無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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NPO法人「ゴミ環境ビジョン21」のHPで緊急シンポジウム『「環境問題のウソ」はウソ?ホント?』の開催を知り、一橋大学まで自転車を飛ばして参加してきました。
「武田邦彦・中部大学教授を招いて、学者・事業者・ジャーナリスト・市民が徹底討論します。」と題したシンポジウム会場は大学の大教室。最終的に一杯になったので、300名ほどになったのではないでしょうか。フロアからの発言を聞く限り、地方から来られた方も相当あったようです。
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この日のメインパネリストの武田邦彦氏は「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」(洋泉社)が25万部のベストセラーになっている方。
そしてパネラーは、この著書にある▼資源7倍・ごみ7倍になるリサイクル▼猛毒に仕立て上げられたダイオキシン▼地球温暖化を防げない京都議定書 といった内容に対して大いに異論あり!だったり、とんでもない本だ!と怒っていたり、という各分野の方たちでした。
会場も環境問題に取り組んでいる市民やリサイクル業者、研究者や大学生、議員などで、大半は著書の中味に批判的な人たちが集まっていることは、周囲の雰囲気から感じ取ることができました。
そんな中で「敵陣に乗り込んできたようなものですが、環境問題は本当に重要なことなので、私の名誉や面子がどうとかいうことではなく、しっかりと議論してみたい。」という武田教授の基調報告からスタートしました。
正式な発言録はきっとまた「ごみかん事務局」がまとめた上で公表してくださるのだろうと思いますが(こちらは前回参加したセミナーの講演録。事務局の皆さん、いつもありがとうございます。)、とりあえずメモした範囲で印象的だった発言をいくつか記します。

■武田邦彦氏
・私の願いは、大量消費を止めることと、ゴミを減らすことの2つだということをまず申し上げたい。
・第1の問題点は、リサイクルによって大量消費が加速されていること。
プラスチック系では、消費の抑制、資源の節約のいずれも達成されていない。また正しい情報が開示されていない。リサイクルプラスチックの中に毒物が多いことも問題だ。
・第2の問題点は、誠実さがないということ。回収されたペットボトルの半分以上が途上国に持ち出されている。どれだけ輸出されているかというデータも出ていない。自分の出したゴミをなぜ自分で片付けないのか。5,000億円もの税金を使っているが、そう多くはない業者に利益がいき、負担が偏っている。庶民は約束通りにやっているのに、役所と業者は儲けを考え、それに専門家といわれる人がお墨付きを与えているのはおかしい。
・豊かな生活の代償として出てくるゴミなのだから、自分達で処理をすべきではないのか。
・紙を大量消費しながら、リサイクルをすれば森林が守れると子どもに教えるのは間違っている。日本では森林面積が大きいのに、人件費がかかる、言いかえればもっと高報酬の仕事をしたいからといって、自分達が使う紙は殆ど輸入されたものを使っている。紙のリサイクルには石油が大量に使われることからも、石油の取れない日本では、せめて紙くらいは自国の森林からとれる分だけで我慢することが基本ではないのか。
・物作りの心を大切にする心を持つべきだ。茶碗は1回使うごとに捨てないのに、どうしてペットボトルは捨てるのか?
・どこまでいけば、我々は気が済むというのか?本当に歪んだところを見ないで、リサイクルの細かいことばかり追っているのはおかしい。

■八木雄一郎氏(プラスチックリサイクル会社・明円工業)
実績に基づいてはじき出したデータも交えながら、武田教授のデータには間違いが多すぎると反論。特に、「リサイクルしたほうが費用がかかるという点は明らかに違う」と述べる。

■村田徳治氏(循環資源研究所)
「本を読んでみて、全くわかっていない人だなと思った。主張が科学的根拠に基づいていないので反論する気さえしない」と入り口からばっさり切り捨てた上で、それであえて、と配布資料に基づいて細かく論破。まさにケチョンケチョンという感じ。

■庄司元氏(環境文明研究所)
自治体の環境行政に携わってきた者として、リサイクルだけでゴミが減るとは考えていないが、「リサイクルでゴミが増える」という武田教授の主張が大変気になる。ペットボトルのリサイクルがその大量消費を生んできた、というのはおかしい。消費者にとっての利便性が優先した結果と考えるべきだ。リサイクルには、自治体が直面している焼却・埋立てを減らす、という面が大きい。さらに発生抑制の考え方から、社会的費用をトータルに減らすにはどうすべきなのか、ということに論点は移ってきているのが現状だ。

■杉本裕明氏(ジャーナリスト・朝日新聞記者)
武田教授の数字にはかなり間違いがある。ドイツで廃棄物が多いのはリサイクルを大量にしているからだ、というのはウソ。分別が20にも30にもなってきて、市民の間に一種の閉塞感があるので、武田教授の主張が一服の清涼感を与えてくれただけで、何の問題解決にもつながらない。

■鈴木秀明(静岡大学農学部4年生)
武田教授は、政府や自治体や業界のせいにはしているので、読んでなんとなくスッキリするが、代替案がなく、揚げ足取りにしかみえない。「一人ひとりの問題なんだ」という発信が全くないのはおかしい。

この後、司会の服部美佐子さん(ごみかん)からいくつかの質問がされ、武田教授が答えるという形で進みました。

服部)「数字が違うという指摘に対してどう答えるのか?特に14万トンとされるペットボトルリサイクル量を3万トンとしているのはなぜか?費用比較もなぜ大きく違うのか?
武田)データはもちろん公のものとは違う。公のデータが正しければマスコミは要らない。回収率は把握しているが再利用率はわからない、と当のリサイクル協会も答えている。

服部)リサイクルは万能ではない、ということは皆さんが認めているが、全否定するのはなぜか?リサイクルによって焼却・埋立量が減ったというメリットもあるのになぜ?
武田)どこに線を引いて考えるか、ということが大事だ。何もかもリサイクルさせないと、みんながどんどんモノを使い捨てにする、なんて私は考えていない。そんなに市民はバカじゃない。リサイクルでごみが減ったというのはウソだと私は考えている。

この後もパネラーと武田教授双方の反論が続き、一旦休憩。第2部の「ダイオキシンについて」に移りました。

■武田邦彦氏
・ダイオキシンを取り巻く論理には矛盾がある。毒性は青酸カリの6万倍といい、伝統的な焚き火や野焼きも禁止したが、実際に患者や死者が出ているわけではない。
・(テレビ朝日のダイオキシン報道によって)所沢の農家は、法的には勝訴したがいまだに立ち直れていないし、狭山茶は他のお茶に比べて安いままだ。ダイオキシンの被害者はいないのに、風評被害は大変多いことをどう考えるのか。
・焼却炉の購買や専用ゴミ袋に代表される自治体と業者の癒着を摘発する。
・毒物は量が問題であり、ダイオキシンは比較すればそう危険とはいえない。私たちの生活の中には見えない形で多くの毒物が存在するので、ダイオキシンだけに目が向けられることはかえって問題なのではないか。

■遠山千春氏(東京大学教授)
・ダイオキシンについて、急性毒性がないと武田教授は言うが、多くの化学物質に比べて、低容量で毒性が出ることは事実である。
・ダイオキシンに汚染された田んぼの米を食べても人が死んでない、と言うが、米に含まれる濃度は低いことが知られている。特に問題なのは魚類に蓄積されているダイオキシンであり、懸念がないなんて言えない。
・胎児期や授乳期を中心とした時期にダイオキシンへの曝露による影響が次世代に及ぶ可能性は高く、引き続き研究をしていくことが極めて重要なはずだ。

■中下裕子さん(弁護士・ダイオキシン環境ホルモン国民会議事務局長)
・リサイクルにリスクが伴うという指摘は同感だが、であればリスクをどう小さくするか、と考えるべきであって、リサイクル自体をやめてしまえとはならないはずだ。
・国際条約(ストックホルム条約)でもその危険が指摘されているものに対して、今頃になってダイオキシンは平気だなどと言っている場合ではない。
・物言えぬ野生動物や次世代の子ども達を有害化学物質からどう守るのかは、私たちに課せられた責務であり、放置は許されないはずだ。

議論は白熱し、時には噛み合わず、時には思いの強すぎる方からの不規則発言などもありましたが、最後は「敵陣に乗り込んで」来られた武田教授に大きな拍手が送られ散会。時計は予定の5時半を大きく回っていました。
主催した実行委員会の方々には、貴重な場を作ってくださったことに感謝の思いです。

また、武田教授の論に全面的に賛意を示すわけではありませんが、それでも議論を深めるために猛烈な逆風を承知の上で登壇された姿勢には頭が下がります。
武田教授のこんな言葉が心に残りました。
「学問の自由、報道の自由、言論の自由は本当に大事です。異論を罵倒する文化では、世の中は良くならない。」
「完全冷暖房の超高層マンションに住んでいる人が温暖化を云々言ったって、田舎に住んでいる人からみればおかしな話ですよ。」
s-CIMG3142.jpg




業界、自治体、研究分野、そして市民。最前線の方のナマの発言が聞ける機会をいつも提供してくださる「ごみかん21」。
今回の緊急シンポも、ごみかんならではのスゴイい企画でした。
環境問題を学ぶあちこちの大学生が次々と質問に立っていたのも印象的でした。

東村山市でもごみ処理にかかっている費用は年間約25億円。
どうしたらゴミが減るのか。そこにかかるコストは誰が負担すべきなのか。
生産から消費のプロセスにおいて、どう3R(リデュース・リユース・リサイクル)を徹底していくのか。
武田教授の暴論ともいえる投げかけも、解決に向けた真剣な議論に拍車をかけるという意味で、必要なものだと感じました。

今月27日には「どこまで可能か?容器包装の3R」と題して、メーカーはスーパーの取り組み事例を、実際にメーカーやスーパーの担当者を呼んで話をしてもらう、という企画も予定されています。
これにももちろん足を運んでみようと思っています。
関心のある方、連絡してみてください。

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正式な発言録はきっとまた「ごみかん事務局」がまとめた上で公表してくださるのだろうと思いますが(こちらは前回参加したセミナーの講演録。事務局の皆さん、いつもありがとうございます。)、とりあえずメモした範囲で印象的だった発言をいくつか記します。

■武田邦彦氏
・私の願いは、大量消費を止めることと、ゴミを減らすことの2つだということをまず申し上げたい。
・第1の問題点は、リサイクルによって大量消費が加速されていること。
プラスチック系では、消費の抑制、資源の節約のいずれも達成されていない。また正しい情報が開示されていない。リサイクルプラスチックの中に毒物が多いことも問題だ。
・第2の問題点は、誠実さがないということ。回収されたペットボトルの半分以上が途上国に持ち出されている。どれだけ輸出されているかというデータも出ていない。自分の出したゴミをなぜ自分で片付けないのか。5,000億円もの税金を使っているが、そう多くはない業者に利益がいき、負担が偏っている。庶民は約束通りにやっているのに、役所と業者は儲けを考え、それに専門家といわれる人がお墨付きを与えているのはおかしい。
・豊かな生活の代償として出てくるゴミなのだから、自分達で処理をすべきではないのか。
・紙を大量消費しながら、リサイクルをすれば森林が守れると子どもに教えるのは間違っている。日本では森林面積が大きいのに、人件費がかかる、言いかえればもっと高報酬の仕事をしたいからといって、自分達が使う紙は殆ど輸入されたものを使っている。紙のリサイクルには石油が大量に使われることからも、石油の取れない日本では、せめて紙くらいは自国の森林からとれる分だけで我慢することが基本ではないのか。
・物作りの心を大切にする心を持つべきだ。茶碗は1回使うごとに捨てないのに、どうしてペットボトルは捨てるのか?
・どこまでいけば、我々は気が済むというのか?本当に歪んだところを見ないで、リサイクルの細かいことばかり追っているのはおかしい。

■八木雄一郎氏(プラスチックリサイクル会社・明円工業)
実績に基づいてはじき出したデータも交えながら、武田教授のデータには間違いが多すぎると反論。特に、「リサイクルしたほうが費用がかかるという点は明らかに違う」と述べる。

■村田徳治氏(循環資源研究所)
「本を読んでみて、全くわかっていない人だなと思った。主張が科学的根拠に基づいていないので反論する気さえしない」と入り口からばっさり切り捨てた上で、それであえて、と配布資料に基づいて細かく論破。まさにケチョンケチョンという感じ。

■庄司元氏(環境文明研究所)
自治体の環境行政に携わってきた者として、リサイクルだけでゴミが減るとは考えていないが、「リサイクルでゴミが増える」という武田教授の主張が大変気になる。ペットボトルのリサイクルがその大量消費を生んできた、というのはおかしい。消費者にとっての利便性が優先した結果と考えるべきだ。リサイクルには、自治体が直面している焼却・埋立てを減らす、という面が大きい。さらに発生抑制の考え方から、社会的費用をトータルに減らすにはどうすべきなのか、ということに論点は移ってきているのが現状だ。

■杉本裕明氏(ジャーナリスト・朝日新聞記者)
武田教授の数字にはかなり間違いがある。ドイツで廃棄物が多いのはリサイクルを大量にしているからだ、というのはウソ。分別が20にも30にもなってきて、市民の間に一種の閉塞感があるので、武田教授の主張が一服の清涼感を与えてくれただけで、何の問題解決にもつながらない。

■鈴木秀明(静岡大学農学部4年生)
武田教授は、政府や自治体や業界のせいにはしているので、読んでなんとなくスッキリするが、代替案がなく、揚げ足取りにしかみえない。「一人ひとりの問題なんだ」という発信が全くないのはおかしい。

この後、司会の服部美佐子さん(ごみかん)からいくつかの質問がされ、武田教授が答えるという形で進みました。

服部)「数字が違うという指摘に対してどう答えるのか?特に14万トンとされるペットボトルリサイクル量を3万トンとしているのはなぜか?費用比較もなぜ大きく違うのか?
武田)データはもちろん公のものとは違う。公のデータが正しければマスコミは要らない。回収率は把握しているが再利用率はわからない、と当のリサイクル協会も答えている。

服部)リサイクルは万能ではない、ということは皆さんが認めているが、全否定するのはなぜか?リサイクルによって焼却・埋立量が減ったというメリットもあるのになぜ?
武田)どこに線を引いて考えるか、ということが大事だ。何もかもリサイクルさせないと、みんながどんどんモノを使い捨てにする、なんて私は考えていない。そんなに市民はバカじゃない。リサイクルでごみが減ったというのはウソだと私は考えている。

この後もパネラーと武田教授双方の反論が続き、一旦休憩。第2部の「ダイオキシンについて」に移りました。

■武田邦彦氏
・ダイオキシンを取り巻く論理には矛盾がある。毒性は青酸カリの6万倍といい、伝統的な焚き火や野焼きも禁止したが、実際に患者や死者が出ているわけではない。
・(テレビ朝日のダイオキシン報道によって)所沢の農家は、法的には勝訴したがいまだに立ち直れていないし、狭山茶は他のお茶に比べて安いままだ。ダイオキシンの被害者はいないのに、風評被害は大変多いことをどう考えるのか。
・焼却炉の購買や専用ゴミ袋に代表される自治体と業者の癒着を摘発する。
・毒物は量が問題であり、ダイオキシンは比較すればそう危険とはいえない。私たちの生活の中には見えない形で多くの毒物が存在するので、ダイオキシンだけに目が向けられることはかえって問題なのではないか。

■遠山千春氏(東京大学教授)
・ダイオキシンについて、急性毒性がないと武田教授は言うが、多くの化学物質に比べて、低容量で毒性が出ることは事実である。
・ダイオキシンに汚染された田んぼの米を食べても人が死んでない、と言うが、米に含まれる濃度は低いことが知られている。特に問題なのは魚類に蓄積されているダイオキシンであり、懸念がないなんて言えない。
・胎児期や授乳期を中心とした時期にダイオキシンへの曝露による影響が次世代に及ぶ可能性は高く、引き続き研究をしていくことが極めて重要なはずだ。

■中下裕子さん(弁護士・ダイオキシン環境ホルモン国民会議事務局長)
・リサイクルにリスクが伴うという指摘は同感だが、であればリスクをどう小さくするか、と考えるべきであって、リサイクル自体をやめてしまえとはならないはずだ。
・国際条約(ストックホルム条約)でもその危険が指摘されているものに対して、今頃になってダイオキシンは平気だなどと言っている場合ではない。
・物言えぬ野生動物や次世代の子ども達を有害化学物質からどう守るのかは、私たちに課せられた責務であり、放置は許されないはずだ。

議論は白熱し、時には噛み合わず、時には思いの強すぎる方からの不規則発言などもありましたが、最後は「敵陣に乗り込んで」来られた武田教授に大きな拍手が送られ散会。時計は予定の5時半を大きく回っていました。
主催した実行委員会の方々には、貴重な場を作ってくださったことに感謝の思いです。

また、武田教授の論に全面的に賛意を示すわけではありませんが、それでも議論を深めるために猛烈な逆風を承知の上で登壇された姿勢には頭が下がります。
武田教授のこんな言葉が心に残りました。
「学問の自由、報道の自由、言論の自由は本当に大事です。異論を罵倒する文化では、世の中は良くならない。」
「完全冷暖房の超高層マンションに住んでいる人が温暖化を云々言ったって、田舎に住んでいる人からみればおかしな話ですよ。」
s-CIMG3142.jpg




業界、自治体、研究分野、そして市民。最前線の方のナマの発言が聞ける機会をいつも提供してくださる「ごみかん21」。
今回の緊急シンポも、ごみかんならではのスゴイい企画でした。
環境問題を学ぶあちこちの大学生が次々と質問に立っていたのも印象的でした。

東村山市でもごみ処理にかかっている費用は年間約25億円。
どうしたらゴミが減るのか。そこにかかるコストは誰が負担すべきなのか。
生産から消費のプロセスにおいて、どう3R(リデュース・リユース・リサイクル)を徹底していくのか。
武田教授の暴論ともいえる投げかけも、解決に向けた真剣な議論に拍車をかけるという意味で、必要なものだと感じました。

今月27日には「どこまで可能か?容器包装の3R」と題して、メーカーはスーパーの取り組み事例を、実際にメーカーやスーパーの担当者を呼んで話をしてもらう、という企画も予定されています。
これにももちろん足を運んでみようと思っています。
関心のある方、連絡してみてください。

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【2007/10/07 23:30】 | ごみ問題・環境
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ごみ問題
えすぽわーる
いつもブログ拝見しています。ごみ問題について考える機会が多くあります。秋水園の近くに越してきたというのもあるかもしれません。先の市議選で秋津周辺は喘息の子どもが多いと書いてありました。これからの子育てを考えるとなかなか不安を払拭できません。


秋水園は今後10年間補修しながら使っていくと聞きましたが、その後はどうするのでしょうか?新しい焼却炉にするのでしょうか?近くに大規模な戸建て住宅ができることもあり、不安に思う市民は多くいるのではないかと思います。


市長の考えを聞きたかったので、市長への手紙、というものにごみ問題についての意見を書きました。あまり期待はしていないですが・・・。

Re:ごみ問題
佐藤まさたか
えすぽわーるさん 初めまして。書き込みありがとうございます。
長い駄文、お読みくださって感謝です。

2月にもこんな場(http://blog.satomasataka.jp/200702/article_12.html)があったことをご報告しましたが、秋津の方たちの不安感は本当に強くて、そのご負担にいつまでも甘えていいはずがない、と思います。

焼却炉については、当面10年間をメドに延命することになり、そのために改修すべき内容を現在確認中だというのが現在行われている決算委員会での役所の答弁です。
喘息と焼却炉についても因果関係については立証されていない、というのが役所のスタンスですが、現実に不安を訴えておられる近隣住民の皆さんに対して、そんな言葉で片付けられる話ではありません。

私が議会に出た4年前は、100億円以上をかけて最新の大型炉を導入する計画がある、と聞かされ、とんでもない!と怒っていましたが、その後、ゴミ自体を減量化する方向へ世の中が動く中で、最新大型炉の話は消えつつあります。これはせめて望ましい方向へ進んでいると考えています。
しかし、どうやったら燃やすゴミの量をとことん減らすことができるのか、ということが最大の命題となっていますが、生ゴミの処理をはじめとする市の姿勢は極めて中途半端な印象です。

大変申し訳ないと思いつつのお願いなのですが、やはり近隣の方々の声が最大の力になると思うのです。
煙突の隣で進む大規模開発によってまた新たに移り住んでこられる方たちも、実態をどこまでご存知なのか、それも不安です。

ぜひお気づきの点、心配な点など、どんな小さなことでもお知らせください。
また、遠慮なくガンガン役所にぶつけていただきたいと思います。
近隣にお住まいの方の不安にはどこまでも真摯に答える義務が役所にはあります。
市長へのEメールも、返事が届いたらぜひまた教えていただけたらと思います。


gun
  「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」
  確かこの本、興味があって少し立ち読みした
事があったように思います。京都議定書で決めた
削減量くらいでは、温暖化なんか止まるはずは無
いと私も考えています。ハッキリ言って経済活動
をほぼ完全停止しなきゃダメだろうという事は、
素人でも勘付く事です。
  面白いのは、木を植えてもダメだというのが
書いてあったのはこの本じゃなかったかな。木
も生物なので光合成をしながら同時に呼吸、
つまりCO2を出していて、成長期には光合成が
上回るが、大人の木になり、成長速度が遅くなる
と呼吸の方が上回るので木を植えてもプラスマイ
ナスゼロとのことでした。
ところで、温暖化の原因がCO2だというのにも
疑問を持つ科学者は少なくありません。私も太陽
の活動は無視できないファクターだと思います。
 しかし原因は何でアレ、化石燃料の採掘、消費
に歯止めをかける事は悪い事ではないでしょう。
  CO2を地中に埋め戻すという馬鹿げた技術が
実用化しつつあるようですが、そんな事より太陽
エネルギーの有効利用や新エネルギーの開発
、地球圏外への熱エネルギーの放出技術に集
中すべきと感じます。

No title
gun
さて、ゴミ問題ですが、ゴミの減量には生ゴミ
処理機の普及が有望だと思います。我が家では
当初から使用しており、可燃ゴミはありますが、
生ゴミはゼロです。
  しかし痛感したのですが、生ゴミ処理機購入
の補助金が、東村山市は近隣で一番少なかっ
たのです。また、今はコジマが開店しましたが、
当時は市内に家電量販店が無く、市外の店で
購入すると手続きが面倒とかいう事もありました。




gunさんへ
佐藤まさたか
いつも様々な視点からのコメントありがとうございます。

あれだけの環境分野の専門家たちが真剣になって怒っているということは、極論も含む相当挑発的な問題提起であることは間違いなさそうです。
しかし、その道のプロと呼ばれる者が出したデータや理論であっても権威化しないで反論を試みる武田教授のような存在は必要だと感じます。

生ゴミ処理機の補助は、17年度から東村山市もようやくそれまでの3,000円から20,000円を上限としました。従前との不公平感を指摘する声もありましたが、とにかく進めることが大事だろうと決まった経過があります。

>我が家では当初から使用しており、可燃ゴミはありますが、生ゴミはゼロです。

東村山の場合、可燃ごみ総量のうち、生ゴミが39.4%、紙類が37.4%、木・草が7.4%、繊維が1.8%等となっています(湿った状態の構成比)から、大変な貢献をしていただいていることになります。
ちなみに、処理機で処理されたものは、どのようにしていらっしゃるのでしょう?
市の環境部は、「処理したものを結局可燃ごみで出す人も多い」とずっと答えていますが、それぞれのお宅ではどのように活かしておられるのか、知りたいと思っています。



No title
gun
>ちなみに、処理機で処理されたものは、

 使用しているのは二酸化炭素と水蒸気に分解
するタイプなので体積が極端に減ります。処理後
に残る土状のものは、およそ三ヶ月に一回、バケ
ツに2/3程度。これを庭に撒いてるのでゴミに
は出していません。

gunさんへ
佐藤まさたか
毎度レスが遅くてごめんなさい。

電動処理機の様子、ありがとうございました。
かなり有効なタイプですね。

いろいろな形式があるようですけれど、もう少し普及が進むようPRが大事だと改めて思います。

同時に、特殊なバケツを使った集団回収(ご近所5軒以上で申請していただく方式)もあり、こちらもバケツ代の半額が補助されます。
驚くほどニオイもないので、こちらももっともっと積極的にPRして、拡大されればと思います。

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この記事へのコメント
ごみ問題
いつもブログ拝見しています。ごみ問題について考える機会が多くあります。秋水園の近くに越してきたというのもあるかもしれません。先の市議選で秋津周辺は喘息の子どもが多いと書いてありました。これからの子育てを考えるとなかなか不安を払拭できません。


秋水園は今後10年間補修しながら使っていくと聞きましたが、その後はどうするのでしょうか?新しい焼却炉にするのでしょうか?近くに大規模な戸建て住宅ができることもあり、不安に思う市民は多くいるのではないかと思います。


市長の考えを聞きたかったので、市長への手紙、というものにごみ問題についての意見を書きました。あまり期待はしていないですが・・・。
2007/10/08(Mon) 18:36 | URL  | えすぽわーる #-[ 編集]
Re:ごみ問題
えすぽわーるさん 初めまして。書き込みありがとうございます。
長い駄文、お読みくださって感謝です。

2月にもこんな場(http://blog.satomasataka.jp/200702/article_12.html)があったことをご報告しましたが、秋津の方たちの不安感は本当に強くて、そのご負担にいつまでも甘えていいはずがない、と思います。

焼却炉については、当面10年間をメドに延命することになり、そのために改修すべき内容を現在確認中だというのが現在行われている決算委員会での役所の答弁です。
喘息と焼却炉についても因果関係については立証されていない、というのが役所のスタンスですが、現実に不安を訴えておられる近隣住民の皆さんに対して、そんな言葉で片付けられる話ではありません。

私が議会に出た4年前は、100億円以上をかけて最新の大型炉を導入する計画がある、と聞かされ、とんでもない!と怒っていましたが、その後、ゴミ自体を減量化する方向へ世の中が動く中で、最新大型炉の話は消えつつあります。これはせめて望ましい方向へ進んでいると考えています。
しかし、どうやったら燃やすゴミの量をとことん減らすことができるのか、ということが最大の命題となっていますが、生ゴミの処理をはじめとする市の姿勢は極めて中途半端な印象です。

大変申し訳ないと思いつつのお願いなのですが、やはり近隣の方々の声が最大の力になると思うのです。
煙突の隣で進む大規模開発によってまた新たに移り住んでこられる方たちも、実態をどこまでご存知なのか、それも不安です。

ぜひお気づきの点、心配な点など、どんな小さなことでもお知らせください。
また、遠慮なくガンガン役所にぶつけていただきたいと思います。
近隣にお住まいの方の不安にはどこまでも真摯に答える義務が役所にはあります。
市長へのEメールも、返事が届いたらぜひまた教えていただけたらと思います。
2007/10/08(Mon) 21:06 | URL  | 佐藤まさたか #-[ 編集]
  「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」
  確かこの本、興味があって少し立ち読みした
事があったように思います。京都議定書で決めた
削減量くらいでは、温暖化なんか止まるはずは無
いと私も考えています。ハッキリ言って経済活動
をほぼ完全停止しなきゃダメだろうという事は、
素人でも勘付く事です。
  面白いのは、木を植えてもダメだというのが
書いてあったのはこの本じゃなかったかな。木
も生物なので光合成をしながら同時に呼吸、
つまりCO2を出していて、成長期には光合成が
上回るが、大人の木になり、成長速度が遅くなる
と呼吸の方が上回るので木を植えてもプラスマイ
ナスゼロとのことでした。
ところで、温暖化の原因がCO2だというのにも
疑問を持つ科学者は少なくありません。私も太陽
の活動は無視できないファクターだと思います。
 しかし原因は何でアレ、化石燃料の採掘、消費
に歯止めをかける事は悪い事ではないでしょう。
  CO2を地中に埋め戻すという馬鹿げた技術が
実用化しつつあるようですが、そんな事より太陽
エネルギーの有効利用や新エネルギーの開発
、地球圏外への熱エネルギーの放出技術に集
中すべきと感じます。
2007/10/09(Tue) 10:14 | URL  | gun #-[ 編集]
No title
さて、ゴミ問題ですが、ゴミの減量には生ゴミ
処理機の普及が有望だと思います。我が家では
当初から使用しており、可燃ゴミはありますが、
生ゴミはゼロです。
  しかし痛感したのですが、生ゴミ処理機購入
の補助金が、東村山市は近隣で一番少なかっ
たのです。また、今はコジマが開店しましたが、
当時は市内に家電量販店が無く、市外の店で
購入すると手続きが面倒とかいう事もありました。


2007/10/09(Tue) 10:32 | URL  | gun #-[ 編集]
gunさんへ
いつも様々な視点からのコメントありがとうございます。

あれだけの環境分野の専門家たちが真剣になって怒っているということは、極論も含む相当挑発的な問題提起であることは間違いなさそうです。
しかし、その道のプロと呼ばれる者が出したデータや理論であっても権威化しないで反論を試みる武田教授のような存在は必要だと感じます。

生ゴミ処理機の補助は、17年度から東村山市もようやくそれまでの3,000円から20,000円を上限としました。従前との不公平感を指摘する声もありましたが、とにかく進めることが大事だろうと決まった経過があります。

>我が家では当初から使用しており、可燃ゴミはありますが、生ゴミはゼロです。

東村山の場合、可燃ごみ総量のうち、生ゴミが39.4%、紙類が37.4%、木・草が7.4%、繊維が1.8%等となっています(湿った状態の構成比)から、大変な貢献をしていただいていることになります。
ちなみに、処理機で処理されたものは、どのようにしていらっしゃるのでしょう?
市の環境部は、「処理したものを結局可燃ごみで出す人も多い」とずっと答えていますが、それぞれのお宅ではどのように活かしておられるのか、知りたいと思っています。

2007/10/13(Sat) 11:50 | URL  | 佐藤まさたか #-[ 編集]
No title
>ちなみに、処理機で処理されたものは、

 使用しているのは二酸化炭素と水蒸気に分解
するタイプなので体積が極端に減ります。処理後
に残る土状のものは、およそ三ヶ月に一回、バケ
ツに2/3程度。これを庭に撒いてるのでゴミに
は出していません。
2007/10/13(Sat) 22:21 | URL  | gun #-[ 編集]
gunさんへ
毎度レスが遅くてごめんなさい。

電動処理機の様子、ありがとうございました。
かなり有効なタイプですね。

いろいろな形式があるようですけれど、もう少し普及が進むようPRが大事だと改めて思います。

同時に、特殊なバケツを使った集団回収(ご近所5軒以上で申請していただく方式)もあり、こちらもバケツ代の半額が補助されます。
驚くほどニオイもないので、こちらももっともっと積極的にPRして、拡大されればと思います。
2007/10/19(Fri) 14:03 | URL  | 佐藤まさたか #-[ 編集]
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