無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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「リサイクルセンター整備基本計画検討会」が昨日から始まりましたので、秋津・秋水園ふれあいセンターへ傍聴に出向きました。
午後2時の開会時には私を含めて傍聴者は10名。
2時10分過ぎ、市長挨拶、委嘱状交付が終わったあたりと思われますが、各委員の自己紹介が始まったところから入室が許されました。

委員には、秋水園(東村山市のごみ処理施設)周辺の4つの自治会から2名ずつ、施設に隣接する新たな住宅地から1名、公募市民として4名の計13名の皆さん。
行政側は市長、資源循環部の西川部長、新井次長、田中施設課長ほか、という顔ぶれでした。

最初にこの検討会設置のために定められた開催要領について協議がされ、検討会は結論を出す場ではなく「市長、減量審(廃棄物減量等審議会)に意見集約結果を報告する」場であること、任期は来春3月31日までで全8回を予定していること、無報酬であることなどが説明され、会の位置づけや、減量審とはどういう組織なのか?等の質問が出されました。
これに対して西川部長からは、ごみ処理行政は現行の一般廃棄物処理基本計画に基づいて進めており、(1)焼却炉は現在の炉を10年間延命化すること (2)不燃ごみ、びん、缶等の施設整備を早急に行う必要があること の2点が当時の「あり方検討会」で決まり、それが今回のリサイクルセンター整備の根拠である等とする説明がありました。


これについては以前にも書きましたが、焼却炉をどうするかについては市民委員も交えて一定の議論を重ねて6案から「現在の炉を延命化」を選択、決定したのは事実です。
しかし、(2)については殆ど時間を割いておらず、それを根拠とし25億近くかけてリサイクルセンターを新設すると説明するのは、当時傍聴していた一人として「それは違います」とはっきり言わなければなりません。


会議は概ね2時間としたい、という司会(新井次長)の提案に対しては、秋津町在住の男性から「6月27日にこの会場で行われた市民説明会でも、時間が来たからと途中で打ち切りましたよね。そういうこれまでのやり方が不信感を生んできたし、だんだん感情的におかしくなってきたのではないですか?2時間を8回、16時間しかありませんよ、というやり方はやめて、もっと納得できるやり方にしてほしいです」と要望が。

富士見町の男性からも「昔から環境部(現・資源循環部)はどうして対立型の会議しかできないのでしょうか。総合計画ワークショップでは当初予定の倍くらいの時間をかけました。今回は期待しているし、いい雰囲気の会議にしたいんです。数や時間をあまり制約せずに、みんなで一緒に考えていいものをつくろうじゃありませんか」と意見があり、あくまで概ねですから、ということで本論へ。


田中施設課長が「この計画は参考資料です」と断った上で、リサイクルセンター整備基本計画(案)の冊子について説明を始めました。
初めに「処理対象量の推計」の表にふれ、「日量として、不燃ごみ9.5t、粗大ゴミ11.7t、びん・缶14.2t」という数字や、缶とペットボトルは混合袋による戸別回収に変更して施設内で分別することを考えている、施設規模は53m×93mで一部3階建て、建設費は解体費も含めて24億7,800万円、循環社会形成基本法による国の補助金を1/3ほど見込んでいる、平成26年4月稼動を考えている…等々の話がありました。

その後、意見交換に入る前に今後の日程について諮りたい、ということで3月まで7回の日程が示されましたが、全ての会が平日午後になっていたため、「今日は仕事を休んできましたが、土日や夜間の開催も考えていただけないと参加できません」という声があがり、次回も含めて再検討することに。

そして「初回ですからそれぞれの思いや考えをおっしゃってください」という司会の言葉を受けて、各委員が一回り意見を述べました。

全ての発言をメモできたわけではありませんが、皆さんが異口同音におっしゃっていた共通の声は次の点でした。


◆現在の処理(騒音や臭気、露天での作業等)は改善の必要があるので、施設整備自体は必要だと考える。

◆しかし、こんなに大きな施設が本当に必要なのか。市の財政が厳しいと言っている中で、費用をもっと抑えるべきではないのか。

◆ごみ減量の取り組みが不十分。秋津町へ持ち込むごみ量を減らす努力が見えない。


※意見交換の後半については後ほど追記します。(11月7日 午後5時57分)


【追記 ※9日(月)18時】

各委員から出された声をメモできた範囲で。

・素直な疑問があります。なぜ一般廃棄物処理基本計画(23年度から概ね10年間の東村山市のごみ処理の基本計画。22年度に策定)とドッキングさせないのですか?

・今や発生抑制(リデュース)が最も重視される時代です。現在のままの収集量や処理方法を前提とした計画でよいのでしょうか?

・もっといろんな道(方法)があるのではないのでしょうか。多角的な議論がしたいと思い、参加しました。

・本当にそんな巨大なものがいるのでしょうか。そもそも秋水園に持ち込まないようにもっと努力してほしいです。びんも以前は色分けをして出していましたが、今は秋水園に持ち込んでから分けています。きちんと色分けをして出せば、取り扱い業者に直接持っていけるのではないですか?お金がないと言いながら、どうしてこんな計画なんですか?もっと身丈に合ったものでいいのではないでしょうか。そこを議論したいです。

・(新しい住宅との間に)緩衝帯を買ったばかり(※平成19年11月27日に349.67㎡を4,231万70円で取得)でリサイクルセンター計画と聞いて驚きましたが、働く人たちの環境を考えれば必要性は理解できます。しかし金額は最小限に抑えるべきだと思います、税金にはね返って来るのですから。

・それだけ(費用を)かけるなら、びんや缶などを他の業者へ持っていけないのか、と思います。

・秋津に長年暮らしてますが、さほど詳しくないので、皆さんの意見を聞きながら勉強をしたいと思います。現状を考えれば、環境のいいセンターは必要だと思います。

・基本的には(施設は)必要だと思います。露天で作業をしているような状態は直していかないといけないでしょう。規模の問題はある、と私も思います。ごみの減量化については具体的な動きが何も出ていないのではないですか?(市内の)13の町から1人あたりのごみがどれだけ出されているのか、その量を市報などで明らかにしてください。秋津に迷惑をかけないようにしてもらいたいです。

・センターは必要だと思いますが、規模は確かに大きいと思います。民間も参考にして、あらゆる手で減量を進めてほしいです。市民の分別意識をもっともっと高める努力、市民がやるべきことをもっと伝えてほしい。

・秋津への持ち込み量を減らせれば、計画書にある数値も費用も大きく変わってくるはずです。スケジュールの説明もありましたが、もう固まっているのですか?当時の「あり方検討会」では、施設建設については十分な議論はなかったはずです。市長は「あくまで叩き台」とおっしゃていますが、本当に大丈夫なんでしょうか?ごみを減らすことにもっと本気で取り組んでいただきたい。

・市全体でごみを減らす努力が見られないと思っています。役所のそば、市の真ん中に、臭い施設を造ってもらいたい。そうすれば、みんなもう少し真剣になるでしょう。静かなまちづくりにはどうすればよいのか、考えてください。ごみを減らす、分散化をする、市民の意識を高める、ということに真剣に取り組んでほしいです。パッカー車(ごみ収集車)が一日中通る沿道に住んでいるかどうかで意識は大きく違います。特に秋水園に近い人や沿道の人には、税金を免除するくらいのことを考えてもいいと以前から思っています。

・国はリデュースを最大の柱にしているのに、東村山市のHPにも印刷物にも全く出て来ません。このまちでは、社会の動きが市民に伝わっていないのではないですか?たとえば、処理対象物の推計表を見ると、ペットボトルは現在の1.8倍も扱うことになっている。何でこんな数字が出てくるんですか?数字の根拠は何ですか?そこから明らかにしてもらわないと議論にならないと思います。




文字に起こすと少しきつい感じがしますが、全体としては落ち着いたトーンで話は進んでいたと感じました。
ただ、秋津にお住まいの方たちが長年にわたってどのような思いを抱えてこられのか、ということはひしひしと伝わってきました。
そして期せずして、「現状のままではよくない」「でもこれほどの施設が本当に必要なの?」「まず必要なはずの、ごみ自体を減らす努力が足りない」という思いが共通だということがわかったことは、議論のスタートにあたって大変よかったと思います。

部長が「12月から来年1月には国への動きを始めるつもり」と発言したことに対して、「動き」の中味への不安や、検討会が形骸化することなどを案ずる声もあがりましたが、部長からは、国からの交付金を受けるためには「地区計画」を提出しておかないと、今後具体的な話が何も進まなくなってしまうということであり、あくまで「(候補として)手を挙げる」という意味です、と説明がありました。
市長も最後まで出席し、「もちろん(計画案を)強行するつもりはありませんから」と述べ、「できるだけ私か副市長が出席できるように努力したい」としていましたので、丁寧な進め方が約束されたものと思います。

今後も毎回足を運んで、議論の行方を見守りたいと思っています。












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これについては以前にも書きましたが、焼却炉をどうするかについては市民委員も交えて一定の議論を重ねて6案から「現在の炉を延命化」を選択、決定したのは事実です。
しかし、(2)については殆ど時間を割いておらず、それを根拠とし25億近くかけてリサイクルセンターを新設すると説明するのは、当時傍聴していた一人として「それは違います」とはっきり言わなければなりません。


会議は概ね2時間としたい、という司会(新井次長)の提案に対しては、秋津町在住の男性から「6月27日にこの会場で行われた市民説明会でも、時間が来たからと途中で打ち切りましたよね。そういうこれまでのやり方が不信感を生んできたし、だんだん感情的におかしくなってきたのではないですか?2時間を8回、16時間しかありませんよ、というやり方はやめて、もっと納得できるやり方にしてほしいです」と要望が。

富士見町の男性からも「昔から環境部(現・資源循環部)はどうして対立型の会議しかできないのでしょうか。総合計画ワークショップでは当初予定の倍くらいの時間をかけました。今回は期待しているし、いい雰囲気の会議にしたいんです。数や時間をあまり制約せずに、みんなで一緒に考えていいものをつくろうじゃありませんか」と意見があり、あくまで概ねですから、ということで本論へ。


田中施設課長が「この計画は参考資料です」と断った上で、リサイクルセンター整備基本計画(案)の冊子について説明を始めました。
初めに「処理対象量の推計」の表にふれ、「日量として、不燃ごみ9.5t、粗大ゴミ11.7t、びん・缶14.2t」という数字や、缶とペットボトルは混合袋による戸別回収に変更して施設内で分別することを考えている、施設規模は53m×93mで一部3階建て、建設費は解体費も含めて24億7,800万円、循環社会形成基本法による国の補助金を1/3ほど見込んでいる、平成26年4月稼動を考えている…等々の話がありました。

その後、意見交換に入る前に今後の日程について諮りたい、ということで3月まで7回の日程が示されましたが、全ての会が平日午後になっていたため、「今日は仕事を休んできましたが、土日や夜間の開催も考えていただけないと参加できません」という声があがり、次回も含めて再検討することに。

そして「初回ですからそれぞれの思いや考えをおっしゃってください」という司会の言葉を受けて、各委員が一回り意見を述べました。

全ての発言をメモできたわけではありませんが、皆さんが異口同音におっしゃっていた共通の声は次の点でした。


◆現在の処理(騒音や臭気、露天での作業等)は改善の必要があるので、施設整備自体は必要だと考える。

◆しかし、こんなに大きな施設が本当に必要なのか。市の財政が厳しいと言っている中で、費用をもっと抑えるべきではないのか。

◆ごみ減量の取り組みが不十分。秋津町へ持ち込むごみ量を減らす努力が見えない。


※意見交換の後半については後ほど追記します。(11月7日 午後5時57分)


【追記 ※9日(月)18時】

各委員から出された声をメモできた範囲で。

・素直な疑問があります。なぜ一般廃棄物処理基本計画(23年度から概ね10年間の東村山市のごみ処理の基本計画。22年度に策定)とドッキングさせないのですか?

・今や発生抑制(リデュース)が最も重視される時代です。現在のままの収集量や処理方法を前提とした計画でよいのでしょうか?

・もっといろんな道(方法)があるのではないのでしょうか。多角的な議論がしたいと思い、参加しました。

・本当にそんな巨大なものがいるのでしょうか。そもそも秋水園に持ち込まないようにもっと努力してほしいです。びんも以前は色分けをして出していましたが、今は秋水園に持ち込んでから分けています。きちんと色分けをして出せば、取り扱い業者に直接持っていけるのではないですか?お金がないと言いながら、どうしてこんな計画なんですか?もっと身丈に合ったものでいいのではないでしょうか。そこを議論したいです。

・(新しい住宅との間に)緩衝帯を買ったばかり(※平成19年11月27日に349.67㎡を4,231万70円で取得)でリサイクルセンター計画と聞いて驚きましたが、働く人たちの環境を考えれば必要性は理解できます。しかし金額は最小限に抑えるべきだと思います、税金にはね返って来るのですから。

・それだけ(費用を)かけるなら、びんや缶などを他の業者へ持っていけないのか、と思います。

・秋津に長年暮らしてますが、さほど詳しくないので、皆さんの意見を聞きながら勉強をしたいと思います。現状を考えれば、環境のいいセンターは必要だと思います。

・基本的には(施設は)必要だと思います。露天で作業をしているような状態は直していかないといけないでしょう。規模の問題はある、と私も思います。ごみの減量化については具体的な動きが何も出ていないのではないですか?(市内の)13の町から1人あたりのごみがどれだけ出されているのか、その量を市報などで明らかにしてください。秋津に迷惑をかけないようにしてもらいたいです。

・センターは必要だと思いますが、規模は確かに大きいと思います。民間も参考にして、あらゆる手で減量を進めてほしいです。市民の分別意識をもっともっと高める努力、市民がやるべきことをもっと伝えてほしい。

・秋津への持ち込み量を減らせれば、計画書にある数値も費用も大きく変わってくるはずです。スケジュールの説明もありましたが、もう固まっているのですか?当時の「あり方検討会」では、施設建設については十分な議論はなかったはずです。市長は「あくまで叩き台」とおっしゃていますが、本当に大丈夫なんでしょうか?ごみを減らすことにもっと本気で取り組んでいただきたい。

・市全体でごみを減らす努力が見られないと思っています。役所のそば、市の真ん中に、臭い施設を造ってもらいたい。そうすれば、みんなもう少し真剣になるでしょう。静かなまちづくりにはどうすればよいのか、考えてください。ごみを減らす、分散化をする、市民の意識を高める、ということに真剣に取り組んでほしいです。パッカー車(ごみ収集車)が一日中通る沿道に住んでいるかどうかで意識は大きく違います。特に秋水園に近い人や沿道の人には、税金を免除するくらいのことを考えてもいいと以前から思っています。

・国はリデュースを最大の柱にしているのに、東村山市のHPにも印刷物にも全く出て来ません。このまちでは、社会の動きが市民に伝わっていないのではないですか?たとえば、処理対象物の推計表を見ると、ペットボトルは現在の1.8倍も扱うことになっている。何でこんな数字が出てくるんですか?数字の根拠は何ですか?そこから明らかにしてもらわないと議論にならないと思います。




文字に起こすと少しきつい感じがしますが、全体としては落ち着いたトーンで話は進んでいたと感じました。
ただ、秋津にお住まいの方たちが長年にわたってどのような思いを抱えてこられのか、ということはひしひしと伝わってきました。
そして期せずして、「現状のままではよくない」「でもこれほどの施設が本当に必要なの?」「まず必要なはずの、ごみ自体を減らす努力が足りない」という思いが共通だということがわかったことは、議論のスタートにあたって大変よかったと思います。

部長が「12月から来年1月には国への動きを始めるつもり」と発言したことに対して、「動き」の中味への不安や、検討会が形骸化することなどを案ずる声もあがりましたが、部長からは、国からの交付金を受けるためには「地区計画」を提出しておかないと、今後具体的な話が何も進まなくなってしまうということであり、あくまで「(候補として)手を挙げる」という意味です、と説明がありました。
市長も最後まで出席し、「もちろん(計画案を)強行するつもりはありませんから」と述べ、「できるだけ私か副市長が出席できるように努力したい」としていましたので、丁寧な進め方が約束されたものと思います。

今後も毎回足を運んで、議論の行方を見守りたいと思っています。












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【2009/11/07 17:57】 | リサイクルセンター問題
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