無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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本日2本目の記事アップです。

月曜日午後のリサイクルセンター調査特別委員会は、まず前回の委員会で市長が約束した騒音測定(9月17日実施)の結果報告を受けました。
6か所で測定した結果からは、隣接する西側の新しい住宅地(グラングレーヌ)と北側の所沢北秋津における数値に基準値以上が検出されたことがわかりました。
このまま放置しておいてはいけない、ということはわかります。

しかし、だから密閉型一体型の大きなリサイクルセンターが必要、ということにそのままなるのでしょうか?

その後の質疑を通じ、また新たな疑問がわいてきました。
まず、騒音が基準値を超えている、という点です。東京都の環境確保条例に触れるだろう、との答弁でしたが、そんなのんきなことを言っていていいのでしょうか?
その状況は今日も続いているわけですし、それが原因で新しく大きな建屋をつくると言っているわけですから、今回議会の求めに応じて動くということとは関係なく、これまでどうして率先して調査をしてこなかったのでしょう?
その点を質しました。すると、「都による調査は抜き打ちで行われるが、ここ数年たまたまなかったから(引っかからなかった)」とのこと。では、今回わかった結果を都に報告するのか?と尋ねると「出す予定にはなっていない」という答弁。
従来から奥谷議員が言っておられますが、騒音や悪臭などが放置できない状態だというのであれば、数年後に立派な施設を造ります、ではなく、すぐに何らかの対応を取るべきではないのでしょうか?

しかし、かつての答弁を紐解くと、騒音に対しては所管自体がかなり楽観視していたことが伝わってきます。
当時の所管次長はこう言っています。
△石橋環境部次長 作業工程の中の一瞬というんですか、例えば粗大家具なんかをばんと壊す、あるいは金具、金属系をつぶすという、そういう作業のときは基準を超えていると思いますけれども、日常の作業は基準内でいると思います。

また、平成18年9月の特別委員会。鈴木委員長の問いに対し当時の西川主幹(現部長)はこう答えています。


△西川環境部主幹 2点目の施設の関係ですが、今、音としましては、大きく分けると3つ出ていると思います。先ほど言いましたように、粗大ごみの家具をつぶす作業、それと金属をストックヤードに置いておきまして、それをつぶす作業、それと破砕機の建屋の部分、この3つになりますが、そのうち前者2つにつきましては、秋水園の中に入れていくということで、周辺に音の漏れないような場所を選択をしていく予定にしております。

また、渡部議員(現市長)は質疑の中で次のように言い、北田部長(当時)が答えています。

○渡部委員 そうすると、確かに今後のことを考えれば「緩衝帯」を設けるのが一番いいんだろうと思います。ただ、向こうの都合で市が4億も5億も出して「緩衝帯」を設けなきゃいけないということについては、何か腑に落ちないところがあって、それだったら、その基準におさまらない部分を何とか、例えば東側の方に作業場を簡易的に何とか移すとか、そういうことで、行く行くはいずれにしたって、例えば破砕の工程のところだって、建てかえをしなきゃいけないわけですよね。また、量も容リ法に基づく容リごみの収集が始まれば減ってくると思いますので、家具をつるして上から落として割るというか、壊すみたいな作業というのは、そんなに頻繁に行われているようには、私も思わないんだけれども、その辺で何とか対応がとれないのかどうなのか、その辺ちょっとお伺いしたいと思いますけれども。

△北田環境部長 私ども、今、渡部委員さんのおっしゃるとおり、何とかひどい部分だけは来年度で中へ入れていき、それで当面基準をクリアしていきたいと考えております。




もう一点。上記の渡部質問にも出てくる「緩衝帯」のことです。

市は平成19年に約110坪を4,231万円で購入しました。

19年3月15日の予算委員会で当時の課長がこう答弁しています。
△吉野管理課長 旧西武グラウンド用地の使途につきましては、秋水園の騒音、あるいは、臭気等で、今後居住する住民とのトラブルを回避するために、緩衝帯として用地を取得するものでございます。形態としては、防音効果を出すために防音壁の設置と、緩衝帯を予定しております。

今回の委員会で私は敢えて「騒音が基準値を超えているというが、緩衝帯は何のために購入したのか?」と尋ねました。
土地を税金で取得し、防音壁を立てた(壁設置費用は大半が宅地開発会社の負担)当時、騒音の軽減目標もなければ、設置後にどう減じられたのか、という確認もしていないのはおかしな話で、結果的に何の意味も持たない購入であったとすれば二重投資と言われても仕方ないと思うのです。

行き当たりばったりで対策を行ってきた結果、必要な整備が進まない反面、効果の乏しいことに大きな額を投じてきた、ということに思えてなりません。

今回のリサイクルセンター整備問題で同じ轍を踏むことのないよう、考えうる要素は全て俎上に上げて、限られた税金を最大限有効に使えるよう、今後も議会での議論に臨みたいと思っています。


次回の委員会は18日(月)午後1時半からとなります。





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まず、騒音が基準値を超えている、という点です。東京都の環境確保条例に触れるだろう、との答弁でしたが、そんなのんきなことを言っていていいのでしょうか?
その状況は今日も続いているわけですし、それが原因で新しく大きな建屋をつくると言っているわけですから、今回議会の求めに応じて動くということとは関係なく、これまでどうして率先して調査をしてこなかったのでしょう?
その点を質しました。すると、「都による調査は抜き打ちで行われるが、ここ数年たまたまなかったから(引っかからなかった)」とのこと。では、今回わかった結果を都に報告するのか?と尋ねると「出す予定にはなっていない」という答弁。
従来から奥谷議員が言っておられますが、騒音や悪臭などが放置できない状態だというのであれば、数年後に立派な施設を造ります、ではなく、すぐに何らかの対応を取るべきではないのでしょうか?

しかし、かつての答弁を紐解くと、騒音に対しては所管自体がかなり楽観視していたことが伝わってきます。
当時の所管次長はこう言っています。
△石橋環境部次長 作業工程の中の一瞬というんですか、例えば粗大家具なんかをばんと壊す、あるいは金具、金属系をつぶすという、そういう作業のときは基準を超えていると思いますけれども、日常の作業は基準内でいると思います。

また、平成18年9月の特別委員会。鈴木委員長の問いに対し当時の西川主幹(現部長)はこう答えています。


△西川環境部主幹 2点目の施設の関係ですが、今、音としましては、大きく分けると3つ出ていると思います。先ほど言いましたように、粗大ごみの家具をつぶす作業、それと金属をストックヤードに置いておきまして、それをつぶす作業、それと破砕機の建屋の部分、この3つになりますが、そのうち前者2つにつきましては、秋水園の中に入れていくということで、周辺に音の漏れないような場所を選択をしていく予定にしております。

また、渡部議員(現市長)は質疑の中で次のように言い、北田部長(当時)が答えています。

○渡部委員 そうすると、確かに今後のことを考えれば「緩衝帯」を設けるのが一番いいんだろうと思います。ただ、向こうの都合で市が4億も5億も出して「緩衝帯」を設けなきゃいけないということについては、何か腑に落ちないところがあって、それだったら、その基準におさまらない部分を何とか、例えば東側の方に作業場を簡易的に何とか移すとか、そういうことで、行く行くはいずれにしたって、例えば破砕の工程のところだって、建てかえをしなきゃいけないわけですよね。また、量も容リ法に基づく容リごみの収集が始まれば減ってくると思いますので、家具をつるして上から落として割るというか、壊すみたいな作業というのは、そんなに頻繁に行われているようには、私も思わないんだけれども、その辺で何とか対応がとれないのかどうなのか、その辺ちょっとお伺いしたいと思いますけれども。

△北田環境部長 私ども、今、渡部委員さんのおっしゃるとおり、何とかひどい部分だけは来年度で中へ入れていき、それで当面基準をクリアしていきたいと考えております。




もう一点。上記の渡部質問にも出てくる「緩衝帯」のことです。

市は平成19年に約110坪を4,231万円で購入しました。

19年3月15日の予算委員会で当時の課長がこう答弁しています。
△吉野管理課長 旧西武グラウンド用地の使途につきましては、秋水園の騒音、あるいは、臭気等で、今後居住する住民とのトラブルを回避するために、緩衝帯として用地を取得するものでございます。形態としては、防音効果を出すために防音壁の設置と、緩衝帯を予定しております。

今回の委員会で私は敢えて「騒音が基準値を超えているというが、緩衝帯は何のために購入したのか?」と尋ねました。
土地を税金で取得し、防音壁を立てた(壁設置費用は大半が宅地開発会社の負担)当時、騒音の軽減目標もなければ、設置後にどう減じられたのか、という確認もしていないのはおかしな話で、結果的に何の意味も持たない購入であったとすれば二重投資と言われても仕方ないと思うのです。

行き当たりばったりで対策を行ってきた結果、必要な整備が進まない反面、効果の乏しいことに大きな額を投じてきた、ということに思えてなりません。

今回のリサイクルセンター整備問題で同じ轍を踏むことのないよう、考えうる要素は全て俎上に上げて、限られた税金を最大限有効に使えるよう、今後も議会での議論に臨みたいと思っています。


次回の委員会は18日(月)午後1時半からとなります。





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【2010/10/08 17:12】 | リサイクルセンター問題
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何やかやですっかり遅くなってしまいましたが、「東村山市民新聞」の更新を記録しておきます(この記事を書いているのは10月12日です)。 10月5日付更新は「最終更新日」の修正だけかと思われましたが(2010/10/04 18:30:41)、その後、ごくごくたまには市議会のこと
2010/10/12(Tue) 18:06:28 |  3羽の雀の日記
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