無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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昨日で17名の一般質問が終わりました。その後、夜9時半頃まで控室で予算委員会質疑について大塚さんと薄井さんと綿密に打合せ。先ほど昼12時が事前通告の締切でしたので、3人合作の通告書を無事提出したところです。

さて、昨日の一般質問は、なかなかいろんなことを考えさせられる場面がありました。



まず、朝から大勢の傍聴者の方がいらっしゃっていました。
理由は、島崎洋子議員が青葉町3丁目にふれあいセンター建設を求める質問をすることになっていて、しかも市として建設に向けた動きを表明することが確実だったためのようです。
とはいっても、前日に鈴木忠文議員が市がこれまで掲げてきた「ふれあいセンター7館構想」を問い、計画が果たされていない野口町と青葉町の2町のうち、どちらを先行するのかを質した際、「西口ビル公益施設や旧保健所跡の福祉センターが最近オープンした野口町に比べて、公共施設が何もない青葉町を優先することを判断した」と市長が答弁していましたので、答えはわかっていました。

既に誰もがわかっていることは質問しない、という原則があると私は思っていますが、まあそれはそれとして…。

市長が言うように、これまで長い間にわたって青葉町の住民の皆さんや周辺を地盤とする多くの議員が再三再四にわたって計画に沿った開設を求めてこられた成果であり、地元の皆さんにとっては悲願が叶うということで、お喜びだったことでしょう。

ただ、傍聴席を意識した質問を続け、「今議会最終日の補正予算に入れるので、ぜひご可決を」という市長答弁を受けた再質問で「傍聴者の皆さん、3月26日の補正予算審議を心待ちにしてほしい」という趣旨の呼びかけのような発言まで聞いてしまうと、これまでの経過をよく知るベテラン木内議員が「それはやり過ぎだ…」とすかさず苦言を呈しておられたように、いかがなものか…と私も思いました。

島崎議員が青葉町2丁目への開設を強く求めてこられた経過は私も7年前から存じ上げていますし、その熱心な姿勢には学ばされてきました。ただ、以前の島崎議員なら…つながりの深い特定の先輩議員だけでなく、今回の土地への開設を一貫して求めてきた他党の議員や、他会派の多くの先輩議員の尽力も紹介するだろうなぁと思いながら聞いていました。

そういえば、市長が答弁の中でわざわざ自民党や公明党の議員の名前も出して讃えながら、共産党の清沢議員だけ触れなかったのは…「忘れただけでしょう」という薄井議員の言う通りだと思いたいですが、そうでなければ小さい話だと思います。
「誰がやった」ということがそんなに大事なことなのか…全く疑問に思います。

来年の選挙に向けてお手柄質問が増えるんだろうね…とは傍聴していた方の声です。


2人目は矢野議員でした。

傍聴者がいっぱいなことを意識してからか、自らが深く関わる「りんごっこ保育園」(「私も多少の関係ありますので」と本人は12月議会でずいぶん控えめなことを言っていました)の問題ではなく、通告書とは逆の順番で「議員年金廃止を」という質問から入りました。

そして次に取り上げたのが「伏魔殿化している昭和病院組合の実態を追及する」。
医療機器の納入にあたって落札率100%が多いことを前回の続きのように取り上げたのですが、答弁に立った健康福祉部長は開口一番「伏魔殿化という言葉の意味を調べた。議員としてそんなことを言ってよいのか、と思う。それに、そんなことを言っている割には、通告に迫力がない」と痛烈にやり返し、場内は笑いに包まれました。

その後も、なぜ前回と同じ質問なのかわからない「鍼灸に保険適用の拡大を」という質問や、恐らくこちらの話のことだと推察される「小平児童相談所」のケースを取り上げていました。

さらに、りんごっこ保育園が市を訴えていた裁判に絡んで、特定の課長の実名を挙げて、「○○課長が違法な主張をしていたことが東京高裁確定判決ではっきりした。なぜ処分しないのか!?」と迫るものですから、てっきり保育園側が勝ったのかと聞いていますと、市長は「そのような記述が確かに判決書にあるが、裁判自体は原告(保育園園長)の主張が全て退けられて終わっている」と返すではありませんか。
あぶないあぶない…一流の印象操作に私まで騙されるところでした。

薄井議員が既にいつものように各議員の質問と答弁時間を報告してくださっていますが、矢野議員との質疑は相変わらずかみ合わず、答弁時間はわずか10分だったようです。


続いて朝木直子議員が質問立ちました。
特別支援学級についての第二中学校に関する質問は、それが事実だとしたら大変なことだ、と私も思いました。確認してみたいと思っています。

議員年金については矢野議員の質問の焼き直し+α。
そして「職員人件費について」では、「月額残業代1~10位 前市長最後の4ヵ年と過去3年の計7ヵ年の経過」という質問をし、所管部長に7年間の残業代ベスト10を延々と読み上げさせながら、途中からはメモを取るわけでもない朝木議員。そしてその点について再質問をするわけでもなく…。

さらに市長に対して「私たちはボーナス時2割の加算分返上を続けており、民間給与年間平均は430万円だと言うのに、年額1600万を受け取っている市長はそれでいいのか!?」と繰り返し迫りました。
すると、普段は淡々と答える市長ですが、「返上していると言うが、法務局に供託しているだけの話ではないのか。市長は毎月15%、副市長は12%、教育長は10%給与カットを既に実施している」と返し、「副市長のポストはいらないという市民の声にどう答えるのか?」という質問にも、「12月議会で矢野議員がそのように言っていたようだが、それ以外からそういう声を聞いたことは全くない」と突っぱね、「当然必要と認識しており、昨年の給与構造改革も金子副市長なくしては成し得なかった」と答えました。
さらに朝木議員が「1600万円も受け取って市民が納得すると思うのか?」と重ねると、市長は「返上返上と言うが、あなたたちの供託のために職員がわざわざ法務局へ出向かされてきた。そういうことをどう考えているのか?」と怒りを交えて返しました。

考え方は自分といろいろ違っていたとしても、市長の365日24hの激務ぶりには私は頭が下がる思いがしています。到底あんな働きはできない…と思うことがよくあります。
なんだかんだと言ってもその半分近い報酬を受け取っている朝木議員は、市長の半分、いや何分の一くらいの仕事を市民のためにしているのでしょうか?素朴な疑問が湧いておかしくなりました。

現行の東村山市議会のルールから言えば「聞かれたことに答える」というのが筋ではありますが、毎回毎回言いたい放題、前提も自分たち流の濃い味付けが加えられていることが多い矢野・朝木議員。
思わず反論した市長や部長の気持ちもわかるような気がします。

議会基本条例を制定する中で「反問権」を認める議会が増えています。
わが議会でも他の事項とともに、ルールとして認めることを急ぐべきだと改めて思いました。






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まず、朝から大勢の傍聴者の方がいらっしゃっていました。
理由は、島崎洋子議員が青葉町3丁目にふれあいセンター建設を求める質問をすることになっていて、しかも市として建設に向けた動きを表明することが確実だったためのようです。
とはいっても、前日に鈴木忠文議員が市がこれまで掲げてきた「ふれあいセンター7館構想」を問い、計画が果たされていない野口町と青葉町の2町のうち、どちらを先行するのかを質した際、「西口ビル公益施設や旧保健所跡の福祉センターが最近オープンした野口町に比べて、公共施設が何もない青葉町を優先することを判断した」と市長が答弁していましたので、答えはわかっていました。

既に誰もがわかっていることは質問しない、という原則があると私は思っていますが、まあそれはそれとして…。

市長が言うように、これまで長い間にわたって青葉町の住民の皆さんや周辺を地盤とする多くの議員が再三再四にわたって計画に沿った開設を求めてこられた成果であり、地元の皆さんにとっては悲願が叶うということで、お喜びだったことでしょう。

ただ、傍聴席を意識した質問を続け、「今議会最終日の補正予算に入れるので、ぜひご可決を」という市長答弁を受けた再質問で「傍聴者の皆さん、3月26日の補正予算審議を心待ちにしてほしい」という趣旨の呼びかけのような発言まで聞いてしまうと、これまでの経過をよく知るベテラン木内議員が「それはやり過ぎだ…」とすかさず苦言を呈しておられたように、いかがなものか…と私も思いました。

島崎議員が青葉町2丁目への開設を強く求めてこられた経過は私も7年前から存じ上げていますし、その熱心な姿勢には学ばされてきました。ただ、以前の島崎議員なら…つながりの深い特定の先輩議員だけでなく、今回の土地への開設を一貫して求めてきた他党の議員や、他会派の多くの先輩議員の尽力も紹介するだろうなぁと思いながら聞いていました。

そういえば、市長が答弁の中でわざわざ自民党や公明党の議員の名前も出して讃えながら、共産党の清沢議員だけ触れなかったのは…「忘れただけでしょう」という薄井議員の言う通りだと思いたいですが、そうでなければ小さい話だと思います。
「誰がやった」ということがそんなに大事なことなのか…全く疑問に思います。

来年の選挙に向けてお手柄質問が増えるんだろうね…とは傍聴していた方の声です。


2人目は矢野議員でした。

傍聴者がいっぱいなことを意識してからか、自らが深く関わる「りんごっこ保育園」(「私も多少の関係ありますので」と本人は12月議会でずいぶん控えめなことを言っていました)の問題ではなく、通告書とは逆の順番で「議員年金廃止を」という質問から入りました。

そして次に取り上げたのが「伏魔殿化している昭和病院組合の実態を追及する」。
医療機器の納入にあたって落札率100%が多いことを前回の続きのように取り上げたのですが、答弁に立った健康福祉部長は開口一番「伏魔殿化という言葉の意味を調べた。議員としてそんなことを言ってよいのか、と思う。それに、そんなことを言っている割には、通告に迫力がない」と痛烈にやり返し、場内は笑いに包まれました。

その後も、なぜ前回と同じ質問なのかわからない「鍼灸に保険適用の拡大を」という質問や、恐らくこちらの話のことだと推察される「小平児童相談所」のケースを取り上げていました。

さらに、りんごっこ保育園が市を訴えていた裁判に絡んで、特定の課長の実名を挙げて、「○○課長が違法な主張をしていたことが東京高裁確定判決ではっきりした。なぜ処分しないのか!?」と迫るものですから、てっきり保育園側が勝ったのかと聞いていますと、市長は「そのような記述が確かに判決書にあるが、裁判自体は原告(保育園園長)の主張が全て退けられて終わっている」と返すではありませんか。
あぶないあぶない…一流の印象操作に私まで騙されるところでした。

薄井議員が既にいつものように各議員の質問と答弁時間を報告してくださっていますが、矢野議員との質疑は相変わらずかみ合わず、答弁時間はわずか10分だったようです。


続いて朝木直子議員が質問立ちました。
特別支援学級についての第二中学校に関する質問は、それが事実だとしたら大変なことだ、と私も思いました。確認してみたいと思っています。

議員年金については矢野議員の質問の焼き直し+α。
そして「職員人件費について」では、「月額残業代1~10位 前市長最後の4ヵ年と過去3年の計7ヵ年の経過」という質問をし、所管部長に7年間の残業代ベスト10を延々と読み上げさせながら、途中からはメモを取るわけでもない朝木議員。そしてその点について再質問をするわけでもなく…。

さらに市長に対して「私たちはボーナス時2割の加算分返上を続けており、民間給与年間平均は430万円だと言うのに、年額1600万を受け取っている市長はそれでいいのか!?」と繰り返し迫りました。
すると、普段は淡々と答える市長ですが、「返上していると言うが、法務局に供託しているだけの話ではないのか。市長は毎月15%、副市長は12%、教育長は10%給与カットを既に実施している」と返し、「副市長のポストはいらないという市民の声にどう答えるのか?」という質問にも、「12月議会で矢野議員がそのように言っていたようだが、それ以外からそういう声を聞いたことは全くない」と突っぱね、「当然必要と認識しており、昨年の給与構造改革も金子副市長なくしては成し得なかった」と答えました。
さらに朝木議員が「1600万円も受け取って市民が納得すると思うのか?」と重ねると、市長は「返上返上と言うが、あなたたちの供託のために職員がわざわざ法務局へ出向かされてきた。そういうことをどう考えているのか?」と怒りを交えて返しました。

考え方は自分といろいろ違っていたとしても、市長の365日24hの激務ぶりには私は頭が下がる思いがしています。到底あんな働きはできない…と思うことがよくあります。
なんだかんだと言ってもその半分近い報酬を受け取っている朝木議員は、市長の半分、いや何分の一くらいの仕事を市民のためにしているのでしょうか?素朴な疑問が湧いておかしくなりました。

現行の東村山市議会のルールから言えば「聞かれたことに答える」というのが筋ではありますが、毎回毎回言いたい放題、前提も自分たち流の濃い味付けが加えられていることが多い矢野・朝木議員。
思わず反論した市長や部長の気持ちもわかるような気がします。

議会基本条例を制定する中で「反問権」を認める議会が増えています。
わが議会でも他の事項とともに、ルールとして認めることを急ぐべきだと改めて思いました。






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【2010/03/04 16:15】 | 議会報告
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No title
どうなんでしょう?
途中までてっきり島崎議員だけが取り組んで来られたのだと思って聞いていました。でも違うようですね。
あんな風に傍聴者を使う議員さんって何だろうと思っておりました。

市長さんの発言には悪意や他意はなかったように感じましたよ。素直に受け取ってよいのでは。


Re:どうなんでしょう?さん
佐藤まさたか
どうなんでしょう?さん おはようございます。コメントありがとうございます。

>傍聴者を使う議員さん
熱意のあらわれであって、そういう気持ちはお持ちではないと思います。ただ、やり過ぎ、という声は他の議員からも挙がっていますが…。

>市長の発言には悪意や他意はなかったように感じましたよ。
そうですね。
いわゆる野党に対してはあからさまに答弁を変えていた前の市長とは違って、渡部市長はたいへん丁寧に対応をされてきたと実感しています。
今回の発言、そう受け取ろうと思います。


No title
あほえん
3年間傍聴しても、議会の討論解らないところが多いですね。
解説付きの、佐藤議員のコメント
理解できます。目に鱗です、助かります。

Re:あほえんさん
佐藤まさたか
あほえんさん コメントどうもありがとうございます。
傍聴されている方たちがわからない、という議会のあり様はどんどん変えていきたいです。

ところで、私の間違いでなかったら、以前のHNの方が素敵だったのではないですか?ということで…。


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No title
途中までてっきり島崎議員だけが取り組んで来られたのだと思って聞いていました。でも違うようですね。
あんな風に傍聴者を使う議員さんって何だろうと思っておりました。

市長さんの発言には悪意や他意はなかったように感じましたよ。素直に受け取ってよいのでは。
2010/03/05(Fri) 07:46 | URL  | どうなんでしょう? #-[ 編集]
Re:どうなんでしょう?さん
どうなんでしょう?さん おはようございます。コメントありがとうございます。

>傍聴者を使う議員さん
熱意のあらわれであって、そういう気持ちはお持ちではないと思います。ただ、やり過ぎ、という声は他の議員からも挙がっていますが…。

>市長の発言には悪意や他意はなかったように感じましたよ。
そうですね。
いわゆる野党に対してはあからさまに答弁を変えていた前の市長とは違って、渡部市長はたいへん丁寧に対応をされてきたと実感しています。
今回の発言、そう受け取ろうと思います。
2010/03/05(Fri) 08:06 | URL  | 佐藤まさたか #-[ 編集]
No title
3年間傍聴しても、議会の討論解らないところが多いですね。
解説付きの、佐藤議員のコメント
理解できます。目に鱗です、助かります。
2010/03/05(Fri) 13:37 | URL  | あほえん #-[ 編集]
Re:あほえんさん
あほえんさん コメントどうもありがとうございます。
傍聴されている方たちがわからない、という議会のあり様はどんどん変えていきたいです。

ところで、私の間違いでなかったら、以前のHNの方が素敵だったのではないですか?ということで…。
2010/03/08(Mon) 00:42 | URL  | 佐藤まさたか #-[ 編集]
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