無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
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先日お伝えした西口の深夜工事。
次回がわかったらすぐに教えてほしい、と市の再開発担当に伝えてありましたが、昨日(19日)朝、「今夜2回目があります」と電話があり、市役所での別の会議(児童育成計画推進部会※この件も後日アップします)の傍聴を終えた足で21時半頃に現場へ向かいました。

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そのときは線路側の現場に、3・4名の作業員の姿が見えました。


そして23時半。再び現場へ。すると10名近くが左官用のコテを手に、コンクリをならす作業(左官押さえ)を行っています。大きな音は出ていませんが、一緒に出向いてくださった地元の方は「この前はこんなもんじゃなかったんですよ。今日は静かにやれと言われているのかな?」と。
煌々と灯りがともされる中、コテでならす音と、ポリッシャーのような機械が1台動く音が聞こえます。
s-CIMG3481.jpg

s-CIMG3478.jpg


午前1時。三たび行ってみました。
今度は2人の方が話しながら別の作業を進めていました。
s-CIMG3487.jpg


この作業を1階積みあがる毎に続けて26階まで造る、と市の課長は言っていました。
次第に高さを増し、灯りも高いところでともり、音も拡散していくでしょう。

「夏になったら窓を開けてやすんでいるだよ。ふるい地域で近所づきあいを大切にしてきた間柄だから、夜遅い時間に窓から灯りが漏れたりしないようにとか、風呂だって音を立てないように静かに入れと息子達にも言って聞かせて育ててきたんだよ。…」
「工事をやるなとはもう言わない。けれど、せめて常識の範囲ってものがあるでしょ。気をつかってくれよ、ということなんだよ」
地元の方はそう言いながら、現場を見つめておられました。

この前から私の中では素朴な疑問がずっと続いていました。

超高層だろうがなんだろうが、緊急でもないのに夜中の2時、3時まで工事をしている現場なんて、見たことがあるでしょうか?湾岸地域や工業地域のようなところならあるのかもしれませんが…。

でも、現場近くに住むある職人さんに話が聞け、そのナゾが解けました。

今回のビルはかなり昔の発想と技法で建てられています。
鉄筋をまるで接木のようにワンフロアごとに継いでいき、木製の型枠をはめ、コンクリを流し込み、1階ずつ形を出していくという工法のようなのです。

以前調べて書いたことがありますが、今回、単独で元請となっている東亜建設工業は、もともと港湾工事の専門。浚渫やトンネル、堤防、海堡等ではトップカンパニーです。
しかし、100m規模の超高層建築はJVでの経験はあるものの、単独施工としては大崎駅前の20階建ての経験1件しかありません。
当初から指摘されていたことは、東亜建設工業は在来工法でしか施工できないから、それ用の設計になっている、ということでした。
もちろん、現在の設計が固まった頃には、「どこの会社が施工を請け負うのかは全く決まっていない」と市は繰り返し答弁していました。
「東亜と決まっているから、こういう設計なのではないか?」と問うても、否定をし続けていました。
そして、参加資格を不自然に引き下げた上、入札を実施、 「シナリオ通り」東亜が受注をしました。

2年半前の議事録にはこうあります。(17年3月3日の市議会議事録より)

佐藤)
④、柱が林立するような設計は、私も建築会社の関係の仲間がいますので、見せましたけれども、「これは、いつの設計図だ?」という話でした。「いや、これがこれから建てるビルとは思えない」というのが、私が少なくとも聞いた共通の見解です。
そして超高層の設計を手がけたことがないところ(セントラルコンサルタント)がやったという話は、最近になって聞きました。実施設計で見直すものだと私は思っていましたけれども、現実的にはほとんど設計は見直されていない…(中略)なぜあの設計が残っているのか。なぜ見直しがされなかったのか伺います。

都市整備部長)
④ですが、超高層建築物は、荷重計算では下層階ほど大きな荷重を受けることになり、これを支えるために、荷重計算上、必要な太さの柱が一定の間隔で必要となります。実施設計において、下層階の店舗や公益施設の整合性に留意し、見直した経過は─柱の位置ですけれども、経過はございます。
それから、なぜ古い設計なのかということの意味が、ちょっと、よくわかりませんが、RC造で剛性が高く、耐震性・耐火性があり、厳正な構造解析が求められるわけでございますから、RC造で超高層を建設することは、むしろ新しい設計ではないかと考えております。


※12月議会が終わりました。詳細は資料を役所においてきてしまったので、明日以降改めてアップしますが、人事だけ報告です。

副市長には、現・東京都総務局統計局長の金子優さん。
教育長には、現・東村山市立第七中学校校長の森純さんが決まりました。

副市長人事には、共産が賛否自体を棄権、草の根が反対、あとの会派は私も含めて賛成としました。(このあたりも詳しくは明日)
教育長については、草の根以外は賛成。

いずれも今までは、東村山市の幹部職を歴任した生え抜きでしたが、今回の人事はいずれも外部からの登用です。



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そして23時半。再び現場へ。すると10名近くが左官用のコテを手に、コンクリをならす作業(左官押さえ)を行っています。大きな音は出ていませんが、一緒に出向いてくださった地元の方は「この前はこんなもんじゃなかったんですよ。今日は静かにやれと言われているのかな?」と。
煌々と灯りがともされる中、コテでならす音と、ポリッシャーのような機械が1台動く音が聞こえます。
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午前1時。三たび行ってみました。
今度は2人の方が話しながら別の作業を進めていました。
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この作業を1階積みあがる毎に続けて26階まで造る、と市の課長は言っていました。
次第に高さを増し、灯りも高いところでともり、音も拡散していくでしょう。

「夏になったら窓を開けてやすんでいるだよ。ふるい地域で近所づきあいを大切にしてきた間柄だから、夜遅い時間に窓から灯りが漏れたりしないようにとか、風呂だって音を立てないように静かに入れと息子達にも言って聞かせて育ててきたんだよ。…」
「工事をやるなとはもう言わない。けれど、せめて常識の範囲ってものがあるでしょ。気をつかってくれよ、ということなんだよ」
地元の方はそう言いながら、現場を見つめておられました。

この前から私の中では素朴な疑問がずっと続いていました。

超高層だろうがなんだろうが、緊急でもないのに夜中の2時、3時まで工事をしている現場なんて、見たことがあるでしょうか?湾岸地域や工業地域のようなところならあるのかもしれませんが…。

でも、現場近くに住むある職人さんに話が聞け、そのナゾが解けました。

今回のビルはかなり昔の発想と技法で建てられています。
鉄筋をまるで接木のようにワンフロアごとに継いでいき、木製の型枠をはめ、コンクリを流し込み、1階ずつ形を出していくという工法のようなのです。

以前調べて書いたことがありますが、今回、単独で元請となっている東亜建設工業は、もともと港湾工事の専門。浚渫やトンネル、堤防、海堡等ではトップカンパニーです。
しかし、100m規模の超高層建築はJVでの経験はあるものの、単独施工としては大崎駅前の20階建ての経験1件しかありません。
当初から指摘されていたことは、東亜建設工業は在来工法でしか施工できないから、それ用の設計になっている、ということでした。
もちろん、現在の設計が固まった頃には、「どこの会社が施工を請け負うのかは全く決まっていない」と市は繰り返し答弁していました。
「東亜と決まっているから、こういう設計なのではないか?」と問うても、否定をし続けていました。
そして、参加資格を不自然に引き下げた上、入札を実施、 「シナリオ通り」東亜が受注をしました。

2年半前の議事録にはこうあります。(17年3月3日の市議会議事録より)

佐藤)
④、柱が林立するような設計は、私も建築会社の関係の仲間がいますので、見せましたけれども、「これは、いつの設計図だ?」という話でした。「いや、これがこれから建てるビルとは思えない」というのが、私が少なくとも聞いた共通の見解です。
そして超高層の設計を手がけたことがないところ(セントラルコンサルタント)がやったという話は、最近になって聞きました。実施設計で見直すものだと私は思っていましたけれども、現実的にはほとんど設計は見直されていない…(中略)なぜあの設計が残っているのか。なぜ見直しがされなかったのか伺います。

都市整備部長)
④ですが、超高層建築物は、荷重計算では下層階ほど大きな荷重を受けることになり、これを支えるために、荷重計算上、必要な太さの柱が一定の間隔で必要となります。実施設計において、下層階の店舗や公益施設の整合性に留意し、見直した経過は─柱の位置ですけれども、経過はございます。
それから、なぜ古い設計なのかということの意味が、ちょっと、よくわかりませんが、RC造で剛性が高く、耐震性・耐火性があり、厳正な構造解析が求められるわけでございますから、RC造で超高層を建設することは、むしろ新しい設計ではないかと考えております。


※12月議会が終わりました。詳細は資料を役所においてきてしまったので、明日以降改めてアップしますが、人事だけ報告です。

副市長には、現・東京都総務局統計局長の金子優さん。
教育長には、現・東村山市立第七中学校校長の森純さんが決まりました。

副市長人事には、共産が賛否自体を棄権、草の根が反対、あとの会派は私も含めて賛成としました。(このあたりも詳しくは明日)
教育長については、草の根以外は賛成。

いずれも今までは、東村山市の幹部職を歴任した生え抜きでしたが、今回の人事はいずれも外部からの登用です。



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【2007/12/20 23:14】 | まちづくり・都市計画・防災
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