無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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23日(金)に開かれた「リサイクルセンター計画に関する調査特別委員会」。

冒頭、「騒音測定の結果」について所管課長から説明が始まりました。ところが4年も前の記録であり、現在とは処理作業が大きく変わっていて騒音元も変わっているのに淡々と続く説明。
思わず「ちょっと待ってください」と説明を遮らせてもらいました。

どうして意味のない説明を平気で行うのでしょう?
「騒音」は、「臭気」と「労働環境」とともに、リサイクルセンターを整備しなければならない3大要因として役所自らが強調してきた点です。
最大の騒音原因だった不燃ごみの破砕施設は、不具合から20年度末で操業を停め、今は破砕せずに大型のローダーでコンテナタイプのトラックに積み込む方式に変更しました。
当然、現在の方式でのデータが根拠にならなければなりません。

福田議員、奥谷議員ら、他の委員も次々に同じ点を指摘し、「根拠」を明確にするよう求めましたが、西川資源循環部長からは「感覚と数字の問題は別。うるさいと思うかどうかはそれぞれ」という趣旨の答弁。
いったい何を言っているのだろうか?と頭が痛くなる思いでした。

「騒音がひどくて近隣から訴えられたら大変」。
そう言っていたのは市自身です。


また市は、隣地に完成した大きな住宅地への騒音被害を低減するために、18年度には4,400万円かけて6戸分の土地を買い上げて緩衝帯にし、頑健な防音壁も設置しました。
そこを緑地帯にする、としていたのにどうして実現していないのか?と島崎議員に問われた部長は、「現在は子どもたちがサッカーやキャッチボールをしている。木を植えることは可能だが、苦情が出るかもしれない」と答えましたが、これもおかしな説明です。
騒音によるトラブルを防ぐために税金で買い上げた土地です。
当初の計画通りにしないでおいて、改めて騒音をセンター建設の理由にする、というのは大きな矛盾であり、委員からも厳しい指摘がありました。

さらに、「自分は当時答弁する立場になかったが、(同地に)植樹すると指示が出ていた記憶がない」と答弁がありましたが、部長も所管主幹(課長)として同席していた平成18年10月30日「秋水園整備計画調査特別委員会」では、当時の北田部長が田中委員の質疑に対して次のように答弁しています。

△北田環境部長 委員さんがおっしゃったのは、所沢分に柳瀬川沿いに山林みたいなのがある部分を言っているわけですよね。今、私どもが言っているのは、その部分ではなくて、私どもはあくまでも私どもの処理施設の騒音とか何かの問題点として緑地帯を確保するということで、破砕機沿いの話をしているわけですね。

これはまさに今の土地のことです。

記憶違いということはあり得ることで、そんなことを責めるつもりはないのですが、どうして「きちんと調べて、次回答えたい」と言わないのでしょう?

今回もこれまでも、全て自分が責任をもって答えようとする姿勢はある意味立派だとも思います。
しかし、市内事業者の意向や新たな処理方法、対処方法などを議員が質問や提案するたびに、「できません」「無理だと考えます」などと即答してしまう姿には、強い違和感を持ちます。

一方で、将来的に隣の柳泉園組合(西東京市、東久留米市、清瀬市)との広域化(可燃は柳泉園へ、不燃やビン・缶・ペットなどは秋水園へ)の可能性を問うた伊藤議員の質問に対しては、「遠くない将来、(柳泉園が)東村山市の可燃ごみを受け入れ、東村山市がリサイクル系を背負う可能性は十分あるかな」と答えた部長。

その可否は別の問題として、市の計画のどこでも触れていない政策の大転換を、そんな簡単にふれてしまってよいのか、とこちらも大いに疑問を感じました。

閉会後、控室を訪ねた市民を前に自民党の議員から「柳泉園のリサイクル系を将来受け入れるために、現在の計画の規模は必要であり、縮小はない」という趣旨の発言があったと聞きました。
伝聞ですので確認しますが、もしそういうことならば、それ自体をきちんと議論の俎上にあげるべきではないでしょうか。

今回は細かい会議報告でなくて申し訳ありませんが、「秋水園に持ちこむ品目を一つでも減らす」ための方策を、いくら資源循環部に尋ねてみたって仕方ない、と改めて感じる2時間でした。
公聴会のような形が不可欠だと考え、最後に「市の廃棄物減量審議会委員でもある民間事業者(組合)の代表に委員会に来ていただき、参考人として意見を聞く場を設けること」を提案しました。

委員長は「所管とも相談して…」と言うので、「所管と相談する必要はない。議会のイニシアティブで決めるべき」と申し上げましたが、さて…。


ところで、来年度からの一般廃棄物処理基本計画の骨子が先日の廃棄物等減量審議会に示され、資料を手に入れました。
おおむね整理されている、と感じる一方、どうしても納得いかない部分があります。

頭脳は市、市民や事業者、NPOなどは手足、というニュアンスをあちこちから感じることです。
担当は「決してそんなつもりはない」と言うだろうと思います。
だからこそ問題なのだと思うのです。

世の中では新しい公共がオープンに議論されている時代なのに、東村山市ではどこまでを公とするのかという線引きはあくまで役所が行おうとしているように感じます。
財政難が主たる要因で、役所が担う領域をこれまでより縮減し、その分を市民や事業者に委ねる。
「そんな程度」の協働の描きに見えてしかたありません。

どうして課題整理の段階から、プロである事業者や幅広い市民の知恵を借りようとしないのでしょう?
ピントのずれたプランをつくってから、それに対するパブリックコメントを求める、事業者に協力を求める。そんな手前勝手な協働から早く卒業してほしい。
切にそう思うこの頃です。

ゴミ問題に限った話ではありません。
事業者も含めた市民を、どうしてもっと信用しないのでしょう?





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また市は、隣地に完成した大きな住宅地への騒音被害を低減するために、18年度には4,400万円かけて6戸分の土地を買い上げて緩衝帯にし、頑健な防音壁も設置しました。
そこを緑地帯にする、としていたのにどうして実現していないのか?と島崎議員に問われた部長は、「現在は子どもたちがサッカーやキャッチボールをしている。木を植えることは可能だが、苦情が出るかもしれない」と答えましたが、これもおかしな説明です。
騒音によるトラブルを防ぐために税金で買い上げた土地です。
当初の計画通りにしないでおいて、改めて騒音をセンター建設の理由にする、というのは大きな矛盾であり、委員からも厳しい指摘がありました。

さらに、「自分は当時答弁する立場になかったが、(同地に)植樹すると指示が出ていた記憶がない」と答弁がありましたが、部長も所管主幹(課長)として同席していた平成18年10月30日「秋水園整備計画調査特別委員会」では、当時の北田部長が田中委員の質疑に対して次のように答弁しています。

△北田環境部長 委員さんがおっしゃったのは、所沢分に柳瀬川沿いに山林みたいなのがある部分を言っているわけですよね。今、私どもが言っているのは、その部分ではなくて、私どもはあくまでも私どもの処理施設の騒音とか何かの問題点として緑地帯を確保するということで、破砕機沿いの話をしているわけですね。

これはまさに今の土地のことです。

記憶違いということはあり得ることで、そんなことを責めるつもりはないのですが、どうして「きちんと調べて、次回答えたい」と言わないのでしょう?

今回もこれまでも、全て自分が責任をもって答えようとする姿勢はある意味立派だとも思います。
しかし、市内事業者の意向や新たな処理方法、対処方法などを議員が質問や提案するたびに、「できません」「無理だと考えます」などと即答してしまう姿には、強い違和感を持ちます。

一方で、将来的に隣の柳泉園組合(西東京市、東久留米市、清瀬市)との広域化(可燃は柳泉園へ、不燃やビン・缶・ペットなどは秋水園へ)の可能性を問うた伊藤議員の質問に対しては、「遠くない将来、(柳泉園が)東村山市の可燃ごみを受け入れ、東村山市がリサイクル系を背負う可能性は十分あるかな」と答えた部長。

その可否は別の問題として、市の計画のどこでも触れていない政策の大転換を、そんな簡単にふれてしまってよいのか、とこちらも大いに疑問を感じました。

閉会後、控室を訪ねた市民を前に自民党の議員から「柳泉園のリサイクル系を将来受け入れるために、現在の計画の規模は必要であり、縮小はない」という趣旨の発言があったと聞きました。
伝聞ですので確認しますが、もしそういうことならば、それ自体をきちんと議論の俎上にあげるべきではないでしょうか。

今回は細かい会議報告でなくて申し訳ありませんが、「秋水園に持ちこむ品目を一つでも減らす」ための方策を、いくら資源循環部に尋ねてみたって仕方ない、と改めて感じる2時間でした。
公聴会のような形が不可欠だと考え、最後に「市の廃棄物減量審議会委員でもある民間事業者(組合)の代表に委員会に来ていただき、参考人として意見を聞く場を設けること」を提案しました。

委員長は「所管とも相談して…」と言うので、「所管と相談する必要はない。議会のイニシアティブで決めるべき」と申し上げましたが、さて…。


ところで、来年度からの一般廃棄物処理基本計画の骨子が先日の廃棄物等減量審議会に示され、資料を手に入れました。
おおむね整理されている、と感じる一方、どうしても納得いかない部分があります。

頭脳は市、市民や事業者、NPOなどは手足、というニュアンスをあちこちから感じることです。
担当は「決してそんなつもりはない」と言うだろうと思います。
だからこそ問題なのだと思うのです。

世の中では新しい公共がオープンに議論されている時代なのに、東村山市ではどこまでを公とするのかという線引きはあくまで役所が行おうとしているように感じます。
財政難が主たる要因で、役所が担う領域をこれまでより縮減し、その分を市民や事業者に委ねる。
「そんな程度」の協働の描きに見えてしかたありません。

どうして課題整理の段階から、プロである事業者や幅広い市民の知恵を借りようとしないのでしょう?
ピントのずれたプランをつくってから、それに対するパブリックコメントを求める、事業者に協力を求める。そんな手前勝手な協働から早く卒業してほしい。
切にそう思うこの頃です。

ゴミ問題に限った話ではありません。
事業者も含めた市民を、どうしてもっと信用しないのでしょう?





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【2010/07/25 23:09】 | リサイクルセンター問題
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こんにちは
えすぽわ~る
いつもブログ拝見させていただいてます。市報などには載らない現実にいつも腹が立ったり悲しかったりしてます。もちろん希望が見えるときもありますが。


私は秋津の住民でもあるので、ゴミ問題に敏感にならざるをえない感じです。汚れたプラゴミの焼却実験もそうですが、いつも結果が伝えられるのみで、一緒に考えようという姿勢は見られません。


市民を信頼してない、まさにその通りです。言ったことに責任を持つこと、きちんと現状を報告しプランがあるなら説明する、といった社会人として当たり前のことができてないのなら、税金を払ってまでその人に仕事をしてもらおうとは思いません。


子どもはまだ小さいですが、将来この場所をふるさととして思い出す時に、処理場の煙突や巨大なリサイクルセンターのビル、大挙するゴミ収集車ばかりであれば、本当に悲しいですね。


東村山駅周辺はどんどんきれいになっていきますが、なぜ秋津はゴミ施設が立派になる計画ばかりなのでしょうか?しかも秋水園プールも無くなると聞きました。子どもたちの楽しみまで奪うのでしょうか?


言いたい放題でごめんなさい。いつかの機会に直接市長に意見をぶつけてみます。

えすぽわーるさんへ
佐藤まさたか
コメントありがとうございました。いつも返信が遅くてごめんなさい。

今、渡部市政は大きな岐路に立っている。そう毎日のように感じています。

リサイクルセンター、第二保育園、ご参加くださった総合計画策定…。

表看板に掲げた「協働」は、庁内に素地がありませんから、そう簡単に根付くことは難しいと思っています。
しかし、掲げた以上、歯を食いしばって合意形成に徹底的に汗をかけるのか…問われています。
そのためには、説明責任の中身を、情報開示の質を、本気になって変えないとならない。そう思います。

今、市長が進めようとしている市民参加、情報開示、協働の大きな流れに、棹差そうとする勢力の動向がいろいろと見えてきています。庁内にも明らかに後ろ向きの職員がいますし、前市政時代のうまみに浴した層の動きも気になります。

市長はツイッターも始めていますので、ぜひ率直な思いを、直接市長にぶつけてみてはいかがでしょうか。http://twitter.com/mayor_watanabe

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この記事へのコメント
こんにちは
いつもブログ拝見させていただいてます。市報などには載らない現実にいつも腹が立ったり悲しかったりしてます。もちろん希望が見えるときもありますが。


私は秋津の住民でもあるので、ゴミ問題に敏感にならざるをえない感じです。汚れたプラゴミの焼却実験もそうですが、いつも結果が伝えられるのみで、一緒に考えようという姿勢は見られません。


市民を信頼してない、まさにその通りです。言ったことに責任を持つこと、きちんと現状を報告しプランがあるなら説明する、といった社会人として当たり前のことができてないのなら、税金を払ってまでその人に仕事をしてもらおうとは思いません。


子どもはまだ小さいですが、将来この場所をふるさととして思い出す時に、処理場の煙突や巨大なリサイクルセンターのビル、大挙するゴミ収集車ばかりであれば、本当に悲しいですね。


東村山駅周辺はどんどんきれいになっていきますが、なぜ秋津はゴミ施設が立派になる計画ばかりなのでしょうか?しかも秋水園プールも無くなると聞きました。子どもたちの楽しみまで奪うのでしょうか?


言いたい放題でごめんなさい。いつかの機会に直接市長に意見をぶつけてみます。
2010/08/01(Sun) 14:01 | URL  | えすぽわ~る #-[ 編集]
えすぽわーるさんへ
コメントありがとうございました。いつも返信が遅くてごめんなさい。

今、渡部市政は大きな岐路に立っている。そう毎日のように感じています。

リサイクルセンター、第二保育園、ご参加くださった総合計画策定…。

表看板に掲げた「協働」は、庁内に素地がありませんから、そう簡単に根付くことは難しいと思っています。
しかし、掲げた以上、歯を食いしばって合意形成に徹底的に汗をかけるのか…問われています。
そのためには、説明責任の中身を、情報開示の質を、本気になって変えないとならない。そう思います。

今、市長が進めようとしている市民参加、情報開示、協働の大きな流れに、棹差そうとする勢力の動向がいろいろと見えてきています。庁内にも明らかに後ろ向きの職員がいますし、前市政時代のうまみに浴した層の動きも気になります。

市長はツイッターも始めていますので、ぜひ率直な思いを、直接市長にぶつけてみてはいかがでしょうか。http://twitter.com/mayor_watanabe
2010/08/09(Mon) 20:04 | URL  | 佐藤まさたか #-[ 編集]
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