無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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継続審査となっている「民間マンションの耐震診断と耐震改修事業の助成を求める請願」を審査するため、昨日(13日)、生活文教委員会が開かれました。
当初(6月議会最終日)は環境建設委員会に付託され、8月8日に一度審査を行ったのですが、所管が市民部防災安全課であることから当委員会に付託がえとされたものです。


事前に所管から配られた都内23区26市の助成制度一覧を踏まえて市民部長から答弁がありましたが、耐震診断に対する何らかの助成制度は23区では全ての区で、26市では20市が整備済み。耐震改修への補助となると区部は12区、市部では武蔵野市1市のみという状況のようです。

また、建築基準法における旧耐震基準で建設されたマンションは市内に62棟。そのうち、10階建て以上が5棟となっています。尚、旧耐震基準との境目は昭和56年以後か、55年以前かで決まります。
今回請願をお出しになった皆さんがお住まいの「マンションくめがわ」は昭和52年に建てられたもので、耐震改修に要する費用負担が大きいことから、1)東村山市においても助成制度をつくること 2)市が行わなくても都が単独で補助する制度の創設を都に働きかけること を求めています。

30年以内に直下型の首都直撃地震が起こる可能性が高まっていることを受け、自治体ごとに耐震化促進計画の策定が求められていたのですが、東村山市でも昨年11月にできあがっています。
そこでは、現状の分析を踏まえ、各種の施策とその優先順位を明らかにしていますが、市としては財政難の中、まずは木造家屋に対する耐震診断を最優先に行うための予算化を来年度に向けて行っているとのこと。

その必要性は十分理解しながらも、民間マンションの耐震改修への助成制度となると、実現へのハードルは大変高いように感じます。
請願は継続審査となりました。

その後、防災安全課から10日に行われた消防団出初式の報告、教育委員会からは12日に行われた成人式の報告がありました。
私もいずれにも出向きましたが、いろいろと考えさせられることの多い式典でした。

10日(土)10時から寒風吹きすさぶ中、東村山駅東口駅前で行われた消防団出初式。
この年末年始、亡くなった方を出した火災が連日のように報じられました。昨年一年間の東村山も火災被害の多い年であったと式辞の中で話がありました。
そのような中、それぞれ本業を持ちながら消防団活動に従事され、日々訓練を重ね、火災の時にはいち早く出動されている方たちには本当に頭が下がる思いです。
寒い中でしたが、大勢の市民が一斉放水まで式を見守りました。

ところで、「西口再開発が進み…」「市民の安全安心を…」という市長の挨拶を聞きながら、駅舎越しに聳え立つようになった西口再開発タワーマンション(高さ96m、26階建)を見上げ、昨年3月に20年度予算案審議で行った質疑を思い出していました。


○佐藤委員 
防災費なんですけれども、21年度、西口の超高層マンションが竣工するという中で、防災計画をどう進めていらっしゃるのか伺っておきたいと思います。


△小林防災安全課長
高層建物については、関係法令に基づき、建築の設計段階から、安全確保が厳しく指導されております。
災害時の初期消火につきましては、消防法に準拠いたしまして、高層階のスプリンクラーの設置とともに、用途に応じた消火設備を設置する計画になっております。また、低層部における避難計画は、2方向以上の避難経路を確保し、高層部については、建築基準法に準拠した特別避難階段を設置することにより、各住戸から安全な避難が可能となっております。
また、消防法による防災センター、防火水槽の設置や、建築基準法による非常エレベーターの設置により、災害時の消火、救助活動を行う計画となっております。また、関係機関においても、火災の予防対策、避難対策、防火管理対策、消防活動対策などを講じてまいる予定になっております。


○佐藤委員
確認ですけれども、ここで何かあったときの、ここの住民たちの避難先は、どこになりますか。


△小林防災安全課長
直近で、一番近い場所は、化成小学校を予定しております。


○佐藤委員
今すぐ求めているわけではないんですけれども、このビルは倒れないと思うんですよね。それはもう、倒れないようにつくっていますので。
ただ、ビル自体は倒れないけれども、そういう意味で、ダメージが大きいのではないかという指摘がずっとあって、もう一つ、電気ではなくてガスです。
問題は、もちろん地震自体でけがをしたりすることも困るんだけれども、その後の生活をどう見ていくのかというあたりが、階段は避難階段があるけれども、とてもじゃないけれども、上まで避難物資は持っていけない。エレベーターは動かない。ガスは電気よりも復旧が遅い。
いろいろ考えた場合に、このビルの避難計画というのは個別・具体に考えておかないと、私は、まずいだろうと思うんですよね。
今、中央区とか港区で、防災計画を一から見直さなければいけないという大変なことになっているという話を聞きます。
やはり、うちのまちとして、初めて人が歩いては上り下りがほとんどできない状況が発生するということを念頭において、ここの防災計画を具体に考えておいていただかないと、私は、問題が起きる。起きてからでは遅いと思いますので、これはお願いしておきたいと思います。
恐らく、計画の見直し、この地域の避難先、あるいは避難生活も含めた見直しも含めて、考えることが必要なのではないかと思いますので、よろしくお願いします。


あれから9か月。ビルの完成は間近です。
免震機能装備ではなく、ガス管が入っている超高層ビル。一旦震災となればハシゴ車は届きませんし、どのように救助活動を展開するか等、一から考えなければならない対象建物のはずです。復旧に時間を要し、避難生活が長引く心配も拭えません。
一日も早く現実を踏まえた新たな防災計画を策定するよう、改めて所管に要請をしました。


また、12日(祝)1時から明法学院の講堂で行われた成人式。
今年の新成人は1,483人(外国人含む)で、式の参加者は852人とのこと。昨年の62.2%と比べて5%ほど参加率が低かったそうで、地理的要因が大きかったようだという報告がありました。
昨年まで数年間は市内中心部にあるスポーツセンターで行っていたのですが、今年は経費削減のためとして以前お借りしていた明法に戻しました。
いったいどのくらい経費に差があるのか?と尋ねると、スポーツセンターの場合は体育館のフロアに舞台や椅子などを設置するための設備費が160~170万円かかるのに対し、講堂をお借りすると約10万円とのこと。
う~ん…そんなに違うのかぁ。
とはいえ、参加しやすさ、会場の広さ、周辺の交通渋滞の状況等を見ると、「開催するなら」市の公共施設であるスポーツセンターに戻すことも考えたほうがよいのではないかと思います。
ただ、「開催するなら」と書いたように、1か所に全員を集めて型通りの挨拶を数名が述べるという式典が本当に必要なのだろうか、という疑問は今年も感じました。
もちろん、式典が始まっているのに騒然としている一部の新成人は褒められたものではありませんが、用意した原稿をそのまま読み上げる挨拶も、今ひとつ残念だったように思います。教育のエキスパートであっただけに、若者たちがハッとして聞き入るようなシャープなお話が聞きたかった、というのが正直なところです。
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事前に所管から配られた都内23区26市の助成制度一覧を踏まえて市民部長から答弁がありましたが、耐震診断に対する何らかの助成制度は23区では全ての区で、26市では20市が整備済み。耐震改修への補助となると区部は12区、市部では武蔵野市1市のみという状況のようです。

また、建築基準法における旧耐震基準で建設されたマンションは市内に62棟。そのうち、10階建て以上が5棟となっています。尚、旧耐震基準との境目は昭和56年以後か、55年以前かで決まります。
今回請願をお出しになった皆さんがお住まいの「マンションくめがわ」は昭和52年に建てられたもので、耐震改修に要する費用負担が大きいことから、1)東村山市においても助成制度をつくること 2)市が行わなくても都が単独で補助する制度の創設を都に働きかけること を求めています。

30年以内に直下型の首都直撃地震が起こる可能性が高まっていることを受け、自治体ごとに耐震化促進計画の策定が求められていたのですが、東村山市でも昨年11月にできあがっています。
そこでは、現状の分析を踏まえ、各種の施策とその優先順位を明らかにしていますが、市としては財政難の中、まずは木造家屋に対する耐震診断を最優先に行うための予算化を来年度に向けて行っているとのこと。

その必要性は十分理解しながらも、民間マンションの耐震改修への助成制度となると、実現へのハードルは大変高いように感じます。
請願は継続審査となりました。

その後、防災安全課から10日に行われた消防団出初式の報告、教育委員会からは12日に行われた成人式の報告がありました。
私もいずれにも出向きましたが、いろいろと考えさせられることの多い式典でした。

10日(土)10時から寒風吹きすさぶ中、東村山駅東口駅前で行われた消防団出初式。
この年末年始、亡くなった方を出した火災が連日のように報じられました。昨年一年間の東村山も火災被害の多い年であったと式辞の中で話がありました。
そのような中、それぞれ本業を持ちながら消防団活動に従事され、日々訓練を重ね、火災の時にはいち早く出動されている方たちには本当に頭が下がる思いです。
寒い中でしたが、大勢の市民が一斉放水まで式を見守りました。

ところで、「西口再開発が進み…」「市民の安全安心を…」という市長の挨拶を聞きながら、駅舎越しに聳え立つようになった西口再開発タワーマンション(高さ96m、26階建)を見上げ、昨年3月に20年度予算案審議で行った質疑を思い出していました。


○佐藤委員 
防災費なんですけれども、21年度、西口の超高層マンションが竣工するという中で、防災計画をどう進めていらっしゃるのか伺っておきたいと思います。


△小林防災安全課長
高層建物については、関係法令に基づき、建築の設計段階から、安全確保が厳しく指導されております。
災害時の初期消火につきましては、消防法に準拠いたしまして、高層階のスプリンクラーの設置とともに、用途に応じた消火設備を設置する計画になっております。また、低層部における避難計画は、2方向以上の避難経路を確保し、高層部については、建築基準法に準拠した特別避難階段を設置することにより、各住戸から安全な避難が可能となっております。
また、消防法による防災センター、防火水槽の設置や、建築基準法による非常エレベーターの設置により、災害時の消火、救助活動を行う計画となっております。また、関係機関においても、火災の予防対策、避難対策、防火管理対策、消防活動対策などを講じてまいる予定になっております。


○佐藤委員
確認ですけれども、ここで何かあったときの、ここの住民たちの避難先は、どこになりますか。


△小林防災安全課長
直近で、一番近い場所は、化成小学校を予定しております。


○佐藤委員
今すぐ求めているわけではないんですけれども、このビルは倒れないと思うんですよね。それはもう、倒れないようにつくっていますので。
ただ、ビル自体は倒れないけれども、そういう意味で、ダメージが大きいのではないかという指摘がずっとあって、もう一つ、電気ではなくてガスです。
問題は、もちろん地震自体でけがをしたりすることも困るんだけれども、その後の生活をどう見ていくのかというあたりが、階段は避難階段があるけれども、とてもじゃないけれども、上まで避難物資は持っていけない。エレベーターは動かない。ガスは電気よりも復旧が遅い。
いろいろ考えた場合に、このビルの避難計画というのは個別・具体に考えておかないと、私は、まずいだろうと思うんですよね。
今、中央区とか港区で、防災計画を一から見直さなければいけないという大変なことになっているという話を聞きます。
やはり、うちのまちとして、初めて人が歩いては上り下りがほとんどできない状況が発生するということを念頭において、ここの防災計画を具体に考えておいていただかないと、私は、問題が起きる。起きてからでは遅いと思いますので、これはお願いしておきたいと思います。
恐らく、計画の見直し、この地域の避難先、あるいは避難生活も含めた見直しも含めて、考えることが必要なのではないかと思いますので、よろしくお願いします。


あれから9か月。ビルの完成は間近です。
免震機能装備ではなく、ガス管が入っている超高層ビル。一旦震災となればハシゴ車は届きませんし、どのように救助活動を展開するか等、一から考えなければならない対象建物のはずです。復旧に時間を要し、避難生活が長引く心配も拭えません。
一日も早く現実を踏まえた新たな防災計画を策定するよう、改めて所管に要請をしました。


また、12日(祝)1時から明法学院の講堂で行われた成人式。
今年の新成人は1,483人(外国人含む)で、式の参加者は852人とのこと。昨年の62.2%と比べて5%ほど参加率が低かったそうで、地理的要因が大きかったようだという報告がありました。
昨年まで数年間は市内中心部にあるスポーツセンターで行っていたのですが、今年は経費削減のためとして以前お借りしていた明法に戻しました。
いったいどのくらい経費に差があるのか?と尋ねると、スポーツセンターの場合は体育館のフロアに舞台や椅子などを設置するための設備費が160~170万円かかるのに対し、講堂をお借りすると約10万円とのこと。
う~ん…そんなに違うのかぁ。
とはいえ、参加しやすさ、会場の広さ、周辺の交通渋滞の状況等を見ると、「開催するなら」市の公共施設であるスポーツセンターに戻すことも考えたほうがよいのではないかと思います。
ただ、「開催するなら」と書いたように、1か所に全員を集めて型通りの挨拶を数名が述べるという式典が本当に必要なのだろうか、という疑問は今年も感じました。
もちろん、式典が始まっているのに騒然としている一部の新成人は褒められたものではありませんが、用意した原稿をそのまま読み上げる挨拶も、今ひとつ残念だったように思います。教育のエキスパートであっただけに、若者たちがハッとして聞き入るようなシャープなお話が聞きたかった、というのが正直なところです。
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【2009/01/14 11:57】 | 議会報告
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