無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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私も含めて第八保育園問題に関する質問が続いた9月議会前半戦ですが、昨日、傍聴をしていた知人から一本の電話が入りました。

「指定管理者制度によって一定の指定期間を定めることで、緊張感を持った運営が期待できる」とか何度も答弁してたよね。
指定期間の5年が経ったらすげ替えられるかもしれないという不安を抱えながら仕事をしてもらうことが、保育園という場として本当にいいことなのかなぁ?
そういう要素を全部否定するつもりはないけれど、じゃあ市役所の人たちに声を大にして私は言いたいよ。
「あなたたちも5年ごとにクビを切られるかもしれないという緊張感を持って仕事してますか?」って。
絶対に、どんな仕事ぶりでも定年までクビにならない立場の者が何度も言うのを聞いて、どこかおかしいんじゃないかと思って聞いてたんだよね。

それから、「民間だったら低いコストで高いサービスが…」と平気で繰り返す感覚もおかしいんじゃない?
市役所は高いコストだという前提がまずおかしいし、それでもまだ高いサービスならいいよ。一生懸命に頑張っている職員の人だっていること知ってるよ。
だけど、高いコストでホントに低いサービスしか提供できていない正職員だって何人もいるでしょ?おかしいよ、あの言い方は。民間なら安くてもいいっていうこと?で、役所以上に働けって?変でしょ、やっぱり。

議員にも言いたいことはたくさんあるけど、でも4年ごとに試験があって、どうなるかわからないっていう緊張感は持ってるもんね(笑)

今回の本筋じゃないのかもしれないけどさ、役所の常識みたいに言っていることこそ、きちっと切り込んでほしいよ。



難しい言葉など一つもありませんが、事の本質を見事に突いていると感じました。

指定管理者制度の導入とは、本当はどういうことなのか。

市役所職員の担うべき役割、仕事の質、レベルを根底から見直し、ブラッシュアップすることなしに、ただコスト削減のツールとして導入を図った東村山市。
行革とはなにか、ということでもあるこの問題。
今からでもその論議をきちっとやらなければならないと思うのです。


17年9月議会に初めて制度導入のための議案がかかった時の議事録を改めて読み返してみました。

初日、4つの施設について全てまとめて政策総務委員会に付託するという提案に対して、私を含む複数の議員は「議論を掘り下げることを妨げるもの」として異議を唱え動議を出しました。しかし賛成少数で否決され、9月15日の政策総務委員会で審議されました。

結果、当該委員会に所属しない私は、最終日の委員長報告に対して質疑をし、討論を述べることしかできませんでしたが、当時私は次のように委員長に聞いています。


Q.本議案を提出する際に、現在管理をしている運営者がありますが、いつからどのように説明を行ってきたのか。また、理解を得て進めてきたと言えるのか、審査がどうされたかお聞かせください。

次に、この指定管理制度を導入するに当たって、初めてですので、庁内での議論がいつからどのように行われてきたのか。また、所管においての理解は十分に進んでいると言えるのかという点で、庁内論議についてどのような審査がされたか、お聞かせください。

また、指定管理者制度を導入するということは、役所としてのあり方、公務員そのものが、根本から問われることだという認識が、庁内で共有されるべきだと思いますけれども、職員の意識という点でどのような話があったのか、お聞かせいただきたいと思います。


これに対して当時の政策総務委員長(山川昌子議員)は次のように答えています。

A.現在管理をしているところに対して説明を行ってきたか、このようなことでございましたが、個々具体的にはありませんで、福祉センターに2回ほど話を持っていっておりますということが全体の話の中に出ましたので、この件だけ報告させていただきます。

それから、内での議論、市役所としてのあり方、そのようなことに関しては質疑がありませんでしたので、審査されませんでした。
職員の意識改革というような点も質疑がありませんでしたので、審査はされませんでした。


私はこれを受けて、第八保育園への指定管理者制度導入に反対する次のような討論をしました。

第1に、制度導入についての庁内論議が不十分であること。保育園を本制度に移行することについて、特に公募にするということについて、法の趣旨、先行自治体の事例等をどのように検討し、結論に至ったのでしょうか。
保育の質をどのように担保、向上させていくのか、市としての理念が相変わらず見えません。
そこが明確でないと、我が市には全国最低水準の認可園があるのですから、大変危ういと言わざるを得ません。
所管の職員一人一人は十分に理解をしていると、胸を張って言えるのでしょうか。腰を据えた論議を早急に行っていただきたいと要望いたします。


さらに、有料駐輪場への導入議案に絡め、次のように申し述べました。

この制度を当市において初めて導入するに当たって、議案提出までの経過、政策決定プロセスにおける説明責任の欠如ということについて、一言申し上げたいと思います。

指定管理者制度を頭から否定するものではありません。それだけに、質疑通告させていただいたように、各所管委員会において十分な審査を行うべきであったことは明らかであります。

この導入は、公とは何か、役所とは何か、市の職員とは何かが根本から問われるということのはずです。通則的な条例を、まず十分な論議をもって提案いただくべきだったと考えます。
また、もし議会側の提案でこのような経過をたどったとすれば、さらに問題は深刻と言うしかありません。中身の精査を行わないこと自体、議会として自殺行為であると私は考えます。
今回の議案の提案の仕方について一言申し上げて、終わりにいたします。


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17年9月議会に初めて制度導入のための議案がかかった時の議事録を改めて読み返してみました。

初日、4つの施設について全てまとめて政策総務委員会に付託するという提案に対して、私を含む複数の議員は「議論を掘り下げることを妨げるもの」として異議を唱え動議を出しました。しかし賛成少数で否決され、9月15日の政策総務委員会で審議されました。

結果、当該委員会に所属しない私は、最終日の委員長報告に対して質疑をし、討論を述べることしかできませんでしたが、当時私は次のように委員長に聞いています。


Q.本議案を提出する際に、現在管理をしている運営者がありますが、いつからどのように説明を行ってきたのか。また、理解を得て進めてきたと言えるのか、審査がどうされたかお聞かせください。

次に、この指定管理制度を導入するに当たって、初めてですので、庁内での議論がいつからどのように行われてきたのか。また、所管においての理解は十分に進んでいると言えるのかという点で、庁内論議についてどのような審査がされたか、お聞かせください。

また、指定管理者制度を導入するということは、役所としてのあり方、公務員そのものが、根本から問われることだという認識が、庁内で共有されるべきだと思いますけれども、職員の意識という点でどのような話があったのか、お聞かせいただきたいと思います。


これに対して当時の政策総務委員長(山川昌子議員)は次のように答えています。

A.現在管理をしているところに対して説明を行ってきたか、このようなことでございましたが、個々具体的にはありませんで、福祉センターに2回ほど話を持っていっておりますということが全体の話の中に出ましたので、この件だけ報告させていただきます。

それから、内での議論、市役所としてのあり方、そのようなことに関しては質疑がありませんでしたので、審査されませんでした。
職員の意識改革というような点も質疑がありませんでしたので、審査はされませんでした。


私はこれを受けて、第八保育園への指定管理者制度導入に反対する次のような討論をしました。

第1に、制度導入についての庁内論議が不十分であること。保育園を本制度に移行することについて、特に公募にするということについて、法の趣旨、先行自治体の事例等をどのように検討し、結論に至ったのでしょうか。
保育の質をどのように担保、向上させていくのか、市としての理念が相変わらず見えません。
そこが明確でないと、我が市には全国最低水準の認可園があるのですから、大変危ういと言わざるを得ません。
所管の職員一人一人は十分に理解をしていると、胸を張って言えるのでしょうか。腰を据えた論議を早急に行っていただきたいと要望いたします。


さらに、有料駐輪場への導入議案に絡め、次のように申し述べました。

この制度を当市において初めて導入するに当たって、議案提出までの経過、政策決定プロセスにおける説明責任の欠如ということについて、一言申し上げたいと思います。

指定管理者制度を頭から否定するものではありません。それだけに、質疑通告させていただいたように、各所管委員会において十分な審査を行うべきであったことは明らかであります。

この導入は、公とは何か、役所とは何か、市の職員とは何かが根本から問われるということのはずです。通則的な条例を、まず十分な論議をもって提案いただくべきだったと考えます。
また、もし議会側の提案でこのような経過をたどったとすれば、さらに問題は深刻と言うしかありません。中身の精査を行わないこと自体、議会として自殺行為であると私は考えます。
今回の議案の提案の仕方について一言申し上げて、終わりにいたします。


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【2008/09/09 16:43】 | 変えなきゃ!市役所
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可決・否決・少数・多数
-
ちょっと引っかかることがあります。
議会制民主主義というのでしょうか?賛否両論ある場合、多数決で決定されますね。
全会一致での可決・否決ならいいのですが、たいがい割れます。
そして双方に意見や主張があります。否決されたほうの意見は議事録には残りますが、否決されたものとしてその後日の目を見ないこともあります。

また、何時までも平行線で長引かせないためなのか、多数の会派が「与党」として可決させやすくなっているようです(合っているかな?)
そして、与党は市長の提案に対してはすんなりと通るよう賛成するようなシガラミもあるでしょう。(これも合っているかな?)

佐藤議員は三年も前に現在起きた問題をまるで予言のように述べています。そして、そのほとんどがそのとおりになってしまいました。
三年前にこれだけの意見がありながら、そのほとんどが対策されていないのはなぜでしょう?
否決の意見は意味を持たないと聞く耳を捨てたのでしょうか?

たくさんの案件があり、大変ですが、ひとつの決定に至るまでには予想されるさまざまな方向からの問題点を想定し、議論を尽くして、その後も検証されることを願います。どんな案件も、それに関係し、時に人生を左右されることになる人がいるのです。

会派や多数・少数にかかわらず、議論が必要なことって意外とあると思います。

三年前とあまりに変わっていないので、ちょっと思いました。

No title
-
知人の方のコメント、すばらしいと思います。また、これは市民の結構な数の方が抱いている感情とも思います。

役所の職員の方の意識ですが、まさか現代において権限を持った「お上」のような上から目線の意識で仕事をされる方は少ないと思いますが、皆さん一度省みて頂いても良いかもしれません。

私は役所の方とは、行政のプロフェッショナルであり、市民に行政のサービスを行う「サービス業」であると思います。

市民の要望をよく理解し、出来るだけ安心に快適に生活できるように行政システムを活用させる「縁の下の力持ち」的な存在であるべきかと思います。

民間委託や指定管理の事業者に対する意識だって、
「行政はその事業のノウハウを知らないので、その道のプロにやっていただく」  のか、
「権限を任せるから損をしないようにやれ」
というのは極端ですが相当の意識の差があります。

お願いする意識であれば、おのずからその事業者がより快適に運営できるように、市民が快適に利用できるように、当事者からも市民からも意見を吸い上げ、検討するのではないでしょうか?

目黒区では区立保育園(公設公営)の一部を指定管理者制度による公設民営に変えたそうです。
その際の協議会では区の職員のほか対象園の保護者代表も委員に入れて導入を検討したようです。

そしてその経緯はすべて会話も含め会議録として記録され、HPにアップされています。
それを見ると保護者からも相当に細かいところまで、なぜ直営ではだめなのか?という原点まで質問し、熱く議論されています。

わが市ではそういった保護者参加の議論があったでしょうか?
導入に当たる会議に会議録はあるのでしょうか?
選定委員会に当たっては会議録がないと聞きます。資料や決定事項のみの公表ではそこでどのような説明や議論があったのか全く解りません。

議論もルールも不十分、そのうえ不透明では、あとで文句が出るのは仕方の無いことではないですか?

別に役所悪いというのではありません。関係するそれぞれに反省点があるはずです。
それを謙虚に持ち寄ればきっとすり合わせができるかと思います。

Re:可決・否決・少数・多数
佐藤まさたか
コメントありがとうございました。

>何時までも平行線で長引かせないためなのか、多数の会派が「与党」として可決させやすくなっているようです(合っているかな?)

はい、合っております。
全員が揃う本会議ではもちろん、各委員会においても、いつでも市長側の提案が通るよう構成されています。
このような流れはわが市に限ったことではないのですが、選挙結果が拮抗していたり、単純な与野党で動かない一人会派を多く抱える議会では「初めから可決が決まっている」ようなことはなく、それだけ真剣な議論がなされていると考えていいと思います。

>そして、与党は市長の提案に対してはすんなりと通るよう賛成するようなシガラミもあるでしょう。(これも合っているかな?)

はい、これも合ってます(苦笑)
しかし、いわゆる与党と言われる中にも、市長の提案にただただ手を挙げることが仕事だと思っている方もいれば、それでは議会の必要性がないという至極真っ当な考えをお持ちの方もいます。
そもそも、二元代表制である地方議会においては、与党も野党もないはずなんですけれどね…。

>佐藤議員は三年も前に現在起きた問題をまるで予言のように述べています。そして、そのほとんどがそのとおりになってしまいました。
三年前にこれだけの意見がありながら、そのほとんどが対策されていないのはなぜでしょう?
否決の意見は意味を持たないと聞く耳を捨てたのでしょうか?

改めて当時の議事録(17年9月&12月)を読み返してみて、心配していたことがそのまま現実になったな、と感じています。

>たくさんの案件があり、大変ですが、ひとつの決定に至るまでには予想されるさまざまな方向からの問題点を想定し、議論を尽くして、その後も検証されることを願います。どんな案件も、それに関係し、時に人生を左右されることになる人がいるのです。

おっしゃる通りだと思います。
私自身、懸念を指摘した3年前の議会直後から引き続き追い続けてこなければならなかったのに、それをしてきてなかったことを強く反省しています。
今議会最終日には、指定の議案が審議されることと思いますが、どうすれば今回のようなお粗末なことを繰り返さないで済むのかを考え、提案を含めて今回は徹底的に追いかけ続けます。

>会派や多数・少数にかかわらず、議論が必要なことって意外とあると思います。

ありがとうございます。これに尽きると考えています。
結論ありきのセレモニーだけなら議会は要りません。
議論する議会に変えることは、私たち今を生きる議員に課せられた最大の使命ではないかと思っています。

今後とも忌憚のないご意見をお待ちしております。次回はぜひハンドルネームでいただけたら幸いです。


Re:No title
佐藤まさたか
コメントありがとうございました。
全くもって同感の極みです。

>市民の要望をよく理解し、出来るだけ安心に快適に生活できるように行政システムを活用させる「縁の下の力持ち」的な存在であるべきかと思います。

ホントにそうですね。

>民間委託や指定管理の事業者に対する意識だって、「行政はその事業のノウハウを知らないので、その道のプロにやっていただく」のか、「権限を任せるから損をしないようにやれ」というのは極端ですが相当の意識の差があります。
お願いする意識であれば、おのずからその事業者がより快適に運営できるように、市民が快適に利用できるように、当事者からも市民からも意見を吸い上げ、検討するのではないでしょうか?

この視点、今回の場合も含めて、東村山市役所の場合は特に重要だと思います。
指定管理者でも民間委託でもいいのですが、役所の人間が自分達の仕事への問いかけ、問い直し無しに、「民間を使ってやってる」という意識が見え隠れすることが本当にイヤです。
なにが「低いコストで高いサービス」だ、と思いますね。

また、大切な仕事を日々してもらっていることに対する敬意というものがどこにあるのか?と感じることも多いです。
今回のケースでも、公立の保育園の運営を12年間つつがなく続けてきた相手に対する敬意や感謝という感覚がどれほどあったのでしょうか?
日々の中でなにがしかの問題があるのなら、表玄関からきちんと指摘して必要な改善をするよう話し合えばいいはずですが、今回は様々な思惑が絡み合い、この期に乗じて退場していただこうという意図が本当になかったのかどうか?甚だ疑問に感じています。

東村山市の管理職を見ていると、もっと強い意志、明確な意図を持ってやってくださいと思うことが少なくありません。
しかし、それはあくまでも市民の利益のためでなくてはならず、そのためには情報はオープンにし、政策決定過程をしっかり見せていくことが絶対条件となりますし、それをおろそかにすれば信頼を失うことは明らかです。
今回のことは、徹底的にその逆を行っているように私には見えます。
選定委員会の議事録、一切ないそうです。

>議論もルールも不十分、そのうえ不透明では、あとで文句が出るのは仕方の無いことではないですか?
別に役所悪いというのではありません。関係するそれぞれに反省点があるはずです。
それを謙虚に持ち寄ればきっとすり合わせができるかと思います。

今回、私自身もどれだけ落ち着いて事象をとらえ、謙虚に考えられるかが問われているとずっと感じています。
アンパイヤがプレイヤーになってしまってはダメですものね。

ぜひまた率直なご意見をいただけたらと思っています。
ぜひハンドルネームを添えていただけたら幸いです。


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この記事へのコメント
可決・否決・少数・多数
ちょっと引っかかることがあります。
議会制民主主義というのでしょうか?賛否両論ある場合、多数決で決定されますね。
全会一致での可決・否決ならいいのですが、たいがい割れます。
そして双方に意見や主張があります。否決されたほうの意見は議事録には残りますが、否決されたものとしてその後日の目を見ないこともあります。

また、何時までも平行線で長引かせないためなのか、多数の会派が「与党」として可決させやすくなっているようです(合っているかな?)
そして、与党は市長の提案に対してはすんなりと通るよう賛成するようなシガラミもあるでしょう。(これも合っているかな?)

佐藤議員は三年も前に現在起きた問題をまるで予言のように述べています。そして、そのほとんどがそのとおりになってしまいました。
三年前にこれだけの意見がありながら、そのほとんどが対策されていないのはなぜでしょう?
否決の意見は意味を持たないと聞く耳を捨てたのでしょうか?

たくさんの案件があり、大変ですが、ひとつの決定に至るまでには予想されるさまざまな方向からの問題点を想定し、議論を尽くして、その後も検証されることを願います。どんな案件も、それに関係し、時に人生を左右されることになる人がいるのです。

会派や多数・少数にかかわらず、議論が必要なことって意外とあると思います。

三年前とあまりに変わっていないので、ちょっと思いました。
2008/09/11(Thu) 21:18 | URL  |  #-[ 編集]
No title
知人の方のコメント、すばらしいと思います。また、これは市民の結構な数の方が抱いている感情とも思います。

役所の職員の方の意識ですが、まさか現代において権限を持った「お上」のような上から目線の意識で仕事をされる方は少ないと思いますが、皆さん一度省みて頂いても良いかもしれません。

私は役所の方とは、行政のプロフェッショナルであり、市民に行政のサービスを行う「サービス業」であると思います。

市民の要望をよく理解し、出来るだけ安心に快適に生活できるように行政システムを活用させる「縁の下の力持ち」的な存在であるべきかと思います。

民間委託や指定管理の事業者に対する意識だって、
「行政はその事業のノウハウを知らないので、その道のプロにやっていただく」  のか、
「権限を任せるから損をしないようにやれ」
というのは極端ですが相当の意識の差があります。

お願いする意識であれば、おのずからその事業者がより快適に運営できるように、市民が快適に利用できるように、当事者からも市民からも意見を吸い上げ、検討するのではないでしょうか?

目黒区では区立保育園(公設公営)の一部を指定管理者制度による公設民営に変えたそうです。
その際の協議会では区の職員のほか対象園の保護者代表も委員に入れて導入を検討したようです。

そしてその経緯はすべて会話も含め会議録として記録され、HPにアップされています。
それを見ると保護者からも相当に細かいところまで、なぜ直営ではだめなのか?という原点まで質問し、熱く議論されています。

わが市ではそういった保護者参加の議論があったでしょうか?
導入に当たる会議に会議録はあるのでしょうか?
選定委員会に当たっては会議録がないと聞きます。資料や決定事項のみの公表ではそこでどのような説明や議論があったのか全く解りません。

議論もルールも不十分、そのうえ不透明では、あとで文句が出るのは仕方の無いことではないですか?

別に役所悪いというのではありません。関係するそれぞれに反省点があるはずです。
それを謙虚に持ち寄ればきっとすり合わせができるかと思います。
2008/09/12(Fri) 13:04 | URL  |  #-[ 編集]
Re:可決・否決・少数・多数
コメントありがとうございました。

>何時までも平行線で長引かせないためなのか、多数の会派が「与党」として可決させやすくなっているようです(合っているかな?)

はい、合っております。
全員が揃う本会議ではもちろん、各委員会においても、いつでも市長側の提案が通るよう構成されています。
このような流れはわが市に限ったことではないのですが、選挙結果が拮抗していたり、単純な与野党で動かない一人会派を多く抱える議会では「初めから可決が決まっている」ようなことはなく、それだけ真剣な議論がなされていると考えていいと思います。

>そして、与党は市長の提案に対してはすんなりと通るよう賛成するようなシガラミもあるでしょう。(これも合っているかな?)

はい、これも合ってます(苦笑)
しかし、いわゆる与党と言われる中にも、市長の提案にただただ手を挙げることが仕事だと思っている方もいれば、それでは議会の必要性がないという至極真っ当な考えをお持ちの方もいます。
そもそも、二元代表制である地方議会においては、与党も野党もないはずなんですけれどね…。

>佐藤議員は三年も前に現在起きた問題をまるで予言のように述べています。そして、そのほとんどがそのとおりになってしまいました。
三年前にこれだけの意見がありながら、そのほとんどが対策されていないのはなぜでしょう?
否決の意見は意味を持たないと聞く耳を捨てたのでしょうか?

改めて当時の議事録(17年9月&12月)を読み返してみて、心配していたことがそのまま現実になったな、と感じています。

>たくさんの案件があり、大変ですが、ひとつの決定に至るまでには予想されるさまざまな方向からの問題点を想定し、議論を尽くして、その後も検証されることを願います。どんな案件も、それに関係し、時に人生を左右されることになる人がいるのです。

おっしゃる通りだと思います。
私自身、懸念を指摘した3年前の議会直後から引き続き追い続けてこなければならなかったのに、それをしてきてなかったことを強く反省しています。
今議会最終日には、指定の議案が審議されることと思いますが、どうすれば今回のようなお粗末なことを繰り返さないで済むのかを考え、提案を含めて今回は徹底的に追いかけ続けます。

>会派や多数・少数にかかわらず、議論が必要なことって意外とあると思います。

ありがとうございます。これに尽きると考えています。
結論ありきのセレモニーだけなら議会は要りません。
議論する議会に変えることは、私たち今を生きる議員に課せられた最大の使命ではないかと思っています。

今後とも忌憚のないご意見をお待ちしております。次回はぜひハンドルネームでいただけたら幸いです。
2008/09/14(Sun) 08:30 | URL  | 佐藤まさたか #-[ 編集]
Re:No title
コメントありがとうございました。
全くもって同感の極みです。

>市民の要望をよく理解し、出来るだけ安心に快適に生活できるように行政システムを活用させる「縁の下の力持ち」的な存在であるべきかと思います。

ホントにそうですね。

>民間委託や指定管理の事業者に対する意識だって、「行政はその事業のノウハウを知らないので、その道のプロにやっていただく」のか、「権限を任せるから損をしないようにやれ」というのは極端ですが相当の意識の差があります。
お願いする意識であれば、おのずからその事業者がより快適に運営できるように、市民が快適に利用できるように、当事者からも市民からも意見を吸い上げ、検討するのではないでしょうか?

この視点、今回の場合も含めて、東村山市役所の場合は特に重要だと思います。
指定管理者でも民間委託でもいいのですが、役所の人間が自分達の仕事への問いかけ、問い直し無しに、「民間を使ってやってる」という意識が見え隠れすることが本当にイヤです。
なにが「低いコストで高いサービス」だ、と思いますね。

また、大切な仕事を日々してもらっていることに対する敬意というものがどこにあるのか?と感じることも多いです。
今回のケースでも、公立の保育園の運営を12年間つつがなく続けてきた相手に対する敬意や感謝という感覚がどれほどあったのでしょうか?
日々の中でなにがしかの問題があるのなら、表玄関からきちんと指摘して必要な改善をするよう話し合えばいいはずですが、今回は様々な思惑が絡み合い、この期に乗じて退場していただこうという意図が本当になかったのかどうか?甚だ疑問に感じています。

東村山市の管理職を見ていると、もっと強い意志、明確な意図を持ってやってくださいと思うことが少なくありません。
しかし、それはあくまでも市民の利益のためでなくてはならず、そのためには情報はオープンにし、政策決定過程をしっかり見せていくことが絶対条件となりますし、それをおろそかにすれば信頼を失うことは明らかです。
今回のことは、徹底的にその逆を行っているように私には見えます。
選定委員会の議事録、一切ないそうです。

>議論もルールも不十分、そのうえ不透明では、あとで文句が出るのは仕方の無いことではないですか?
別に役所悪いというのではありません。関係するそれぞれに反省点があるはずです。
それを謙虚に持ち寄ればきっとすり合わせができるかと思います。

今回、私自身もどれだけ落ち着いて事象をとらえ、謙虚に考えられるかが問われているとずっと感じています。
アンパイヤがプレイヤーになってしまってはダメですものね。

ぜひまた率直なご意見をいただけたらと思っています。
ぜひハンドルネームを添えていただけたら幸いです。
2008/09/14(Sun) 08:52 | URL  | 佐藤まさたか #-[ 編集]
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