無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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火曜日(5日)の午後6時。公民館運営審議会の傍聴に出向きました。
遅くなりましたが、報告します。

5分ほど前に公民館2階の会議室前へ。どの審議会や協議会でも会場の前には受付がつくられているのですが、ありません。通りかかった職員に「傍聴させていただきたいのですが」と伝えると、「え、傍聴ですか!?委員の許可が必要ですから」と。それは承知しています。
「市民の方ですか?」と聞かれました。
「はい」と答え、待つこと10分。傍聴許可が出ました。

椅子は会場入口付近に一つ。
ところが説明に使われ始めた資料がありません。

「資料を見せていただきたいのですが」と事務局に伝えたところ、「会長に聞かないと」と。承知しています。

すぐに会長席で耳打ちをしてくださったのですが、「すみません、閲覧はご遠慮いただきたいということです」という返事。

おかしいですね…。
閲覧は全審議会で以前からできるようになっていましたし、最近になって、個人情報等の問題がない限り、持ち帰り可を原則とするよう、審議会のルールが改善されたはずなのに。
薄井議員が、誰も傍聴したことのないような協議会や委員会にもこまめに出向いた上で、公開の意識が低く、ルールがあまりにも不統一だったことについて改善を求めてきた結果です。

その場で申し上げようかとも思いましたが、これまで一度も傍聴してこなかった者がな…と思い、翌日改めて訪ねて申し入れることにしました。


審議会では、東京都や関東単位の研修会へ出向いた委員による報告が前半を占め、いつになったら東村山の公民館について議論するのだろう?と思いながら聞いていました。

ただ、報告の中にもみんなで共有すべきだと考える中身もあり、メモをとり続けました。

それでは、要点をご報告します。
【委員による東京都公民館大会(7月開催)の報告】

A委員)
今の公民館は、自己・個人の問題に終っていて、地域社会につながっていない。
公民館の三権分立(住民が主体、職員は手伝い、行政は条件整備)が大事。
諮問されたことについて答申内容を事務方(職員)が書くようではダメだ。
1年に1度も答申をしない公民館運営審議会なんておかしい。
学ぶ権利を保障するのが公民館。無料が本旨で法が保障している。
(という講師の話がありました。しかし法律のどこに書いてあるのか私にはわからない、と補足されていました)

B委員)
無料が話題になっていた。

会長)
東村山は有料です、と私は質疑で申し上げた。講師は「けしからん」とは言わなかった。
東村山では条例上はもともと原則有料であり、社会教育法20条に該当する団体は免除、となっていたもの。今は20条にかかわらず有料となり、市や社会福祉協議会などは免除される。ここのところが少し変わったといえば少し変わったところ。
無料は望ましいだろうが、法や条例にはない。財政状況を考えてやむを得ず有料化したと理解している。

C委員)
資料にあるデータは何が根拠なんですか?

事務局)
文部科学省の調査だと思われます。調べてきます。


【公民館事業評価の研修についての報告】

D委員)
2008年の社会教育法改正で、公民館の事業評価が導入されたことを受けての研修だった。他者による評価は公民館にはなじまない、学習者自体がやるべきこと、と講師。
自分が高まった、だけでは公民館では不十分。地域にどう広げるか、人をどう元気にするのか、どう還元するのか、が大事と。

E委員)
私にとってはとっても難しいお話だった。

会長)
研修はあと4回続くようです。評価は確かに難しい課題ですが、12月の審議会で報告お願いします。(と職員に要請)

事務局)
はい、勉強してきます。

D委員)
審議会委員は社会教育が何たるかについて学習できる機会に恵まれている。咀嚼して利用者に伝えることが大事だと思う。


【関東甲信越公民館大会の報告】

F委員)
8月19日・20日に会長と出向いた。(概要を説明)

会長)
多摩26市では12市に公民館が残っているが、だんだん少なくなってきているのは事実。東久留米市は指定管理者制度で生涯学習センターに衣替えした。公民館への指定管理者制度導入には課題があると考えているが、将来諮問があった場合なども考えて私たちも勉強だけはしておかないと、と思う。
今日の協議事項として、公民館のPR、広報活動をどう進めるのか、「公民館は何をやっているのか」を市民にどう発信していくのか、について議論をお願いしたい。

D委員)
先ほど、有料化は財政面でやむなく、という発言があったが、そうではなかったはず。「受益者負担の適正化」「使う人と使わない人との公平」が強調されたものだった、ということは改めて言っておきたい。

会長)
そのことはまた議論しましょう。市民の中で公民館を利用している人が10%程度と言うのは当たらずといえども…という感じがする。私もサラリーマンの頃は足を踏み入れたこともなかった。かなり偏った割合の人たち、一部の主婦とかお年寄りとか子どもたちとかが利用していて、仕事をしている人はなかなか利用できない。
冷暖房、トイレットペーパー、警備員の経費等、利用していない人からは「何で無料なの?」という声が当然あると思う。D委員がどうしても理解できないとなれば別だが、塾も大学も…スポセンも有料であり、公民館だけが無料であるべき、というのはどうかと思う。
議会で議決されたことも事実で、審議会としても、やむなしと結論が出された。私としては理解してほしい。

D委員)
使おうとすれば誰でも使える状態にあることが大事だということを申し上げている。

会長)
社会的弱者や行政主催では無料とされているエクスキューズもあるし、市長が3割減免を決めたことも評価できると思っている。

A委員)
利用する人に経費がかかっているからタダはおかしい、という議論はおかしい。
どんどん利用すればいいのであって、その話はおかしいと思う。
市は財政的に厳しいから、と言えばいい。

会長)
本音はそうなのに、そう言いたくないということではないかと思っている。

A委員)
その言えばいいのに。逃げ回らずに。

会長)
いろいろ納得していない人も多いので、さらに議論していかないといけないと思っている。


【PR・広報について】

会長)
これがうまくできれば、活性化の原点にになるのではと考えている。今は、市報が絶対にして最後、みたいになっている。公民館だよりは年3回しかない。

D委員)
国立は駅改札口の脇に公民館だよりが置いてある。
審議会も毎月開催されていて、公民館だよりはちょっとした冊子のようで満足感がある。うちのは電車の中吊り程度の中身しかないので、ぜひ濃くしてきましょう。職員任せにしないで私たちも編集に加わるので。

会長)
ぜひやりましょう。

G委員)
たよりの中身が最大の問題。編集委員会も充実を。

会長)
市報への出し方も工夫できないか。

H委員)
回数も大事。年6回出すと、活動の予告ができる。単なる報告だけでなく、参加した人に書いてもらえばいい。
多くの人が公民館に来たこともないし、何の価値も見出していない。
タダがいいというのは、電車もバスもタダに越したことはない、ということになる。
魅力ある中身が最も大事であり、市報はPR手段としては協力なのだから活かすべき。

I委員)
自治会の回覧に入れてもらえないのか。

館長)
回覧物があまりにも多くて、自治会から断られた経過があり、難しい面がある。

他にもいくつか意見、アイディアが出され、会長が「できることはみなやっていくことにしましょう」と発言。継続して議論することとなりました。

次回の開催は12月6日(月)。時間は未定です。


尚、翌朝、公民館に出向き、館長補佐と話をさせてもらいました。
ここで期が変わるので、傍聴の件については整理して改めたい、ということでした。

有料化の位置づけなどの議論も興味深かったですし、いろんな課題や可能性を感じた公運審の傍聴でした。

私は、住民自治の学校として、公民館が担うべきテーマ、領域はいくらでもあると常々考え、予算や決算審議の場を中心に再三議論を試みてきました。
しかし、教育委員会としての矜持が感じられることはなく、がっかりの連続で今まできました。

シンプルに言えば、本来のミッションを見失うことなく頑張ってほしいのです。

もっと早く出向かなかったことを反省し、今後もエールを送りつつ注視してきたいと思っているところです。



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【委員による東京都公民館大会(7月開催)の報告】

A委員)
今の公民館は、自己・個人の問題に終っていて、地域社会につながっていない。
公民館の三権分立(住民が主体、職員は手伝い、行政は条件整備)が大事。
諮問されたことについて答申内容を事務方(職員)が書くようではダメだ。
1年に1度も答申をしない公民館運営審議会なんておかしい。
学ぶ権利を保障するのが公民館。無料が本旨で法が保障している。
(という講師の話がありました。しかし法律のどこに書いてあるのか私にはわからない、と補足されていました)

B委員)
無料が話題になっていた。

会長)
東村山は有料です、と私は質疑で申し上げた。講師は「けしからん」とは言わなかった。
東村山では条例上はもともと原則有料であり、社会教育法20条に該当する団体は免除、となっていたもの。今は20条にかかわらず有料となり、市や社会福祉協議会などは免除される。ここのところが少し変わったといえば少し変わったところ。
無料は望ましいだろうが、法や条例にはない。財政状況を考えてやむを得ず有料化したと理解している。

C委員)
資料にあるデータは何が根拠なんですか?

事務局)
文部科学省の調査だと思われます。調べてきます。


【公民館事業評価の研修についての報告】

D委員)
2008年の社会教育法改正で、公民館の事業評価が導入されたことを受けての研修だった。他者による評価は公民館にはなじまない、学習者自体がやるべきこと、と講師。
自分が高まった、だけでは公民館では不十分。地域にどう広げるか、人をどう元気にするのか、どう還元するのか、が大事と。

E委員)
私にとってはとっても難しいお話だった。

会長)
研修はあと4回続くようです。評価は確かに難しい課題ですが、12月の審議会で報告お願いします。(と職員に要請)

事務局)
はい、勉強してきます。

D委員)
審議会委員は社会教育が何たるかについて学習できる機会に恵まれている。咀嚼して利用者に伝えることが大事だと思う。


【関東甲信越公民館大会の報告】

F委員)
8月19日・20日に会長と出向いた。(概要を説明)

会長)
多摩26市では12市に公民館が残っているが、だんだん少なくなってきているのは事実。東久留米市は指定管理者制度で生涯学習センターに衣替えした。公民館への指定管理者制度導入には課題があると考えているが、将来諮問があった場合なども考えて私たちも勉強だけはしておかないと、と思う。
今日の協議事項として、公民館のPR、広報活動をどう進めるのか、「公民館は何をやっているのか」を市民にどう発信していくのか、について議論をお願いしたい。

D委員)
先ほど、有料化は財政面でやむなく、という発言があったが、そうではなかったはず。「受益者負担の適正化」「使う人と使わない人との公平」が強調されたものだった、ということは改めて言っておきたい。

会長)
そのことはまた議論しましょう。市民の中で公民館を利用している人が10%程度と言うのは当たらずといえども…という感じがする。私もサラリーマンの頃は足を踏み入れたこともなかった。かなり偏った割合の人たち、一部の主婦とかお年寄りとか子どもたちとかが利用していて、仕事をしている人はなかなか利用できない。
冷暖房、トイレットペーパー、警備員の経費等、利用していない人からは「何で無料なの?」という声が当然あると思う。D委員がどうしても理解できないとなれば別だが、塾も大学も…スポセンも有料であり、公民館だけが無料であるべき、というのはどうかと思う。
議会で議決されたことも事実で、審議会としても、やむなしと結論が出された。私としては理解してほしい。

D委員)
使おうとすれば誰でも使える状態にあることが大事だということを申し上げている。

会長)
社会的弱者や行政主催では無料とされているエクスキューズもあるし、市長が3割減免を決めたことも評価できると思っている。

A委員)
利用する人に経費がかかっているからタダはおかしい、という議論はおかしい。
どんどん利用すればいいのであって、その話はおかしいと思う。
市は財政的に厳しいから、と言えばいい。

会長)
本音はそうなのに、そう言いたくないということではないかと思っている。

A委員)
その言えばいいのに。逃げ回らずに。

会長)
いろいろ納得していない人も多いので、さらに議論していかないといけないと思っている。


【PR・広報について】

会長)
これがうまくできれば、活性化の原点にになるのではと考えている。今は、市報が絶対にして最後、みたいになっている。公民館だよりは年3回しかない。

D委員)
国立は駅改札口の脇に公民館だよりが置いてある。
審議会も毎月開催されていて、公民館だよりはちょっとした冊子のようで満足感がある。うちのは電車の中吊り程度の中身しかないので、ぜひ濃くしてきましょう。職員任せにしないで私たちも編集に加わるので。

会長)
ぜひやりましょう。

G委員)
たよりの中身が最大の問題。編集委員会も充実を。

会長)
市報への出し方も工夫できないか。

H委員)
回数も大事。年6回出すと、活動の予告ができる。単なる報告だけでなく、参加した人に書いてもらえばいい。
多くの人が公民館に来たこともないし、何の価値も見出していない。
タダがいいというのは、電車もバスもタダに越したことはない、ということになる。
魅力ある中身が最も大事であり、市報はPR手段としては協力なのだから活かすべき。

I委員)
自治会の回覧に入れてもらえないのか。

館長)
回覧物があまりにも多くて、自治会から断られた経過があり、難しい面がある。

他にもいくつか意見、アイディアが出され、会長が「できることはみなやっていくことにしましょう」と発言。継続して議論することとなりました。

次回の開催は12月6日(月)。時間は未定です。


尚、翌朝、公民館に出向き、館長補佐と話をさせてもらいました。
ここで期が変わるので、傍聴の件については整理して改めたい、ということでした。

有料化の位置づけなどの議論も興味深かったですし、いろんな課題や可能性を感じた公運審の傍聴でした。

私は、住民自治の学校として、公民館が担うべきテーマ、領域はいくらでもあると常々考え、予算や決算審議の場を中心に再三議論を試みてきました。
しかし、教育委員会としての矜持が感じられることはなく、がっかりの連続で今まできました。

シンプルに言えば、本来のミッションを見失うことなく頑張ってほしいのです。

もっと早く出向かなかったことを反省し、今後もエールを送りつつ注視してきたいと思っているところです。



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【2010/10/09 19:28】 | 教育
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