無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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ついつい長くなってしまって、なかなか進みません…。少し端折りながらお伝えします。

私が所属する生活文教委員会にも、今議会はいつになく多くの議案がかかりそうです。


議案第65号「東村山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」
議案第69号「学校医等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」
議案第70号「東村山市白州山の家条例の一部を改正する条例」
議案第71号「東村山市立公民館条例の一部を改正する条例」
議案第72号「東村山ふるさと歴史館条例の一部を改正する条例」
議案第73号「東村山市八国山たいけんの里条例」



まず、議案第65号「東村山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」です。
以前にも記事にしましたが、赤字決算が続く国民健康保険特別会計を改善させるために、保険税の賦課割合に変更を加えるというものです。
具体的には、「応能分」のうち所得に応じて賦課されている「所得割」率をやや下げ、資産に応じて賦課されている「資産割」を全廃。一方で「応益分」のうち、被保険者一人ひとりが均等に負担している「均等割」と1世帯あたりが平等に負担している「平等割」を下げるというものです。
東京都のHPを見ると、各自治体の実態がさまざまであることがわかりますが、東村山市としては今回の改正で、応能分と応益分の割合を限りなく50:50に近づけるとしています。そうすることで、というよりも、そうしないと、東京都から各自治体に出されている調整交付金が満額受けられないという不利益が続くというのです。

全世帯に対する引き上げにはならないので、「値上げ」と断じてしまうのはどうなのか、とは思っていますが、年額にして世帯で2万から3万円の影響の出る層が出ることが確実であり、その影響と、市の言うプラスを天秤にかけて判断しなくてはならないと思っています。委員会での質疑も、その点に集中するだろうと思われます。

それにしても、国民健康保険を市町村単位の運営にしている現在の状態が続く限り、高齢化率や病院の偏在、生活保護世帯や低所得世帯を多く抱える自治体が悪循環から抜け出せる見通しはなく、根本的な解決は望めません。だからと言って、一般会計から無尽蔵に繰り出せる状態でもありませんし、そのこと自体の抱える問題もあります。
国民健康保険の問題は、本当に頭の痛い深刻な課題です。

議案第69号「学校医等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」は、学校保健法が「学校保健安全法」となることによる文言整理です。

議案第70号「東村山市白州山の家条例の一部を改正する条例」 の説明欄には「白州山の家の休業日に10月から翌年3月までの半年間を加え、効率的な施設利用を図るため」とありますが、要は経費削減の一環として、開所日を大幅に削るというものです。施設を自前で保持していること自体にも疑問の声も聞きますが、一方で廉価で利用できるために市内の青少年団体を中心に一定の固定利用者があることも事実です。

議案第71号「東村山市立公民館条例の一部を改正する条例」は、公民館の休館日を、現在の「1)月曜日 2)国民の祝日 3)1月2日から5日まで及び12月27日から31日まで」から「1)月曜日 2)1月1日から4日及び12月29日から31日」に改めるというものです。これは希望の多かった祝日の開館と年末年始の開館日の拡大ということなので、歓迎されることだと思います。有料化で利用者減が深刻な公民館ですが、9月の決算委員会では市長が使用料金の再検討も示唆していました。今回の条例改正は、市民の利用を回復する取り組みとして受け止めています。

議案第72号「東村山ふるさと歴史館条例の一部を改正する条例」は、これも経費削減の一環として行革の後期実施計画に掲げられたものですが、現在月曜日と年末年始である休館日を、火曜日を加えて週休2日とし、さらに夜間時間帯の研修室貸出しをやめるというものです。つくったけれど使われていない施設。だから閉める。わかりやすい話ではありますが、本当にそれしかないのでしょうか?委員会で問うてみようと思います。

議案第73号「東村山市八国山たいけんの里条例」は、来春開館するために建設が進む「八国山たいけんの里(縄文体験館)」について定める新たな条例で、本来であれば歓迎ムードにあふれるはずなのですが…。
「新たな施設ができる。しかし開館しておくお金がない」 「維持費が出せないから、土日と繁忙期しか開けないそうだよ」そんな話が伝わってきたのは夏頃でしょうか。
私は、この施設の工事議案が議会にかかったとき、重要文化財級の出土品が相次いだ下宅部遺跡を考えると一定の収蔵施設は作らざるを得ないことは理解するが、ふるさと歴史館すら活用しきれていない中で新たな維持費を必要とする立派なハコモノは要らない、と考え反対に回った経過があります。
もちろん賛成する議員が多かったので建設は進み、今を迎えているわけですが、正直言って「だから言ったじゃないの」という思いです。とはいえ、できてしまったものを今さら壊せと言うわけにもいきません。
さすがに開館が週2日ではなく、休館が週2日となったようですが、どういう活用計画を考えているのか、多くの人に利用していただく手だてをどう打つつもりでいるのか、しっかりと確かめたいと思っています。
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まず、議案第65号「東村山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」です。
以前にも記事にしましたが、赤字決算が続く国民健康保険特別会計を改善させるために、保険税の賦課割合に変更を加えるというものです。
具体的には、「応能分」のうち所得に応じて賦課されている「所得割」率をやや下げ、資産に応じて賦課されている「資産割」を全廃。一方で「応益分」のうち、被保険者一人ひとりが均等に負担している「均等割」と1世帯あたりが平等に負担している「平等割」を下げるというものです。
東京都のHPを見ると、各自治体の実態がさまざまであることがわかりますが、東村山市としては今回の改正で、応能分と応益分の割合を限りなく50:50に近づけるとしています。そうすることで、というよりも、そうしないと、東京都から各自治体に出されている調整交付金が満額受けられないという不利益が続くというのです。

全世帯に対する引き上げにはならないので、「値上げ」と断じてしまうのはどうなのか、とは思っていますが、年額にして世帯で2万から3万円の影響の出る層が出ることが確実であり、その影響と、市の言うプラスを天秤にかけて判断しなくてはならないと思っています。委員会での質疑も、その点に集中するだろうと思われます。

それにしても、国民健康保険を市町村単位の運営にしている現在の状態が続く限り、高齢化率や病院の偏在、生活保護世帯や低所得世帯を多く抱える自治体が悪循環から抜け出せる見通しはなく、根本的な解決は望めません。だからと言って、一般会計から無尽蔵に繰り出せる状態でもありませんし、そのこと自体の抱える問題もあります。
国民健康保険の問題は、本当に頭の痛い深刻な課題です。

議案第69号「学校医等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」は、学校保健法が「学校保健安全法」となることによる文言整理です。

議案第70号「東村山市白州山の家条例の一部を改正する条例」 の説明欄には「白州山の家の休業日に10月から翌年3月までの半年間を加え、効率的な施設利用を図るため」とありますが、要は経費削減の一環として、開所日を大幅に削るというものです。施設を自前で保持していること自体にも疑問の声も聞きますが、一方で廉価で利用できるために市内の青少年団体を中心に一定の固定利用者があることも事実です。

議案第71号「東村山市立公民館条例の一部を改正する条例」は、公民館の休館日を、現在の「1)月曜日 2)国民の祝日 3)1月2日から5日まで及び12月27日から31日まで」から「1)月曜日 2)1月1日から4日及び12月29日から31日」に改めるというものです。これは希望の多かった祝日の開館と年末年始の開館日の拡大ということなので、歓迎されることだと思います。有料化で利用者減が深刻な公民館ですが、9月の決算委員会では市長が使用料金の再検討も示唆していました。今回の条例改正は、市民の利用を回復する取り組みとして受け止めています。

議案第72号「東村山ふるさと歴史館条例の一部を改正する条例」は、これも経費削減の一環として行革の後期実施計画に掲げられたものですが、現在月曜日と年末年始である休館日を、火曜日を加えて週休2日とし、さらに夜間時間帯の研修室貸出しをやめるというものです。つくったけれど使われていない施設。だから閉める。わかりやすい話ではありますが、本当にそれしかないのでしょうか?委員会で問うてみようと思います。

議案第73号「東村山市八国山たいけんの里条例」は、来春開館するために建設が進む「八国山たいけんの里(縄文体験館)」について定める新たな条例で、本来であれば歓迎ムードにあふれるはずなのですが…。
「新たな施設ができる。しかし開館しておくお金がない」 「維持費が出せないから、土日と繁忙期しか開けないそうだよ」そんな話が伝わってきたのは夏頃でしょうか。
私は、この施設の工事議案が議会にかかったとき、重要文化財級の出土品が相次いだ下宅部遺跡を考えると一定の収蔵施設は作らざるを得ないことは理解するが、ふるさと歴史館すら活用しきれていない中で新たな維持費を必要とする立派なハコモノは要らない、と考え反対に回った経過があります。
もちろん賛成する議員が多かったので建設は進み、今を迎えているわけですが、正直言って「だから言ったじゃないの」という思いです。とはいえ、できてしまったものを今さら壊せと言うわけにもいきません。
さすがに開館が週2日ではなく、休館が週2日となったようですが、どういう活用計画を考えているのか、多くの人に利用していただく手だてをどう打つつもりでいるのか、しっかりと確かめたいと思っています。
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【2008/12/02 23:18】 | 変えなきゃ!市役所
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富士見公園
65~73号の議案の解説、わかり易く、読ませていただきました。
各議案のポイント、背景がわかりました。
私には、此の内容で十分ですが、
議会での厳密な討論お願いします。
市議会は傍聴させていただきます。

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65~73号の議案の解説、わかり易く、読ませていただきました。
各議案のポイント、背景がわかりました。
私には、此の内容で十分ですが、
議会での厳密な討論お願いします。
市議会は傍聴させていただきます。
2008/12/04(Thu) 05:30 | URL  | 富士見公園 #-[ 編集]
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