無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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ということにはならないのかもしれませんが…。

陳情団車両?

7年前に初めて参加した時に、あまりの時代錯誤ぶりに目を丸くした「東京都道路整備事業推進大会(道路大会)」。
政権交代を受けてこんなニュースも伝えられていましたので、時代の変化がどのように表れるのかを見届けたいという思いと、所管委員会ということもあり、今年も日比谷公会堂に出向きました。

参加は、正副議長をはじめ議員12名、都市環境部道路交通課の職員が10名ほど、そして議会事務局から局長以下3名。

今年は国会議員も激減


まず、大会に先立っての「ご講演」は、やはり国交省からは無く、道家さんという東京都の技監(事務方のトップらしい)だけ。

「いつもならば国交省の局長のお話がありますが今年から出られないそうで…」と自嘲気味に前置きがあってから、「都内の都市計画道路整備率は57%に過ぎない」「平均走行速度は時速18kmと全国平均の35kmに比べて著しく遅い」「都市計画道路が全て整備されるとCO2排出量が年間200~300万トン削減されて都内全域に植樹したのと同じ効果がある」等々と、東京の道路整備がいかに遅れていて、いかに必要かを強調します。

しかし、北海道をはじめとする地方も含めた平均速度と比べることに、どれほどの意味があるのでしょう?
道路を全て造る、つまりあと残り半分近くの都市計画道路を造り続けることによる二酸化炭素発生や緑地の消滅はどう算定されているのでしょう?
そもそも、超少子超高齢、人口減少社会の到来が目前に迫っていることを念頭に置けば、40年以上前に計画された道路を新たに造り続けるという今までのやり方を、真剣に考え直す時だと思うのですが…。

これから次々に耐用年数を迎える道路や橋梁をどう維持管理、補修、延命化していくのか、という点は重要だと思いながら聞きました。
また、東村山駅周辺でも現実味を帯びてきた鉄道の連続立体化事業の効果についても、一定程度理解はできます。

一通りの概況説明を終えた後、都の技監は、「新たな政権はマニフェストに縛られ、道路関係予算を大幅に削減しようとしている。新規着工も原則行わないなど、課題が大き過ぎる。行政刷新会議の事業仕分けではもっと削減される恐れがある。まるでどこかの量販店のよう。暫定税率の廃止も国で1.7兆円、地方で8,000億円、都税収入ベースでも330億円の削減となりそうで懸念している。外環道はB/C(費用対効果)が2.9と非常に高いので早期整備を」と語り、「あらゆる機会をとらえて波状的に財源確保への働きかけをお願いしたい。東京に集中して財源を投入するために」と続けました。

「真に必要な道路」の中身が、イコール現行の都市計画道路網なのかどうか。私にはそうは思えません。
東京都以外では、都市計画道路計画の見直しを始めているところが数多くあります。

講演後の推進大会では、区部と市部、後援団体からの報告等の後、大会宣言と決議が読み上げられ、シャンシャンで閉会。

なぜか万歳三唱

最後は今年も万歳三唱でした(苦笑)

自治体の長、議員に加えて業者団体の代表も居並び、さながら政・官・財の揃い踏みで国に対して「陳情」するというやり方自体、どうにも珍妙に感じるのは私だけではないと思うのですが…。

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まず、大会に先立っての「ご講演」は、やはり国交省からは無く、道家さんという東京都の技監(事務方のトップらしい)だけ。

「いつもならば国交省の局長のお話がありますが今年から出られないそうで…」と自嘲気味に前置きがあってから、「都内の都市計画道路整備率は57%に過ぎない」「平均走行速度は時速18kmと全国平均の35kmに比べて著しく遅い」「都市計画道路が全て整備されるとCO2排出量が年間200~300万トン削減されて都内全域に植樹したのと同じ効果がある」等々と、東京の道路整備がいかに遅れていて、いかに必要かを強調します。

しかし、北海道をはじめとする地方も含めた平均速度と比べることに、どれほどの意味があるのでしょう?
道路を全て造る、つまりあと残り半分近くの都市計画道路を造り続けることによる二酸化炭素発生や緑地の消滅はどう算定されているのでしょう?
そもそも、超少子超高齢、人口減少社会の到来が目前に迫っていることを念頭に置けば、40年以上前に計画された道路を新たに造り続けるという今までのやり方を、真剣に考え直す時だと思うのですが…。

これから次々に耐用年数を迎える道路や橋梁をどう維持管理、補修、延命化していくのか、という点は重要だと思いながら聞きました。
また、東村山駅周辺でも現実味を帯びてきた鉄道の連続立体化事業の効果についても、一定程度理解はできます。

一通りの概況説明を終えた後、都の技監は、「新たな政権はマニフェストに縛られ、道路関係予算を大幅に削減しようとしている。新規着工も原則行わないなど、課題が大き過ぎる。行政刷新会議の事業仕分けではもっと削減される恐れがある。まるでどこかの量販店のよう。暫定税率の廃止も国で1.7兆円、地方で8,000億円、都税収入ベースでも330億円の削減となりそうで懸念している。外環道はB/C(費用対効果)が2.9と非常に高いので早期整備を」と語り、「あらゆる機会をとらえて波状的に財源確保への働きかけをお願いしたい。東京に集中して財源を投入するために」と続けました。

「真に必要な道路」の中身が、イコール現行の都市計画道路網なのかどうか。私にはそうは思えません。
東京都以外では、都市計画道路計画の見直しを始めているところが数多くあります。

講演後の推進大会では、区部と市部、後援団体からの報告等の後、大会宣言と決議が読み上げられ、シャンシャンで閉会。

なぜか万歳三唱

最後は今年も万歳三唱でした(苦笑)

自治体の長、議員に加えて業者団体の代表も居並び、さながら政・官・財の揃い踏みで国に対して「陳情」するというやり方自体、どうにも珍妙に感じるのは私だけではないと思うのですが…。

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【2009/11/05 23:50】 | まちづくり・都市計画・防災
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