無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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会津若松市議会が議長の諮問機関として「議会制度検討委員会(小林作一委員長・松崎新副委員長)」を設けたのは前回選挙が終わった後の一昨年(19年)7月6日。これは、新たに就任した田澤豊彦議長が「政治倫理条例制定と議会改革に係る基本理念、方針等」を表明したことを受け、各派代表者会議で検討組織の立ち上げが提案されたものです。
同年7月19日の第1回から昨年5月30日に終了するまでの1年弱にわたって19回の会議を経て、条例原案を議長宛に答申しています。※この経過は上記HPで全て報告されています。

委員会では、「地方議会の役割に対する基本認識」「会津若松市議会の現状、課題及び改革の基本的考え」を明らかにした上で、「改革の基本理念」を次のように示しています。


会津若松市議会の強みを「活発な議論」、弱みを「合議体としてのまとまり」ととらえることができる。よって、弱みを克服し、強みを生かすことが改革の基本方向と考え、「二元代表性の趣旨を踏まえ、執行機関との対等な関係を維持しながら、議員30人による合議体たる組織としての役割を適切に果たせる議会作りを目指す」ことが必要と考える。そこで、「市民の負託に応えうる合議体たる議会作りを目指して」を基本理念としたい。


その上で委員会は「基本理念を実現する基本方向」として
1.公平・構成・透明な議会運営
2.市民本位の政策決定、政策監視及び評価の推進
3.開かれた議会運営の実現
4.政策提言と政策立案の強化
5.継続的な議会改革への取り組み

を掲げ、それぞれについて具体的方策及び検討事項を明らかにした上で議論を始めています。

全体像はいただいたコチラ↓の資料で把握することができます。
議会制度改革の体系

詳細を少し記すと、たとえば上記1「公平・構成・透明な議会運営」については


 (1)公平・公正・透明な議会運営

1)※原文は丸数字 二元代表制への適切な理解
議会改革として、今後、議会のあり方の検討、議会運営の基本原則、議員の行動規範等の検討を行うにあたり、より適切かつ円滑な検討が行えるよう、基本原理に対する共通理解と認識を図る。

2)仮称・会津若松市議会「議会基本条例」の制定

ア 議会のあり方と議員のあり方を明確にしたうえで、議会運営の基本原則について条例として制定・公表・施行することで、公正・公平・透明な議会運営の実現を制度的に担保する。

イ 平成20年6月定例会への提案を目途に検討を進める。

ウ なお、想定する条例骨子は、次のとおり。
・目的、議会の基本理念、議会の基本方針
・議会運営の原則(合議機関としての議会の役割の明確化、説明責任の宣言)
・議員の責務及び活動原則(議員の責務、会派のあり方の明確化)
・市長との関係(二元代表制を踏まえた両社関係の基本原則の明示、一般質問の基本的なあり方、執行機関への反問権の付与、議員からの要請の文書記録制度等)
・議会の機能の強化(議員間討議の推進による合議機関としての合意形成力の向上、これらによる政策提言・政策立案力の向上等)
・市民との関係(開かれた議会運営、広聴広報機能の充実等)
・その他(議会改革の推進、政治倫理、議会事務局等)

3)仮称・会津若松市議会「政治倫理条例」の制定

・前議会からの申し送り内容及び議会基本条例の検討成果である議会及び議員のあり方を踏まえ、議会基本条例と一体として、制定する。
・平成20年6月定例会への提案を目途に検討を進める。
・「議員として」の責務、遵守すべき政治倫理基準、審査機関等の事項を基本骨子として制定し、市民に対して公正・誠実な議員活動を宣言・施行する。 


というように、他の柱についても詳細に具体的な方策と検討項目を明らかにし、改革の全体像を明らかにするとともに、原点がどこにあるのかを決して見失わないような取り組みとなっています。


この柱立てを明確にするまでの準備作業には、相当の見識とセンスが必要だったはずです。
先進の三重県議会や北海道栗山町議会などを参考にしながらも、会津若松市議会の特性、実情を十分に踏まえて成文化をされたそうです。

己の姿を知ることなしに、何をどう変えるかとういう議論をしても、ほとんど意味がありません。
東村山市議会でも、議会を変えるという機運は少しずつですが生まれていると感じています。しかし、現状と課題認識の議論を全議員で行うことから改めて始めることが不可欠だと感じています。
もちろん、あの議員たちも入れて。

恥部を恥部として隠し、ローカルルールをいくつも重ねてきた東村山市議会。
しかしそのことで事態が改善してきたかといえば、ほとんどNOだと思います。
情報が出ず、開かれた場で議論することを避けてきたことによる最大の被害者は、市民でしょう。
議会が十分に機能を果たさずに来た結果として、日が当たらず風通しの悪い環境ができたことで恩恵を最も受けてきたのは、官僚主義を好むタイプの職員と、それをよしとしてきた前市長とその周辺。そして持ちつ持たれつの関係に安住してきた一部の議員だと感じています。
そして、そういう湿った土壌を叩くフリをしながら、養分を吸い上げ、生き長らえる件の議員たち。

そういう意味で、「会津若松市議会から学ぶ」をもう少し書くつもりです。
「議員政治倫理条例」とセットにして制定した、というところに、わが議会が学べる要素があると感じるからです。




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その上で委員会は「基本理念を実現する基本方向」として
1.公平・構成・透明な議会運営
2.市民本位の政策決定、政策監視及び評価の推進
3.開かれた議会運営の実現
4.政策提言と政策立案の強化
5.継続的な議会改革への取り組み

を掲げ、それぞれについて具体的方策及び検討事項を明らかにした上で議論を始めています。

全体像はいただいたコチラ↓の資料で把握することができます。
議会制度改革の体系

詳細を少し記すと、たとえば上記1「公平・構成・透明な議会運営」については


 (1)公平・公正・透明な議会運営

1)※原文は丸数字 二元代表制への適切な理解
議会改革として、今後、議会のあり方の検討、議会運営の基本原則、議員の行動規範等の検討を行うにあたり、より適切かつ円滑な検討が行えるよう、基本原理に対する共通理解と認識を図る。

2)仮称・会津若松市議会「議会基本条例」の制定

ア 議会のあり方と議員のあり方を明確にしたうえで、議会運営の基本原則について条例として制定・公表・施行することで、公正・公平・透明な議会運営の実現を制度的に担保する。

イ 平成20年6月定例会への提案を目途に検討を進める。

ウ なお、想定する条例骨子は、次のとおり。
・目的、議会の基本理念、議会の基本方針
・議会運営の原則(合議機関としての議会の役割の明確化、説明責任の宣言)
・議員の責務及び活動原則(議員の責務、会派のあり方の明確化)
・市長との関係(二元代表制を踏まえた両社関係の基本原則の明示、一般質問の基本的なあり方、執行機関への反問権の付与、議員からの要請の文書記録制度等)
・議会の機能の強化(議員間討議の推進による合議機関としての合意形成力の向上、これらによる政策提言・政策立案力の向上等)
・市民との関係(開かれた議会運営、広聴広報機能の充実等)
・その他(議会改革の推進、政治倫理、議会事務局等)

3)仮称・会津若松市議会「政治倫理条例」の制定

・前議会からの申し送り内容及び議会基本条例の検討成果である議会及び議員のあり方を踏まえ、議会基本条例と一体として、制定する。
・平成20年6月定例会への提案を目途に検討を進める。
・「議員として」の責務、遵守すべき政治倫理基準、審査機関等の事項を基本骨子として制定し、市民に対して公正・誠実な議員活動を宣言・施行する。 


というように、他の柱についても詳細に具体的な方策と検討項目を明らかにし、改革の全体像を明らかにするとともに、原点がどこにあるのかを決して見失わないような取り組みとなっています。


この柱立てを明確にするまでの準備作業には、相当の見識とセンスが必要だったはずです。
先進の三重県議会や北海道栗山町議会などを参考にしながらも、会津若松市議会の特性、実情を十分に踏まえて成文化をされたそうです。

己の姿を知ることなしに、何をどう変えるかとういう議論をしても、ほとんど意味がありません。
東村山市議会でも、議会を変えるという機運は少しずつですが生まれていると感じています。しかし、現状と課題認識の議論を全議員で行うことから改めて始めることが不可欠だと感じています。
もちろん、あの議員たちも入れて。

恥部を恥部として隠し、ローカルルールをいくつも重ねてきた東村山市議会。
しかしそのことで事態が改善してきたかといえば、ほとんどNOだと思います。
情報が出ず、開かれた場で議論することを避けてきたことによる最大の被害者は、市民でしょう。
議会が十分に機能を果たさずに来た結果として、日が当たらず風通しの悪い環境ができたことで恩恵を最も受けてきたのは、官僚主義を好むタイプの職員と、それをよしとしてきた前市長とその周辺。そして持ちつ持たれつの関係に安住してきた一部の議員だと感じています。
そして、そういう湿った土壌を叩くフリをしながら、養分を吸い上げ、生き長らえる件の議員たち。

そういう意味で、「会津若松市議会から学ぶ」をもう少し書くつもりです。
「議員政治倫理条例」とセットにして制定した、というところに、わが議会が学べる要素があると感じるからです。




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【2009/02/13 23:55】 | 変えよう!議会
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