無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

東村山市議会「議会基本条例制定を進める特別委員会(石橋光明委員長)」では、10月24日(月)に所沢市議会で特別委員長を務められた桑畠健也議員をお迎えして勉強会を開き、次回は12月13日(火)13時半から。
東村山市議会としては何を大事に進めるのか、どんな内容を盛り込むのかを議論するために、会派ごとに意見を持ち寄ることになっています。

それに伴って、改めて各議会の基本条例やその元になっている理論、経過を読み返し、自分の中で組み立て直したところです。
次回の委員会には考え方も温度差も様々出されてくるだろうと思いますが、議会が住民の意思決定機関としての機能を高める必要性、必然性については論を待たないことでしょう。
互いの違いを尊重しながら、条例策定へのプロセスそれ自体を重視し、見える形で進めていけるよう努力したいと思っています。

そこで、というわけでもありませんが、11月6日(日)に「開かれた議会をめざす会」主催で開かれたフォーラム。東村山市議会からは、島田久仁副議長、石橋光明特別委員長、伊藤真一議員、島崎よう子議員、私の5人が参加しましたが、遅ればせながら当日のツイートを時間を追って整理し、アップしてみます。


開かれた議会をめざす会2011秋シンポ「議会基本条例の基本と成果を探る」間もなく開会。青森で開かれた市議会議長会フォーラムよりよほど充実の顔ぶれ&低廉な参加費なのに、会場には空きが…もったいないな。

シンポスタート。第1部司会は武蔵野市議会の川名ゆうじさん。報告の一人目は伊賀市議会の安本美栄子議長。「市議会が住民から全く見えないことを払拭するために、全国の市議会がスクラムを組もう!といつも考えている」と第一声。


安本議長「白紙の段階から、市民とともに難産の末、基本条例つくった。市民を越えた議会は決してできない」「市民が選択責任を負うためには情報がなければならない」「行政は補完の原則に立ち、都市内分権の推進」「市民の怒りが改革の原点」「あり方検討委を立ち上げ、500人の市民と意見交換」

安本議長「馬鹿な質問をし、馬鹿な答弁をもらいながら、ありがとうございますという馬鹿な議会」「議会報告会には7つの位置付け」「一問一答の導入は条例前からやっていた」「反問権を行使されるレベルの議員になろう」「政策討論会はいつでも開けて、形にしていくための場。課題もある」

安本議長「議員定数・報酬の改正は特別職報酬委ではなく、議会が自ら議論して議員提案で決めていく」20分間でいつもながら見事なプレゼン。カッコイイ。


続いて多摩市議会から安藤邦彦さん「市民からは、報酬高い、人数多い、ばかり。しかしアンケートを実施したら、市民に実態が全く伝わっていなかった」「理論は語り尽くされており、論文より臨床的な処方箋が必要。共同作業の積み重ねで条例つくった。議員の力量アップなしに条例だけ作っても意味ない」

安藤議員「議会改革は議員改革と市民改革。市民にとっての最適な意思決定システムの再構築。多摩市議会として超党派でチラシ配り等の共同作業重ねた。百名規模の報告会から小規模の集まりまで開催している」

安藤議員「多摩市議会基本条例の第1の特徴は議会による事業評価。従来の決算委では、散漫な議論とわかりにくい討論で形式的。市長はリラックスしてた⇒評価の点数化を議員間討論で行い、結果公表、予算への連動を義務化。反映が見えなければ予算審議しない。予算&決算委の財政委への統合を検討中」


続いて、東村山に先日来ていただいた所沢市議会の桑畠健也さん。「基本条例制定の意味は、全権限性の付与と補完性原理に立つ」「議会内人事から逃げていては目的達成できない」「視察に行ったのに何もしないということはないでしょ!と迫った」「新市長登場で多くの議員が野党化したことも大きい」

桑畠さん「事務局任せにせず議員が自分たちでやれば、どんどん進む。所沢は最初から条例案つくってを叩く、で進めた。市民参加と専門家の活用。制定を通じた議会活性化」「自治法96条1項に示す議決事件にとどまらず、書いないことは何でもできる「大事なのは双方向性、議員間討議、健全な緊張関係」


質疑に答えて安本さん。「なぜ一問一答か。わかりやすくするため。一般質問は往復60分、回数制限なし」。

安藤さん「片道35分。回数制限なし。質の高い質問とは、という議論始まっている」。

桑畠さん「往復60分。回数制限ない。一問一答でも一括質問でもできる」


質問回数制限あると逃げられないか?という質問に。安藤さん「逃げられるような質問する方もいけない」。

桑畠さん「押し問答はダメ、と議長がどれだけコントロールできるか」。


どうやって議長に?に対し安本議長。「改革グループは半数とれなかったが、議会基本条例を公約に立候補制で闘って選ばれた。変えるためには議長にならないと、と考えた」。

議長任期は本来は4年のはずだが、伊賀でも1年交替とはどういうことか?なぜ条例に入れなかったのか?と相模原の市民から質問。安本議長「厳しい質問。最低2年は必要と考えるが、一言で言えば議員の資質」。安藤議員「多摩市議会として議論した。2年間で中間評価必要と判断。故に再選もあり得る」


後半のシンポジウムスタート。福嶋浩彦さん「私の発言は政府見解ではないので」に一同笑い。「議会は議論をするところ。30年前の最初の議会で執行部は批判してもいいが議員同士はダメだと言われ、懲罰動議された」「市長就任後の最初の予算審議で、そろそろ謝らなければ予算は通らないと言われた」

福嶋さん「与野党なし、根回しなし、予算修正否決あり、を通した」「審議会等に傍聴者発言制度を作り議会へ波及を期待した」「自治体は単純な二元代表性ではない」「自治体は直接民主制を土台にした間接民主制」「首長、議会、市民の3者が権力行使するのが自治体」「そうでないと市民参画は中途半端」

引き続き福嶋さん「国の機関の長を務めて、自治体が変わらないと決してこの社会は変わらないと確信した」「国が議会改革を義務づけることが大事だという意見は、悲しい現実だという認識が重要」「根回しはしなかったが、情報はどこよりも早く、市民へと同時に出した。すると議会は怒った」


続いて朝日新聞の菅沼栄一郎さん。「自治おたくで社内でも浮いてるが、統一選前の記事にようやく反応あるようになってきた。会津若松市議会では目黒新議長のもと、7回目の市民との意見交換会を開催しているはず」
先進地では内容の見直しに不断に取り組んでいることがわかります。


菅沼さん「起きてる1割の議員ではなく9割の寝てる議員を変えないといけない。力量のある事務局と意思のある議員が2名、そしてタイムリーに報じる記者がいれば変わる」。


安藤議員「アイディア出す人と環境整える人が必要」「温度差や立ち位置違っても、ベクトル一致できればいい」

安藤議員「条例制定後、議会を向いて仕事する職員増えた。市民政策提案の実現進みつつあるが、こちらで条例作りましょうと行政から悪魔の囁き。議会の権能なのできっぱり断った」「市民とのつながり広げるには無作為抽出がいい」「議会の力量高めれば、予算審議権、条例制定権あり、議会主導は可能」


福嶋さん「議会の勉強会こそ市民も参加できることが大事」。安藤さん「会議は全て公開と条例に明記。日本で一番働く議会にしよう、が合言葉」。桑畠さん「事業概要調書を行政に作らせたことは有効」「個別議員の賛否の公開、委員会発の提言。議会報告会は常連以外に広げる工夫重ねている」

桑畠さん「請願者等を参考人として呼び、開会中に意見陳述するように定めた」基本条例が本物か偽物かを見分けるポイントと言われてる点ですね。

桑畠さん「議会報委を広聴広報委に改編し、市民との接点を担う場に。議運は内部改革の場として切り分けた。両方に正副議長が入ることにした」。安本さん「今後の課題は、議員間論議の徹底、政策形成及び立案能力の向上、政策提言サイクルの形成」


質問に答えて菅沼さん「今の報告会、誰もが行きたくなる会ではない。市民が関心持つタイムリーなテーマを議会から提起して開催したら、新聞は頼まれなくても取材に行くだろう」。
確かにそうだよな…。

質問に答えて福嶋さん「議会に参考人呼ぶのが議会側の必要性だけなら、アクセサリー条例だと言ってきた。市民の権利として位置付けるかどうかが重要」

「いかに最大会派を引っ張り込むのか。条例必要だと言いながら市民参加やアンケートは嫌だという会派どうしたらよいのか?」という質問に安本さん「議会内だけではだめ。市民に見えるところで進めること」。

桑畠さん「議員は1歩でも2歩でも変えることが大事。わらしべ長者のように少しずつ確実に」

コーディネーターの小林弘和専修大学教授。「一人が変われば変わっていく。それを信じて頑張ってほしい」。これにて閉会。
スポンサーサイト


追記を閉じる▲
開かれた議会をめざす会2011秋シンポ「議会基本条例の基本と成果を探る」間もなく開会。青森で開かれた市議会議長会フォーラムよりよほど充実の顔ぶれ&低廉な参加費なのに、会場には空きが…もったいないな。

シンポスタート。第1部司会は武蔵野市議会の川名ゆうじさん。報告の一人目は伊賀市議会の安本美栄子議長。「市議会が住民から全く見えないことを払拭するために、全国の市議会がスクラムを組もう!といつも考えている」と第一声。


安本議長「白紙の段階から、市民とともに難産の末、基本条例つくった。市民を越えた議会は決してできない」「市民が選択責任を負うためには情報がなければならない」「行政は補完の原則に立ち、都市内分権の推進」「市民の怒りが改革の原点」「あり方検討委を立ち上げ、500人の市民と意見交換」

安本議長「馬鹿な質問をし、馬鹿な答弁をもらいながら、ありがとうございますという馬鹿な議会」「議会報告会には7つの位置付け」「一問一答の導入は条例前からやっていた」「反問権を行使されるレベルの議員になろう」「政策討論会はいつでも開けて、形にしていくための場。課題もある」

安本議長「議員定数・報酬の改正は特別職報酬委ではなく、議会が自ら議論して議員提案で決めていく」20分間でいつもながら見事なプレゼン。カッコイイ。


続いて多摩市議会から安藤邦彦さん「市民からは、報酬高い、人数多い、ばかり。しかしアンケートを実施したら、市民に実態が全く伝わっていなかった」「理論は語り尽くされており、論文より臨床的な処方箋が必要。共同作業の積み重ねで条例つくった。議員の力量アップなしに条例だけ作っても意味ない」

安藤議員「議会改革は議員改革と市民改革。市民にとっての最適な意思決定システムの再構築。多摩市議会として超党派でチラシ配り等の共同作業重ねた。百名規模の報告会から小規模の集まりまで開催している」

安藤議員「多摩市議会基本条例の第1の特徴は議会による事業評価。従来の決算委では、散漫な議論とわかりにくい討論で形式的。市長はリラックスしてた⇒評価の点数化を議員間討論で行い、結果公表、予算への連動を義務化。反映が見えなければ予算審議しない。予算&決算委の財政委への統合を検討中」


続いて、東村山に先日来ていただいた所沢市議会の桑畠健也さん。「基本条例制定の意味は、全権限性の付与と補完性原理に立つ」「議会内人事から逃げていては目的達成できない」「視察に行ったのに何もしないということはないでしょ!と迫った」「新市長登場で多くの議員が野党化したことも大きい」

桑畠さん「事務局任せにせず議員が自分たちでやれば、どんどん進む。所沢は最初から条例案つくってを叩く、で進めた。市民参加と専門家の活用。制定を通じた議会活性化」「自治法96条1項に示す議決事件にとどまらず、書いないことは何でもできる「大事なのは双方向性、議員間討議、健全な緊張関係」


質疑に答えて安本さん。「なぜ一問一答か。わかりやすくするため。一般質問は往復60分、回数制限なし」。

安藤さん「片道35分。回数制限なし。質の高い質問とは、という議論始まっている」。

桑畠さん「往復60分。回数制限ない。一問一答でも一括質問でもできる」


質問回数制限あると逃げられないか?という質問に。安藤さん「逃げられるような質問する方もいけない」。

桑畠さん「押し問答はダメ、と議長がどれだけコントロールできるか」。


どうやって議長に?に対し安本議長。「改革グループは半数とれなかったが、議会基本条例を公約に立候補制で闘って選ばれた。変えるためには議長にならないと、と考えた」。

議長任期は本来は4年のはずだが、伊賀でも1年交替とはどういうことか?なぜ条例に入れなかったのか?と相模原の市民から質問。安本議長「厳しい質問。最低2年は必要と考えるが、一言で言えば議員の資質」。安藤議員「多摩市議会として議論した。2年間で中間評価必要と判断。故に再選もあり得る」


後半のシンポジウムスタート。福嶋浩彦さん「私の発言は政府見解ではないので」に一同笑い。「議会は議論をするところ。30年前の最初の議会で執行部は批判してもいいが議員同士はダメだと言われ、懲罰動議された」「市長就任後の最初の予算審議で、そろそろ謝らなければ予算は通らないと言われた」

福嶋さん「与野党なし、根回しなし、予算修正否決あり、を通した」「審議会等に傍聴者発言制度を作り議会へ波及を期待した」「自治体は単純な二元代表性ではない」「自治体は直接民主制を土台にした間接民主制」「首長、議会、市民の3者が権力行使するのが自治体」「そうでないと市民参画は中途半端」

引き続き福嶋さん「国の機関の長を務めて、自治体が変わらないと決してこの社会は変わらないと確信した」「国が議会改革を義務づけることが大事だという意見は、悲しい現実だという認識が重要」「根回しはしなかったが、情報はどこよりも早く、市民へと同時に出した。すると議会は怒った」


続いて朝日新聞の菅沼栄一郎さん。「自治おたくで社内でも浮いてるが、統一選前の記事にようやく反応あるようになってきた。会津若松市議会では目黒新議長のもと、7回目の市民との意見交換会を開催しているはず」
先進地では内容の見直しに不断に取り組んでいることがわかります。


菅沼さん「起きてる1割の議員ではなく9割の寝てる議員を変えないといけない。力量のある事務局と意思のある議員が2名、そしてタイムリーに報じる記者がいれば変わる」。


安藤議員「アイディア出す人と環境整える人が必要」「温度差や立ち位置違っても、ベクトル一致できればいい」

安藤議員「条例制定後、議会を向いて仕事する職員増えた。市民政策提案の実現進みつつあるが、こちらで条例作りましょうと行政から悪魔の囁き。議会の権能なのできっぱり断った」「市民とのつながり広げるには無作為抽出がいい」「議会の力量高めれば、予算審議権、条例制定権あり、議会主導は可能」


福嶋さん「議会の勉強会こそ市民も参加できることが大事」。安藤さん「会議は全て公開と条例に明記。日本で一番働く議会にしよう、が合言葉」。桑畠さん「事業概要調書を行政に作らせたことは有効」「個別議員の賛否の公開、委員会発の提言。議会報告会は常連以外に広げる工夫重ねている」

桑畠さん「請願者等を参考人として呼び、開会中に意見陳述するように定めた」基本条例が本物か偽物かを見分けるポイントと言われてる点ですね。

桑畠さん「議会報委を広聴広報委に改編し、市民との接点を担う場に。議運は内部改革の場として切り分けた。両方に正副議長が入ることにした」。安本さん「今後の課題は、議員間論議の徹底、政策形成及び立案能力の向上、政策提言サイクルの形成」


質問に答えて菅沼さん「今の報告会、誰もが行きたくなる会ではない。市民が関心持つタイムリーなテーマを議会から提起して開催したら、新聞は頼まれなくても取材に行くだろう」。
確かにそうだよな…。

質問に答えて福嶋さん「議会に参考人呼ぶのが議会側の必要性だけなら、アクセサリー条例だと言ってきた。市民の権利として位置付けるかどうかが重要」

「いかに最大会派を引っ張り込むのか。条例必要だと言いながら市民参加やアンケートは嫌だという会派どうしたらよいのか?」という質問に安本さん「議会内だけではだめ。市民に見えるところで進めること」。

桑畠さん「議員は1歩でも2歩でも変えることが大事。わらしべ長者のように少しずつ確実に」

コーディネーターの小林弘和専修大学教授。「一人が変われば変わっていく。それを信じて頑張ってほしい」。これにて閉会。
スポンサーサイト

【2011/11/25 15:55】 | 変えよう!議会
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。