無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

4日の一般質問のもう一つのテーマは「指定管理者制度導入の到達点と課題について問う」でした。
これはもちろん、8月初旬に突如持ち上がった市立第八保育園の指定管理者選定に関する一連の問題がきっかけでしたが、質問に向けて調べれば調べるほど、考えれば考えるほど、今回の選定に着手する前にやらなければならないことを怠っていた市役所と私たち議会の責任がいかに重いかということを感じていました。
そして、8月29日の市長所信表明、9月1日の代表質問、2日からの一般質問でも再三再四取り上げられた際に繰り返された「制度スタートしてからの3年間、説明が足りず、保護者の間の理解が成熟に至らなかった」という答弁が、どうにも一面的で不十分なものだと感じていたので、私は次のように語って質問に入りました。


渡部市長も今井次長も議場全体も、まだこの問題をやるのか、というところかもしれません。
私なりに、平成16年10月から今春までの指定管理者制度検討会の資料全てに目を通し、報道を検証し、関係者ともいずれの立場の方とも直接話をし、開示請求によって入手した関係資料にも全て目を通し、今議会における初日からの質疑を拝聴してきました。
その上で、問題は「誰に」ではなく、「どこに」あるのかとして整理すべきであり、何が不足していたのか、今後どうすればよいのか、という視点で伺ってまいります。

1.3年前の指定管理者制度導入時から現在までの経過について

①同制度についての議論がどう重ねられ、進められてきたのか。概略を改めて説明願いたい。また、その中で明らかになった課題と、これまでの到達点。現在も残る課題をお示し願いたい。 

②3年前の導入時と、昨秋の西口公益施設の選定時における成果と課題を、それぞれどのようにとらえているのか。西口公益施設管理者選定時に特に配慮した点はあるのか。

③指定管理者制度を進めるにあたって、特に重要な要素、仕組みはなにか。


2.選定委員会と管理者に対する評価のあり方について

①指定管理者制度において、選定委員会は、透明性、公正性を担保するための生命線とも言える組織である。そのあり方について、庁内ではどのような議論が重ねられて来たのか。選定委員会設置要領(仮称)まで検討されながら日の目を見ていないのはなぜか。

②3年前の導入時、西口公益施設選定時、今回の第八保育園選定時において、選定委員会はそれぞれどのような議論と手続きを経て、どのようなメンバー構成で設置をされたのか。

③管理者に対する評価が極めて重要であることもまた、指定管理者制度検討委員会において再三議論がされてきたのではないか。評価のあり方、進め方についての議論と現状について説明願いたい。


3.第八保育園指定管理者選定問題と指定管理者制度の今後について

①今般の問題について、経過と現在の状況を説明願いたい。 

②混乱の原因はどこにあったと考えているのか?また今回の問題について今後どう対処するのか、あわせて市長に伺う。 

③第八保育園の今後の取扱いはどのように考えているのか。条例上は5年と定めている期間について、評価システムについて、連絡調整会議の要否について等、現状での考え方、スケジュールをお示し願いたい。

④西口公益施設の議論・管理者選定以後、指定管理者制度全般についてはどのように議論され、施策が進められようとしているのか。今後のスケジュールも含めて説明願いたい。たとえば、次の施設については、制度導入について俎上にあがってきているのか、検討予定はあるのか。行革審等において議論の予定はあるか。
・公民館
・図書館
・スポーツセンター
・運動公園
・その他体育施設
・歴史館
・市民センター
・工場アパート
・縄文体験館
・子育て総合支援センター

⑤制度を進める上でのルールが明文化されていない現状をどう考えるのか?通則条例をはじめとする明文化、共有化を急ぐべきではないか。

⑥第八保育園の完全民営化や公設公営保育園7園についての民営化を検討しているのか。現段階での市長の考え方を伺っておきたい。


答弁については基本的な事項や経過を含めてかなり長いものが多く、とても書き留めることはできませんでした。
しかし、指定管理者制度を導入してから3年。議論が積み上げられてかなり整理されてきた経過がある一方で、「制度導入目的の明確化」「選定過程の透明性・公正性」「モニタリング・評価のあり方」「リスクの管理」等が課題として積み残されてきたことが答弁ではっきりしました。
また、制度スタート直後からきっちり作っておかなければならなかったのに行政も議会もそれを怠ってたことにより、公正・公平という点で「つくり」が不十分であり、不信を持たれる余地があったことを改めて感じました。そこで、「肝心要」だと私が考えていた点について、以下のように再質問をしました。


【再質問】

Q.西口公益施設の時には、新たな施設の管理者を選ぶものだったが、今回は既設の保育園に対するものであり、継続性が重要な要素の一つであることはこの間の議論でも明らか。それはアドバンテージとしてどう評価項目の中で位置づけられたのか?
A.特段の位置づけはないが、書類やプレゼンの中で適切に評価されたと考えている。

Q.3年前に評価機関をすぐにつくらなければならなかったのに無いままで来た。選定委員会と評価機関がゴチャゴチャになっているような今回のあり方はやはりまずかったのではないか。今後どうしていくのか?
A.指摘の点はあると思う。できるだけ早い段階で整理していきたい。

Q.書類を見る限り、今回の選定委員会を設置するための要領が作られた際、決裁は部長止まりであり、結果として部内で決め、部内の職員だけが委員となった経過がある。
選定委員会は本制度の生命線である以上、今後は市長決裁とし、他の理事者、部長も関われるようルールを見直すべきではないか。
A.現行のルールではそれで問題がないのだが、指摘の点を踏まえて整理する必要もあると思う。
 


今回の問題については様々な原因が語られています。
そのどれもが間違っているとは言いません。
冷静に調べれば調べるほど、謙虚に知れば知るほど、実に多くの要素が絡まりあっていると私は感じています。
議会の一員としての私自身も含め、少なくとも関係する立場にあると自覚している者は、事実経過を正確にとらえているのか、自分自身には何にも問題が無かったのか、伝聞に引きずられてはいないか、いつの間にか尊大になっていなかったか…等々、自問自答するところから始めるべきだと思っています。

同じテーブルについて互いに学び、互いによくしていこうという姿勢があれば、何とかなっていきます。
違いを乗り越えてともに力を尽くすという意思を確認しあえる関係が大事なはずです。

敢えて言います。いつまでもこんなことをやっている場合ではありません。
私は、今後に向けてどうするのか、どうできるのかということに力を尽くしたいと思っています。
スポンサーサイト


追記を閉じる▲


渡部市長も今井次長も議場全体も、まだこの問題をやるのか、というところかもしれません。
私なりに、平成16年10月から今春までの指定管理者制度検討会の資料全てに目を通し、報道を検証し、関係者ともいずれの立場の方とも直接話をし、開示請求によって入手した関係資料にも全て目を通し、今議会における初日からの質疑を拝聴してきました。
その上で、問題は「誰に」ではなく、「どこに」あるのかとして整理すべきであり、何が不足していたのか、今後どうすればよいのか、という視点で伺ってまいります。

1.3年前の指定管理者制度導入時から現在までの経過について

①同制度についての議論がどう重ねられ、進められてきたのか。概略を改めて説明願いたい。また、その中で明らかになった課題と、これまでの到達点。現在も残る課題をお示し願いたい。 

②3年前の導入時と、昨秋の西口公益施設の選定時における成果と課題を、それぞれどのようにとらえているのか。西口公益施設管理者選定時に特に配慮した点はあるのか。

③指定管理者制度を進めるにあたって、特に重要な要素、仕組みはなにか。


2.選定委員会と管理者に対する評価のあり方について

①指定管理者制度において、選定委員会は、透明性、公正性を担保するための生命線とも言える組織である。そのあり方について、庁内ではどのような議論が重ねられて来たのか。選定委員会設置要領(仮称)まで検討されながら日の目を見ていないのはなぜか。

②3年前の導入時、西口公益施設選定時、今回の第八保育園選定時において、選定委員会はそれぞれどのような議論と手続きを経て、どのようなメンバー構成で設置をされたのか。

③管理者に対する評価が極めて重要であることもまた、指定管理者制度検討委員会において再三議論がされてきたのではないか。評価のあり方、進め方についての議論と現状について説明願いたい。


3.第八保育園指定管理者選定問題と指定管理者制度の今後について

①今般の問題について、経過と現在の状況を説明願いたい。 

②混乱の原因はどこにあったと考えているのか?また今回の問題について今後どう対処するのか、あわせて市長に伺う。 

③第八保育園の今後の取扱いはどのように考えているのか。条例上は5年と定めている期間について、評価システムについて、連絡調整会議の要否について等、現状での考え方、スケジュールをお示し願いたい。

④西口公益施設の議論・管理者選定以後、指定管理者制度全般についてはどのように議論され、施策が進められようとしているのか。今後のスケジュールも含めて説明願いたい。たとえば、次の施設については、制度導入について俎上にあがってきているのか、検討予定はあるのか。行革審等において議論の予定はあるか。
・公民館
・図書館
・スポーツセンター
・運動公園
・その他体育施設
・歴史館
・市民センター
・工場アパート
・縄文体験館
・子育て総合支援センター

⑤制度を進める上でのルールが明文化されていない現状をどう考えるのか?通則条例をはじめとする明文化、共有化を急ぐべきではないか。

⑥第八保育園の完全民営化や公設公営保育園7園についての民営化を検討しているのか。現段階での市長の考え方を伺っておきたい。


答弁については基本的な事項や経過を含めてかなり長いものが多く、とても書き留めることはできませんでした。
しかし、指定管理者制度を導入してから3年。議論が積み上げられてかなり整理されてきた経過がある一方で、「制度導入目的の明確化」「選定過程の透明性・公正性」「モニタリング・評価のあり方」「リスクの管理」等が課題として積み残されてきたことが答弁ではっきりしました。
また、制度スタート直後からきっちり作っておかなければならなかったのに行政も議会もそれを怠ってたことにより、公正・公平という点で「つくり」が不十分であり、不信を持たれる余地があったことを改めて感じました。そこで、「肝心要」だと私が考えていた点について、以下のように再質問をしました。


【再質問】

Q.西口公益施設の時には、新たな施設の管理者を選ぶものだったが、今回は既設の保育園に対するものであり、継続性が重要な要素の一つであることはこの間の議論でも明らか。それはアドバンテージとしてどう評価項目の中で位置づけられたのか?
A.特段の位置づけはないが、書類やプレゼンの中で適切に評価されたと考えている。

Q.3年前に評価機関をすぐにつくらなければならなかったのに無いままで来た。選定委員会と評価機関がゴチャゴチャになっているような今回のあり方はやはりまずかったのではないか。今後どうしていくのか?
A.指摘の点はあると思う。できるだけ早い段階で整理していきたい。

Q.書類を見る限り、今回の選定委員会を設置するための要領が作られた際、決裁は部長止まりであり、結果として部内で決め、部内の職員だけが委員となった経過がある。
選定委員会は本制度の生命線である以上、今後は市長決裁とし、他の理事者、部長も関われるようルールを見直すべきではないか。
A.現行のルールではそれで問題がないのだが、指摘の点を踏まえて整理する必要もあると思う。
 


今回の問題については様々な原因が語られています。
そのどれもが間違っているとは言いません。
冷静に調べれば調べるほど、謙虚に知れば知るほど、実に多くの要素が絡まりあっていると私は感じています。
議会の一員としての私自身も含め、少なくとも関係する立場にあると自覚している者は、事実経過を正確にとらえているのか、自分自身には何にも問題が無かったのか、伝聞に引きずられてはいないか、いつの間にか尊大になっていなかったか…等々、自問自答するところから始めるべきだと思っています。

同じテーブルについて互いに学び、互いによくしていこうという姿勢があれば、何とかなっていきます。
違いを乗り越えてともに力を尽くすという意思を確認しあえる関係が大事なはずです。

敢えて言います。いつまでもこんなことをやっている場合ではありません。
私は、今後に向けてどうするのか、どうできるのかということに力を尽くしたいと思っています。
スポンサーサイト

【2008/09/08 23:41】 | 議会報告
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。