無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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予算委員会が終わりました。
お昼前に一般会計の質疑がすべて終了したので、午後からは各会派の討論(予算案に対する意見表明)、そして採決と進みました。
私は、5年目にして初めて賛成としました。その理由として、持ち時間残り3分を全て使って、後掲のように発言をしました。

西口も進んでいる中でどうしてなのか?
土木費偏重になっているのになぜ?
そもそも一貫して反対していた前市政の後継市政なのになぜなのか?

きっと様々な声をいただくことになるでしょうし、お叱りを受ける数の方が多いだろうとも考えました。
短い時間の討論で意が十分に伝えられるとも思えません。

「ものごとを具体的に、少しでもまともな方向に進めたい。」
その思いが日に日に強くなってきた自分なりに、ギリギリまで考えに考えて出した答です。

ご意見いただければ幸いです。

尚、本予算案に対する会派ごとの賛否は次の通りです。
賛成…自民党・自治クラブ/公明党/民主・生活者ネットワーク/希望の空
反対…共産党/地元のチカラ/草の根



20年度一般会計予算に対して賛成の立場から討論いたします。

1年4か月前の西口再開発についての住民投票実現を求める住民運動。
サイレントマジョリティーは賛成だ、異論はない、と繰り返す前市長に対し、それなら一度確かめてほしい、と市民のみなさんと共に進めた運動でした。議会において一票差で否決となり実現することはありませんでしたが、大多数がもろ手をあげて賛成しているわけではないということが明らかになり、その重みは激しい選挙を闘った渡部市長が一番感じておられるのではないかと思います。
市民は、現計画に対する賛否ももちろんですが、透明にちゃんとやってくれ、逃げずに説明責任を果たしてくれ、税金を無駄にしないでくれ、一部の意見だけで進めないで私たちの声も聞いてくれ、と言っていたのです。

市民生活は待ったなしのところにあります。一日でも一時間でも早く、いい町にしてくれ、と言っていると私は感じています。
東村山市役所は、市民の暮らしに寄り添った市役所になっているのでしょうか。
職員の思いや、やる気が活かされる市役所になっているのでしょうか。

人材育成は、自分の最大の責務だと市長は言われました。
職員が若いうちから積極的に市民の前に出ていくように、とおっしゃっていましたが、どんどん仕掛けてほしいと思います。
行財政改革では、若手を中心に事業の再構築作業が始まっています。20年度は、組織も人事も大きく見直す絶好の機会としていただきたい。

私は5年間一貫して、風通しのよい市政をつくりたいということにこだわってきました。
市長は、情報の公開を徹底する、市民とともにつくる、とこの間繰り返し語っています。これは、選挙に向けたマニフェストより重いものだと私は受け止めています。
第4次総合計画作りをどれだけ開かれたものにできるのかが、渡部市政の帰趨を決すると考えています。
予算編成過程も開かれたものに変えていきましょう。

今、本気になって役所も議会も変える覚悟があるのかどうかを市民は厳しい眼で見つめています。渡部市長が過去の慣習や前例にとらわれずに本気になって変えていこうとするのかどうか。市役所をイキイキした組織に蘇らせるために一歩を踏み出すのか、問われています。

私は、与党か野党か、などということはどうでもいいと思っています。自分の評価もどうでもいい。そもそも地方自治は国政と異なり二元代表制であり、憲法は地方自治において与野党という概念を前提としていません。
結論を先に決めて持ち寄って、手を上げ下げするだけの議会もまた変わらなくてはいけないと考えています。
市長に、職員の皆さんに、変わってくださいと言う以上、私自身も覚悟を決めなくてはなりません。


私の優先順位に関する基本的な考え方は変わっていません。

現在進められている西口再開発は、説明責任を果たそうとしなかったこの10年の最悪の置き土産です。財政難がさらに進む中で、今さら止めようのない状態で土木費が24.8% も伸びている事態は、真に必要な施策を圧迫し、将来への負担が本当に心配されます。負の遺産にしないための道のりは途方もなく険しいと思います。

45年前に計画された道路を、しゃにむに造り続けることが役所の仕事だとも思いません。

公民館は、誰もが心豊かに学び合い、すばらしい町を作る主人公が育つ場所として、使用料を常識的な水準に戻し、もっともっと利用率を高めていただきたい。

福祉制度の組み換えは必要な面もあると考えていますが、改廃によって困窮する方が出ないよう、本当の意味での丁寧で迅速な対応を求めます。

りんごっこ保育園問題でも、子どもと保護者に対しては温かな対応で守るようお願いしますし、指導にすら異論を唱えるような園側に対しては毅然とした対応を求めます。

市長は就任以来、そして今予算委員会においても、「政策決定のプロセスを大事にしたい」という言葉を何度も口にされました。私はその言葉を極めて重く受け止めています。

予算執行にあたっては今まで以上に謙虚かつ厳しい目で臨み、来年秋の決算審査の場でしっかりと見極めていきたいと考えているところです。

財政状況を一気に好転させることは誰にもできません。
まさにどん底からのリスタートです。
様々な制度もいい方向に進んでいるとは決して思えません。

しかし、徹底的に開かれた方向を模索するためのルールは作れるし、変えられます。ムードも変えて行ける。
そのことを申し上げ、討論とします。
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20年度一般会計予算に対して賛成の立場から討論いたします。

1年4か月前の西口再開発についての住民投票実現を求める住民運動。
サイレントマジョリティーは賛成だ、異論はない、と繰り返す前市長に対し、それなら一度確かめてほしい、と市民のみなさんと共に進めた運動でした。議会において一票差で否決となり実現することはありませんでしたが、大多数がもろ手をあげて賛成しているわけではないということが明らかになり、その重みは激しい選挙を闘った渡部市長が一番感じておられるのではないかと思います。
市民は、現計画に対する賛否ももちろんですが、透明にちゃんとやってくれ、逃げずに説明責任を果たしてくれ、税金を無駄にしないでくれ、一部の意見だけで進めないで私たちの声も聞いてくれ、と言っていたのです。

市民生活は待ったなしのところにあります。一日でも一時間でも早く、いい町にしてくれ、と言っていると私は感じています。
東村山市役所は、市民の暮らしに寄り添った市役所になっているのでしょうか。
職員の思いや、やる気が活かされる市役所になっているのでしょうか。

人材育成は、自分の最大の責務だと市長は言われました。
職員が若いうちから積極的に市民の前に出ていくように、とおっしゃっていましたが、どんどん仕掛けてほしいと思います。
行財政改革では、若手を中心に事業の再構築作業が始まっています。20年度は、組織も人事も大きく見直す絶好の機会としていただきたい。

私は5年間一貫して、風通しのよい市政をつくりたいということにこだわってきました。
市長は、情報の公開を徹底する、市民とともにつくる、とこの間繰り返し語っています。これは、選挙に向けたマニフェストより重いものだと私は受け止めています。
第4次総合計画作りをどれだけ開かれたものにできるのかが、渡部市政の帰趨を決すると考えています。
予算編成過程も開かれたものに変えていきましょう。

今、本気になって役所も議会も変える覚悟があるのかどうかを市民は厳しい眼で見つめています。渡部市長が過去の慣習や前例にとらわれずに本気になって変えていこうとするのかどうか。市役所をイキイキした組織に蘇らせるために一歩を踏み出すのか、問われています。

私は、与党か野党か、などということはどうでもいいと思っています。自分の評価もどうでもいい。そもそも地方自治は国政と異なり二元代表制であり、憲法は地方自治において与野党という概念を前提としていません。
結論を先に決めて持ち寄って、手を上げ下げするだけの議会もまた変わらなくてはいけないと考えています。
市長に、職員の皆さんに、変わってくださいと言う以上、私自身も覚悟を決めなくてはなりません。


私の優先順位に関する基本的な考え方は変わっていません。

現在進められている西口再開発は、説明責任を果たそうとしなかったこの10年の最悪の置き土産です。財政難がさらに進む中で、今さら止めようのない状態で土木費が24.8% も伸びている事態は、真に必要な施策を圧迫し、将来への負担が本当に心配されます。負の遺産にしないための道のりは途方もなく険しいと思います。

45年前に計画された道路を、しゃにむに造り続けることが役所の仕事だとも思いません。

公民館は、誰もが心豊かに学び合い、すばらしい町を作る主人公が育つ場所として、使用料を常識的な水準に戻し、もっともっと利用率を高めていただきたい。

福祉制度の組み換えは必要な面もあると考えていますが、改廃によって困窮する方が出ないよう、本当の意味での丁寧で迅速な対応を求めます。

りんごっこ保育園問題でも、子どもと保護者に対しては温かな対応で守るようお願いしますし、指導にすら異論を唱えるような園側に対しては毅然とした対応を求めます。

市長は就任以来、そして今予算委員会においても、「政策決定のプロセスを大事にしたい」という言葉を何度も口にされました。私はその言葉を極めて重く受け止めています。

予算執行にあたっては今まで以上に謙虚かつ厳しい目で臨み、来年秋の決算審査の場でしっかりと見極めていきたいと考えているところです。

財政状況を一気に好転させることは誰にもできません。
まさにどん底からのリスタートです。
様々な制度もいい方向に進んでいるとは決して思えません。

しかし、徹底的に開かれた方向を模索するためのルールは作れるし、変えられます。ムードも変えて行ける。
そのことを申し上げ、討論とします。
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【2008/03/18 20:14】 | どうなる?市の財政
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No title
路字山 吟
事が始まってしまった以上、腹をくくって挑まなければならない。という風に今回の佐藤さんの意見を受け止めました。支持します。
上っ面だけ考えてていても物事はなかなか前へ進みませんからね。

路字山吟さんへ
佐藤まさたか
いつもコメントありがとうございます。

反対する方が私にとってはよほど簡単な話なので、最後の最後まで考えました。
前向きに受け止めてくださったこと、感謝しています。

「風通しをよくしたい。政策決定プロセスを重視したい。」市長が「手法を変える」と明言したものと受け止めています。
東村山に最も欠けているものだと思ってきた点です。

西口に関しても、もちろん忸怩たるものがあります。
一連の仕掛けが始まった平成13年前後が最大のポイントだったはずですが、肝心な情報は全く秘匿されていたので、当時の議員が気づかなかったのだろうとは思いますが…。
住民投票条例運動、談合問題、昨年の選挙…手遅れだと言われながら、でき得ることを精一杯やってきた方たちの徒労感も十分理解しているつもりです。
その上で、そこから生まれた新たな芽を、どうしたらこれからの市政を正すことに活かしていけるのか…。
ご批判もきちんと受け止めながら、具体的な中身をきちんと議論して作っていける東村山に変えて行きたいと思っています。
今後とも忌憚のないご意見ください。どうぞよろしくお願いします。


なんとかしようよ!を読みました
吉田雄人
ご無沙汰しております。
いつも、メルマガの配信ありがとうございます。

添付いただいたチラシを読みました。
予算案に賛成されたのですね。私も毎年のように悩むところですが、個別の事業についてよりも、市長の姿勢というのが、一番議員には判断材料になるのだと思います。
佐藤さんの心と頭の中には、多くの想いや考えがあるかとは思いますが、議員は賛否のどちらかですからね。
これからも、真摯な活動を引き続き期待しております!
時期はずれのコメント、失礼しました。


吉田雄人さま
佐藤まさたか
すみません、コメントいただいていたのに気づくのが遅くなりました。

吉田さんこそ、大活躍をされていること、ユーティングレポートを見させていただいていつも敬服しています。

明日はいよいよ条例案の採決ですね。
条例案に賛成の立場で頑張られるとのこと。
レポートにも書いておられましたが、われわれ議員は選挙時に市民の皆さんから一切を白紙委任されているわけではなく、法定の署名数が整っていれば、真摯に市民の声にその行方を委ねるべきと私も考えます。
東村山では一昨年冬にあと一歩及びませんでしたが、市民と議員の良識が問われる明日の場。
遠くからではありますが「住民投票の実現」を祈っています。


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No title
事が始まってしまった以上、腹をくくって挑まなければならない。という風に今回の佐藤さんの意見を受け止めました。支持します。
上っ面だけ考えてていても物事はなかなか前へ進みませんからね。
2008/03/19(Wed) 18:16 | URL  | 路字山 吟 #-[ 編集]
路字山吟さんへ
いつもコメントありがとうございます。

反対する方が私にとってはよほど簡単な話なので、最後の最後まで考えました。
前向きに受け止めてくださったこと、感謝しています。

「風通しをよくしたい。政策決定プロセスを重視したい。」市長が「手法を変える」と明言したものと受け止めています。
東村山に最も欠けているものだと思ってきた点です。

西口に関しても、もちろん忸怩たるものがあります。
一連の仕掛けが始まった平成13年前後が最大のポイントだったはずですが、肝心な情報は全く秘匿されていたので、当時の議員が気づかなかったのだろうとは思いますが…。
住民投票条例運動、談合問題、昨年の選挙…手遅れだと言われながら、でき得ることを精一杯やってきた方たちの徒労感も十分理解しているつもりです。
その上で、そこから生まれた新たな芽を、どうしたらこれからの市政を正すことに活かしていけるのか…。
ご批判もきちんと受け止めながら、具体的な中身をきちんと議論して作っていける東村山に変えて行きたいと思っています。
今後とも忌憚のないご意見ください。どうぞよろしくお願いします。
2008/03/26(Wed) 01:34 | URL  | 佐藤まさたか #-[ 編集]
なんとかしようよ!を読みました
ご無沙汰しております。
いつも、メルマガの配信ありがとうございます。

添付いただいたチラシを読みました。
予算案に賛成されたのですね。私も毎年のように悩むところですが、個別の事業についてよりも、市長の姿勢というのが、一番議員には判断材料になるのだと思います。
佐藤さんの心と頭の中には、多くの想いや考えがあるかとは思いますが、議員は賛否のどちらかですからね。
これからも、真摯な活動を引き続き期待しております!
時期はずれのコメント、失礼しました。
2008/05/08(Thu) 06:49 | URL  | 吉田雄人 #-[ 編集]
吉田雄人さま
すみません、コメントいただいていたのに気づくのが遅くなりました。

吉田さんこそ、大活躍をされていること、ユーティングレポートを見させていただいていつも敬服しています。

明日はいよいよ条例案の採決ですね。
条例案に賛成の立場で頑張られるとのこと。
レポートにも書いておられましたが、われわれ議員は選挙時に市民の皆さんから一切を白紙委任されているわけではなく、法定の署名数が整っていれば、真摯に市民の声にその行方を委ねるべきと私も考えます。
東村山では一昨年冬にあと一歩及びませんでしたが、市民と議員の良識が問われる明日の場。
遠くからではありますが「住民投票の実現」を祈っています。
2008/05/16(Fri) 00:07 | URL  | 佐藤まさたか #-[ 編集]
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