直志委員長)一行も。
会場の青森市文化会館には北海道から沖縄までの議員2,400名余りが詰めかけていました。

来年の開催地・松山市議会の皆さんが挨拶

当日会場から行ったツイートを再構成してみます。


12時47分:会場の青森市文化会館に入りました。
全国規模のフォーラムらしくロビーにはいろいろなお国訛りが響いています。第一部は増田寛也さんの基調講演です。

13時13分:関谷博議長会会長による主催者挨拶。
自治体の議決機関として議会が役割を果たす為、自己研鑽に努めねばならない。開催地からは青森市議会花田議長。北海道から沖縄まで2,408名が参加とのこと。来賓の青森市長は、自身のマニフェストに住民投票を盛り込んだ自治基本条例。本フォーラムに期待、と。

13時20分:増田寛也元総務大臣による基調講演は「二元代表制と地方議会改革」。まず、災害と地方自治について。

13時30分:増田さん「町長が津波で亡くなった大槌町。議長はじめ議員が中心になって復旧復興を進めるために地域地域の声を元に議論を。今後は平常時だけでなく、緊急時の権力の行使についても議論を。裸の地方自治の力が問われる。どんな役割でも買って出てほしい。」

13時48分:増田さん「これだけの震災を前に、議会、議員の姿が見えない、という声を各地で聞く。緊急時だからこそ頼られる議会に」。

13時54分:増田さん「首長と議会は本来対立概念。地方議会に与野党はなく、全ての会派が野党的立場、が基本的ルール。「三無い議会」脱却を。ほぼ無修正で可決が80%、無提案議会が91%、議員の賛否を非公開が84%の現実。議員間討議を基本条例に書かなければいけない実態」。東村山は「二無い」ですね…。

14時00分:増田さん「政治全体がポピュリズムに走る中で、議会自身が議会機能の強化を図るべき。議会としての報告会・説明会も必須。どちらが住民の代表として力を発揮しているかを首長と競う時代。議会への住民との接点をいかにつくるか。支持者と議員個人ではなく、議会として、が問われている」。

14時09分:増田さん「今問われているのは、会派を超えて、議会として」「分権が進むこれからの焦点は、税条例の扱い」「地方自治は、入るをはかって出るを制す、ではなく、必要なサービスを議論し決め、それに見合った負担を決めていくことになる。名古屋のような恒久減税ありきは本来筋違いだと思う」

14時17分:増田さん。地方自治法改正案の概要について「直接民主主義と間接民主主義の交点をどう探るか。議会の権能を拡大する流れとともに、住民投票で直接的に住民の意思を問う流れもできつつある」「地域主権改革大綱について、議会サイドからの住民への働き掛けがもっとあっていい」

14時30分:増田さん「1.一括交付金が進むが損得をよく考えるべき。数年したら切りやすい仕組み。2.広域連携をもっと進めるべき。3.医療や災害等、市町村として都道府県に責任を負わせるべきことの議論を」「野田総理の所信表明に一丁目一番地の地方主権は20文字、という現実。立ち向かってほしい」


休憩後、シンポジウムに移りました。


15時13分:シンポ「地方議会と直接民主主義について」が始まりました。新藤宗幸氏のコーディネートはあまり得意ではない…なんて思っていたら、1人目のパネリスト宇賀克也氏の話も、う~ん…。「住民訴訟と地方議会における権利放棄議決」。テーマは面白いんですが、もう少し要点絞って話していただけたら…。

15時22分:続いて金井利之氏。「1.議会が代理人としての機能を果たしていないという評価⇒定数・報酬削減、議員活動への監視、議会廃止論へ  2.議会による防衛的反応。住民参加嫌い、住民投票嫌い、議会軽視への反発  3.さらなる住民による議会不信 1~3の不信の連鎖が起きている」

15時33分:3人目は読売新聞編集委員の青山彰久氏。「阿久根問題は終わっていない。地域経済の疲弊の矛先を職員と議会へ。背景には嫉みと対立構造に持って行った政治手法。議会の否定と喝采型政治。待機児童日本一なのに恒久減税を言う名古屋市長。なぜ劇場型?喝采型?」

16時00分:パネラー4人目は花田青森市議会議長。「昨年市議選の低投票率で危機感。議会基本条例制定、議会広報の充実、議会報告会の開催、議員間討議…進めていきたい。」

16時04分:再び金井さん。「議員はつまらないメンツを捨てることが大事。住民の声を聞くことは、議会をないがしろにすることとは関係ない。議会改革は、首長と政策的に張り合うのではなく、議会全体として住民意見の行司役に徹すればいい」



正直、今さらの「べき論」と上から目線のコメントばかりで、かなり食いっ足りない初日でした。
特にシンポジウムは事前の準備不足が感じられる内容。事務局の問題なのか、コーディネーターの問題なのか…。

2日目に期待しつつ会場をあとに。

青森市内に宿泊先が取れなかったので、バスで弘前へ。
夕飯を食べながら党派を超えての話の輪があちこちででき、多岐にわたったやり取りがされたのはよかったな…と率直に思います。こういうことって、ありそうでなかなかないのが議会なので。

そして2日目。

再びツイート再構成での報告です。


9時20分:研究フォーラム2日目課題討議「議会基本条例について」スタート。コーディネーターは牛山久仁彦明大教授。まず佐々木帯広市議会副議長の報告から。一問一答方式、市民との意見交換、議員間討議など38項目を2年かけて進め、3年目に改革を後退させぬために基本条例制定。

9時32分:続いて越前市議会の玉川議員。「11年前に一般質問の一問一答方式を採用。CATV放映を観た市民から、わかりやすいやり取りを、の声を受けて実施」「条例はなくとも活性化は可能、という抵抗勢力とも時間かけて合意形成」。一問一答はもはやスタンダード。東村山でもすぐに着手すべき項目の一つ。

9時44分:続いて伊賀市議会から安本美栄子議長。「まず、市民に議会のあり方について問うたところ、厳しい意見が百出。くだらない質問をし、くだらない答弁をもらっているにも関わらず、ありがとうございますとお礼を言っている議員がいる」…う~ん、まさに。

9時51分:安本議長「基本条例制定で、議員の顔が見えるようになり、市民の議員選択の視点が変わった。制定から5年目を迎えるので、議会報告会のあり方や議員間論議の徹底について、市民の声を聞いているところ」。トップランナーはさらに先へ。

10時02分:4人目は京丹後市議会の池田議長。「基本条例第9条で議決事件追加。基本計画については100時間議論し、160項目の修正を求めた。学校の統廃合も議会として徹底的に議論、修正可決した。一般会計予算には政策・事業等説明資料を作らせた。議会報告会では市民の質問に即答できる力をつけてきた」

10時14分:反問権について。安本議長「確かに行政はシンクタンクの塊だが、最も住民に近いのは役所か議会かが問われる」。池田議長「我々は市民の代弁者であり、反問に答えるために議員の力量は向上した」。玉川議員「一問一答だと緊張感高まり、市民の関心も高まる。市民が観ているから理不尽な反問は起きない」

10時16分:佐々木副議長「一問一答方式、市長側からの反問は、論点争点の明確化になる」

10時19分:玉川議員「条例制定し、市民の前、特に自分の地域ではないところへ出向くことで議員は鍛えられる。有権者も議会もレベルアップしていくことにつながる」

10時22分:池田議長「京丹後市議会も条例ありきではなく、具体的な改革を進めてきたが、条例化することは、市民との約束事になる」。牛山さん「条例制定権は議会固有の権能であり、規則で定めればいいというのは、議会としてはいかがなものか、と思う」

10時30分:安本議長「議員というのは、今よりも勉強すること、忙しくなること、何よりも他の議員と比べられるのが一番イヤな生き物」「確かに議会報告会で市民を納得させることは難しく、ハプニングはよくあるが、継続しレベルを上げていく」玉川議員も継続の重要性を強調。

10時36分:池田議長「1定例会毎に6会場だったものを12会場に増やしたので、年間48回の議会報告会開催。参加される顔ぶれは様々で、議員個々人としてではなく議会として報告している」

11時02分:議会基本条例制定により、予算案や議案の修正・凍結が次々と行われています。昨日の学者さんたちによる時間に比べ、今日の4議会による実践報告は極めて具体的でわかりやすく、ヒントに満ちていました。東村山市自治基本条例審議会会長の牛山教授によるコーディネートも大いに参考に。終了です。



あ、夜中にビジネスホテルの一室でこんなツイートもしてました。

0時12分:呉越同舟の旅。いろいろな批判を覚悟で言えば、まずは舟に乗ること。乗ることの次に来ることを信じて、諦めずに動くこと。そんな理屈に自信はないけど、揃って北の地までやって来た意味は小さくないと思う今夜。

ということで青森の2日間は終わったわけですが、これを私たちの議会改革にどうつなげるのか、具体化するのか、ということが今後厳しく問われるのは当たり前のこと。
議会として機能を高めるためにも、信頼される議会にしていくためにも、「議会報告会」「市民との意見交換会」を試行的にでも開催することがまず必要です。形にできるよう努力したいと思っています。
公費で学んできた私たちですので、どうぞ議長宛にでも、各議員宛にでも、ぜひ率直な声を寄せていただければ幸いです。


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【2011/10/18 16:30】 | 変えよう!議会
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明日、明後日と全国市議会議長会研究フォーラムin青森に参加してきます。
初めて各会派の視察を合同で行うという位置づけにしたので、残念ながら他から学ぶことを好まないと見えるごく一部の議員を除く全議員で出向き、ともに学んで今後の議論につなげられたらと思っています。

来月6日(日)には開かれた議会をめざす会による素晴らしい顔ぶれによるシンポジウムの案内もいただいたので、「議会基本条例制定を進める特別委員会」の石橋光明委員長と話をしたところ、できるだけ多くの顔ぶれで参加できるように声を掛け合ってみようということになりました。

同特別委員会では今月24日(月)午後1時半から、所沢市議会議会基本条例制定特別委員会の委員長を務められていた桑畠健也議員をお招きして、学習会を開催する予定です。
委員会として行いますので、もちろん傍聴ができます。ぜひお運びいただけたらと存じます。

最後に、私が所属しているNPO法人多摩住民自治研究所の地方議会研究会という小さな集まりで年に1度開催しているフォーラムのご案内。
昨年は在宅医療をテーマとしましたが、今年は11月15日(火)午後1時半から「どうする!?コミバス」と題して、各自治体が苦心する「コミュニティバス」について、市民グループ、行政、事業者の生の声から学び合う場を設けました。

当日は、コミバスについて市民目線の報告書をまとめられた「こだいら市民提言の会」、2つの路線を抱える多摩市道路交通課の芳野交通担当課長さん、現在14の自治体でコミバスを受託している西武バス(株)の関根経営計画課長さんをお招きし、まずご報告をいただき、その後質疑応答・意見交換を予定しています。

コミバス学習会チラシ(web用)

こちらもどなたでもご参加いただけますので、ぜひおいでください。



【2011/10/11 17:57】 | 変えよう!議会
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