無所属の東村山市議会議員・佐藤まさたかです。市議としての活動、考え、こぼれ話、余談、雑感…。実感ある発信を続けていきたいと思っています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

午前中は当初議案4本と請願1本についての委員長報告と、それに対する質疑&討論(会派としての意見表明)、そして全員による賛否。
午後は、懸案だった副市長人事と、任期満了で退任する教育長の後任人事が市長から提案され、質疑&討論、そして賛否。その後、議員提出議案として意見書2本が審査されました。

まずは当初議案委員長報告から。

①職員給与条例の一部改正(政策総務委)
 ※東京都人事委員会の勧告に沿った一部改正

②保育料徴収条例の一部改正(政策総務委)
 ※保育料引き上げではなく、区分の見直しと多子減免(第二子以降の減免ルール)の拡大が主。負担増になる世帯はありません。

③廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部改正
 ※持ち込みゴミやし尿の処分料金を近隣市並みに引き上げることや、紙おむつに限って半透明の袋などで無料で出せるようにルール改正。

④路上喫煙防止条例新設
 ※指定地域内では路上での喫煙自体が禁止され、違反すると2,000円の科料を科すことに。とはいっても、実際に徴収するかどうかは3年間様子を見るそうで、啓発が主目的の条例。当初の禁止区域は秋津駅から新秋津駅間を予定。

②と④については質疑を用意していましたが、委員長の報告で理解できたのでパスし、4本とも賛成の意思を示しました。

請願第20号「平成20年度保育関係予算に関する請願」の報告には発言の予定はしていませんでしたが、草の根・矢野穂積議員の執拗な質疑に疑問と憤りを感じ、急きょ請願採択に「賛成」の討論を行いました。
このことについては別に記事を立てます。

次に追加議案として上程された人事案件2件。

議案第80号「副市長の選任について同意を求める件」では、既報の通り、これまでのような内部昇格ではなく、東京都から現役の部長を招へいするという提案でした。
前任の澤田氏退任から半年。選任に時間がかかっていたのは、新市長が何とか「外から」呼ぼうと考えているからではないか、と思っていましたが、結果としてそうだったようです。
人事案件は、議場に入るまでどんな人物なのかの情報が一切与えられないので判断が大変難しいのが現状です。今回、このことを理由に共産党の皆さんは賛否を棄権しましたが、それも理解できるところでした。
しかし私としては、自分自身が(今回は誰もが)会ったことがない新たな人物の選任については、法の定めによって市長に選任権がある以上、市長の意向・意思を質し、それに納得いけば賛成しようと決めて臨みました。

私は少数会派なので質疑順番は最後のため、まずは他の会派の質疑と市長答弁に集中しました。

Q.地方自治法が改正になり、助役から副市長に変わり、責任と権限も新たになったが。副市長に委任できる範囲も拡大したが、どう考えているか?
A.167条で権限については規定されているが、現在のところ特段の委任は考えていない。当面は補佐的にあたってもらいながら、詳細は協議していきたい。
庁内分権が課題だと考えており、部長、課長、係長…と責任と権限をもって進めてもらえるようにしていきたい。

Q.相当期間にわたって空席だった理由は?内部登用は考えなかったのか?
A.結果としてそうなった。庁内にも優秀な幹部職員がいるが、様々勘案して多少考えるのに時間がかかった。
当初は庁内からと発想したが、財政健全化法の成立や当初予想していたよりも厳しい財政の状況を前に、立ち向かっていかなければならないと考え、この局面においては部外から持ってくる方がむしろ進めやすいのではないかと考えた。

Q.金子氏に特に期待することは?
A.様々な経験の中で培ったノウハウを生かしてもらえると思う。品川区への出向経験、都立大学改革(首都大学東京への衣替え)、300床の都立神経病院事務局長等、現場での事務局長的仕事を多く担って来られた。港湾局では営業部長として1,000億円の都資産の処分を手掛け、営業的感覚も備えている方だと思っており、頑張っていただきたい。

Q.今議会の所信表明でも全く触れられていなかったし、今朝発表があって審議しろというのは無理がある。経歴読んだだけでは判断できない。提案のあり方をどう考えているのか?
A.確かに、事前に、ということも必要かとも考えたが、人事は微妙なことを含んでいるので、慣例に従っておこなった。

Q.いつ決断したのか?
A.正確ではないが、12月に入ってから「金子さんで」とした。二度お会いしたが、キャリアのある方だが、温厚、実直で朗らかな人柄であり、上から物を言うのではなく、職員の一人として苦楽を共にしてくれるのではないかと思った。

Q.東村山市のことをどこまで知っているのか?市長との関係は?推薦者は誰か?
A。相当勉強されていると思うが、確かにペーパーベースの範囲。これから相当努力してもらわないといけない。
直接の関係はない。都からお願いするのがベターと考え、まず都の行政部へ相談した。

Q.見ようにとっては天下りではないのか?
A.一面から見ればそうかもしれないが、果たして天下り先としていい場所なのかどうか…。そういう意識は全くなく、本人からはお役に立ちたい、という決意をいただいている。

これらを踏まえ、私は「市長として8か月。庁内、職場、という点で最も大きな課題だと考えていることは何か?」と質しました。
市長)人材育成だ。10年以内に現在の課長職以上はほとんど定年を迎え、それに続く管理職の育成が急務。世代交代をうまく進めないととんでもないことになると思っている。現在、40代の課長は3人のみで、極めて短期間に管理職層を育てなければならない。
当市において最大の財産は人であり、大きなポイントになる。今の能力、スキルを中抜けせずにうまく伝えていかなければならないという危機感を持っている。

賛否については、賛成が自民・自治、公明、民主・ネット、地元のチカラ、私。
反対は草の根、共産は棄権でした。

私の賛成討論は以下の通りです。
「最も重要な人事案件が同時に2件提案されたが、議場に入って初めてどなたかということがわかる、わずかこれだけの資料で即座に判断を求めるという扱いについては、慣例という答弁もあったが今後ぜひよく考えていただきたい。
その上で、市長が半年にわたって選任をしてこなかったことには、先延ばししてでもこだわりたかったことがあるだろうと考えていた。
市民と正面から向き合い、時代の要請に応えようと懸命に頑張っている職員がしっかり評価され、胸を張って業務にあたれる市役所に変えていただきたい。
誰もが初めて迎える方なので、現段階では未知数であることはやむを得ない。
金子氏が都職員として進めてきた改革の方向やその評価については私自身のそれとは異なる点もあると感じるが、市長の意向、意欲を尊重して賛成としたい。」


最後に議案第81号「教育委員会委員の選任について同意を求める件」では、2期8年の任期を満了する小町教育長の後任を、現在の第7中学校校長・森純氏としたい、というものでした。
おもな質疑は次の通りです。

Q.小町氏なぜ退任?
A.本人の強い意志。当初から8年間でと考え全力でやってきたので、とのことだった。

Q.庁内登用は考えなかったか?森氏に期待することは?
A.現場の必要性をよく知っている人を、と思った。森氏は身障学級でスタートを切っておられることもあり、特別支援教育の展開、地域に合った公立学校のあり方をつくり上げてきた今までの路線を継承し、発展させていただきたい。

私は「教育行政の独自性、中立性についての市長の見解」と「市長が掲げる学力No.1には状況の厳しい子どもへのサポート充実こそが不可欠だと考えるが、どう進めるのか」について問いました。
市長)十分わきまえているつもりであり、教育委員会に対して干渉することなどはない。学力については、生活習慣をどう身につけさせるかが、確かな学力への鍵になると考え、これまでも全体を引き上げる努力を重ねてきた。市としては小町教育長が進めてきた全校への教員加配を続け、必要な子には個別指導ができる取り組みを今後も進めていきたい。

賛否については、草の根が君が代・日の丸を認める人物の選任は認められない、と反対。他の会派はすべて賛成としました。

全日程の最後に、議員提出議案として「都立清瀬小児病院の存続を求める意見書」「(仮称)ハンセン病問題基本法の早期制定を求める意見書」が、いつも通り草の根がなぜか退席する中、全会一致で採択となりました。

スポンサーサイト


追記を閉じる▲
①職員給与条例の一部改正(政策総務委)
 ※東京都人事委員会の勧告に沿った一部改正

②保育料徴収条例の一部改正(政策総務委)
 ※保育料引き上げではなく、区分の見直しと多子減免(第二子以降の減免ルール)の拡大が主。負担増になる世帯はありません。

③廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部改正
 ※持ち込みゴミやし尿の処分料金を近隣市並みに引き上げることや、紙おむつに限って半透明の袋などで無料で出せるようにルール改正。

④路上喫煙防止条例新設
 ※指定地域内では路上での喫煙自体が禁止され、違反すると2,000円の科料を科すことに。とはいっても、実際に徴収するかどうかは3年間様子を見るそうで、啓発が主目的の条例。当初の禁止区域は秋津駅から新秋津駅間を予定。

②と④については質疑を用意していましたが、委員長の報告で理解できたのでパスし、4本とも賛成の意思を示しました。

請願第20号「平成20年度保育関係予算に関する請願」の報告には発言の予定はしていませんでしたが、草の根・矢野穂積議員の執拗な質疑に疑問と憤りを感じ、急きょ請願採択に「賛成」の討論を行いました。
このことについては別に記事を立てます。

次に追加議案として上程された人事案件2件。

議案第80号「副市長の選任について同意を求める件」では、既報の通り、これまでのような内部昇格ではなく、東京都から現役の部長を招へいするという提案でした。
前任の澤田氏退任から半年。選任に時間がかかっていたのは、新市長が何とか「外から」呼ぼうと考えているからではないか、と思っていましたが、結果としてそうだったようです。
人事案件は、議場に入るまでどんな人物なのかの情報が一切与えられないので判断が大変難しいのが現状です。今回、このことを理由に共産党の皆さんは賛否を棄権しましたが、それも理解できるところでした。
しかし私としては、自分自身が(今回は誰もが)会ったことがない新たな人物の選任については、法の定めによって市長に選任権がある以上、市長の意向・意思を質し、それに納得いけば賛成しようと決めて臨みました。

私は少数会派なので質疑順番は最後のため、まずは他の会派の質疑と市長答弁に集中しました。

Q.地方自治法が改正になり、助役から副市長に変わり、責任と権限も新たになったが。副市長に委任できる範囲も拡大したが、どう考えているか?
A.167条で権限については規定されているが、現在のところ特段の委任は考えていない。当面は補佐的にあたってもらいながら、詳細は協議していきたい。
庁内分権が課題だと考えており、部長、課長、係長…と責任と権限をもって進めてもらえるようにしていきたい。

Q.相当期間にわたって空席だった理由は?内部登用は考えなかったのか?
A.結果としてそうなった。庁内にも優秀な幹部職員がいるが、様々勘案して多少考えるのに時間がかかった。
当初は庁内からと発想したが、財政健全化法の成立や当初予想していたよりも厳しい財政の状況を前に、立ち向かっていかなければならないと考え、この局面においては部外から持ってくる方がむしろ進めやすいのではないかと考えた。

Q.金子氏に特に期待することは?
A.様々な経験の中で培ったノウハウを生かしてもらえると思う。品川区への出向経験、都立大学改革(首都大学東京への衣替え)、300床の都立神経病院事務局長等、現場での事務局長的仕事を多く担って来られた。港湾局では営業部長として1,000億円の都資産の処分を手掛け、営業的感覚も備えている方だと思っており、頑張っていただきたい。

Q.今議会の所信表明でも全く触れられていなかったし、今朝発表があって審議しろというのは無理がある。経歴読んだだけでは判断できない。提案のあり方をどう考えているのか?
A.確かに、事前に、ということも必要かとも考えたが、人事は微妙なことを含んでいるので、慣例に従っておこなった。

Q.いつ決断したのか?
A.正確ではないが、12月に入ってから「金子さんで」とした。二度お会いしたが、キャリアのある方だが、温厚、実直で朗らかな人柄であり、上から物を言うのではなく、職員の一人として苦楽を共にしてくれるのではないかと思った。

Q.東村山市のことをどこまで知っているのか?市長との関係は?推薦者は誰か?
A。相当勉強されていると思うが、確かにペーパーベースの範囲。これから相当努力してもらわないといけない。
直接の関係はない。都からお願いするのがベターと考え、まず都の行政部へ相談した。

Q.見ようにとっては天下りではないのか?
A.一面から見ればそうかもしれないが、果たして天下り先としていい場所なのかどうか…。そういう意識は全くなく、本人からはお役に立ちたい、という決意をいただいている。

これらを踏まえ、私は「市長として8か月。庁内、職場、という点で最も大きな課題だと考えていることは何か?」と質しました。
市長)人材育成だ。10年以内に現在の課長職以上はほとんど定年を迎え、それに続く管理職の育成が急務。世代交代をうまく進めないととんでもないことになると思っている。現在、40代の課長は3人のみで、極めて短期間に管理職層を育てなければならない。
当市において最大の財産は人であり、大きなポイントになる。今の能力、スキルを中抜けせずにうまく伝えていかなければならないという危機感を持っている。

賛否については、賛成が自民・自治、公明、民主・ネット、地元のチカラ、私。
反対は草の根、共産は棄権でした。

私の賛成討論は以下の通りです。
「最も重要な人事案件が同時に2件提案されたが、議場に入って初めてどなたかということがわかる、わずかこれだけの資料で即座に判断を求めるという扱いについては、慣例という答弁もあったが今後ぜひよく考えていただきたい。
その上で、市長が半年にわたって選任をしてこなかったことには、先延ばししてでもこだわりたかったことがあるだろうと考えていた。
市民と正面から向き合い、時代の要請に応えようと懸命に頑張っている職員がしっかり評価され、胸を張って業務にあたれる市役所に変えていただきたい。
誰もが初めて迎える方なので、現段階では未知数であることはやむを得ない。
金子氏が都職員として進めてきた改革の方向やその評価については私自身のそれとは異なる点もあると感じるが、市長の意向、意欲を尊重して賛成としたい。」


最後に議案第81号「教育委員会委員の選任について同意を求める件」では、2期8年の任期を満了する小町教育長の後任を、現在の第7中学校校長・森純氏としたい、というものでした。
おもな質疑は次の通りです。

Q.小町氏なぜ退任?
A.本人の強い意志。当初から8年間でと考え全力でやってきたので、とのことだった。

Q.庁内登用は考えなかったか?森氏に期待することは?
A.現場の必要性をよく知っている人を、と思った。森氏は身障学級でスタートを切っておられることもあり、特別支援教育の展開、地域に合った公立学校のあり方をつくり上げてきた今までの路線を継承し、発展させていただきたい。

私は「教育行政の独自性、中立性についての市長の見解」と「市長が掲げる学力No.1には状況の厳しい子どもへのサポート充実こそが不可欠だと考えるが、どう進めるのか」について問いました。
市長)十分わきまえているつもりであり、教育委員会に対して干渉することなどはない。学力については、生活習慣をどう身につけさせるかが、確かな学力への鍵になると考え、これまでも全体を引き上げる努力を重ねてきた。市としては小町教育長が進めてきた全校への教員加配を続け、必要な子には個別指導ができる取り組みを今後も進めていきたい。

賛否については、草の根が君が代・日の丸を認める人物の選任は認められない、と反対。他の会派はすべて賛成としました。

全日程の最後に、議員提出議案として「都立清瀬小児病院の存続を求める意見書」「(仮称)ハンセン病問題基本法の早期制定を求める意見書」が、いつも通り草の根がなぜか退席する中、全会一致で採択となりました。

スポンサーサイト

【2007/12/22 23:59】 | 議会報告
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。