無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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 新しい年度が始まりました。
 配属先の名札を胸にした新人職員を何人か見かけましたが、学生さんを見るようでもあり、初々しさを感じます。
 どうかこの瞬間の志を持ち続けて、キラリと光る職員になってもらえたら、と願わずにはおられません。

 さて、28日(月)に3月定例市議会が閉会した後ですし、告示まで17日と迫った市議選のこともあり、議会フロアは静かです。

 議会最終日には、震災対策を予備費として増額する等の補正予算や、保育所条例の一部改正などを可決したとお伝えしましたが、2年にわたって初めての委員長職を務めさせていただいた環境建設委員会では、この議会で2本の議案と3本の請願を扱い、その報告も行いました。
 2年間で最初で最後ですが、本会議でも全ての案件が全員の賛成で成立(議案は可決、請願は採択)となりました。

 以下、委員長として報告をした中身です。
 少し長いですが、特に後半の請願審査についてご一読いただければ幸いです。



 環境建設委員会、2年間最後の報告をいたします。
 当委員会には、本議会初日に第8号と第9号の道路議案2件が付託され、いずれも結論を得ておりますので、その審議結果をご報告いたします。また、12月議会初日に付託されました請願2件と、12月議会最終日に付託された請願1件について、それぞれ結論を得ましたので、順次ご報告いたします。
 まず、議案第8号「東村山市道路線(久米川町4丁目地内)の認定」を議題としました。路線名は、同一開発区域内に築造された、市道433号線9、10、11の3路線。このうち433号線9は、久米川町4丁目39番75を起点とし、終点は同所39番47、幅員6m、延長128.50m。433号線10は、同所39番61を起点とし、終点は同所39番68、幅員6m、延長60.25m。433号線11は、同所39番87を起点とし、終点は同39番82、幅員7m、延長94.87m。3路線合わせた総延長は、283.62mです。
 質疑では、旧ゴルフ練習場を開発したことに伴って築造された本道路が、給食センター前の道路(市道433号線1)からの抜け道になるのではないか、という懸念がまず示されました。所管としては、確かに抜け道になることは予想されるが、もともと幅員5mの生活道路して通り抜けが可能だったが、今回の開発事業に伴い5.5mに拡幅され、車や歩行者の安全確保が図られ、緊急車両等の通行も容易になった。カーブミラーを増設して安全確認の徹底を図っている。新たに一時停止標識や停止線設置も検討しており、運用状況を見ながら安全対策を図りたいとの答弁でした。
 また、雨水が地域内で処理できるのか、という問いには、時間あたり60ミリの雨水発生を想定して区域内処理ができるよう、浸透井戸、浸透トレンチ、浸透槽、調整槽などの整備をお願いした。緑化については、東村山市緑の保護と育成に関する条例に基づいた緑化に努めるようお願いをした、と答弁がありました。
 さらに、これまで扱ってきた道路認定議案を見ても、建物が立ちあがってからもあれば、全く建物がない段階というケースもあり、いったいどの段階で認定申請がなされるべきなのか、本来はどうあるべきなのか、という質疑がありました。
 これに対しては、いずれも開発指導要綱に則って出てきているものであるが、開発事業の進め方にも起因する面があり、レディメイドに近い形だと宅地開発後一斉に家が立ち並び、オーダーメイドと一定の時間がかかる。しかしいずれの場合も、宅地開発が完了し、市へ帰属するための寄付採納願が提出され、登記完了後、直近の議会に道路議案として提出してきており、その扱いには差がない、とのことでした。
 質疑終了後、討論はなく、起立全員で原案通りに可決としました。

 次に、議案第9号「東村山市道路線(青葉町1丁目地内)の認定」を議題としました。
 本道路は、路線名、市道470号線7、青葉町1丁目25番43を起点とし、終点は同25番70、幅員6m、延長179.69mであり、開発行為によって設置された道路を認定したい、というものでした。
 質疑によって、当該開発地が、市指定の緑地保護区域の雑木林であったこと、両側に宅地が立ち並ぶ180m近い直線道路であり、懸念される通り抜けの増加に対しては、カーブミラー、防犯街路灯、一時停止標識設置等で対応すること、等がわかりました。
 また、本開発に伴う、なかよしひろばやごみ集積場の位置についての疑問が呈され、要綱行政の限界とともに、市としての権限強化を問う声も上がりました。
 これについては、所管部長は「近隣市や先進市に学びながら、権限、体制について検討し、より市としての願いを聞いてもらえるやり方を模索したい」副市長からは「地方分権が進む中で、建築行政についても市町村に下ろすという話が来ているが、国や都の動きを十分踏まえながら対応したい」と答弁がありました。
 これについては重ねて市の姿勢を問う声も上がりましたが、所管次長より「事前協議の段階で、所管としては、公園などの位置ひとつ、面積一つについても、安全を確保したいということで、要綱をめぐって事業主と相当闘っている。あくまで条例ではないので強制力がないが、なるほどそうだね、とやってくださる事業主もあるし、1軒でも多く建てたいという業者もあるので、せめぎ合い。担当の職員としては努力はしていることを理解してほしい」と答弁があり、質疑した議員からは「少し見えなかった部分が伺い知れた。頑張ってほしい」と言葉がありました。
 質疑終了後、討論はなく、起立全員で議案第9号は可決と決しました。


 次に、22請願第7号「久米川駅にエレベーター・エスカレーターの早期設置を求める請願」と22請願第8号「久米川駅構内にエレベータ・エスカレータの早期設置を求める請願」を議題とし、前回の審査以降の状況を所管課長から報告をしてもらいました。
 市としては、第4次総合計画の第1次実施計画に明確に位置付けて進めていきたい、とのことでした。
 各委員からは、国の動向も受けた形で市が実施計画に明確に位置付けることが明らかになって喜ばしい。ぜひ採択を、という声があがり、討論としては特にこれはなく、両請願とも起立全員によって採決と決しました。


 続いて、22請願第10号「市内ミニバスネットワークを一日も早く実現することを求める請願」を議題としました。
 審査にあたり、紹介議員である矢野穂積議員、山口みよ議員、奥谷浩一議員に、本請願についての説明をお願いしました。

 まず矢野議員は、「コミュニティバスについてのかつての請願の審査内容や、今回の請願本文を読めば、なんで紹介議員を呼んで、何が聞きたいのか、私がここで喋る必然性そのものが甚だ疑問だ。
 私が請願者から相談を受けて、あとの2人の紹介議員に協力を得たのだから、私に聞いてもらえればいいが、聞くほどのことがあるのか。紹介議員に何か聞きたいという発想自体が勉強不足の裏返しだ」と等の発言がありました。

 続いて山口議員は、「私たちはコミュニティバスは市内全域必要だと運動してきて、民間活力だけでやっていくことは考えられないので、請願本文の民間活力のあとに「など」を入れるなら賛成するから、と紹介議員を引き受けた」とのことでした。

 奥谷議員からは、自分が環境建設委員長を務めていたときに、美住町にコミュニティバスを一日も早く走らせることを求める請願、を審査し、不採択となり、2年が経過したが、行政もその際に提案された課題を受けて、公共交通を考える会を立ち上げたり、いろいろ動きがあった。また、市の財政が2年続けて黒字になって、裕福になったとチラシが配布されているということで、状況は違うだろうと判断している。
 多くの方が足の確保を求めている、非常に要望が多いということは皆さんご存知のことであり、今回の請願は、特定の地域を前回のように限定していたわけでなく、民間活力等を活用するなど、一日も早く可能なところから、行政の努力を求める、ということだったので、矢野議員からどうだと言われ、問題がない内容なので紹介議員になった、等の発言がありました。

 説明後、紹介議員に対する質疑を行いましたが、最大の論点は、美住町にグリーンバスを求める請願を不採択とした時と本請願の違いは何か、という点と、民間活力等の「等」の意味、そして、「行政の努力」とは何を指すのか、という点でした。
 現在のような形でグリーンバスに補助金を投入することの評価、行政がどこまで担うべきなのか、22年度に進められた公共交通を考える会の評価等については、紹介議員の間で意見が分かれている面もありましたが、考え得るあらゆる手段を講じて、市内にミニバスのネットワークを、という点に趣旨が集約されていることはよくわかりました。
 実はかなり長い時間、一部激しいやり取りもあったわけですが、大事なことは、今申し上げたことでありましたので、詳細は会議録を後日ご覧いただければ幸いに存じます。
 ここで紹介議員には退出いただき、若干の休憩後、委員間で意見交換を行いました。
 委員間でも、現在の方法でグリーンバス路線を拡大することの是非や、民間活力に対する考え方には温度差がありましたが、「市内にミニバスネットワークを一日も早く実現してほしい」「様々な工夫をして実現を」ということ自体は市民全体の希望である、という共通の認識が全委員から示されました。
 討論はなく、起立全員で22請願第10号は採択すべし、と決しました。
 
 以上で、環境建設委員会の報告を終わります。





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 まず、議案第8号「東村山市道路線(久米川町4丁目地内)の認定」を議題としました。路線名は、同一開発区域内に築造された、市道433号線9、10、11の3路線。このうち433号線9は、久米川町4丁目39番75を起点とし、終点は同所39番47、幅員6m、延長128.50m。433号線10は、同所39番61を起点とし、終点は同所39番68、幅員6m、延長60.25m。433号線11は、同所39番87を起点とし、終点は同39番82、幅員7m、延長94.87m。3路線合わせた総延長は、283.62mです。
 質疑では、旧ゴルフ練習場を開発したことに伴って築造された本道路が、給食センター前の道路(市道433号線1)からの抜け道になるのではないか、という懸念がまず示されました。所管としては、確かに抜け道になることは予想されるが、もともと幅員5mの生活道路して通り抜けが可能だったが、今回の開発事業に伴い5.5mに拡幅され、車や歩行者の安全確保が図られ、緊急車両等の通行も容易になった。カーブミラーを増設して安全確認の徹底を図っている。新たに一時停止標識や停止線設置も検討しており、運用状況を見ながら安全対策を図りたいとの答弁でした。
 また、雨水が地域内で処理できるのか、という問いには、時間あたり60ミリの雨水発生を想定して区域内処理ができるよう、浸透井戸、浸透トレンチ、浸透槽、調整槽などの整備をお願いした。緑化については、東村山市緑の保護と育成に関する条例に基づいた緑化に努めるようお願いをした、と答弁がありました。
 さらに、これまで扱ってきた道路認定議案を見ても、建物が立ちあがってからもあれば、全く建物がない段階というケースもあり、いったいどの段階で認定申請がなされるべきなのか、本来はどうあるべきなのか、という質疑がありました。
 これに対しては、いずれも開発指導要綱に則って出てきているものであるが、開発事業の進め方にも起因する面があり、レディメイドに近い形だと宅地開発後一斉に家が立ち並び、オーダーメイドと一定の時間がかかる。しかしいずれの場合も、宅地開発が完了し、市へ帰属するための寄付採納願が提出され、登記完了後、直近の議会に道路議案として提出してきており、その扱いには差がない、とのことでした。
 質疑終了後、討論はなく、起立全員で原案通りに可決としました。

 次に、議案第9号「東村山市道路線(青葉町1丁目地内)の認定」を議題としました。
 本道路は、路線名、市道470号線7、青葉町1丁目25番43を起点とし、終点は同25番70、幅員6m、延長179.69mであり、開発行為によって設置された道路を認定したい、というものでした。
 質疑によって、当該開発地が、市指定の緑地保護区域の雑木林であったこと、両側に宅地が立ち並ぶ180m近い直線道路であり、懸念される通り抜けの増加に対しては、カーブミラー、防犯街路灯、一時停止標識設置等で対応すること、等がわかりました。
 また、本開発に伴う、なかよしひろばやごみ集積場の位置についての疑問が呈され、要綱行政の限界とともに、市としての権限強化を問う声も上がりました。
 これについては、所管部長は「近隣市や先進市に学びながら、権限、体制について検討し、より市としての願いを聞いてもらえるやり方を模索したい」副市長からは「地方分権が進む中で、建築行政についても市町村に下ろすという話が来ているが、国や都の動きを十分踏まえながら対応したい」と答弁がありました。
 これについては重ねて市の姿勢を問う声も上がりましたが、所管次長より「事前協議の段階で、所管としては、公園などの位置ひとつ、面積一つについても、安全を確保したいということで、要綱をめぐって事業主と相当闘っている。あくまで条例ではないので強制力がないが、なるほどそうだね、とやってくださる事業主もあるし、1軒でも多く建てたいという業者もあるので、せめぎ合い。担当の職員としては努力はしていることを理解してほしい」と答弁があり、質疑した議員からは「少し見えなかった部分が伺い知れた。頑張ってほしい」と言葉がありました。
 質疑終了後、討論はなく、起立全員で議案第9号は可決と決しました。


 次に、22請願第7号「久米川駅にエレベーター・エスカレーターの早期設置を求める請願」と22請願第8号「久米川駅構内にエレベータ・エスカレータの早期設置を求める請願」を議題とし、前回の審査以降の状況を所管課長から報告をしてもらいました。
 市としては、第4次総合計画の第1次実施計画に明確に位置付けて進めていきたい、とのことでした。
 各委員からは、国の動向も受けた形で市が実施計画に明確に位置付けることが明らかになって喜ばしい。ぜひ採択を、という声があがり、討論としては特にこれはなく、両請願とも起立全員によって採決と決しました。


 続いて、22請願第10号「市内ミニバスネットワークを一日も早く実現することを求める請願」を議題としました。
 審査にあたり、紹介議員である矢野穂積議員、山口みよ議員、奥谷浩一議員に、本請願についての説明をお願いしました。

 まず矢野議員は、「コミュニティバスについてのかつての請願の審査内容や、今回の請願本文を読めば、なんで紹介議員を呼んで、何が聞きたいのか、私がここで喋る必然性そのものが甚だ疑問だ。
 私が請願者から相談を受けて、あとの2人の紹介議員に協力を得たのだから、私に聞いてもらえればいいが、聞くほどのことがあるのか。紹介議員に何か聞きたいという発想自体が勉強不足の裏返しだ」と等の発言がありました。

 続いて山口議員は、「私たちはコミュニティバスは市内全域必要だと運動してきて、民間活力だけでやっていくことは考えられないので、請願本文の民間活力のあとに「など」を入れるなら賛成するから、と紹介議員を引き受けた」とのことでした。

 奥谷議員からは、自分が環境建設委員長を務めていたときに、美住町にコミュニティバスを一日も早く走らせることを求める請願、を審査し、不採択となり、2年が経過したが、行政もその際に提案された課題を受けて、公共交通を考える会を立ち上げたり、いろいろ動きがあった。また、市の財政が2年続けて黒字になって、裕福になったとチラシが配布されているということで、状況は違うだろうと判断している。
 多くの方が足の確保を求めている、非常に要望が多いということは皆さんご存知のことであり、今回の請願は、特定の地域を前回のように限定していたわけでなく、民間活力等を活用するなど、一日も早く可能なところから、行政の努力を求める、ということだったので、矢野議員からどうだと言われ、問題がない内容なので紹介議員になった、等の発言がありました。

 説明後、紹介議員に対する質疑を行いましたが、最大の論点は、美住町にグリーンバスを求める請願を不採択とした時と本請願の違いは何か、という点と、民間活力等の「等」の意味、そして、「行政の努力」とは何を指すのか、という点でした。
 現在のような形でグリーンバスに補助金を投入することの評価、行政がどこまで担うべきなのか、22年度に進められた公共交通を考える会の評価等については、紹介議員の間で意見が分かれている面もありましたが、考え得るあらゆる手段を講じて、市内にミニバスのネットワークを、という点に趣旨が集約されていることはよくわかりました。
 実はかなり長い時間、一部激しいやり取りもあったわけですが、大事なことは、今申し上げたことでありましたので、詳細は会議録を後日ご覧いただければ幸いに存じます。
 ここで紹介議員には退出いただき、若干の休憩後、委員間で意見交換を行いました。
 委員間でも、現在の方法でグリーンバス路線を拡大することの是非や、民間活力に対する考え方には温度差がありましたが、「市内にミニバスネットワークを一日も早く実現してほしい」「様々な工夫をして実現を」ということ自体は市民全体の希望である、という共通の認識が全委員から示されました。
 討論はなく、起立全員で22請願第10号は採択すべし、と決しました。
 
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【2011/04/01 17:26】 | 矢野&朝木議員&りんごっこ保育園問題
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