無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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市ホームページ今月15日更新分として、「まちづくり交付金事業(東村山駅西口地区)」事後評価原案の公表及びご意見の募集」という広報が行われています。
これを見てどれだけの方が関心を持ってくださるのか、アクセスしてくださるのか、そしてご意見をくださるのでしょうか…。
甚だもって疑問ではありますが、「市民参画」が謳われているこの時代、「行政が勝手にやっている」という印象をもたれてはまずいという前提にはなってきているので、こういう形で「市民に問いかけましたよ」とするわけです。

資料を見ても役所言葉のオンパレードで、大変わかりづらい投げかけではあるのですが、ぜひ少しでも意見していただきたいと思うのです。

まず前提として、市は「まちづくり交付金」について、このように説明をしています



そして一番肝心な「いくら税金が使われているのか」については、説明のトップページを見てもわかりません。

ここを見ても、何がどういうことなのかわかる方はほとんどいらっしゃらないと思います。

総額は、29億3,900万円です。
うち、まちづくり交付金として国が負担する分が4/10(全体の4割)の11億7,500万円、市の負担分は残りの6割にあたる17億6,400万円ということになります。

そしてこの交付金(税金)によって整備する中身は、まず、西口周辺の5本の道路に8億9,100万円
内訳は、都市計画道路(現在は、田中お茶屋と関田スポーツの間にある、杭が打ってある立ち入れない空間)の整備に2億4,600万円。予定される道路の長さは、60m。
区画道路1号(都道沿いの旧四つ目寿司角から、駅前広場から西に伸びる都市計画道路(上記60m)の突き当たり部分)の整備(長さ90m)に2億6,700万円。
区画道路3号(100mビル脇の道路を拡幅する)の整備に1億3,900万円(長さ130m)。
区画道路4号(その先のカーブ部分)の整備に1億5,500万円(長さは75m)。
そして区画道路5号(カーブの先からにミニストップ角まで)に,8400万円(長さ115m)です。

どうしてほんの短い道路をこんな風にコマ切れにして数えるのがはずっと疑問ですが、行政的には意味があるのでしょう。

また、地下駐輪場(資料の一覧表では「公共駐輪場」となっています)には7億4,700万円

地域生活基盤整備事業に2,900万円。これは区画道路3号と4号の間あたりの三角地を「ポケットパーク(ミニ緑地)」として整備するためのもの。

そして、高質空間形成施設に1億3,00万円。なんだかとてつもなく堅苦しい名称ですが、これが何のことかと言えば…「電線類を地中化する」つまり「景観を損なう電柱を立てずに電線などを地下に埋設する」ためのお金のこと。
「ペデストリアンデッキ」という名の張り出し廊下部分や付属するエスカレーターもここで賄われていたように思います(今回の書類を見てもよくわからないので、確認してみます)

さらに、高次都市施設に6億500万円。さてこれは何のことでしょう?と、もはやクイズにでもしたくなります。
答えは、「賑わいの再生」のための「交流プラザ整備」と書類にはあります。
これでもいったい何のこっちゃかわかりゃしません…。
例の駅ビル2階半分と3階全部を税金(10億200万円)で買い取った「公益施設」の一部、とりわけ「産業関連」とか「コンベンションホール」という名の中宴会場がメインのはずです。

さらには「提案事業」というカテゴリーで「定住促進宅地整備(1,000万円)」と「健康プラザ整備(5億2,700万円)」が挙げられています。
「定住促進…」の方は、地権者の代替地として旧ゲートボール場を整備した関係のはずで、「健康プラザ…」は例のビル3階「健康増進施設」の費用です。

全て目を通してみて、行政によるこういう自画自賛で物事が進んでいくことを市民の皆さんはどうお考えになるのだろうか?と改めて思います。

「まちづくり交付金事業事後評価指標計測結果報告書」には、西口再開発事業の一環として29億3,900万円の「まちづくり交付金」を投じることによって、どんな効果が上がるのか、という推測が掲載されています。

公益施設の利用予測、評価の前提は、公民館やスポーツセンター利用者数であり、そこに通う方たちの声になっているようです。
しかし、ビル内公益施設の利用者予測数20万5,200人はまだしも、この施設ができることで「スポーツ・レクリエーション活動に対する市民満足度」が従前の15.8%から目標値とした20%をはるかに超えて、39.2%になる、という評価に至っては、どう正しいのか間違っているのか説明は難しいですが、「そりゃないでしょ」という感じが強くします。

かつて「西口再開発の費用便益値は3.95(投資の3.95倍の経済効果がある)もあるので、市財政の起爆剤になる」という前市長の発言にも見られたことですが、どこかの権威が決めた算定方法によってコンサルタント会社がはじき出した数字がこういう形でお墨付きを与えていくことの連続で、この事業は進んできました。

P.14とP.15には市民から聴取した意見の一部が掲載されています。
私には、市民の意見に前向きなものがあるようには見えませんが、「目標は最低100人としていたので、回収は達成できた」と市自ら評している回収結果を踏まえ、果たして最終的にどんな風に評価するのでしょうか?興味深いところです。


細かいことは横においても、こういう形で「市民の声は聞きました」と進んでいくことを考えると、一言でも二言でも率直な声をお寄せいただくことが大事ですので、どうか少しお時間を割いていただき、市HPから、または郵送や持参で「都市整備部再開発担当」までご意見をお寄せいただけたらと思います。
市役所にお立ち寄りの際には、1階にある情報コーナーにも書類一式とご意見受付のフォームが揃っていますので、よろしくお願いいたします。
ご意見の締切は、10月31日(金)となっています。 

ところで、「東村山市まちづくり交付金事業事後評価委員会」って、どんなメンバー構成でいつ作られたのでしょうか?初耳の組織なので、明日確認してみます。
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そして一番肝心な「いくら税金が使われているのか」については、説明のトップページを見てもわかりません。

ここを見ても、何がどういうことなのかわかる方はほとんどいらっしゃらないと思います。

総額は、29億3,900万円です。
うち、まちづくり交付金として国が負担する分が4/10(全体の4割)の11億7,500万円、市の負担分は残りの6割にあたる17億6,400万円ということになります。

そしてこの交付金(税金)によって整備する中身は、まず、西口周辺の5本の道路に8億9,100万円
内訳は、都市計画道路(現在は、田中お茶屋と関田スポーツの間にある、杭が打ってある立ち入れない空間)の整備に2億4,600万円。予定される道路の長さは、60m。
区画道路1号(都道沿いの旧四つ目寿司角から、駅前広場から西に伸びる都市計画道路(上記60m)の突き当たり部分)の整備(長さ90m)に2億6,700万円。
区画道路3号(100mビル脇の道路を拡幅する)の整備に1億3,900万円(長さ130m)。
区画道路4号(その先のカーブ部分)の整備に1億5,500万円(長さは75m)。
そして区画道路5号(カーブの先からにミニストップ角まで)に,8400万円(長さ115m)です。

どうしてほんの短い道路をこんな風にコマ切れにして数えるのがはずっと疑問ですが、行政的には意味があるのでしょう。

また、地下駐輪場(資料の一覧表では「公共駐輪場」となっています)には7億4,700万円

地域生活基盤整備事業に2,900万円。これは区画道路3号と4号の間あたりの三角地を「ポケットパーク(ミニ緑地)」として整備するためのもの。

そして、高質空間形成施設に1億3,00万円。なんだかとてつもなく堅苦しい名称ですが、これが何のことかと言えば…「電線類を地中化する」つまり「景観を損なう電柱を立てずに電線などを地下に埋設する」ためのお金のこと。
「ペデストリアンデッキ」という名の張り出し廊下部分や付属するエスカレーターもここで賄われていたように思います(今回の書類を見てもよくわからないので、確認してみます)

さらに、高次都市施設に6億500万円。さてこれは何のことでしょう?と、もはやクイズにでもしたくなります。
答えは、「賑わいの再生」のための「交流プラザ整備」と書類にはあります。
これでもいったい何のこっちゃかわかりゃしません…。
例の駅ビル2階半分と3階全部を税金(10億200万円)で買い取った「公益施設」の一部、とりわけ「産業関連」とか「コンベンションホール」という名の中宴会場がメインのはずです。

さらには「提案事業」というカテゴリーで「定住促進宅地整備(1,000万円)」と「健康プラザ整備(5億2,700万円)」が挙げられています。
「定住促進…」の方は、地権者の代替地として旧ゲートボール場を整備した関係のはずで、「健康プラザ…」は例のビル3階「健康増進施設」の費用です。

全て目を通してみて、行政によるこういう自画自賛で物事が進んでいくことを市民の皆さんはどうお考えになるのだろうか?と改めて思います。

「まちづくり交付金事業事後評価指標計測結果報告書」には、西口再開発事業の一環として29億3,900万円の「まちづくり交付金」を投じることによって、どんな効果が上がるのか、という推測が掲載されています。

公益施設の利用予測、評価の前提は、公民館やスポーツセンター利用者数であり、そこに通う方たちの声になっているようです。
しかし、ビル内公益施設の利用者予測数20万5,200人はまだしも、この施設ができることで「スポーツ・レクリエーション活動に対する市民満足度」が従前の15.8%から目標値とした20%をはるかに超えて、39.2%になる、という評価に至っては、どう正しいのか間違っているのか説明は難しいですが、「そりゃないでしょ」という感じが強くします。

かつて「西口再開発の費用便益値は3.95(投資の3.95倍の経済効果がある)もあるので、市財政の起爆剤になる」という前市長の発言にも見られたことですが、どこかの権威が決めた算定方法によってコンサルタント会社がはじき出した数字がこういう形でお墨付きを与えていくことの連続で、この事業は進んできました。

P.14とP.15には市民から聴取した意見の一部が掲載されています。
私には、市民の意見に前向きなものがあるようには見えませんが、「目標は最低100人としていたので、回収は達成できた」と市自ら評している回収結果を踏まえ、果たして最終的にどんな風に評価するのでしょうか?興味深いところです。


細かいことは横においても、こういう形で「市民の声は聞きました」と進んでいくことを考えると、一言でも二言でも率直な声をお寄せいただくことが大事ですので、どうか少しお時間を割いていただき、市HPから、または郵送や持参で「都市整備部再開発担当」までご意見をお寄せいただけたらと思います。
市役所にお立ち寄りの際には、1階にある情報コーナーにも書類一式とご意見受付のフォームが揃っていますので、よろしくお願いいたします。
ご意見の締切は、10月31日(金)となっています。 

ところで、「東村山市まちづくり交付金事業事後評価委員会」って、どんなメンバー構成でいつ作られたのでしょうか?初耳の組織なので、明日確認してみます。
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【2008/10/21 23:57】 | まちづくり・都市計画・防災
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No title
ksofuto2918
こんにちわ!
国交省の「都市再生整備計画作成の手引き」の「問題のあるスタンス」(P1)の通りに行っているのが東村山市なんですね。
アンケート、とても率直ですね。
でも、「聞き取り調査」で性別無記入が3/135。調査員から見て男女の判断ができないひとがたくさんいたのでしょうかね~~。
意見欄では、反対あるいは懐疑的な意見のオンパレードですよね。1:26かな?
東村山駅の平均降客数が「西武鉄道の乗降客数の半分」より多いのはなぜ?
東村山市への転入の人が電車利用ならこうなるんでしょうが(笑)




Re:ksofuto2918さんへ
佐藤まさたか
そうですね、私もブラックユーモアかと思いました。

どんな意見が出されても結論に変更はないでしょうが、意見を求めることは求めないよりいいと思いますので、お忙しいとは思いますが、ぜひご意見をお願いします。
寄せられた意見がどう扱われどう活かされるのか、それも後日公開してもらいたいものですね。

No title
ともぞう
はじめまして。東村山と久米川の駅前開発、無駄な公共事業の典型だと思いますね~。たとえば駐輪場なんかは海外にあるようなレンタサイクルモデルにして貸出料・広告収入を目指すとかROIやPR効果も考えて投資しないといけませんね。もっと考えて自治体運営していかないと、市民にあいそつかされて活気をもたらす若い人達がどんどん逃げていきますよ~。市民にあっと言わせるような知性ある自治体運営を期待します~

Re:ともぞうさんへ
佐藤まさたか
ともぞうさん はじめまして。コメントありがとうございました。反応遅くてすみません。

おっしゃる通りだと思います。

「駅前基盤整備が疲弊している地域経済の起爆剤になる」と力説して突っ込んだのが現在の計画です。
典型的なキャッチアップの発想で、議会でも前の市長とずいぶんやり合いましたが、「劣等感の裏返し」のような感覚をいつも受けていました。
ハコを造って残したいという欲ってそんなに捨てがたいものなのでしょうかね…。

市民の中にある新しい発想や感覚をどれだけ感じることができるのかが、役所も私たち議会もホントに問われていると思います。



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この記事へのコメント
No title
こんにちわ!
国交省の「都市再生整備計画作成の手引き」の「問題のあるスタンス」(P1)の通りに行っているのが東村山市なんですね。
アンケート、とても率直ですね。
でも、「聞き取り調査」で性別無記入が3/135。調査員から見て男女の判断ができないひとがたくさんいたのでしょうかね~~。
意見欄では、反対あるいは懐疑的な意見のオンパレードですよね。1:26かな?
東村山駅の平均降客数が「西武鉄道の乗降客数の半分」より多いのはなぜ?
東村山市への転入の人が電車利用ならこうなるんでしょうが(笑)


2008/10/25(Sat) 20:45 | URL  | ksofuto2918 #-[ 編集]
Re:ksofuto2918さんへ
そうですね、私もブラックユーモアかと思いました。

どんな意見が出されても結論に変更はないでしょうが、意見を求めることは求めないよりいいと思いますので、お忙しいとは思いますが、ぜひご意見をお願いします。
寄せられた意見がどう扱われどう活かされるのか、それも後日公開してもらいたいものですね。
2008/10/28(Tue) 22:49 | URL  | 佐藤まさたか #-[ 編集]
No title
はじめまして。東村山と久米川の駅前開発、無駄な公共事業の典型だと思いますね~。たとえば駐輪場なんかは海外にあるようなレンタサイクルモデルにして貸出料・広告収入を目指すとかROIやPR効果も考えて投資しないといけませんね。もっと考えて自治体運営していかないと、市民にあいそつかされて活気をもたらす若い人達がどんどん逃げていきますよ~。市民にあっと言わせるような知性ある自治体運営を期待します~
2008/10/30(Thu) 21:01 | URL  | ともぞう #-[ 編集]
Re:ともぞうさんへ
ともぞうさん はじめまして。コメントありがとうございました。反応遅くてすみません。

おっしゃる通りだと思います。

「駅前基盤整備が疲弊している地域経済の起爆剤になる」と力説して突っ込んだのが現在の計画です。
典型的なキャッチアップの発想で、議会でも前の市長とずいぶんやり合いましたが、「劣等感の裏返し」のような感覚をいつも受けていました。
ハコを造って残したいという欲ってそんなに捨てがたいものなのでしょうかね…。

市民の中にある新しい発想や感覚をどれだけ感じることができるのかが、役所も私たち議会もホントに問われていると思います。

2008/11/05(Wed) 17:58 | URL  | 佐藤まさたか #-[ 編集]
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 東村山市議会議員の佐藤真和氏が「なんとかしようよ!東村山2」の「ぜひご意見をお寄せください」において東村山市のまちづくり交付金事業について意見を求めている。  東村山市民ではない私には東村山市の事業については不案内であるが、まちづくり交付金事業自体...
2008/10/23(Thu) 00:06:08 |  凪論
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