無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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11月22日のブログでもお知らせしたように、今日の政策総務委員会で「電子ロッカー」の廃止が決まりました。
これです。
ようやく廃止となる電子ロッカー(議案56号関連)

私も委員だった16年9月の政策総務委員会では、清水・野田(自民)木村(公明)各議員が賛成、田中(共産)桑原(ネット)佐藤が反対とし、当時の山川委員長(公明)の採決で可決となりましたが、その後1,000万円近いランニングコストが市の財源から注ぎ込まれる間、止めることはできませんでした。

うまくいっていないことはスタート当初からわかっていましたし、予算・決算委員会等でも再三質してきましたので、ようやく、というか、今さら、という感があります。

この期に及んで居丈高に責任を追及する気にもなりませんが、今日の委員会で「利用件数の実績は?」なんて導入時に意欲的だった会派の議員が平々淡々と尋ね、「17年度7件、18年度5件、19年度3件、20年度1件、それ以後はありません」と現在の担当課長が答え、それに対して「そんなに使われていなかったのか…」といったリアクションを示す姿を傍聴席で見ていて、議会の議決責任とはなんなのか?とガッカリしたり、自戒の念を覚えたりしていました。

同じく当時は導入を絶賛していた会派の議員の質疑に、経営政策部長が「(導入後費用含め)税金4,000万円近くかけて成果なく廃止する、というのはご指摘通り。率直に反省しお詫びしたい」「住基カードが全然普及しなかった点、シミュレーション不足、庁内調整不足等を謙虚に反省し教訓とする」と答弁したとで、ケリ。

住民基本台帳カードの普及に躍起になっていた国と、IT自治体としての功を焦った東村山市の思惑が一致したことで生まれたシステムは、国全体のカード普及率がわずか4.4%、東村山市でも5.8%という惨状を前に、新規条例可決から7年3か月、稼働から6年8か月で文字通り「お払い箱」が決まりました。

東村山市ではこのシステムに固執したことで、他の自治体ではとっくのとうに導入されている自動交付機などが全然進んでおらず、金銭的には目に見えないかもしれませんが市民の損失はそういう意味でも小さくないと思っています。

市長提案に対して厳しい目でチェックし、必要なことは自前で調査し、そして判断する。
そういう議会へ変えていくことが、こういう事例をなくしていくことにつながる。
改めてそう思います。
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うまくいっていないことはスタート当初からわかっていましたし、予算・決算委員会等でも再三質してきましたので、ようやく、というか、今さら、という感があります。

この期に及んで居丈高に責任を追及する気にもなりませんが、今日の委員会で「利用件数の実績は?」なんて導入時に意欲的だった会派の議員が平々淡々と尋ね、「17年度7件、18年度5件、19年度3件、20年度1件、それ以後はありません」と現在の担当課長が答え、それに対して「そんなに使われていなかったのか…」といったリアクションを示す姿を傍聴席で見ていて、議会の議決責任とはなんなのか?とガッカリしたり、自戒の念を覚えたりしていました。

同じく当時は導入を絶賛していた会派の議員の質疑に、経営政策部長が「(導入後費用含め)税金4,000万円近くかけて成果なく廃止する、というのはご指摘通り。率直に反省しお詫びしたい」「住基カードが全然普及しなかった点、シミュレーション不足、庁内調整不足等を謙虚に反省し教訓とする」と答弁したとで、ケリ。

住民基本台帳カードの普及に躍起になっていた国と、IT自治体としての功を焦った東村山市の思惑が一致したことで生まれたシステムは、国全体のカード普及率がわずか4.4%、東村山市でも5.8%という惨状を前に、新規条例可決から7年3か月、稼働から6年8か月で文字通り「お払い箱」が決まりました。

東村山市ではこのシステムに固執したことで、他の自治体ではとっくのとうに導入されている自動交付機などが全然進んでおらず、金銭的には目に見えないかもしれませんが市民の損失はそういう意味でも小さくないと思っています。

市長提案に対して厳しい目でチェックし、必要なことは自前で調査し、そして判断する。
そういう議会へ変えていくことが、こういう事例をなくしていくことにつながる。
改めてそう思います。
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【2011/12/08 19:16】 | どうなる?市の財政
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・・・・・!(^^)!
岩永ひさか
「率直に反省しお詫びしたい」
っていう答弁に嘘がないことを祈りますね。他にも見えていない無駄ってあるような気がしています。
でも、反省とお詫びの答弁ができるって行政職員の飛躍的な成長ぶりな気がします。「絶対に間違ったことはしない!」という頑なな態度から脱皮できるってある意味素敵なことかも?!

Re: ・・・・・!(^^)!
佐藤まさたか
岩永ひさかさま 
お忙しい中、訪問&コメントありがとうございます。

>「絶対に間違ったことはしない!」という頑なな態度から脱皮できるってある意味素敵なことかも?!

そうですね。そう思います。
今回はたまたま当時推進した課長が答弁できる立場の部長となっていたために、質疑に答えて反省の弁を述べたという状況です。率直に謝罪したことは前向きに受け止めているつもりです。

当時の審議の中で「国の補助金10割=一般財源からの持ち出しなし」を必要以上に持ち上げた会派もあり、議会側の責任も大いにあったわけですし。

また、新たなことにトライすることを何でも抑制するのもどうかと思いますが、うちの場合は他に例のないことをやった時に限って鳴かず飛ばずが多く、部長が述べていたように「事前の検証、シミュレーションの不足」という面、あると思います。

多忙を極める年の瀬。どうぞご自愛をば。



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・・・・・!(^^)!
「率直に反省しお詫びしたい」
っていう答弁に嘘がないことを祈りますね。他にも見えていない無駄ってあるような気がしています。
でも、反省とお詫びの答弁ができるって行政職員の飛躍的な成長ぶりな気がします。「絶対に間違ったことはしない!」という頑なな態度から脱皮できるってある意味素敵なことかも?!
2011/12/11(Sun) 08:30 | URL  | 岩永ひさか #-[ 編集]
Re: ・・・・・!(^^)!
岩永ひさかさま 
お忙しい中、訪問&コメントありがとうございます。

>「絶対に間違ったことはしない!」という頑なな態度から脱皮できるってある意味素敵なことかも?!

そうですね。そう思います。
今回はたまたま当時推進した課長が答弁できる立場の部長となっていたために、質疑に答えて反省の弁を述べたという状況です。率直に謝罪したことは前向きに受け止めているつもりです。

当時の審議の中で「国の補助金10割=一般財源からの持ち出しなし」を必要以上に持ち上げた会派もあり、議会側の責任も大いにあったわけですし。

また、新たなことにトライすることを何でも抑制するのもどうかと思いますが、うちの場合は他に例のないことをやった時に限って鳴かず飛ばずが多く、部長が述べていたように「事前の検証、シミュレーションの不足」という面、あると思います。

多忙を極める年の瀬。どうぞご自愛をば。

2011/12/15(Thu) 16:18 | URL  | 佐藤まさたか #-[ 編集]
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