無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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多摩市議会による議会出前委員会の第2弾「議会改革についての中間報告」が開催される京王永山駅近くの永山公民館ホールに向かいました。

「こんな議会にしたい」というテーマで昨年5月に開催された前回
今回は、議会改革特別委員会でその後約50回にわたって討議され、まとめられた「議会改革骨子」について、市民に説明をし、意見を求めるための場でした。

司会を務める岩永ひさかさん(特別委員会副委員長・民主党TAMA)の挨拶後、主催者を代表して藤原忠彦議長(自民)から次のようなご挨拶がありました。


多摩市議会では、代表者会議や各種の協議会(非公式な場)も市民の方の傍聴を認めるなど、改革を進めてきたものの、まだまだだと思っている。市民から信頼され期待される議会に変えていかなければならない。市長と議会はともに切磋琢磨の関係にあり、委員会では、議会の使命、役割についての全てのことを審議対象としてきた。このたび、改革の骨子がまとまったので、市民の皆さんにご説明をするとともに、率直な意見を伺いたい。

前回もそうでしたが、私としては既にこの段階で驚きと羨望の思いが込み上げてきます。あり得ない…。

次に安藤邦彦さん(特別委員会委員長・公明)から、これまでの取り組みについて概要の報告。これで安藤さんのお話を伺うのは4回目になると思いますが、相変わらず力強く小気味よい語り口です。

夕張市の破綻が一つの大きなきっかけになった。いろいろな問題・評価はあるが、議会のチェック機能がしっかりしていなかったということは事実だろう。議会といえば、「多すぎる、高すぎる、偉すぎる」と言われたり、市長のPDCAサイクルにも議会は入っていない。意思決定機関としてのレベル向上は緊急の課題。4年ごとの選挙だけで、あとはお任せ、ということではないはず。
私たちとして最も重視したことは「議会改革を議会の中だけでやらない」ということ。また、改革の果実を特定の政党や会派の手柄にするなどということでなく、議員全員でともに進めることが極めて重要。今日のための事前宣伝も、異なる会派の議員とともに駅頭に立って一緒に行った。


またまたショック。あり得ない…いや、羨んで諦めているんじゃ、何も始まりゃしませんね。


このあと、橋本由美子委員(共産)から「議会改革骨子」の説明があり、会場からの質疑応答と進みましたが、まず出された質疑が「議会事務局の機能強化をどうして謳っていないのか?」というものでした。
実際には改革骨子の1-(8)に記されていたのですが、「議会事務局を強化しなければならない」という声が市民の中から提起されるとは…びっくりです。
実際、そこに大きな課題の一つがあるわけですが、そういう認識を持っている議員すら、地方議員と言われている私たちの中に果たしてどれほどいるのでしょう?

橋本委員も説明の中でおっしゃっていましたが、多摩市議会が行った議会に関する市民アンケートでも、「二元代表制を知っていますか?」に65%がNOだったとか。議会の質的な向上が不可欠だという前提に立つことすら難しいのが現実かもしれません。

その後も、議会事務局を強化するための提案や、議員報酬や定数についての質疑や活発な意見が出され、さながら市民討論会という様相に…。

「議会改革骨子」の1.議会のあるべき姿・改革の方向性では「原則」として次の4点が掲げられています。
1.行政のチェック機能強化をすること。
2.議会による政策提案機能を充実すること。
3.意思決定過程で討議による合意形成を期すること。
4.市民によく見え、意思決定過程に市民が参加する議会を実現すること。


藤原議長が冒頭「委員会では、議会の使命、役割についての全てのことを審議対象としてきた」とおっしゃっていたことは極めて重要だと改めて思います。
まず議会自らの課題、改革の全体像を議員同士がしっかり議論し、市民の声も入れ、明確にすること。そして実現へ向けたロードマップをやはり議員同士が議論し、市民にも問い、明確にして進めること。
多摩市議会のこうした姿勢こそ、私たちが最も学ばなければならないことだと強く強く思います。


閉会後、参加されていた会場近くにお住まいの男性と多摩自治研の上村さんと3人で永山駅近くでコーヒーを飲みながら2時間ほど話し込みました。
出かけてみると、思った以上にいろいろな収穫があります。


市財政が厳しいから議会も血を流すべき、という理由の請願が東村山市議会では12月議会で採択されました。
議会が何もしなくてよいなどとは考えていません。しかし、そのような請願を受けて「全くその通り。3,000余の署名の重さを受け止めて…」程度の理由が述べられ賛成多数であっという間に採択され、「全体像を明らかにして本質的な議論をしましょう」という意見は全く顧みられない現状には、実に厳しいものがあると感じています。

19年度の決算値では、東村山市の一般会計428億8,000万円余のうち、議会費は3億4,194万8,000円。率にして0.8%でした。ここには、議員26名の報酬や議会事務局職員の給与含め、議会に関する費用一切が含まれています。
これをどう見るべきなのでしょうか?

議会ルールを決める議会運営委員会の場を「協議会」として非公開とし、市民はおろか少数会派さえ傍聴できない東村山市議会の現状。
「協議会」まで傍聴可能な多摩市議会と同じ時代に生きている議会だと言えるようになりたい。
議会の意思決定過程に市民の参加を当然と考える議会にしていきたい。
行政側としっかり議論ができ、市民のために議案を修正したり、議会として政策提案ができるようにしていきたい。

そのためには勉強すべきことが山ほどありますし、道のりは遠いかもしれません。
でも、多摩市議会にできて東村山市議会にできないということはないはず、ですよね。


閉会の挨拶で岩永さんがおっしゃっていた一言が耳の奥に残っています。

「議会改革は、議会全体の公約です」。

この出前委員会は明後日(27日)午後7時から、聖蹟桜ヶ丘駅前の関戸公民館ヴィータホールでも開かれます。

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このあと、橋本由美子委員(共産)から「議会改革骨子」の説明があり、会場からの質疑応答と進みましたが、まず出された質疑が「議会事務局の機能強化をどうして謳っていないのか?」というものでした。
実際には改革骨子の1-(8)に記されていたのですが、「議会事務局を強化しなければならない」という声が市民の中から提起されるとは…びっくりです。
実際、そこに大きな課題の一つがあるわけですが、そういう認識を持っている議員すら、地方議員と言われている私たちの中に果たしてどれほどいるのでしょう?

橋本委員も説明の中でおっしゃっていましたが、多摩市議会が行った議会に関する市民アンケートでも、「二元代表制を知っていますか?」に65%がNOだったとか。議会の質的な向上が不可欠だという前提に立つことすら難しいのが現実かもしれません。

その後も、議会事務局を強化するための提案や、議員報酬や定数についての質疑や活発な意見が出され、さながら市民討論会という様相に…。

「議会改革骨子」の1.議会のあるべき姿・改革の方向性では「原則」として次の4点が掲げられています。
1.行政のチェック機能強化をすること。
2.議会による政策提案機能を充実すること。
3.意思決定過程で討議による合意形成を期すること。
4.市民によく見え、意思決定過程に市民が参加する議会を実現すること。


藤原議長が冒頭「委員会では、議会の使命、役割についての全てのことを審議対象としてきた」とおっしゃっていたことは極めて重要だと改めて思います。
まず議会自らの課題、改革の全体像を議員同士がしっかり議論し、市民の声も入れ、明確にすること。そして実現へ向けたロードマップをやはり議員同士が議論し、市民にも問い、明確にして進めること。
多摩市議会のこうした姿勢こそ、私たちが最も学ばなければならないことだと強く強く思います。


閉会後、参加されていた会場近くにお住まいの男性と多摩自治研の上村さんと3人で永山駅近くでコーヒーを飲みながら2時間ほど話し込みました。
出かけてみると、思った以上にいろいろな収穫があります。


市財政が厳しいから議会も血を流すべき、という理由の請願が東村山市議会では12月議会で採択されました。
議会が何もしなくてよいなどとは考えていません。しかし、そのような請願を受けて「全くその通り。3,000余の署名の重さを受け止めて…」程度の理由が述べられ賛成多数であっという間に採択され、「全体像を明らかにして本質的な議論をしましょう」という意見は全く顧みられない現状には、実に厳しいものがあると感じています。

19年度の決算値では、東村山市の一般会計428億8,000万円余のうち、議会費は3億4,194万8,000円。率にして0.8%でした。ここには、議員26名の報酬や議会事務局職員の給与含め、議会に関する費用一切が含まれています。
これをどう見るべきなのでしょうか?

議会ルールを決める議会運営委員会の場を「協議会」として非公開とし、市民はおろか少数会派さえ傍聴できない東村山市議会の現状。
「協議会」まで傍聴可能な多摩市議会と同じ時代に生きている議会だと言えるようになりたい。
議会の意思決定過程に市民の参加を当然と考える議会にしていきたい。
行政側としっかり議論ができ、市民のために議案を修正したり、議会として政策提案ができるようにしていきたい。

そのためには勉強すべきことが山ほどありますし、道のりは遠いかもしれません。
でも、多摩市議会にできて東村山市議会にできないということはないはず、ですよね。


閉会の挨拶で岩永さんがおっしゃっていた一言が耳の奥に残っています。

「議会改革は、議会全体の公約です」。

この出前委員会は明後日(27日)午後7時から、聖蹟桜ヶ丘駅前の関戸公民館ヴィータホールでも開かれます。

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【2009/01/25 23:46】 | 変えよう!議会
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