無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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一週間ぶりの記事アップとなってしまいました。
月曜日の代表質問(4会派)、火曜日から木曜日の3日間は21名の議員による一般質問で、大勢の方が傍聴においでになっていました。
報告しなくてはならないことがたくさんあるのですが、まずは最も問い合わせを多くいただいている私自身の一般質問の中身からお伝えしたいと思います。
「利用者の立場に立って解決を急げ! りんごっこ保育園問題」から、質問と答弁の概要をメモをとった範囲で記します。


1.同園の職員体制に対する改善指導問題のその後

①職員体制の実態を明らかにされたい。書類上の職員数は2月の指導時以降、月別にどう変遷しているのか。園長以外の全職員数、配置基準上必要な資格者数と実数、6月議会答弁以降の入職者数と退職者数。


答) 6月…入職者2名/退職者3名 7月…3名/1名 8月…0名/4名
   有資格者は最低10名必要。
   4月…職員数22名/保育従事職員数15名/有資格者12名  5月…22名/15名/12名  6月…23名/13名/10名  7月…24名/14名/10名  8月…22名/13名/10名


②また、本年4月1日と9月1日現在(なければ8月)の在職職員の内訳を詳細に明らかにされたい。職名、資格の有無、就職年月日、経験年数等。

答) ※①と同様の答弁するも、詳細には答えず。

③2月18日に園側から2月1日に契約していたとして2名が申告されたが、園側の説明はそれぞれについてどのようなものだったのか。その2名について、市として実際に在職を確認したのか?また、4月以降在職しているのか?

答) 在職は確認した。4月からも在籍しており、8月にも在籍している。
  ※実態は全く確認せず書類に書いてあるだけで在籍と答弁したようですが、疑問符だらけの答弁でした。この件は追ってまた報告します。


④6月議会以後、現段階までの園とのやり取りの実態を説明願いたい。

答) していない。

⑤市長は東京都へ出向いたのか。本件についての東京都の見解を明らかにし、市長としてどう対応するのか明らかにされたい。現在まで、行政として直接的な実態の把握をおこなっていない。書類提出だけで済ませ、指導自体をなきものとしようするかのような園の姿勢を許容し続けるのか?

答) 7月30日に出向き、少子社会対策部長、子育て支援課長と話をした。連携を密にして対応することを確認した。


2.保護者の悲痛な声にどう応えるのか。

①転園を切望する保護者の実態を明らかにされたい。19年度分と、本年4月以降の転園希望者数と転園実現者数。
 

答) 19年度:転園希望者…全園合計123名(内りんごっこ25名)/実現者…全園合計47名(内りんごっこ13名)
   20年度8月15日現在:転園希望者…全園合計106名(内りんごっこ26名)/実現者数…全園合計36名(内りんごっこ10名)

   
②保護者が転園を希望している理由を具体的に示されたい。なぜつらい思いをされている保護者が後を絶たないのか?保護者が苦しんでいる原因・責任はどこにあると考えているのか?説明願いたい。

答) 「保育士に笑顔が見られない」「職員の入れ替わりが激しく子どもがなじめない」「保育の方針が理解できない」「緊急時の対応が不安」「大量退職について十分な説明がない」「土曜日の保育を急に頼むと受けてもらえない」等の声が寄せられており、必要な対応をしていきたい。

③市長が直接聞いた保護者の言葉はどのようなものであり、その思いをどのように受け止めたのか? 

答) 「玄関から中へ入れないので、何が行われているのかわからず非常に不安」「園と信頼関係が持てない」「中古の本や中古のおもちゃしかない」等々うかがい、その不安をひしひしと感じた。

④市長にお子さんを託したのに日々苦しんでおられる保護者を救済する方策を大至急図るべきである。明快な答弁を求める。

答)当市の子育て支援の一翼を担ってもらっている施設なので、今後も自主的な改善を図るよう粘り強く協力をお願いしていきたい。


3.その他の問題

①送迎時に保護者を園内に入れない問題について、市はどう改善を求めているのか。現在の状況はどうか。

答) ※メモをとりそこねました。

②その他に、同園に関して発生しているトラブル、課題について説明願いたい。

答) 会計検査院から運営費国庫負担金の過払いを指摘され、市として園に対して返還をお願いしているが未だに返還されていない。

③同園のNPO法人取得の状況と、今後の手続き、現状について説明願いたい。

答) 7月31日にNPO認証が下り、8月21日付で市に対して「8月31日付での個人立保育園の廃止届と9月1日付でのNPO立としての新たな認可申請が行われた。市としては、「東村山市私立保育所設置指導指針」に従って、事前協議を申し入れて行きたい。また、児童育成部会と市議会厚生委員会から意見をもらい、市としての意見書を作成し都に進達したい。


4.待機児童を減らす取り組みについて

①認可保育園において、園児が実質的に生活・活動できる室内の有効面積はどうなっているのか。園ごとに一人あたりの数値を明らかにしていただきたい(乳児室・保育室・ホールや廊下等の共用スペース)。
 

答) 園児一人あたりの有効面積
市立第一…7.70㎡  第二…6.69㎡  第三…5.34㎡  第四…8.05㎡  第五…7.05㎡  第六…6.83㎡  第七…6.95㎡  第八…7.80㎡  私立つぼみ…8.07㎡  久米川…8.19㎡  花さき…5.92㎡  東大典…5.44㎡  ふじみ…7.49㎡  わくわく…6.65㎡  つばさ…6.93㎡  りんごっこ…3.96㎡


②待機児童解消策について、昨今の園長会では、公立、私立それぞれでどのような議論が行われ、実態として解消に寄与してきたのか。 

答) 定員の弾力化を進め、公立合計で810名のところ854名、私立合計で762名のところ874名を受け入れている。

③待機児童の5年後、10年後の予測数をどう見ているか。中長期的に見れば、少子化、人口減の流れは当市も例外であろうはずがない。毎年の目標数値を具体に定め、短期的・機動的に待機児解消策を進めることも求められているのではないのか。市としての具体策について説明願いたい。

答) 第九保育園(仮称)の開設を平成23年に予定しているほか、定員の弾力化についても現行の104%から110%に高められないか検討している。


【再質問】

Q.職員体制の改善問題について、なぜ6月以降、園とやりとりをしていないのか?また、結局どうするつもりなのか?うやむやを許すのか?


A.何もしていないわけではなく、東京都と協議を続けているので理解してほしい。

Q.「必要な対応をしていきたい」とのことだが、既に半年以上経過している中で答弁としておかしい。
 また、「協力をお願いしていきたい」と6月議会も含めて再三言うが、「協力」という言葉は、そういう姿勢がある相手に対して用いる言葉である。「自主的改善」も含めて、それが望める状況だと未だに判断しているのか?


A.確かにおっしゃるとおりの状況であると思っており、今後は「協力をお願いする」という表現は用いない。

Q.会計検査院から指摘があったのに補助金を返さないという件について、なぜ発生したのか、園側は何だと言っているのか…これは隣に座っている二人に聞いたほうが早いかもしれないが、答弁願いたい。

A.平成16年度の会計について過払いの指摘があり、園に対しては今年4月以降3回にわたって返還をお願いしてきたが未だに返されない。9月10日を最終期限としており、返還がない場合は法的対応を検討している。


※最後に以下の要望を伝えました。
NPO立としての新たな認可申請については、児童育成部会でも厳しい意見が出されていたが、都に進達する意見書には、9日に行われる厚生委員会の意見も踏まえて、この間の事実を正確に記していただきたい。
また、子どもと親、特に子どもにとっての一日一日の重さを十二分に受け止めて、市として迅速に毅然と対応することを強く求めたい。



◆尚、質問によって初めて明らかになった「国庫補助金の返還請求に未だに応じていない」という事実ですが、取り寄せた資料によると概要は以下のようなものです。

平成18年6月19日、会計検査院第二局厚生労働省検査第一課により、平成16年度保育所運営費国庫・都費負担金についての検査が行われたところ、検査対象の一部である「民間施設給与等改善費(以下、民改費)」について「りんごっこ保育園」の申請・承認した算定方法に対して指摘があった。
民改費とは、本来は公立と私立の職員給与格差の是正を目的とした補助金で、職員一人あたりの平均勤続年数によって加算率が算定されるもので、勤務経験の長い職員が多いほど多く支払われる国庫補助金。
りんごっこ保育園については、開園当初(16年10月1日)の算定対象職員の平均勤続年数を4年と算出、児童課確認のもと申請し、加算率を規定に基づき8%として承認を受けた。
ところが、算定根拠となった一人の職員の月勤務日数が16~18日であり、これは「算定対象職員は常勤であるか、1日6時間以上かつ月20日以上」という規定を下回っており、算定対象から除外されることとなった。この職員は、他の社会福祉施設での勤務年数がひときわ長く、りんごっこ保育園全体の平均勤続年数を大きく押し上げていたため与える影響が大きく、加算率が8%から4%となった。



◆その後の事実経過は以下のようにまとめられます。

市は、故意ではなく錯誤によるものとして判断、処理し、会計検査院の指摘に従って該当する過払分83万9,800円を19年度中に既に国庫に返還しています。

そして市としては今年4月28日に保健福祉部長名で「返還のお願い」とする文書を高野博子園長宛に送り、5月8日までに返還日を含めて返答するよう求めました。

しかし期日を過ぎた5月12日になって高野園長が来庁し、「現在会計士に内容を見てもらっている最中」と答えました。

一週間後の5月19日、再度来庁した高野園長は、市職員の問いかけに対して「現在も会計士に見ていただいているが決算期なので忙しい様子だ。平成16年度のものなのでそのあたりも考えながら、支払をする場合、5月末までに完了したいため、来週初めには回答をしたい」と答えています。

5月27日になって、市職員が高野園長に「今週初めまでに回答をいただける予定でしたが…」と電話を入れています。
これに対して高野園長は「会計市が現在繁忙期であり、そちらからなかなか回答をいただけない状態。もう少し時間をいただきたい。いつくらいに回答できるかは確認してみます」と回答。

ところが6月3日になって来庁した高野園長は「会計士と弁護士と相談をした。具体的に根拠となる法律や条文を示してほしい」と態度を一変させています。
児童課が、根拠となる法律等はメモレベルでも構わないか?と尋ねたのに対し「結構です」と答えたものの、5分後に電話を掛けてきて「弁護士に相談したところ、部長名で正式な文書でほしい」と申し入れています。

3日後の6月6日、来庁した高野園長は、『「返還のお願い」という文書だけでは、根拠の法令がないと会計士と弁護士が判断できない。この状態では返還はできない』とさらに強硬な姿勢に転化。

6月16日、市として「根拠」を園側に送付した上で、6月30日を回答期限に設定するも高野園長からの回答は無し。

7月14日、返還請求書(配達記録郵便)を市長名で送付し、回答期限を7月28日とするも、またも回答は無く、支払いも無し。

8月27日、再度「返還請求書(最後通告)」(配達記録郵便)を市長名で送付。
9月10日までに全額返還されない場合は、法的対応をとることを明記。



「少し待ってほしい」と言っていたものが、「法的根拠を示してほしい」と変わり、要求通りに根拠が示されたにもかかわらず、3か月近くたった今も無しのつぶてとは、いったいどういうことなのでしょうか?

この保育園の最高責任者は高野博子氏ですので、事務的なミスであることを認めた上で適切な修正対応をとることは、とうの昔に可能であったはずです。
しかしこれまでも、当初の本人の意向とは明らかに異なる方向へ問題が展開したことが幾度もあり、今回もまた、自分では決められない体質が露見しているように思えます。
現職の市議会議員が運営委員を務め、深く深く関与していることは周知の事実ですが、きっと今回も、園を実質的にコントロールしている人物は、批判を覚悟で確固たる信念に基づいて支払っていないということなのでしょう。
私は、今回もこのような極めて誠実さに掛ける対応を続けていることが何とも情けなく、憤りを感じていますが、皆さんはどのようにお考えになるのでしょう?
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1.同園の職員体制に対する改善指導問題のその後

①職員体制の実態を明らかにされたい。書類上の職員数は2月の指導時以降、月別にどう変遷しているのか。園長以外の全職員数、配置基準上必要な資格者数と実数、6月議会答弁以降の入職者数と退職者数。


答) 6月…入職者2名/退職者3名 7月…3名/1名 8月…0名/4名
   有資格者は最低10名必要。
   4月…職員数22名/保育従事職員数15名/有資格者12名  5月…22名/15名/12名  6月…23名/13名/10名  7月…24名/14名/10名  8月…22名/13名/10名


②また、本年4月1日と9月1日現在(なければ8月)の在職職員の内訳を詳細に明らかにされたい。職名、資格の有無、就職年月日、経験年数等。

答) ※①と同様の答弁するも、詳細には答えず。

③2月18日に園側から2月1日に契約していたとして2名が申告されたが、園側の説明はそれぞれについてどのようなものだったのか。その2名について、市として実際に在職を確認したのか?また、4月以降在職しているのか?

答) 在職は確認した。4月からも在籍しており、8月にも在籍している。
  ※実態は全く確認せず書類に書いてあるだけで在籍と答弁したようですが、疑問符だらけの答弁でした。この件は追ってまた報告します。


④6月議会以後、現段階までの園とのやり取りの実態を説明願いたい。

答) していない。

⑤市長は東京都へ出向いたのか。本件についての東京都の見解を明らかにし、市長としてどう対応するのか明らかにされたい。現在まで、行政として直接的な実態の把握をおこなっていない。書類提出だけで済ませ、指導自体をなきものとしようするかのような園の姿勢を許容し続けるのか?

答) 7月30日に出向き、少子社会対策部長、子育て支援課長と話をした。連携を密にして対応することを確認した。


2.保護者の悲痛な声にどう応えるのか。

①転園を切望する保護者の実態を明らかにされたい。19年度分と、本年4月以降の転園希望者数と転園実現者数。
 

答) 19年度:転園希望者…全園合計123名(内りんごっこ25名)/実現者…全園合計47名(内りんごっこ13名)
   20年度8月15日現在:転園希望者…全園合計106名(内りんごっこ26名)/実現者数…全園合計36名(内りんごっこ10名)

   
②保護者が転園を希望している理由を具体的に示されたい。なぜつらい思いをされている保護者が後を絶たないのか?保護者が苦しんでいる原因・責任はどこにあると考えているのか?説明願いたい。

答) 「保育士に笑顔が見られない」「職員の入れ替わりが激しく子どもがなじめない」「保育の方針が理解できない」「緊急時の対応が不安」「大量退職について十分な説明がない」「土曜日の保育を急に頼むと受けてもらえない」等の声が寄せられており、必要な対応をしていきたい。

③市長が直接聞いた保護者の言葉はどのようなものであり、その思いをどのように受け止めたのか? 

答) 「玄関から中へ入れないので、何が行われているのかわからず非常に不安」「園と信頼関係が持てない」「中古の本や中古のおもちゃしかない」等々うかがい、その不安をひしひしと感じた。

④市長にお子さんを託したのに日々苦しんでおられる保護者を救済する方策を大至急図るべきである。明快な答弁を求める。

答)当市の子育て支援の一翼を担ってもらっている施設なので、今後も自主的な改善を図るよう粘り強く協力をお願いしていきたい。


3.その他の問題

①送迎時に保護者を園内に入れない問題について、市はどう改善を求めているのか。現在の状況はどうか。

答) ※メモをとりそこねました。

②その他に、同園に関して発生しているトラブル、課題について説明願いたい。

答) 会計検査院から運営費国庫負担金の過払いを指摘され、市として園に対して返還をお願いしているが未だに返還されていない。

③同園のNPO法人取得の状況と、今後の手続き、現状について説明願いたい。

答) 7月31日にNPO認証が下り、8月21日付で市に対して「8月31日付での個人立保育園の廃止届と9月1日付でのNPO立としての新たな認可申請が行われた。市としては、「東村山市私立保育所設置指導指針」に従って、事前協議を申し入れて行きたい。また、児童育成部会と市議会厚生委員会から意見をもらい、市としての意見書を作成し都に進達したい。


4.待機児童を減らす取り組みについて

①認可保育園において、園児が実質的に生活・活動できる室内の有効面積はどうなっているのか。園ごとに一人あたりの数値を明らかにしていただきたい(乳児室・保育室・ホールや廊下等の共用スペース)。
 

答) 園児一人あたりの有効面積
市立第一…7.70㎡  第二…6.69㎡  第三…5.34㎡  第四…8.05㎡  第五…7.05㎡  第六…6.83㎡  第七…6.95㎡  第八…7.80㎡  私立つぼみ…8.07㎡  久米川…8.19㎡  花さき…5.92㎡  東大典…5.44㎡  ふじみ…7.49㎡  わくわく…6.65㎡  つばさ…6.93㎡  りんごっこ…3.96㎡


②待機児童解消策について、昨今の園長会では、公立、私立それぞれでどのような議論が行われ、実態として解消に寄与してきたのか。 

答) 定員の弾力化を進め、公立合計で810名のところ854名、私立合計で762名のところ874名を受け入れている。

③待機児童の5年後、10年後の予測数をどう見ているか。中長期的に見れば、少子化、人口減の流れは当市も例外であろうはずがない。毎年の目標数値を具体に定め、短期的・機動的に待機児解消策を進めることも求められているのではないのか。市としての具体策について説明願いたい。

答) 第九保育園(仮称)の開設を平成23年に予定しているほか、定員の弾力化についても現行の104%から110%に高められないか検討している。


【再質問】

Q.職員体制の改善問題について、なぜ6月以降、園とやりとりをしていないのか?また、結局どうするつもりなのか?うやむやを許すのか?


A.何もしていないわけではなく、東京都と協議を続けているので理解してほしい。

Q.「必要な対応をしていきたい」とのことだが、既に半年以上経過している中で答弁としておかしい。
 また、「協力をお願いしていきたい」と6月議会も含めて再三言うが、「協力」という言葉は、そういう姿勢がある相手に対して用いる言葉である。「自主的改善」も含めて、それが望める状況だと未だに判断しているのか?


A.確かにおっしゃるとおりの状況であると思っており、今後は「協力をお願いする」という表現は用いない。

Q.会計検査院から指摘があったのに補助金を返さないという件について、なぜ発生したのか、園側は何だと言っているのか…これは隣に座っている二人に聞いたほうが早いかもしれないが、答弁願いたい。

A.平成16年度の会計について過払いの指摘があり、園に対しては今年4月以降3回にわたって返還をお願いしてきたが未だに返されない。9月10日を最終期限としており、返還がない場合は法的対応を検討している。


※最後に以下の要望を伝えました。
NPO立としての新たな認可申請については、児童育成部会でも厳しい意見が出されていたが、都に進達する意見書には、9日に行われる厚生委員会の意見も踏まえて、この間の事実を正確に記していただきたい。
また、子どもと親、特に子どもにとっての一日一日の重さを十二分に受け止めて、市として迅速に毅然と対応することを強く求めたい。



◆尚、質問によって初めて明らかになった「国庫補助金の返還請求に未だに応じていない」という事実ですが、取り寄せた資料によると概要は以下のようなものです。

平成18年6月19日、会計検査院第二局厚生労働省検査第一課により、平成16年度保育所運営費国庫・都費負担金についての検査が行われたところ、検査対象の一部である「民間施設給与等改善費(以下、民改費)」について「りんごっこ保育園」の申請・承認した算定方法に対して指摘があった。
民改費とは、本来は公立と私立の職員給与格差の是正を目的とした補助金で、職員一人あたりの平均勤続年数によって加算率が算定されるもので、勤務経験の長い職員が多いほど多く支払われる国庫補助金。
りんごっこ保育園については、開園当初(16年10月1日)の算定対象職員の平均勤続年数を4年と算出、児童課確認のもと申請し、加算率を規定に基づき8%として承認を受けた。
ところが、算定根拠となった一人の職員の月勤務日数が16~18日であり、これは「算定対象職員は常勤であるか、1日6時間以上かつ月20日以上」という規定を下回っており、算定対象から除外されることとなった。この職員は、他の社会福祉施設での勤務年数がひときわ長く、りんごっこ保育園全体の平均勤続年数を大きく押し上げていたため与える影響が大きく、加算率が8%から4%となった。



◆その後の事実経過は以下のようにまとめられます。

市は、故意ではなく錯誤によるものとして判断、処理し、会計検査院の指摘に従って該当する過払分83万9,800円を19年度中に既に国庫に返還しています。

そして市としては今年4月28日に保健福祉部長名で「返還のお願い」とする文書を高野博子園長宛に送り、5月8日までに返還日を含めて返答するよう求めました。

しかし期日を過ぎた5月12日になって高野園長が来庁し、「現在会計士に内容を見てもらっている最中」と答えました。

一週間後の5月19日、再度来庁した高野園長は、市職員の問いかけに対して「現在も会計士に見ていただいているが決算期なので忙しい様子だ。平成16年度のものなのでそのあたりも考えながら、支払をする場合、5月末までに完了したいため、来週初めには回答をしたい」と答えています。

5月27日になって、市職員が高野園長に「今週初めまでに回答をいただける予定でしたが…」と電話を入れています。
これに対して高野園長は「会計市が現在繁忙期であり、そちらからなかなか回答をいただけない状態。もう少し時間をいただきたい。いつくらいに回答できるかは確認してみます」と回答。

ところが6月3日になって来庁した高野園長は「会計士と弁護士と相談をした。具体的に根拠となる法律や条文を示してほしい」と態度を一変させています。
児童課が、根拠となる法律等はメモレベルでも構わないか?と尋ねたのに対し「結構です」と答えたものの、5分後に電話を掛けてきて「弁護士に相談したところ、部長名で正式な文書でほしい」と申し入れています。

3日後の6月6日、来庁した高野園長は、『「返還のお願い」という文書だけでは、根拠の法令がないと会計士と弁護士が判断できない。この状態では返還はできない』とさらに強硬な姿勢に転化。

6月16日、市として「根拠」を園側に送付した上で、6月30日を回答期限に設定するも高野園長からの回答は無し。

7月14日、返還請求書(配達記録郵便)を市長名で送付し、回答期限を7月28日とするも、またも回答は無く、支払いも無し。

8月27日、再度「返還請求書(最後通告)」(配達記録郵便)を市長名で送付。
9月10日までに全額返還されない場合は、法的対応をとることを明記。



「少し待ってほしい」と言っていたものが、「法的根拠を示してほしい」と変わり、要求通りに根拠が示されたにもかかわらず、3か月近くたった今も無しのつぶてとは、いったいどういうことなのでしょうか?

この保育園の最高責任者は高野博子氏ですので、事務的なミスであることを認めた上で適切な修正対応をとることは、とうの昔に可能であったはずです。
しかしこれまでも、当初の本人の意向とは明らかに異なる方向へ問題が展開したことが幾度もあり、今回もまた、自分では決められない体質が露見しているように思えます。
現職の市議会議員が運営委員を務め、深く深く関与していることは周知の事実ですが、きっと今回も、園を実質的にコントロールしている人物は、批判を覚悟で確固たる信念に基づいて支払っていないということなのでしょう。
私は、今回もこのような極めて誠実さに掛ける対応を続けていることが何とも情けなく、憤りを感じていますが、皆さんはどのようにお考えになるのでしょう?
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【2008/09/07 16:53】 | 矢野&朝木議員&りんごっこ保育園問題
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追記です。
佐藤まさたか
りんごっこ保育園の再認可申請に関して、明日(9日)の市議会厚生委員会で「意見書」に対する意見のとりまとめが行われる件でお知らせです。
先ほど当該委員に確認したところ、正式な開会中には行わず、別の請願審議などが終わったら、閉会を宣言し、傍聴者に退出してもらってから扱うのだそうです。
やり取りが議事録にも残りませんので、公開中に、というのが私の本意ですが、既にそう決めたのだそうで、どうにもなりません。

したがって、
傍聴にいらっしゃってもこの件については傍聴していただくことができません。 
予定されていた方には大変申し訳ありません。


「閉ざされた」感じがします
鋼牙
佐藤さん、こんにちは。

委員会の議事をスムーズに進めるためには致し方無いことかもしれませんが、大事なことを決める場面でどの市議さんがどのような発言をしたかというのは、次の市議選の時に非常に参考になるので、議事録にさえ残らないというのは非常に残念です。

適切な審議が行われることを、願ってやみません。

Re:「閉ざされた」感じがします
佐藤まさたか
鋼牙さん コメントありがとうございました。
お返事が遅くなってすみません。

今回の非公開については、島崎議員がブログで詳細に説明されているのが正確な状況だとわかりました。
つまり、議案でも請願でもなく、所管事務調査事項として本会議場で議決を得てもいないので、扱うことがルール上できない、ということなのだそうです。
そういう意味では私自身がわかっていなかった面もあり、言葉足らずをお詫びしたいと思います。
ただ、協議会(正式な開会とはせず、たいていは議事録をとらない)であっても、特別な事情を除いては全て傍聴を認めている議会もありますので、今後そのような方向へどうしたら変えていけるのか、私自身も勉強したいと思っています。


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追記です。
りんごっこ保育園の再認可申請に関して、明日(9日)の市議会厚生委員会で「意見書」に対する意見のとりまとめが行われる件でお知らせです。
先ほど当該委員に確認したところ、正式な開会中には行わず、別の請願審議などが終わったら、閉会を宣言し、傍聴者に退出してもらってから扱うのだそうです。
やり取りが議事録にも残りませんので、公開中に、というのが私の本意ですが、既にそう決めたのだそうで、どうにもなりません。

したがって、
傍聴にいらっしゃってもこの件については傍聴していただくことができません。 
予定されていた方には大変申し訳ありません。
2008/09/08(Mon) 13:34 | URL  | 佐藤まさたか #-[ 編集]
「閉ざされた」感じがします
佐藤さん、こんにちは。

委員会の議事をスムーズに進めるためには致し方無いことかもしれませんが、大事なことを決める場面でどの市議さんがどのような発言をしたかというのは、次の市議選の時に非常に参考になるので、議事録にさえ残らないというのは非常に残念です。

適切な審議が行われることを、願ってやみません。
2008/09/08(Mon) 23:09 | URL  | 鋼牙 #zBj4FLAQ[ 編集]
Re:「閉ざされた」感じがします
鋼牙さん コメントありがとうございました。
お返事が遅くなってすみません。

今回の非公開については、島崎議員がブログで詳細に説明されているのが正確な状況だとわかりました。
つまり、議案でも請願でもなく、所管事務調査事項として本会議場で議決を得てもいないので、扱うことがルール上できない、ということなのだそうです。
そういう意味では私自身がわかっていなかった面もあり、言葉足らずをお詫びしたいと思います。
ただ、協議会(正式な開会とはせず、たいていは議事録をとらない)であっても、特別な事情を除いては全て傍聴を認めている議会もありますので、今後そのような方向へどうしたら変えていけるのか、私自身も勉強したいと思っています。
2008/09/14(Sun) 21:39 | URL  | 佐藤まさたか #-[ 編集]
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 東村山市において矢野穂積市議会議員が関与している「りんごっこ保育園」について以前に紹介した荒井禎雄氏も触れていたが、東村山市議会議員である佐藤まさたか氏の「なんとかしようよ!東村山2」の「りんごっこ保育園 国庫補助金未返還問題」において詳しく述べられ...
2008/09/08(Mon) 20:40:25 |  凪論
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