無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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昨日、4日間の決算特別委員会が全て終了しました。
19年度一般会計決算の認定に賛成をしたのは、自民・自治クラブ、公明党、民主・生活者ネットワークの3会派。反対を表明したのは、共産党、草の根市民クラブ、地元のチカラ(一人会派・薄井議員)と私(希望の空)でした。
私が決算認定に反対する理由を述べた「討論」を全文掲載します。

尚、国民健康保険、老人保健医療、介護保険、下水道、受託水道の5つの特別会計決算については、草の根だけが全て反対、他の会派は認定することに賛成をしました。


以下、「討論」全文です。

まず、初めてこの時期に決算審査が行われ、成果、課題が多く議論されたことを評価し、休日返上で準備を進められた関係各位に感謝申し上げます。これを来春の予算にどう活かせるのか、市長もわれわれ議会も大きく問われることになります。

その上で本日はあえて、19年度一般会計決算認定に反対する理由を申し述べます。

19年度一般会計について、昨春の予算委員会討論にあたり私は、「退任する市長が負の遺産を未来にわたり固定化する予算であり、容認できない」と述べました。決算審査を通じ、その認識は基本的に間違っていなかったと感じています。土木費、公債費が減額となったのは、関係工事の遅れで先延ばしになったものに過ぎず、今後の負担増は深刻な問題だと思います。
住民投票条例制定運動を通じて多くの市民が求めた西口再開発計画の精査も全く行われませんでした。

そして、強く申し上げたいことは、「緊張感の欠如」であります。

900名に及ぶ職員一人ひとりの皆さんが、本当にこの仕事ぶりでいいのか、市民サービス向上のために頑張っていると胸を張れるのか?その矛先は私自身へも当然向かうわけですが、自省、自戒という姿勢が全職員にあるのか、ということが大変気になっています。
全ての職員が、危機的状況を我がこととして正面から受け止め、共有しているのか?事務執行にあたって様々なことを自分の頭で考え、想定しながらあたっているのか?漫然と右から左へ仕事をしていないか?何か問題が起きても、いつも他人事で済ませてはいないのか?
19年度中に発生した公金着服問題は、まさに象徴的な現象であったと思いますし、19年度に入り、より深刻な状況を呈しているりんごっこ保育園問題も、元はといえば計画が持ち上がった当初の、所管の緊張感のなさが大きな原因だったと私は考えています。

市長は、900名近い職員集団の中で、たった一人、市民の一票一票で選ばれた存在です。ここは、しがらみや慣習を一度すべてリセットし、東村山市を根本から立て直すために、政治家としての明確なメッセージを発信することが必要なのではないかと感じます。その中味を判断するのは市民なのですから。

標準財政規模から見れば適正な職員規模は719名という数字が初めて出されました。今までだったらオモテには出なかった数字のように思います。もちろん、すぐにその数値が実現するわけはないでしょうし、大いに議論が必要でしょう。
しかし、719名で今まで以上の力を発揮するには、組織をどう作り直し、市の職員はどんな役割、仕事を果たすことに変えていくのか?誰や誰と頑張るのか?そこまで徹底的に考え抜いて一度シミュレートしていただきたい。
来年度の組織改編、職員給与の見直し等は、職員組合とばかり向き合うのではなく、市民の後押しが得られるよう、情報を適時適切に開示しながら進めることを提案いたします。役所の論理だけでは役所はもう変えられません。

一方、財政の厳しさは歴史的、構造的な要素が大きいことも確かであり、ないない尽くしの中で新市長を先頭に懸命に、中には体を壊しながらも日々の業務にあたってこられた皆さんがいらっしゃることには、敬意と感謝を申し上げたいと思っています。

変革の可能性を感じていないわけではないのです。開かれた議論を重ね、いい街に変えていきたい。そのことを申し上げ、討論といたします。
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以下、「討論」全文です。

まず、初めてこの時期に決算審査が行われ、成果、課題が多く議論されたことを評価し、休日返上で準備を進められた関係各位に感謝申し上げます。これを来春の予算にどう活かせるのか、市長もわれわれ議会も大きく問われることになります。

その上で本日はあえて、19年度一般会計決算認定に反対する理由を申し述べます。

19年度一般会計について、昨春の予算委員会討論にあたり私は、「退任する市長が負の遺産を未来にわたり固定化する予算であり、容認できない」と述べました。決算審査を通じ、その認識は基本的に間違っていなかったと感じています。土木費、公債費が減額となったのは、関係工事の遅れで先延ばしになったものに過ぎず、今後の負担増は深刻な問題だと思います。
住民投票条例制定運動を通じて多くの市民が求めた西口再開発計画の精査も全く行われませんでした。

そして、強く申し上げたいことは、「緊張感の欠如」であります。

900名に及ぶ職員一人ひとりの皆さんが、本当にこの仕事ぶりでいいのか、市民サービス向上のために頑張っていると胸を張れるのか?その矛先は私自身へも当然向かうわけですが、自省、自戒という姿勢が全職員にあるのか、ということが大変気になっています。
全ての職員が、危機的状況を我がこととして正面から受け止め、共有しているのか?事務執行にあたって様々なことを自分の頭で考え、想定しながらあたっているのか?漫然と右から左へ仕事をしていないか?何か問題が起きても、いつも他人事で済ませてはいないのか?
19年度中に発生した公金着服問題は、まさに象徴的な現象であったと思いますし、19年度に入り、より深刻な状況を呈しているりんごっこ保育園問題も、元はといえば計画が持ち上がった当初の、所管の緊張感のなさが大きな原因だったと私は考えています。

市長は、900名近い職員集団の中で、たった一人、市民の一票一票で選ばれた存在です。ここは、しがらみや慣習を一度すべてリセットし、東村山市を根本から立て直すために、政治家としての明確なメッセージを発信することが必要なのではないかと感じます。その中味を判断するのは市民なのですから。

標準財政規模から見れば適正な職員規模は719名という数字が初めて出されました。今までだったらオモテには出なかった数字のように思います。もちろん、すぐにその数値が実現するわけはないでしょうし、大いに議論が必要でしょう。
しかし、719名で今まで以上の力を発揮するには、組織をどう作り直し、市の職員はどんな役割、仕事を果たすことに変えていくのか?誰や誰と頑張るのか?そこまで徹底的に考え抜いて一度シミュレートしていただきたい。
来年度の組織改編、職員給与の見直し等は、職員組合とばかり向き合うのではなく、市民の後押しが得られるよう、情報を適時適切に開示しながら進めることを提案いたします。役所の論理だけでは役所はもう変えられません。

一方、財政の厳しさは歴史的、構造的な要素が大きいことも確かであり、ないない尽くしの中で新市長を先頭に懸命に、中には体を壊しながらも日々の業務にあたってこられた皆さんがいらっしゃることには、敬意と感謝を申し上げたいと思っています。

変革の可能性を感じていないわけではないのです。開かれた議論を重ね、いい街に変えていきたい。そのことを申し上げ、討論といたします。
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【2008/09/20 10:28】 | 議会報告
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