無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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第2回 三多摩議会改革フォーラム(岩永多摩市議)

15日(水)午後、第2回三多摩議会改革フォーラム(会場:国分寺労政会館)がありました。
7月に開かれた第1回の様子はコチラコチラで。

今回のメインテーマは「議会は住民がみえているか 住民は議会がみえているか」。
選挙モードに入っていたり行事の多い時期ということもあったかもしれません。今回は多摩地区を中心に20名強の議員が集まりました。
第1部は西宮幸一さん(府中市議)岩永ひさかさん(多摩市議)による報告、第2部は3つに分かれての分科会、そして最後に主催者でもある多摩住民自治研究所理事長の池上洋通さんによる講演という構成で行いました。



昨春の選挙で初当選されたという西宮さんは、この1年の議員としての体験を踏まえ、「議会は討議の場ではなく、調整機関」であり、「市民との応答性は低い」と感じる一方、「議員によって議会に対する満足度に大差がある」ことを感じる、と。
ホントにそう。まさに日頃感じていることでした。どうしてこんな現状の議会のあり方で満足できているのだろう?市民は全然満足なんかしていないのに…。
うちの議会でも、多摩市議会のように市民アンケートを実現して、スタートラインから見つめなおしたいところです。

西宮さんはさらに、市議会議員とは何をどこまで決定・審査できるのか?どこまで市政のマネジメントに参画すべきなのか?議員は職業なのか?そうでないのか?どこまでプロフェッショナルなのか?個々の議員はどんな立場を代表しているのか?今の地方選挙制度はおかしくないか?と問題提起を続けます。
つまり、地域の代表という側面と、考え方・政党性という側面の中で、基礎自治体の議員は「自分はどういう形で誰を代表しているのか?」が極めて不明確なままであり、皆が同じ議論のテーブルについていることにはならないだろう、と。
視える議会をつくるためには、市民によるウォッチング活動や議会の中継、市民アンケート等により、議会への客観的な評価を実現することではないか、と西宮さん。
そのための当面の策として、議論のルールや透明性を確保する工夫を明らかにするため、議会基本条例の「制定作業」が大事になるであろうし、根本的には地方自治・地方議会制度の見直しが避けては通れないと思う、と締めくくらました。

環境関係のコンサルから地方政治の世界に飛び込まれたそうですが、的確な分析と大胆な提案に大いに学ばせていただきました。


多摩市議会「議会改革特別委員会」副委員長を務めていらっしゃる岩永ひさかさんは、前回の安藤委員長とは違う角度から多摩市議会の取り組みのポイントをお話しくださいました。

前回ふれられなかったツボは、「(いわゆる)与野党の拮抗関係があったことが、今回の動きの最大の要素であった」ということ。
多摩市議会では、市長提案を可決するためには、いわゆる野党に対して同意を得るための説明や働きかけが不可欠な微妙な議会構成になっていたので、「違いを認め合っていかないといけない」という風土があった、と。
つまり、議論する前から結論が決まっているか、議論をしなければわからないか、ということであり、議会が活性化していると言われる小金井市議会などでも同様のことが言えるかもしれません。

話題を集めた「出前委員会」は、賛否両論の中で市民アンケートを実施した結果、「議会が市民に全く知られていない」ことがわかり、「このままではいけない」「議会を知ってもらうためには市民の下へ足を運ばないといけない」という思いで多くの議員が結束できたからとのこと。
3日間で250名以上の参加があった「出前委員会」ですが、岩永さんは「これを市民との対話というのはおこがましい」と続けます。
「まだまだほとんどの人は関心がない。私たちがこういう活動を通してたたかうのは、市民の政治に対する無関心です」と。
また、議会基本条例をつくるために議会改革をするというのは本来おかしい。なすべき改革を重ねた上で、それが自分達の議会基本条例になるというのが本来の筋道だと思う、と締めくくられました。


いや~それにしても…こういう学習の機会で外に出ると、本当に刺激を受けますし、自分の勉強不足ぶりを痛感します…。
分科会「議員の仕事と報酬、政務調査費を考える」の様子は改めて報告します。

岩永さんとは、11月22日にまちだ中央公民館の講座「知って得する!あなたのための議会と議員の使いこなし術~市民必携@議会のトリセツ(取扱説明書)~」の第5回でご一緒する予定です。こちらも私にとっては大きな勉強のチャンスになりそうです。
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昨春の選挙で初当選されたという西宮さんは、この1年の議員としての体験を踏まえ、「議会は討議の場ではなく、調整機関」であり、「市民との応答性は低い」と感じる一方、「議員によって議会に対する満足度に大差がある」ことを感じる、と。
ホントにそう。まさに日頃感じていることでした。どうしてこんな現状の議会のあり方で満足できているのだろう?市民は全然満足なんかしていないのに…。
うちの議会でも、多摩市議会のように市民アンケートを実現して、スタートラインから見つめなおしたいところです。

西宮さんはさらに、市議会議員とは何をどこまで決定・審査できるのか?どこまで市政のマネジメントに参画すべきなのか?議員は職業なのか?そうでないのか?どこまでプロフェッショナルなのか?個々の議員はどんな立場を代表しているのか?今の地方選挙制度はおかしくないか?と問題提起を続けます。
つまり、地域の代表という側面と、考え方・政党性という側面の中で、基礎自治体の議員は「自分はどういう形で誰を代表しているのか?」が極めて不明確なままであり、皆が同じ議論のテーブルについていることにはならないだろう、と。
視える議会をつくるためには、市民によるウォッチング活動や議会の中継、市民アンケート等により、議会への客観的な評価を実現することではないか、と西宮さん。
そのための当面の策として、議論のルールや透明性を確保する工夫を明らかにするため、議会基本条例の「制定作業」が大事になるであろうし、根本的には地方自治・地方議会制度の見直しが避けては通れないと思う、と締めくくらました。

環境関係のコンサルから地方政治の世界に飛び込まれたそうですが、的確な分析と大胆な提案に大いに学ばせていただきました。


多摩市議会「議会改革特別委員会」副委員長を務めていらっしゃる岩永ひさかさんは、前回の安藤委員長とは違う角度から多摩市議会の取り組みのポイントをお話しくださいました。

前回ふれられなかったツボは、「(いわゆる)与野党の拮抗関係があったことが、今回の動きの最大の要素であった」ということ。
多摩市議会では、市長提案を可決するためには、いわゆる野党に対して同意を得るための説明や働きかけが不可欠な微妙な議会構成になっていたので、「違いを認め合っていかないといけない」という風土があった、と。
つまり、議論する前から結論が決まっているか、議論をしなければわからないか、ということであり、議会が活性化していると言われる小金井市議会などでも同様のことが言えるかもしれません。

話題を集めた「出前委員会」は、賛否両論の中で市民アンケートを実施した結果、「議会が市民に全く知られていない」ことがわかり、「このままではいけない」「議会を知ってもらうためには市民の下へ足を運ばないといけない」という思いで多くの議員が結束できたからとのこと。
3日間で250名以上の参加があった「出前委員会」ですが、岩永さんは「これを市民との対話というのはおこがましい」と続けます。
「まだまだほとんどの人は関心がない。私たちがこういう活動を通してたたかうのは、市民の政治に対する無関心です」と。
また、議会基本条例をつくるために議会改革をするというのは本来おかしい。なすべき改革を重ねた上で、それが自分達の議会基本条例になるというのが本来の筋道だと思う、と締めくくられました。


いや~それにしても…こういう学習の機会で外に出ると、本当に刺激を受けますし、自分の勉強不足ぶりを痛感します…。
分科会「議員の仕事と報酬、政務調査費を考える」の様子は改めて報告します。

岩永さんとは、11月22日にまちだ中央公民館の講座「知って得する!あなたのための議会と議員の使いこなし術~市民必携@議会のトリセツ(取扱説明書)~」の第5回でご一緒する予定です。こちらも私にとっては大きな勉強のチャンスになりそうです。
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【2008/10/19 07:50】 | 変えよう!議会
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