無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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昨日(15日)市長による招集告示があり、来週水曜日(22日)10時より4月臨時議会(1日間)が開かれることになりました。

第五中学校の校舎耐震補強工事と南台小学校体育館の建替工事の請負契約を結ぶための議案がかかると言われていましたが、実際にはこれに加えて4本の議案提案と2件の専決報告が行われることとなりました。

報告第1号 専決処分事項(平成20年度東京都東村山市一般会計補正予算(第4号))の報告

報告第2号 専決処分事項(東村山市税条例及び東村山市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例)の報告

議案第35号 東村山市税条例の一部を改正する条例

議案第36号 東村山市介護保険条例の一部を改正する条例

議案第37号 過払金支払請求の訴えの提起

議案第38号 市立南台小学校屋内運動場改築工事(建築)請負契約

議案第39号 市立東村山第五中学校耐震補強工事請負契約

議案第40号 市立東村山第六中学校耐震診断委託契約における屋内運動場の耐震診断結果の誤りに伴う和解



議案35号と36号は、法改正に伴う市条例の文言整理が主なようです。

37号は初めてお目にかかる議案で、議案書には次のようにあります。


提起内容

1.概要
市税滞納者について、地方税法の規定に基づき財産調査を行ったところ、消費者金融会社からの金銭消費貸借契約に基づく借入金について、利息制限法の規程による利息の利率を超える弁済により生じた過払い金債権が発生していることが判明した。この過払い金について、平成21年3月13日付にて国税徴収法第47条に基づき支払い請求権を差押えたが、支払期日である平成21年3月31日を経過した現在でも支払いの無い状況であるため、訴えを提起するものである。

2.訴えの趣旨
差押えた過払い金1,656,377円の支払い及び民法第404条に基づく利息5%の支払を求める。

3.訴えの理由
平成21年3月31日期限の差押金額の支払が無いため

4.訴えの相手方
東京都新宿区西新宿八丁目15番1号
株式会社 武富士
代表取締役 清川 昭

5.授権事項
必要に応じて次の行為をすることができる。
(1)訴えの取り下げ、和解又は請求を放棄する権限
(2)控訴、上告及び判決に基づいて強制執行する権限
(3)その他、請求の内容を実現するため必要な裁判上の行為

6.管轄裁判所
東京地方裁判所立川市部



市税の滞納者の中でも特に悪質な事例については差押えを進めていることは、市報にも掲載されたことがありますし、金融機関に対する過払い金請求に着手しているということも、先日の予算委員会における島田議員への答弁で示されていました。
とはいえ、実際に大手消費者金融を相手取って過払い金支払請求の訴えを起こすというケースは、これまであまり聞いたことがないように思いますが、どうなのでしょう。
と思って少し調べて見たら、羽村市で同様の事例があり、既に判決が下りていました。
それだけ本気だという市の姿勢を示したものと受け止めますが、詳細は質疑を通じて明らかになることと思います。


次に、学校関係の2件の工事契約議案ですが、1件1億5千万円以上の契約については議会の議決が必要ということで提案されるのですが、一昨年は夏休み中に行う必要がある校舎耐震化工事の業者決定が遅れたために、入札不成立、工事延期を余儀なくされるということがありました。今回はその教訓から4月当初に入札を行い、臨時議会での提案となるものです。

両案件ともに、入札方法は「条件付一般競争入札」と呼ばれる方式で、「東京電子自治体共同運営」というシステムを利用した電子入札で行われたのですが、入札結果を見ていろいろと考えています。

というのも、南台小学校工事は、22社が参加し、予定価格3億3,330万1,500円(税込)に対して、2億6,664万1,200円(80.0%)が8社となり、(株)瀧島建設(東京都板橋区)がくじ引きで落札。
第五中学校の場合は、23社が参加。予定価格2億8,652万4,000円(税込)に対して、2億2,921万9,200円(80.0%)が5社となり、株式会社森本建設東京支店(東京都新宿区)が同じくくじ引きで落札となっています。

電子入札によって透明性を高め、一般競争入札によって門戸を広げ競争性を高めたことによって、これまで以上に多くの事業者が入札に参加した、ということでしょう。
その結果、両案件ともに予定価格よりも2割安く契約できるわけで、2件の予定価格と落札価格との差額分合計は1億2,396万5,000円にもなります。それだけ税金が節約されることになります。

これまで私は、高止まりが続く当市の入札についてたびたび議会で取り上げ、透明性、公正性を高めるよう求めてきたつもりです。西口再開発事業では、疑義のある案件について徹底的に追いかけてもきました。その時の疑念の中には未だに払しょくできていないものもあります。入札改革フォーラム等へ出向き、公共事業における入札がどうあるべきなのかについて自分なりに学んでもきました。
そういう意味からすると、今回の結果は歓迎すべき方向といえるだとうと思っています。

しかし一方で、新たな疑問も感じています。

どうしてドンピシャの80%に数社が並んだのでしょう?
恐らく、推定した最低制限価格そのものを入れてきたということでしょう。これは、きちんと見積もられた結果の数字なのだろうか、という疑問が当然湧きます。
概して大手になればなるほど、スケールメリットによって建設資材等の調達コストを抑えることができるため、このような規模の大きな工事契約においては、中小の事業者が落札できる確率は下がってくることになります。
もし、詳細な見積もりをすることなく、なりふり構わず最低制限価格ぎりぎりで落札したとすれば、そのしわ寄せは現場で働く職人さんたちの処遇に行くことにはならないか?
工事監理の質も一段と問われてくることになるでしょう。

また、今回の入札参加資格は、建築部門の東京都共同格付でAランクが条件。市内業者に限ってはBランクでOKです。
しかし実際には、東村山市内に本社を有するAランクの事業者は1社しかありませんし、Bランクは無し、Cランクが2社、Dランク4社という状況です(支社や支店という形で所在している事業者はいくつかあります)。近隣他市ではAランク事業者が全く存在しないところもあります。
このような状況の中で競争性あるものにしようと思えば、必然的に広域から参入できるようなルール設定となるわけですが、JV方式ではなく単体での受注ですので、市内業者が関わる余地は生まれないことになります。

何をゴチャゴチャ言っているのか?と思われるかもしれませんが、不況の影響もあってこのような形で大手や準大手が以前だったら手を出さなかったような規模の事業にもどんどん参入してくることが続くとすれば、地元の事業者は壊滅的な打撃を受けることになると考えられます。

入札改革に100%の正解はなく、予定価格も事前公表にしたり事後にしたり、公契約条例を制定したり、単に価格だけでなく競わせるのではない「総合評価方式」を導入する自治体が増えたり、地元企業とのJV方式を拡大したり…と全国で試行錯誤が続いています。

どの要素を優先するかによって選択肢は変わってくるわけですが…う~ん、本当に望ましい姿とはどういうものなのでしょう。どうお考えになりますか?

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議案35号と36号は、法改正に伴う市条例の文言整理が主なようです。

37号は初めてお目にかかる議案で、議案書には次のようにあります。


提起内容

1.概要
市税滞納者について、地方税法の規定に基づき財産調査を行ったところ、消費者金融会社からの金銭消費貸借契約に基づく借入金について、利息制限法の規程による利息の利率を超える弁済により生じた過払い金債権が発生していることが判明した。この過払い金について、平成21年3月13日付にて国税徴収法第47条に基づき支払い請求権を差押えたが、支払期日である平成21年3月31日を経過した現在でも支払いの無い状況であるため、訴えを提起するものである。

2.訴えの趣旨
差押えた過払い金1,656,377円の支払い及び民法第404条に基づく利息5%の支払を求める。

3.訴えの理由
平成21年3月31日期限の差押金額の支払が無いため

4.訴えの相手方
東京都新宿区西新宿八丁目15番1号
株式会社 武富士
代表取締役 清川 昭

5.授権事項
必要に応じて次の行為をすることができる。
(1)訴えの取り下げ、和解又は請求を放棄する権限
(2)控訴、上告及び判決に基づいて強制執行する権限
(3)その他、請求の内容を実現するため必要な裁判上の行為

6.管轄裁判所
東京地方裁判所立川市部



市税の滞納者の中でも特に悪質な事例については差押えを進めていることは、市報にも掲載されたことがありますし、金融機関に対する過払い金請求に着手しているということも、先日の予算委員会における島田議員への答弁で示されていました。
とはいえ、実際に大手消費者金融を相手取って過払い金支払請求の訴えを起こすというケースは、これまであまり聞いたことがないように思いますが、どうなのでしょう。
と思って少し調べて見たら、羽村市で同様の事例があり、既に判決が下りていました。
それだけ本気だという市の姿勢を示したものと受け止めますが、詳細は質疑を通じて明らかになることと思います。


次に、学校関係の2件の工事契約議案ですが、1件1億5千万円以上の契約については議会の議決が必要ということで提案されるのですが、一昨年は夏休み中に行う必要がある校舎耐震化工事の業者決定が遅れたために、入札不成立、工事延期を余儀なくされるということがありました。今回はその教訓から4月当初に入札を行い、臨時議会での提案となるものです。

両案件ともに、入札方法は「条件付一般競争入札」と呼ばれる方式で、「東京電子自治体共同運営」というシステムを利用した電子入札で行われたのですが、入札結果を見ていろいろと考えています。

というのも、南台小学校工事は、22社が参加し、予定価格3億3,330万1,500円(税込)に対して、2億6,664万1,200円(80.0%)が8社となり、(株)瀧島建設(東京都板橋区)がくじ引きで落札。
第五中学校の場合は、23社が参加。予定価格2億8,652万4,000円(税込)に対して、2億2,921万9,200円(80.0%)が5社となり、株式会社森本建設東京支店(東京都新宿区)が同じくくじ引きで落札となっています。

電子入札によって透明性を高め、一般競争入札によって門戸を広げ競争性を高めたことによって、これまで以上に多くの事業者が入札に参加した、ということでしょう。
その結果、両案件ともに予定価格よりも2割安く契約できるわけで、2件の予定価格と落札価格との差額分合計は1億2,396万5,000円にもなります。それだけ税金が節約されることになります。

これまで私は、高止まりが続く当市の入札についてたびたび議会で取り上げ、透明性、公正性を高めるよう求めてきたつもりです。西口再開発事業では、疑義のある案件について徹底的に追いかけてもきました。その時の疑念の中には未だに払しょくできていないものもあります。入札改革フォーラム等へ出向き、公共事業における入札がどうあるべきなのかについて自分なりに学んでもきました。
そういう意味からすると、今回の結果は歓迎すべき方向といえるだとうと思っています。

しかし一方で、新たな疑問も感じています。

どうしてドンピシャの80%に数社が並んだのでしょう?
恐らく、推定した最低制限価格そのものを入れてきたということでしょう。これは、きちんと見積もられた結果の数字なのだろうか、という疑問が当然湧きます。
概して大手になればなるほど、スケールメリットによって建設資材等の調達コストを抑えることができるため、このような規模の大きな工事契約においては、中小の事業者が落札できる確率は下がってくることになります。
もし、詳細な見積もりをすることなく、なりふり構わず最低制限価格ぎりぎりで落札したとすれば、そのしわ寄せは現場で働く職人さんたちの処遇に行くことにはならないか?
工事監理の質も一段と問われてくることになるでしょう。

また、今回の入札参加資格は、建築部門の東京都共同格付でAランクが条件。市内業者に限ってはBランクでOKです。
しかし実際には、東村山市内に本社を有するAランクの事業者は1社しかありませんし、Bランクは無し、Cランクが2社、Dランク4社という状況です(支社や支店という形で所在している事業者はいくつかあります)。近隣他市ではAランク事業者が全く存在しないところもあります。
このような状況の中で競争性あるものにしようと思えば、必然的に広域から参入できるようなルール設定となるわけですが、JV方式ではなく単体での受注ですので、市内業者が関わる余地は生まれないことになります。

何をゴチャゴチャ言っているのか?と思われるかもしれませんが、不況の影響もあってこのような形で大手や準大手が以前だったら手を出さなかったような規模の事業にもどんどん参入してくることが続くとすれば、地元の事業者は壊滅的な打撃を受けることになると考えられます。

入札改革に100%の正解はなく、予定価格も事前公表にしたり事後にしたり、公契約条例を制定したり、単に価格だけでなく競わせるのではない「総合評価方式」を導入する自治体が増えたり、地元企業とのJV方式を拡大したり…と全国で試行錯誤が続いています。

どの要素を優先するかによって選択肢は変わってくるわけですが…う~ん、本当に望ましい姿とはどういうものなのでしょう。どうお考えになりますか?

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【2009/04/16 23:58】 | 議会報告
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No title
茶研
ごぶさたしております。茶研です。(覚えておいていただけるとうれしいのですが…)

公共工事のはなしになったのででてきました。
前の登場が調べたら2年前の7月でしたが、そのときは逆に100%近い落札率を問題にしておいでだったようでした。

前置きが長くなりましたが、数点ほど。

>推定した最低制限価格
とありますが、予定価格および最低制限価格は事前公表だったのでしょうか、事後公表だったのでしょうか。

事後公表であれば、担当部署による予定価格の漏洩の可能性もあり、大事です。
ほかの東村山市の案件も見る限り、事前公表だったのではないかと推察いたしますが、事前公表だったのであれば8社も同札だったのは不自然でもなく、この不景気、公共工事受注のためになりふりかまっていない業者側のこともふまえれば、発注者側の「指し値発注」という側面もでてくるかと思われます。

それにしても最近の流行は「総合評価方式」ですが、それは採用しなかったのですね。
このくらいの額であれば採用したほうがよいと思うのですが。

ついでにいうなら、建築工事Bランクの業者が市内にいないことをわかっていながら、それを条件に含めて「市内業者には参加条件を緩和させて受注機会を優遇している」とみせかけているのはどうにもやりきれませんね…。
ちょっと言い過ぎかもしれませんが…。

長文失礼しました。
参考にして頂ければ幸いです。

茶研さんへ
佐藤まさたか
茶研さん こんばんは。
お返事遅くなってすみません。もちろん覚えておりますとも。
訪ねてくださり本当にありがとうございます。
そのせつは専門的な視点からのアドバイス、ご意見、ありがとうございました。

今回、「予定価格は事前公表、最低制限価格は事後も公表せず」です。
当市の入札ルールは、昨年度からこのように⇒ http://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/~kakukaweb/014100/seidokaisei.pdf 改められました。
一般的な指名競争入札の範囲をそれまでの予定価格1億5千万円未満から3,000万円未満に改め、それまで3億円以上だった条件付一般競争入札を7,000万円以上としました。
また、「公共工事等の入札及び契約に係る情報の公表に関する規程」を19年度中に二度にわたって改定したことについてはちょうど一年ほど前に記事にしました。http://satomasataka.blog110.fc2.com/blog-entry-157.html

私としては、入札方法の改善に向けて一定の努力が重ねられてきたと考えていますが、ご指摘の総合評価方式や、低価格入札調査など、さらに改善を重ねていく姿勢が大事なのではないかと思い、そのような発言で質疑を締めくくりました。

私が今回の議案に対して「改善が重ねられてきた現行の手続き上は瑕疵がない」と発言したことをとらえて「入札疑惑にフタをしようとした」などとあたかも不正があるかのように喧伝している輩もいるようですが、「最低制限価格を知っていた職員の名前を言え!」などという質疑ばかりを繰り返していることの方がよほど低次元で恥ずかしいと思っています。

話が外れてしまいました。すみません。
入札については、一般競争入札を原則通り予定価格130万円以上の案件で全て適用している立川市のような方向へ進むべきなのか、手間と一定の費用がかかっても総合評価方式導入の方向へ進むべきなのか…大変難しい問題であり、もっと勉強しないといけないと思っています。茶研さんはどうお考えでしょうか?



No title
茶研
覚えていていただいて恐縮です。

最低制限価格、非公表なのですね。
ただ、他の同種の工事から推察することは可能だろうと思いますが、「もぐって」(最低制限価格未満の入札して)失格した業者がいないこと、8社も同札というのは若干奇異ですね。

予定価格と最低制限価格とを±1%の範囲内で乱数を用いて入札時に変動させるようなところもあるようですが、ただの責任逃れのようであまり好きではありません。

くじもそうですが、結果的に「ギャンブル経営」になるのは建設業界の健全性の確保のためにも決していいことではないはずです。

入札制度に正解がないことは確かですが、税金を有効利用するためにいろいろと思案いただければと思います。

たまにたとえ話で云うのですが、
同質のもので
・1年保つ1万円のもの
・10年保つ5万円のもの
20年、30年と使っていくときにどっちが最終的に安いのだろうか、という視点が案外見落とされている気がしています。

茶研さんへ
佐藤まさたか
貴ブログ「臥薪嘗胆」にてしばしば東村山の話を取り上げていただきありがとうございます。
最新記事も拝見しました。

コメントでもお書きくださいましたが、貴ブログの最後で書いていらっしゃる「くじ引きだとかの「ギャンブル経営」はやめて営業努力が報われるような制度を運用していきましょうよ」という点、大事だ視点だと思っています。

「安くて良いもの」がベストなのは当たり前ですが、「少し高くともより長持ちするもの」「少し高くとも他へ良い波及効果を与えるもの」「少し高くとも皆が納得するもの」ということを真剣に考える時期に来ているんでしょうね。

東村山市の入札の場合、不透明だったり恣意的だったりする状況から、ここ数年である程度整理が進んできたととらえていますが、原則事後公表に切り替えたはずの予定価格が大規模工事では事前公表となっていることや、最低価格が常に一定(80%)に設定されている可能性が高いこと(が業界に知れ渡っているらしいこと)など、改善の余地はまだまだまだまだありそうです。

>入札制度に正解がないことは確かですが、税金を有効利用するためにいろいろと思案いただければと思います。

昨年近隣の数市の契約課を訪ねてみただけでも、入札制度は千差万別でした。自分自身のメニュー更新を怠らないよう、勉強と実態の把握に努めていきたいと思ってます。今後ともどうぞよろしくお願いします。

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コメント
この記事へのコメント
No title
ごぶさたしております。茶研です。(覚えておいていただけるとうれしいのですが…)

公共工事のはなしになったのででてきました。
前の登場が調べたら2年前の7月でしたが、そのときは逆に100%近い落札率を問題にしておいでだったようでした。

前置きが長くなりましたが、数点ほど。

>推定した最低制限価格
とありますが、予定価格および最低制限価格は事前公表だったのでしょうか、事後公表だったのでしょうか。

事後公表であれば、担当部署による予定価格の漏洩の可能性もあり、大事です。
ほかの東村山市の案件も見る限り、事前公表だったのではないかと推察いたしますが、事前公表だったのであれば8社も同札だったのは不自然でもなく、この不景気、公共工事受注のためになりふりかまっていない業者側のこともふまえれば、発注者側の「指し値発注」という側面もでてくるかと思われます。

それにしても最近の流行は「総合評価方式」ですが、それは採用しなかったのですね。
このくらいの額であれば採用したほうがよいと思うのですが。

ついでにいうなら、建築工事Bランクの業者が市内にいないことをわかっていながら、それを条件に含めて「市内業者には参加条件を緩和させて受注機会を優遇している」とみせかけているのはどうにもやりきれませんね…。
ちょっと言い過ぎかもしれませんが…。

長文失礼しました。
参考にして頂ければ幸いです。
2009/04/29(Wed) 21:44 | URL  | 茶研 #UOVyRxkw[ 編集]
茶研さんへ
茶研さん こんばんは。
お返事遅くなってすみません。もちろん覚えておりますとも。
訪ねてくださり本当にありがとうございます。
そのせつは専門的な視点からのアドバイス、ご意見、ありがとうございました。

今回、「予定価格は事前公表、最低制限価格は事後も公表せず」です。
当市の入札ルールは、昨年度からこのように⇒ http://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/~kakukaweb/014100/seidokaisei.pdf 改められました。
一般的な指名競争入札の範囲をそれまでの予定価格1億5千万円未満から3,000万円未満に改め、それまで3億円以上だった条件付一般競争入札を7,000万円以上としました。
また、「公共工事等の入札及び契約に係る情報の公表に関する規程」を19年度中に二度にわたって改定したことについてはちょうど一年ほど前に記事にしました。http://satomasataka.blog110.fc2.com/blog-entry-157.html

私としては、入札方法の改善に向けて一定の努力が重ねられてきたと考えていますが、ご指摘の総合評価方式や、低価格入札調査など、さらに改善を重ねていく姿勢が大事なのではないかと思い、そのような発言で質疑を締めくくりました。

私が今回の議案に対して「改善が重ねられてきた現行の手続き上は瑕疵がない」と発言したことをとらえて「入札疑惑にフタをしようとした」などとあたかも不正があるかのように喧伝している輩もいるようですが、「最低制限価格を知っていた職員の名前を言え!」などという質疑ばかりを繰り返していることの方がよほど低次元で恥ずかしいと思っています。

話が外れてしまいました。すみません。
入札については、一般競争入札を原則通り予定価格130万円以上の案件で全て適用している立川市のような方向へ進むべきなのか、手間と一定の費用がかかっても総合評価方式導入の方向へ進むべきなのか…大変難しい問題であり、もっと勉強しないといけないと思っています。茶研さんはどうお考えでしょうか?

2009/05/06(Wed) 01:50 | URL  | 佐藤まさたか #-[ 編集]
No title
覚えていていただいて恐縮です。

最低制限価格、非公表なのですね。
ただ、他の同種の工事から推察することは可能だろうと思いますが、「もぐって」(最低制限価格未満の入札して)失格した業者がいないこと、8社も同札というのは若干奇異ですね。

予定価格と最低制限価格とを±1%の範囲内で乱数を用いて入札時に変動させるようなところもあるようですが、ただの責任逃れのようであまり好きではありません。

くじもそうですが、結果的に「ギャンブル経営」になるのは建設業界の健全性の確保のためにも決していいことではないはずです。

入札制度に正解がないことは確かですが、税金を有効利用するためにいろいろと思案いただければと思います。

たまにたとえ話で云うのですが、
同質のもので
・1年保つ1万円のもの
・10年保つ5万円のもの
20年、30年と使っていくときにどっちが最終的に安いのだろうか、という視点が案外見落とされている気がしています。
2009/05/08(Fri) 17:43 | URL  | 茶研 #UOVyRxkw[ 編集]
茶研さんへ
貴ブログ「臥薪嘗胆」にてしばしば東村山の話を取り上げていただきありがとうございます。
最新記事も拝見しました。

コメントでもお書きくださいましたが、貴ブログの最後で書いていらっしゃる「くじ引きだとかの「ギャンブル経営」はやめて営業努力が報われるような制度を運用していきましょうよ」という点、大事だ視点だと思っています。

「安くて良いもの」がベストなのは当たり前ですが、「少し高くともより長持ちするもの」「少し高くとも他へ良い波及効果を与えるもの」「少し高くとも皆が納得するもの」ということを真剣に考える時期に来ているんでしょうね。

東村山市の入札の場合、不透明だったり恣意的だったりする状況から、ここ数年である程度整理が進んできたととらえていますが、原則事後公表に切り替えたはずの予定価格が大規模工事では事前公表となっていることや、最低価格が常に一定(80%)に設定されている可能性が高いこと(が業界に知れ渡っているらしいこと)など、改善の余地はまだまだまだまだありそうです。

>入札制度に正解がないことは確かですが、税金を有効利用するためにいろいろと思案いただければと思います。

昨年近隣の数市の契約課を訪ねてみただけでも、入札制度は千差万別でした。自分自身のメニュー更新を怠らないよう、勉強と実態の把握に努めていきたいと思ってます。今後ともどうぞよろしくお願いします。
2009/05/10(Sun) 22:43 | URL  | 佐藤まさたか #-[ 編集]
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一昨年8月の「予定価格とはなんぞや。」には実はまだサーチエンジンとかから1週間に
2009/05/08(Fri) 23:47:25 |  臥薪嘗胆
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