無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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昨日の環境建設委員会における「リサイクルセンター」についての議論を、私自身のメモをもとに再現しました。
恣意的な書き換えを行ったりはしていませんが、あくまでメモの範囲であり会議録ではありませんので、細かい点やニュアンスの違いがあったり、聞き取れないで飛ばしたところもあります。予めそのような認識でお読みいただければ幸いです。
約2時間分なので長いのですが、そのままアップします。

またこの委員会を受けて、会派ごとに意見を取りまとめ、次回(2月10日)には委員長報告という形でこれまでの議論をまとめていく、と同僚の奥谷議員から聞いています。
新年度予算案も間もなく明らかになるはず。
議会での議論を市長サイドがどう受け止めるのか。
そしてその前に、議会自身が議論してきたことをどう責任をもってまとめ、意思を示し、市民の皆さんが納得できる説明を議会としてできるのか。
昔のように足して2で割るようなわけのわからないやり方は許されません。
東村山市議会は、かつてない正念場を迎えることになります。
では、昨日の記録をどうぞ。


※10時開会

山口委員長)まず資料が出されているので説明を。

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西川部長)※上記資料の概略を説明。続けて、見積もりについて以下説明。
12月に依頼した性能発注仕様書作成で各社から出てきた。6社に見積り依頼し、1社が辞退し5社から。それをコンサルが整理してまとめた。建設費は12億2,860万5千円。維持管理費は年間操業245日1960時間と想定して出した。

山口委員長)人件費の数値もお願いしていたはずだが。
西川)今現在のかかり勘定で申し上げる。シルバー人材センター24名で3,435万9,150円。ホイルローダー運転に正規職員2名で1,587万6,162円。粗大ごみ処理に再任用再雇用4名で1,088万9,692円。合計30名で6,112万5,004円となっている。

蜂屋委員)いよいよ煮詰まってくるのかな、と思う。西川部長にも業者側にも話を聞けたので、最善の選択をしていきたい。外部委託の選定だが、小平市と所沢市が難色を示しているとのこと。ここは外すべきではないか。

西川)いずれも難色を示している。今後の両氏とのお付き合いを考えれば、強行して持ち込むことを避けるべきだと考えている。

蜂屋)何を外出ししていくか。昨年3月までの特別委員会でもペットボトルは外部化すべきとされていたがいかがか。

西川)部としても特別委員会以降の議論も踏まえて、即答はできないが検討していくべきと考えている。

蜂屋)ビンはどうか?

西川)法的検討を加えてきたが、都条例による規制がある。A、B、Cの3社のうち、BとCではすべきでない。A社は都条例の規制:準工業地域8~19時で60db、20時以降50dbを踏まえて、クリアできるかどうかよく検討すべきと考える。

蜂屋)缶の外部化はどうか?

西川)基本的にビンと同じこと。法的にクリアできるかどうかが大事。できるとするならば発注可能。という考え方も出てくるのかな、と思う。

蜂屋)缶とビンは法的にクリアできないとすれば、どういう問題があるのか?

西川)騒音がクリアできるかどうかの資料がない。発注を決定しているわけではないので、測定ができないし、強制的にさせられない中で、クリアできるかを危惧している。

蜂屋)ビンと缶は騒音クリアが課題ということでいいか。

西川)規制値としてクリアできるかが課題。

蜂屋)業者を入れた測定に私たちも所管も立ち会ったが、その際は値をオーバーしていたが、報告という形で取り寄せたので結果を読み上げたい。※書き取れず。
結果として確認したところ、結果を踏まえた改善はできる、防音壁を造って騒音対策は行うと事業者は言っている。所管として確認してほしいがどうか。


西川)A社より「測定調査を見てもらいたい」と依頼があり、私たちも見させてもらった。暗騒音(機会を動かしていない時の音)が全て60dbを超えている中で、缶とペットの積み込みを想定した実験を行ったところ、最も高いところは南側壁の外で71か72dbだったと記憶している。それらの結果があり、規制値を下回ることが重要と考えている。
A社の工場は、設置認可は68tの廃プラスチック工場の許可であり、ペットはそのまま受注できるが、缶とビンは変更届けが必要になる。搬入の際のシャッターを設置し、昼間は極力閉め、夜間は閉めて作業すると説明されている。設備を動かさずにホイルローダーだけ動かして70db。
(業者側に)確認してもらえるか、という点は、当日の資料の提供をお願いしたところ、できないと回答を受けている。受注が決定していないので対応できない、という回答だ。

蜂屋)それでは確認はできない、ということか。

西川)再度させてもらうことは可能。

蜂屋)問題は廃掃法8条か?

西川)それと東京都の環境確保条例だ。

蜂屋)法8条で懸念される点は何か?

西川)どのような形で行うのか?と聞いたが、今は容器包装プラの中間処理施設として4市を受注していることから、仮にペットと缶を受注した際は、昼間にプラスチックを処理し、その後に缶とペットをやる、と説明を受けている。
プラスチックについては朝9時から深夜1時までの許可があるが、缶とペットはそうなっていない。深夜1時までやるようなことを市としてよしとしていいのか、ということで、缶等の発注を危惧している。

蜂屋)都が認可した際に調査が入るはず。クリアして都が認可しても、市として認めるわけにいかないということか。

西川)時間的な問題だ。既に施設をもっていてクリアしているならば問題がないが、現状では施設がない。受注が決定していない中で、検査をいつのタイミングでできるか、という点がある。一旦発注をしてからダメだったからと言ってリセット、解除ができるのか。施設を延々と改善しなくてはならないのではないか…。

蜂屋)事業者側の負担を考慮しての部長の発言だと思うが、クリアできるまで対応するというならば市として賛同できるのか。

西川)危惧されるのは、事業者が投資費用をどう回収するのかという点だ。回収されない場合に、他市の分も受け入れるのではないかということを危惧している。事業者は「他市の受注は市内」と回答してきているが…。
また、東村山市が(騒音対策に必要な費用を)どこまでかけられるのかわからないということもあり、事業者側が「回答できない」と言ってきているのはそのためだと思われる。

蜂屋)事業者が見積もりを出してきたということは、通常はクリアするまで対応するという考えでいると思うが。

西川)事業者から見積書が出された後に改善等の考え方について問い合わせしたところ、「検討していない」と回答があった。

蜂屋)設備投資をするとなると、見積金額が変わってくるという考えなのか。

西川)それはわからない。

蜂屋)それでは今日示された見積もりの意味がわからなくなる。公的な場に出すということは、事業者として「(それで」受けます」という意味であり、責任もってやる、という心積もりと通常は考える。金額がわからない、ということになれば、論点がまた見えなくなる。設備投資を含んだ見積金額なのかどうか、必ず確認してほしい。

奥谷浩一委員)私たちは今示されている資料で判断せざるを得ない。どの事業者に、ということを議論する委員会ではないので、少し話を戻したい。
所沢と小平の事業者は難しいという印象を受けているので、当市内で考えるようだと思う。まず、提出されたコスト表でわからないところを聞く。


※この後、資料P.3の計算式、算出根拠をめぐって奥谷委員が聞くことに対して、所管が説明に困って立ち往生すること数回あり、初めて次長や課長が答弁を行うも、納得いく説明になったとはとても思えない。傍聴席からは重要な会議で数字の根拠すら答えられない状態に怒りの声多数。メモができなったので割愛するが、要は缶、ペット、ビンの3品を扱って年間4,545万4,500円という値が最大値であることが確認される。

朝木直子委員)今の話(缶、ペット、ビンをパッカー車による混合収集する)を聞いていると、収集方法も変えるということなのか。

西川)B社ではそれが可能ということだったので、同じ条件でA社にも見積もりを求めた。

朝木)だったら、そういう説明も資料に記してほしかった。混合でない形の収集もあり得るか。

西川)委託を進めるとなったら、収集方法も検討していくことになる。

奥谷)以前、ビンをパッカー車で収集するのは危ない、と議会で答弁していなかったか。

西川)パッカー車で集めるテストをしたが、あれはビンだけだったので割れた。缶も缶だけだと(コンテナで平積みするより)1.6倍ほど積載可能だが、思ったほどはつぶれないことがわかっている。
奥谷)混合するとは、どういうイメージをもっているのか。

西川)B社のラインは縦長ラインなので、(3品混合でも)やれている。もし他でも可能だったら、と見積もりを取ったが、可能かどうかはわからない。

奥谷)パッカー車での混合収集となった場合、生きビンはどうするのかな?とも思う。
委託に要する費用だが、資料の年4,545万4,500円を一つの目安として受け止めるし、B社とC社は難しいということだと理解した。そこで、P.7の「リサイクルセンター建設工事設計参考額」に移る。外部化すると4,545万に対して、自前で行う場合はどの数字と比較するのか。国庫交付金対象工事費用10億2,790万円には、国庫交付金分が含まれるのか否か。


西川)事業費なので、交付額はこの数字から引かれる(交付金が含まれる)ことになる。

奥谷)では、交付割合は当初見込んでいた1/3なのか、(巷間言われる)1/9なのか。どれくらいを見込んでいるのか。

西川)国庫交付金(循環型社会形成交付金)は都が窓口になっているが、今のところ1/9や2/9という指示は出ていないので、従来通りに1/3を前提に申請をと言われている。残り2/3が市の負担となり、いわゆる補助裏債と一般財源を合わせて0.66が市の持ち出しとなるので、6億8,526万6,000円が交付金額外(市の負担)の数字となる。

奥谷)3品を外部化すると建設工事費は安くなるはずだが、交付金対象外事業としてあがっている解体撤去工事費等は変わらないということになるか。

西川)難しい仮定の話になる。3品を外に出すと建屋の面積がどうなるのかわからず、今は答えられない。

奥谷)市長は12月議会の所信表明で「缶とペットボトルの外部処理・外部委託の可能な事業者が調査の結果、市内と近隣市を含め、3社程度あることが新たに判明し、びんを含めた処理も可能であるかどうかさらに調査を進めることとなりました。このことにより、リサイクルセンターの整備に関する今後の進め方につきましては、いわゆる「第2案」をベースとした発注仕様書を作成するとともに、外部処理・外部委託が廃棄物処理法に基づき適正かどうかを検証し、双方の効率性や経済性を総合的かつ客観的に比較した上で、リサイクルセンター整備に関する基本的な方針を確立しなければならない局面が生じたと率直に認識しているところであります」と述べている。
(これに照らせば)市が負担する交付金対象工事費の2/3分に対象外工事費分をプラスしたものを耐用年数で割り返したものに、維持管理費と、人件費として現在かかっているシルバー人材センター分の3,435万円を足したものを、外部化した場合の4,545万円余と退位することが「客観的な比較」になると考える。そこで聞くが、耐用年数は何年なのか。


西川)これまで20~30年としてきたが、もっと延びている状況。維持補修をきっちりしていくことで30~40年は問題ないと思う。

奥谷)そこは何年なのかはっきりさせてもらわないと、償却年数が出せない。

西川)RC造は通常60年で、今回もそれに近い年数は持つと考えられるので、土木建築については50~60年は十分にあると思う。ただ、途中での設備の入れ替えはあり得る。

奥谷)であれば、50年という目安で割ることにしましょう。
市の建設工事費負担分6億8,500万円余と交付金対象外工事費分1億4,000万円余を50年で割り返し、それにシルバー人材センター分と維持管理費を足せばいいと思うが、シルバー分と維持管理費だけで既に7,300万円以上になり、建物を全く造らなくても維持費と人件費だけを見ても外部化した場合を超えることになる。市長が言う「経済性」からは事業者への外部化が安い、と見て取れる。
ところで、不燃物から有価物(金属等)を引き抜かないことにしたのはなぜか。


西川)従来は不燃物を破砕処理して有価物を抜き取った上で、二ツ塚処分場(日の出町)に搬入していたが、それには一定の大きさ以下にすることが条件。(破砕機が老朽化したので)破砕するのかしないのか、しないとしたら破砕せずに直接外出しできるところがあるか調査して、現在は破砕せずに2社に出している、という経緯。

赤羽洋昌委員)建屋は50年とか60年ということだが、設備が20年でダメになったら、一体的に性能発注することとの整合性はどう考えるのか。

西川)設備を更新していくということは可能。※メモしきれず要旨は不明。

朝木)耐用年数がこれまで20年と言ってきて50年だと今日突然出されたが、根拠はなにか。また市長に聞くが、先ほど奥谷委員が引用した12月議会所信表明の方針は現在でも変わりはないか。

西川)20年という数字を答弁等で出した記憶はない。50年60年は、RC造の一般的な年数だ。

渡部市長)ゴミ処理という性質上、処理が止まってしまうことはできないので、安定的で継続的という側面が一番重要だ。その上で、経済性、効率性も当然のことだ。

朝木)今一度確認するが、所信表明の方針に変わりはないか。

市長)今答弁した通りだ。

※ここで休憩が宣され、10数分後に再開。

奥谷)休憩中に電卓を叩いた。缶、ペットボトル、ビンを外出しすると、年間4,545万4,500円。リサイクルセンターを建設して直営で行うと年間9,033万円というのが、判断するための金額になるだろう。建物は50年だが、設備は入れ替えるということなので、厳密には+αということになる。

島崎よう子委員)今、コスト比較を委員会として集約したところだ。
3年間にわたって検討してきたが、新たに整備が必要だという大前提であった騒音、臭気、振動、労働環境のうち、暑さや寒さによる問題はこの間どれほどあったのか。


田中施設課長)そういう事態はございません。

島崎)そうですか、はい。

奥谷)こうして議論している間にも施設からの音は出ているわけだが、地域からの苦情はこの間どうなっているのか。音に関する苦情はどのくらい来ているのか。

西川)以前から、柳瀬川の向こう、所沢第九連合自治会の皆さんから一番声が出ており、毎年の協議の場で「秋水園はどうするのか」と言われてきた。リサイクルセンターの建て替えと炉の改修を行うと説明してあるので、それを今は待っておられる、という認識でいる。

蜂屋)リサイクルセンターについての諸問題と調査事項にあるので悶々としている点を伺うが、地元住民でNPOを立ち上げてもらって雇用を、という話はその後どうなっているのか。市長に伺う。

市長)9月と12月議会での議論を踏まえ、処理の外部化の検討をしており、まだ方向性が定まらないので、12月中旬に協議の中断を協議会に申し入れた。もう一度白紙に戻させていただいて検討したい。以前から言っているように投げかけている段階なので、当面は引き続きシルバー人材センターにお願いしたいと繰り返してきた。

蜂屋)白紙ということでそれはよかった。地域雇用は還元策から外して、改めて地域の声をしっかり聞いて取り組んでほしい。




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【2012/01/31 16:07】 | リサイクルセンター問題
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今日は多摩市議会の「市民との意見交換会」にお邪魔しようと思っていたのですが、以前伺った100名規模の報告会と違って今回は定員30名とのこと。貴重な椅子を市外の者が見学に占めてしまうのも申し訳ないと思い直し、戻ってきました。
開会直前に友人の市議から「満席」とのメール。ですよね。テーマが「議員定数」ということもあって、きっと今頃は白熱の意見交換が行われていることでしょう。
何度も通う中で顔なじみになった議員も多い多摩市議会。その方たちの報告がアップされるのを楽しみにしていようと思います。

ということで、自分の話。
レポートの45号ができました。
画像をクリックしてご覧いただけたら幸いです。
また、うちの近所に配ってあげるよ!という奇特な方がおいででしたら、30部でも50部でも…100部でも200部でも、お声掛けいただけると大変ありがたく存じます。
来週はこのレポートを持って駅頭へ出ようと思います。

45号1&4面

45号2&3面

【2012/01/28 15:41】 | 未分類
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秋水園(東村山市のごみ中間処理施設)で発生した「労災隠し問題」については、10月19日にご報告し、12月議会一般質問で市の姿勢を質しました。

この書類は、そこで登場する業者「JFE環境サービス」に対する指名停止措置を示すものです。

JFE環境サービス
書類の説明にあたる、12月議会一般質問のやり取りをご覧ください。

私はまず、事実経過を、事故発生時から所管が把握するまでと、所管が把握してから今日まで2つの時期に分けて確認しました。

西川資源寿刊部長)
23年1月19日深夜零時頃発生した事故は、作業員が現場で足をひねり、「普通に歩けるので大したことはない」と本人が言うので救急車を手配しなかった。所長は病院に行かせたが報告がなかったので翌日連絡したら、骨折していたということだった。労災で診断を受けたか確認したが、本人が「みんなに迷惑をかけることになるので健康保険を使用した」と報告受け、労災の届け出をしなかった。
3月16日に「労災が発生した」と匿名電話がJFE環境サービスの本社に入り、翌日所長に確認したら「労災の事実はない」と回答があったので、それ以上の調査をしなかった。
6月24日、秋水園の事業所に立川労働基準監督署の立ち入り調査が入ったが、この時点では労災関係の調査とはわからなかった。
7月11日、JFE環境サービスから市の施設課へ「立川労基署の労災関係の調査が入った」と口頭で報告があった。
事故を把握してから7月20日に事故報告書を添付し、所長の交代の申請があったので、これを了承した。所長は8月1日付で交代した。
7月21日に労災保険の適用が受理され、7月29日にJFEと本人の間で示談が成立している。
10月13日、JFEと元所長が労働安全衛生法違反の疑いで東京地検立川支部に書類送検された。
この関係が、翌日10月14日に新聞等に記事が掲載された。
10月18日に労基署の立入調査についての報告書がJFEから市に提出された。
10月25日の指名選定委員会で、違法行為による社会的信用の失墜のため指名停止処分をした。停止期間は10月25日から12月24日の2か月。
市長への報告は、新聞に掲載された10月14日に口頭で報告した。
議会へは10月28日の環境建設委員会で報告した。



次に、今回の件ではどのような問題があったと考えているのか、どう改善を図ったのか。業者への処分、庁内の処分はどう行われたのかを質しました。

西川部長)
結果としては業者からの事故報告が適切になされなかったことと考えているので、業者に対して、事故発生時は速やかに市と労基署に報告するよう改めて指示を徹底した。これをうけて本社では報告と労災保険を必ず使用するよう、労災発生時の対応として研修を実施する再発防止通達を各事業所へ出している。
業者への処分は2か月の指名停止。
市長への報告は10月14日に口頭でして、その後は現時点まで庁内処分は行っていない。



この件については、10月19日の記事で書きましたが、質疑を通じて改めて、受託事業者である「JFE環境サービス」が所管である資源循環部に報告をする機会があったにも関わらず隠し通したこと。
そしてそれにとどまらず、その報告を半年遅れで受けた資源循環部が市長にも議会にも一切報告せずに、なんら主体的な解決を図ってこなかったことが確認できました。

その上で、この日の質問では時間が足りなくて突っ込み切れなかったことに触れます。
それは、指名停止2か月を受けたJFE環境サービスという業者についてです。

市は秋水園の焼却炉運転管理業務を受託しているこの業者には、実は一貫して特命随意契約を続けています。
そしてこの件は、議会において度々追及がされてきているのです。

これは平成21年3月「22年度予算特別委員会」での鈴木忠文議員の質疑です。

○鈴木委員 ごみ焼却施設運転管理業務委託契約。これは、課長答弁で、3年に一度見直しの考えがあるということを答弁されています、19年度決算のときに。今回、その年に当たります、21年度。入札は行われたんですか、行われなかったのか伺います。

△中村施設課長 平成21年度は、見直しの年度でございますけれども、入札を行わず、現委託業者との随意契約を予定しております。理由といたしましては、現委託業者は、平成15年度、18年度に入札し、落札した業者で、受託後は、社員教育や資格取得を図り、運転技術の向上に努め、ごみ処理安定化稼働の実績を積み、ごみ焼却施設延命化に寄与し、今後も期待できること、また、ごみ焼却炉はメーカーごとに仕様が違い、運転技術取得に時間がかかる上に、運転指導員の技能要員がいない中、異業者が年度切りかえ日に適切な運転開始は困難であり、安易に、単に燃やせばいいということになると、公害発生の重大な事故につながることになります。これらを踏まえ、現委託業者との随意契約を予定したものでございます。

○鈴木委員 これ、私は与党だけれども、おかしいと思う。19年の決算で入札はすると言っているんだから、私はこれは入札するべきだと思うんですよ。それで15年からずっと見ているけれども、委託金額というのはずっと一緒ですよ、ほとんど一緒。
何を言いたいかというと、先ほどの収集委託とか、プラスチックだとか、粗大ごみだとか、そういうところの事業者は財政難だよといって、何とか協力してくださいよといってやるわけではないですか。ところが、ここだけはずっと一緒です、この金額で。それで、確かに、技術的な問題だとかがあるかもしれないけれども、本当にやっていますか、それを。ほかの業者を募集するとか、見直しを。または、同じ業者でもいいから、財政事情が厳しいから、何とか協力をお願いできませんかということをなぜしないのかなというところが疑問なんですけれども、その辺、御答弁いただけますか。


△中村施設課長 まず、経過としまして、平成18年度に入札した時点においても、そういった意味では、入札した結果、予定価格に到達しませんで、その結果、随意契約で見積もりしてきたという経過がございます。それと同時に、先ほどの業者が変わることに対するリスクの関係でございますけれども、そういった意味では、現委託業者がとるときに当たりましても、そういった意味では、当施設の、前から委託していました運転員をそういった意味ではスカウトしまして、委託切りかえ日に安定的な運転ができたということになっておりまして、なかなかそういう意味では、異業者がそこに入ってくることは難しいと判断しています。また当時に、ここにつきましては、先ほど委員が御指摘にありましたけれども、市の固有事務でありますごみ処理委託は、公共性の高い内容を含むものでございまして、委託をして行う場合でも、その責任は市が有するところがあり、そういった意味で廃掃法施行例では、第4条に委託の基準の規定がありまして、そこの中には価格の低廉性に優先しまして、業務の質や安定性、相当の経験を有する業者を契約の相手方とし、一般廃棄物の適正な処理の確保を求めており、そういった意味では、価格の優位性よりも、一般廃棄物の処理の適正な処理の確保を求めております。そういったことを踏まえてまして、随意契約と考えているところでございます。

○鈴木委員 ここはかみ合いませんから、これ以上議論しませんけど、財政事情厳しいのは周知のとおりなんで、それをいろいろなところにいろいろお願いしておいて、何とか予算組んだりしていくわけだから、ここの部分も何となく聖域に見えてしまうのです。いろいろ技術論だとか言うけど。でも、委託なんですね。委託なんだから、その技術者がどうとか、こうとかというのは、委託先が考えればいいことであって、ここで答弁することでは私はないと思うんですよ。そういうものも含めて、ここはずっとこの金額できているということも踏まえて、これは見直しを。ことしは随意契約でもいいです、でも、来年度以降に関しては、このあり方そのものについて見直しを要求しまして、質疑を終わります。


長くなりました。

この後も、市は一貫して「炉を造ったJFEしかメンテナンスはできない」という理由で特命随意契約を続けてきているわけです。
今回の不祥事を受けて取られた処分は「指名停止2か月」。
本来のルールに照らせば、1か月以上9か月以内ですので、極めて軽い措置だと言わざるを得ません。
こんなことを起こしておいても、24年度の契約がこれまで通りに行われるのかどうか。
厳しく見ていきたいと思っています。




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【2012/01/19 20:10】 | 入札・契約問題
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本年度3回目の行財政改革審議会の傍聴から今戻りました。
今夜のテーマは「市民による事業評価について」でした。

冒頭、諸田経営政策部長から、先般行われた「東村山版株主総会」の報告があり、続いて荒井浩新副市長から「渡部市長のもと、安心と希望に満ちた元気なまちづくりを進めたい」と挨拶がありました。

続いて議題へ。
柚場課長補佐から以下の説明。

・19年度以降、市職員による486事務事業の点検を行い、4つの方向(拡大、現状維持、適正化や縮小、凍結・撤退)に整理し、一定の見直しが図られて効果を挙げてきた。
・更なる財政安定と市民満足度向上のため、事業効果が上がっているのかどうかという視点でもう一段の見直しをゼロベースで行うことが必要。
・市民目線から事業のあり方や方向性を評価する「市民による事業評価」により、庁内では切込みが難しかった点や更なるアウトソース(外部化)の検討を行って、25年度予算編成や組織に反映させたい。

委員公募には13名の方から応募があり、作文による選考の結果、8名が決定しているとのこと。
1月22日(日)午後、2月4日(土)午後の2回の準備会で、現在案として上がっている16事業を7つに絞り込み、2月19日(日)の本番へ。
この日は、朝9時から1事業50分間ずつ、休憩を挟みながら夕方4時50分まで7事業についての評価を実施するのだそうです。

候補に挙がっている16事業は次の通りです。
1.職員研修関係経費
2.庁舎維持管理経費(庁舎電話交換業務委託料)
3.戸籍・住民基本台帳事務経費(入力業務等委託料)
4.ふれあいセンター管理経費(5館)
5.市営賃貸工場アパート管理事業費
6.勤労者福祉サービスセンター事業費
7.社会福祉協議会運営助成事業費
8.シルバー人材センター運営事業費
9.憩の家運営事業費
10.老人クラブ助成費
11.母子援護事業費(母子家庭家賃補助)
12.子育てひろば事業費
13.公共下水道事業特別会計繰出金
14.体育施設維持管理経費(久米川テニス場用地借上料)
15.市民大運動会事業費
16.市民プール運営経費


この16事業は、直近の行革実施計画で達成率の低いもの、直近で新たに民間委託を進めたもの、各部から挙げられたもの、とされています。
どうしてこの事業は入っていないの?もっと疑問視されている事業もあるのではないの?などと思いながら聞いていましたが、まずはとにかく始めようということですから、本番を含めてできるだけ傍聴をして、取り組みを正確につかみたいと思っています。

委員の皆さんからも以下をはじめ、様々な意見が出されました。

・市民評価の結果が仮に全て「縮小」となったとして、審議会や議会での結論が異なった場合をどう考えておくべきなのか?
・上位団体との関係で簡単にはやめることができない事業も実は多い。そこはどう考えるのか?
・評価委員には、事業ごとの客観的データを含めた情報は事前に十分与えられるのか?
・行革計画に対する進捗状況が60%とか80%とかいう示し方は、物差しとしてわかりづらいのではないか?
・委託している事業とそうでないもの(直営)では、人件費の比較ができずにミスリードにつながる恐れがある。
・13名から8名に選考したということだが、年齢、性別等のバランスは大丈夫か?
・8名の委員だけでなく、より多くの市民が関心を持っていただけるような工夫をぜひ。
・継続的に開催していくことが示されれば、市民も安心感を持つのではないか。
・市民委員による評価を「行政サービスの受益者の立場」と限定するのかいかがなものか?
 等々


最後に、別件があって遅れて参加した渡部市長から挨拶がありました。


・株主総会では、自身のボーナスだけが注目されることとなって残念な思いもあるが、今回の事業評価については、行政だけでは方向性を間違うこともあるので、改善のヒントに市民目線をぜひ入れさせていただきたいと思っている。
・これまでも総合計画や市民討議会等々を市民参加によって進めてきたが、これらの委員は、市民の代表というよりも、生の声を少しでも伺うためのものだと考えており、最終的には市民の代表たる議会で議論いただくことが筋だと考えて進めている。
・24年度予算編成は、個人所得の落ち込みや固定資産税評価替えの影響等から市税の落ち込みが予測され、大変厳しい状況。一方で生活保護費の一段の伸びが予測される。地方財政計画の地方交付税分は多少のプラスが伝えられているが、臨時財政対策債はマイナスと考えられ、本当に厳しい。
・という状況だが、震災後初の予算ということもあり、災害に強いまちづくり、安全安心を最優先させていきたい。


以上、取り急ぎの報告でした。
寒い日が続きます。どうぞご自愛のほどを。


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【2012/01/12 20:55】 | どうなる?市の財政
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昨日は長女が成人式を迎え、立川で朝6時半の着付けに始まり、生まれ育った日野での式典、0歳から自宅以上に長い時間を過ごしたじいちゃんばあちゃんち…と、ほぼお抱え運転手のように夕方まで動くこととなりました。
待ち時間が長かったこともあり、いろんなことを思い返す時間が持てました。

幼いころから実家や弟妹家族たちだけでなく、保育園や学童の親仲間、ご近所のお店屋さん、昔の職場の人たち…本当に多くの方たちに助けられ、育てていただいた20年が浮かびます。

成人の日 おじいちゃん&おばあちゃんと

親が頼りない分、ということもありますが、これからも人に恵まれ、その中で悩みながらも育って行ってくれればな、と思う一日でした。

そんな待ち時間の中、ある先輩のお宅を訪ねました。
日野の街でさんざんお世話になったご夫妻なのですが、年末に喪中を知らせる葉書。娘さんを亡くされたことを私は全然知りませんでした。

突然伺ったにもかかわらず快く上げていただき、遺影と向かい合いました。
31歳。昨年5月に体調不良を訴え、当初は腰痛と診断されコルセットをしたそうですが、増す一方の痛み。検査の結果は全く想像もしなかったもの。
筆舌に尽くせぬ病との闘いの中でご本人はがんばり抜き、一度は劇的に回復する兆しを見せたそうですが、その後再び症状が悪化し、11月4日には帰らぬ人に。

料理の道でたぐいまれなる才能を発揮し、将来を嘱望されていた矢先の発症。
遺影を飾る3つのフォトビジョンに次々と映し出される数えきれない写真が、彼女がどれだけご両親はもちろんのこと周りの人たちに愛されていたかを無言で伝えてくれます。

結局、ご夫妻からお話を伺ううちに、1時間半近くが経っていました。
「10年前、娘の時は大雪でね。車で市民会館まで送ったなぁ…」とご主人。
お嬢さんを亡くされてから2か月。「何にも手につかないけれど、ね…」と。

よもや、であり、なぜ…という思い。
これからやりたかったことがたくさんたくさんあったことでしょう…。
若い命が先に逝ってしまうことは、何事よりも本当につらいつらいことです。

ご家族のお気持ちは想像を尽くしても全く手が届かないほど、深いところにあることだけはわかりました。
少しでも安寧な時が訪れることを、そしてお嬢さんのご冥福を心よりお祈りし、失礼させていただきました。

生かされていることの意味を深く深く考える日。
心を込めて、合掌。



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【2012/01/10 23:03】 | 未分類
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渡部市長が「市で作成している財政白書が市民の皆さんに殆ど知られていないことがわかりショックだった」という趣旨の発言をされていたのは、一年ほど前に開かれた自治基本条例策定に向けた市民討議会の後だったでしょうか。

財政白書(21年度決算版)


東村山市では、平成18年4月に平成16年版が刊行されて以降、18、19、20、21年度と財政白書を出していて、その中身も「言われたからつくりました」的な当初に比べれば、かなり拡大充実されてきたと受け止めています。
21年度決算版はコチラです。
(※当時のブログを辿ってみたら、初めて刊行されたことを平成18年4月12日にご報告していました。書いておいてよかった…)
しかし、知られていない=活かされていない=作った甲斐がない、という悪循環が続いている以上、なんとかしないといけません。

東村山市ではここ4年強、情報公開と市民参画、そして協働を表看板に掲げ、市長自らが様々な場面で説明、発信を繰り返してきました。このことは、それまでの市政には無かったことなので、確実な前進だと受け止めています。
しかし、市長の顔が見えることと裏腹に、職員の顔がよく見えない、という声を耳にしますし、私もそう感じています。

そこで、かつて予算特別委員会等でも提案したことがある話ですが、市民の皆さんのところへ市の職員が出向いて行って財政状況を説明する「出前講座」を改めて求めてみたいと思っています。

これは何も財政問題に限ったことではなく、この時代の行政マンに求められることの一つではないかと思うのです。

日野市では、生涯学習事業「ひの21世紀未来塾」として「行政の知識を活かしません科」という事業を10年前から立ち上げておられます。
ご担当に確認したところ、ここ数年は実際のオファーは年間数件程度なのだそうですが、「お声がかかればいつでも伺います」という構えは変わっていない、とのこと。

東村山でも、せっかく手間ひまかけて財政白書をはじめとする様々な資料をつくったりしているのですから、出前講座のテキストとして持参して市民の皆さんに使っていただければ、もっと評価もいただくでしょうし、率直なご意見もいただけ、さらなる改善にもつなげることができるでしょう。
そして何より、市民の皆さんにわかっていただきたいという思いで自ら説明すること自体が、その職員の新たな力にもなるし、ひいては役所全体の力につながるのではないかと思います。
ぜひ市民の皆さんから声があれば、市民協働課あたりがコーディネート役になって、市民の皆さんが、市役所のこと=税金の使い方のこと=自分たちと深く関係していること、を学ぶ場ができるような気がします。

今でも、仕組みとしてはっきりしたものはありませんが、「説明に来てほしい」という要望があれば恐らく答えようとしてくれるだろうとは思いますが。

まずは財政?ごみ?子育て?
説明する方、教える方が、より多くのことを学べるのもまた、大人の学びの醍醐味。
糾弾するためではなく、理解し、前へ向けて知恵を出し合うきっかけとするための場ができたら、と考えますがいかがでしょう?

そして実は、これは私たち議会の議員自身にこそ求められていること。
役所に注文を付けてばかりいる議員が、可視化や参画や説明責任に最も後ろ向きだという状態を、どうしても変えてなければなりません。

 


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【2012/01/06 12:27】 | 変えなきゃ!市役所
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以前にも触れたことがあったと思いますが、(2010年7月20日でした。マジックで名前が書かれたビンが、うず高くつまれていました)東村山市の「びん」の扱いにはいくつかの課題があると考えています。
特に気になっているのが、飲食街で出される「びん」や「缶」。さらにその中でも、個人のお店を中心に出される「びん」。

これは明らかに一般家庭から出されるものと違い、法律上「事業系」とされるものです。


他市での扱いを調べてみると、必ずと言ってよいほど市のHPに「事業系ごみの出し方」というページがあり、産業廃棄物のとの違いが説明されていたり、排出量や事業所の規模別などで事細かにルールが定められていることがわかります。

立川市のページ
国分寺市のページ
日野市のページ

一方、東村山市のHPで「ごみ」を開くと、それらしいページは見つかりません。

可燃ごみ&不燃ごみについては、戸別収集ですので、各事業所では「事業系有料袋」を購入し、指定日に排出しておられるはずです。
しかし、びんや缶については、明確なルールそのものが存在しないませんので、各家庭から出される拠点のコンテナに一緒に出されるケースが多く見られます。

リサイクルセンター計画についての議論が3月に向けて大詰めを迎えようとしているわけですが、前提として整備されていなければならないルールや仕組みが無いままに施設計画を先行させてきたことはやはり問題があると思いますし、やるべきことをやってから、最小の経費で最大の効果を挙げる施策を考えるのが筋だ、と改めて思うところです。

他市の状況を調べていますので、わかり次第またご報告したいと思いますし、ルール確立に向けて発信していきたいと思っています。


【追記】
たった今、日野市ごみゼロ推進課の方から電話をいただきました。
先ほどメールで問い合わせをさせていただいたばかりなのに、「気づくのが遅れてすみません」と冒頭。
とんでもありません。お忙しいのに本当にありがとうございました。

日野市では全て戸別回収ですが、1回あたりの排出量が90リットル以下の少量排出事業所は、事業系指定収集袋で市の収集に出せることになっており、びんや缶も、一般家庭と同じルールでカゴ等に入れて事業所前に出しておくのだそうです。
分別を徹底してもらうことを条件に、無料での収集としているとのことでした。



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【2012/01/05 17:34】 | ごみ問題・環境
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仕事はじめの今日。顔を合わせた議員は1/3くらい。議会報編集委員会が開かれる明日が実質的なスタートとなりそうです。

さて、1月1日号の市報ひがしむらやまに、渡部市長と竹下景子さんによる対談が8面中3面を割いて掲載され、ちょっとした話題となっています。ちょっとしたの中身はいろいろ聞こえてきますが、発信という点では議会よりも市長に軍配が上がりっぱなしという現実の方を、むしろ私たち議員は真摯に受け止めるべきだな、と最近思っています。

そんな中、市報1面の下段に熊木議長による年頭のごあいさつが載っています。
まあ議会報ではないので、この程度がむしろちょうどよいかもしれません。
私たちは、議会報を、いかに読みやすく、見ていただけるものにするのかをもっと考えなければなりません。
12月議会の報告を中心とした議会報は2月1日号として全戸配布される予定ですが、その際はぜひご意見ご感想をお寄せください。

議員名簿や議会報バックナンバーのラック(5階事務局前にあります)

で、限られた今回の紙面の中で、熊木議長はこう述べています。

6月には「議会基本条例制定を進める特別委員会」を設置し、更なる飛躍を目指し、開かれた議会に向け、市民の皆さんの声に耳を傾けご期待に添うよう決意を新たにいたしているところです。

12月の特別委員会では傍聴にお越しいただいた方も大勢ありながら、議論はまだ緒についたばかりというか、迷走気味ともいえる状況でした。
25人いれば25通りの考え方があるのが議員という生き物ですので、入り口の入り方をめぐってまだしばらく同じような状態が続くのかもしれませんが、決して骨抜きの改革にならぬよう、意を決して臨んでいくつもりです。

特に重要だと思うことは、「市民の皆さんから見えるところで議論すること」。そして議長が述べているように、「市民の皆さんの声に耳を傾けること」です。
間違っても、4年間の任期を白紙委任をされたなどと考えることなく、プロセス自体を開いて進めていくよう力を尽くしたいと思っています。
次回の議論は、1月23日(月)午前10時からとなります。
ご都合つきましたら、ぜひ傍聴にいらしてください。

尚、委員会での議論に際し、各会派が骨子案を提出しました。
私たちの会派「変わろう!議会・東村山」では、奥谷議員、大塚議員と協議したうえで、以下のような提案を行っています。


「(仮称)東村山市議会基本条例」制定へ向けた考え方について

真の地方主権確立のためには、議会が住民にとって最善の意思決定を行うために十分機能するかどうかが、成否のカギを握っている。
東村山市議会が、「公開と住民参加の原則」に立ち、「住民からよく見える議会」「議員同士が十分に討議する議会」「議決に責任を負う議会」への変革を着実に進められるよう、議員同士が互いの違いを尊重し、ともに学び、ともに動くことを通じて、東村山市議会らしい議会基本条例が制定できるよう、私たちも努力を重ねていきたい。

【重視すべきと考える要素】
※会派として実施への集約ができていない事項も含んでいますが、議論のテーブルにはぜひ載せていきたいと考えています。

(1) 公開と参加・説明責任
会議の公開/住民との意見交換会(議会報告会)/公聴会/議長選挙/情報発信力の強化/傍聴しやすい議会(資料提供・休日や夜間の開催)/議案関連資料の公開 等

(2) 調査・チェック・政策立案機能の強化
通年議会による「働く議会」の実現/付属機関の設置/専門的知見の活用/政策討論会/議会予算の自立化/事務局機能の強化/議会図書室の整備 等

(3) 討議の徹底
一問一答方式/討論の見直し(議員間での自由討議の確立)/決算重視(予算審議同様)体制整備/1日1委員会制/複数委員会所属制/詳細事前通告制の見直し/代表質問の見直し等

(4) 議員の倫理
不当な圧力・口利きの禁止等、政治倫理のルール化/審査会の設置 等





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【2012/01/04 17:10】 | 変えよう!議会
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年末は久しぶりに娘たちと予定が合ったので、友人家族が待つ石打丸山と、20代30代の頃に仕事の関係でずっとお世話になった五日町へ、スキーに出かけてきました。

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日野社会教育センター「冬の自然学園」参加者や学生スタッフとして、また後年は職員として、足かけ25年間にわたってお世話になった五日町。私の原点のような場所を約10年ぶりに訪ねると、民宿の方たちもスキー場の方たちも、昨日まで会っていたような笑顔で迎えてくださいました。
長引く不況や度重なる自然災害、暖冬が多く雪不足が常態化している中(今年は稀にみる豪雪でしたが)、生き残りは本当に大変な様子でしたが、一生懸命生きておられる姿に胸を打たれました。
存続が危ぶまれていた五日町スキー場は、NPO法人「南魚いつかまち」として再スタートを切っておられました。
若い頃から育ててもらった五日町。できる応援はしたい。そう思いながら帰って来ました。


さて、言い尽くせぬ悲しみと苦しみに覆われた2011年から、2012年へ。
暦は替わりましたが、晴れやかなメッセージを発する気持ちにはなかなかなれないというのが正直なところです。

私自身は今年5月を迎えると、この世界に足を踏み入れて10年目に入ります。
10年と言えば、つまらぬ言い訳はもう効きません。

自分は何ができたのか。
自分という存在が加わったことで、東村山市議会は、何が、どう変わったのか。
この街に暮らす人たちのために、どんなプラスがあったのか。

たくさんの方たちと出会い、全く知らなかったことに触れ、学ぶ機会にも恵まれ、私自身には両手で抱えきれないほどのプラスがあったことは間違いありません。
だからこそ、自分は何を成し得たのか、誰の、どんな力になれてきたのだろうか?
そして、自分を取り巻くあらゆる状況を踏まえた上で、何を目的に、何を変えるために、何をつくるために議会人として生きるのか。

役所、職員、議会、議員等々…相手に変わることを求めるのであれば、自分自身もまた更新を怠らず、変わり続けることが前提なわけで。

こんな私をこれまで支えてくださった方たちの力に、思いに、改めて深く感謝するとともに、このままではダメだし、相当頑張り直さないとならない、というかなり重めの気持ちでのスタートとなりました。

新年最初の記事はもっと元気で明るい話を、とも思いましたが、今の思いを率直に書いてみました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


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【2012/01/03 21:57】 | 未分類
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