無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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昨日(31日)夜は、学童保育保護者会連合会(学保連)の総会にお邪魔しました。
市内16児童クラブの保護者会役員の皆さんが一堂に会し、一年をまとめ、そして新たな一年をスタートさせる場。毎年伺っていますが、忙しい毎日の中でも助け合い、知恵と力を集めて一生懸命活動を作り盛り立てておられる様子が各クラブごとに語られ、その迫力に頭が下がります。

一方で、学童保育所(東村山では児童クラブと呼ぶ)を取り巻く状況は年々厳しくなってきていて、総会で示された20年度の最大のテーマも「71名問題への取り組み」でした。


児童クラブには、国から一定の運営費補助金が出ていますが、平成22年度からは70名を超えた分は出さないことにするという国の方針が示されていて、これをいわゆる「71名問題」と言います。少子化といいながらも、児童クラブの在籍児童が増加を続けている都市近郊の各自治体では直近に迫った大きな課題となってきています。
東村山市ももちろんご多分にもれずで、100名に迫るクラブもある中で、昨年度までは年度当初の希望者は全員入所が認められてきましたが、市はこの問題をにらんでこの春から初めて入所を絞り、待機児童を出す事態となっています。

水曜日に行われた児童育成計画推進部会でも、市長は「選択肢は3つしかない。夏までには市長を座長とした庁内検討会で方針を固めたい」と話しており、昨夜の総会でも育成部会に傍聴に来られていた会長から冒頭、その旨の紹介がありました。
市長が語った3つの選択肢とは、(1)全クラブ一律70名で切る (2)国の補助がなくても可能なだけ受け入れる(今までの形) (3)二つ目のクラブ(第2クラブ)を増設する ですが、市としては今まで、財政難を理由に(3)については否定的な見解を示してきました。
そもそも国が70名と71名の間に一律線を引き、各自治体がそれに右往左往させられていること自体がおかしなことだとも思いますが、あまりに大型化してきた環境が子どもたちにとってよいわけはなく、計画的に進めてきた自治体では既に50名や60名を超えた場合には新たなクラブを分設してきたところもあります。

学保連としては第2クラブの設置を求めて活動に力を入れていくことが確認されていましたが、会長からは、単に所管に要求するだけでなく、学校の空き教室を含めてクラブとして使える公共施設が身近にないのかどうかを関係機関にかけあったり、新たなアイディアを検討したり、児童育成部会に委員を送ったりしながら、保護者自らも考え、力を尽くしていきましょうと話がありました。

行政としては施策の優先順位をどうつけるのか、という問題であり、学校という地域最大の公共施設を管理している教育委員会も真剣に考えてもらわなくてはならない問題です。
子どもたちの生活の場である「児童クラブ」を堅持しながら、児童クラブではなくても大丈夫という子どもたちを中心とした居場所としての「放課後子ども教室」の拡大が強く求められています。しかし、19年度に大岱(おんた)小学校で試行されたものの、ほぼボランティアに近い形でお願いしているためにスタッフの担い手確保が難しく、拡大できなかったと聞きます。

保育園と違って、増設はほぼそのまま市町村負担となる児童クラブ。
議会としても大いに議論しなくてはならないテーマとなります。


ところで話は変わりますが、明日(2日・月曜日)は薄井市議が矢野・朝木市議を名誉棄損で提訴した裁判が、午後1時10分から東京地裁八王子支部で初めて開かれる日です。
初当選の翌日から、一度も会ったこともない人間に突然攻撃をされた薄井さん。以後、徹底的に悪宣伝をかけられ、その対応に苦慮してきた姿を身近で見ているだけに、完勝を信じ、支援していきたいと思っています。
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児童クラブには、国から一定の運営費補助金が出ていますが、平成22年度からは70名を超えた分は出さないことにするという国の方針が示されていて、これをいわゆる「71名問題」と言います。少子化といいながらも、児童クラブの在籍児童が増加を続けている都市近郊の各自治体では直近に迫った大きな課題となってきています。
東村山市ももちろんご多分にもれずで、100名に迫るクラブもある中で、昨年度までは年度当初の希望者は全員入所が認められてきましたが、市はこの問題をにらんでこの春から初めて入所を絞り、待機児童を出す事態となっています。

水曜日に行われた児童育成計画推進部会でも、市長は「選択肢は3つしかない。夏までには市長を座長とした庁内検討会で方針を固めたい」と話しており、昨夜の総会でも育成部会に傍聴に来られていた会長から冒頭、その旨の紹介がありました。
市長が語った3つの選択肢とは、(1)全クラブ一律70名で切る (2)国の補助がなくても可能なだけ受け入れる(今までの形) (3)二つ目のクラブ(第2クラブ)を増設する ですが、市としては今まで、財政難を理由に(3)については否定的な見解を示してきました。
そもそも国が70名と71名の間に一律線を引き、各自治体がそれに右往左往させられていること自体がおかしなことだとも思いますが、あまりに大型化してきた環境が子どもたちにとってよいわけはなく、計画的に進めてきた自治体では既に50名や60名を超えた場合には新たなクラブを分設してきたところもあります。

学保連としては第2クラブの設置を求めて活動に力を入れていくことが確認されていましたが、会長からは、単に所管に要求するだけでなく、学校の空き教室を含めてクラブとして使える公共施設が身近にないのかどうかを関係機関にかけあったり、新たなアイディアを検討したり、児童育成部会に委員を送ったりしながら、保護者自らも考え、力を尽くしていきましょうと話がありました。

行政としては施策の優先順位をどうつけるのか、という問題であり、学校という地域最大の公共施設を管理している教育委員会も真剣に考えてもらわなくてはならない問題です。
子どもたちの生活の場である「児童クラブ」を堅持しながら、児童クラブではなくても大丈夫という子どもたちを中心とした居場所としての「放課後子ども教室」の拡大が強く求められています。しかし、19年度に大岱(おんた)小学校で試行されたものの、ほぼボランティアに近い形でお願いしているためにスタッフの担い手確保が難しく、拡大できなかったと聞きます。

保育園と違って、増設はほぼそのまま市町村負担となる児童クラブ。
議会としても大いに議論しなくてはならないテーマとなります。


ところで話は変わりますが、明日(2日・月曜日)は薄井市議が矢野・朝木市議を名誉棄損で提訴した裁判が、午後1時10分から東京地裁八王子支部で初めて開かれる日です。
初当選の翌日から、一度も会ったこともない人間に突然攻撃をされた薄井さん。以後、徹底的に悪宣伝をかけられ、その対応に苦慮してきた姿を身近で見ているだけに、完勝を信じ、支援していきたいと思っています。
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【2008/06/01 23:56】 | 子ども&子育て
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ありがとうございました。
たか
土曜日は総会にご参加頂き、ありがとうございました。

「たか」と申します。

私は2008年度を最後に学童関係から一時身を引くのですが、
この「71人問題」は見過ごす訳にはいかない問題です!
娘が学童を利用する頃には・・・

昨年度から学保連の役員と学童・保護者会の会長を兼任し、
色々と情報を集めたり意見を聞いたりして来ました。

私の意見は簡単に言うと一つです。

「児童クラブの分割・増設」です。
それも1学童40~50名弱が望ましいと思います。

市は「財政難だから増設は無理」と言っていますが、それなら民営化すれば良いと思います。
市長ももっと前向きに考えて欲しいです!

これから東村山を引張って行く子供達の生活の場を「財政難だから」と言う
“お決まり”の逃げ言葉で切捨てないで欲しいです!

学童を必要としている子供達や保護者には市の財政なんて関係ないんです!
子供達の安全や自分達の生活が危ういのですから!!

しかし、こう言う意見を言う保護者は、ほんの一握りなんです。
在籍児童の保護者や保育園に通う子供を持つ保護者の大多数は、
この問題を理解出来ていないのが現状です。
学保連では情報を発信していますが、上手く届いていないのか・・・?

我々も今年(あと数ヶ月)が正念場だと思っています。
是非、佐藤さんのご協力もお願いしたいと思っています。

こちらこそ
佐藤まさたか
たかさん コメントありがとうございました。

子どもたちのことを考えたら、そもそも70名はよくて71名がダメとかいう話でないことは明らかですよね。
9年前に他市でのことですが縁あって半年ほど学童の臨時職員を務めたことがあるのですが、80名、90名という規模に、現場はまさにいっぱいいっぱい。
特に4月当初は、大勢の上級生集団に戸惑いだらけの一年生集団が加わり、子どもたちにとって精神的な不安につながることがはっきりわかりました。
これからの雨の日々も学童にとってはしんどい季節です。

3学年がともに生活する適正規模は、おっしゃるように40名、多くて50名だろうと私も思っています。

児童クラブですべてをスピード感を持って解決することは現実的になかなか難しい面があるのは事実だと思いますが、第2クラブの増設を図りながら、たかさんがおっしゃる民の力も含め、もっと選択肢を多様にしていくことがどうしても必要だと思います。

いずれにしても71名問題は目の前の課題ですから、保護連の中でも大いに議論いただき、私たち議会も議論をし、行政を動かすためにともに大いに知恵を集めていかなければ、と思っています。

今後とも率直なご意見、お待ちしています。

No title
りょう
71名問題。そんなことがあったなんて全然知りませんでした。
先日、新聞で介護施設が軒並み経営悪化しているという記事を見、憤りを覚えているところです。
その原因は介護職につく人が集まらないため、給与を増額。その結果、利益を圧迫している……記事にはこうかかれていました。
同じことが学童保育などの現場でも起ころうとしているのでしょうか。
いずれにせよ、介護、児童、障害者といった、すべての福祉で働く人々の給料は安すぎるのではないでしょうか。
私は東村山の市民ではありませんが、福祉で働く人々のためにも、何よりも、学童保育を利用する人々のためにも、がんばってください。

りょうさんへ
佐藤まさたか
こんばんは。お返事遅くなってすみません。
コメントありがとうございます。

>いずれにせよ、介護、児童、障害者といった、すべての福祉で働く人々の給料は安すぎるのではないでしょうか。

全く同感です。働き手を使い捨て同様に扱う国に未来はないとつくづく思う日々です。
最近は、役所自身が委託や臨時職員等を多く抱えることから、新たなワーキングプアーの発生源となっているという実態も報告されています。
人件費は安ければ安いほどいい、という先に待っている明日とはどんなものなのでしょうか?

安心して働け、安心して子育てができる社会の実現には、福祉施策だけではどうにもならず、職住接近をはじめとする労働施策の大きな大きな変革が不可欠だと感じます。
保育園や学童増設は重要なことですが、それだけでは根本は決して解決しないのではないかと思う毎日です。
またぜひご意見ください。



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コメント
この記事へのコメント
ありがとうございました。
土曜日は総会にご参加頂き、ありがとうございました。

「たか」と申します。

私は2008年度を最後に学童関係から一時身を引くのですが、
この「71人問題」は見過ごす訳にはいかない問題です!
娘が学童を利用する頃には・・・

昨年度から学保連の役員と学童・保護者会の会長を兼任し、
色々と情報を集めたり意見を聞いたりして来ました。

私の意見は簡単に言うと一つです。

「児童クラブの分割・増設」です。
それも1学童40~50名弱が望ましいと思います。

市は「財政難だから増設は無理」と言っていますが、それなら民営化すれば良いと思います。
市長ももっと前向きに考えて欲しいです!

これから東村山を引張って行く子供達の生活の場を「財政難だから」と言う
“お決まり”の逃げ言葉で切捨てないで欲しいです!

学童を必要としている子供達や保護者には市の財政なんて関係ないんです!
子供達の安全や自分達の生活が危ういのですから!!

しかし、こう言う意見を言う保護者は、ほんの一握りなんです。
在籍児童の保護者や保育園に通う子供を持つ保護者の大多数は、
この問題を理解出来ていないのが現状です。
学保連では情報を発信していますが、上手く届いていないのか・・・?

我々も今年(あと数ヶ月)が正念場だと思っています。
是非、佐藤さんのご協力もお願いしたいと思っています。
2008/06/02(Mon) 23:52 | URL  | たか #-[ 編集]
こちらこそ
たかさん コメントありがとうございました。

子どもたちのことを考えたら、そもそも70名はよくて71名がダメとかいう話でないことは明らかですよね。
9年前に他市でのことですが縁あって半年ほど学童の臨時職員を務めたことがあるのですが、80名、90名という規模に、現場はまさにいっぱいいっぱい。
特に4月当初は、大勢の上級生集団に戸惑いだらけの一年生集団が加わり、子どもたちにとって精神的な不安につながることがはっきりわかりました。
これからの雨の日々も学童にとってはしんどい季節です。

3学年がともに生活する適正規模は、おっしゃるように40名、多くて50名だろうと私も思っています。

児童クラブですべてをスピード感を持って解決することは現実的になかなか難しい面があるのは事実だと思いますが、第2クラブの増設を図りながら、たかさんがおっしゃる民の力も含め、もっと選択肢を多様にしていくことがどうしても必要だと思います。

いずれにしても71名問題は目の前の課題ですから、保護連の中でも大いに議論いただき、私たち議会も議論をし、行政を動かすためにともに大いに知恵を集めていかなければ、と思っています。

今後とも率直なご意見、お待ちしています。
2008/06/03(Tue) 20:56 | URL  | 佐藤まさたか #-[ 編集]
No title
71名問題。そんなことがあったなんて全然知りませんでした。
先日、新聞で介護施設が軒並み経営悪化しているという記事を見、憤りを覚えているところです。
その原因は介護職につく人が集まらないため、給与を増額。その結果、利益を圧迫している……記事にはこうかかれていました。
同じことが学童保育などの現場でも起ころうとしているのでしょうか。
いずれにせよ、介護、児童、障害者といった、すべての福祉で働く人々の給料は安すぎるのではないでしょうか。
私は東村山の市民ではありませんが、福祉で働く人々のためにも、何よりも、学童保育を利用する人々のためにも、がんばってください。
2008/06/06(Fri) 06:49 | URL  | りょう #HaKu8Xss[ 編集]
りょうさんへ
こんばんは。お返事遅くなってすみません。
コメントありがとうございます。

>いずれにせよ、介護、児童、障害者といった、すべての福祉で働く人々の給料は安すぎるのではないでしょうか。

全く同感です。働き手を使い捨て同様に扱う国に未来はないとつくづく思う日々です。
最近は、役所自身が委託や臨時職員等を多く抱えることから、新たなワーキングプアーの発生源となっているという実態も報告されています。
人件費は安ければ安いほどいい、という先に待っている明日とはどんなものなのでしょうか?

安心して働け、安心して子育てができる社会の実現には、福祉施策だけではどうにもならず、職住接近をはじめとする労働施策の大きな大きな変革が不可欠だと感じます。
保育園や学童増設は重要なことですが、それだけでは根本は決して解決しないのではないかと思う毎日です。
またぜひご意見ください。

2008/06/08(Sun) 00:34 | URL  | 佐藤まさたか #-[ 編集]
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