無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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8月29日からちょうど1か月。
季節は真夏から一足飛びに晩秋へと移り変わってしまったかのようですが、会期32日間の9月議会が昨日閉会しました。

最終日の昨日は、3つ常任委員会と決算特別委員会の委員長報告に約1時間。
その後、議案第59号「市立第八保育園指定管理者の指定」の審議がお昼をはさんで3時前まで。そして議案第60号「一般会計補正予算第2号」審議(草の根以外の賛成多数で可決)、教育委員の人事議案(草の根以外の賛成多数で可決)、議員提出議案としての意見書採択(草の根はなぜか採決前に毎回退席するので、全会一致で可決。但し今回は21号のみ共産以外の賛成多数で可決)等と進み、6時少し前に全議事日程を終了しました。
今議会の審議結果一覧はコチラの「9月議会」分からご覧になってください。

閉会後、いつもの通り「議会報編集委員会」を短時間行いました。
今議会の様子をお伝えする次号は11月15日発行予定ですが、1面トップには「第八保育園指定管理者指定」を掲載すること等を決めて解散しました。 


第八保育園議案では、極めて簡単な提案説明が所管から行われた後、鈴木議員(自民・自治)がまず質疑に立ちました。

その最初に鈴木議員は、議案提案の仕方について苦言を呈しました。
薄井議員も事前に指摘をされていましたが、あれだけ大きな問題になっていた事柄であるにもかかわらず、22日の議案配布日には指定をする管理者名程度が書かれた1枚と、午後になって経過を示す簡単な1枚のペーパーのみ。いわゆるペラ1×2。
おそらく、鈴木議員、薄井議員や私だけでなく、他の議員からも「どうしてこの程度の説明資料なのか?」という質疑が事前に出されたからでしょう。その後に追加の資料が慌てて示されました。
しかし残念ながら&予想通り、その中身は、もっとも開示されるべき「選定の経過や結果」等に関するものは一切含まれておらず、管理者に指定する予定の法人がプレゼンに提出した資料の一部に過ぎませんでした。行政の責任において作成されたものではない、そんなものだけを出してくる感覚について問いただす質疑が複数の議員からなされ、「時間がなかった」旨の答弁があり謝罪もありました。しかし、緊張感がないのか、庁内に不満がくすぶっているからなのか…。
いずれにしても、今回に限ったことではありませんが、それが地方自治法の定め、通常のルールだ、などというレベルを早く脱却してほしいものだと思います。

細かい質疑についてはメモが取りきれなくてとてもお伝えできませんが、ほぼ全会派が、市の姿勢、対応、考え方についてそれぞれ厳しい質疑を重ねることとなりました。

その上で、賛成討論を福田議員(共産)と私が、反対討論を矢野議員(草)が述べた後、採決を行い、草の根以外の会派の賛成多数で、社会福祉法人ユーカリ福祉会を来年4月以降5年間の指定管理者として指定することが決まりました。

私も6分間の持ち時間すべてを使って質疑と討論を行いました。
そこで強調したのは、この間の説明で市が繰り返してきた「市と第八保育園による説明・周知が足りなかったことで、市民・利用者の理解が成熟しなかった」というのは間違っているのではないか、ということです。
3年前に初めて導入した制度について、私たち議員、そして第八保育園を所管する保健福祉部が、導入直後から当然しなければならかったことをしてこなかったことが、今回の混乱を招いた最大の原因があると考えています。

答弁からも、この3年の間、評価機関が存在しなかったことが確認されました。
そして、選定委員会の構成等を、所管だけの内部判断で進めたことがわかりました。
恣意的に流れやすく、透明性や公正性に疑問を持たれやすいというのが、指定管理者制度の大きな弱点です。そのことをしっかり理解していれば、いずれもそうはなっていなかったでしょうし、そうしてはいけなかったのです。

私は、所管と議会の怠慢であり、そのことを高い代償を払って学んだのだと受け止めています。

だからこそ、「今後」が問われます。

不透明な、説明責任に反するようなことが一点でもあったら、アウトです。
残念ながら所管の答弁は曖昧なものが多く、時間があればさらに問いただすべき点がたくさんありました。しかし市長の答弁からは、今回への反省と、今後の重みについて十分受け止めていると感じるものがありましたし、所管責任者として答弁に立った次長も、忸怩たる思いを持ちながらであったように感じました。

傍聴席には、今回の問題を本当に心配されていた保護者の方たちをはじめ、何人もの方たちが固唾を飲んで座っておられました。どうお感じになったのでしょう…。
 
誰や彼のせいにしている場合ではありません。
行政と議会が責任を持って、子どもと親が安心して通い続けられる保育園のため、反省に立って改善に汗をかくしかないのです。

そして一般質問の際にも述べましたが、同じテーブルに着こうという意思がある者同士は、違いを認め合い、乗り越え、力を合わせてやっていけるはずです。

それをせずに利用者が苦しみ続けている保育園に、今日も多くの親子が通わなければならない現実が一方であることを、市は本当にどうするつもりなのでしょうか?
今回の騒動で、その解決をまた先へ送った責任を痛感してほしいと思っています。

私自身は、改めて一から指定管理者制度について学び直そうと思っていますし、同時に、本来追いかけるべき問題の追及を続けていきます。


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第八保育園議案では、極めて簡単な提案説明が所管から行われた後、鈴木議員(自民・自治)がまず質疑に立ちました。

その最初に鈴木議員は、議案提案の仕方について苦言を呈しました。
薄井議員も事前に指摘をされていましたが、あれだけ大きな問題になっていた事柄であるにもかかわらず、22日の議案配布日には指定をする管理者名程度が書かれた1枚と、午後になって経過を示す簡単な1枚のペーパーのみ。いわゆるペラ1×2。
おそらく、鈴木議員、薄井議員や私だけでなく、他の議員からも「どうしてこの程度の説明資料なのか?」という質疑が事前に出されたからでしょう。その後に追加の資料が慌てて示されました。
しかし残念ながら&予想通り、その中身は、もっとも開示されるべき「選定の経過や結果」等に関するものは一切含まれておらず、管理者に指定する予定の法人がプレゼンに提出した資料の一部に過ぎませんでした。行政の責任において作成されたものではない、そんなものだけを出してくる感覚について問いただす質疑が複数の議員からなされ、「時間がなかった」旨の答弁があり謝罪もありました。しかし、緊張感がないのか、庁内に不満がくすぶっているからなのか…。
いずれにしても、今回に限ったことではありませんが、それが地方自治法の定め、通常のルールだ、などというレベルを早く脱却してほしいものだと思います。

細かい質疑についてはメモが取りきれなくてとてもお伝えできませんが、ほぼ全会派が、市の姿勢、対応、考え方についてそれぞれ厳しい質疑を重ねることとなりました。

その上で、賛成討論を福田議員(共産)と私が、反対討論を矢野議員(草)が述べた後、採決を行い、草の根以外の会派の賛成多数で、社会福祉法人ユーカリ福祉会を来年4月以降5年間の指定管理者として指定することが決まりました。

私も6分間の持ち時間すべてを使って質疑と討論を行いました。
そこで強調したのは、この間の説明で市が繰り返してきた「市と第八保育園による説明・周知が足りなかったことで、市民・利用者の理解が成熟しなかった」というのは間違っているのではないか、ということです。
3年前に初めて導入した制度について、私たち議員、そして第八保育園を所管する保健福祉部が、導入直後から当然しなければならかったことをしてこなかったことが、今回の混乱を招いた最大の原因があると考えています。

答弁からも、この3年の間、評価機関が存在しなかったことが確認されました。
そして、選定委員会の構成等を、所管だけの内部判断で進めたことがわかりました。
恣意的に流れやすく、透明性や公正性に疑問を持たれやすいというのが、指定管理者制度の大きな弱点です。そのことをしっかり理解していれば、いずれもそうはなっていなかったでしょうし、そうしてはいけなかったのです。

私は、所管と議会の怠慢であり、そのことを高い代償を払って学んだのだと受け止めています。

だからこそ、「今後」が問われます。

不透明な、説明責任に反するようなことが一点でもあったら、アウトです。
残念ながら所管の答弁は曖昧なものが多く、時間があればさらに問いただすべき点がたくさんありました。しかし市長の答弁からは、今回への反省と、今後の重みについて十分受け止めていると感じるものがありましたし、所管責任者として答弁に立った次長も、忸怩たる思いを持ちながらであったように感じました。

傍聴席には、今回の問題を本当に心配されていた保護者の方たちをはじめ、何人もの方たちが固唾を飲んで座っておられました。どうお感じになったのでしょう…。
 
誰や彼のせいにしている場合ではありません。
行政と議会が責任を持って、子どもと親が安心して通い続けられる保育園のため、反省に立って改善に汗をかくしかないのです。

そして一般質問の際にも述べましたが、同じテーブルに着こうという意思がある者同士は、違いを認め合い、乗り越え、力を合わせてやっていけるはずです。

それをせずに利用者が苦しみ続けている保育園に、今日も多くの親子が通わなければならない現実が一方であることを、市は本当にどうするつもりなのでしょうか?
今回の騒動で、その解決をまた先へ送った責任を痛感してほしいと思っています。

私自身は、改めて一から指定管理者制度について学び直そうと思っていますし、同時に、本来追いかけるべき問題の追及を続けていきます。


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【2008/09/30 23:26】 | 議会報告
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