無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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東村山市内の児童クラブ(学童保育所)はコチラです。※写真は新設された第2東萩山児童クラブ
第2東萩山児童クラブ

今年度に入って、ある市民の方から「保護者が同じ勤務条件にあっても、他市では入会できる児童クラブ(学童クラブ)に東村山市だけ入れないのはどうしてなのか?」という趣旨のお話をいただきました。
近隣他市の状況もお調べになった上で、東村山市だけがパートタイム勤務の方たちへの対応が著しく劣っている、という訴えでした。

数年前までは、年度当初に向けた申請時期に間に合った方たちは、基本的に「希望者全員入所」としてきた東村山市ですが、年間100名を超えるペースで希望者が増えた結果、各クラブで想定定員を大幅に超えた詰め込み状態が発生しました。
ほぼ同じ時期に71名を超えるクラブについては国が超えた分の補助を打ち切る、という所謂「71名問題」が持ち上がったため、大型化したクラブを分割する「第2クラブ計画」が検討され始め、一昨年から順次実現してきたわけです。
その過程で、100名に迫るような状態では子どもたちの安全が保たれない恐れがある、という判断から「一定のラインで入会希望を制限する」ことが行われました。

この年の判断が、入会申請にあたって保護者の状況を点数化した「指数11以上」を入会可とし、「10以下」を不可とするという線引きでした。
その後、保護者の皆さんの粘り強い活動の力もあって、分割・増設という第2クラブ化によって、児童クラブはそれまでの16か所から19か所になりました(第1と第2を全て別カウントすると24か所)。
(※一覧表ではこうなっているのですが、改めて見ると、第1と第2が建物の形状の関係で併記されたり別記されたりしていて、利用者目線でないわかりづらい表記ですね…)


三多摩学童保育連絡協議会が毎年まとめているデータをご覧ください。

【2009年度三多摩各市の学童保育の状況】
2009年度 三多摩各市の学童保育の状況

【2010年度三多摩各紙の学童保育の状況】
2010年度 三多摩各市の学童保育の状況

第2クラブ化によって、大規模化で安全が危惧されていた状況もかなり改善されたことがわかります。
1学童平均児童数73.8名⇒59.1名

今年度はさらに改善されているはずです。

このような状況を考えると、安全対策のための緊急措置として行った「入会指数による線引き」は、その役割を終えたことが明らかです。

現在の状況は、希望しても児童クラブに入れない子どもたち=待機児童が、市では指数11以上だけをカウントしているために「5名」としていますが、10以下の子どもたちが「隠れ待機児」として存在している、ということになります。

にもかかわらず緊急措置が継続されているとするならば、何らかの「制限の根拠」があるに違いない、と思い、7月27日に「児童クラブを現在の入所基準とした根拠」の情報公開を求めていたのですが、昨日、文書開示とともに児童課長が説明をしてくださいました。

結果として、「指数11を境に制限する」という根拠は現在どこにもないだけでなく、緊急措置も決裁などをとらずに行われていたことがわかりました。要は「申し合わせ程度」ということだったのでしょう。

児童クラブへの入会にあたっては、「児童クラブ入会審査要綱」に基づいた審査が行われ、入会決定が行われています。
入会決定に関する項目は、第4条に記される以下の2項目だけです。

(入会決定)
第4条 市長は、児童クラブへの入会の申請があったときは、入会指数の高い者から当該児童クラブの入会を決定する。
2 市長は、特別の理由がある場合は、希望する児童クラブ以外の通所可能な児童クラブヘの入会を決定することができる。



なお、第3条の(審査方法)で、
第3条 入会審査は、入会指数を基準にして行い、同一学区域内の者と同一学区域外の者で通所可能なものとを同等の基準により審査する。
2 入会審査基準指数及び調整指数は、別表のとおりとする。

としながら、別表にリンクしておらず、市のホームページにも掲載されていない点は早急に改善が必要でしょう。

児童課長は、勤務形態の多様化への対応として他にも改善しなければならない点があり、合わせて検討を進めていきたい、と言っていました。
時間延長等の要望は以前から強く、トワイライト学童の開設などを私もこれまで求めてきましたが、数年かけて整備する課題と、現に他市では入所できている水準の子どもたちが入れない、という実態の改善・解消は分けて考え、急いで対応すべきではないのか、と考え、そう申し上げました。

友人を通じて三多摩学童連協に確認したところ、東村山市の近隣市だけでなく三多摩各市を見ても、東村山と同様の扱いをしているところはない、とのこと。

実態と経過が確認できましたので、早急な改善を強く求めていきたいと考えています。


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その後、保護者の皆さんの粘り強い活動の力もあって、分割・増設という第2クラブ化によって、児童クラブはそれまでの16か所から19か所になりました(第1と第2を全て別カウントすると24か所)。
(※一覧表ではこうなっているのですが、改めて見ると、第1と第2が建物の形状の関係で併記されたり別記されたりしていて、利用者目線でないわかりづらい表記ですね…)


三多摩学童保育連絡協議会が毎年まとめているデータをご覧ください。

【2009年度三多摩各市の学童保育の状況】
2009年度 三多摩各市の学童保育の状況

【2010年度三多摩各紙の学童保育の状況】
2010年度 三多摩各市の学童保育の状況

第2クラブ化によって、大規模化で安全が危惧されていた状況もかなり改善されたことがわかります。
1学童平均児童数73.8名⇒59.1名

今年度はさらに改善されているはずです。

このような状況を考えると、安全対策のための緊急措置として行った「入会指数による線引き」は、その役割を終えたことが明らかです。

現在の状況は、希望しても児童クラブに入れない子どもたち=待機児童が、市では指数11以上だけをカウントしているために「5名」としていますが、10以下の子どもたちが「隠れ待機児」として存在している、ということになります。

にもかかわらず緊急措置が継続されているとするならば、何らかの「制限の根拠」があるに違いない、と思い、7月27日に「児童クラブを現在の入所基準とした根拠」の情報公開を求めていたのですが、昨日、文書開示とともに児童課長が説明をしてくださいました。

結果として、「指数11を境に制限する」という根拠は現在どこにもないだけでなく、緊急措置も決裁などをとらずに行われていたことがわかりました。要は「申し合わせ程度」ということだったのでしょう。

児童クラブへの入会にあたっては、「児童クラブ入会審査要綱」に基づいた審査が行われ、入会決定が行われています。
入会決定に関する項目は、第4条に記される以下の2項目だけです。

(入会決定)
第4条 市長は、児童クラブへの入会の申請があったときは、入会指数の高い者から当該児童クラブの入会を決定する。
2 市長は、特別の理由がある場合は、希望する児童クラブ以外の通所可能な児童クラブヘの入会を決定することができる。



なお、第3条の(審査方法)で、
第3条 入会審査は、入会指数を基準にして行い、同一学区域内の者と同一学区域外の者で通所可能なものとを同等の基準により審査する。
2 入会審査基準指数及び調整指数は、別表のとおりとする。

としながら、別表にリンクしておらず、市のホームページにも掲載されていない点は早急に改善が必要でしょう。

児童課長は、勤務形態の多様化への対応として他にも改善しなければならない点があり、合わせて検討を進めていきたい、と言っていました。
時間延長等の要望は以前から強く、トワイライト学童の開設などを私もこれまで求めてきましたが、数年かけて整備する課題と、現に他市では入所できている水準の子どもたちが入れない、という実態の改善・解消は分けて考え、急いで対応すべきではないのか、と考え、そう申し上げました。

友人を通じて三多摩学童連協に確認したところ、東村山市の近隣市だけでなく三多摩各市を見ても、東村山と同様の扱いをしているところはない、とのこと。

実態と経過が確認できましたので、早急な改善を強く求めていきたいと考えています。


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【2011/08/13 17:23】 | 子ども&子育て
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