無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

4日間の予算特別委員会が先ほど閉会しました。

一般会計予算案に対する賛否については、この数日間、大塚さんと薄井さんと度々話し合ってきて、昨夜も9時過ぎまで控室で議論を重ねました。
賛成する理由よりも異論や疑問点の方がいくつも出され、これは×(バツ)をつけるしかないな、とまとまりかけたこともありましたが、論点をいろいろな角度から出し合い、最終的に以下の討論(意見表明)とともに賛成とすることに決めました。



「変えよう!議会・東村山」会派として、最終的に賛否が割れることも否定せずに協議を重ねてきましたが、結果、本予算案に賛成するという結論を共有しましたので、その立場から討論をいたします。

まず、参加と協働に軸足を置くことを明言している市長の基本姿勢については大いに前向きに受け止めています。
しかし、本当にそれが東村山市役所のスタンダードとなり得るのか…。市役所の意識改革はどこまで進むのか?今回の予算審議を通じても不安を覚えました。不用意、不正確な答弁がたびたび行なわれたり、部下任せの答弁に終始した管理職には、猛省を促したいと思います。普段からどれほどの責任感、使命感をもってセクションの掌握にあたっているのか、全体のミッションに向かってどれだけ真剣に向き合っているのかが問われているのだと思います。

市長がかかげる「参加と協働」については、従来のあり方への率直な反省もありました。22年度に向け、新たに市民協働課を設けることや、自治基本条例策定のための取り組みを進めることが、決して看板倒れに終わることのないよう、全庁的な基本姿勢として徹底されるよう期待するものです。
意欲のある若手・中堅職員の抜擢、再任用制度への選考導入等も含め、人事の活性化にも真剣に取り組んでいただきたい。
 
予算案の中身については、景気低迷による市税収入約7億円の落ち込みや、扶助費の一段の伸び、大量定年に伴う退職手当増など、大変に厳しい条件の中ですが、大規模児童クラブの分離・増設化や、認可外保育利用者や幼稚園保護者への一部補助新設等の子育て支援分野、商業振興対策としての全市共通スタンプ事業、市税の収納率向上基本方針の策定等、以前から懸案であった諸課題に手を付けた姿勢を前向きに受け止めるものです。

総合計画をはじめ多くの基本計画策定が行われる22年度は、今後10年、20年後の東村山を方向づける、きわめて大きな一年です。コンサルタントに依存せず職員中心で市民とともに汗をかきながらの第4次総合計画策定は、歩みを止めず、一本太い芯の通った市のOSとなるよう仕上げ、スタートさせていただきたい。

今回、思い切った職員体制の見直しに着手した図書館は、長年培ってきた質や専門性を基盤に、学校図書館、子育て支援、ハンセン病資料館等との連携に努め、市民とのつながりを深める教育機関としての価値を高めようとしています。政策立案と職員力が融合したものと評価し、まちづくりの手段、拠点として、職員の能力を効果的に引き出す運営と人材育成の充実に期待をします。                             

一方、財政難の中、緊急雇用補助金を用いて新規事業に着手する苦心はよくわかりますが、命に向かい合うサービスを単年度で行なうことには自ずから無理があります。せっかく信頼を得た事業を打ち切らざるを得ない傾向が、各所に見受けられますが、中長期の展開を視野に入れ、継続への努力を求めます。

また、ごみ問題では、秋津町に持ち込むごみ自体を減らす取り組みを、住民の声に根ざして真剣に考えていただきたい。プラスチックごみの一部焼却処分は見合わせ、リサイクルセンター整備についても最小のコストで課題解決が図れるよう、特別委員会を設置した議会とともに知恵を絞っていきましょう。
「子育てするなら東村山 緊急プロジェクト」を真に有効なものとするために待機児対策庁内検討会を継続し、さらなる施策の検討を求めます。

地方分権・地域主権のうねり、「新しい公共」が言われる今、時代に相応しい役所へ転換するためには、市民に対する積極的な情報提供と政策形成過程の可視化が欠かせません。透明性を高め、説明責任、納得責任を果たすため、特段の努力を求めるものです。

最後に、市民の命を守る、特に、まだ物言えぬ幼い子どもたちや、障がいを持つ方たちが安心して毎日を生きていけるよう、最前線を預かる者として頑張っていただきたい。不利益を埋め、最善の利益をはかることは公の責任であり、常に現場に立ち、丁寧に条件を整えることは、基礎自治体職員最大の使命のはずです。
「子育てするなら東村山」の保育分野はこのままでは、単に待機児童の「数」の削減だけに終始する恐れを感じます。「人と人との信頼」に基づき質の確保、向上に腹をくくって取り組むことを強く求めます。

「どれほど苦心して編成した予算であっても、それを実際に生きたものとするのは『人』です」。 

以上で討論を終わります。



※22年度一般会計予算案は、自民・自治、公明、民主、自民党新政会と私たち3名が賛成。共産党と草の根が反対を表明し、賛成多数で可決となりました。
スポンサーサイト


追記を閉じる▲



「変えよう!議会・東村山」会派として、最終的に賛否が割れることも否定せずに協議を重ねてきましたが、結果、本予算案に賛成するという結論を共有しましたので、その立場から討論をいたします。

まず、参加と協働に軸足を置くことを明言している市長の基本姿勢については大いに前向きに受け止めています。
しかし、本当にそれが東村山市役所のスタンダードとなり得るのか…。市役所の意識改革はどこまで進むのか?今回の予算審議を通じても不安を覚えました。不用意、不正確な答弁がたびたび行なわれたり、部下任せの答弁に終始した管理職には、猛省を促したいと思います。普段からどれほどの責任感、使命感をもってセクションの掌握にあたっているのか、全体のミッションに向かってどれだけ真剣に向き合っているのかが問われているのだと思います。

市長がかかげる「参加と協働」については、従来のあり方への率直な反省もありました。22年度に向け、新たに市民協働課を設けることや、自治基本条例策定のための取り組みを進めることが、決して看板倒れに終わることのないよう、全庁的な基本姿勢として徹底されるよう期待するものです。
意欲のある若手・中堅職員の抜擢、再任用制度への選考導入等も含め、人事の活性化にも真剣に取り組んでいただきたい。
 
予算案の中身については、景気低迷による市税収入約7億円の落ち込みや、扶助費の一段の伸び、大量定年に伴う退職手当増など、大変に厳しい条件の中ですが、大規模児童クラブの分離・増設化や、認可外保育利用者や幼稚園保護者への一部補助新設等の子育て支援分野、商業振興対策としての全市共通スタンプ事業、市税の収納率向上基本方針の策定等、以前から懸案であった諸課題に手を付けた姿勢を前向きに受け止めるものです。

総合計画をはじめ多くの基本計画策定が行われる22年度は、今後10年、20年後の東村山を方向づける、きわめて大きな一年です。コンサルタントに依存せず職員中心で市民とともに汗をかきながらの第4次総合計画策定は、歩みを止めず、一本太い芯の通った市のOSとなるよう仕上げ、スタートさせていただきたい。

今回、思い切った職員体制の見直しに着手した図書館は、長年培ってきた質や専門性を基盤に、学校図書館、子育て支援、ハンセン病資料館等との連携に努め、市民とのつながりを深める教育機関としての価値を高めようとしています。政策立案と職員力が融合したものと評価し、まちづくりの手段、拠点として、職員の能力を効果的に引き出す運営と人材育成の充実に期待をします。                             

一方、財政難の中、緊急雇用補助金を用いて新規事業に着手する苦心はよくわかりますが、命に向かい合うサービスを単年度で行なうことには自ずから無理があります。せっかく信頼を得た事業を打ち切らざるを得ない傾向が、各所に見受けられますが、中長期の展開を視野に入れ、継続への努力を求めます。

また、ごみ問題では、秋津町に持ち込むごみ自体を減らす取り組みを、住民の声に根ざして真剣に考えていただきたい。プラスチックごみの一部焼却処分は見合わせ、リサイクルセンター整備についても最小のコストで課題解決が図れるよう、特別委員会を設置した議会とともに知恵を絞っていきましょう。
「子育てするなら東村山 緊急プロジェクト」を真に有効なものとするために待機児対策庁内検討会を継続し、さらなる施策の検討を求めます。

地方分権・地域主権のうねり、「新しい公共」が言われる今、時代に相応しい役所へ転換するためには、市民に対する積極的な情報提供と政策形成過程の可視化が欠かせません。透明性を高め、説明責任、納得責任を果たすため、特段の努力を求めるものです。

最後に、市民の命を守る、特に、まだ物言えぬ幼い子どもたちや、障がいを持つ方たちが安心して毎日を生きていけるよう、最前線を預かる者として頑張っていただきたい。不利益を埋め、最善の利益をはかることは公の責任であり、常に現場に立ち、丁寧に条件を整えることは、基礎自治体職員最大の使命のはずです。
「子育てするなら東村山」の保育分野はこのままでは、単に待機児童の「数」の削減だけに終始する恐れを感じます。「人と人との信頼」に基づき質の確保、向上に腹をくくって取り組むことを強く求めます。

「どれほど苦心して編成した予算であっても、それを実際に生きたものとするのは『人』です」。 

以上で討論を終わります。



※22年度一般会計予算案は、自民・自治、公明、民主、自民党新政会と私たち3名が賛成。共産党と草の根が反対を表明し、賛成多数で可決となりました。
スポンサーサイト

【2010/03/18 20:34】 | 議会報告
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。