無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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一昨日(3日)・昨日(4日)、埼玉県嵐山町にある国立女性教育会館を会場に、「議会改革への道」(主催:多摩住民自治研究所)が開かれました。これは、5月から予定されている「議員の学校2009」のプレ企画として開催されたものでしたが、当初の日程(1月28日・29日)の方がすぐに定員を超えたため、急きょ同じ内容でもう一度行われたものです。

高橋彦芳 前栄村村長


地方分権一括法が2002年に施行されて以来、自治体を取り巻く状況は様変わりをしています。と同時に、地方議会、地方議員の置かれている状況も激変をしています。ということを少なくとも十分に感じている議員が、こういう場には集まってくるということが、今回も多くの参加者と話をすることで、ヒシヒシと伝わってきました。

池上

下平孟功さんと安藤邦彦さん

2日間にわたって、池上洋通さん(多摩住民自治研究所理事長)、加藤幸雄さん(元全国市議会議長会調査広報部長)による講義、安藤邦彦さん(多摩市議会議会改革特別委員会委員長)、下平孟功さん(国立市議会を見ていく会代表)による実践報告、高橋彦芳さん(前長野県栄村村長)による講義とめいっぱいの研修会でしたが、とりわけ、高橋前村長による「実践的住民自治」のお話には深い感銘を受けました。

高橋さんが60歳を過ぎて村長となった80年代、地方ではどこも「中央とのパイプ論」が花盛りでしたが、高橋さんは「住民自治」「自立」を掲げて大激戦を制して村長に当選されました。公民館職員として地域と向き合い続けた経験から、生活に根ざし身の丈に合った村政を徹底して進め、「田直し」「道直し」「げたばきヘルパー」等々、次々とユニークな施策を生み出していかれました。
山深い小さな村の村長として、自立した自治体をどのようにつくってこられたのか。自治とは何か、行政とは、議会とは何なのか…。本で読んではいましたが、実際にお会いしてお話を伺うと、その言葉の中から熱い思いをたくさん感じることができました。

池上さんの講義では今回も、知っていなければいけないのに知らないこと、知っているつもりになっていたことだらけだということを痛感し、「だめだ~勉強しないと…」とばかり思っていました。

私たちは改革というと、目先の具体的な事項(議会運営上の改善点や定数、報酬等々)の議論にばかり目がいきます。それはそれで必要なことなのですが、池上さんからは、そもそも議会とは何か、議員とは何か、住民自治とは何か、政治とは何のためにあるのか、生きる目的とは何か…といったことをいつも考えさせられます。
自分が現在立っている場所の価値がわからない者に、あるべき改革への道がわかるはずがない。改めてそう思いました。


参加者が60名を超えていたので、夜は4つのグループに分かれて意見交換会を2時間ほど行いました。
私がお世話役を務めた第1グループでは、山梨県小菅村神奈川県愛川町福島県鏡石町福島県会津美里町岐阜県大垣市秋田市長野県須坂市等の皆さんで、それぞれの議会の状況や課題となっていることなどを出し合い、情報・意見交換をすることができましたが、人口も小菅村の900人から大垣市の166,000人、議員数も8人から30名余と実に様々で、議会運営上のルールにも大きな違いがありました。
しかし、議員定数や政務調査費、議会と首長との関係等、テーマとなっていることには共通点も多く、また、市町村合併がいかに地方の市町村を苦しめる結果となっているか等についても共通の話題がのぼりました。
自分の議会に持って帰ってすぐに「使える」ということは多くはないかもしれませんが、熱い思いを持って頑張っている方がいることを互いに感じることができるこういう場は、いつも特段に元気が出ます。

60余名の中には、個人的に17年前からお付き合いさせていただいている新潟県十日町市から、近藤紀夫議員がいらっしゃっていました。
また、今度の日曜日に会派視察としてお邪魔する予定の会津若松市議会からもお一人見えていることが名簿でわかりましたので、すぐにご挨拶に伺いました。
昨年、議会基本条例と議員倫理条例を制定し、議会改革の先頭を走る会津若松市議会では、今日(5日)から「市民との意見交換会」が行われているので、私は8日(日)の朝一番に発って、その日に予定される2か所に伺うことにしているのですが、ちょうど10時からの会を担当される目黒章三郎議員でした。当日のお願いをし、再会を約して別れました。

新たな場に出ていくことで新たなつながりが生まれます。このエネルギーを自分なりに形にしていかないといけません。

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地方分権一括法が2002年に施行されて以来、自治体を取り巻く状況は様変わりをしています。と同時に、地方議会、地方議員の置かれている状況も激変をしています。ということを少なくとも十分に感じている議員が、こういう場には集まってくるということが、今回も多くの参加者と話をすることで、ヒシヒシと伝わってきました。

池上

下平孟功さんと安藤邦彦さん

2日間にわたって、池上洋通さん(多摩住民自治研究所理事長)、加藤幸雄さん(元全国市議会議長会調査広報部長)による講義、安藤邦彦さん(多摩市議会議会改革特別委員会委員長)、下平孟功さん(国立市議会を見ていく会代表)による実践報告、高橋彦芳さん(前長野県栄村村長)による講義とめいっぱいの研修会でしたが、とりわけ、高橋前村長による「実践的住民自治」のお話には深い感銘を受けました。

高橋さんが60歳を過ぎて村長となった80年代、地方ではどこも「中央とのパイプ論」が花盛りでしたが、高橋さんは「住民自治」「自立」を掲げて大激戦を制して村長に当選されました。公民館職員として地域と向き合い続けた経験から、生活に根ざし身の丈に合った村政を徹底して進め、「田直し」「道直し」「げたばきヘルパー」等々、次々とユニークな施策を生み出していかれました。
山深い小さな村の村長として、自立した自治体をどのようにつくってこられたのか。自治とは何か、行政とは、議会とは何なのか…。本で読んではいましたが、実際にお会いしてお話を伺うと、その言葉の中から熱い思いをたくさん感じることができました。

池上さんの講義では今回も、知っていなければいけないのに知らないこと、知っているつもりになっていたことだらけだということを痛感し、「だめだ~勉強しないと…」とばかり思っていました。

私たちは改革というと、目先の具体的な事項(議会運営上の改善点や定数、報酬等々)の議論にばかり目がいきます。それはそれで必要なことなのですが、池上さんからは、そもそも議会とは何か、議員とは何か、住民自治とは何か、政治とは何のためにあるのか、生きる目的とは何か…といったことをいつも考えさせられます。
自分が現在立っている場所の価値がわからない者に、あるべき改革への道がわかるはずがない。改めてそう思いました。


参加者が60名を超えていたので、夜は4つのグループに分かれて意見交換会を2時間ほど行いました。
私がお世話役を務めた第1グループでは、山梨県小菅村神奈川県愛川町福島県鏡石町福島県会津美里町岐阜県大垣市秋田市長野県須坂市等の皆さんで、それぞれの議会の状況や課題となっていることなどを出し合い、情報・意見交換をすることができましたが、人口も小菅村の900人から大垣市の166,000人、議員数も8人から30名余と実に様々で、議会運営上のルールにも大きな違いがありました。
しかし、議員定数や政務調査費、議会と首長との関係等、テーマとなっていることには共通点も多く、また、市町村合併がいかに地方の市町村を苦しめる結果となっているか等についても共通の話題がのぼりました。
自分の議会に持って帰ってすぐに「使える」ということは多くはないかもしれませんが、熱い思いを持って頑張っている方がいることを互いに感じることができるこういう場は、いつも特段に元気が出ます。

60余名の中には、個人的に17年前からお付き合いさせていただいている新潟県十日町市から、近藤紀夫議員がいらっしゃっていました。
また、今度の日曜日に会派視察としてお邪魔する予定の会津若松市議会からもお一人見えていることが名簿でわかりましたので、すぐにご挨拶に伺いました。
昨年、議会基本条例と議員倫理条例を制定し、議会改革の先頭を走る会津若松市議会では、今日(5日)から「市民との意見交換会」が行われているので、私は8日(日)の朝一番に発って、その日に予定される2か所に伺うことにしているのですが、ちょうど10時からの会を担当される目黒章三郎議員でした。当日のお願いをし、再会を約して別れました。

新たな場に出ていくことで新たなつながりが生まれます。このエネルギーを自分なりに形にしていかないといけません。

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【2009/02/05 23:20】 | 変えよう!議会
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